シキガミ日和
とことこ…
花鈴「お肉と野菜と……次は、えっと…(・・)」 商店街をお買い物中の花鈴ちゃん。彼女が通りを歩くたびに…。 女店主「花鈴ちゃん。安くしておくわよ〜。ほらっ♪この魚、生きがいいでしょっ!(^^)」 花鈴「あ、はい〜。ありがとうございます〜(^^)」 男店主「こっちも負けてられっか!…あらよっと!…でか肉大奮発だ!どうだい、花鈴ちゃん!(^^)」 男店主「こっちも安くしておくよ〜♪(^^)」 男店主「花鈴ちゃん、今日も可愛いね♪(^^)」 花鈴「ひぅぅ…………(//-//)」 行く先々で声をかけられ、欲しいものは大概手に入ってしまい、自然と買い物が終わっていくのでありました。 花鈴「よし…と。これでお買い物終了〜♪(^^)」 とことこ、とことこ…
花鈴「…あれ?(・・)」 何かを見つけたようで。 花鈴「わっ♪(・▽・)」 それは、小さなお花屋さんの軒先に並べられたお花。 花鈴「綺麗♪(^▽^)」 ちょこんっと腰掛けて、小さな花に見入る花鈴ちゃん。赤、白、ピンク、黄色……色とりどりのお花を見つめる様は、花鈴ちゃんの性格をよく表しています。 花鈴「可愛い〜(^^)」 ????『お花。好きなんですか?(・・)』 花鈴「………へ?(・・;)」 キョロキョロと辺りを見回しても、誰もいなくて。 花鈴(……気のせい、だよね?(・・)) ????『シラギクもお花大好きですぅ〜(^▽^)』 花鈴「………あれれ?(・・;;;)」 再度辺りを見回しても、誰もいない。 花鈴(あれ?あれ?……あれれ?(・・;;;)) 不思議に思う花鈴ちゃん。 花鈴「声が聞こえたような気がするけど…。やっぱり…気のせい……だよね?(^^;)」 お気に入りのお花を手にとって、レジへと持っていく。 * * * *
花鈴「ただいま帰りました〜(・▽・)」 鈴那「こうして、こう?(;;)」 かちっかちっ…
ちがぁ〜〜〜〜う!ここは、こう!(--;;;;) 花鈴「何をやっているんですか?(・・)」 うむ。ふにゃぅにWin98SEの初歩的な使い方を教えてやっておるのぢゃ。勉強勉強!(--) 鈴那「…鈴那、難しくてよくわかんないの〜(xx)」 馬鹿者!よくわかんないと思うから本当にわかんなくなるのだ!難しい等と考えるんぢゃないわ!(--#) 鈴那「ふにゃぅ〜…(;;)」 起動・終了の仕方くらいキチっと覚えておけ!(--) 鈴那「どうしてテレビみたいに切れないの〜?(;;)」 ガタガタ抜かすな!さっさとやれぃ!(--#) 花鈴「あは。そうなんだ。…シュークリーム買って来たから、お茶入れるね(^^)」 鈴那「ふにゃ!シュークリーム〜〜〜♪(・▽・)」 がしっ
まてィ。貴様は居残り練習や!(--##) 鈴那「うー(xx)」 花鈴「すぐ持っていくから、ちょっとだけ待っていてね(^^;)」 ………… 花鈴「さて…と。紅茶にしようかな。それとも、ココアにしようかな(^^)」 音を立てるヤカンを前に、ちょっと考え込む花鈴ちゃん。 花鈴「ちょっと、聞いて来よっと…。ご主人様〜………(・・)」 ぱたん…
花鈴『何をお飲みになりますか?(^^)』 玄米茶。濃いのを頼むぞ(--) 鈴那『鈴那、ココアが飲みたいの〜(^^)』 花鈴「はぁい♪かしこまりました〜(^^)」 ドアを閉じ、誰もいなくなったキッチン。…そこへ。 ????「とってもおいしいですぅ〜(^▽^)」 ????「美味しいですわ(^^)」 がさがさ…がさがさ
????「あむあむ…はぐはぐ…。クリームが甘くておいしいですぅ〜(//▽//)」 ????「和菓子もいいけど、洋菓子もいいですね。好きになっちゃいそうです(^^)」 がさがさ…がさがさ
シュークリームの入った袋の中から、何やら音が…。 ぱたん…
花鈴「さて。ご主人様はお茶で、鈴那ちゃんはココア。私は…紅茶にしようかな(^^;)」 がさがさ…がさがさ
????「美味しかったですぅ〜♪(//▽//)」 ????「ご馳走様でした♪(^^)」 花鈴「お湯を沸かして…お茶の準備は完了♪さて、シュークリームをお皿に出して…………あれ?(・・;;;)」 がさがさ…
花鈴「おかしいなぁ。ジャンボシュークリームがあるはずなんだけど……空っぽ?(・・;;;;)」 ????「むにゃむにゃ、シラギク…おなかいっぱい…。ねむくなってきちゃったですぅ〜( ̄▽ ̄)」 花鈴「誰かが食べちゃうはずないし………うーん。どこに行っちゃったんだろ……(・・;;;;;)」 ????「ちゃんとお礼を申し上げなければいけませんわね。私はシラユリと申します。ご馳走様でした♪この洋菓子、名称は存じ上げませんが。とっても美味しかったですわ(^^)」 ぷかぷか…
花鈴「…………………………………………………………………………………………………(・□・;;;;)」 シラユリ「ほら。シラギクもご挨拶なさい(^^)」 シラギク「美味しかったですぅ〜。御馳走さまでした〜………むにゃむにゃ……Zzz(-.-)」 花鈴「…………………………………………………………………………………………………(・□・;;;;)」 シラユリ「どうなさいました?(^^)」 シラギク「ねむねむですぅ…………Zzz(-.-)」 花鈴「…え?……あ、あの……えっと………そのぉ…………どちら様……でしょうか…?(・・;;;;)」 シラギク「シキガミですぅ…………Zzz(-.-)」 花鈴「……シキガミさん???(・・;;;;;;)」 シラユリ「はい。…シキガミとは、一般に云われておりますような『陰陽道で呪詛などの妖術に使役する鬼神のこと』で、ありますが(^^)」 シラギク「姉様とシラギク達はちょっと違うのですぅ〜…………Zzz(-.-)」 花鈴「……ひぅぅ。ご、ごめんなさい。あの……よく、わからないです……(;;;;;;)」 シラユリ「そうでしょうね。なかなか、分かりづらいですから(^^)」 シラギク「へぐぅ〜。もぉたべられないですぅ………Zzz〜(-.-)」 花鈴「………そ、それで。あの。皆さんは、どうしてここに?(・・;;;;;)」 シラユリ「それはですね………(^^)」 ………… がちゃっ…
花鈴「ひぅ…。あのぉ。ご、ご主人様〜………(^^;)」 おう、ひぅ〜か。茶入れご苦労(--) 鈴那「ふにゃぅ〜……鈴那、目が回ってきたの〜(xx)」 お。ふにゃぅよ。見てみ(--) 鈴那「えっと。…ふせいなしょりをしたために、きょうせいしゅうりょう(;;)」 や〜い♪い〜けないんだ〜いけないんだ〜♪(-▽-) 鈴那「ふにゃぅぅっ!鈴那、何も悪いことしてないの〜!(;;;;;;;)」 せ〜んせ〜にいってやろ〜♪(-▽-) 鈴那「ふにゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!(xx;;;;;)」 花鈴「あのぉ〜………(^^;)」 と、いう冗談はさておいてな。不正な処理なんざほとんどユーザーのせいじゃねえっての、なんべんみたことやら。………てなわけで、ここでメニューの『ファイル名を指定して実行』でな『regedit』と入力してレジストリエディタを起動。そんでもって、出てきたレジストリをあっちゃこっちゃいじくって削除削除〜…(--) 鈴那「こう?(・・)」 かちっ♪
…な〜んてことしたりするとWindowsが壊れるから気を付けてな。レジストリを知らない初心者が、レジストリエディタを使っていろいろ操作するのはとっても危険………って!!!!あああああっ!!!!云ってる側から貴様わっ!(--#####) 鈴那「ふにゃーーーーー!鈴那、悪く無いもんー!云われたとおりやっただけだもんーーー!(;;)」 やかましいわっ!!!!………なんちゅーことをっ!!!!(--;;;;;;) 花鈴「あのぉ〜………(^^;)」 あんだよ!(--#) ぎろっ!
花鈴「ひうっ!(;;)」 今忙しいから後にしやがれコラ(--#) 花鈴「は、は、はいいい…………(;;)」 すわーてと。お仕置きといこうか(--####) 鈴那「鈴那、悪くないもん〜〜〜〜〜っ!(;;)」 花鈴「ごっ…ご主人様!鈴那ちゃんをいぢめちゃだめです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!(;;)」 なにをいいやがる!大体だな!(--####) ぐりぐりぐりぐりっ!
花鈴「ひぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!(xx)」 貴様の教育が悪いんじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!(--#####) 鈴那「ふにゃぅ〜っ!お、おねえちゃん〜!ご主人様、ごめんなさいなの!おねえちゃんをいぢめないでなの〜!(;;)」 そーかそーか。正直に『悪いのは自分です』と、告白したか。だがな…(--#) がしっ!
鈴那「にゃうっ!(;;;;;;;;)」 世の中にはこういう格言があるのだよ。昔々ある少年が『親父が大事にしていた梅の木を折ってしまい、正直に告白して謝ったのにしこたまどつかれて、それが元で世界戦争へと発展していった』という、某国の大統領の話がな(--#) じたばたじたばたっ!
鈴那「ふにゃほほぅ〜〜っ!ふにゃふふふ〜〜っ!ふにゃにゅふにゅ〜〜っ!や、やめてなのぉ〜〜!(xx)」 ふはっはっはっは♪流石つるぺたろりぷにふにゃうだ。ほっぺが伸びる伸びる♪変な顔変な顔〜♪(-▽-#) 花鈴「うう………。ご、ご主人様〜〜〜。………も、もぉ…許してくださいい〜〜〜!(xx)」 シラギク「シラユリねえさま。………花鈴ねえさまと鈴那ねえさまがいぢめられてるですぅ(・・)」 シラユリ「悪霊が一人、住み着いていますわね。それも、とてつもなく強力な(--)」 シラギク「ええっ!…じゃあ、シラギク達が助けてあげないと可愛そうですぅ!(TT;;)」 シラユリ「そうね。退魔モードいくわよ!(TT)」 シラギク「はいっ!ですぅ!(TT;;;;)」 うらあああっ!さそりがためええええええええええええええええっ!!!!!!(--######) ぐぎぎぎぎっ!
花鈴「ひぅぅぅっ!い、痛い痛い痛い痛い〜〜〜〜!ご、ご主人様……ぎ、ぎぶあっぷですぅ〜〜〜!(xx)」 ばんばんばんっ!
鈴那「おねえちゃん〜〜〜〜!(;;)」 シラユリ「いくわよ。シラギク(TT)」 シラギク「はいっ!シラギク、準備OKですぅ!(TT;;;;)」 シラユリ「それじゃあ、一、二、三のかけ声で攻撃(--)」 シラギク「はいっ!ですぅ!(TT;;;;)」 貴様等二人幼児にしてシュガーコスさせてまり○ゅく屋にうっぱたくぞコラ!(--######) 花鈴「ひぅぅぅぅ〜〜〜〜。しくしく、しくしく…………(xx)」 鈴那「ふにゃぅ〜〜〜〜〜〜〜〜(xx)」 シラユリ「一……二…………(--)」 シラギク「三っ!ですぅ!(TT;;;;)」 シラユリ「朱雀っ(TT)」 シラギク「火炎獄…っ!ですぅ!(TT;;;;;)」 どごごごごごごごごごっ!
おわっ!おわああああっ!あっあっ熱い熱いあちいいいいいいいいいいいいっ!!!!!(--;;;;;;;) シラユリ「燃え尽きなさいっ!(TT#)」 シラギク「燃えるですぅ〜!(>_<#)」 どひーーーーーーーーーっ!!!!(--;;;;;;;) 鈴那「ふにゃ?(・・)」 花鈴「ひぅ………(xx)」 シラユリ「成仏して黄泉の世界へと舞い戻りなさい!(TT)」 シラギク「悪霊め…ですぅ!(TT;;;;;)」 どごごごごごごごごごっ!
あぢぢぢぢぢぢぢぢっ!!!!く、くおのっ!た、耐熱ふぃーるどおおおおっ!!!!!!(--#####) シラユリ「………なっ!冷気で朱雀火炎獄をうち破った!?(TT;;;;)」 シラギク「す、すごい力ですぅ!(TT;;;;;)」 シラユリ「あ、でも。熱遮断は完璧じゃないみたい(TT;;;;)」 シラギク「熱そうですぅ(TT;;;;;)」 しゅ〜〜〜〜〜〜………どたたたたたっ!
あちっあちっ!…れ、冷却冷却冷却強制冷却っ!水っ!ゆ、湯船ぇっ!(--;;;;;;;) 花鈴「あ…。ご主人様、お風呂……丁度沸かしたところで………。ご主人様、熱いお湯が好きだから(;;;;;;;)」 ざっぶん!
おわあっ!あちゃああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!(xx) 花鈴「遅かった……ひぅぅ(;;)」 * * * *
日本では古来より『山には山の神。海には海の神というものが存在すると思われており。いわば、物質には何かしらの神が宿っているという宗教思想である』と、そう思えばOKだな?(--#) シラユリ「そうですわ(^^)」 シラギク「シラギクとシラユリねえさまは『お花の精霊』なのですぅ〜(^^)」 鈴那「あのね♪鈴那、綺麗なお花大好きなの〜(^▽^)」 シラギク「嬉しいですぅ〜(^^)」 すりすり♪すりすり♪
あてててて……ほら。もちっと優しく塗れぃ。火傷の薬(--#) 花鈴「ご、ごめんなさい〜(;;)」 シキガミ…か。要するに貴様等は『ヒトに化けた花』ということだな?(--) シラユリ「はい。でも、私たちはあくまで『人に非ず・人に近き者』という存在なので、実体化と霊体化が可能なのであります♪(^^)」 とゆーと?(--) シラユリ「その時同じ空間にいる人の意志の力によりますが。普段、私たちのマスターの花總 眞白(はなふさ ましろ)さんと一緒にいる場合、眞白さんにとって私たちはとても大切なパートナーでありますから、実体化してキチンと役目を果たしてるのです(^^)」 ふーん。で、他の人の場合は?(--) シラユリ「他のヒトの場合、そのヒトがシキガミたち…例えば私たちを大いに必要としている思いが強ければ強いほど、実体化して、会話等が可能になりますし、逆になるほど霊体化して目に見えない存在になります。まあ、花になってしまえば会話は出来ないですが、存在を確かめることは出来ますよ(^^)」 へー(--) 花鈴「だから私には見えなかったんですね(^^;)」 シラギク「はいですぅ♪(^^)」 まー、戦い合う前ということで、キチッと互いを認識しておく必要があるかな(--) 花鈴「ひぅっ。…け、喧嘩はだめですよぅ〜(;;)」 先ずは、姉シキガミのシラユリ殿から(--) ////シラユリ嬢の紹介♪////
シラユリ:『百合の花のシキガミ。役割はマスターこと花總 眞白(はなふさ ましろ)殿のお世話係。いわばメイド的シキガミ。服装 は和装が主で、中国服風和装も好んで着用。食物はシキガミ故、太陽光・自然風・天然水があれば良い。あえて食べるのは、京都・生八つ橋と宇治・緑茶等、和風。悪霊狩りを本業とする。平安時代の男子着用の狩衣を着、霊剣を用いて、極端に周囲に悪影響を及ぼす悪霊を狩る。』 鈴那「シラユリおねえちゃんなのぉ〜(^▽^)」 花鈴「よろしくです〜(^^)」 シラユリ「ご紹介に預かりました、シラユリですわ(^^)」 でもって、次(--) ////シラギク嬢の紹介♪////
シラギク:『菊花のシキガミ。マスターこと眞白殿が遊び相手で、トモダチ的シキガミ。シラユリとは姉妹関係(花種が違うけど)和装が主だが、洋装も好んで着用。食べ物はシラユリと同じなので割愛。あえて食べるのは、ケーキ類とミルク系飲料等、甘いもの。悪霊祓いが本業。巫女装束を着て、幣(ぬさ)を用いる。周囲のあらゆるモノに取り憑いた低俗悪霊を祓う』 というところさね(--) シラギク「シラギクですぅ〜。よろしくですぅ〜(^▽^)」 鈴那「シラギクちゃん、ごろごろごろ〜♪(^^)」 花鈴「鈴那ちゃんたら……(^^;)」 んで…。紹介したところで聞くが。貴様等は何故ウチに来たんだ?(--) すりすり…すりすり…
鈴那「ふにゃ〜?ごろごろごろ〜(^-^)」 シラギク「ごろごろですぅ〜(^▽^)」 シラユリ「ふふ。シラギクったら(^^)」 花鈴「鈴那ちゃん…(^^;)」 ………で?(--) 花鈴「あ、あの。……私がお茶を入れているときに、キッチンに行ったら(・・;;)」 シラユリ「その節は。とても美味しい洋菓子を、ご馳走様でしたわ(^^)」 …………なにぃ?てことは、ひぅ〜がキッチンに菓子と茶の用意をしに行ったら、既に貴様等シキガミ姉妹が手のひらサイズ状態で、買い物袋の中にいたっつーことだな?(--#) 花鈴「そういえば。…私がお花屋さんで鉢植えのお花を買ったとき、シラユリさんとシラギクさんの声が聞こえたような……。気のせいかと思っていたんですが(・・;;;;;)」 シラユリ「失礼とは思ったのですが、お花好きな方と見受けまして。一緒に付いていけば問題も解決できるかと思いましたので(^^)」 ………問題って、なんだよ?(--) シラユリ「『沖野花鈴様』のお宅にお邪魔する…ということだったのですが、うっかり道に迷ってしまいまして…。朝から何も食べていなかったのです(--)」 花鈴「それで、偶然ここに来られちゃったということなんですね?(^^;)」 シラユリ「ええ。私としたことが。恥ずかしいですわ(^^;)」 ほー。そんでもって、用件は?(--) シラユリ「私たちのご主人様こと、花總眞白(はなふさましろ)さんから、ウチの宣伝に行って来るように…と、云われたのです(^^)」 花鈴「花總眞白さんって、ご主人様のお知り合いさんですか?(・・)」 うん。そうだけど(--) 花鈴「宣伝って…月華猫々亭(げっかニャンニャンてい)ですね♪(^^)」 すりすり…すりすり…
鈴那「ねこにゃんごろごろごろ〜♪(^-^)」 シラギク「ごろにゃんですぅ〜♪(^▽^)」 花鈴「あは。鈴那ちゃんったら、シラギクちゃんと気が合うみたいですね(^^)」 ちっこいもの同士、通じ合うものがあるんだろう。……それはそうと(--) シラユリ「はい(^^)」 俺のシュークリームは?(--) 花鈴「あっ…あのっ!それは、その…えっと。ご主人様。…お、落ち着いて聞いて欲しいんですが(;;;;;;)」 おお。落ち着いているとも。ああ、落ち着いているさ。ああ、落ち着いているに決まっているさ。とっても心拍数が安定していて平常心やで。…で、俺のシュークリームは?(-▽-#) 花鈴「ひぅぅぅ………え、えーと。あの………ジャンボシュークリームは………(;;;;;;;)」 うむ。結構甘いもの好きで酒もそこそこ好きという両刀遣いな私がとぉぉぉぉぉぉぉっても楽しみに待っていたジャンボシュークリームはどうしたのかね?(-▽-#) 花鈴「ひぅ〜……………その、その………………。お、怒らないでくださいぃ〜……ご主人様ぁ………(;;)」 HAHAHAHA♪何故かね。理由もなく怒ったりなんかするわけないさ♪私はとっても全然全くこれっぽっちも怒ってなんていないさ。これ、この通り。私はとても穏やかな性格で、暴力を嫌う平和主義者なのだからな。ふはっはっはっはっは♪( ̄▽ ̄#) すちゃっ♪
花鈴「ご、ご主人様。絶対怒ってるですぅ。…ひぅぅぅ……お…おでこの血管が……ひくひくしてるですぅ〜(;;;;;;)」 シラギク「しゅ〜くり〜む。とっても美味しかったですぅ〜(^^)」 シラユリ「美味しく御馳走になりましたわ(^^)」 花鈴「し、シラギクちゃん…。シラユリさんまで…。ひぅ〜…(;;;;;;;)」 ほうほうほうほおう。それはつまり『ひぅ〜のご主人様がとっても楽しみに楽しみに待っていたジャンボシュークリームを、貴様等が全部食べちゃった』ということかな?( ̄ー ̄#) シラギク「そうですぅ〜♪(^▽^)」 シラユリ「そうですわ(^^)」 びしっ!
↑血管が切れる音♪ 『そうですぅ〜(わ)』じゃ、なーーーーい!!!!!うがあああああああああっ!!!!(--#####) 花鈴「ひぅぅぅっ!ご、ご、ご主人様。落ち着いてくださーーーーーーーーーーーーーーいっ!!!!!(xx)」 ばるかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんっ!!!!(--#######) ずがががが!
花鈴「ひぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!(xx)」 鈴那「ふにゃぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!(;;)」 シラユリ「あら?なんでしょうか?(^-^)」 シラギク「ばらばら、お家が壊れていくですぅ〜?(^▽^)」 がとりんぐ砲ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(--#######) ずがががが!!
花鈴「ひぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!(xx)」 鈴那「ふにゃぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!(;;)」 シラユリ「何か、楽しいですねえ♪(^^)」 シラギク「手品みたいですぅ〜♪(^▽^)」 ぐれねーどらんちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(--#######) どごごごっ!
花鈴「ひぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!(xx)」 鈴那「ふにゃぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!(;;)」 シラユリ「花火でしょうか?(^^)」 シラギク「綺麗ですぅ〜♪(^▽^)」 ぶらすたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(--#######) びしゅーーーんっ!
花鈴「ひぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!(xx)」 鈴那「ふにゃぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!(;;)」 シラユリ「綺麗な光ですね♪(^^)」 シラギク「ぴかぴか〜〜♪(^▽^)」 がたんっ!
………………………………………………チクショウ。やっぱり実体弾は効かないのか(--;;;;;;) 花鈴「ああああ…またまたまたまたお部屋がぼろぼろにぃ。ひぅぅ…折角お掃除したばかりなのにぃ〜(xx)」 鈴那「壁がなくなっちゃったの………(;;)」 シラユリ「基本的に、私達は実体がありませんので(^^)」 シラギク「壁もすり抜けちゃうんですぅ〜(^▽^)」 なにぃ……(--;;;;;;) 花鈴「お部屋が、お部屋が〜…………しくしくしくしく(xx)」 鈴那「お姉ちゃん、泣いちゃだめなのぉ〜。鈴那も悲しくなってくるの〜(;;)」 実体弾が効かぬのならば…くらえィ!孔雀明王の力ァ!(--) 花鈴「……………………(;;)」 オン マユキラ テイソワカ!(--#) シラユリ「…っ!!!!!(TT;;;;;;)」 シラギク「避けられないですぅ〜!!!!(><;;;;;)」 花鈴「………ひぅ〜。ま、またまたまたまたお家が………しくしく…しくしく(xx)」 鈴那「ふにゃぅぅぅ〜〜〜〜………鈴那、痛いの〜〜〜〜〜〜〜〜(xx)」 ずずずんずんっ!
* * * *
カンカンッ!カンカンッ!
うおーい。こっちは終わったぞ。そっちは終わったか〜?(--;;;;) 花鈴「ひぅぅ………な、何とか終わりましたですぅ(xx)」 鈴那「鈴那………へとへと(xx)」 悠希「うう………………ぐったり………(xx)」 ふふふふ。少しはまともに使えるようになってきたじゃねえか。悠希よ( ̄ー ̄) シラギク「最初からこんな事しなければいいんですぅ〜!(TT#)」 シラユリ「そうですっ!やっぱり除霊しておけばよかったですね(--#)」 あんだとおんどりゃぁっ!大体だなぁ、貴様等が、私が楽しみにしていたジャンボシュークリームを勝手に食ったりしなけりゃこんな事にはなぁっ!(TT####) シラギク「普通の人は、そんなことでお家を壊したりなんてしませんですぅっ!(TT#)」 シラユリ「貴方は危険過ぎますわっ!やっぱり除霊をしておくべきでしたわね!(--#)」 うがあっ!除霊除霊云うなー!俺はアンデッドモンスターじゃねええええっ!!!!(--#####) シラユリ「アンデッドモンスターの方がまだ質がいいですわ(TT#)」 シラギク「もっと手に負えないですぅ〜!(TT#)」 くぉの!黙って聞いてりゃ勝手放題言いたい放題いいやがって!んべーーーーーーーーーだっ!/(T□T#) シラギク「べーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーですぅっ!(>_<#)」 シラギク『べーーーーーーーですぅっ!(>x<#)』 花鈴「け、喧嘩はやめてくださいいい…。しくしくしくしく………(xx)」 シラギク「やっぱりやっぱり。この人は除霊しておくべきですぅ!(TT#)」 シラユリ「そうね。正しい判断だわ。放っておくとどんな害をなすかわかりませんっ!(--)」 むっかあああーーーーーーーっ!!!!まぢでむかついたっ!!!!成敗してくれる!(--####) ぢゃきンっ!
↑ゴーストバ●ターズに出てくるよーな銃♪ 花鈴「ひぅーーーーーーーーーーっ!!!ご、ご主人様。だめですぅ〜〜〜〜〜っ!(;;;;;;;)」 鈴那「だめですなのぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!(>_<;;;;)」 花鈴「お願いゆ〜君っ!ご主人様を止めて〜〜〜〜っ!(;;)」 悠希「はっはいいっ!……か、花鈴さんのご主人様〜!落ち着いてください〜〜〜〜!(;;;;;;;)」 がしっ!
止めるな悠希っ!俺を止めるんじゃねええええええええええっ!!!!(--#####) 悠希「あうううう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!(>_<)」 シラユリ「まあ。何て凶暴な…。やっぱり除霊しておくべきですわね(TT;;;)」 シラギク「ですですぅ(TT)」 花鈴「ご…ご主人様ぁ。平和的に……お願いしますよぅ。シラユリさんも、シラギクさんも…。仲良くお願いしますぅぅ〜(;;)」 ンなこたわかっとるわいっ!こちとら穏やかな人柄で至極平和にやろうと思ってるのに、混迷する中東情勢の如く奴らからしかけてくるんじゃボケェ!(--####) 花鈴「ふええ〜〜〜〜〜〜〜んっ!お願いしますよぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!(xx)」 鈴那「花鈴おねえちゃん、泣いちゃだめなのぉ〜(;;)」 シラユリ「………そうですわね。花鈴さんのおっしゃることももっともです(--;;;;)」 シラギク「べーッ!(>x<)」 べーだッ!(>x<#) シラユリ「こら。シラギク(--)」 シラギク「だって、シラユリ姉さま。あのおじさんがすごむんですぅ〜(TT)」 ギャーーーーーーーーースッ!誰がおじさんやっ!!!!俺ぁまだ若いわっ!!!!(TT######) 花鈴「へ、平和的にぃ……。ぐすっ…話し合って解決してくださいよぅ〜〜〜〜〜。しくしく…(xx)」 悠希「え、えっと。何か別のことで勝負を付けてみてはどうでしょうか?…なんて(^^;;;;;)」 花鈴「別の事って、なぁに?(;;)」 別のことってあンだよ?(--####) 悠希「あぅぅ。……こ、これです。丁度持ってきたんですよ〜。一緒に遊ぼうかな〜って思って…(^^;)」 む?(--) 花鈴「ひぅ?(;;)」 鈴那「…ふにゃ?(・・)」 シラギク「…これは?…ですぅ(・・)」 シラユリ「百人一首…ですわね?(^▽^)」 ……よかろう。その勝負。受けてたってやる!(--#) こうして、仁義無き百人一首勝負が始まったのである…。
よぉうし。じゃあ、総当たり戦だ。メンツは俺と悠希とふにゃぅ、それにシキガミ姉妹。そして、読み手はひぅ〜とする(--) シラユリ「問題ありませんわ(^^)」 シラギク「シラギク、負けませんですぅ!(TT)」 悠希「僕も、準備オッケーです(^▽^)」 鈴那「難しそうなの〜(;;)」 ビリには屈辱的な罰ゲームを…(--) 花鈴「だめですっ!(;;)」 おわっ!(--;;;;) 花鈴「仲良く……お願いしますぅ〜。後生ですから……。ひぅぅ………(;;)」 …………何か、悲壮感漂ってきたな。ひぅ〜よ(--;;;;;) シラユリ「…少し、反省しますわ(--;;;;)」 シラギク「花鈴姉さま。ごめんなさいですぅ〜(;;)」 花鈴「…いいです…けど。楽しくやりましょうよぅ…(;;)」 うむ。なるべく楽しくエンタテインメントをエンジョイすることを心がけてみる(--;;;;) ……… 花鈴「こほんっ。それじゃ、行きます〜(^^)」 どんとこい!(--#) 悠希「お願いします〜!(TT;;;)」 シラユリ「準備万端ですわ♪(^^)」 鈴那「ふにゃぁぁ〜……よくわかんないけど、わかったの(;;)」 シラギク「シラギクは、準備おっけーなのですぅ( ̄▽ ̄)b」 花鈴「えっと。……『秋の田の〜かりほの庵のとまをあらみ〜。わが衣手は露にぬれつつ〜』………(・・)」 悠希「ありましたっ!(^▽^)」 ぱしっ♪
ハリセンボンバーっ!(--#) びしッ!
花鈴「ひぅっ!!!!!(xx)」 悠希「かっ…花鈴さんんんんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(;;;;;;;)」 鈴那「ふにゃっ!?花鈴おねえちゃん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!(;;)」 ふぅ。読み手の手札がバラバラやの。…とゆーわけで、今のは『なかったこと』だな( ̄ー ̄) 花鈴「しくしく……平和にって云ったのにぃ……ぐすっ(xx)」 シラユリ「…卑怯者ですわ(--#)」 シラギク「…邪悪ですぅ(--#)」 ふふん。さっきのアイキャッチ風センタリングでも云っただろうに『こうして、仁義無き百人一首勝負が始まった…。』ってな( ̄ー ̄) 悠希「酷い……。花鈴さん、大丈夫?(;;)」 花鈴「くらくらするよぅ……(xx)」 鈴那「痛いの痛いの飛んでけ〜…なのぉ(;;)」 花鈴「鈴那ちゃん、ありがと……。ひぅぅ〜……(xx)」 さあさあっ!のびてねぇで、さっさと次ぎや次ッ!( ̄▽ ̄) シラユリ「そういうことなら(--#)」 シラギク「シラギク達も手段を選びませんですぅ(--#)」 ………… 花鈴「……ひぅぅ。は、『春過ぎて〜、夏来にけらし白砂の。衣干すてふ天のかぐ山〜』……(;;)」 ↑警戒している もらいいっ!( ̄▽ ̄) びしっ♪
シラユリ「朱雀火炎獄ッ!(--#)」 ずごごごごっ!
どひーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!Σ( ̄□ ̄;) 悠希「………カードごと(;;;;;;)」 鈴那「燃えちゃったの…(;;;;;;)」 あ、あ、あちいあちいあちいっ!し、しゃれならんてっ!水ッ水ーーーーっ!!!!(--;;;;;;) シラギク「シラユリ姉さま、すごいですぅ〜(^▽^)」 花鈴「しくしくしくしく……………(xx)」 ………きったねぇ。炎の呪法使いやがった………しかも特大の(--;;;;;) シラユリ「手段は選ばないと云ったのは貴方ですよ?( ̄ー ̄)」 くううううっ!!!!わかったよ。そっちがそーくるんなら俺も…もう容赦しねぇからな(--#####) 悠希(い、今まで容赦していたんですか………?(;;)) 鈴那(ふにゃぅ〜…。みんな、こわいの(;;)) 花鈴「ひぅぅ…………(xx)」 ………… 花鈴「…………………(;;)」 ↑びくびくしている 怖がらんと、さっさと次読めぃ(--) 悠希「あは。……か、花鈴さん。怖がらないで……って、云っても無理があるけど(^^;)」 花鈴「ひぅぅ。……じ、じゃあ。続けますね。えっと…『是れやこの〜行くもかへ(え)るも別れては〜。知るもしらぬも逢坂の關(せき)〜』……(;;)」 シラギク「もらったですぅ〜♪(^▽^)」 ぱしっ♪
うぉりゃっ!(--######) ずががががっ!
鈴那「ふにゃっ!!!!(;;)」 悠希「わあああっ!!!!ま、マシンガン…………(;;)」 シラギク「………札が…ずたずた……ですぅ(--;;;;;)」 貴様等。実体弾は貫通するんよな。にやりんぐ♪( ̄ー ̄) シラギク「…………へぅ〜(--;;;;;)」 シラユリ「……私たちも、本気を出さねばいけないようですね(--;;;;)」 花鈴「平和に……………しくしく……………(xx)」 鈴那「花鈴おねえちゃん、泣かないでなの〜(;;)」 花鈴「も、もぉ。……もっと…その、楽しくやりましょうよぅ…(;;)」 あーっそ。わかったわかった。もう重火器やハリセンなんぞは使ったりせんよ。安心しーや( ̄ー ̄) 悠希「安心しろと云っても…無理があるような………(;;;;;;)」 ほれほれ、このとーり♪( ̄ー ̄) ぽいっ♪ぽいっ♪
花鈴(…私、信じても……いいの?(;;)) 悠希(し、信じましょうよ…。花鈴さん(^^;)) 花鈴(う、うん。…そう…だね(;;)) くぉら。もたもたせんと、さっさとやらんか!(--#) 花鈴「…ひぅぅ。…た、『田子の浦に〜うち出てみれば白妙の〜。富士の高嶺に雪はふりつつ〜』…(;;)」 鈴那「あったの〜♪(^▽^)」 ぱしっ♪ずずずんッ!
鈴那「ふにゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(;;)」 な、な、なんとぉっ!?カードがいきなり爆発しおったぞ!?(--;;;;;) 悠希「じ、地雷………。カードの下に地雷がっ。……れ、鈴那ちゃ〜〜〜〜ん!(;;)」 ………ふぅ。あぶねぇのぉ( ̄▽ ̄;) 鈴那「痛いの〜………(xx)」 花鈴「ふぇ〜ん。鈴那ちゃぁん〜……しくしく…………(xx)」 シラユリ「やっぱり、邪悪ですわね(TT;;;;)」 ふふん♪次はどーした( ̄ー ̄) シラギク「普通の勝負はできないみたいですぅ(--;;;;;)」 花鈴「もう、知りません〜!(xx)」 ま、まぁまぁそう云わずに。次を読んでおくれ。花鈴よ(-▽-;;;;) 悠希「か、花鈴さん。…僕が読み手になりますよ。花鈴さんは…一緒に手札をとってください(^^;)」 花鈴「……うん(;;)」 悠希「それじゃ……いきますよ?(^^;)」 どんと来いやぁ!( ̄▽ ̄) シラギク「どうぞですぅ(^^)」 悠希「えーと。『嵐吹く〜、三室の山のもみじ葉は〜。龍田の川のにしきなりけり〜』………(^^)」 花鈴「ありまし……ひぅっ!!!!(xx)」 もらったぁぁぁっ!!!!(>▽<) どげしっ!
花鈴「ひぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(xx)」 悠希「かっ!花鈴さんんんんんっ!!!!(;;)」 鈴那「花鈴おねえちゃん〜〜〜〜〜〜〜〜っ!(;;)」 どがしゃっ!
花鈴「しくしく……ひぅ〜……(xx)」 ふっふっふ♪これは真剣勝負なのだよ。勝利のためには手段を選ばないと云ったろう?吹っ飛ばされる事くらい、覚悟せぇよ♪( ̄ー ̄) 花鈴「な、何で百人一首でこんな……(;;)」 悠希「花鈴さん、大丈夫ですか?(;;)」 鈴那「花鈴おねえちゃん、大丈夫〜?(;;)」 シラユリ「シラギク。戦闘態勢ですよ(--#)」 シラギク「はい、ですぅ(--#)」 ま、これで私が一枚やな。はっはっは( ̄▽ ̄) 悠希「だ、だめですよぉ。普通にやらなきゃ……(;;)」 つべこべ云わんと、さっさと次読めィ。どんどんいけィ(--) 悠希「は、はぁ…。じゃあ、いきます。『いにしへの〜奈良の都の八重桜〜。けふ(きょう)九重に匂いぬるかな〜』…(;;)」 もいっちょもらいいいっ!!!!(^▽^) ばんっ!
シラギク「あげませんですぅっ!(--#)」 ばんっ!
ぐおっ!Σ( ̄□ ̄;) シラユリ「阻止します!冷凍剣っ!(--#)」 ひゅおおおおっ!
さっさっさぶいさぶいさぶいいい今度はさぶいいいーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(--;;;;;;) 花鈴「もう〜………(xx)」 ………… ふー。炎の後に冷気じゃ、温度差で粉々になってしまうでわないか(--;;;;;) 鈴那「ご主人様、ほかほか〜(・・;;)」 悠希「ふ、普通に遊びましょうよぉ(;;)」 花鈴「そうですよぉ…(;;)」 シラユリ「申し訳ありません。邪心を察すると、つい…(--;;;)」 シラギク「シラユリねえさまは除霊が本職なのですぅ(^^)」 だから俺は悪霊じゃねぇってばよ(--#) シラユリ「並の悪霊より性質が悪いですわ(--#)」 シラギク「災いをもたらしますですぅ(--;;;;)」 がるるるッ!いいたい放題云いおって!もぉ我慢ならんっ!決闘やぁっ!!!!表に出やがれ!(--#) 花鈴「や、やめて〜〜〜。しくしくしくしく……(xx)」 悠希「わあああっ!お、お、落ち着いてくださいい〜〜〜っ!(;;)」 鈴那「ふにゃ〜!シラユリおねえちゃん、シラギクちゃん、ご主人様、落ち着いてなの〜!(xx)」 シラギク「んべ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!(>x<)」 うがあああっ!!!!あっかんべーしやがってこのお子ちゃまシキガミめぇぇぇぇっ!!!!とっつかまえて食用菊の甘酢漬けにして食っちゃるっ!!!!(--#####) シラユリ「あ。それ、美味しいんですよね〜。しゃきしゃきした歯ごたえが(^^)」 悠希「そ、そりゃ…確かに美味しいけど。そんなこと云ってる場合じゃないような(;;;;;;;;)」 花鈴「ひぅ、ひぅ……もぉぉ〜………(xx)」 じりっ…じりっ…
シラギク「へぅぅ〜。食べちゃ嫌ですぅ〜!(;;)」 そこをうーーーーーーごーーーーーーーーくーーーーーーなぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!(--#) シラギク「へぅぅぅぅ〜〜〜〜!!!!おじさんがいぢめるですぅ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!(>_<;;;;;)」 おじさん云うなっつーとろーがあああああああああああああああっ!!!!!(--########) がぶっ!
ぎゃんっ!!!!Σ( ̄□ ̄;;;;;;) シラギク「………へぅ?(>_<;;;;)」 花鈴「………え?(;;;;;;;)」 悠希「あ、あれ?(・・;;;;;)」 鈴那「ふにゃ?(・・;;;;;)」 …………あう〜。血がだ〜らだら流れてるのですよ(|| ̄▽ ̄||;) シラユリ「あらあら(^^;)」 ????「みゅぅ〜。シラギクちゃんをいぢめるやつは許さないみゅ〜(-ω-#)」 がじがじ…!
あはははははは。ははは。はは……は。……血が、ぴゅ〜って飛び出してるのですよ〜(|||| ̄▽ ̄;;;;;;;;;;) シラギク「シラキちゃんですぅ〜(・0・)」 がじがじ…!
シラキ「成敗だみゅぅ〜(-ω-#)」 シラキ『がぶっ!だみゅぅ〜!(-ω-#)』 『あうあうあう………か、噛み付かれた〜 Σ(|||| ̄□ ̄;;;;)』 花鈴「子犬……?(・・;;;;;)」 シラユリ「犬シキガミのシラキですわ(^^)」 鈴那「わんわん、可愛いの〜♪(^▽^)」 悠希「そ、それより…花鈴さんのご主人様が……(・・;;;;;;;)」 がぶっ!
うぎゃーッ!(--;;;) * * * *
きゅっきゅっ…
いてっいてっ!いてぇぇぇ〜!も、もうちと優しく巻かんかいコラ!(--;;;;;;;;) 花鈴「ひぅぅ。ご、ごめんなさい〜…(;;)」 悠希「包帯が痛々しいです…(・・;;;;)」 ふー。危うく狂犬病にかかるところやったぜ。キチッと消毒してくれぃよ(--) シラギク「シラキちゃんはそんなもん持ってませんですぅ(-x-#)」 シラユリ「もう一回噛まれますか?(--#)」 それわ嫌ぢゃ(--;;;;;) 鈴那「わんわん〜♪(^▽^)」 すりすり〜
シラキ「みゅぅ〜。ねこにゃん〜♪(^▽^)」 すりすり〜
ちっ。小動物娘二人が(--#) 花鈴「あはは(^^;)」 シラキちん、シラキちん……しらきしらき、って。かの、名作AVG『オホーツク○消ゆ』で被害者にシラキなんたらがいたよーな(--) 花鈴「え?(・・)」 いや、いい。気にするな。古き良きレトロゲームの話や(--;;;;) 鈴那「可愛いしっぽなの〜♪耳もふさふさ〜(^▽^)」 シラキ「照れるみゅ〜( ̄▽ ̄)」 んで。こいつ、誰?(--) シラキ「シラキっていうみゅ〜。イヌシキガミだみゅ〜(-ω-)」 シラユリ「シラギク。紹介してあげて(^^)」 シラギク「はいですぅ。シラキちゃんは…(^^)」 ////シラキ嬢の紹介♪////
シラキ:『犬シキガミ。他の2人に従って【祓い】及び【狩り】の手伝いをするのが役目。パワー補填が主任務とされている。明治から大正にかけて京都のある神社に強力な力を持つ巫女がおり。その犬神(犬シキガミ)として仕えていた。主人の死語も数百年あまり生き長らえていたが、ここ数年生命の源である巫女の法力が失われ、危機に瀕していた時に眞白殿と偶然出会い、命を救われた。忠誠心ははっきり言ってあるみゅ。というように、語尾にみゅと付けるのが口癖のようである。』 シラギク「こんな娘ですぅ〜(^^)」 シラキ「照れるみゅ♪(//-//)」 イヌシキガミ……ど〜りで、噛みついてくるわけだ(--#) シラユリ「大丈夫ですよ(^^)」 何が?(--) シラギク「シラキちゃんは、普通の人には害は無いですぅ(^^)」 てことたぁ、俺は普通じゃ無いってのか?(--#) シラキ「シラギクちゃんをいぢめていたみゅ(-ω-#)」 いぢめてねぇってばよ。単に、とっつかまえて甘酢漬けにしようとしただけ……(--) ばりっ!
うきょーッ!(--;;;) 花鈴「ひぅっ!ご主人様ぁ〜!(;;)」 シラユリ「こらこらシラキ。引っ掻いちゃだめですよ(・・)」 鈴那「シラキちゃん、引っ掻いちゃだめ〜(>_<)」 シラキ「みゅ……。つい(-▽-;;;)」 『つい』じゃ、ねぇよコラ(--########) だらだら…ぼたぼた
悠希「花鈴さんのご主人様。ち、血が………出血多量ですよぉ(;;;;;;;)」 このロリっこ子犬むしゅめが。どうしてくれようか(--#) だらだら…ぼたぼた
悠希「だから、あの。血が……(;;;;;;;;;;)」 鈴那「ふにゃっ。床が赤いの〜(;;;;;;;;;)」 花鈴「ご主人様。動いちゃダメです〜!(;;;;;;;;)」 シラキ「みゅぅっ。すごい執念だみゅ〜(-ω-;;;;;;;)」 シラユリ「凄まじいばかりの殺気を感じますわ(--;;;;;;;;)」 シラギク「ち、近づけないですぅ〜(>x<;;;;;;;;)」 がしっ♪
ふふふ。ふふふふふ♪ふははははのは♪( ̄ー ̄#;;;;;;;;) シラキ「みゅぅぅぅぅっ!?(;;;;;;;;)」 つーかーまーえーた〜〜〜♪( ̄▽ ̄;;;;;;;;) シラキ「みゅぅっ!!!!は、放すみゅっ!放すみゅ〜〜〜〜〜〜っ!!!!(--;;;;;;;;)」 さっ。私と一緒にまり○ゅく屋にでも行こうか( ̄ー ̄#;;;;;;;;) シラキ「嫌だみゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!(;;)」 花鈴「ひぅっ!まり○ゅく屋って………(;;;;;;;;;)」 鈴那「ふにゃぅ………(;;;;;;;;;;)」 悠希「子供になっちゃった花鈴さんと鈴那ちゃんを、連れて行こうとした……あの人の?(・・;;;;;;;)」 その通り。ろりっこ達にとってまり○ゅく屋は恐怖の象徴なのだ( ̄ー ̄#;;;;;;;;;;) シラキ「嫌だみゅ〜!放せみゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(>x<;;;;;;;)」 シラギク「シラユリねえさまっ!(--;;;;;;)」 シラユリ「わかってます。やっぱり邪悪ですわ。排除しなければ(--;;;;;)」 ふっ。まだやるかね( ̄ー ̄) シラユリ「いくわよっ!シラギクっ!(TT;;;;;)」 シラギク「はいっ!ですぅ!(TT;;;;;;)」 舐めんじゃねぇシキガミ姉妹ィィィっ!!!!(--######) シラユリ「玄武っ!!!!(--;;;;;;;)」 シラギク「烈震っ!!!!(TT#)」 ずずんっ!
こうして…
ご主人様とシキガミ姉妹の熱き戦いは続いていったとさ。
もちろん。戦いの影には…
花鈴「……地面が陥没……お家ごと………。ひぅ〜…………(;;)」 悠希「何もかも……飲み込まれて…いっちゃいましたね………(;;)」 知られざる、被害者と…。
鈴那「ごろごろごろ〜〜〜♪(^^)」 シラキ「みゅみゅみゅ♪くぅ〜ん♪くぅ〜ん♪(^ω^)」 すりすり♪ふにふに♪
鈴那「わんわん〜♪お耳がふさふさなのぉ〜♪(^^)」 シラキ「鈴那しゃん。猫みたいでふにふにしてますみゅ〜♪(^ω^)」 そんなものものともしない元気者もいましたとさ♪
次回に続く
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