アレっぽいダンジョン騒動記 -その2-















* 前回までのあらすじ *















みんなで美味しい鍋をつついていた楽しい夕食時。















丁度、いいタイミングに















かつて、世界を暗黒の闇で包んだ、とってもこわい大魔王様が復活したのであった。















ただ、ここで問題なのは、そーいう恐怖の事実ではなく。















花鈴小屋の真下が魔王の復活ポイントであったということが















偶然、世界の命運を『絶望』から『希望』へと傾けたのである。















花鈴小屋は崩れ去り、後には地下へと続く階段が残されるのみであった。















けれど…















彼らは未だに暗い迷宮の中を彷徨っていた。
ええい畜生がっ!!!! なんだってこんな目にあわなあかんのじゃボケが!!(--#####)
花鈴「ご主人様ぁ。もう、帰りましょうよぉ……(xx)」
何で機銃掃射くらいで落盤するかっ! このへたれ欠陥迷宮めがッ! 基礎工事がなっとらんッ!(--####)
花鈴「そういう問題じゃないですよぅ…(xx)」
ご主人の無茶により、数本あるルートは落盤してしまい、見事に迷ってしまったのであった。
むーかつーくーんだよっ! てめーのせーだコラ!(--####)

げしげしげしげし!

果てしなく理不尽な八つ当たり。
花鈴「うぅ……。痛いよ……痛いよぅ……。どうして私が……(xx)」















最強の男が、とってもこわい大魔王様討伐のため、立ち上がったのであった!















……本人に、世界平和の為とか云う自覚は全くなかったのだが。















花鈴「あれ? ご主人様(・・;;;;)」
あんじゃボケ!(--#)
花鈴「肩のところに、綺麗な金貨がついてますよ?(・・;;;;)」
なぬ!?(--;;;;;)
花鈴の云うとおり、いつの間にかご主人の肩のところに金色のコインが何枚かついていた。そして……。

ふっ

あんぎゃあああああああああああっ!!!! Σ( ̄□ ̄;;;;;;;)
花鈴「わわっ!(;;;;;;)」

ふ〜っ

ダメージ等の実害は全くないものの、首筋に息のようなブレスを吹きかけられ……。
ふぎゅるぱああああああああああっ!!!!Σ( ̄□ ̄;;;;;)
花鈴「ひぅっ!!!(;;;;;;;)」

ふ〜っ

文字通り、悶絶するご主人であった。
ほわんちゃあああああああああああっ!!!! Σ(@△@;;;;;)
花鈴「な、何ですかぁっ!?(;;;;;;;;)」
と、取れっ!!!! 頼むから取ってくれえええええええええええええっ!!!!(--;;;;;;;)
花鈴「は、は、はいいいいっ!!!(;;;;;;;)」

…………

花鈴「こ、コイン…ですか?(^^;;;;)」
うむ。あれはクリーピングコインと云ってだな。どっかのナめた魔法使いが人様を驚かすためにコインに命を吹き込みやがったんじゃ(--#)
花鈴「びっくりしました〜(^^;;;;;)」
ダメージゼロのブレスがあんなに恐ろしいものとは……。あー気色悪かった……(--#)
花鈴「……(^^;;;;;)」
っとに。驚かしやがって! こなくそ!(--#)

げしッ!

ムかついたご主人は、物影を辺り構わずけっ飛ばして。
おるぁ! こん畜生がっ!(--#)

げしげしげしげしげしッ!

すると、蹴っ飛ばされたとおぼしき一人の人がヨロヨロと出てきて……。
花鈴「ひぅっ!!! ひ、人をけっ飛ばしちゃダメです!(;;;;;;;)」
あァ? 何だと思えばいぢめられっこの代名詞・マーフィーズゴーストじゃねーか!( ̄□ ̄#)
花鈴「ま、マーフィーさん……の、幽霊さん……ですか?(;;)」
そうだ。詳しくはしらんが。なんでも、この世界を創造した人が最も嫌いにしてたクラスメイトらしい。散々恨まれたあげく幽霊にされてだな。でも、弱っちぃくせして経験値だけはやたら豊富で。そんなわけで未熟な冒険者達の格好の練習台になってくれるのだよ(--#)
花鈴「は、はぁ……(;;;;;;;)」
だから、こんな風に思いっきりけっ飛ばしてやるのはこいつにとってはむしろ礼儀正しいというものなんじゃ!( ̄□ ̄#)

げしげしげしげしげしげしッ!

花鈴「だ、ダメですぅぅぅ〜! や、やめてくださいぃぃぃ〜!(xx)」
心配するな。こいつは人様ではない。単なるアンデッドだ。そして……何度でもよみがえる! 同じ場所で何度でもな!( ̄□ ̄#)

どげしっ!

吹っ飛ばされるのは、哀れなマーフィーズゴースト君。
花鈴「か、可哀相ですよぉ〜……。もうやめてくださいよぅ……(xx)」
ふんっ! それにしてもけったくそわりぃところじゃ。俺の鍋を奪った野郎をさっさといぶりだしてとっちめてやりてぇわ!(--#)
花鈴「ご主人様。もう帰りましょうよぉ……。鍋ならいつでも作りますから……(xx)」
ばーかーやーろーうー。貴様には鍋を失った俺の深く大きな悲しみというのが理解できんのかコラ! 俺の悲しみを具体的に行動で示すとこうなんじゃボケ!(--)

げしッ!

そういって、今度は何もない壁をけっ飛ばした。……すると。

ずがッ!

ぬっ!?(--;;;)
壁が崩れ……たようにみえたが、実はそれは壁ではなく。
花鈴「あ……(・・;;;;)」
なんと、隠しドア(シークレットドア)だったのか! ………うん?(--;;;;)
花鈴「どうしたんですか?(・・)」
いや、見ろよ。そっちを(--)
花鈴「…え?(・・)」
いわれて、花鈴がそっちをみると。

ぴちょん♪

こんな暗闇の迷宮の中で、湯気がたってら(--)
花鈴「わ、本当だ(・・;;;;;)」
立て看板があらぁ。なになに? ……『ブッバの健康温泉』だと? 成分はナトリウムイオン(Na+)、カリウムイオン(K+)、マグネシウムイオン(Mg2+〉カルシウムイオン(Ca2+)、etcetc……効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、etcetc……(--;;;)
花鈴「なんでこんなところに温泉が…(^^;;;;)」
ふむ。……しかし、罠であることも充分考えられるな(--)
花鈴「考えすぎじゃないですか?(^^;;;)」
かもしれん。……おい(--)
花鈴「はい?(^^)」
おりゃ!(--)

げしっ!

花鈴「ひぅっ!(xx)」

どっぼーーーーーんっ!

ふむ。なるほど(--)
花鈴「ひぅぅっ! い、いきなり何をするんですかぁ〜! なにがなるほどですかぁ〜!(xx)」
いやなに。念には念をいれて確かめようとしただけさ。どうやら、本当の温泉だったようやな。よかったよかった。硫酸の池とかじゃなくてよかったよかった(--)
花鈴「だから……ひぅぅぅ。最初から……いったじゃないですかぁ〜。ひぅぅぅっ……(xx)」

ばしゃばしゃっ!

はっはっは。すまんすまん。……ってか、そんなに温泉が嬉しかったのか? 貴様がそんなにばしゃばしゃ泳ぐなんて( ̄▽ ̄)
花鈴「ち、違いますぅ〜! この温泉……ふ、深いところが………ひぅぅぅっ! わ、私……泳ぎ、あんまり得意じゃないし……ふ、服も着たままだから……う〜!(xx)」
ほう。深いと来たか。そいつは面白い。……なれば(--)

げしげしげしげしげしげしっ!

花鈴「ひぅぅぅぅぅぅっ!!!! や、やめてくださいぃぃぃっ! な、何をするんですかぁ〜〜〜〜!(xx)」
下まで潜って何かねぇか調べてこいやーっ!( ̄□ ̄#)
花鈴「そ、そんな……おぼれちゃいますよぅ……(xx)」
馬鹿野郎! 気合いだ! 根性だ! 努力だ! 元気があれば何でもできる!( ̄□ ̄#)
花鈴「む、無茶苦茶ですよぅ……うぅ……(xx)」
ち。しかたねぇ。…なれば、少しだけ手ぇ貸してやろう。……おりゃっ!(--#)

どっぼーーーーんっ!!!!

花鈴「ひぅっ! こ、今度はなんですかぁっ!?(;;;;;;;)」
重さ30kgの背嚢(ベルゲン)だ。それを背負えば楽に沈んでいけるさ( ̄ー ̄)
花鈴「い、いやですよぅ〜! やめてくださいよぅ〜!(xx)」
ええいやかましい! ご主人の命令は絶対じゃ! ぐだぐだいわんとさっさといけーーーー!(--#####)

げしげしげしげしげしっ!

花鈴「ひぅぅぅぅぅっ! 痛い、痛い…痛いよ……痛いよぅ………ぐす……(xx)」

ばしゃばしゃばしゃっ! ………ぎゅっ!

ん?(--)
花鈴「…………え?(xx)」
おいひぅー。なんだ『それ』?(--;;;;)
花鈴が思わず捕まった『それ』は、周りにある岩とは違って、丸くて、柔らかくて……。
花鈴「え……???(・・;;;;;)」
オレンジ色の物体。……もしかして、タコの化け物か?(--;;;;;)
花鈴「ひぅっ!(;;;;;;;;)」
花鈴は『それ』から慌てて手を離し、温泉の中から逃げ出した。

ずずずずずず……

次第に『それ』は二人の方に近づいてきて。
な、な、なななななっなんだぁっ!!!!(--;;;;;;;)
花鈴「ひぅぅぅぅーーーーーっ!!!!!(;;;;;;;;)」
そして、水の中からはい上がってきて……。

ばっしゃあああんっ!

っ!!!!(--;;;;;)
花鈴「っ!!!!(xx)」
ふーう。いい湯だった………ん?( ̄ー ̄)
花鈴「き、きゃああああっ!(xx)」
うっぎゃああああああっ!(--;;)

ずががががががががががが
がががががががががががが
がががががががががががが
がががががががががががが
がががががががががががが
がががががががががががが
ががががががががががッ!

静寂をぶっ壊す、マシンガンの音。
どひーーっ!!!!!(--;;;;)
寄るんじゃねえバケモン!(--;;;)
な、何だ何だ何だっ!?(--;;;)

どごごごごごごごごごごご
ごごごごごごごごごごごご
ごごごごごごごごごごごご
ごごごごごごごごごごごご
ごごごごごごごごごごごご
ごごごごごごごごごごごご
ごごごごごごごごごごッ!

ミサイルやらグレネードの爆発音。
うぎゃーーーーーーッ!(--;;;)
おんどるぁあああああッ!(--;;;)

ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ずばしゅっっっっっっッ!

鋭利な刃物による格闘戦の音。
ま、ま、待て待て待てえええええええええええええいっ!!!! 俺は敵じゃなーーーい! あろうず改だ!華恋小屋マスターじゃあああーーーっ!!!!! 撃ち方やめーーーーいっ!(--;;;;;;;)
花鈴「………あれ?(・・;;;;;)」
キシャーーーーーッ!!!!(--;;;)

ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ずばしゅっっっっっっッ!

ぐ、ぐぅ………。む、無念。このようなところで……(--;;;;;)
花鈴「ひぅっ! ご、ご主人様っ!!!! この人、華恋さんのご主人様ですよぉ!(;;;;;;;)」
……え?(--;;;;;)
花鈴「ど、どうするんですかぁっ!?(;;;;;;;)」
ふ。ふふふ。…案ずるな。俺はこう見えても、高度の修行を積んだ君主なのじゃ。復活の呪文くらいたやすいたやすい( ̄ー ̄;;;)
花鈴「え?(;;;;;;)」
まぁみとれ。…さまよえるパチ・あろうず改の魂よ。ここにもどってきやがれでございます( ̄□ ̄;;;#)
花鈴「あ。ご、ご主人様の手から光が…(・・;;;;)」
ささやき・いのり・えいしょう・ねんじろ……はぁぁっ!( ̄□ ̄;;;#)
…(--;;;;;)



* あろうず改は灰になりました *



………あれ?(--;;;;;;)
花鈴「ひぅぅぅぅぅっ!!!! か、華恋さんのご主人様……燃え尽きて灰になっちゃいましたよぉっ! ど、どうするんですかぁっ!?(;;;;;;;;;)」
う、ううむ。生体エネルギーを使い果たして肉体が燃え尽きてしもうたか。だが、次は大丈夫! 今度は成功間違いなしっ!( ̄▽ ̄;;;;)
花鈴「ほ、本当ですかぁ!?(;;;;;;)」
本当本当! 一般ムサイに乗った気分でいろっ! ゆくぞっ! さまよえる魂・あろうず改の御霊よ。ここに舞い戻りたまへ! ささやき・いのり・えいしょう・ねんじろ……( ̄▽ ̄)



* あろうず改は埋葬されます *



花鈴「ご、ご主人様ぁ!(xx)」
あれ? おかしいなぁ……。こんなはずでは……(--;;;;;)
『あれ』じゃねぇわっ!(--#)
あ、復活した( ̄▽ ̄;;;)
てめぇ、さっきから黙って見てりゃ好き放題しやがって!!! イキナリ何しやがる!(--;;;;;;)
なんだ、大丈夫そーじゃねーか。心配して損したぜ、パチよ(--)
花鈴「大丈夫でよかったです。本当に……(^^;;;;)」
パチいうんじゃねぇっ! っとに、なんつーご挨拶するんじゃ貴様は……(--;;;;;)
仕方なかろう。水の中からイキナリオレンジ色のきしょい物体がボコボコ泡をたてながら出てくりゃ、誰だってびびるがな(--)
貴様も似たようなもんだろがっ!!!! 俺は温泉に入りに来ていただけじゃっ!(--#)
どアホかっ! たかが温泉のためにこんな危険極まりねぇところに来てんじゃねーやっ!(--#)
何だとコラ! 貴様、貧乏人のささやかな娯楽まで法的規制で奪い取るつもりか!? 温泉を馬鹿にするってのか!? それが国民の血税でのうのうと生きてる政治屋のすることか!? そういうことならば俺は断固として受けて立つぞ! 自由を守るために戦うぞ!!!!(--####)

じゃきんっ!

望むところだ! やってやろーじゃねーかっ!(--####)

じゃきんっ!

花鈴「お、落ちついてくださいよぅ〜。ご主人様も、華恋さんのご主人様も…。今は喧嘩なんてしている場合じゃないですよぉ(;;;;;;;;;)」
ちっ(--#)
ふん(--#)
花鈴「……ほ(;;)」
で。パチの頭領よ。貴様はなんでここにおるのだ(--#)
パチいうんじゃねぇといっておる。……まあよい、教えてやろう。俺がここにいるのは他でもない。福利厚生の慰安旅行をしているだけなのだ! ……大地震が起きて、貴様らの小屋を見に来たのだが、崩れ落ちていてな。そこにいた爺さんに、この迷宮の中に暖かい温泉が沸いていると聞いたのだ(--#)
慰安旅行が迷宮入りかよ。…華恋小屋の待遇は劣悪そうだな(--;;;;)
うるさい黙れ! …現に、奴らもみな喜んでおるぞ。見ろ!(--)
花鈴「わっ(・・;;;;)」

ざばっ!

華恋「ふーう。潜水終了〜。いい湯だったぜぇ( ̄ー ̄)」
玲美「でも…少し、のぼせ上がりかけましたでございましたですわ(--;;;)」
毬奈「わふ〜。あつあつだわふ( ̄ω ̄)」
またかよ…。わけわからん奇人変人集団め……(--;;;;;)
華恋「おろ? 花鈴じゃねーか。おめーらも入りに来たの?( ̄ω ̄)」
花鈴「あ、いえ。そういうわけでは……(^^;;;)」
今度はこちらが理由を聞く番であるな。貴様らは何の目的でここへとやってきたのだ(--)
ふん。俺は貴様らのよーに温泉目的で来たわけではない。ずばり、お宝をがっぽりもらいに来たのだっ! そして、そのついでに人ンちの真下にダンジョンなんか堀やがった魔王とやらをぶちのめしにきたのだっ! 鍋の仇を討つために!(--#)
華恋「なにぃっ!? 財宝だとっ!?(--;;;;;;)」
玲美「それは本当でございますのですのっ!?(--;;;;)」
毬奈「わふわふ( ̄ω ̄)」
うむ。……まあ、どこにあるかは分からぬが、恐らく魔王とやらのいるところにあるだろう。けど、敵の数がやたら多くて進むも戻るも難儀しておる状況なのだよ。強引に進んでもいーんだが、こう狭いところで大砲ぶっ放すと落盤がやべーしなぁ。俺一人ならまだしも、ひぅーのよーな足手まといがいやがるし(--)
花鈴「じ、じゃあ最初からつれてこないでくださいよぅ……(xx)」
なるほど(--)
華恋「マスターっ! 財宝だぜ財宝っ!( ̄ー ̄)」
玲美「荒稼ぎしますですことよっ! マスターっ!( ̄▽ ̄)」
毬奈「わ、わ……わっふん。湯冷めしちゃったわふ…(xx)」
ふ。……みなるでぃ改よ。一つ、取引をしようではないかね?( ̄ー ̄)
取引……だとぉ?(--)
うむ。我々も財宝は欲しい。だが、貴様のいうとおり、俺もこの狭い迷宮での戦闘は少なからず苦労をともなってしまっている。そこでだ( ̄ー ̄)
何だ(--)

ぱくぱく

毬奈「温泉卵美味しいわふ♪( ̄ω ̄)」
玲美「良い固まり具合でございますことですのよ( ̄ー ̄)」
ここは、今までのわだかまりを捨て、共闘しようではないか。互いの利益の為に、魔王とやらを全力でたたきつぶす!( ̄ー ̄)
貴様共闘しろだぁ? 条件はなんだ(--)
なぁに。財宝なんぞは三分の一程度でよい。そのようなもの、徳川埋蔵金並に当てにしとらん! ……それよりも実質的なもの。貴様の看板娘、花鈴の作る朝飯・昼飯・おやつ・夕飯を十日分でどうかね( ̄ー ̄)
華恋「それいいっ! それ最高っ! 財宝より美味い飯だぜ!(>▽<#)」
玲美「さすがマスターでございますことでありますわ。何が一番重要か、よーくよーくよぉぉく分かっていらっしゃるでありますことよ( ̄ー ̄)」
毬奈「わふわふ( ̄ω ̄;;;;)」

ぶるるるっ!

十日分では高いっ! 七日分にしろ!(--)
へっへっへ。まーそうつれないことをいうなよ兄弟。…九日と半分でどうだ?( ̄ー ̄)
八日分!(--)
そこを何とか! 九日分!( ̄ー ̄)
……ち。しかたねぇ。八日と半分だ。ひぅー、頼むぞ(--)
花鈴「は、はぁ……。分かりました(^^;;;;)」
おしっ! 交渉成立だっ!( ̄ー ̄)
華恋「ひゃっほう!(^▽^)」
玲美「とてもうれしいことでありますことなのでございますわ( ̄ー ̄)」
毬奈「わふ〜。ビーフジャーキー食べたいわふ( ̄ω ̄)」
ふ。 …では、いざ行こうではないかっ! その魔王とやらのところにっ!( ̄ー ̄)
うむ(--)
華恋「マスター。あたい達もいくぜ( ̄ー ̄)」
折角だが華恋よ。この戦いは俺とみなるでぃ改だけで行う。……相手は世界を漆黒の闇で包んだといわれる魔王。どのような力の持ち主か見当もつかぬ。気持ちはありがたいが、貴様らは地上へと脱出するのだ(--)
華恋「そうか…。そういうことなら、しゃあねえな( ̄− ̄)」
そーいうわけだから、貴様も一緒についていけ(--)
花鈴「は、はい。でも、鈴那ちゃんと鞠ちゃんは……(・・;;;;)」
大丈夫。沙羅公はこういう場合すぐにでも脱出にかかっているはずだ。心配せず地上で合流しやがれ(--)
花鈴「はい…(;;;;;;)」
玲美「おねぇさま、毬奈ちゃん、花鈴さん。行きますですわ〜( ̄ー ̄)」















一方その頃。















巨大な広間を埋め尽くさんとする魔物達。
大神官バゴーン様「者共! 大魔王バラモゾーマ様の復活戦であるぞ! 地上に巣くう人間共を蹂躙するのだ! 地上への侵攻を開始するのだ!( ̄□ ̄###)」

ウオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオッ!

大神官バゴーン様「状況を開始せよ! 行くぞ、者共!( ̄□ ̄#)」
















今、ここに…邪悪な大魔王・バラモゾーマの地上侵攻作戦が、始まろうとしていた。















状況はどうあれ、共闘することになった二人。
熱源確認! 一挙に飛ぶぞ(--)
うむ。転移魔法(マロール)ううううううううううううううううううううううっ!( ̄□ ̄#)

ふっ!

わざわざ歩くのが面倒くさくなって一挙に転移魔法を使った。……が。

どごっ!

ぐおっ!?(--;;;;;;)
ぐへっ!?(--;;;;;)



* いしのなかにいる *



馬鹿野郎! 貴様、ちゃんと座標確認(デュマピック)しとらんかっただろ!(--;;;;;;)
す、すまんんんっ! 一マスずれてた(--;;;;;;)
どアホおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!(--;;;;;;)
ぐおおおっ!!!! すんげぇ圧迫感!!!!(--;;;;;;)
フツー死ぬわッ!(--;;;;;;)
















閑話休題(それわさておき)















転移した先は、大きくて豪華なドアがあった。そして、二人は銃を構えてその左右に立っていた。
…いるな(--)
うむ(--)
鍵がかかっているようだが、どうする?(--)
関係ねぇ。こんなもんプラスチック爆弾で吹っ飛ばしたる。おつかいクエストなんざしとる暇はねぇんだ(--)

ぺたぺたぺた…

待ち伏せ(アンブッシュ)している可能性が高い。ドアの爆破と同時に突入して催涙弾を投げ込む。そしたら一挙に始末するぞ!!!! 強襲戦だ! 三十秒で仕留める!(--)
おう。……マスク装着(--;;;)

シューコシューコ

カウント開始だ。…3……2………1……(--;;;)
ゼロッ(--;;;;;)
刹那。轟音とともに吹き飛ばされるドア。

ドゴッ!

ていっ! 催涙弾じゃ!(--####)
行くぞっ!!!!(--#####)

バシュッ!

大神官バゴーン様「な、何っ!?(--;;;;)」
GOGOGOッッッ!!!!(--;;;;;)
撃てッ撃ちまくれッ!(--;;;;;)

ずががががががががががが
がががががががががががが
がががががががががががが
がががががががががががが
がががががががががががが
がががががががががががが
ががががががががががッ!

うおおおおおおおッ!!(--####)
大神官バゴーン様「誰じゃ? ぐふっぐふっぐふっ!(--;;;;;;;;)」
おんどりゃあああッ!!(--####)
大神官バゴーン様「わ、私の祈りを邪魔する者……は……ぐふぉおっ!(--;;;;;;)」

ずががががががががががが
がががががががががががが
がががががががががががが
がががががががががががが
がががががががががががが
がががががががががががが
ががががががががががッ!

往生せえやあッ!!(--####)
大神官バゴーン様「お、愚か者…ぐおおおおっ!(--;;;;;)」
雑魚は逝けやッ!!(--####)
大神官バゴーン様「わ、私を大神官バゴーンと…うぎゃあああああっ! し、知っての行いか!?(--;;;;)
んなもん知るくぁッ!! 雑魚がァッ!(--####)
カップ焼きそばみてーな名前しやがってなめんなッ!(--####)
大神官バゴーン「で、では覚えておくが……げふぅっ! よい。わ、私が偉大なる神の……ぐおおおおっ! つ、使い…バゴーンさま……じゃ!(--;;;;;;)」
貴様なんぞ北海道限定・焼きそば弁当(*)にしたらァッ!(--####)



(*)焼きそば弁当:
我が国の北方にある北海道公国(首都・札幌)において、広く一般的に販売されているインスタント食品。
通常のカップ焼きそばと根本的に異なる点は、お湯を捨てずにスープにしてしまうと云うところにある。
濃度の高い油分が好評を博し、一年の大半を雪の中で耐える北海道国民に人気が高い。
公国国内において圧倒的人気の国民食的存在であり、他国からの輸入カップ焼きそばを寄せ付けない。
だが。近年、他国よりカップ焼きそば市場の開放・自由化を求められており、競争が激化しつつある。
ちなみに、北海道国民はペヤング焼きそばの存在を知らないと云われているが、真実の程は定かではない。



ミサイルランチャー全弾発射じゃあッ!(--####)

どごごごごごごごごごごご
ごごごごごごごごごごごご
ごごごごごごごごごごごご
ごごごごごごごごごごごご
ごごごごごごごごごごごご
ごごごごごごごごごごごご
ごごごごごごごごごごッ!

大神官バゴーン様「わ、私は雑魚ではないっ! 私はだ…大神官バゴーン………ぐぎゃああああああああああっ!!!!(--;;;;;;)」
黙らんかい雑魚ッ! お湯を捨てずにスープにして飲まれちまいやがれコラッ!(--####)
BGMが雑魚のやつに中ボスも大ボスもないんじゃボケぇッ!(--####)
大神官バゴーン様「う、うーぬぬぬぬっ! 貴様ら、人の話を黙って聞けええええええええええいっ!!! ファイヤーストームっ!!!!(--;;;;;)」

ゴオッ!

あぢっ! この雑魚! 火炎魔法なんぞ唱えやがったっ!(--####)
うがあああああああッ! 雑魚の分際で生意気じゃっ! ぶち殺すっ!!!!(--#####)
大神官バゴーン様「だから私は雑魚ではな……。うぎゃあああああああああああーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(--;;;;;;)」

刺せッ! ぶった斬れッ! 貫けッ! 叩けッ! どつきまわしたれやあッ!(--####)
つおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!(--#####)

ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ずばしゅっっっっっっッ!

大神官バゴーン様「お…おのれ…口惜しや…。このバゴーンさまがお前らごときにやられるとは。しかし、私を倒しても、もはや世界は救えま……いっ!?(--;;;;;;)」

ずしゅッ!

ぐだぐだいっとらんととっとと逝けやアホ。センスの悪ィローブ着おって。馬鹿じゃねーか(--#)
大神官バゴーン様「ううぅ……。さ、最後まで云わせてくれ。わ、我が破壊の神バラモゾーマよ! 今ここに……生け贄をささ……ぐふっ!(--;;;;;;)」

ぐりぐりッ!

貴様に発言権はない。捨て台詞も却下じゃ! さっさと逝けいうとる(--#)
うむ。こういう分からず屋には死体に鞭うつべきであるな(--#)
大神官バゴーン様「む……無念……(--;;;;;;)」

がくっ!

ふぅ。なかなか手強い雑魚だった(--;;;;)
まったくだな。こんな雑魚ははじめてだ(--;;;;)
大神官バゴーン様「ざ、雑魚じゃ……ないのに……。ひどい………(--;;;;;)」
















こうして
















最後まで、大物とは気付かれずに
















大神官バゴーンは倒れた。
















あれ?(--)
死屍累々……(--)
ふと、冷静になって辺りを見回してみると。
もしかして、敵の主力部隊がここにいたのかな?(--)
どうやら、流れ弾で一掃しちまったよーやな(--)
大広間いっぱいに、死屍累々……。
モンスターA「俺ら……(--;;;)」
モンスターB「出番……無かったな……(--;;;;)」
……苦しそうだからとどめをさしてやろう。せめてもの慈悲だ(--)
おめー。苦しそうでなくてもとどめさすんだろ?(--)
ふ。まぁな(--)
おめー、ぜってーSだろ?(--;;;)
褒め言葉として受け取っておこう(--)

ずしゅッ!

モンスターA「ぐぉっ……(--;;;)」
モンスターB「ひ……ひどい……(--;;;;)」

ぐりぐりぐり!

で……。魔王はどこにいるんだ?(--)
さぁ? やっぱその扉の向こうじゃねーの?(--)
大神官バゴーン様がいた向こうには、やはり巨大で豪華な扉が。
ん。扉に何か書いてある(--)
なになに? 『営業時間AM 9:00〜PM 5:00』……(--;;;;)
……(--;;;;;)
……(--;;;;;)
ナめとんのかッ!(--#)
ナめとんのかッ!(--#)
こんなもん爆破したる! プラスチック爆弾、余ってるか?(--)
無い。全部使っちった(--)
…じゃあ(--)
しゃあないね(--)

じゃきんっ!

二人は揃って大砲を構え。
撃ち方よーいッ!(--#)
てーーーーーーーーッ!(--#)

どごッ!
どごッ!
どごッ!

轟音と共に吹っ飛ばされていく扉、と…崩されていく壁。
















その先にあるものは…?















世界の命運は果たして?















次回に続






























かない! こんな話今回で完結じゃっ!(--#)
おい。誰かいるぞ? でかい!(--;;;;)
その先には、とてつもなく大きな影が…。
大魔王バラモゾーマ様「ファイヤーボールッ!( ̄□ ̄#)」
むっ……あぶねぇっ!(--;;;;)

ずがッ!

ぬぅ…。かなりの威力だ(--;;;;)
暗くてよくみえねぇがこいつが大ボスか!?(--;;;;)
あくまのよーな姿やなっ!(--;;;;)
大魔王バラモゾーマ様「貴様らに問う。なにゆえもがき、生きるのか?( ̄□ ̄#)」
なんか格好いいこと云ってる隙に一気にいくぞ!(--#)
うむっ!(--;;;)
大魔王バラモゾーマ様「滅びこそ我が喜び。死にゆく者こそ美しい。さあ、貴様らも我が腕の中で息絶えるが………( ̄□ ̄#)」
撃て撃て撃てっ!!!!(--####)
つおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!(--;;;;;;)

ばしゅばしゅばしゅばしゅ
ばしゅばしゅばしゅばしゅ
ばしゅばしゅばしゅばしゅ
ばしゅばしゅばしゅばしゅ
ばしゅばしゅばしゅばしゅ
ばしゅばしゅばしゅばしゅ
ばしゅばしゅばしゅッ!!

大魔王バラモゾーマ様「うぬぬぬぬっ!!!! 貴様ら、最後まで云わせんかいっ!!!! 滅びよ! 波動砲ッ!!!(--####)」


うわああああああああああああああああっ!!!!( ̄□ ̄#)
ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!( ̄□ ̄#)
な、なんちゅー威力じゃっ! シールドが吹っ飛ばされたっ!(--;;;;;)
単発で撃ってもダメじゃ! 仕掛けるぞぉっ!!!!(--#)
おうっ!!!! 突撃じゃっ!!!! 一直線になれっ!(--;;;;;;)

ずどどどどどどどどどどどど!

うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!( ̄□ ̄#)
つおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!( ̄□ ̄#)
大魔王バラモゾーマ様「ぬうううううっ!!!! ティルトウェイ……(--####)」
撃たせるかっ!!!!( ̄□ ̄####)
今じゃっ!!!! くらえっ!(--####)

バッ!

ジェットストリームッ!( ̄□ ̄###)
アターーーーーック!( ̄□ ̄###)


大魔王バラモゾーマ様「ぐぅッ!(--;;;;;;)」
ちっ! 浅いっ! しくじった!(--;;;;;)
いや、効いているぞッ! もう一回だ!(--;;;;;;)
今度こそォっ!!!!( ̄□ ̄####)
くらいやがれ魔王とやらっ! ちなみに踏み台にはさせんっ! ハリネズミ装備じゃあっ!(--####)

バッ!

ジェットストリームッ!( ̄□ ̄###)
アターーー( ̄□ ̄###)
大魔王バラモゾーマ様「やかましいっ!(--####)」

バキッ!!

ぐふぁっ!!!!(--;;;;;)
れ、練習したのにぃーっ!(--;;;;)
大魔王バラモゾーマ様「我が暗黒の力・見せつけてくれるっ! ぬおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!! ダークソードおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!( ̄□ ̄####)」

ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ざしゅざしゅざしゅざしゅ
ずばしゅっっっっっっッ!

ぐわああああああああああああああっ!!!! そ、装甲がずたずたにぃいいいいいっ!!!!(--;;;;;;)
な、なんて強さじゃっ!!!! しかも、速いっ!!!!(--;;;;;;)
怯むぬぁあああああああっ!!!! 反撃じゃっ! ダイヤモンドカッターDADADAッああああああああああああっ!!!!(--;;;;;;;#)

がっきいいいいんッ!

大魔王バラモゾーマ様「そのようなものが効くと思っておるのくぁあああああああああっ!!!!(--#####)」
なにっ!? だ、ダイヤモンドカッターが、弾かれただとぉっ!? 強力なバリアかっ!?(--;;;;;)
あのバリアは単発じゃあダメだっ!!!! 破れんっ!!! コンビネーションじゃっ!!! 俺に合わせろっ!!! 今度は分散して仕掛けるッ!!!! 左右からいくぞッ!(--;;;;;)
大魔王バラモゾーマ様「はあああああああああああああああっ!!!! ダークファイヤーハリケーンんんんんんんんんっ!!!!( ̄□ ̄#)」
これ以上やらせっくぁあああああああああああああああああああああああっ!!!! 仕掛けるぞぉぉぉっ!!!! ダイヤモンドカッター・二刀流!!!!( ̄□ ̄####)
くらいやがれ!!! トリトンハンマーッ!!!!!( ̄□ ̄######)
大魔王バラモゾーマ様「ぬぅぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!( ̄□ ̄###)」
俺の鍋返しやがれやぐぉらあああああああああああああああああっ!!!!!( ̄□ ̄####)
俺の明日の飯の為に死ねやあああああああああああああああああっ!!!!!( ̄□ ̄####)

ずどどどどどどどどどどどど!

Xッ!!!!( ̄□ ̄#####)
斬りッ!!!!( ̄□ ̄####)
大魔王バラモゾーマ様「我が力!!! 受けよっ!!!!!!( ̄□ ̄###)」
















その瞬間
















轟音と共に
















三つの、大きな光が激突した。
































…………
















……(--#)
花鈴「お待たせしました(^^)」
華恋「お。来た来た来た来た! 待ってました〜!(^▽^)」
玲美「今度はなんでございますですの?( ̄ー ̄)」
毬奈「わふわふぅ〜♪ 美味しそうな匂いだわふ♪ ご馳走だわふ♪( ̄ω ̄)」
花鈴「はい〜。ペペロンチーノと、オムレツです〜(^^)」
ほほぉ。こいつは美味そうだ。早速いただこうかね( ̄ー ̄)
花鈴「どうぞ、めしあがれ。もう少ししたらサラダをもってきますね♪(^^)」
華恋「はーい( ̄▽ ̄)」
玲美「はーい( ̄ー ̄)」
毬奈「わふわふ。美味いわふ♪( ̄ω ̄)」
けっ(--#)
花鈴「…ご主人様。どうしたんですか?(・・;;;;)」
うるせぇわ! 折角財宝の山にありつけたと思ったのによ!(--#)
鞠音「全部ゴールドとかいう単位のお金だったんだみゃ( ̄ω ̄)」
鈴那「ふにゃ? でも、きらきらして綺麗なの(^^)」
沙羅「マスター。ご無事なだけでも良しとしませんと…(--)」
アホ! あんなとこでやられる俺じゃねぇわ! それにだな、ンなもんいくらあっても換金できねーんだよ! しかも、値打ちのない銅貨だしよ…(--#)
だーから云っただろが。ンなもん徳川埋蔵金並の信憑性だとよ(--)
ち。浪漫のねぇ野郎だ(--#)
この低金利の時代。財宝等という非現実的なものよりまずは飯なのじゃ(--)
てめぇは餓えてるだけだろが(--#)
そうともゆう(--)
ふん(--#)
それはそうと。飯は確保したが、今晩の寝床はどうするかな(--)
てめぇらなんざ馬小屋で充分じゃっ!(--#)
えー。せめて、エコノミールームくらいで……(--;;;;)
老衰するまで寝かせたるっ!(--#)
花鈴「くすくす(^^)」
















あの後…

















ズバァッ!

終わった。何もかも……( ̄ー ̄)
パーフェクトゲームだぜ。俺たちの( ̄ー ̄)
大魔王バラモゾーマ様「……。ば、馬鹿なっ!!! 余が負けるだと!!!(--;;;;;;)」
おめーの完全敗北だ。とっとと金銀財宝の場所に案内してもらおうか(--)
大魔王バラモゾーマ様「き、貴様らの勝ちだ。だが光ある限り闇もまたある……。わしには見えるのだ。再び何者かが闇から……(--;;;;;)」
やかましい黙れアホ! 俺ァ世界平和なんぞどーでもいいんじゃボケ!( ̄□ ̄#)

ゲシッ!

大魔王バラモゾーマ様「ぐはっ!(--;;;;)」
そんなもんより財宝はどこじゃコラ!( ̄□ ̄#)

ゴンッ!

大魔王バラモゾーマ様「ぐ、ぐふっ!(--;;;;;;)」
とっとと吐けやコラ!( ̄□ ̄#)

ゲシッ!

ゲシッ!

ゲシッ!

苦しみながら死ぬのと、楽に死ぬのとどっちか選べや!( ̄□ ̄#)

ゴンッ!

ゴンッ!

ゴンッ!

大魔王バラモゾーマ様「ごふっ! う、うぅ……ざ、財宝は……そっちの方に……(--;;;;;;)」
おおおおおおおおおおしっ!!!! 金銀財宝財宝財宝ううううううううううっ!!!! 札束風呂おおおおおおおおおおっ!!!!!( ̄□ ̄####)
赤字体質脱却ううううううっ!!!! 夢のマイホームううううううっ!!!!( ̄□ ̄####)

ぐしゃ!

大魔王バラモゾーマ様「がふっ!(--;;;;;)」
そうして、走っていくと……。

…………

…………何じゃこりゃ(--;;;;;;)
どれもこれも見たこともねぇ通貨……(--;;;;;)
大魔王バラモゾーマ様「い、一万年前の通貨じゃ……(--;;;;;;)」
てーことはあれか!?(--;;;;;)
いわゆる無価値の二束三文。江戸に『くだらない』代物……。資産価値は皆無に等しいと(--;;;;;)
ふ、ふざけんなあああああああああああああああああああああああああああっ!!!!! この野郎この野郎このヤロこのヤロこのヤロおおおおおおおおおおおおおお!!!!!( ̄□ ̄########)

ゲシッ!
ゲシッ!
ゲシッ!
ゲシッ!
ゲシッ!
ゲシッ!
ゲシッ!

大魔王バラモゾーマ様「ぐ、ぐふぅぅぅぅぅぅっぅぅぅぅぅっぅっぅっっっぅううっ!!!!!(--;;;;;;;)」
てめーなんざ二度と復活できねーよーに迷宮ごと水攻めにしてくれるわああああああああああああああっ!!!!! ( ̄□ ̄#####)
ま、待て待て待て早まるなッ! 決して何も無かったわけではないぞ! 温泉だ! 温泉がある! 温泉をくみ上げることができるぞおおおおおおっ! 温泉旅館作って温泉饅頭に温泉卵を売れば儲かるぞっ!(--;;;;;)
馬鹿野郎! 俺は温泉旅館の建築なんぞ興味ねぇんじゃああああああああっ!!!! 楽して現金を手に入れてぇんじゃあああああああっ!!!!! 現金じゃ現金! キャッシュじゃ! マネーじゃあああああああっ!!!!( ̄□ ̄#)

ビシッ!
ビシッ!
ビシッ!
ビシッ!
ビシッ!
ビシッ!
ビシッ!

大魔王バラモゾーマ様「ぐ、ぐふぅぅぅぅぅぅっぅぅぅぅぅっぅっぅっっっぅううっ!!!!!(--;;;;;;;)」
















と、云うようなことがあったのだった。

















ちなみに、大魔王バラモゾーマ様は号泣しながら魔界へと帰って行ったという。

















はっはっは。まぁ、いいじゃねーか。飯の後には温泉だぜ? しかも、毎日入れるんだぜ? それって最高の贅沢じゃねーか( ̄ー ̄)
ふん(--#)
しかも私有ダンジョン所有だぞ! これはすごいことだぞ!( ̄ー ̄)
それのどこがどうすごいのか小一時間問いつめてやろうか?(--;;;;)
華恋「美味い飯に温泉とは、最高だぜ! 肌がつるつるしちまうぜ!( ̄ー ̄)
玲美「気をつけないと太ってしまいますことですわ( ̄ー ̄)」
毬奈「わふわふわふわふ。美味しいわふ〜( ̄ω ̄;;;;)」
てめーら! あんまりがっつくんじゃねーや!(--#)
花鈴「あは。大丈夫ですよ、ご主人様。いっぱい作ったから、気にせず食べてくださいね(^^)」
華恋「はーい( ̄ー ̄)」
玲美「はーい( ̄ー ̄)」
毬奈「わっふわふ〜♪( ̄ω ̄)」
鞠音「ふみゃ! それあたしのだみゃ! 返すみゃ!(;;#)」
毬奈「わふぅ〜! 取っちゃ嫌わふぅ〜( ̄△ ̄;;;)」
鈴那「わんわん、可愛いの♪(^^)」
やれやれ…。っとにもー。にぎやかなこったい……(--)
沙羅「それはそうと、華恋様のマスター様。ずっと気になっていることがあるのですが(--)」
ナニカネ?(--)
沙羅「華恋様のところの守護幽霊、螺鎖様はどうしたのでしょう?(--)」
あ……( ̄□ ̄;;;;;)
今の今までずーっと忘れていたな?(--;;;;;;)
















迷宮の地下深くにて

















螺鎖「くすくすくす。……皆さん、私のことすっかり忘れておりますね? くすくす( ̄ー ̄)」
華恋小屋の守護(?)幽霊こと、螺鎖は…。
螺鎖「くすくす。お茶ですか? よろしいですわよ〜。うふふふ( ̄ー ̄)」
男性幽霊に、口説かれていた。
















人知れず、偶然とは云え、結果的に

















世界の平和を守った(おとこ)

















それから数日後。迷宮の地下深くにて……。
いたいた。迷宮所有ってのも悪いことばかりでもねぇな♪ ぐへっへへへへ♪( ̄ー ̄)
うむうむ。そうだろそうだろ?( ̄ー ̄)
彼らの目の前には、一糸まとわぬ姿の女性が……。
花鈴「ひぅぅぅぅ……。え、えっちな格好の女の人が………(//-//)」
沙羅「あれはサッキュバスという悪魔でございます。男性の夢に淫らな姿で現れては精力を奪っていくという、淫魔に分類されます(--)」
花鈴「ご、ご主人様ぁ〜! 華恋さんのご主人様も……(xx)」
沙羅「生命力を奪っていく(エナジードレイン)という、見かけによらず非常に危険な存在なのですが……。殿方はああいうのがお好みのようで(--)」
花鈴「もぉ。何考えてるんですかぁ〜(xx)」
完全死(ロスト)上等!( ̄▽ ̄)
おうよ! いくぜ!( ̄ー ̄)

















彼らに

















幸福あれ!

















サッキュバスちゅわあああああああんっ!!!!( ̄▽ ̄####)
サッキュバスたん最高おおおおおおおっ!!!!( ̄▽ ̄####)

















二人ともかなりのレベルを下げられた!


































次回に続く



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