Christmas of critical crisis!















さて。そういうわけでだ(--)
花鈴(どういうわけ、なんだろ?(^^;))
クリスマス、である(--)
花鈴「はい〜。町中に飾られたツリーとかイルミネーションがとっても綺麗なんですよね♪ みんなでケーキも食べたし、ツリーも飾ったし。クリスマスパーティー楽しかったです〜♪(^^)」
さて、そういうわけでだ(--)
花鈴「はあ(^^;)」
はあ、じゃねーぞコラ。コレは慢性的財政難な花鈴小屋においてきわめて重要なイベントなのであるぞ(--)
花鈴「そうなんですか?(^^;)」

げしっ!

そうなんですか、じゃねえボケ。他人事みてーにいってんじゃねー! 本番はこれからじゃい! クリスマスはてめーが体張って稼いでくるイベントなんじゃいアホ! その趣旨ってのをキチッと理解せんかい!(--#)
花鈴「ひぅぅぅ…。け、蹴らないでくださいよぅ…(xx)」
いいか良く聞け。てめーが普段から大食らいでその栄養分の大半がやたらでかい乳に吸収されているのに象徴されるように我が家のエンゲル係数は特に急カーブを描いているのだ。みろ、このグラフを! この無駄飯食いがっ!(--#)



花鈴小屋における食費支出の変動




花鈴「そ、そんなこと云われても…。それに…この数字、どういう根拠があるんですかぁ……?(;;)」
何か文句あっか、コラ!(--#)
花鈴「うぅ。だって…(xx)」





実際のところは。





ばくばくばく

おいひぅー(--)
花鈴「はぁい(^^;)」

がつがつがつ

おかわり(--)
花鈴「わかりました♪ どれくらいですか?(^^;)」
んー。丼に山盛り(--)
花鈴「はぁい(^^;)」
貴様は戦闘能力はへっぽこであるが飯だけはうめーからな。褒めてつかわす(--)
花鈴「はぁ。…ありがとうございます(^^;)」
ああ。それと(--)
花鈴「はい?(^^;)」
おかずもおかわりだからな(--)
花鈴「あはは…。わかりました〜(^^;)」





という感じだったのだが。





つーわけで。この大変な事態を打開するために、これ着ろ(--)
花鈴「ひぅ…(;;;;;;;;)」
何か文句あんのかコラ(--#)
花鈴「だ、だって…その。……この服……す、スカートが…短くて…(;;;;;;;;)」
だから良いのだろうが(--)
花鈴「うぅ…。これ着ないといけないんですかぁ…(xx)」
だーかーら。我らが(有)花鈴小屋は慢性的財政難で債務超過に陥っていて運営費用がまかなえずスポンサーが新たに見つからない限り解散の危機にあるっちゅーねんボケナス! んなこともわからんのか!(--#)
花鈴「しくしく…ぐすっ…(xx)」
何か文句あんのかと云ってんじゃいコラ! 俺に泣き落としが通じるとでもおもっとんのかーっ!(--#)
花鈴「わ、わかりましたよぉ…。着ますよぉ…。うぅ…。恥ずかしい……(xx)」
ご主人が花鈴に渡したそれは…。

…………

花鈴「……き、着ましたよ?(;;)」
真っ赤なサンタの服だったのでした。…説明を補足すると、かなーりミニスカだったのである。
うむ。よし。ぴっちりとした服だけに、貴様の無意味にでかい乳とか、胸ばっか見られて案外見られないむっちりした太股とか実は安産型なケツとかのラインがよーくわかるな(--)
花鈴「ひぅっ! 云わないでくださいよぅ…。気にしているんですから………(xx)」
おおっと。手が滑った〜( ̄▽ ̄)

ばらばらばら

ご主人はかなりわざとらしくもっていたペンや小銭を落として。
花鈴「…?(;;)」
拾え(--)
花鈴「え、え…。で、でも…(;;;;;;;)」
やかましいっ! デモクラシーもコミュニズムもないわいボケナスがあっ! ご主人の俺が拾えゆーたらさっさと拾ってははーっと持ってこんかいこの気の利かないドアホがッ!(--####)
花鈴「ひぅぅぅぅぅっ! わ、わ、わかりましたよぅ……うぅ…(xx)」
そうして花鈴はしゃがんでペンを取って…。
花鈴(うぅ…うぅ…。恥ずかしいよぅ…。見えちゃうよぅ…(xx))
おい(--)
花鈴「な、なんですかぁ?(;;)」
今日は白なんだな。清楚だぞ( ̄ー ̄)
花鈴「ひぅっ! ……うぅぅ。やっぱり見えてたんだ…。いぢめっこ…ぐすっ…(xx)」
しかもリボン付きの。少女趣味だぞー、ひぅーよ( ̄x ̄)
花鈴「うぅ…。そんなこと、大きな声で云わないでくださいよぅ…(xx)」
ミニスカートだけに、しゃがみ込むとパンツが見えてしまったのでした。
さて。そーいうわけで(--)
花鈴「そういうわけでじゃないです…。しくしく…(xx)」
やかましい! いちいち細かいこと気にしてんじゃねえ!(--#)
花鈴(細かくないですよぅ〜! ぐすぐす(xx))
っとに。偉そうに馬鹿でかい乳しやがって。栄養分のことごとくが乳ばかりにいってるからそーいうガスの貯蔵タンクみてーに丸く膨らむんじゃアホ!(--#)
花鈴「す、好きでしてるわけじゃないですよぅ…。気にしているんですから…(xx)」
あーうるせえっ! いーから、こうだっ!(--#)

ぐるぐるぐるぐる

花鈴「え…? ご、ご主人様。何を…?(;;;;;;;)」
我らが花鈴小屋は慢性的財政難で債務超過に陥っていて運営費用がまかなえずスポンサーが新たに見つからない限り解散の危機にあるっつーたろ。すなわち、相手側にくれてやるプレゼントすら用意できねーという極めて悲惨な状況とゆーわけだ(--)
花鈴「だ、だからって…。ど、どうして私をリボンでぐるぐる巻きにしてるんですかぁぁ〜!?(;;;;;;;;)」
鈍いやっちゃな。貴様自身をエサにして色仕掛けで大枚巻き上げてきやがれっつーとるんじゃ! そのためにでかい乳やふにふにした太股があるんだろーが! 最大限活用せんかいアホタレ!(--#)
花鈴「そ、そ、そんなぁ〜! そんなの嫌ですよぉ〜!(;;;;;;;)」
手始めは悠希ンとこだ。たんまりサービス差し上げてキチッと巻き上げてこいよ(--)
花鈴「そんな…。む、無理ですよぅ…。第一、今時煙突のある家なんてないですよぅ…。それに、巻き上げてこいなんて…ひどい(xx)」
ふっ。心配無用だ。サンタの世界にも技術革新の波は容赦なく押し寄せているのだ。何しろサンタの国際標準規格も策定中だといわれておるくらいだ。何しろ今時のご家庭にはセ○ムみたいなホームセキュリティとかがあったりなかったりするしな。よって、今では煙突から忍びこむよーな古典的な手法は数少なくなっておる。そんなときにはこれっ! 今回は新開発の時空転送装置を使って悠希の野郎が寝ているであろう部屋に強制転送かけてやる。貴様もそれに乗っ取ってキアイいれていけ。くれぐれもドジ踏んで赤外線レーダーやらフレアートラップなんぞの初歩的トラップに引っかかったりすんじゃねーぞ!(--#)
花鈴「そ、そんなことに一生懸命にならないでください…。なんで時空転送……うぅぅ……(xx)」
ちなみにこの装置。高かったんだからなー。新型のAthl○n64CPUをデュアルで使っているという超高級仕様でな。発熱がなかなかなので水冷装置も取り入れているという馬鹿ッ高い代物なのだ。人間本体を高速解析して超高速エンコーダで暗号化して圧縮してだ、目標座標にてデコーダを作動させて復元させるのだ。ちなみに、たまーに通信状況が悪くて転送が切れるかもしれないがあんまりキニシナイよーに。その場合はレジューム機能を作動させてだ、仮にデータが失われていてもバックアップファイルを別途用意してあるから多分大丈夫。大船に乗った気分でいくよーに(--)
花鈴「どうしてそんな…(xx)」

かちかち、かちかち

さてさて。座標軸固定…。ワープアウト地点に障害物でもあったらえれぇ目にあうので慎重に。石ン中にすっとばしたらそれこそおだぶつやしなー(--)
花鈴「プレゼントなら手渡しで渡してもいいのに……(xx)」
ええいだまれ馬鹿野郎!! ガタガタ抜かすんじゃねえやこのでかちち! さっさと行けーっ!(--#)
花鈴「ひぅぅぅぅぅーーーーーー!!!!!(;;;;;;;;;;;)」

げしっ!















そして…















時空転送装置によって、強制的に悠希の部屋に飛ばされた花鈴は。















ずがしゃっ!

花鈴「ひぅぅぅぅぅっ!!!!(;;;;;;;;;;)」

ばふっ!

花鈴「きゃふっ!(xx;;;;;;;;)」
ワープアウト地点にあった障害物に躓いて、そのまま悠希が眠るベッドにダイビング♪
悠希「……ん?(-.+)」
花鈴「はふぅぅぅ〜………。痛いよぅ〜………(xx)」
悠希「……花鈴さん?(・・;;;;;;)」
花鈴「ひぅぅ…。ゆ、ゆ〜君。…あ、あの…えっと…その…。これは……うぅぅ……(;;;;;;;;)」
悠希「……花鈴さんのご主人様に云われて?(・・;;;;;;)」
花鈴「う、うん……(;;;;;;;;)」
悠希「やっぱり、ね(^^;)」
花鈴「どうしてわかるの?(;;;;;;;)」
悠希「だって。花鈴さんはこんな無茶なことをする人じゃないもの。絶対、花鈴さんのご主人様に無茶苦茶云われて、だと思ったんです(^^;;;;;)」
花鈴「ひぅぅ。ごめんねゆ〜君。…いきなりやってきて、しかも起こしちゃって…(xx)」
悠希「あはは。いいですよ。気にしないでください。……でも(^^)」
花鈴「なぁに?(・・;;;;)」
悠希「サンタ服着た花鈴さん。すごく…か、可愛い…です(//-//)」
大好きな人が突然自分の部屋に現れて、大胆になったゆ〜君はつい思ったことを口走ってしまいました。
花鈴「……あ。ありがと(//-//)」
悠希「…(//-//)」
花鈴「…(//-//)」
悠希「…(//-//)」
花鈴「ゆ、ゆ〜君…(//-//)」
悠希「な、なんですか?(//-//)」
花鈴「…そんなに見つめられると、恥ずかしい…よ(//-//)」
悠希「…で、でも。…サンタクロースな花鈴さんが…か、可愛いから…(//-//)」
ちょっと胸の大きな、ミニスカートの可愛いサンタが自分のためにきてくれたのだから。
花鈴「…(//-//)」
悠希「あ…(//-//)」
花鈴「…?(//-//)」
悠希「…見てください。外…(・▽・)」
花鈴「…わ♪(・・;;;)」
窓の外には…。
花鈴「雪だ〜(^▽^)」
悠希「綺麗ですね(^^)」
二人を祝福するかのように、白い雪が舞い始めていた。
花鈴「ホワイトクリスマスだね(^^)」
悠希「はい!(^^)」

きゅ♪

二人はいつしか自然に手を握って、小さな子供のように雪に見とれていた。
花鈴「ゆ〜君…(^^)」
悠希「花鈴さん…(^^)」
そして、ふと目を合わすと…。
花鈴「…(//-//)」
悠希「…(・・)」
静けさに加え、暗闇に二人きりというムードに飲まれて…。

ちゅ♪

花鈴「…(//-//)」
悠希「…(//-//)」
ちょっと唐突なキスをした。

こんこん

そんな静寂をうち破ったのは。
悠希「っ!(・・;;;;;)」
花鈴(ひぅっ! 見つかっちゃう(;;;;;;;))
悠希の姉「悠希〜。大きな音がしたけど、どうかしたのー?(・・)」
悠希「え、あ……。花鈴さんっ! 隠れて(・・;;;;)」
花鈴「はふ〜っ!(xx)」

ばふっ

悠希は慌てて花鈴と一緒に布団の中に隠れた。そして、毛布と掛け布団でカモフラージュをして…。

がちゃ

悠希の姉「悠希〜?(・・)」
悠希「な、なんでもない〜。ちょっとベッドから転げ落ちただけだよ(^^;;;;;)」
悠希の姉「あー、そういうこと。ドジねー。気を付けなさいよ(^^)」
悠希「う、うん。気を付ける(^^;;;;;)」

がちゃ

悠希「…(--;;;;)」
花鈴「…(;;;;;;)」
悠希「…(--;;;;)」
花鈴「…(;;;;;;)」
悠希(もう、大丈夫みたいだよ(^^;;;;;))
花鈴(はふ…。びっくりしたよぅ…(xx;;;;))
それでも念をいれて、ひそひそ声。

ふにゅ♪

起きようと手を付いたところには、マシュマロみたいに柔らかい感触。
悠希(あ、あ…(//-//))
花鈴(…ゆ、ゆ〜君! 触ってるよぉ〜!(//-//;;;;;))
はずみで、花鈴の胸を触ってしまった。
悠希(ご、ご、ごめんなさいぃ〜!!!!(//-//;;;;;))
花鈴(……ゆ〜君の、えっち(//-//))
悠希(ごめんなさい…(//-//))
花鈴(…(//-//))
ふと我に返ると、わずか数センチのところに花鈴の顔があって…。
悠希(花鈴さん…(//-//))
花鈴(な、なあに?(//-//))

ちゅ♪

悠希は軽く、かすかに触れるくらいのキスをした。
花鈴(……(//-//))
悠希(ねえ…。花鈴さん…。教えて(//-//))
花鈴(……?(////))

ちゅ♪

困惑する花鈴をますます困らせようと、悠希は少し意地悪なキスを続けた。
花鈴(はふ…(//-//))
悠希(花鈴さんは、どうしてこんなに…可愛いの?(//-//))
花鈴(…………し、知らない…もん…(//-//))

ちゅ♪

花鈴(あ…ん(//-//))
悠希(じゃあ、教えてくれるまで、ずっとキスし続けちゃいますよ…(//-//))
花鈴(…ゆ〜…君。……私……一応、その……。年上、だよ?(//-//))
少しだけ頬を膨らませて拗ねる花鈴。けれど、悠希の方がイニシアチブを握っていて。

ちゅ♪

悠希(そんなの、関係ないよ。…花鈴さん、可愛い(//-//))
花鈴(…(//-//))
悠希は恥ずかしがる花鈴の前髪を手で押さえて、今度はおでこにキスをした…。

ちゅ♪

悠希(可愛い…可愛い…。守ってあげたくなっちゃう…(//-//))
花鈴(ゆ〜君……(//-//))
悠希は花鈴の冷え切った身体を暖めるように抱きしめて、何度も何度もキスをした。
悠希(僕には…最高のプレゼント、です…(//-//))

ちゅ♪

花鈴(……好き。……好き。いっぱい、好き……(//-//))
悠希(僕も…。大好き…(//-//))















そして、そのまま二人は…















抱きしめあって、眠るのでした。















外は、一面の雪景色…。















そんな二人の様子を遠くの屋根から覗き見していた人がいる。
ふー。やれやれ(--)
杯を片手にしたご主人と。
沙羅「…(--)」
和風な傘を片手に、ご主人に酌をしている沙羅である。
ったく。徹底的にプラトニックなんだから。どーしてあそこまでいってやることやらねーんだろーな。折角強引にシチュエーションを整えてやったとゆーのによ(--;;;;)
沙羅「ふふ。あのお二人はそれでよいのですよ(--)」
そーなんか?(--)
沙羅「…はい(--)」
ちっ…(--;;;)

ぐびっ♪

沙羅「マスター(--)」
あ?(--)
沙羅「クリスマスとは。恋人同士が過ごす日なのですか?(--)」
んなわけあるかい。そんなんは日本ぐれーじゃ。クリスマスっつーのは、本来は家族一緒に過ごす日なんじゃ。本家ではな(--)
沙羅「では、何故このようなことを?(--)」
ふ…。沙羅公よ(--)
沙羅「…は(--)」
んな野暮ったいこと聞くな。楽しければいーんじゃねーか?(--)
沙羅「そう…ですね(--)」
なら、それでいーのだ。…さて、ちと付き合え(--)
沙羅「はい(--)」
ちび共にプレゼントをくれてやりにいかねばな( ̄ー ̄)














聖夜の一時は…















(そーっとだぞ、そーっと置け(--;;;;;))
沙羅(はい(--))
鈴那「ふにゃふにゃぅ………Zzz(-ω-)」

すと…

鈴那「ふにゃ(-ω-)」
(…っ! Σ(--;;;;;))
鈴那「れいな、おなかいっぱい……なのぉ〜……Zzz(-▽-)」
(な、なんだ。ただの寝言か…(--;;;;;))
沙羅(ふふ(--))
















暖かくて、楽しくて…















鞠音「みゃみゅ……っくちゅん…Zzz(-ω-)」
(あーもう。布団も毛布もけっ飛ばしちまってー、風邪ひいちまうぞ。ちゃんとかけろや馬鹿たれ野良(--;;;;;))

す…

鞠音「みゃむみゃむ…Zzz(-ω-)」
沙羅(ふふ…可愛い寝顔でございます(--))
(さて、プレゼントは置いた…と。とんずらすっぞ(--))
沙羅(はい(--))
















大切な人と、一緒に…















過ごして欲しい…















次回に続く



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