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悪夢ー青い果実の散花ー 二次小説
『陵辱三昧なのはダメですよ。』 二話










 陵辱はひたすら続いた。男達の性欲は無尽蔵と表現しても決して過言ではなく、少女達は一度や二度犯されるだけでは済まされなかった。小さく可憐な口に、無理やりこじ開けられてしまった秘所に、時には自分以外の誰も触ったことのないようなアヌスの奥深くにまで、男達の巨大な荒ぶる一物を欲望と共にぶち込まれ、突き立てては膣内への射精を繰り返されていった。男達は、激痛と恥辱に泣き叫びながらのたうちまわっている少女達の体内へと、何度も腰を進めた。










 ――今日もまた、少女二人のすすり泣く声が聞こえてくる。着せ替え人形にされてしまった哀れな少女が二人。

「あうぅ! はぅっ! や、やめてええっ! い、痛っ!」

 帆之香は紫音の手によって上着とブラウスをはだけさせられながら、紫音とのレズ行為を強要されていた。その大きなバストには不釣り合いな小さめのブラ……紫音と交換されたものがめり込み、ぐにゃりと潰されていた。帆之香がかけている眼鏡のレンズごしに見える瞳は恥じらいと悲しみに彩られていくが、紫音も全く同じ状況だった。

 仰向けに寝そべる帆之香の上に紫音はまたがり、両手で帆之香のバストを揉みしだき続けていた。同時に口を近づけ、舌と唇で淡い乳房の周りを愛撫する。大きな膨らみの根元を丹念に舐めていくと、帆之香はくすぐったそうに体をよじらせる。

「いや! あぁ! や、やめて……。やめてください西九条さん……。ああっ!」

「……。ごめんなさい。二階堂さん。うぅっ」

 紫音の華奢な手でこね回される度に、帆之香のバストの膨らみがぐにぐにと形を変えていく。紫音は決して望んでやっているわけではないのに、手を抜くことは許されなかった。行為をためらおうものなら、鎖のついた首輪を思い切り引っ張られ、苦しい目に遇わされるに違いないのだから。

 帆之香の上に跨がり、四つん這いという恰好になっている紫音のお尻には、古手川の手が這っている。もはやスカートもショーツも何の防壁にすらなってはいなかった。古手川の指ひとしきり紫音の尻を撫で回した後、ずぷりとアヌスへも侵入していく。

「ふぉふぉ。今度は三本同時に入れてやろうかのう」

「ひいぃっ! そんなっ! ひいっ! あぅっ!」

 想像したのか紫音は目を見開き、震えながら悲鳴を上げる。

「こりゃ柔らかい尻穴じゃ。奥までたっぷりと入りそうじゃのう。ひょっひょっ」

 古手川は紫音の反応を楽しむかのように調子に乗り、指でかきまぜるようにうごめかせる。その責めはやはり情け容赦無いものだった。

「きゃああああっ! やめてっ! そ、そんなところ触らないでっ!」

 無論、男達は少女の哀願など聞き入れるわけがない。アヌスの入り口付近をぐにぐにといじくられ続け、紫音は目を見開いて叫んだ。

「いじくられるのが嫌だったら、わかってるな? もっと、帆之香の牛みたいに下品なでかい乳を思いっきりいじくってやれ」

 レズ行為を更に強要される。それもまた、耐えがたい苦痛だった。

「あぅぅ! 二階堂さん……。ご、ごめんなさい。ごめんなさいぃ……。許してえぇぇ……」

「何なら指じゃなくて、じいちゃんのち○こを奥までねじ込んでやろうかの? 奥までずこずことのう。ひょっひょっ」

「ひいぃっ! それは嫌あああっ! 嫌よおぉっ!」

 何度されても慣れるものではない。それはとどめの一言だった。恐怖に震える紫音は両目を見開き、大粒の涙をこぼしながら帆之香のバストを揉みくちゃにしていった。

「いやああぁっ! あっあっあっあっ! 西九条さんっ! やめっ! あっ! 痛いっ! そんなっ! 揉まないで! 痛ああいっ!」

 紫音は帆之香の苦痛に満ちた拒否の声も聞こえないくらいに無我夢中だった。

「ふん。やっとその気になってきたか。帆之香みたいなでかい乳に憧れていたんだろう? 乳が貧しい財閥令嬢さんよ」

「よかったのう。大きなおっぱいを思う存分揉んだり吸ったりできて、夢見心地じゃろう」

「……」

 紫音はもはや何も答えない。ただひたすら帆之香のバストを揉みしだき、勃起してぷるんと突き出た桜色の乳首を交互にしゃぶり尽くしていた。

「あ……! やっ! はぁっあっ! やめ……あっ! いやああぁっ! あっあっあっ!」

 それでも紫音の優しさは消えてはいなかった。せめて痛みを余り感じないようにと、どうにかして力を加減している。皮肉な事に、それが絶妙な力加減となり、帆之香は紫音の愛撫によって散々によがり、ぴくぴくと震えていった。

「あっ! あひっ! あっ! あふっ! やぁぁっ!」

 予想外の快楽から逃れようと帆之香が抵抗しようにも、細い両腕は直人ががっちりと掴んでしまっている。更に、時折古手川が帆之香の体にもちょっかいを出していく。脇腹を指先でくすぐったり、つんと強めに突いたり、脇の下をいじくったりとなぶる。

「ひぐっ! はぐっ! あひいっ!」

「お嬢ちゃん、乳がでかい割りには感度がええのう。ほれほれ、こちょこちょこちょ」

「ひやあああああっ! やめてええええええっ! やめええええっ!」

 古手川の陰湿な責めに、帆之香がびくんびくんと、陸に打ち上げられた魚のように跳ねる。その間も紫音は帆之香の豊満なバストをこねるように寄せ上げて、二つの乳首を同時になめ回していた。できるだけ痛くないようにと、優しく。その後、バストの谷間に顔を埋めて外周に舌を這わせる。同じ事だけしていると、男達に何を言われるかわからないから、緩急をつけざるを得なかった。

「おい貧乳紫音。でかい乳が羨ましいだろう? いじくられてこんなによがってアヘアヘして、いいなあって思うだろう? お前のつまらん乳など誰も見向きもしないが、実はこうしてもらいたかったんだろう? ええ、巨乳志望の貧乳財閥令嬢さんよ」

「……」

 違う! そんなんじゃない! と、強い口調で言い返したい。……けれど、言ったところでまともに聞いてなどもらえはしないだろう。きっとまた、意地悪な事を言い返えされるだけのことだ。もはや紫音は言い返す事すら許されていないのだ。

「あっ! あんっ! あひっ! あひいいいいっ! ああっやあっ! あひいいいいいいっ! 西九条さん! や、やめてくださいいいいぃっ! だめぇっ! あっあっあっあっあっ! そんなっ! そんなあああっ!」

「ふぉっふぉ。何が、だめえ、じゃ。いい感じっぷりのくせにのう。ほれぇ」

 古手川が帆之香の脇腹を人差し指で左右同時に突っついた。場所を変えて何度も強く。

「ひやああああああああああああああああっ! やめてええええええっ!」

「おっおっ。お乳のでっかい眼鏡お嬢ちゃんがイクぞ。天国にいきそうな気持ちじゃろうて?」

「ふっ。イけよ。イっちまえよ、さっさとよ。お友達に乳揉まれてしゃぶられて、無様に喘ぎながらイっちまえ」

 帆之香は込み上げて来る快感に危機を覚え必死に叫ぶ。

「い、いやあーーーっ! あふっ! こ、こんなのいやですっ! あっあっあっあっあっ! い、いやあぁぁっ! あぅっ! あふっ! やめ……助け……あ……い、いや! いやいやいやああああああああああーーーーっ!」

 帆之香の体が更に激しく痙攣した。意識が吹き飛び、視界が真っ白になり、何も見えなくなっていった。……こうして帆之香は紫音の愛撫によって望まぬ絶頂を向かえさせられ、わなわなと表情を強ばらせたまま自我を喪失した。後にはただ、友達を快楽責めにして辱めてしまい、心を傷つけてしまった紫音の嗚咽のみが響いていった。

 ――その後、紫音も帆之香も、すぐにまた制服を剥ぎ取られて男達に犯される事になる。

「もう、お前らに服なんていらないだろう? マネキン以下の人形だな」

「ふぉっふぉ。本当に、可愛い着せ替え人形じゃよ、お嬢ちゃん達は」

「あ……」

「うぅ……」

 壁にもたれかかって座り込む二人の目の前で、つい先程まで着ていた制服が男達の手によって脱がされ、ずたずたに引き裂かれていく。上着が、スカートが、ブラジャーが、リボンが、無惨にも布切れになっていく。紫音も帆之香も、もはや二度と衣服を身に纏うことはなかった。










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