ちゅ、ちゅ、と繰り返し濃厚なキ
スでもしているかのように湿りを帯びた音が地下牢の中に響く。その音源は少女の柔らかな舌から発せられたものであり、している行為はキスなどではなく友達
の秘所をひたすら愛撫するという淫靡なものだった。現に、少女の目前には友達の股間……大きく開け広げられた秘所が剥き出しのまま外気に晒されていた。
そんなレズのような行為を強要されている少女はかすみだった。瞳に光りはなく、眼差しは虚ろ。つい先日処女を奪われたばかりのかすみは全裸にさせられた
まま放置され、こういう機会がある度に無理やり起こされては酷い行為を強要されていた。今は丁度四つん這いという恥辱極まる格好をさせられて、友達をいた
ぶる道具にされていた。古手川という名の醜悪な老人によって散々平手打ちされた尻は赤く腫れ上がっていて、凌辱の激しさを物語る。
「あ、ぁぁ。や、めてくださ、い。あふっ」
友達……それはかすみと同じく全裸にさせられた少女、愛だった。愛も他の少女と同じように処女を奪われたばかりの秘所を隠すこともできずにいて、痛々し
く晴れ上がった割れ目を無抵抗にいじくられるだけだった。哀しいかな、傍から見ればあまりにもはしたなく両足を開ききっているようにしか見えない。
愛は盲目故に修学旅行に参加せず、難を逃れたはずだった。しかし、バスジャック事件の首謀者である紳一に目をつけられ、誘拐された。愛の誘拐は世間を更
に騒がしたが、陵辱され続ける少女達にはそんなこと関係なかった。誘拐後の顛末は監禁されたクラスメイト達と全く同じだった。紳一によって無理やり処女を
奪われた後、古手川に気に入られ、紳一お気に入りの娘達以上に酷い扱いを受けさせられていた。
「あ、あ、あ」
かすみは抵抗することもなく泣きわめくこともなく、ただ淡々と舌での愛撫を続ける。逃げだそうものなら問答無用で犯されるか痛い目に遭うか、想像すらし
たくないような状況に陥るだろうから。
ふと、愛の目が見開かれる。秘所以外にも舌を這わせる感触を感じたから。
「あっ! や、め、て……。あっ。み、んな。だ、めぇ……」
「ふぉっふぉ。もっと気持ち良くさせてやるんじゃよ」
愛の股間に舌を這わせるのはかすみ。背後から愛の両胸を揉み回し始めたのは詩織。愛の細い手や腕をしゃぶり、なめ始めたのはみお。そして、愛のお腹やお
へそに触れたり舌を這わせ始めたのは舞。誰もが皆泣いていた。誰もこんな行為を望んだりはしていないのだから。自分の行いが大切なお友達を恥辱の渦に巻き
込んで行くけれど、どうしようもない。罪悪感にさいなまれつつも、どうしようもなかった。
「あっあっああっ!」
愛が全身をひくつかせる。絶頂の時が近い。かすみによってクリトリスをこね回されながら割れ目の中を舌で愛撫させられ、詩織によって乳房を優しく揉ま
れ、細い指先で乳首を転がされながら首筋に舌をはわされ、みおと舞によって全身をくまなく愛撫させられ続ける。
「だ……めです。あ、あ、ああっ! いやああっ! あ、あ、あああああーーーーっ!」
びく、びく、と大きく震えて愛は達した。空洞のような目からは涙が溢れ、同時にぴゅ、ぴゅ、と失禁でもしたかのように秘所から潮が噴出された。かすみは
避けることもできずにその全てをまともに顔で受け止めてしまった。
「ふほほほ。お友達になめなめさせられてイク気分はどうじゃな?」
少女達は一様に無言だった。誰もが力尽き、冷たい床に横たわっていた。しかし、休む暇は与えられなかった。
「さて、次は何をしようかのう」
古手川の口からさりげない一言が漏れる。これだけでは終わらないと云う事実。あまりの過酷な時間に、少女達はすすり泣き、呻く。
「う、うぅぅ」
愛の股間に顔を埋めたままうつ伏せに倒れ、身動き一つ取れないかすみ。涙と汗と唾液に加え、愛の潮で顔をくしゃくしゃにしていた。
「も……う、やめ……て」
粗い息をつき、呆然としている愛。古手川はそんな少女達を更に追い込んで行く。
「そうじゃのう」
そして……。数秒の後、古手川は仁王立ちしていた。
「う、うぅぅぅ」
「ふ……む、ん……」
「あふ、あぅ、あふぅ」
「はぁ、はぁ」
「うぅ。ぐす……」
愛、かすみ、詩織、舞、みお。古手川は五人の少女をはべらすようにひざまずかせ、大きくそそり立った肉棒と玉をなめさせていた。一人づつ等ではなく、五
人まとめて。 肉棒の先端を舐めているのは愛。古手川から見て左にかすみ、詩織。手前で玉をなめているのは左からみお、右に舞。
「ほっほ。夢見心地じゃわい。気持ちいいのう。若い娘はええのう。ほれ、ほれ、もっと舌を動かすんじゃよ」
五人の表情はそれぞれ一様に沈み、幾筋もの涙を流している。何度も酷い目に合わされて汚されながら、未だに自我は壊れていない。ただひたすら舌を出し、
動かし続けるだけ。全てを支配され、征服されてしまった悔しさと嫌悪感に耐え切れず、心がきしんでいく。もはや逃げることなどできはしない。ただ全裸のま
ま首輪で繋がれ、男のいいなりにさせられるだけ。惨めだった。
「この後で入れてやるからのう。お○んこにもおしりにも。ふぉっふぉっふぉ」
古手川はまだまだ続ける気だ。どこまでも無尽蔵な異常性欲者だ。
「いやあああああっ!」
突如悲鳴が上がり、五人の少女達はビクッと体を震わせる。だが、それは古手川の側から発せられたものではない。
「向こうでも始めたようじゃのう」
五人の少女達は振り返ることすらできず、目を伏せる。
僅か数メートル先。大男木戸が小柄な少女ひかりの体を完全に持ち上げ、宙に浮かせた状態で犯し始めた。俗に云う、駅弁スタイルで。ひかりは以前、古手川
と直人により二つの穴を一度に犯された。その時木戸はたまたま不在だった。ひかりの初めてを奪えなかった鬱憤を今改めて晴らそうとしているのだ。
「いくぞぉ。前も後ろも徹底的に可愛がってやる」
「あがああああああっ! ひいいっ! 痛ああああいっ!」
ひかりの絶叫が響く。初めての時以上の激痛。木戸のものは小柄な少女には大きすぎるのだから、拷問のような行為以外の何者でもなかった。長い二房の髪が
激しく揺れる。あんな風にはさせられたくないと、ひかりには申し訳ないけれど五人の少女は思った。だから死ぬほど嫌な行為であってもただ受け入れるしかな
いのだ。
そして更にもう一人の少女がうめき声を上げ始めた。
「ひいぃぃぃぃっ! いやぁぁぁぁっ!」
牢の片隅で四つん這いにさせられた少女、莉菜。相手は直人。突き出されたお尻を撫で回した後、秘所とアヌスに指を突っこみ愛撫を始めたのだ。
「フフフ。嫌とかいいながらぐしょぐしょになっていくぞ。感じているんだな」
「ち、が! あああああっ!」
人差し指、中指。……二本、三本と指で二つの穴をほじくりいじり回す。莉菜はただ絶叫を上げ続けるだけ。痛みでもあり、そんなところを触れられてる嫌悪
感でもある。
「あっちも楽しそうじゃのう」
少女達の地獄は古手川にとっての天国だった。あちらこちらでこんな光景ばかり。諦めてしまった少女も事が及ぶに至って覚醒し、絶叫を上げるが段々と小さ
く弱々しくなりつつあった。
「さて、そろそろいこうかのう」
何の前触れもなかった。突如古手川は射精した。びゅ、びゅ、と二度、三度立て続けに大量の精液が少女達の顔にぶちまけられる。とっさのことに誰も逃れる
ことはできなかった。逃れられたとしても、顔で受け止めなければ何をされていたことか。結局は同じ事だ。
「いやあっ!」
「やあああっ!」
古手川は射精直後に五人の顔を引き寄せ、なすり付け合わせた。精液が糸を引き、少女達の可愛らしい顔を徹底的に汚していく。更に。
「きれいにしてやろう」
射精が収まった直後、古手川は少女達の顔を目がけて小便を始めた。少女たちはあっと言う間に顔はおろか体もびしょびしょにさせられてしまう。少女達は
とっさに顔を背けようとしたが、古手川は五本の鎖を短く掴んでいた。その力は老人とは思えぬくらいに強く、固かった。
「げふっ! うぐぅぅぅっ!」
むせ返る愛。
「うげぇぇぇっ! ごほっ! も、もっもうやだ! もうやだぁっ! もうやああああっ!」
嫌々と頭を振る詩織。
「こんなのっ。こんなの……あ、あんまりだよぉっ!」
理不尽さのあまり、叫ぶかすみ。
「許してぇっ。た、すけて。もうしないで、やめて」
混乱し、許しを乞いつつ助けを呼ぶ舞。
「うああああんっ! ママッママァッ! ママぁっ! ママぁぁぁっ! うええええんっ!」
泣きじゃくり母の名を叫ぶみお。
「さて、誰に入れてやろうかのう…迷うのう」
古手川の血走った目が少女達に向けられる。少女達の私だけは選ばないでと、恐怖に彩られた瞳が見開かれる。
「そぉれ。入れるぞ」
「んぅっ!」
選ばれてしまったのは愛だった。古手川に引っ張られてリボンがほどけ、ウェーブのかかった長い髪がはらりと舞う。古手川は愛を四つん這いにさせながら尻
を突き出させ、腰を進めていく。
「ふぉっふぉ。締まるのう」
「いやあああああっ!」
早いか遅いかの差でしかない。きっとすぐに自分も同じ目に遭わされる。少女達の誰もがそう思って疑わなかった。
「お、お、お!」
「い、や、あぁ」
「まだまだ。二回目行くぞ」
「ひぃぃぃぃっ!」
木戸がひかりの中に射精した。そのまま引き抜く間もなく動きを再開する。
「あぁぁーーーっ!」
直人が莉菜のアヌスに挿入した。徹底的に指でいじくられた所に。
乱交の現場となった地下牢の中に少女達の絶叫が響き渡る。