アレっぽいダンジョン騒動記 -その1-





















それは、誰もが忘れ去った記憶…。





















数千年の時を越えて





















遂に封印が破られた…。





















太古の昔。文明を滅ぼし





















この世を邪悪な闇で包んだ魔王が。





















鼓動と共に…





















夕食の席にて。箸と箸で獲物を奪い合う行儀の悪い二人がいた。

がぎぎぎぎ…

………っ(--;;;;)
鞠音「………っ(;;#)」
おい猫…(--;;;;;#)
鞠音「なんだみゃっ…(;;;;;;;#)」
てめー、主人たる俺に快く譲ろうという殊勝な心がけは微塵もねえのか?(--#)
鞠音「そんなもんないみゃっ! 欲しいものは欲しいんだみゃっ!(;;#)」
ほぉう。良い度胸してんじゃねーかこのアホ猫(--#)

がぎぎぎぎ…

鞠音「うるさいみゃ。このお魚、あたしの方が先に箸付けたんだから離すみゃ!(;;#)」
馬鹿野郎。迷い箸はいけないと小学校の道徳の時間にならわんかったか! このボケ!(--###)
鞠音「みゃぅぅぅぅぅっ!!!! 離すみゃ離すみゃ離すみゃあああ(;;;;;;;;#)」
ぬぅぅぅぅぅぅぅっ!!!! この箸、誰が離すものかああああっ!(--;;;;;;#)

ばきっ!

はうあっ! Σ( ̄□ ̄;)
鞠音「ふみゃっ!Σ(;;;;;;)」
……貴様。いい覚悟してんじゃねーかよコラ。表にでぃっ! とっちめてくれる!(--###)
鞠音「ふみゃーーっ! じょーとーだみゃあああっ!!!!(;;####)」

ぱくぱくぱく♪

鈴那「はふはふはふ。美味しいの〜(^^)」
…………おい、ふにゃぅ(--;;;;)
鞠音「…………鈴那。何食べてるんだみゃ〜(;;;;;;;)」
鈴那「お魚なの〜。あったかくておいしいの〜(^^)」
あったかくておいしいの〜…じゃねえっ! 貴様、今ここで俺とそこにいるアホで馬鹿でずぼらでヘンテコな猫もどきとのやりとりを見ておらんかったのかっ!!!!!(--######)
鞠音「そうだみゃーーっ! みにゃるでぃのおおばかにとられないようにしてたのに鈴那酷いみゃーーーっ!!!(;;;;;;;;)」
鈴那「ふにゃ?(^^)」
ふにゃ、じゃねーっ!!!! この天然ボケっ!!!! 貴様は今取り返しがつかない程重大かつ致命的なミスを……(--#####)
花鈴「ご主人様も鞠ちゃんも、落ちついてください…(xx)」
……なんだでかちち。いたのか(--)
鞠音「花鈴〜。みにゃるでぃが酷いんだみゃ……(;;)」
花鈴「お魚ならまだいっぱいありますから。取り合いしないで仲良く食べてください…。鞠ちゃんも、ね(;;)」
それを先にいわんかっ!!!!(--#)
花鈴「だって…キッチンから新しい具を持ってくるところだったんですよ…(xx)」
む…むぅ。…まあよい。大人かつ平和な夕食環境を取り戻すとしよう(--)
鞠音「みゃふみゃふ♪ 美味いみゃ〜♪(^▽^)」
ああっ!!!! この馬鹿猫! 俺の分まで食うんじゃねーぞっ!!!!(--;;;;;;)
鞠音「わーってるみゃ! あたしはあんたみたいにがめつくないみゃっ!(--#)」
口の減らねぇアホ猫め。よぉーく心しておけ。食い物の恨みというのはな、ゴルゴに狙われることよりも遙かに怖いことだとな(--#)
鞠音「ふんっ!(>x<#)」
花鈴「もぉ…。仲良く食べてくださいよぉ(;;)」
ふっ。まぁよい。…邪魔が入ったがとにかくも。美味しい鍋を思う存分味わおうかな( ̄ー ̄)

ぴちゃぴちゃ

では、あ〜んとな……( ̄▽ ̄)





















そのとき…






















ごごご…

花鈴「…っ! 地震!?(・・;;;;;)」
鞠音「魚が美味いみゃー( ̄▽ ̄)」
鈴那「美味しいの〜♪(^^)」
………( ̄▽ ̄;;;;)
花鈴「お、大きいよぉ! 鞠ちゃん、鈴那ちゃん、ご主人様、気を付けて!(;;;;;;;;;)」
しかし、それは普通の地震ではなく…。

ごごごごごごごごごっ!!!!

花鈴「ひぅっ! 家が崩れ……きゃああああああっ!!!!!(;;;;;;;;;)」
沙羅「…マスターっ! 緊急脱出いたします!(--)」
あ、ああ…( ̄▽ ̄)





















* * * *






















沙羅「脱出完了(--)」
花鈴「けほっけほっ。……れ、鈴那ちゃん…鞠ちゃん、怪我はない?(xx)」
鈴那「大丈夫なの(^^)」
鞠音「大丈夫だみゃ〜( ̄ω ̄)」
花鈴「沙羅さん、ありがとうございます〜。沙羅さんが私達を連れだしてくれなかったら。今頃(;;;;;;;)」
沙羅「…いえ。お怪我がなくて何よりでございます(--)」
花鈴「あ、あれ? ご主人様は…?(;;;;;;;;)」
…………( ̄△ ̄)
花鈴「ご主人様? 大丈夫ですか?(・・;;;;;)」
俺の鍋( ̄△ ̄)
花鈴「…え?(・・;;;)」
……許さん。許さんぞ。俺が楽しみにしていた鍋をよくも( ̄△ ̄####)
ご主人の手には、何も掴んでいない箸とポン酢醤油が入った小皿が。
この罪、万死に値する! 死をもってして償わせてくれるわあああああっ!(--########)





















この瞬間。世界の命運は正の方向に転じていたのであった






















花鈴「ああ……。お家が。掃除したばかりだったのにぃ……(xx)」
そんなんどーにでもええわいっ! とにかく俺の大事な鍋を奪った罪、死を持って償わせてやる!(--#)
鈴那「ふにゃ? 階段ができてるの〜(・・;;;;)」
鞠音「でも、真っ暗だみゃー(--;;;;)」
ナめてやがんな。人ンちの真下にダンジョンなんぞ掘りやがって! いくぞてめぇら! 鍋の弔い合戦じゃいっ!(--#)
謎の老人「お主達(--)」
花鈴「は、はい? 何ですか?(・・;;;;;)」
沙羅公! 銃を持て! 現代兵器の恐ろしさをみせてやらぁ! 全弾込めろぃ!(--#)
謎の老人「迷宮に行こうというのなら、少し待ちなされ(--)」
花鈴「ひぅっ! い、行こうと行ってるのはご主人様です(;;;;;;;)」
グレネードランチャーとマシンガンもよこせ! それと刀じゃっ!(--####)
花鈴「ご、ご主人様。あの……(・・;;;;;)」
ぐだぐだ抜かすんじゃねえボケ! 行くぞ! いざ出陣じゃっ! フォーメーションD!(--#)
謎の老人「ワシの話を聞かんかいっ!(--#)」
…………あ?(--#;;)
花鈴「ご主人様。落ちついてくださいよぉ。この人がご主人様に、お話したいことがあるそうです(;;)」
謎の老人「いかにも(--)」
あんだよじーさん。いっとくが若者は気が短いんじゃ。可及的速やかに要点を得た話を願いたいものだな(--)
謎の老人「若いのはせっかちじゃのぅ。……この迷宮に行こうというのなら、やめておきなされ。この迷宮は呪われておる。恐ろしい怪物やら罠が山のように……(--)」

じゃきンッ!

うーし。補給完了。予備弾薬もたんまり用意したし、行くぞ!(--#)
謎の老人「だから人の話を聞けと云っておるっ!(--#;;;;;)」
うっせーぞじじぃ。今の俺はボケたじーさんのしゃらくさい戯言に付き合ってられるほどご機嫌がまっすぐではねーのだ(--#)
謎の老人「ワシの話を最後まで聞かないと絶対後悔するぞ!(--;;;;;)」
ほーほー。どのよーに俺が後悔するって?(--#)
謎の老人「折角ワシが老婆心からこの迷宮の危険さを忠告してやろうとしておるのにお主ときたら……(--#)」
老婆心っつーか、あんたじじいじゃねーかよ(--)
謎の老人「そんなことどうでもええわいっ!(--#)」
あーそーかそーか。わーったから早く家に帰って孫に小遣いでもやりな。千円やるから(--)
謎の老人「ぐ……。完全になめきっておるのぅ!(--;;;;;#)」
花鈴「ご主人様。おじいさんのお話を聞いてあげましょうよぉ。親切に忠告してくれてるんですよ?(;;)」
謎の老人「おお、おお。娘さんや。あんたは優しいのぅ(^^)」
だーかーらー。天下のみなるでぃ改をとっつかまえて迷宮ン中が危険に満ちあふれてるから入るんじゃないぞなんつー所詮他人事のよーな偽善度120%な忠告なんざどーでもえーっちゅーとるんじゃ(--#)
謎の老人「それだけじゃないわいっ! お主は知らぬだろう。この迷宮は、数千年の封印を破って復活した大魔王がこさえたもので、準備ができたらすぐにでもモンスターの大群を率いて人間界に侵攻してくるはずなんじゃ!(--#)」
なにぃっ! てゆーことはあれか!? たまたまその大魔王とやらの復活ポイントが我が家の真下に位置していたっつーのか!? そんな理不尽でふざけた話があるかっ!(--#)
謎の老人「ようやくわかったようじゃの(--)」
畜生が! 魔王の城建設反対運動を起こす暇もねぇとは…。むかつくぜ(--#)
謎の老人「……ともかく、家は不運だと思って諦めて、一刻も早く逃げ出すのじゃ。でなければ、お主達の命はないぞ……(--;;;;)」
ふっ。そんなどこの馬の骨とも知れぬ大魔王とやらに降伏せよと? 冗談ではないっ! 刀の錆にしてくれるっ!(--#)
謎の老人「このバカモノがっ! 分からず屋がっ!(--#)」
分からず屋はてめーだこのアホじじぃ! 無駄に長生きして若いのをうんざりさせんじゃねえぞコラ!(--#)
謎の老人「どうしても行くというのか?(--)」
おう! あたぼうよ!(--#)
謎の老人「……しかたないのぅ。では、ワシも連れて行くがよい(--)」
沙羅公。じーさんがおかえりだ。お見送りしていけ(--)
沙羅「は。……ですが(--)」
謎の老人「またんかああああーーーーっ! 最後までワシの話を聞けっ! お主、財宝が欲しくないのかっ!?(--#)」
…ッ! Σ( ̄□ ̄;)
謎の老人「…なんじゃ(--#)」
いやーっはっはっは。これはこれは、失礼をいたしました。ご無礼をお許しいただきたい( ̄ー ̄)
謎の老人「なんちゅー現金な男じゃ。財宝と一言聞いただけでコロッと態度が変わるんじゃないわい(--;;;;;;)」
ええじゃないですかええじゃないですか。で、財宝はどこにどのような形でどれだけ眠っておるのですかね? 是非是非御教授いただきたく申し上げる次第であります、ご老人殿( ̄ー ̄)
謎の老人「ご老人ではない。儂の名は…(--#)」
あーはいはい。細かいことは気にするな、ゴンザレス高野( ̄ー ̄)
謎の老人「誰がゴンザレス高野じゃっ! 儂の名はっ!(--;;;;;;)」
いーからいーから財宝の有りかをとっとと教えろってんでございますよイワノフ大山( ̄ー ̄)
謎の老人「財宝なんぞ最下層にあるわいっ! それよりも儂の名はっ!!!!(--;;;;;#)」
おーし。決定だ、行くぞてめーら。じゃあな。ありがとうよマクブライド岩崎さん( ̄ー ̄)
謎の老人「な、なんちゅう男じゃ……(--;;;;;#)」

ずるずるずるっ

花鈴「ご、ご主人様ぁ〜! ひ、引っ張らないでくださいぃ〜!(xx)」
謎の老人「可哀相な娘さんじゃの……(--;;;;;)」





















* * * *






















フン。辛気くせーとこだぜ(--#)
鈴那「真っ暗なの〜(・・;;;;;)」
鞠音「あたしは猫だからちょっとくらい暗いところでも大丈夫だみゃ( ̄ω ̄)」
俺は貴様のよーなど畜生とは違ってデリケートにできているのでな。沙羅公、灯りをともせ(--)
鞠音「誰がど畜生だみゃ!(--#)」
沙羅「は…(--)」

ぼっ♪

あたりが少しだけ、明るくなった。
よぉし。では進むぞ! なめたことしやがったふてぇ輩をとっちめてくれる! 状況開始だてめぇら!(--#)
花鈴「ご、ご主人様ぁ〜! 本当に行くんですかぁ〜! 危ないですよぅ(;;;;;;;)」
やかましいわっ! ここで黙って引き下がるようじゃ花鈴小屋マスターみなるでぃ改の名が廃るわっ! ぐだぐだ言わんとちゃっちゃと殿をつとめんかいこのボケナス!(--#)
花鈴「うぅ……。どうしてこんな(xx)」

………

そうして、嫌がる花鈴を無理矢理殿にして歩いていくと…。
む。敵じゃ! うるぁ!!!!( ̄□ ̄#)
目の前に敵とおぼしき影が見えた瞬間、一刀両断!

ずがッ!

花鈴「ひぅっ!!!! お、襲ってくるわけじゃなかったのに…(;;;;;;;)」
フ。お人好しの馬鹿野郎が。友好的であろうと無かろうとたたきつぶす。それこそが俺の哲学よ( ̄ー ̄)
花鈴「酷いですよぉ……(xx)」
何とでも云えや。…お?( ̄ー ̄)
沙羅「宝箱でございます(--)」
鈴那「綺麗な箱なの〜(^^)」
鞠音「ふみゃっ! お宝お宝お宝みゃーっ!! あけるみゃーー!!!(;▽;)」
あ、馬鹿野郎! あけるの待てっ!!!! 罠があああああっ!!!! 罠をはずせえええええええっ!!!!(--;;;;;)

ぱかっ♪

お、遅かった……。このバカヤロウ……(--;;;;;;#)



* おおっと! 石弓の矢!! *





ばしばしゅばしゅッ!

鞠音「ふみゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(;;;;;;;)」
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(--;;;;;;)
花鈴「ひぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(xx)」
鈴那「ふにゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(;;;;;;;)」
沙羅「はぁっ!!!!(--)」

がっきいいいいん!!





















* * * *






















…(--#####)

ぎゅううううっ!!!!

鞠音「ふみゃぅぅぅっ!!!! 耳、引っ張るんじゃないみゃーーっ!!!!(xx)」
てめーのおかげで危うく脳天打ち抜かれるところやったわ。この馬鹿猫(--#)
花鈴「ま、まあまあ…。鞠ちゃんに悪気は無いんですよ、ね? 知らなかっただけだよね?(^^;)」
鞠音「そうだみゃ…。どら○んくえすとの宝箱には罠なんてないみゃ。せいぜいミミックくらいだみゃ(;;)」
ふん(--#)
鈴那「ふにゃぅ!? また宝箱なのー!(^▽^)」
開けるなよっ! 開けるなよぉっ!!!! 罠を外すまでっ!!!!(--;;;;;;)
鈴那「綺麗だからきっと大丈夫なの〜♪ 開けるの〜(^^)」

ぱかっ♪

こ、この馬鹿ふにゃぅ………(--;;;;;;#)



* おおっと! 爆弾!! *





どどーーーーーーーーんッ!

鞠音「ふみゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(;;;;;;;)」
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(--;;;;;;)
花鈴「ひぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(xx)」
鈴那「ふにゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(;;;;;;;)」
沙羅「防衛障壁っ!!!!(--)」

がっきいいいいん!!





















* * * *






















鈴那「ふにゃぅぅ………。おしりいたいの……(xx)」
↑おしりをしこたまひっぱたかれた
っとに、馬鹿ふにゃぅが!(--#)
花鈴「ま、まぁ。鈴那ちゃんに悪気はないんですよ。ね?(^^;;;;;)」
悪気無くて殺されてたまるかどアホ! ふにゃぅも猫も、しばらくおやつ抜きっ!(--#)
鈴那「ふにゃっ!? いやなの〜!(;;)」
鞠音「酷いみゃっ!!!!(;;)」
やかましい黙れ! ……お、扉がある。……うるぁッ!(--#)

ずがッ!

花鈴「な、何も蹴破らなくても…。ひぅっ!(;;;;;;;)」
むっ! ダークゾーンかっ!?(--;;;;;)
鈴那「ふにゃっ!? 真っ暗なのっ!?(;;;;;;;;)」
鞠音「何も見えないみゃっ!(;;;;;;;;;;)」
ダークゾーン。そこは、いっさいの光を吸収してしまう永遠の暗黒空間…。

グルルルル

鈴那「ふにゃぅぅぅっ!!!! 何かいるのっ!? 怖いの〜〜〜〜っ!!!!(;;;;;;;;)」
鞠音「ふみゃああああっ!!!! 怖いみゃ怖いみゃ怖いみゃあああああっ!!!!!(;;;;;;;;;)」
ええいうろたえるでないっ! 落ちついて現在の位置にとどまれぃ!(--#)
鈴那「だめなの! 鈴那怖いの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!(xx)」
鞠音「ふみゃぅぅぅぅっ!!!!! こ、こっちくるんじゃないみゃーーーーー!!!!(;;;;;;;;)」

じたばたじたばた

動くなつーとるっ! 座標を見失うだろがっ!!!!(--;;;;;;;)
敵は、そんな彼らの事情など関係がなく、イキナリ襲いかかってきた。鋭くとぎすまされた牙は、花鈴を狙っていて。
花鈴「ひぅぅっ!(;;;;;;;;)」
でかちち、どけッ!(--#)

げしっ!

花鈴「ひぅっ!(xx)」
とろとろ動いてんじゃねーぞ。気ぃ抜かずに回避しろ……。って、あれ?(--;;;;;;)
花鈴「ひぅぅぅーーーーっ!!!! な、何か……落ちちゃいますぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!(;;;;;;;;;)」
ご主人にけっ飛ばされてよろめいた先、そこは。
げ。おとしあな(シュートトラップ)っ!?(--;;;;;;)
花鈴「ひぅっ! ご主人様、助け……ひぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!(xx)」

ひゅうううううううーーーーーーーーーーーーーーーっ!

遙か下層へと落ちていく、おとしあな(シュートトラップ)があったのだった。
ちぃっ! 沙羅公、ふにゃぅと猫を頼むっ! ひぅーのバカタレを一人にゃできんっ!(--;;;;;;)
沙羅「マスターっ!(--)」
鈴那「ふにゃっ! おねえちゃん! ご主人様〜!(;;;;;;;;)」
鞠音「みゃぅぅぅっ!!!! 落ちちゃダメだみゃーーーーーっ!!!!(;;;;;;;;)」





















こうして早くも一行は






















ちりぢりバラバラになってしまった。






















花鈴「うぅぅ……。痛いよぅ……ぐす……(xx)」
ったく。ばーたれが。見事に落とし穴に落ちるとはどアホにも程があるぞ(--#)
花鈴「そ、そんなこと云われたって……(;;)」
やかましいボケナス! てめーは無駄にでけぇ乳なんぞしてっから動きがトロくさくなるんじゃ!(--#)
花鈴「す、好きで大きいわけじゃないですよぅ……(xx)」
だまらっしゃいでかちち! ぐだぐだぬかしてっと乳絞っぞコラ!(--#####)

げしげしげしげしッ!

花鈴「痛いです痛いです痛いですぅぅぅ〜! ご主人様やめてくださいぃぃ〜〜〜!(xx)」
うるへぃアホ! 貴様のそのなまりきった根性にカツを入れてだなっ! ……あれ?(--#)

どげしッ!

花鈴「…?(xx;;;;)」
…けっ飛ばした感触がひぅーなんぞのふにふに感とは違った。鋼鉄のよーな硬い皮膚に、大きな身体(--;;;;;)

ぐるるるるるッ!

花鈴「ひぅっ!(;;;;;;;;)」
ど、獰猛そーなお声………( ̄▽ ̄;;;;;)

きしゃーーーーーーーーーッ!

ぐ、グレーターデーモンじゃああああああああああああっ!!!! ぐわぁっ! 数が多いっ! モンスターハウス状態はさすがにやばいっ! 逃げるぞひぅーっ!(--;;;;;;)
花鈴「ひぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!(xx)」
そうして、逃げようとして。

くるッ!

あ、あれっ!?(--;;;;;)
花鈴「ひぅっ!?(;;;;;;;)」
か、回転床あああああああああああああああああああああああああっ!?(--;;;;;;;;;;)
花鈴「ひぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!(xx)」

がんっ!!!!

見事、壁に激突。
う……い、いでぇ……。な、なんでこんなところに回転床があるんだよ……畜生……(--;;;;;)
花鈴「うぅ……。痛いよ……痛いよぅ……(xx)」
に、逃げるのじゃ。…それでも逃げるのじゃっ!(--;;;;;;)
花鈴「うぅぅ………。ひぅっ!?(;;;;;;;)」
痛みに耐えながら、必死に逃げようとする二人。しかし。

ぴしっ!

またも、足下の床が崩れて。
んおっ!?(--;;;;;;)
花鈴「ひぅぅっ!!!! ま、また……っ(;;;;;;;;)」
ど、どーーーして今日はこんな……落ちてばっかりなんじゃあああああああああっ!!!!(--;;;;;)

ひゅうううううううーーーーーーーーーーーーーーーっ!

花鈴「ひぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!(xx)」
んぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!(--;;;;;;)
二人は深淵の闇へと落ちていった…。






















一方その頃






















最下層…






















あたりには屈強な魔物が控えており。その中央にある玉座には、とてつもなく巨大な男が座していた。
????「ふふふ。大魔王バラモゾーマ様にもおかわりなく( ̄ー ̄)」
????「うむ。出迎え御苦労、大神官バゴーンよ(--)」
大神官バゴーン様「は。バラモ・ゾーマ様。世界征服のための準備は既に整っております( ̄ー ̄)」
大魔王バラモゾーマ様「大儀であった。……では、我が闇の色に世界をまた一度、包んでやろう(--)」
大神官バゴーン様「ははぁっ!( ̄□ ̄)」
その瞬間。周りにいた魔物達全てがひれ伏していた。






















その頃。地下777階






















この大馬鹿! 乳だけで自己主張してるじゃねーやこのロケット乳女!(--####)
花鈴「うぅ……。そんなぁ……(xx)」
えらそーにでかい乳しやがって足ばっか引っ張りおって。…楯としてこき使ってやるからな(--#)
花鈴「ぐす……。どうしてこんな目に……しくしく(xx)」
文句あンのかコラ!(--#)
花鈴「うぅ……(xx)」
しかしまぁ、一気に地下777階まで叩き落とされるとはな(--;;;;)
花鈴「暗くて怖いです……(;;;;;;;;)」
凶悪な悪魔がいっぱいいやがるわ……(--;;;;;)

びしっ!

花鈴「ひぅっ! 痛いですぅぅぅっ!!!!(xx)」
うおおっ!!!! 云ってる側から不意打ちかっ!?(--;;;;;;)

びしっ! びしっ! びしっ!

花鈴「ひぅっ! はぅっ! ひぅっ! ご、ご主人様……助けてくださいぃぃぃぃっ!!!!(xx)」
呪文詠唱すっから少し耐えとれ! えーと……黄昏よりも昏きもの、血の流れよりも紅きもの、時の流れに埋れし偉大なる汝の名において 我ここに闇に…………。って、あれ? なんかちゃうよーな。ええっと、詠唱方法なんだったけかな。メモメモ…どこやったけかな(--;;;;;)

びしっ! びしっ! びしっ!

花鈴「ひぅぅぅぅっ!!!!! は、は、早くしてくださいぃぃぃっ! い、痛いです痛いです痛いですぅぅぅぅぅっ!!!!(xx)」
洒落臭ぇわ! こうなりゃ呪文詠唱省略ッ!!!! くらえぃ!!!( ̄□ ̄####)
花鈴「っ!?(;;;;;;;)」
ティルトウェイトおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!( ̄□ ̄#)

ずずずずずずずずずずずずず
ずずずずずずずずずずずずず
ずずずずずずずずずずずずず
ずずずずずずずずずずずずず
ずずずずずずずずずずずずず
ずずずずずずずずずずンッ!

花鈴「ひぅーーーーーーーーーっ!!!!(xx)」
ふふふ。最強の攻撃魔法ティルトウェイト。これを食らったものはひとたまりもなく吹っ飛ばされる( ̄ー ̄)
花鈴「ま、巻き添えにしないでくださいよぅ……(xx)」
心配するな。貴様はシャーマン戦車並みの堅さを誇ってるようだから全然問題なっしんぐじゃ( ̄ー ̄)
花鈴「ぐすぐす……(xx)」
んなことよりさっさとこの辛気くせぇところを脱出すっぞコラ!(--#)
花鈴「はぁい。……でも、鈴那ちゃんと鞠ちゃん、大丈夫かなぁ(;;)」
ふ。心配するな。あいつらには我が守護式神の沙羅公をつけておる。あいつは、俺でも本気を出さねば勝てぬほど強い( ̄ー ̄)






















それは真実であった。






















鈴那達は、獰猛な魔獣にあたりを囲まれていた。

ぐるるるるっ!!!!

沙羅「…(--)」
鈴那「ふにゃぅぅぅぅっ! こわいの………(;;;;;;;;)」
鞠音「みゃぅぅぅぅぅっ!!!!! こわいみゃこわいみゃこわいみゃっ!(;;;;;;;;)」

ぎゅーっ!

あまりの怖さに、沙羅にしがみついて離れない二人。
沙羅「鈴那様、鞠音様。決して私から離れないよう、お願いいたします(--)」
鈴那「…わかったの。でもこわいの〜(;;;;;;;)」
鞠音「こわいみゃこわいみゃこわいみゃーーーーっ!!!! 沙羅、助けてみゃあああっ!!!!(;;;;;;;;)」
沙羅「はい…(--)」

じりっじりっ

少しずつ近づいてくるモンスター達…。
沙羅「鈴那様と鞠音様には……(--)」

びしっ!

沙羅「指一本、触れさせません……!(--)」
鈴那と鞠音を抱えたまま軽々と跳躍し、一瞬にして敵線を突破していた。





















その頃。花鈴達も沙羅たちと同じよーに多数の魔物達に囲まれていた。






















花鈴「ひぅぅぅっ!!!! か、囲まれちゃった……(;;;;;;;)」
あっちもこっちもとらぶるぶるぶる!!!! だーーーーーーーーーーーっ!!!!(--;;;;)

ぶちっ♪























ただ一つ、違っていたのは






















ご主人様の血管がぷちっという音を立てて、切れていたということだった。






















うるぁああああああああっ!!!!! 洒落臭いわ!!!!! てめーら全員死にやがれや!!!! 折角寛大で寛容で優しくて慈悲深い花鈴小屋マスターの俺が見逃してやろーと思ったのにしつこくひつこくストーカーのよーにまとわりついてきやがるもんだから殲滅してくれるわああああああああっ!!!! ありがたくおもえやコラ! 近代兵器の力を思い知りやがれやおんどりゃあああああああ!!!!(--######)

ずがががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
がががががががががががッ!

花鈴「ひぅぅぅぅぅ〜〜〜〜………(xx)」
うるぁあああああああうぉるぁああああああああっ!!!!! 蜂の巣にしたるぁっ!!!( ̄□ ̄####)

ずがががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
がががががががががががッ!

花鈴「ご、ご主人様〜……。も、もうやめてくださいよぉ……(xx)」
くふふふふっ!!!! なかなか、甘美な音がするじゃねぇか。このガトリングはよ( ̄ー ̄)

ずがががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
がががががががががががッ!

弾丸弾丸弾丸ッ!!!!! 熱くはじける火花火花火花ッ!!!!! 吹っ飛ぶ薬莢薬莢薬莢ッ!!!!! 熱いぜ熱いぜえええええええええっ!!!! 熱くて死んじまうぜええええっ!!!!! 火傷上等じゃあああああああっ!!!!( ̄▽ ̄#)
花鈴「ご主人様……。め、目が……怖いですよぅ……(;;;;;;;;)」
ふはっっはははははははははははははっ!!( ̄▽ ̄##)

ずがががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
ががががががががががががが
がががががががががががッ!

まおーはどこだぁくらぁッ!!!!( ̄□ ̄#####)
花鈴「ふえぇ〜〜〜ん。も、もぉやめてくださいよぉ〜〜〜〜!(xx)」
グレネードランチャーあああああああッ!!! いぶりだしたるわああああッ!!!( ̄□ ̄#####)
花鈴「……ご主人様、怖いです(xx)」

どごっどごっどごっどごっ!
どごっどごっどごっどごっ!
どごっどごっどごっどごっ!
どごっどごっどごっどごっ!
どごっどごっどごっどごっ!
どごっどごっどごっどごっ!
どごっどごっどごっどごっ!
どごっどごっどごっどごっ!






















このようにして






















熱く覚醒(イっちゃった)したご主人は






















魔物達をことごとく駆逐していった。




















魔王の正体とは!?




















ご主人様に勝機はあるのか!?




















戦慄の時は、次回へと続くのであった!




















次回に続くっ!



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