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七人の日常(二)・
-丸山 詩恵梨編『ショッピングの後で』-










丸山 詩恵梨

名前:丸山 詩恵梨(まるやま しえり) 愛称はマルシェ
身長・スタイル:140cm程度。僅かに膨らみかけ。モデルさんのようになりたいお年頃。
趣味:ショッピング。お小遣いがもうちょっと欲しいところ。
性格:可愛いものが大好き。










「お買い物楽しかったな〜」

 彼女の愛称はマルシェ。それはフルネームが丸山詩恵梨だからなのだろうけれど、本人はあんまり気に入ってはいない。もっとも他の候補として『マルちゃん』とかいうあだ名を付けられそうになって、さすがにそれは『どこのカップ麺よ!』ということで拒否したけれど、結局マルシェで落ちつき、まあいいか、と納得したのだった。

「ん〜。パパもママも行っちゃったなー」

 家の前にて、キーホルダーの付いた鍵を片手に呟く詩恵梨。たまには二人で旅行にでも行ってきなよ〜。私、一人でお留守番できるから。と、彼女なりに気を効かせてみた結果、両親は娘の言葉に甘えてみることにしたのだった。

「早くお風呂入ろっと」

 玄関の鍵を開けて、中へと入る。……その僅か数秒後の事。ピンポーンと、チャイムが鳴った。

「んん? どなたかな?」

 詩恵梨がドアを僅かに開けたその瞬間。過酷な運命は幕を開けるのだった。

「えっ? な、何っ?」

 男の皮靴ががっちりと入り込み、ドアを閉じさせない。そうして圧倒的な力でドアを一気にこじ開けて中へと侵入し、手慣れた手付きで内側から鍵を確実に閉める。そしてすぐに、詩恵梨へと向かって飛びかかってきた。

「えっ? ええっ? な、何っ? 何なのっ? きゃああああっ! あああああっ!」

 男の手が伸びて、詩恵梨の柔らかな布地の服を一思いにバリッと引き裂いた。

「ああああああああああっ! や、やあああああっ! やああっ! いやああっ!」

 帰宅して間もなく、まだ靴すら脱ぎもしていないのに、詩恵梨は男ともみ合いながら玄関から上がり、のそのそ逃げだそうと試みる。しかし、上着の次はスカートが掴まれ、力任せに引っ張られてしまう。スカートはずるりと脱がされかけ、ショーツが見える。

「ひいいいいっ! やだあああああああっ!」

 男は力を更に込める。その結果、詩恵梨のスカートの布地が左右に引き裂かれ、可愛らしい薄ピンク色のショーツが露わになる。男はいつの間にかズボンのチャックを開け、そそり立った一物をとりだしていた。目的はただ一つ。詩恵梨を犯す事。

「あ、あ、あ……。や、やだ……。来ないで。やめて……。怖い……」

 這いずり回って逃げ出す詩恵梨。のそのそと震える体をどうにかして動かしたものの、トイレの前で男に捕まってしまう。それが災いして、更に酷い目に遭わされることになる。

「あぐっ!」

 男は詩恵梨の首根っこを掴んだままトイレのドアを開け、詩恵梨の顔を便器の中に押しつけてから、水のレバーをひねった。無論、小の方ではなく大の方。それもひねりっぱなし。

「あ、あぅ、あぐっ! ひぐううううっ! げ、げほっ! うぇぇっ! やだああっ!」

 大量の水が詩恵梨の髪を、顔を濡らす。信じられない出来事に、詩恵梨が悲鳴を上げている中で、男は詩恵梨の片足を高くあげさせ、剥き出しになった割れ目を目掛けて一物を宛がい、力を込めた。

「ひっ! やだっ! そんなっ! だめえっ!」

 みちっと音がしたように、詩恵梨は思った。まだ殆ど濡れていない割れ目に男の一物が強引に押し込まれていく。

「これもだ」

「ふえ……? ひっ!」

 ふと、男は何かを思いだしたのか、ボタンを押す。突如、トイレのウォッシュレット機能が始動し、詩恵梨の顔にびしゃびしゃと勢いよく雫がぶちまけられていく。

「ふんっ!」

 それと同時に挿入も本格的に始まる。

「がふっ! あ、がっ!ひぎいいいいいいいいいっ! い、い、いたいいいぃぃぃぃっ! ひいーーーーーっ!」

 最低最悪の形で処女を奪われてしまった詩恵梨。哀しみと激痛に可愛らしい顔をくしゃくしゃにさせながら、ただ声を枯らし、震え続ける。

「い、たい。抜いて。抜いてぇぇぇ。うえぇぇぇっ!」

 詩恵梨の小柄な体は便器を掴む両手と片足を除いて持ち上げられていた。丸い尻が男の下腹部とぶつかり、柔らかな肉がたゆむ。その度に詩恵梨はかすれた悲鳴を嗚咽と共に漏らす。










「いたいいっ。い、たいぃぃ。いたっ。い、た……。うぐぅぅっ!」

 そうしてやがて、便器の中に放尿するかのように、男は詩恵梨の膣内に射精を繰り返していくのだった。

「まだだ。まだこれからだからな。来い」

「ひいいっ!」

 ――占拠されてしまった家の中で、男の手による更なる陵辱が続く。

「ひいぃぃ! つ、冷たいいぃぃ! いやああああっ!」

 いつも家族で食事をしているテーブルにて、完全に裸にされた詩恵梨の秘部には、父がいつも飲んでいる見馴れたビール瓶の先端がずっぽりとねじ込まれ、泡立つ冷たい液体が注ぎ込まれていた。処女を破られたばかりの秘部は痛々しいくらいに腫れ上がり、傷ついていて、ものすごく染みる。黄色い泡立つ液体が溢れ、詩恵梨の体を濡らしていく。男は別の瓶を詩恵梨の口内に押し込み、無理やり飲ませていった。

「もごぁぁぁぁっ! んぐぅぅぅぅぅっ! げふぉっ! えふぉっ! うぇぇっ!」

 酒など飲んだ事の無い詩恵梨にそれはきつすぎて、思いっきりむせ返ってしまう。

「や、や、やめてえぇぇぇ! いやぁぁぁっ! ひぃっ! ひいぃぃぃっ!」

 けれどこれは全て始まりに過ぎなかった。

「あ、あ……」

 ――男は突然、詩恵梨に持っている全ての衣服を差し出すように命令した。私服から制服、下着や体操着に至るまで全て。

「な、何……するの?」

 男は余興を楽しむように、衣服を一枚一枚破ったり、燃やし始めたものだ。

「だ、だ、だめぇぇぇっ。やめてっ! そんなことしないでえええっ!」

 繊維が焦げ、燃えていく。詩恵梨は手を伸ばして止めようとするも、激痛に阻まれてうずくまることしかできなかった。そしていつの間にか詩恵梨が着られる服は、一枚もなくなってしまった。ショッピングが大好きな詩恵梨の、大切にしていた可愛い服は全て焦げ粕へと変わり果ててしまい、詩恵梨はただ悲嘆にくれる。

「うぅぅぅ……」

 束の間の余興が終わり、再び男との交わりが始まる。それも、自分の部屋のベッドの上で。四つん這いにされた詩恵梨を犯しまくる男。

「あぅっあぅっあぅっ! はぅぅっ! あぐぅっ! やめっ! やあっ! いやっ!」

 ばちんばちんばちん、と激しくぶつかり合う体。ベッドのスプリングがきしみ、二人の体が弾む。ぎしぎしと、床とベッドの足が擦れていく。










◇ ◇ ◇ ◇










「も、もう休ま……。あ、あっ……。あ……。あがぁぁぁぁ〜〜〜っ!」

 挙げ句の果てに尻の穴まで掘られてしまい、詩恵梨は目を見開いて悶絶した。

「も、もごぉぉっ! おごごっ! んごぉっ!」

 それが終わったらフェラ。詩恵梨がいつも座っている勉強机に男が腰掛けて、そして詩恵梨が跪かされ、一物を口で愛撫させられていた。

「もう、許し……ひっ!」

 ぱちん、と乾いた音が響く。頬を張られ、詩恵梨は痛みに震える。

「パパぁぁ……ママぁぁぁ……。もうやだぁぁ。やだなのぉ。た、助けてぇぇ。うえぇぇっ」

 軽々と体を持ち上げられた詩恵梨。そして、あろうことか部屋中に小便をぶちまけるよう脅される。

「そんなのやだあああああああああっ! もうやめてよおおおおおおおおおおっ!」  ベッドや勉強机、カーペットからカーテン、可愛らしいぬいぐるみに至るまで詩恵梨の尿がぶちまけられていく。大切なものを壊されていく哀しみに、詩恵梨は叫んだ。

「こんなので終わりだと思うなよ?」

「え?」

 男はどこからか透明な形をした巨大な注射針のようなものを取り出して、詩恵梨に見せつける。その中に注入されていくのは透明な浣腸液。そんなものをどうするのだろうと詩恵梨が疑問に思っていると、あろうことか尻の穴に狙いが定められていった。まさか、そんなと、詩恵梨が思ったまま、陵辱行為は進行していった。

「ひいっ! だだだ、だめええええっ! ひぐっ!」

 ぶすり、と詩恵梨の尻穴に先端が突き込まれ、強引に注入が始まっていく。ぶちゅううぅぅ、ずぶずぶ、ぼこぼこ、という音が聞こえ、詩恵梨は更なる絶望を感じる

「ひぐぁああああああああっ! だめえええええっ! だめっだめええっ! だめだよおおおおおっ! ぎゃあああああっ! で、出ちゃううぅぅぅぅっ! だずげでええええええええっ! もうやめでえええええええっ! きひゃあああああっ!」

 注入されていく浣腸液は、一本で済むはずもなかった。二本、三本と、詩恵梨のお腹がごろごろと激しくなり、妊婦のように膨らむくらい続いていく。

「そろそろいいだろう。さあ出してみろ。お前の部屋の中に思う存分な」

「ぐぎゃあああああああああっ! い、や、だあああああああああっ! 誰か! 誰か助けてええええええええええええっ! そんなのいやだあああああああああっ! やだよおおおおおおおおっ! 助けて助けてだずげでええええええっ! 放してええええっ!」

 ぶつり、と押さえが外れる感触と、ぶしゃああ、びしゃああ、と吹き出していくであろう下品な音。詩恵梨の尻穴は完全に決壊し、辺り構わずぶちまけていくのだった。

「ははっ。いい恰好だ! 本当に無様だなっ!」

「あーーーーーーーーっ! いーーーーーーやーーーーーーっ!」

 消防車によって消火活動でもされたかのように、部屋中が濡らされ、汚し尽くされていく。詩恵梨はただ、開ききった尻の穴をひくつかせていた。

「一緒に風呂に入るか。たっぷり洗ってやるぜ。ケツの穴までじっくりな」

「あ、あぁぁぁぁ……」

 男がまた、勝手なことを言っている。家と自分が私物化されていく。それを止める術を、詩恵梨はまるで持ってはいない。

「行くぞ」

「あ、あ! はぐぅっ! い、やぁぁ……」

 詩恵梨は逆さまにされたまま物のように持ち上げられ、痛々しく晴れ上がった秘部を指でぐちゅぐちゅと貫かれながら運ばれて行く。自分の家なのに、逃げ場などどこにもない。誰も、この男を止めてくれる者はいない。

「はぅぅっ。うぅ……。うぇぇっ。ぐす……。もうやだ。もうやだぁぁぁ。うえぇぇぇぇんっ!」

 どんなに泣いても叫んでも、男は許してはくれない。詩恵梨は脱衣所にて、とどめとばかりに乱れた衣服を全て引きちぎられて裸にさせられた挙げ句、小さな胸を乱暴に揉み回されながら、バスルームへと連れ込まれていく。普段、楽しいはずのバスルームは、地獄の陵辱部屋と化してしまうのだった。















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