七人の日常(一)・
-芹沢そら編『空-そら-』- 名前:芹沢 そら(せりざわ そら) 誕生日:8月12日 身長・スタイル:138cm ちっちゃい。とにかくちっちゃい。そして軽い 好きな食べ物:バナナクレープ 嫌いな食べ物:セロリ。頑張って苦手克服中 好みの男性のタイプ:お話が上手な人、楽しい人 趣味:散歩、読書 家族構成:両親と兄が一人、姉が一人。皆に可愛がられてのびのび育ってる。 性格:大人しくて無口だけども決して人付き合いが嫌いなわけではない。積極的に話すよりも、人の話をじっくりと聞くのが好きという、聞き上手な娘。 そらという名の少女が細い路地裏を一歩ずつ歩んでいる。転ばないようにと時折足元を見たりしながら慎重に。ふと、アスファルトのあたりから空を見上げてみると、いつもとまた違った視点があるのかな、等と考えたり想像したりしながら。 (もう少しで、着きそう) そらにとってはいつも通りの塾通い。勉強は決して嫌いなわけではなくて、成績もそれなり以上のものだったから、苦痛ではなかった。なにより、塾には見知った友達が何人もいるし、お話をするのだって結構楽しい。もっとも、そら自身は周りから無口で大人しい娘だと思われていて、表情もそんなに豊かな方ではなかったけれども、お話をするのが嫌いなわけではなかった。おしゃべりな友達が矢継ぎ早に紡ぎ出してくれるお話は、いつ聞いても楽しい。もっと聞かせて欲しいなと、いつも思う。 「……?」 ふと、誰かに肩を叩かれる。なんだろうと思って振り返ってみると、話した事はおろか、会った覚えもない男の人がいた。歳の頃は……そらにはまだよくわからないけれど、世間一般ではきっと、若いとされている年齢じゃないかなと思うのだった。 「あ……」 何の用だろう? ……そらがそう思う間もなく、男は両手でそらの体をしっかりと掴み、電柱と木製の壁の隙間へと押し込んでいた。ここに至ってようやく、そらは自分がいかに危うい状況に追い込まれてしまったのか理解した。 「パンツ、何色?」 「やっ!」 そらの小さな体は男によってすっぽりと覆い被され、逃げる事はおろか動くことすらままならない。それなのに男の手が容赦無く伸びてくる。そらが着ている薄い緑色の、柔らかいスカートの中へと。ねじ込まれてきた太い腕はそらの恥ずかしいところを一瞬で探り当ててしまい、ショーツの上から何度も撫で回し、まさぐる。 「あ、うぅ」 くすぐったくて気持ちが悪い。見知らぬ人によって体を触られる経験など、ありはしないのだから尚更だ。そうかといって圧倒的な力で押さえつけられていて抵抗なんてまるでできず、そらはただ歯を食いしばって耐え続ける。こういうとき、どうすれば良かったのだろう? 確か、大きな声で叫ぶんだよと、先生やお母さんは言っていたけれど、恐くて声なんて出せるわけがない。 「何色? 言わないとぶち破るぞ?」 「ひっ!」 男の手が、そらのショーツの布地を乱暴に握りしめている。その力は恐ろしいくらいに強くて、本気で引っ張られれば簡単に破れてしまうことだろう。そらにはそれがとてつもなく恐く感じ、正直に言うより他なかった。 「ぴ……ピンク」 「柄は?」 「しましま……」 そらにとってお気に入りの柄だったけれど、そんなことを思い出す余裕もないくらいにただひたすら恐い。それも、得体の知れない種類の恐さで、そらは体を縮こまらせながら小刻みに震えている。 「嘘だったらぶん殴るぞ?」 低く、地獄の底から呻くような声にそらは圧倒される。違っていたらきっと、本当に殴りつけられることだろう。そう確信できる。痛いのは嫌だ。そらの頬を涙が一粒伝う。 「や、あ……」 やめて、とそらは潤んだ瞳で訴えかけるが、男はそんな哀願など完全に無視して乱暴にスカートをぐい、と一気に捲り上げていた。そうして男はそらの露わになったショーツを一瞥してから、握っていたスカートの裾を離した。 「ふん。本当か」 「ああ、あ。うぐっ!」 突然、男の指がショーツの脇から割れ目に入ってきた。そらは口元に手を当てて堪えるが、指はずぶずぶとねじ込まれていき、ぐにぐにと中をかき混ぜていく。一本……二本と。そらの小さな体を持ち上げんばかりの強さで、下から上に圧力が加わっていく。 「くふっ! ひいっ! い、痛っ!」 指とは別に、男のもう片方の手がそらの下半身を何度もいじくり回す。前の方も尻も満遍なく。そしてやがてお尻の穴にもずぶりと指がめり込む。そらは両親にすら触られたことがないような場所を何度も侵入されてしまった。ずぷずぷと、湿った感触がそらの背筋を震わせる。触手を持った怪物に犯されているかのような不快感に、そらは震え上がる。 「あ、ひ……っ。う、ぅぅぅ……! ひああああっ! や……っ。触っちゃ……。あっ!」 前と後ろ、二つの穴を指で同時に貫かれ、そらはわなわなと目を見開く。そうしてすぐに堪えきれなくなり、緊張も限界に達してショーツをはいたまま失禁してしまった。じょぼぼぼと漏れていく雫はどうしても止められない。両足を伝い、ソックスや靴もをびしょびしょにしながら、滝のような放尿は十数秒間は続いていった。 「あ、あっぁ。あう……」 「ちっ。漏らしやがったか。ガキが」 「や……あっ!」 男はやっとのことでそらの下半身から手を離した。が、決して休ませはしない。ガクガクと膝を震わせているそらの首根っこを掴み、無理やり自らの元へ屈み込ませてから、低い声で脅す。 「おいお前。口開けろ。思いっきりだぞ?」 「う、あ?」 何の事かわからない。これから何が起こるのかといった予備知識など、幼くて純粋なそらは持っていない。ただ恐いから、言われた通りにする。ぴと、と何かが当てられる。 「あ。やっ……」 「歯を当てたりしたらぶち殺すからな」 「ひっ! ん、んぐっ?」 見知らぬ異物……。浅黒くて太くて長くて、怪物のように恐いものが侵入を開始した。限界まで屹立した男性器がそらの口内奥深くまでねじ込まれていく。逃げようにも、そらの後頭部には電柱の固いコンクリートがぴったりと当たっている。そんな状況で一物をぐりぐりと押しつけられたら、やがて最も弱い所が決壊するのが必然というもの。 「もごぁ!」 一度口を開けたら最後、ずぽずぽ、じゅぽじゅぽ、ぐっちゅぐっちゅ……と、テンポよく ◇ ◇ ◇ ◇
ぬめりを帯びた音が聞こえる程、男のものが縦横無尽にうごめき、陵辱の限りを尽くす。男が腰を激しく前後に動かす度に、そらの幼く可愛らしい顔も歪んでしまう。 「ぐぶ……っ。うぐ、うぅぅ、ううぇぇぇぇっ! もごぉぇええっ! もごぉぉぉっ!」 そらの体は道具。男の醜く歪んだ欲望を充足させるためだけのオナニーマシン。男にとってそれ以外の価値などありはしない。用が済んだらただゴミのように捨てるだけ。少女の尊厳など、この男は一切認めていないのだ。 「もごおおおおおおおっ! んんんんんーーーっ!」 「お、おっ! そうだ。いいぞ。もっと吸い付け。舌ももっと絡ませるんだ。初めてにしては上手いじゃないか」 「もごおおおおおおっ! んぐっ! んぐっ! んぐうううっ!」 あまりの酷い行為にそらの頬を伝う涙が止まらない。わけもわからないまま犯されてしまって、何も考えられなかった。 男のもじゃもじゃした毛がそらの唾液と交じり合い、じゅりゅずりゅと擦れている音が響く。 (嫌。やだ……。しょっぱいよお……。気持ち悪いよお。う、う……) 「出すぞ! しっかり飲めよ! うっ!」 「ぷふっ! あ、あ? うぐぁ! うぐっ! ぐぷっ! げほっえほっ! うえぇっ!」 どぴゅ、と音がした。一瞬にして口内はおろか、そらの全身へと白く熱く生臭い液体が噴射される。服も顔も髪も汚されてしまった。 「い、や……。あ、あ、あ……」 「今度は入れてやる」 「あ、あ……」 突然体をひっくり返され、押され、引っ張られ、ねじられる。そしてまた、そらにはよくわからない事をされる。そらは体を電信柱にしがみつくような恰好にさせられ……そしてお尻を突き出すよう要求されるのだった。 「う、あ? な、何?」 「今、ま○こにぶち込んでやるからな。大人しくしていろよ」 「あ……。やっ! 痛っ!」 男の手でピンクの縞柄ショーツが僅かにずり降ろされ、そのまま割れ目へとずぶりとねじ込まれていく。男は最初から手加減する気すらなく、そらの首根っこをしっかりと掴んだまま一気に腰を押しつけた。あっさりと、そらの幼い秘所は限界まで押し開かれた。 「ひぎいっ! い、い、痛いいぃぃ……っ! 痛い、痛い、痛いいいいいいっ!ひくっ。ぐすっ。うえぇ……。ぬ、抜いて。抜いてえええぇ。お股、痛い……。痛いよぉ……」 バンバンバンバンと乱暴な音をたて、男は欲望の全てを無抵抗なか弱い少女へと叩き付けていく。ぐいぐいと引き寄せられては、ずぶずぶと杭を打ち込まれていく感触に、そらはただ振り回され、激痛に泣きじゃくり続ける。 「痛い。痛いぃぃぃ。ママぁぁぁ……。ううぅっ! ぐす……ひぐっ。うえぇぇっ」 「ははっ。最高の締め付けだ! おらおらおらっ! もっと動け! もっとだ!」 二人の交わりは一気に最高潮に達していこうとしている。と、そんな時だった。 「やべえっ!」 突然、自分の中から男のものが引き抜かれた。脱力したそらは一瞬何が起こったのかわからず、呆然としている。男はそらを置き去りにしたまま慌てて走って行き、姿を消した。人の姿でも見えたのだろう。射精寸前で、残念な気持ちもあったようだが、そらから離れたようだ。 「ぐす。ひっく」 後に残されたのはペタンと座り混んでしまったそら。引っつかまれてぼさぼさにされた長い髪。白く生臭く毒々しい、体中にぶちまけられてしまった精液。痛々しく腫れ上がり出血している秘所。そして、放尿させられ、ぐしょぐしょに濡れた足とショーツ。 「マ、マぁ……。ひっく、ひっく。う、うええぇぇんっ。こわいよ……こわいよぉ……。う、ぐすっ……ひぐっ。うえっえっ……!」 その日、そらという名の少女は一生消えない傷を負った。僅か数分間でしかなかった出来事だけども、忘れられはしなかった。 「うええぇぇぇっ! うえぇぇぇっ!」 口の中が苦くて酸っぱくてしょっぱくて臭くて、猛烈な嘔吐感が込み上げて、そらはやがてその場に戻してしまうことになる。 「ママぁぁぁ……。ぐす、ぐす……。こわい……こわい……。もうやああっ! う、う、ぐす……うっうっうええぇぇぇっ! ママぁぁぁぁっ!」 少女の傷ついた心を癒すこともなく、空はただ澄み切った青い色をしていた。 |