花鈴小屋に猫三匹
シトシトと、雨の降る夕暮れ時。
鈴那「お買い物、終わったの〜♪(^-^)」 とことこ
辺りは既に薄暗く、足早に公園を通り抜ける。…と。 鈴那「ふにゃ?(・・;;;)」 ねこ「にゃお〜ん♪(・▽・)」 ミカンのダンボール箱に入っていた猫がにゃーにゃーと鳴いており。 鈴那「ねこにゃん〜♪(・▽・)」 ねこ「にゃ〜ん♪(・▽・)」 鈴那「おいでなの〜(^^)」 何よりも可愛い猫が好きな鈴那は、びしょびしょなのも構わず抱き上げて…。 すりすり、すりすり
鈴那「ごろごろごろ〜〜〜♪(^-^)」 ねこ「ごろごろごろ〜〜〜♪(・ω・)」 鈴那「にゃんにゃんにゃん〜〜〜♪(^▽^)」 ねこ「にゃんにゃんにゃん〜〜〜♪(・x・)」 鈴那「可愛いの〜。なでなでなの〜(^^)」 なでなで、なでなで
ねこ「にゃお〜ん♪(⌒▽⌒)」 鈴那「ふにふになのぉ〜♪ふさふさなのぉ〜♪ぴょこぴょこなのぉ〜♪(^▽^)」 ねこ「にゃんにゃん(⌒ー⌒)」 鈴那「ふにゃ?……箱の中に、お手紙?(・・)」 箱の中に、雨で濡れてふやけた紙が入っているのに気付き…。 鈴那「えっと。『捨て猫です。どなたか可愛がってください』……(・・)」 ねこ「にゃ♪(⌒ー⌒)」 鈴那「……ねこにゃん、捨てられちゃったの?(;;;;;;;)」 寒い雨は尚も降り続けて…。通る人影はまばらに。 鈴那「可哀想なの…(;;)」 ねこ「くしゅんっ!くしゅんっ!(x_x)」 鈴那「ふにゃ〜。風邪引いちゃうの……(;;;;;;;)」 子猫の鳴き声は…弱々しくて。 鈴那「…………おねえちゃんにお願いすれば、きっと大丈夫…なの(;;)」 優しいお姉ちゃんなら、きっとOKって云ってくれる。鈴那はそう思い…。 鈴那「ご主人様は………ふにゃう〜(;;;;;;;;;;;;;)」 ねこ「くしゅんっ!くしゅんっ!(x_x)」 鈴那「……一生懸命お願いすれば、きっと大丈夫なの。だから、鈴那のお家に…行くの〜(;;)」 ねこ「にゃんっ♪(⌒ー⌒)」 * * * *
で…(--) 花鈴「何ですか?(^^)」 本日の夕飯は、何であるか?(--) 花鈴「…あはは。まだ何作るか決めて無いんです…。何か、食べたいものってありますか?(^^;)」 そうだなぁ……(--) 花鈴「作ったことのない料理でも、チャレンジしますよ(^^)」 うむ。じゃあ、フカヒレスープ一丁(--) 花鈴「ざ、材料が無いですよぉ〜。それに、そんな高いもの…(・・;;;;;)」 今から海に潜ってとって来い!(--#) 花鈴「ひぅっ……。そんな。無茶苦茶ですよ〜(;;;;;;)」 俺は本場のフカヒレスープが飲みてぇんや!…ほれ、水中銃(--#) ぢゃきっ♪
花鈴「ひぅっ。……ほ、他のなら。がんばりますから(;;)」 ちっ。使えねー。……じゃあ、ツバメの巣スープ(--) 花鈴「え?(・・;;;;;)」 ツバメの巣は、洞窟などの人が登ることが出来ないような場所に作られることが多くてな。非常に採集が困難なわけで、高級なんや(--) 花鈴「ご、ご主人様ぁ〜(;;)」 頑張ってとって来いよ(--) 花鈴「ひぅぅ。無理です〜(xx)」 地権者が盗難防止ということで、ぐるぐると有刺鉄線張って、ライフルで武装してる事もあるそーな。気ぃつけてな(--) 花鈴「あの…。今ある材料で作れるものにしてくださいよぉ(;;)」 しかたねぇのぉ。何があるんよ?(--) 花鈴「えっと。お肉と、白滝と、お豆腐と、ネギと、キノコと……。春菊と…(・・)」 まるですき焼きのめにゅーじゃねぇか(--) 花鈴「そういえば…そうですね(^^;)」 よし。許可する。美味いすき焼きを作れぃ(--#) 花鈴「はいっ。任せてください〜♪(^▽^)」 底冷えする日には、丁度いいわな(--) 花鈴「あ…。玉子がないです(・・;;;;)」 む。それは一大事!(--#) 花鈴「でも、鈴那ちゃんが買ってきてくれるって云っていたから(^^)」 なら、大丈夫か(--) ぴんぽ〜んっ♪
花鈴「あ。鈴那ちゃんですね(^^)」 噂をすれば何とやら…かな(--) ………… 花鈴「鈴那ちゃん、お帰りなさい〜……あれ?(^^)」 鈴那「ふにゃぅ〜…。おねえちゃん、あのね…(;;)」 花鈴「ひぅぅ…。鈴那ちゃんどうしたの?ドロドロだよ〜(・・;;;;;)」 鈴那「おねえちゃん。お願いなの〜…(;;)」 花鈴「どうしたの?(・・)」 鈴那「鈴那ね。このねこにゃん……。公園で拾ったの…(;;)」 ねこ「にゃぁ〜ん♪(⌒ー⌒)」 花鈴「……え(・・;;;;;)」 鈴那「このこ、可哀想なの…。だから…だから(;;)」 ねこ「ごろごろ(⌒ー⌒)」 花鈴「あは。鈴那ちゃん、大丈夫。私も鈴那ちゃんといっしょにご主人様にお願いしてみてあげる(^^)」 鈴那「ホント?(・▽・)」 花鈴「うん。『この猫さん、飼ってください』って。だから、心配しなくていいよ(^^)」 なでなで…
ねこ「ごろごろごろ〜(⌒ー⌒)」 鈴那「ふにゃ〜ん♪おねえちゃん、ありがとうなの〜♪(;▽;)」 花鈴「さ。早くお家に入って、暖かいお風呂に入って暖まっちゃお(^^)」 鈴那「うんっ♪……このこも入れていい?(・・)」 花鈴「う〜ん。いいよ。ご主人様に見つからないように、早く(^^)」 鈴那「はぁいなの♪ねこにゃん、いこっ♪(^▽^)」 ねこ「にゃんっ♪(・▽・)」 ………… ふんふふ〜ん♪(--)/ ぐつぐつぐつ…
花鈴「あの…。ご主人様…(^^;)」 おう。もういつでも食える状態やで。飯よそれや(--) 花鈴「はい。…あのぉ(^^;)」 酒か?酒なら何でも構わんぞ。まぁ俺はそんなに飲まねぇしな(--) 花鈴「そうじゃなくて…。お願いがあるんですけど…(^^;;;;) あんだよ。云ってみぃ(--) 花鈴「えっと。……そのぉ(^^;;;;;)」 煮え切らんなァ。何だよ(--) 花鈴「鈴那ちゃんが…。お使いの帰りにですね…。その…(^^;)」 うん?(--) ばたばたばたっ!
ねこ「みゃうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(xωx)」 鈴那「ふにゃーーーーーーーーっ!待ってなの!まだ行っちゃダメなの〜〜〜〜っ!(;;)」 花鈴「あ……(・□・;;;;)」 ろりっこねこみみふにゃぅが、帰りに何だって?(--) ばたばたばたっ!
ねこ「みゃぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(;x;)」 鈴那「ちゃんと身体拭かなきゃダメ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!(xx)」 花鈴「え、えと…………あの………(;;;;;;;)」 はっきり云えよ。云ってくれんと伝わらんよ(--) ばたばたばたっ!
ねこ「にゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(TxT)」 鈴那「ふにゃ〜!びしょびしょのままじゃダメなのっ!風邪引いちゃうの〜〜〜〜っ!(xx)」 花鈴「れ、鈴那ちゃんが……………(;;;;;;;)」 ふにゃぅがあんだって?(--) ねこ「にゃ!?(・□・)」 ぴょんっ♪………ばりっ!
鈴那「ふにゃっ!(;;)」 ねこ「にゃんっ♪(・▽・)」 ………………ぐわっΣ( ̄□ ̄;;;;;;) 花鈴「ね、猫を拾って………ひぅっ!ご、ご主人様っ!(;;;;;;)」 ばりばりばりっ!
ねこ「にゃ〜んっ♪(⌒ー⌒)」 ………………………………………………………………………………………………(--||||######) 鈴那「ねこにゃんっ!ご主人様の顔に飛びかかっちゃだめなのぉ〜〜〜っ!!!!(;;)」 花鈴「……ご主人様………。大丈夫……です…か?(;;;;;;;)」 ねこ「にゃお〜んっ♪(⌒ー⌒)」 ぐい!
……………………………ふん(--||||#) 花鈴「ひぅっ。…ご主人様の顔…血だらけですぅぅぅっ!(;;;;;;;)」 鈴那「引っ掻いちゃだめなのーーーーーーーーーーー!(;;)」 ねこ「にゃーにゃーにゃーっ!!!!(;□;)」 ひぅ〜、ふにゃぅよ。喜べ。すき焼きに新たなる具が手に入ったぞ( ̄ー ̄|||||#) 花鈴「…え?(・・;;;;)」 鈴那「…ふにゃ(;;;;;;;;)」 ねこ「にゃぅぅぅぅっ!(;□;)」 ぷら〜ん、ぷら〜ん…
おんどりゃぁっ!!!!猫鍋にしたるッ!!!!(--#########) ねこ「みゃ〜!みゃ〜!みゃぁぁ〜〜〜っ!(xx)」 花鈴「ひぅぅぅっ!!!!ご、ご、ご主人様…落ち着いてくださぃぃぃぃぃっ!!!!(;;)」 鈴那「ふにゃぅぅぅっ!!!!ご主人様、ダメなのっ!!!!ねこにゃん食べちゃ嫌なのぉっ!!!!(;;)」 黙れコラっ!こん畜生持ってきた貴様等も同罪やっ!!!修正したるっ!!!!(--#######) びしびしびしびしっ!
花鈴「ひぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!(xx)」 鈴那「ふにゃぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!(xx)」 罰として飯抜きっ!!!!(--######) 花鈴「そ、そんな…。せめて、鈴那ちゃんには食べさせてくださ………ひぅっ(xx)」 どげしっ!
大体だなっ!貴様の教育が悪ィからこういう災厄をもたらすんじゃボケぇっ!!!!(--#########) 花鈴「ひぅぅぅぅぅぅぅぅ………(xx)」 鈴那「ふにゃっ!!!!おねえちゃんをいぢめちゃだめなの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!(;;;;;;;)」 貴様も悪いぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!(--######) ぐりぐりっ!うにゅにゅにゅにゅーーーーっ!!!!
鈴那「ふにゃふふっ!ほ、ほっへはひっはっはいやはの〜……………(xx)」 ねこ「フーッ!(T_T#)」 ごすっ!
おうっ!?(--;;;;;;;) 花鈴「ひぅぅぅ………。くすんくすん………(xx)」 鈴那「ふにゃぅぅ……。ほっぺがひりひりするの〜………(xx)」 痛ぇっ!てめぇらご主人に刃向かいやがっ………あれ?ひぅふにゃ姉妹は伸びたまま……?(--;;;;;) ????「あたしよッ!(TT#)」 む?(--;;;;;;) 花鈴「ひぅ?(;;)」 鈴那「おでこもひりひり……。ふにゃ?/(;_;)\」 貴様………何者だ?(--####) ????「あたしは猫っ!(TT#)」 くせ者がっ!名を名乗りやがれィ!(--#) ????「名前はまだ無いの!(TT#)」 * * * *
猫……だとぉ?(--;;;;;;) 鈴那「ねこにゃん?(・・;;;;)」 花鈴「ねこさん…?(・・;;;;)」 ????「そっ。あたしは、そこの娘に拾われた猫なの(^^)」 「あたしは猫。名前はまだないの♪(^-^)」 鈴那「鈴那の拾ったねこにゃん?(・・;;;;)」 ????「拾ってくれて助かったわ。…外は寒くて寒くて。もう少しで凍え死ぬかと思ったわよぅ(;;)」 そのまま逝ってくれ(--) ????「みゃぅっ!(;;#)」 ぽこっ
…………全然いたくねー( ̄▽ ̄;) ????「うぅぅ(xx)」 花鈴「ご主人様〜!いぢめちゃダメですよぉ(TT;;;;)」 ふん。ねこがねこを連れてきた…か。確かにまぁ、ねこみみも付いてるし。俺に飛びかかってきやがった猫と同じ毛色やし(--) ????「しっぽもあるよ〜(^^)」 鈴那「ふさふさ〜(・▽・)」 ぴょこん♪ぴょこん♪
…………で?猫耳猫尻尾コスしたコスプレイヤーが、どうしてすき焼きを食おうとしている家族に紛れ込んでるんだ?(--) ????「コスプレイヤーじゃないわよっ!あたしは猫なのっ!ヒューマノイドなのっ!(TT#)」 本当にぃ〜?( ̄ー ̄) ????「信じなさいよぅっ!ほらっ!しっぽが二つに分かれてるでしょ!(>_<#)」 鈴那「ねこにゃん、しっぽが二つあるの〜…(・・;;;;)」 ????「あたしは突然変異の『猫又猫』なの♪( ̄ー ̄)」 花鈴「……あ。私、聞いたことがあります。しっぽが二又に別れている猫って、不思議な力を持っていたりするんですよね?(^^)」 ????「そうそうその通りっ!私もそれなのよっ♪(^^)」 ふぅ〜ん。あっそ(--) ????「ま、まだ信じてないわね………(TT;;;;;)」 だ〜って。今時猫耳猫尻尾キャラなんて腐るほど巷に溢れかえってるし〜。しっぽが二又に別れてるくらいじゃな〜。インパクト薄いっしょ( ̄ー ̄) ????「ぐ、ぐぐ………(TT#;;;;;)」 花鈴「あ、あの…。私は…信じますよ。あは…(^^;)」 ????「ホントにっ!?(・▽・)」 鈴那「鈴那も信じるの〜(^▽^)」 ????「ありがと。嬉しいみゃ〜♪(^▽^)」 語尾は『にゃー』でなく、『みゃー』か。演技能力の訓練が行き届いている…と。要チェックやな _〆(--) ????「訓練じゃなくて本当なのっ!(>_<#####)」 うるさい『????』(--#) ????「誰が『????』よぉっ!(;;#)」 『名無しさん』とかよりはいいだろうが。それよか、信じて欲しいのなら確固たる証拠を見せてみぃ(--) ????「い………い、今はお腹が空きすぎて……猫に戻れないのよぅ……(;;)」 ほーら。やっぱり嘘だ♪タダ飯食らおうったってそうはいかねぇんだよ( ̄ー ̄) ????「ううっ。…く、悔しいぃぃ〜………(;;)」 く〜……
????「………あぅ(//-//)」 花鈴「あは。本当にお腹空いてるんだね。ご主人様。ご飯、食べさせてあげましょうよ〜。そうすればちゃんと変身できるようになれるよね?(^^;)」 ????「うん。……ここしばらく何も食べてないから。人型になっただけで精一杯…(;;)」 鈴那「ねこにゃん〜♪お魚いっぱいあるの♪一緒にご飯食べようなの〜(^^)」 ……うーむ(--) 花鈴「具もご飯もいっぱいありますし。一緒に食べよ。ね♪(^^;)」 ????「…いいの?(;;)」 鈴那「もちろんなの♪一緒に食べた方が楽しいの〜♪(^▽^)」 ふん。まあよかろう。盗人にとられたとでも思えばいいか(--) ????「ううう。やっぱり信じてない……(;;)」 花鈴「じゃあ、いいんですね?(^^;)」 ああ。……ただし、一つだけ条件がある(--) 鈴那「条件?(・・;;;;)」 もし…。たんまり飯を食って、俺に『自分が猫娘』だと証明できなければ……(--) ????「できなければ?(TT;;;;;)」 この洗い物全部貴様がやれぃ。その代わり、キチッと証明できたならば、ここで飼ってやることを許可する(--) 鈴那「ほんとに?(;▽;)」 漢に二言はあんまりない(--) 花鈴「あはは。それじゃ、いただきましょう♪(^^)」 ????「…………うー(TT;;;;)」 鈴那「どうしたの?(・・)」 ????「あたし……。熱いの苦手なのよぅ……(;;)」 おぉ。猫舌とは、なかなかの演技力だな( ̄ー ̄) ????「演技じゃなくて本当なのっ!猫だから本当に熱いものはダメなのっ!(>_<#)」 興奮するな。はげになるぞ『????』よ( ̄ー ̄) ????「『????』じゃな〜いっ!(;;)」 じゃあ、格好良く『UNKNOWN』でどうだ?(--) UNKNOWN「うう………。あたし、こいつ嫌い……(xx)」 花鈴「くすくす。お刺身の詰め合わせもあるよ〜。それならどうかな。ねこさん♪(^^)」 ????「ホントにっ!?(;▽;)」 花鈴「うん。本当は明日の夕飯用だったんだけど。折角だから、出会えたお祝いに…どうかな?(^^)」 ????「食べる食べる食べるっ!!!!絶対食べるっ!あたし、おさかな大好きなのよ〜っ!(;▽;)」 花鈴「じゃあ、持ってくるね(^^)」 ????「ああああ……。刺身なんて、いつ以来だろ(;▽;)」 …………何か、やたら庶民的なヤツだな(--) 花鈴「あはは。はいっ♪お腹いっぱい、召し上がれ♪(^^)」 ????「はむっ♪……おいしいみゃ〜♪幸せ〜(;▽;)」 ………… ????「ふ〜。お腹いっぱいみゃ…(^^)」 たらふく食いやがってまぁ(--) 花鈴「ふふ。美味しかった?(^^)」 ????「うんっ!すっごく美味しかった♪(;▽;)」 さて、約束通り。見せてもらおうか。猫耳コスプレイヤーよ(--) ????「ふふ〜んだ。見せつけてあげるわよっ( ̄ー ̄)」 鈴那「どきどきするの…(・・;;;;)」 ????「いっくわよ〜♪ねこにゃん奥義!七変化の術ぅ〜!( ̄▽ ̄)」 くるりんっ♪
鈴那「ふにゃ〜……。ねこにゃん、魔法使いみたいなの…(・▽・)」 ????「見てなさいよぉ〜。これから変身するから〜♪…えいっ♪(^▽^)」 ぽむっ♪
花鈴「わ、すごい。ホントに消えたよ〜(・□・;;;;)」 ねこ「ふみゃ〜ん♪にゃんにゃんにゃん〜♪(ほらほら。見て見て〜♪)(^ー^)」 鈴那「わ〜♪ホントにホントにねこにゃんだ〜♪(・▽・)」 な、なんと……すごい!( ̄□ ̄;;;;) ねこ「にゃおん(すごいでしょ♪)( ̄ー ̄)」 凄い手品だ!仕掛けが全然分からんぞ!(--;;;;;) ねこ「みゃうっ!!!!(>_<#####)」 ばりばりっ!!!!
いででででっ!!!!(--;;;;;;) ぽむっ♪
????「手品じゃなーーーーーーーーーーーいっ!!!!!いい加減信じなさいよぅっ!!!!(;;########)」 いちいち引っ掻くんじゃねぇっ!この化けネコっ!!!!(--#######) 花鈴「ご主人様ぁ。信じあげてくださいよぉ(;;)」 鈴那「そうなの!ねこにゃん、ホントに変身してたの(;;)」 ち………。悔しいが、タネ明かしはできそうにねぇし。……しょうがない。とりあえず、信じてやる(--) 鈴那「ふにゃっ!じゃあ、一緒に暮らすのもいいの?(;▽;)」 まぁ、約束やしな。とりあえず置いてやる(--) 花鈴「よかったね。ねこさん(^^)」 ????「みゃぅ♪暖かいところで暮らせるの、嬉しいみゃ〜(^▽^)」 …さて、一緒に暮らすとしても。名前がないと不便やな(--) 花鈴「そうですね…(・・;;;)」 鈴那「ねこにゃん、名前なんていうの〜?(^-^)」 ????「……うう。今まで住んでたところは…名前すらもらえなかったの(;;)」 花鈴「可哀想…(;;)」 ????「ねことか、にゃんことか……そんなんばっかりだったの…(;;)」 ふむ。…では『ゴンザレス』とかどうだ?(--) ????「誰それ?(--;;;;)」 お前(--) ゴンザレス(仮)「嫌ぁぁっ!嫌ったら嫌ぁっ!『ごんざれす』なんて嫌〜っ!(;_;#)」 なんでよー。いい名前やん(--) ゴンザレス(仮)「あたしは日本人なのっ!(;;)」 日本人というより、日本猫やな(--) ゴンザレス(仮)「とにかく、ごんざれすは嫌ッ!絶対に嫌っ!(;;)」 そんなこと云うなよ。全世界の『ゴンザレス』さんに失礼だろうが(--) ゴンザレス(仮)「嫌なものは嫌なのっ!(>_<#)」 しゃあないのぅ。じゃあ……。『すずおと』と書いて鈴音(すずね)でどうだ?(--) 鈴音(仮)「すずね?わっ。それ可愛いっ(・▽・)」 花鈴「ご、ご主人様。それじゃ…鈴音(りんね)さんと被っちゃいますよ〜(・・;;;;)」 ふっふっふ。それこそが狙いなのさ( ̄ー ̄) 鈴那「狙い…?(・・)」 ディスプレイには『りんね』だろうと『すずね』だろうと同じ漢字『鈴音』と表示されるわけだ( ̄ー ̄) 花鈴「そうですけど…。それが何か?(・・;;;)」 鈴音(仮)「すずね〜♪すずね〜♪(^▽^)」 どげしっ!
鈴音(仮)「みゃうっ!?(xx)」 花鈴「ご、ご主人様ぁっ!(;;;;;;;)」 鈴那「ねこにゃんいぢめちゃだめ〜〜〜っ!(;;)」 くぉぉぉらぁぁぁっ!!!!日頃の恨み晴らさでおくべかっ!ぺったんこ鈴音ちんっ!釘バット攻撃の痛みをそのまんま返したるぅぅぅぅぅぅっ!!!!( ̄□ ̄#) びしびしびしっ!
鈴音(仮)「な、なにするみゃっ!(;;#)」 花鈴「もぉ…(;;)」 ………… ちっ。名前なんてのはなぁ!ガン○ムの戦艦みたいに、てけとーに地名でもつけりゃあええんや!(--#) ????「うう……。人の名前、適当に決めないでよ…(;;)」 花鈴「ご主人様ぁ。女の子の名前なんですよ。ちゃんと、可愛い名前付けてあげてくださいよぉ…(・・;;;;)」 わかっとるわいっ!(--#) 鈴那「地名で、女の子の名前なんてあるの?(・・)」 そうだな…地名地名。……よし、今日から貴様の名前は『スリジャヤワルダナプラコッテ』だ!( ̄ー ̄)b スリジャヤワルダナプラコッテ(仮)「す、す、す…すりじゃや…わ、わる……あぐっ!(xx)」 おいおい。自分の名前くらいちゃんと覚えろよ〜。三回連続で練習だ。早口で『スリジャヤワルダナプラコッテスリジャヤワルダナプラコッテスリジャヤワルダナプラコッテ』はいっ!( ̄ー ̄) スリジャヤワルダナプラコッテ(仮)「すすす…すりやじゃわるだなぷらごっ……し、舌噛んだみゃ…。痛いぃ〜…(xx)」 いかんなぁ、ほらほら。早口で云うから続けてな。何事も練習練習。『スリジャヤワルダナプラコッテスリジャヤワルダナプラコッテスリジャヤワルダナプラコッテスリジャヤワルダナプラコッテスリジャヤワルダナプラコッテスリジャヤワルダナプラコッテスリジャヤワルダナプラコッテスリジャヤワルダナプラコッテスリジャヤワルダナプラコッテスリジャヤワルダナプラコッテスリジャヤワルダナプラコッテスリジャヤワルダナプラコッテスリジャヤワルダナプラコッテ』はいっ(--) スリジャヤワルダナプラコッテ(仮)「すす、すり…あぐっ……すりじゃわや……はぅっ……(xx)」 鈴那「すすす、すりじゃわやる……ぷらてこ?…ふにゃにゃ???(・・)」 花鈴「ご主人様ぁ〜っ!真面目に…(;;)」 それもそうだな。スリジャヤワルダナプラコッテ(仮)では少々呼びづらいな。ちなみに、スリジャヤワルダナプラコッテはスリランカの首都だぞ(--) スリジャヤワルダナプラコッテ(仮)「少々所じゃ無いわよぅ……(xx)」 おしっ!ならば貴様は『エロマンガ』や!( ̄ー ̄) エロマンガ(仮)「そんな地名あるわけないでしょっ!馬鹿にするんじゃないわよぉっ!(;;#)」 ぽこぽこぽこっ!
ええい、やめんか鬱陶しいッ!本当にあるんだよ本当にっ!『バヌアツ共和国南部』にエロマンガ島という島が本当にあるんやっ!………今は沈んじゃったらしいけど(--#) エロマンガ(仮)「いい加減にしてよっ!女の子の名前を何だと思ってるのよぅっ!(;;####)」 ああそうかいっ!じゃあ今日から貴様の名前はアメリカ、メキシコ国境付近の街こと『アホ』にしてやるっ!このあほあほあほあほっ!おたんこな〜すっ!おまえのかーちゃんで〜べそ〜だ/(T▽-####) アホ(仮)「ぶっ、ぶっころすっ!!!!!絶対許さないっ!!!!名誉毀損よぅっ!!!!精神的苦痛よぅっ!!!!(>_<########)」 がぶっ!
痛えっ!あにしやがるアホっ!この凶暴パンダルスリブガワン(ブルネイ)めぃっ!!!(--####) パンダルスリブガワン(仮)「パ……パンダルすり……あぐっ!(xx)」 悔しかったら早口でついてきやがれ!『パンダルスリブガワンパンダルスリブガワンパンダルスリブガワンパンダルスリブガワンパンダルスリブガワンパンダルスリブガワンパンダルスリブガワンパンダルスリブガワンパンダルスリブガワンパンダルスリブガワンパンダルスリブガワンパンダルスリブガワンパンダルスリブガワンパンダルスリブガワン』はいっ!(--) パンダルスリブガワン(仮)「ばばば、ばんだい…すりが…ぶわ……えぐっ!(xx)」 へっへ〜んだ。やーいやーい♪早口言葉もできないへっぽこスケベニンゲンスケベニンゲン(オランダ・ハーグ)やぁぁ〜い!(-▽-#####) スケベニンゲン(仮)「それわあんたでしょうがっ!18禁ものばかり書いててなによぉっ!(;;#####)」 うるさいこのキンタ○ーニ(バリ島)がっ!この、純愛シリアスものしか書かない私に向かってなんという口をたたきやがる!(--#####) キン○マーニ(仮)「ンなもんないわよぉぉぉっ!!!!!(>_<#####)」 あァっ?ぐだぐだぬかすんじゃねぇ!!!!この化け猫っ!!!!(--######) キ○タマーニ(仮)「誰が化け猫よぅっ!(;;#####)」 べしっべしっべしっべしっ!
あにしやがる、この腐れ化け雑種野良猫!(--#) 化け猫(仮)「みゃぅぅ〜〜〜っ!人を化け物みたいにいうんじゃないわよぅ〜〜〜っ!(>_<#)」 花鈴「ひぅ〜………。もぉ。ご主人様ったら………(;;)」 鈴那「ねこにゃんとご主人様。仲良しなのぉ〜♪(^^)」 花鈴「仲良し……なのかなぁ。こういうのって……(・・;;;;)」 ………… けっ(--#) ????「う〜…(;;)」 鈴那「にゃんにゃん、名前ないと可哀想なの…(・・)」 花鈴「ご主人様〜。ちゃんと、お願いしますよぉ(TT;;;;;)」 じゃあ『ポチ』(--#) ????「それは犬の名前でしょうがっ!(>_<#)」 ほぉう。『ポチ』が犬の名前だって、誰が決めた!いつ決めた!!どこで決めた!!!地球が何回回ったとき決めた!?あァ?(--#######) ????「あたしは猫だけど、女の子でもあるのっ!!!!(;;#######)」 畜生なら畜生らしく『ポチ』で満足しやがれくらぁ!飼い主にたてつくんじゃねぇぇぇぇっ!!!!(--#######) 花鈴「もぉ〜。……二人とも、喧嘩はやめてくださいよぅ〜(;;;;;)」 ????「だってだってだって…。こいつが………(;;)」 るせぇポチ(--#) ????「ポチじゃないのっ!(TT#)」 やかましいタマ!(--####) ????「だからぁっ!あたしは猫だけど、女の子なのっ!!!!普通の人間の女の子の名前が欲しいのよぉっ!!!!(>_<####)」 黙れ大馬鹿猫!猫娘な時点で既に普通の人間じゃあねえんだよっ!悔しかったら目からビームでもインコムでも出してみやがれ(--#####) ????「うぅぅ……。ひっどぉ……。うええ〜〜〜〜〜〜んっ!こいつ、いぢめる〜〜〜〜〜!(;;)」 ふにゅっ♪
花鈴「ああ…。ま、まあまあ。泣かないで、ね♪(^^;)」 鈴那「ねこにゃん。元気出すの〜(^^)」 ????「だってぇ。あいつが真面目に名前考えてくれないんだもん〜………(;;)」 花鈴「そうだね〜。……でも。ご主人様、男の人だから。こういう事は苦手なのかも。ご主人様。……ねこさんの名前。私たちが考えてもいいですか?(^^;)」 勝手にしやがれ(--#) 鈴那「ふにゃ〜。……名前(・・)」 ????「あたしの名前…考えて〜(;;)」 花鈴「あは(^^;)」 ふにゅっ♪ふにゅっ♪
????「……んにゅ。花鈴の胸、やわらかい〜(;;)」 花鈴「あはは。…うん。頑張って可愛い名前考えてみるね(^^;)」 鈴那「難しいの〜…(;;;;;;;)」 ????「あぅ……。名前……(;;)」 花鈴「う〜ん。……まりちゃん、なんてどうかな?(・▽・)」 ????「まり?(・・)」 花鈴「よくある名前だけど。それだけ可愛いという事だと思うし(^^)」 ????「うんうんっ♪あたしもそう思うっ。『まり』って名前、可愛いよね(^^)」 鈴那「ころころ転がせて遊ぶの〜(^^)」 ????「小さい頃、よくじゃれついて遊んだわ(^▽^)」 花鈴「じゃあ、こういう字で…どうかな?えっとね…(^^)」 さらさら♪
????「……読めない(;;)」 花鈴「こう書いて、まりって読むの。『鞠』って。ちょっと、難しい字だけど(^^)」 鈴那「まりにゃん、なの(^^)」 ????「まり〜♪まり〜♪(^▽^)」 花鈴「でも。…もう一文字欲しいかな〜(^^;)」 鈴那「まりって女の子。いっぱいいるから?(・・)」 花鈴「うん(^^)」 ????「人間の世界って…難しい…(;;)」 鈴那「じゃあ、音がいいの(^^)」 花鈴「音……。鞠…音…。鞠音。まりね?(・・)」 鈴那「手まり遊びの音が可愛いの♪ポンポンって(^^)」 花鈴「そうだね。規則的な音が、ポンポンって。…『鞠音』って名前、どうかな?(^^)」 鞠音(仮)「可愛いから好きになっちゃった♪(^▽^)」 花鈴「じゃ、決定だね♪(^^)」 鈴那「まりねにゃん〜♪まりにゃん〜♪(^^)」 鞠音(決定)「うふふふふ〜。鞠音〜♪鞠音〜♪あたしの名前〜(;▽;)」 花鈴「…と、いうことなんですけど。ご主人様?(^^;)」 あ?決まったんかい(--) 鞠音「ふっふ〜ん♪あ・た・しは『鞠音』なのっ♪可愛いでしょー(^ー^)」 ほう。海兵隊仕様になったか(--) 鞠音「……何それ?(--;;;;)」 MS-14Fsよ。改めて紹介しよう。俺が花鈴小屋ご主人、みなるでぃ改……(--;;;;;) がりっ!
鞠音「鞠音は鞠音なのっ!何よっ!MS-14Fsって!(;;########)」 痛ぇなっ!マリーネはマリーネだろうがっ!!あァ?海兵隊仕様機がっ!(--#####) 鞠音「なんなのよぅっ!海兵隊仕様って!(;;########)」 やんのかコラ!(--#####) 花鈴「もー。ご主人様ったらぁ〜(;;)」 鈴那「やっぱり、ご主人様とまりにゃん。仲良しなの♪(^^)」 鞠音「あたしは鞠音なの〜〜っ!(>_<#)」 そんなこんなで。
鞠音(猫)「ふみゃぁ〜……Zzz(-▽-)」 鈴那「ま〜りにゃん♪(^^)」 ぴょむっ♪
鞠音「みゃ?……れ〜な?(-ω+)」 鈴那「ねえねえまりにゃん。鈴那、教えて欲しいことがあるの〜(^^)」 鞠音「なになに〜?(^^)」 鈴那「えへへ。えっとね…(^^)」 ひそひそ
鞠音「ふみゃっ♪それ、面白そう〜っ♪(・▽・)」 鈴那「まりにゃん、おねがい〜♪(^▽^)」 鞠音「まっかせて〜(^^)」 −翌朝−
花鈴「ご主人様。鈴那ちゃんを見ませんでした?(・・;;;)」 いや?どしたん(--) 花鈴「お部屋に行ってみたんですが、いないんですよ〜(・・;;;)」 あの腐れ猫のところにいるんやない?(--) 花鈴「あ、そうかも。………鈴那ちゃ〜ん(^^)」 ぱたんっ
鈴那「ふにゃぉ〜ん♪(^^)」 花鈴「………(・・;;;;;;;)」 ……( ̄□ ̄;;;;) 鞠音「鈴那、可愛い〜♪(^▽^)」 鈴那「えへへへ♪(//^▽^//)」 花鈴「………れ、鈴那ちゃん?(・・;;;;;;;)」 ……ろりっこねこみみふにゃぅが、本当にねこみみ娘と化しちまいやがった(--;;;;;;) 鞠音「鈴那に猫化の術を教えてあげたのっ♪(^^)」 鈴那「まりにゃんといっしょなの♪(^^)」 花鈴「………(^^;)」 鈴那「ふさふさしっぽ〜♪(^▽^)」 鞠音「しっぽ〜♪(^▽^)」 ふさふさっ♪
鈴那「ふにふにおみみ〜♪(^▽^)」 鞠音「みみ〜♪(^▽^)」 ぴょこんっ♪
ああもう。猫が二匹も……。頭痛がしてきた(--;;;;;) 花鈴「で、でも。二人とも楽しそうですし。いいんじゃないですか?(^^;)」 そんなこと云ってると、貴様も巻き添えを食うぞ(--) 花鈴「え?(・・;;)」 鈴那「ふにゃぉ〜ん♪おねえちゃんも一緒にねこにゃんになるの〜♪(^^)」 花鈴「ひぅぅ。わ、私も?(^^;)」 鞠音「まっかせなさい♪それじゃ花鈴、いくわよ〜♪(^^)」 花鈴「ひぅぅ〜……(^^;)」 鞠音「まりねこまじっく♪猫化の術ぅ〜♪(^▽^)」 ぽむっ♪
花鈴「わっ!(・・;;;;;)」 鈴那「ふにゃ〜ん♪おねえちゃんも、ねこにゃんになったの〜♪(^^)」 花鈴「あ、あはは……。しっぽと、みみがねこさんになっちゃった………(^^;;;;;;)」 鞠音「すごいでしょ〜♪(^▽^)」 鈴那「ねえねえ、おねえちゃん。『にゃ〜』って云ってみてほしいの♪(^^)」 花鈴「にゃ〜……。なんて、恥ずかしいよぉ〜(//-//)」 すりすりっ♪
鈴那「ふにゃぅ〜♪鈴那、幸せなの〜♪(^▽^)」 あーあ。もう、騒がしいったらありゃしない………(--;;;;;;;) こうして
花鈴小屋に愉快な仲間が一人、加わりました。
さてさて、これからどうなっていくのでしょうかね?
次回に続く
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