開戦(オープン・コンバット)




















善し悪しはともかく。




















出会いとは唐突に起こるもので。




















例えば、道を行く男女。





















たたたたっ

花鈴「ひぅぅ〜。遅刻しちゃうよぉ〜(;;;;;;;)」
↑皆さんおなじみの三つ編み少女こと、我らが花鈴小屋の看板娘・沖野花鈴ちゃん。
花鈴「急がなきゃ…(;;;;;;;;)」
朝はキチンと起きる花鈴ちゃんらしくない、と思われそうだけど。珍しく朝寝坊して、無理して妹の沖野鈴那ちゃんのお弁当を作っていたのが遅くなった原因なのでした。

どんっ!

花鈴「きゃっ!(xx)」
????「おっと。失礼(・・;;;)」
花鈴「あ、いえ。…こちらこそよそ見していて、ごめんなさい(;;)」

ぷにゅっ♪

????(うおっ!!!! こ、この感触はっ!(--;;;;;;))
花鈴「ご、ごめんなさいごめんなさいぃ〜(;;)」
????「あ、あはははは。僕は大丈夫さ。君の方こそ、怪我はないかい?(^▽^)」
花鈴「はい。……あの。本当にすみませんでした(;;)」
????「ははは。気にしなくていいよ(^^)」
花鈴「はいぃ。……あの。それじゃ、失礼します(^^;)」

ぺこっ

????「気を付けて(^^)」




















このよーに。




















朝の何気ないひとときが




















時として、運命を大きく左右することがある!




















人は時として、つい先程までの記憶を思い出し、はっと我に返ることがある。
和真「さっきの娘……。何て可愛らしいんだろう………(;▽;)」
今。↑こいつこと、三条院和真の頭の中は、可憐な少女の可愛い顔がいっぱい♪…なのである。
和真「ふくよかで、見るからに優しい娘であるな………(;▽;)」
そして、勘違い男は勘違いしたまま勘違いな決心をするのが世の常なのである。
和真「三条院和真。一世一代の好機を逃すわけにはいかぬな( ̄ー ̄)」
等と危ない思考にふけるものの。
和真「む?(--)」

すっ!

和真「私立○×高等学校一年…沖野花鈴(--)」
落とし物発見〜♪……それは何を隠そう、我らが沖野花鈴ちゃんの生徒手帳なのでした。
和真「……そうか。花鈴さん、というのか。……素敵な名前だ( ̄ー ̄)」
どうしてこういう危険そうなヤツにこういうものが見つかってしまうのかは不明であるが。まさに『よりにもよって』こんな輩に拾われてしまったのである。タイミングとは得てして悪いもののようで。
和真「ふっ。…僕は、将来を共にしたい女性を見つけたよ。ふふふふふ( ̄ー ̄)」
二枚目かつ金持ちの勘違いボンボンが暴走すると怖いのは、世の常である。




















そんなことは一切知らず




















知らぬ間に、危険な男に狙われてしまった女の子こと




















花鈴ちゃんは




















走ってきた甲斐あって、余裕を持って校門を歩くことができた花鈴ちゃん。
花鈴「ゆ〜君。おはよ♪(^^)」
悠希「あ。花鈴さん。おはようございます〜(・▽・)」
朝から好きな人に会えて嬉しそうなお二人さん。
花鈴「あ、あのね。ゆ〜君(・・)」
悠希「何ですか?(^^)」
花鈴「駅の方に、新しくケーキ屋さんがオープンしたの。……それで、その(//-//)」
悠希「ケーキ屋さんですか(・▽・)」
花鈴「今日、テスト終わりだからお昼までだし。一緒に……行かない?(//-//)」
悠希「はいっ! 僕でよければ是非!(^▽^)」
何とも可愛らしい、デートの約束なのでした。




















一方その頃…(いかれたおとこのシーン)




















じーーーっ

和真「ふむ( ̄ー ̄)」
暗い部屋の中で。一人の少女の姿が巨大なディスプレイに映し出されていた。
和真「沖野花鈴さん。学年は一年。クラスは3組。性格は、とてもおっとりしていて穏やかで優しく、家庭的。クラスの中での位置付けとしては『地味で目立たないけれど、男女問わず根強い人気がある』か…。見れば見るほど素敵だ( ̄ー ̄)」
爺「同感でございます。とても愛らしい美少女でございますな(--)」
和真「短期間でここまで調べ上げるとは。さすがだな。爺( ̄ー ̄)」
爺「ははっ。勿体なきお言葉。光栄でございます(--)」

ヴンッ

画面が切り替わり、花鈴より一回り小柄な女の子の映像が現れた。
和真「花鈴さんには妹さんがいるのか。…どれどれ( ̄ー ̄)」

鈴那『ふにゃぅ〜♪(^▽^)』

無邪気な笑顔の、リボンの可愛いその娘は…。何を隠そう、我らが鈴那ちゃん。
和真「…ふっ。この娘も花鈴さんに負けず劣らず愛らしい。一緒に、僕の屋敷へとご招待するとしよう。爺、手配は任せたぞ( ̄ー ̄)」
爺「承知いたしました(--)」
和真「それより。もっと細かいデータはないのか? 僕はこの娘達の姿をもっと見てみたい。気持ちがとっても優しくなれるからね( ̄ー ̄)」
爺「勿論ございます。おぼっちゃま、これをご覧ください(--)」
和真「うむ( ̄ー ̄)」

すっ

『極秘』と銘打たれた重厚なファイルが手渡される。その中には…。
和真「……む。花鈴さん……。バストサイズが………(--;;;;;;;)」
何かの暗号なのか、91-Gとか書かれている。そして水着姿の、はち切れんばかりのバストの少女の写真が…。
爺「ふくよかで健康的でございますな(--)」
和真「ますます素敵だ!(;▽;)」
爺「それだけではございませんぞ。おぼっちゃま。次のページをご覧くださいませ(--)」
和真「ふむ(--)」

ぱらっ!

和真「はおっ!!!!Σ( ̄□ ̄;;;;;;)」
爺「誠に美しい方でございます(--)」
和真「か……。可憐だっ! 清楚だっ! まさに、今日本から失われつつある大和撫子だ!(;▽;)」
そのページには。…ウェーブヘアの華やか美少女が。……っていうか、三つ編みをほどいた花鈴ちゃんが少し恥ずかしそうに微笑んでいた。
和真「爺っ。僕は決めたよ。僕のお嫁さんにふさわしい人を見つけたからね( ̄ー ̄)」
爺「ははっ。爺は嬉しゅうございます。……ですが、一つ問題が(--)」
和真「問題?(--)」
爺「はい。…この映像をご覧ください(--)」
和真「うむ(--)」

かちゃっ!

ご主人様であるーっ!( ̄▽ ̄)

和真「…………何だ。この男は(--;;;;;#)」
爺「間違いなく、おぼっちゃま最大の障害になる男かと(--)」
和真「僕の花鈴さんを……許さないっ!(T_T#####)」



わははははははははっ! 頭こすりつけるくらい跪けや!このでかちちひぅ〜!( ̄▽ ̄)

どげしげしげしげしっ!

花鈴「ひぅぅぅぅぅっ! い、い、痛いですぅぅぅ〜〜〜〜! ご、ご主人様やめてくださぃぃ〜〜〜!(xx)」



その映像には↑のよーに『げしげし』と、いつものように蹴っ飛ばされている花鈴ちゃんと、蹴っ飛ばしている張本人の姿が移っていた。
爺「ご心配なく。既に手は打っております(--)」
和真「そうか。ならよい(--)」
爺「それと。もう一つだけ問題が(--)」
和真「まだ何かあるのかッ!(--#)」
爺「はっ。…むしろ、こちらの方が重要な問題かもしれません(--)」
和真「それは何だっ!(--#)」
爺「それは、実は……(--)」




















一方その頃…(マスターのひるメシ)





















ぐつぐつぐつ

すぐおいし〜♪ すごくおいし〜♪ っと♪ できたできたで〜き〜た〜♪(--)

ぴんぽーん♪

はいはーい。どなたー?(--)

がちゃ☆

にぅ?(--)

からんからん……♪

ほえ〜?(--)

ずずずずずずずずずずンッ!

うっひょおおおおおおおおおっ!!!!!????( ̄□ ̄;;;;;;;)




















爆発光を遥か遠くに望む丘の上にて。





















和真「よし。これで邪魔者は排除した(--)」
爺「一個中隊ほどが監視しております。万が一、無事だったとしてもただでは済みますまい(--)」
和真「うむ(--)」
爺「それでは、作戦(ミッション)を第二段階に移行いたします(--)」
和真「わかった。僕は行く。…くれぐれも、礼を欠かさないようにな(--)」
爺「ははっ。お任せくださいませ(--)」

ブオオオオオッ…

リムジンが走り去った後には、未だ煙を吐き出すガレキの山だけが残された。




















一方その頃…(ほのぼのお二人さん)




















下校時の学校は、制服に身を包んだ生徒達が開放感に溢れた表情で歩いていきます。そんな中。
花鈴(ゆ〜君、まだかな(^^))
ちょっと人目に付かないところに『ちょこん♪』と云った感じでたたずむ花鈴ちゃん。控えめな彼女の性格が現れています。
花鈴(ケーキ、楽しみだよぉ(^^))
ちょっと早めにホームルームが終わった花鈴ちゃん。悠希君のクラスはまだ終わってないようで、姿を現しません。……と、そこへ。
花鈴「?(・・)」

キキッ!…バタンッ!

爺「失礼ですが、沖野花鈴様でいらっしゃいますね?(--)」
花鈴「は、はい。そうですが(・・;;;;;)」
爺「実は。朝方、花鈴様はこのような物を落とされたようで、届けさせて頂きました(--)」
花鈴「あっ。朝、ぶつかったときに…。…す、すみません。わざわざ(・・;;;;;)」
爺「いいえ。……それともう一つ。これより花鈴様を私の主人の屋敷へとご招待せよと仰せつかっております(--)」
花鈴「あ、あの。…ごめんなさい。私、これから約束があるので……(・・;;;;)」
爺「申し訳ございませんが、私は貴方様を何が何でもご招待するよう仰せつかっておりますので。ご乗車していただけませんでしょうか?(--)」
花鈴「ひぅぅ。ごめんなさい〜。…どうしても行きたい用事なので…(;;)」
爺「左様ですか。……では、仕方ありません(--)」

がばっ!

花鈴「きゃっ!(;;;;;;;)」
突然、サングラスをかけた屈強な黒服男(SP)が二人、素早く花鈴ちゃんを拘束して。
爺「手荒なことはしたくありませんが、やむを得ませんな(--)」
花鈴「〜〜〜っ!!!! 〜〜〜っ!!!!(xx)」
非力な花鈴ちゃんは、抗う間もなくリムジンの後部座席に乗せられて。
爺「では、参りましょう(--)」
このまま音もなく連れ去られてしまうのかー!………と、そのとき。
悠希「花鈴さ……。あ、あなたたちっ!何をやっているんですかああああっ!!!!(;;;;;;;;;)」
花鈴「ひふぅぅぅっ!ゆ、ゆ〜ふぅんたふへへ〜!(;;)」
我らがヒーロー、ゆ〜君こと悠希君が颯爽と現れて。
爺「騒ぎになるといけません!急ぎましょう!(--;;;;;)」
爺さんの完璧な計算も、ゆ〜君の登場という誤算は見抜けなかったようで。

キキキぃぃッ!

悠希「待てえええええええええええええええええええええっ!!!!!!!!(>_<#####)」
必死に追いかけ、飛びかかるも、間一髪…という差で。リムジンは花鈴ちゃんを乗せたまま走り去ってしまいました。
悠希「はあっはあっ………。そんな。…………うぅぅっ!(;;;;;;;)」
悠希君は足は速い方だけど、流石に車の速度には追いつけなくて。呆然としてしまう。
悠希「ど、どうすれば……どうすればいいんだ。……こんなとき……。そうだっ!(;;;;;;;;)」
必死に冷静さを取り戻し、こんな時一番頼りになる人の顔を思い浮かべ。踵を返し、走り去る。
悠希(あの人に云えば…!(;;))

たたたたたたっ!





















一方その頃…(ガレキの山)





















ぷすぷす

悠希「そ……そんな………。花鈴さんのお家が…(;;)」
必死に走って来たものの。目的地には、ガレキの山が存在しているだけ。
悠希「ぼ、僕。……どうすれば(;;)」
こういうとき、警察を頼ろうにも。先程逃げたリムジンは、ナンバーを偽装していて見えなくて。
悠希「どうすれば……いいんだ……って!(;;)」
周囲を監視していた敵と思われる、武装した男達が悠希を取り囲み…。

じゃきっ!

悠希「あ、あんたたちかっ! 花鈴さんを返せっ!(;;)」
震えながらも戦う姿勢を崩さないゆ〜君。…と、どう見ても多勢に無勢な中。

ぼこっ♪

悠希「え?(・・;;;;)」

ぼこっ♪

悠希「????(・・;;;;;)」
…(--#)

ぼこッ!

悠希「わあっ!!!!(;;;;;;;)」
ふざけんぢゃねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええっっっっっっっっっっっっっっっっっ!Σ( ̄□ ̄#######)

ずがががががッ!

悠希「ひっ!!!(;;;;;;;)」
爺さんが念のためにということで配置しておいた屈強な一個中隊をあっという間に壊滅させ。
花鈴小屋のマスターをなめんじゃねえぞっ!!!! 百万倍返しにしたるわぼけええええええええっ!!!!( ̄□ ̄#####)
悠希「が、ガレキの中から花鈴さんのご主人様が…(;;;;;;;)」
って、何だよ。悠希じゃねぇか。どした?(--)
悠希「大変なんですっ! 花鈴さんが! 花鈴さんがさらわれましたっ!(>_<;;;;)」
フん。なるほど。それで俺を頼ってきたってわけか…(--#)
悠希「はいっ! …必死に追いかけたんだけど。リムジンで一気に走り去って。僕、どうしたらいいかわからなくて。花鈴さんのご主人様に…(;;)」
ふっ。案ずるな。俺とてひぅーの居場所などいつでも把握しとるわ。これを見よっ!(--#)
悠希「ど、ドラゴ○レーダー(・・;;;;;;)」

ぴこーんぴこーん

俺はでかちちひぅ〜のマスターだ! ヤツがいつどこにいるかくれぇ、把握してるでな(--)
悠希「す、すごい(・□・;;;)」
ま、追いかけるにしても。その前にすることがあるな(--)
悠希「やること?(・・;;;)」
うぉい、そこの野良っ! 貴様に任務を与えてやる!光栄だと思って職務に励めやコラ(--メ)
ご主人が叫ぶと…。

ぴょこんっ♪

木の陰から猫みたいな少女こと、猫又少女の鞠音ちゃんが飛び出てきました。
鞠音「あんたの云う事なんてきかないわよぅ!(--#)」
悠希「鞠音ちゃんっ!僕からもお願い。花鈴さんを助けなきゃいけないんです!(;;;;;;)」

ぐっ!

鞠音「ふみゃっ(;;;;;;)」
悠希「あ、ご…ごめんね。つい、むきになって。……でも、本当にお願い(;;)」
鞠音「みゃぅ……。ゆ、悠希に頼まれると………(--;;;;;;)」
悠希「鞠音ちゃん。お願い!(>_<)」
鞠音「わ、わかったみゃ。花鈴の為だし、悠希のお願いだし。引き受けるみゃ。……でも、一つだけお願いがあるの〜(;;;;;;)」
悠希「な、何?(・・;;;;;)」
鞠音「今度、悠希の膝の上で寝かせてもらいたいんだみゃ(・ω・)」
猫姿に変身出来る鞠音ちゃんは、ゆ〜君の膝の上で寝るのが大好きなのでした。
悠希「僕の膝の上で?(・・;;;;)」
鞠音「悠希の膝の上。とっても気持ちいいの〜(^^)」
悠希「あは。そんなの、いくらでもいいよ(^^)」
鞠音「本当みゃっ?(・▽・)」
悠希「本当だよっ。絶対、約束する(^^)」
鞠音「嬉しいみゃ〜♪(^▽^)」
決まりだな(--)
悠希「…それで。どうするんですか? 花鈴さんのご主人様(・・;;;;)」
まァ見てろや( ̄ー ̄)
悠希「…?(・・;;;)」





















ききぃッ!






















びゅぅぅぅぅッ!

フン。どうやらひぅ〜のヤツはここに連れてこられたみたいだな(--)
悠希「さ、寒いですぅぅぅ……。吹雪が(;;)」
そんなことより、見ろよ(--)
悠希「わっ…。おっきなお屋敷が(・・;;;;;)」
この、悪魔城ドラ○ュラみてーな典型的な巨大な館は、絶対…(--;;;)

ヴンッ

悠希「あ。巨大なディスプレイが(・・;;;)」
あると思った。案の定、おあつらえ向きに…(--;;;)
和真『諸君。ようこそ、三条院家の館へ( ̄ー ̄)』
むぁ〜た。バラの花をくわえた美形のにーちゃんか。お約束過ぎやな(--;;;)
悠希「花鈴さんを返せっ!(;;)」
和真『ふっ。残念ながらそれはできないな。花鈴さんは僕にふさわしい女性だ。……よって、多少強引ではあったが館にご招待させていただいたのだよ( ̄ー ̄)』
悠希「招待じゃなくて誘拐だっ!!!!(>_<#)」
ふん。話す気にもなれんわっ! てええええええええいっ!(--#)

どごッ!

和真『こらああああああっ! 説明中にディスプレイをバズーカで破壊するんじゃないっ!(--;;;;#)』
うるせぇ!てめぇの説明なんざ聞きたかねぇんだよっ!(--#)
悠希「そうだそうだっ!(>_<#)」
和真『ふ。ふはははは。花鈴さんは私と共に最上階にいる。返して欲しくば、館中に待ちかまえている刺客を倒してくるのだ( ̄ー ̄)』
またまたお約束なッ! 聖闘○星矢黄金伝説やスパ○タンXあたりのやりすぎじゃねえかてめぇは!(--;;;;)
和真『ええい、うるさいうるさいっ!!!!……ともかく、深夜0時までにたどり着けなかった場合。僕と花鈴さんの結婚式を行うことにしたのだっ!( ̄ー ̄#)』
悠希「なんだってっ!(;;##)」
おのれ三畳間め!(--;;;;)
和真『三畳間いうな無礼者っ!!! 僕の名は由緒正しき格式高き三条院家の御曹司! 三条院和真(さんじょういんかずま)だっ! 二度と間違えるなっ!!!!(--;;;;;;####)』
だから、略して三畳間なんだよっ! この木造モルタル二階建て野郎がっ!(--#)
和真『黙れ黙れ黙れええええええええっ!!!! とにかくっ! 刺客を全員倒してでも来ない限り、花鈴さんは僕のものなんだッ!!!!(--;;;;####)』
悠希「ふっ、ふざけたこというなーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(;;#####)」
和真『まず無理だろうとは思うが。せいぜいがんばりたまえ( ̄ー ̄)』
悠希「ゆ、許さないっ! 絶対に許さないぞっ!(;;######)」
和真『健闘を祈る。はっはっはっはっは♪( ̄▽ ̄)』

ぷつんっ

ざけやがって(--#)
悠希「うううぅ〜〜〜!(;;####)」
………最後まで癪に障る野郎だったな(--#)
悠希「花鈴さんのご主人様。行きましょう!急いで行って、花鈴さんを助けましょう!(;;#)」
まぁまて。こんなこともあろうかと、用意は調えてある(--)
悠希「用意?(・・)」





















一方その頃…(とらわれのおひめさま)





















館の最上階にて。囚われのお姫様こと、花鈴ちゃん。
花鈴「ひぅぅ……。お願いですぅ。帰してください〜(;;)」
和真「ふふふ。怖がらなくてもいいよ。……僕たちはすぐに、一緒になることができるから( ̄ー ̄)」
花鈴「わ、私。その………す、好きな人がいるんです。だから…。困るんです。こんなこと(;;)」
和真「ふふふふ。悠希君のことだね。…彼は僕の元にたどり着くことはできない。……心配しなくても大丈夫。必ず、君は僕のことが誰よりも好きになるから( ̄ー ̄)」
花鈴「ゆ〜君……。ご主人様ぁ……。助けて………(xx)」
爺「おぼっちゃま。迎撃の準備が整いましてございます(--)」
和真「うむ。……では、彼らの足掻きをみてやるとするか( ̄ー ̄)」
花鈴(ゆ〜君……。ご主人様…(;;))

…それとは別の部屋では。

ぱくぱくぱくぱく

鈴那「ケーキ、とっても美味しいの〜♪(^▽^)」
何も考えてない幸せな天然娘が一人、ケーキを頬張っていた。










































悠希「ところで。用意って、何なんですか?(・・)」
うむ。こんなことだからと思って身軽な鞠ねこに設置させておいたんだがな(--)
鞠音「疲れたみゃ〜……(xx)」
おう。ご苦労(--)
悠希「…鞠音ちゃん?(・・;;)」
ま。一面一面攻略していったらキりがないからな。…それ、ぽちっとな(--)

ぽちっ♪

悠希「?(・・)」

ずンッ!

悠希「な゛ッ!!!!(;;;;;;;)」

どごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごッ!

和真『う、うおおおおおおおおおおおっ!!!!!(--;;;;;;;;)』
花鈴『ひぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!(xx;;;;;;;)』
爺『お、おぼっちゃま!ヘリの用意ができております!急いで脱出を!!!!(--;;;;;;)』

悠希「わーーーーーーーーーーーーっ!!!!な、な、何やってるんですかあああーーーーーーっ!!!!花鈴さんの御主人様ぁっ!!!!(;;;;;;;)」
きれ〜に爆破さ。これで道が開けたな♪さあさ、さっさとガレキをかき分けっぞ( ̄ー ̄)
悠希「そういう問題じゃありませんっ! かっ、花鈴さんごと爆破してどうするんですかあっ!(;;###)」
ふははははっ♪要らぬ心配すなっ!ウチのひぅーはこの程度でくたばりはせんっ!( ̄▽ ̄)

ばたばたばたばたっ!

悠希「わわっ!(;;;;;;;)」
ぬおっ!ヘリまで用意してやがるとは!(--;;;;;;)

ばたばたばたばたっ!

和真「こらああああああああっ!!!!僕が折角男と男の戦いの舞台を用意してやったのに、一気に爆破するなああああああっ!!!!(--######)」
るせぇ馬鹿野郎!俺の下僕返しやがれこの三畳間っ!(--#)
花鈴「ひぅぅっ!ゆ、ゆ〜君〜〜〜!(xx)」
悠希「花鈴さんを返せえっ!!!!(;;####)」
和真「次はこういうわけにはいかんぞっ!次の館は爆薬を仕掛けられんようにしておくからなっ!(--#)」

ばたばたばたばたっ!

悠希「待てえええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(;;#####)」
叩き落としたる!追尾弾(ホーミング・ミサイル)・よーい!(--####)
悠希「ち、ちょっと! 花鈴さんの御主人様ぁっ! 今度は何をっ!?(;;;;;;;)」
てーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!( ̄□ ̄####)

ずどどどんッドンッドンッ!

撃て撃て撃ちまくれうおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーッ!!!!( ̄□ ̄#####)
悠希「かっ、花鈴さんのご主人様ぁっ!!!! やめてくださぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!(>_<;;;;;;;)」
和真『うおおおおおっ!!!! 爺っ!!!! か、回避だっ!!!(--;;;;;;)』
爺『は、ははっ! 回避致しますっ!!!!(--;;;;;)』
花鈴『ひぅぅ……。も、もう…やだよぅ(xx)』
和真『爺(--)』
爺『はっ(--)』
和真『ここまで追いつめられるとは。…僕は少し、あの男を見くびりすぎていたようだ。次は万全の構えで頼むぞ(--)』
爺『ははあっ!(--)』





















仕切直しとゆーわけで。別の館。





















ずんっ!

悠希「わわっ!(;;;;;)」
むぅ(--;;;;)
大男「ここから先は絶対に通さん!( ̄□ ̄####)」
通さんと云われて通らんわけにはいかんのだ。俺らはな(--)
悠希「そうだそうだっ! 僕たちは花鈴さんを助けなきゃいけないんだ!(TT;;;;)」
大男「ならばここで死んでもらう! だが、和真様の邪魔をせぬというのならば特別に見逃してやろう!( ̄□ ̄####)」
馬鹿野郎!あんなふざけきったキザ野郎に俺の大事な奴隷を渡すと思っているのか!(--#)
悠希「花鈴さんは僕の大切なっ……し、親友なんですっ! あんな人には渡しません!(TT;;;;;)」
大男「貴様等! 和真様を愚弄するでないっ!( ̄□ ̄####)」
いっっっっっっくらでも愚弄してやる!金持ちボンボンの気色悪い三畳間なんぞなっ!(--#)
大男「うぬぬぬぬっ! 絶対に許さんぞッ!( ̄□ ̄#)」

ずどどどどっ!!!!

おおおうっ! 大男だけにフォントサイズもでっかい!(--;;;;;;)
悠希「な、何わけのわかんないこと云ってるんですかああああっ!!!!わーーーーーっ!!!!(xx)」

どごっ!!!!

うひょおっ!? か、壁が…一撃で!(--;;;;;;;)
大男「せりゃあっ!( ̄□ ̄#)」

どごっ!!!!

悠希「わーーわーーわああああああああーーーっ!!!!(;;)」
きょわーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(--;;;;;)

どごっどごっどごっ!!!!

悠希「わああああああああああっ!!!!か、花鈴さんのご主人様っ!危ないですぅぅぅっ!!!!(xx)」
このやろっ! さっきから調子に乗ってんじゃねぇぞっ!(--;;;;;;;)

じゃきんっ!!!!

くらえ、桜鈴音ちん一刀流・釘バット一文字斬りっ!(--#)
大男「ふんぬぅぅぅっ!( ̄□ ̄#)」

がきンっ!!!!

大男「効かぬぅ効かぬぅ効かぬわぁあああっ!!!( ̄□ ̄#)」
………嘘ぉ( ̄▽ ̄;)
悠希「か、花鈴さんのご主人様。危ないいっ!!!(;;)」

どごンっ!!!!

わーーーーーーわーーーーーーわーーーーーーわーーーーーーーっ!!!!( ̄△ ̄;;;;;)

がきンっ!がきンっ!がきンッ!

悠希「えーーーーーーーーーいっ! 僕だって負けるかあああっ!(>_<#)」
悠希! 無理だ。ンなちゃちぃ武器では傷一つ与えられんっ!(--;;;;;)

がきンっ!!!!

大男「効かぬと云っておるうううううっ!( ̄□ ̄#)」
悠希「はうっ! びくともしない(;;)」
このでかぶつめ、くたばりやがれっ!(--#)

じゃきンッ!

至近距離からバズーカああああああああああっ!!!!(--####)

びしっ!!!!

大男「ふんぬぅぅっ!( ̄□ ̄#)」
ば、バズーカ砲も拳だけではじき返しやがった!!!!(--;;;;;;;;)
悠希「あうぅ…。ど、どうすれば………(xx)」
大男「そろそろケリを付けてやる!ふぬあああっ!( ̄□ ̄#)」

むきむきむきッ!

ほ、北○神拳じゃねぇんだから(--;;;;;;)
悠希「す、すごい筋肉! 固い服がびりびりに………(;;;;;;;;)」
大男「くらええええええいっ!!!!( ̄□ ̄#####)」

どごッ!

悠希「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!(xx)」
うきょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(--;;;;;;)





















そにょころ





















悪戦苦闘する二人の様子を、最上階のスウィートルームに設置されたディスプレイで眺めている花鈴ちゃん。
花鈴「ひぅ……っ!ゆ、ゆ〜君……ご主人様………(;;;;;;;)」
和真「ふっ。彼らは文字通り、苦戦しているようだね( ̄ー ̄)」
花鈴「も、もうこんなひどい事…やめてくださぃぃ!(;;;;;;)」
和真「花鈴さんのお願いでも、それだけは聞けない( ̄ー ̄)」
花鈴「そんな……。どうしてですか?(;;)」
和真「これは、僕と悠希君との男の戦いだからさ( ̄ー ̄)」
爺「おぼっちゃま。結婚式の用意は順調に進んでございます(--)」
和真「うむ。が、物事には万が一ということもある。気を緩めるなよ( ̄ー ̄)」
爺「ははっ(--)」
花鈴「ひぅぅ……ゆ〜君……(;;)」





















再び。戦地…





















ぜーーーーぜーーーーー………。く、くそっ。何て野郎だ……。攻撃は効かんは固いわ…。グレー○ーデーモンみてぇな野郎だぜ…(--;;;;;)
悠希「も、もう…ダメ……。足が………(xx)」
大男「それで終わりかあッ!とどめを刺してやるぞっ!( ̄□ ̄####)」

ずんずんずんずんッ!

ふン。………こうなりゃ、やむを得ぬな(--)
悠希「な、何か。作戦でもあるんですか?(・・;;;;)」
無くは無い。……悠希、もう少しだけ走り回って野郎を引きつけておくことはできるか?(--)
悠希「え……。や、やってみます(・・;;;;)」
よし。…俺ももうキれたからな。こうなりゃ手段は選ばぬ(--#)
大男「何をガタガタ云ってるかあっ!( ̄□ ̄#)」
悠希「ぼ、僕が相手だっ! …ついて来いっ!!!(;;)」
大男「良い度胸だ小僧!望み通り絶命させてやるわっ!( ̄□ ̄#)」

どごごごッ!

悠希「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!(xx)」
よしよし。いいぞいいぞ。そのまま引きつけてろ………(--)

じゃキんッ!

ターゲット、ロック・オン…………(--)
大男「口だけか小僧っ!!!てええええいっ!( ̄□ ̄###))」

どごごごッ!

今だっ!!!! くらいやがれ!!!!(--;;;;;;;;)
悠希「は、早くーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!(xx)」
桜鈴音流奥義ッ!釘バット四刀流( ̄△ ̄#)
大男「死ねえええええええええい!( ̄□ ̄###))」

ばきぃッ!

悠希「はうっ!!!!!……は、早く……ぅ。も、もお……ダメ……(xx)」

ずどどどどッ!

つおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!( ̄□ ̄####)

ずばずばずばばあッ!

大男「何ィっ!?( ̄□ ̄####)」
悠希「…………………!?(xx)」
ふっ。……決まった( ̄ー ̄)
悠希「……………え?って、わああああああああああっ!!!!(//-//;;;;)」
大男「おおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!(;;)」
悠希「ぱ、パンツだけ狙うなんて………(//-//)」
ふはははははははははっ♪マッチョな身体も形無しやな!( ̄▽ ̄)
大男「ひ、卑怯者おっ!(;;###)」
やかましいっ! 勝てば官軍負ければ賊軍! 手段は選ばねえことにしたんやっ! ……よって、仕返しは百万返しだから覚悟せえやっ! てええええーーーーーーいッ!!!!( ̄□ ̄#####)

ドげしッ!

大男「ぎょわーーーっ!(xx)」
まだまだぁーーーっ!( ̄□ ̄#)

げしげしッ!

大男「ぎゃーーーっ!(xx)」
もいっちょおーーーっ!( ̄□ ̄#)

げしげしげしッ!

大男「やっやめてくれぇぇぇーーーーーーっ!!!!(xx)」
仕上げやーーーっ!( ̄□ ̄#)

キンッ☆

大男「どひーーーっ!(xx)」
悠希「うわぁ。…………い、痛そう(;;)」
さしもの、鋼鉄の肉体を持つ大男もここだけは鍛えられんようやな。男の急所はな(--)
大男「ぐ、ぐふ………(xx)」

べしゃっ

一丁上がり! さあっ! 先を急ぐぞ!(--#)
悠希「は、はいっ!(T_T;;;;)」





















最上階。





















壮絶な戦いをディスプレイで見ていた花鈴達。
花鈴「ご主人様。何て事を………(//-//;;;;;)」
和真「くそおおおっ!!!! なんっっっって下品で下劣で外道で卑怯で最低な男なんだ! ヤツには武士道の精神というものはかけらすらないのかっ!!!!( ̄□ ̄#)」
爺「同感でございます(--;;)」
花鈴「ひぅぅぅ………(//-//;;;;)」
和真「だがな! 次はこういうわけにはいかんぞっ!( ̄□ ̄#)」
爺「おぼっちゃま。彼らが第二の刺客の間へとたどり着いた模様でございます(--)」
和真「うむ! …確実に仕留めよ!(--#)」
爺「ははっ(--)」
花鈴「ゆ〜君。ご主人様……(;;)」





















再び。戦地…






















たたたたたたたたっ!

ふうっ!…大分来たな(--)
悠希「最上階まで、まだまだありますねっ(・・;;;;)」
だな。……むっ!(--;;;;)
悠希「暗闇に誰かいる!?(・・;;;;;;)」
悠希!油断するなっ!この先にものすごいプレッシャーを感じた!(--;;;;;)
悠希「はいっ!…でてこいっ!(TT;;;;;)」
和真『ふはっはっはっはっは♪歓迎の挨拶はいかがだったかね。君たち( ̄▽ ̄)』
むっ!(--;;;;)
悠希「!?(TT;;;;;)」
和真『先程はよくぞ生き残ったね。君たちらしく、とっても見苦しかったよ。本当にね( ̄ー ̄)』
悠希「こ、この声は!(・・;;;;)」
三畳間っ!(--;;;;;)
和真『三畳間云うなと何度もいっとる!!!!( ̄□ ̄#)』
悠希「花鈴さんを返せっ!!!!(TT####)」
和真『ふふふふ。…返してあげるとも。三条院財閥が誇る、最強の刺客達を時間内に全員倒すことができたらね( ̄ー ̄)』
野郎…ッ!(--#)
悠希「あそこだ。あそこにスピーカーが(TT;;;;;)」
和真『次の刺客は先程の大男など比べ者にならないほど手強いよ。果たして、君たちに倒すことができるかな〜?( ̄ー ̄)』
悠希「ふっふざけるなっ!!!!(TT;;;####)」
和真『ま、無駄とは思うがせいぜい頑張ってくれたまえ。はっはっはっは( ̄▽ ̄)』

どごンッ!

………っとに、むかつくヤローだぜ(--##)
悠希「で、でも。刺客って(TT;;;;;)」

ぴかっ!

ぬっ!明かりが(--;;;;;;)
悠希「ま、眩しいっ!(xx)」

すとっ♪

!!!!(--;;;;;)
悠希「!!!!(TT;;;;;)」





















突如、悠希君とご主人様の前に現れた『第二の刺客』とは一体!?






















次回!ついに、驚愕の事実が明らかに!






















To be continued!!!!!



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