鈴那の(不毛な)料理修行♪





















鈴那「鈴那なの〜。こんにちはなの〜(^^)」
……(--;;;;)
鈴那「今回は、鈴那のお話なの(^^)」
……(--;;;;)
鈴那「鈴那と、ご主人様と、ゆーおにーちゃんと。三人でお山に行ったお話なの〜(^^)」
……(--;;;;)
鈴那「ふにゃ? ご主人様、どうしたの?(・・)」
ああ……恐ろしい記憶がよみがえる……(--;;;;;)
鈴那「よくわかんないけど、お話はじまりなの〜(^^)」





















ある日の事。





















鞠音「腹減ったみゃ〜。おなかぺこぺこだみゃ〜。ご飯まだかみゃ〜( ̄ω ̄)」
今日の昼飯はなんじゃい(--)
花鈴「今日は野菜たっぷりのラーメンです(^^)」
……ふむ(--)
花鈴「あ、鈴那ちゃん。麺を箸でかきまぜて(^^)」
鈴那「はぁい(^^)」
花鈴が手際よく作って。鈴那も手伝っていたのだけど。
まて(--)

がしっ!

花鈴「え?(^^)」
いつまでも姉にひっついてるだけでは上達が無い。ラーメンなんぞ簡単だし一通り見ただろうから、ふにゃぅよ。今日は貴様が一人で作れ(--)
花鈴「え、でも……(^^;;;;)」
材料はたっぷりあるんやろ? 自立させるんじゃい(--)
花鈴「鈴那ちゃん、大丈夫……?(^^;;;;)」
鈴那「大丈夫なの〜!(^^)」
とゆーわけで貴様はこっちに来い(--)
花鈴「は、はい……。鈴那ちゃん、分からないことがあったら呼んでね(^^;;;;)」
鈴那「はぁい(^^)」










































鈴那「麺ゆで上がったの〜(^^)」

ばしゃっ!

ゆであがった麺を水を切らずに丼に放り込み……。
鈴那「よ〜くかきまぜるの〜(^^)」

ぐちゃぐちゃ!

鈴那「できあがりなの〜♪(^^)」
そしてお盆に乗せて、持っていこうとして……。
鈴那「ふにゃっ!(;;;;;;;)」
つまづいて。

がっしゃあああああっ!

部屋の向こうからは、心配そうな花鈴の声。
…………なんか、盛大な音がしておるのぅ(--;;;;)
花鈴「ひぅっ! れ、鈴那ちゃん……怪我してない!? 大丈夫!?(;;;;;;;)」
鈴那「大丈夫なの〜……。でも、作り直しなの……(xx)」
花鈴「て、手伝うよ……(;;;;;;)」
駄目。貴様はこっちにいろ。全部ヤツ一人にやらせろ(--)
花鈴「で、でも……(;;)」
駄目といったら駄目なんじゃこのでかちち!(--#)

げしっ!

花鈴「ひぅっ!(xx)」
鈴那「ふにゃ〜ぅ〜……。スープがこぼれちゃったの〜! どうしよどうしよどうしよ。……醤油醤油醤油なの〜! 醤油が欲しいの〜! ……ふにゃっ!(・▽・)」
そこには醤油の瓶があって。
鈴那「醤油あったの〜! 使うの〜!(^^)」

どぼどぼどぼ!






















そして





















鈴那「できたの〜(^^)」
できた……ってな(--;;;;)
花鈴「あ、あは……あは…………は(^^;;;;;)」
鞠音「みゃぅぅぅ!……す、すごいきつい匂いだみゃ(--;;;;;)」
……貴様。醤油全ッ然薄めてねーだろ!(--;;;;;;;;;)
そこには素のままの醤油が入ったラーメンが……。
コレ、食ったら死ぬぞ(--;;;;)
鈴那「そんなことないの〜! きっと美味しいの〜!(;;)」
大馬鹿者!!!! 作り直しーーーーーーっ!!!!(--#####)
鈴那「う〜!(xx)」






















初っぱなから駄目出しを食らい……





















鈴那「ご主人様酷いの。きっと美味しいのに……(xx)」

どぼどぼどぼ

しくしく泣きながら特濃醤油スープを流しに捨て。
鈴那「ふにゃっ! Σ(;;;;;;)」
ハッと気づく。
鈴那「醤油捨てちゃったのーーー!(;;;;;;;;)」
慌てる慌てる慌てる。
鈴那「どうしよどうしよどうしよなの〜!? 醤油無くなっちゃったの〜!(;;;;;;;;)」
ふと棚を見ると
鈴那「……あ。醤油じゃないけど美味しそうなのあったのー(^^)」
中身は不明だが調味料の瓶が有り……。
鈴那「いっぱい入れるの〜♪ ふにゃにゃぅにゃ♪ にゃにゃぅにゃ♪ ふにゃにゃにゃにゃ♪ にゃ〜にゃ〜にゃ〜ん♪(^^)」
とっても楽しそーにどぼどぼと。

どぼどぼどぼッ!























そして





















どろり濃厚スープ入りラーメンが完成した。
………こ、コレがホントのソーメン(ソース麺)かっ!(--;;;;;;;;;)
鞠音「みゃぅぅぅぅ……。に、匂いがなんか違うみゃ……(;;;;;;;)」
花鈴「れ、鈴那ちゃん……。もしかして、棚に入ってたもの使った?(^^;;;;)」
鈴那「うんっ♪(^^)」
花鈴「ご、ごめんね……。あれ、私が作った手作りソースなの……。ラベル、張っておかなかったから……。紛らわしかったよね(^^;;;;;)」
作り直せ馬鹿野郎ーーーーっ!!!!(--######)
鈴那「そんなことないの〜! きっと美味しいの〜!(;;)」
死ぬわ大馬鹿者ッ!!!! 作り直しったら作り直しじゃーーーーーーっ!!!!(--#####)
鈴那「ふにゃっ!(xx)」























再度駄目出し























鈴那「う〜……。ひどいの〜……(xx)」
しくしくいじけながら、どうしようと考えて。ふと床を見ると……。
鈴那「ふにゃ? 壺なの〜。あ……前にご主人様が買ってきた綺麗な壺なの〜。『あれはいいものだ』とか云っていたの〜(・▽・)」

ぱかっ

ふたを開けると、中には赤くて辛い調味料が。
鈴那「真っ赤なの〜(^^)」

ぺろ

一口舐めてみると。
鈴那「辛くて美味しいの♪ コレならきっと大丈夫なの♪(^^)」

どぼどぼどぼどぼっ!

鈴那「赤くて辛ーいラーメンもあるから、きっと美味しいの♪(^^)」
何か違う……。























そして、できたのーといって持っていって























鈴那「できあがりなの(^^)」
花鈴「うぅ……。れ、鈴那ちゃん……(xx)」
鞠音「みゃぅぅぅ……。す、す、すごく辛そうだみゃぁぁぁ……(;;;;;;;;)」
……ラーメンだな。うむ。ラーメンだ。ただし、ラー油麺の略称でラーメンだ(--;;;;;)
鈴那「きっとおいしいの〜(^^)」
……さて、それはどうかな(--;;;;;)

がしっ!

鈴那「ふにゃっ!(;;)」
オシオキじゃ。頭ぐりぐりの刑(--#)

ぐりぐり、ぐりぐりっ!

鈴那「ふにゃーーーー! ふにゃーーーー! ふにゃーーーーうーーーー! 痛いの痛いの痛いの〜〜〜〜! ご主人様やめてなの〜〜〜〜!(xx)」
やめてほしけりゃまともなもん作らんかこの逆サバ読み娘があああああっ!!!!(--#)
鞠音「やめるみゃ! 鈴那いじめるんじゃないみゃ!(--#)」
花鈴「ご、ご主人様。やめてください。鈴那ちゃんをいじめないで……。私がもう一回鈴那ちゃんに教えてあげるから……だから(xx)」
ちっ(--)
鈴那「ぐす……ぐす……(;;)」
花鈴「鈴那ちゃん、泣かないで。ね。きっと上手に作れるようになるから(^^;;;;)」
ホントかよ! ぜってー信じられねーぞ!(--#)
鈴那「そんなことないの! 鈴那、いつか上手に作れるようになるの〜!(;;)」
ならば実践してみんかいコラ!(--#)
鈴那「ふにゃぅぅ……(;;)」























再度キッチンに戻って、塩やみそを使ってちゃんとしたスープを作って、ちゃんとしたラーメンを作って























ふーふー

鞠音「みゃー。熱いみゃー! 舌やけどしたみゃーーー!( ̄△ ̄;;;)」
花鈴「ま、鞠ちゃん大丈夫!? 水飲んで〜(・・;;;;)」
鞠音「ありがとみゃ〜……。ひりひりするみゃ…(xx)」
やれやれ。ようやく真っ当な飯が食えるわ(--;;;;)
鈴那「ちょっと失敗しちゃっただけなのー!(>_<)」
あれのどこがちょっとだこの馬鹿者!(--#)
鈴那「ちょっとなの〜!(;;)」
花鈴「ま、まあまあ。鈴那ちゃんは大丈夫ですよ。一生懸命努力してるし、少しずつできるようになってきてるよ。ね♪ 自信持とうよ♪(^^;;;)」
アホ! くぉの過保護姉が危険な妹を散々甘やかしおって……(--#)
鈴那「鈴那危険じゃないの……(;;)」
しかしだな。俺は危惧する。貴様の浅はかで直球過ぎる発想はいずれ身を滅ぼすどころか周りを巻き込んで暴発するであろうとな…(--;;;)
鈴那「そんなことないの〜! ご主人様ヒドイの〜!(;;)」

ぽかぽかぽかぽか!

あーうっさいうっさい鬱陶しい! ていっ!(--#)

がしっ!

鈴那「ふにゃっ!(xx)」
ぽかぽかたたいてくる鈴那のおでこを掴むと、腕が届かなくなってしまう。
届かねーだろー! 身の程をわきまえぃ、このろりぷに1○歳児が!( ̄ー ̄)
鈴那「う〜う〜!(;;)」
花鈴「もぉ。鈴那ちゃんいじめちゃだめです〜(xx)」
鞠音「そうだみゃ! 鈴那をいじめるんじゃないみゃ!(--#)」
まあそれはともかくとしてだ。貴様の前後不覚になって迷走する根性をたたき直してやるっ! サバイバルだ! サバイバルで自給自足な生活でなら、材料の大切さというものを実感するというものだろう!(--#)
















ってわけで
















何の脈絡もなく、強化合宿に挑むことになったのです。
















つーわけで貴様にご足労願ったわけだ(--)
悠希「あはは(^^;;;;)」
花鈴「ゆ〜君(^^;;;;)」
数日ほど悠希を借りるぞ(--)
鈴那と、ゆー君をつれて行くことに。花鈴と鞠音と沙羅はお留守番。
花鈴「でも、どうしてゆ〜君を?(・・;;;)」
いろいろと男手が必要だからだ(--)
花鈴「男手って…力仕事でもするんですか?(・・;;;)」
ふ。まぁそんなところだ。……ところでふにゃぅよ(--)
鈴那「ふにゃ?(^^)」
貸しなさい(--)

ぐいっ!

鈴那「ふにゃ〜!(;;)」
出かける前に鈴那が背負っていたリュックサックをご主人がチェックして。
まったくもう(--#)

ばらばらばら

逆さまにするとバラバラとお菓子が…。
没収! ……まぁ、バナナだけは特例として認めておいてやろう。でも他のはダメ!(--#)
鈴那「ふにゃ〜〜〜! 鈴那のお菓子〜〜〜!(;;)」
遠足にいくんじゃねーんだぞコラ! 修行だ! 強くなるのじゃ! 重力訓練じゃ!(--#)
花鈴「ご主人様。鈴那ちゃんとゆ〜君をそんな危ないとこにつれてかないでください……(xx)」
バカヤロウ。だーかーらーボディーガードを兼ねて悠希の野郎を連れて行くんじゃい!(--#)
花鈴「ごめんねゆー君。……鈴那ちゃんのこと、お願い(;;)」
悠希「はいっ! 花鈴さん。心配しないでください(^^;;;)」
















そうして、向かった先は。
















険しい山々の奥の奥……
















ここでは水はおろか食い物さえ自給自足、どこからか調達して来なければならないと云う。いわゆるサバイバル生活なのだよ(--)
鈴那「やっほ〜〜なの〜〜(^▽^)」
コラ。遊びに来たんじゃねーぞ(--#)
悠希「あはは(^^;;)」
このような原始的な生活に戻れば、あのような資源を無駄に使ったゲテモノな代物を作ることはなくなるだろう。いわばこれは、基礎と応用を兼ねた実践訓練なのである!(--#)
鈴那「そうなんだ〜(・○・)」
まずは夕飯の調達じゃ! ふにゃぅよ。貴様は悠希と共に山中を巡って食えそうなものを片っ端から探して来い!(--#)
鈴那「わかったの〜(^^)」
悠希「花鈴さんのご主人様は、どうするんですか?(・・)」
俺は水を探してくる。二時間後に合流じゃ(--)
鈴那「はぁいなの(^^)」
悠希「はい!(^^)」





一見、とっても楽しいキャンプ。……が





鈴那「ふにゃ〜ぅ〜♪ きのこきのこきのこ〜♪ 綺麗なきのこがいっぱいなのぉ〜♪(^▽^)」
悠希「あは。あ、こっちには山菜があるよ(^^)」
鈴那「山菜〜?(・・)」
悠希「うん。身体に良くて、すっごく美味しいんだよ〜(^^)」
鈴那「そうなんだ〜。あ、きのこまたみつけたの〜♪(^^)」
そうしてふり向いて、取りに行こうとして。
鈴那「き〜の〜こ〜♪(^▽^)」

どんっ!

何か硬いものにぶつかって。
鈴那「ふにゃっ! ゆ〜おに〜ちゃんごめんなさいなの……。ぶつかっちゃったの(xx)」
ボス熊「ぐおっ!( ̄■ ̄#)」
悠希「え? 僕はこっち……って! Σ(・・;;;;)」
鈴那「ふにゃ?(xx)」
悠希「れ、れ、鈴那ちゃん…………(;;;;;;;)」

ぎゅっ!

悠希は、鈴那の身体を抱えて……。
鈴那「ゆ〜おに〜ちゃん、どうしたの〜?(・・)」
悠希「に、に…………逃げろおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜!(;;;;;;;;)」
ボス熊「グオオオっ!( ̄■ ̄#)」
お約束の如く、野生の熊。
悠希「わあああああああああああああっ!!!!(;;;;;;;)」
鈴那「ふにゃあああああああああああっ!!!!(xx;;;;;)」

どどどどどどどどどっ!

ボス熊「ガーーーっ!( ̄■ ̄#)」
悠希「く、く、くるなあああああああああああああっ!!!!(;;;;;;;;)」
鈴那「ふにゃにゃにゃにゃーーーーーっ!!!! 熊さん怖いの〜〜〜〜〜〜っ!!!!(;;;;;;;;)」

どどどどどどどどどっ!





野生の熊に追いかけられて必死に逃げるゆーくんと鈴那。





一方その頃。水源をみつけて水をポリタンクいっぱいに詰めて。





おんどるァッ!( ̄□ ̄##)

どごっ!

突進してくる猪を、拳の一撃で吹っ飛ばしたご主人様。
ふ。突進程度で俺に勝とうなど甘いわ! 猪ナベにしたるわ!( ̄ー ̄)
と、粋がったものの。

ざわざわざわざわ!

んひょっ! い、いつの間にか囲まれてた!( ̄△ ̄;;;)
さすがに多勢に無勢。
に、逃げるべ逃げるべ!( ̄△ ̄;;;;)
スタコラササと逃げ出すも。

びしッ!

ぐおっ! な、何かしらんが…でかいのがいる!?(--;;;;;)
逃げ出す先には、この世のものとは思えないくらい巨大でふさふさした……。
は、原哲夫風ボス猪!? この辺で番張ってるボス猪かっ!?( ̄△ ̄;;;;)
ボス猪「ぐおおおおおおおおおおっ!!!!( ̄■ ̄#)」

どごォっ!

ぐふっ! な、なんちゅー威力!!!!(--;;;;;)
ボス猪「ぶひーーーーーーーーーーーっ!!!!( ̄■ ̄#)」

どごォっ!

ぎゃんっ!( ̄□ ̄;;;)

どごォっ!

ぎふっ!( ̄□ ̄;;;)

どごォっ!

おごっ!( ̄□ ̄;;;)
ボス猪「ふしゅーーーーーーーーーーっ!!!!( ̄■ ̄#)」

ずどどどどどっ!

このヤローーー!( ̄□ ̄#####)

がしッ!

黙ってみてりゃ!( ̄□ ̄#####)

ぐッ!

好き放題!( ̄□ ̄#####)

どごッ!

してんじゃねぇっ! 巴投げじゃあああああっ!( ̄□ ̄####)
勢いのついたボス猪を、そのまま掴んで足で高く投げ飛ばして……。
ボス猪「ぐふぉーーーーーーーーっ!!!!( ̄■ ̄#;;;;)」

どッごおおおおおおんっ!

そのまま、岩に直撃して……めり込んでいたのであった。
ふ。一本、と行きたいところだが……場外であるな( ̄ー ̄)
ボス猪「ぐふぉーーーーーーーーっ!!!!( ̄■ ̄#;;;;)」
猪だけに猪口才なッ! 貴様の動きは既に見切っておるわ! くらえ!!!!( ̄□ ̄####)

がしっ!

ぶぅれぇぇぇぇ〜〜〜んばぁぁぁぁすたぁあああーッ!( ̄□ ̄####)
ボス猪「ぶふーーーーーーーーーっ!!!!( ̄■ ̄#;;;;)」

ごんっ!

あーんど・スクリューパイルドライバーーーーッ!( ̄□ ̄####)

ばきゃっ!

ボス猪「ごふーーーーーーーーーっ!!!!( ̄■ ̄#;;;;)」





再び鈴那と悠希。





ボス熊「グオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!( ̄■ ̄#)」
悠希「わああああああああーーーーーーー!!!! れ、鈴那ちゃん早く!!!!(;;;;;;;)」
鈴那「ふにゃにゃにゃにゃにゃあーーーーーーーーっ!!!!(xx)」
必死に逃げる二人。けれど。
悠希「わあっ!!!! ぜ、絶壁……(;;;;;;)」
鈴那「高いの〜! 怖いの〜!(xx)」
目の前には断崖絶壁。もはや、逃げられない。
悠希「ううう……ち、ちくしょう! こうなったら……。鈴那ちゃん。僕がどうにか引きつけてみるから、その間に逃げて(;;;;;)」
鈴那「そんなの嫌なの! ゆ〜おに〜ちゃん死んじゃうの!(;;;;;;;)」
ボス熊「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!( ̄■ ̄#)」
悠希「い、いいから早く!(;;;;;;)」
鈴那「やだったらやだなの〜!(;;;;;;)」
悠希「れ、鈴那ちゃん! お願いだから……聞いて!(;;)」
とっても深刻なシーンなのだけど。
おう、どしたぁ!( ̄□ ̄#)
ボス熊「がうっ!?( ̄■ ̄#)」
悠希「か、花鈴さんのご主人様!(;▽;;;;;)」
鈴那「ふにゃっ! ご主人様なの〜!(;▽;;;;;)」
ボス熊「グガガーッ!( ̄■ ̄#)」
ふん。ボス猪のお次はボス熊かい! きやがれこの宮下あきら風巨大熊め!( ̄□ ̄#)
ボス熊「グオオオッ!( ̄■ ̄#)」
重く、鋭い一撃。

ばきッ!

ぐふっ!!! な、なかなか……いいぱんち……してるじゃねぇかっ!(--;;;;)
悠希「か、花鈴さんのご主人様っ!(;;;;;;)」
鈴那「ご主人様〜!(;;)」
けっ! しゃらくせぇんだよっ!( ̄□ ̄#)

じゃっきん!

野生動物ふぜいが、俺に勝てると思っとんのくああああああっ!!!!( ̄□ ̄####)
巨大な腕を振り回してくるボス熊。それに対してご主人は。
我が奥義、見さらせや。はああああああああっ!!!!( ̄□ ̄####)

ごごごごごっ!

爆炎熱波!(--#)
悠希「な、何かすごいっ!(;;;;;;;)」
鈴那「熱いの〜(・・;;;;;)」
男斬りッ!( ̄□ ̄#)

ずがっ!!!

大きな刀を振り下ろし、強力な一撃を叩きつけた。
一丁上がりじゃボケぇっ!!!!( ̄□ ̄####)





……というわけで。とりあず、一件落着





悠希「助かりました〜(^^;;;;)」
鈴那「ご主人様強いの〜(^^)」
まぁ、間一髪といったところだが、怪我が無くて何より。……さて。野草なんかは採れたみたいだから今度は魚を採りにいくぞ!(--)
悠希「今度は川ですか(^^;;;;)」
うむ。付いてこい!(--)
鈴那「ふにゃ〜♪ 川遊びするの〜(^^)」
遊びに来たんじゃねーってんだよ(--#)
鈴那「川遊び、楽しいの♪(^^)」
悠希「あは(^^)」
っとに(--#)

………

んなわけで、やってきたのは川の滝壺付近。
鈴那「お水綺麗なの〜(^^)」
悠希「透き通ってるね(^^)」
魚は魚でとるとしてだ。その前に。……魚焼くには薪がいる。つーわけで、このお手製石斧で木を切るべ(--)

じゃきん!

悠希「なんか、すごいです。何でも作っちゃうんですね……(^^;;;;)」
おうよ。こんなもん朝飯前じゃ。……とりゃっ!(--#)

ずがっ!

気合いをいれて木をぶった切ろうとして……。
あ……(--;;;)
悠希「あ(・・;;;)」
鈴那「ふにゃ〜(・・)」

どっぼーーーんっ!

紐が緩かったのか石斧がはずれ、水の中に。
うあ……しまった(--;;;)
鈴那「困ったの〜(^^)」
おめー。全然こまってねぇだろ(--;;;;)
鈴那「ふにゃ?(^^)」
悠希「どうしましょう? 滝壺、結構深そうですよ(・・;;;;)」
弱ったな。また石斧をこさえろっつーんか。手頃な石がないんだよな(--;;;;)
悠希「こういうときは、ナイフを使いましょうよ(^^;;)」
ダメ。サバイバルったらサバイバル! さっきの戦いなんかはともかくとしてだ。自給自足しなきゃトレーニングにならんだろ(--)
悠希「そりゃ、そうですけど……(^^;;;;)」

ぼこっ!

そんなことを言い合っていると、水の中から…

ぼこぼこっ!

……ん?(--)
鈴那「ぼこぼこいってるの〜(^^)」
悠希「な、なんでしょう?(・・;;;;)」

ざばあああっ!!!!

ぬはっ!( ̄□ ̄;;;;)
悠希「わあっ!(;;;;;;;)」
鈴那「ふにゃっ! 神様なの〜(・▽・)」
囂々しい光りを放ち、水神様が現れた。
水神様「私はこの地方の水を司る水神・アクエスウェット。……若者よ。お前が落としたのは、金の斧ですか? 銀の斧ですか?(--)」
わっ。何か聞いてる。……スポーツ飲料みたいな名前な神様だな(--;;;;)
悠希「えっと。落としたのは花鈴さんのご主人様お手製の…(・・)」
鈴那「石の斧なの〜……(・▽・)」
馬鹿野郎(--#)

げしっ!

鈴那「ふにゃっ!(xx)」
悠希「あぅっ!(xx)」
んなもん決まってんじゃねーか! 両方だよ両方。んでもって高級ダイヤモンドの装飾用お宝斧も落としたぞ。サッサと返せよコラ(--)
アクエスウェット様「嘘をつくな! 嘘つきにはなにもやらん!(--#)」
おいマテコラ! 俺は正直に答えたぞ。自分の欲望に正直に! っていうか石斧はホントに俺ンだから返せよこのアホ!(--#)
アクエスウェット様「……(--#)」
ご主人の云い方が、アクエスウェット様の気に障ったのか。

ざっぱん!

ああっ! こら! 水の中に戻っちまうんじゃないっ! 猫ババすなっ! このすっとこどっこい神!(--;;;;;#)
鈴那「ご主人様。嘘云っちゃだめなの〜(・・)」
悠希「そりゃ、普通怒りますよ(xx)」
まてーーーーーいっ! 逃がすかっ!!!!( ̄□ ̄#)
ご主人は、水神様が水の中に消える前に投げ縄を投げて。

ひゅんっ!

アクエスウェット様「ぐえっ!(--;;;;;)」
見事に水神様の首に絡まって……。けれど。
アクエスウェット様「この罰当たりがあああっ!!!(--;;;;;#)」
う、うおおおおおおおっ!!!! 止まらんくああああああああああっ!!!!(--;;;;)
それでも、そのまま水中に引きずりこまれていったのであった。

ざっばん!

悠希「ああ……。か、花鈴さんのご主人様……(;;;;;;;)」
鈴那「潜って行っちゃったの〜(・・)」


















水の中…。
















ぐぼごぼげぼ! ぐごおごお゛お゛お゛お゛お゛っ!!!!( ̄□ ̄;;;;;)
アクエスウェット様「ええい、しつこい奴め!(--;;;;;)」
おでのおのがえぜぐぼごぼごぼっ! きんとぎんの゛お゛の゛ご゛お゛ご゛お゛お( ̄□ ̄;;;;;)
アクエスウェット様「黙れ罰当たり者! 成敗してくれる!(--;;;;)」
アクエスウェット様はそーいって。

びしぃっ!

ぐふぁお゛っ!(--;;;;;)
アクエスウェット様「水の中で私に勝るものはない!(--#)」
その一言は伊達ではなく、圧倒的に動きが速かった。

びしぃっ!

げふお゛っ!(--;;;)

びしぃっ!

がぁ゛ぼっ!(--;;;;)

びしぃっ!

うごげごぼっ!(--;;;;)

びしぃっ!

散々どつかれながらもロープを離さないご主人に。
アクエスウェット様「ええいしぶといっ! ならばこれでどうだっ!(--#)」
おげおげおげげんげ!(--;;;;)

しゃきーんっ!

アクエスウェット様は人型形態から鋭角な突撃タイプに変形して。

ずびしぃぃぃぃっ!

アクエスウェット様「おおおおおおおおおおおおっ!!!!!(--#)」
ふんぬお゛お゛〜〜〜っ!(--;;;;;)

ずびしぃぃぃぃっ!

ずびしぃぃぃぃっ!

ずびしぃぃぃぃっ!

ずびしぃぃぃぃっ!

四連コンボが炸裂!
ぐぐぐ……ふがげんがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!! ぬぁめんぢゃぬえええええええええっ!!!!( ̄□ ̄###)
アクエスウェット様「なにっ!? まだ息があるだとっ!?(--;;;;;)」
怒りのご主人。しかし、圧倒的不利な水中でどう戦うのかっ!
お゛でががり゛ん゛ごやまずだあ゛み゛な゛るでぃ゛がい゛であ゛る゛っ! がぼげぼごぼがぼ( ̄□ ̄####)
ご主人が腕を振り上げると、身体が光りに包まれて。

かっ!

標準兵装除去! ご主人様っ! 水中戦仕様(アクアモード)っ!!!!( ̄□ ̄####)
パーツ換装を完了し、ゴーグルに潜水具、そして水かきとスクリューという重武装タイプに変化した。
アクエスウェット様「なにぃぃぃぃっ!!!!(--;;;;;;)」
途端に動きが俊敏になるご主人。
反撃じゃあっ! はああああああああっ!!!!( ̄□ ̄####)

ずがっ!

アクエスウェット様「ぐわあっ!!!!(--;;;;)」
突撃突撃とぅおつげきじゃあああああああーーーーーーーーっ!!!!!( ̄□ ̄#####)

ずがっ!

ずがっ!

ずがっ!

ずがっ!

アクエスウェット様「ぬ、ぬううううっ!!!!(--;;;;;)」
このあいそとにっくうぉーたー野郎がっ! 貴様など魚のエサにされてしまへ! 魚雷全弾発射あああああああっ!!!!( ̄□ ̄####)

ばしゅっ!

ばしゅっ!

ばしゅっ!

ばしゅっ!

アクエスウェット様「ぬぅっ! このままではやられる……! 兄者あああああああっ!!!!(--;;;;;)」
おらおらおるぁああああっ!!!! 焼き魚にしたるぁあああああっ!!!! 塩焼きがいいくああっ! それともなべでぐつぐつ煮込まれるのがいいくぁああっ!!! 選びやがれこんちくしょおおおおおおおおっ!!!!!( ̄□ ̄####)

ずがっ!

ぐわあっ! 何ぃっ!? 新手かっ!?(--;;;;)
????「無事か。我が弟よ(--)」
アクエスウェット様「兄者っ! 面目ありませぬ……(--;;;)」
????「強者相手に恥じることはない(--)」
またわけわかんねーのがでてきやがったな! 誰じゃ貴様はっ!(--#)
ポカリアス様「私の名はポカリアス。アクエリスウェットの兄である(--)」
ふん。この大塚○薬とコカ○ーラの合成野郎が! 一体だろうと二体だろうと喧嘩上等じゃあああああああっ!!!(--#####)
ポカリアス様「行くぞ弟よ! 合体だ!(--)」
アクエスウェット様「はっ!(--)」
二人は重なり合い。

がっきいいん!

合体がなんぼのもんじゃっ! こけおどしに屈すると思っておるのくあああああっ!!!!(--####)

ばしゅっ!

ばしゅっ!

ばしゅっ!

ばしゅっ!

勢いに乗って魚雷やら銛やらを放ちまくるご主人。
アクエスウェット様「そのような攻撃効かぬっ!!!!(--#)」
ポカリアス様「下郎は滅びるが良い!(--#)」

ごおおおおおおおお!

な、なにぃっ!? 激流が……。ぐあああああああっ!!!!(--;;;;;;)
二人を中心にして、大きな渦巻きが発生して……。





水の上…。





突如として巻き起こった大渦。
悠希「わ、わあああああっ!!!! な、な、なんだ!? すごい渦がっ!(;;;;;;;)」
鈴那「ふにゃ〜。なるとみたいなの〜(^^)」
そして、水の中から。

ざばあああああーーーーーっ!

ぐわああああっ!(--;;;;;)
吹っ飛ばされるご主人と。
悠希「あ………あぅ……(;;;;;;;;)」
鈴那「……(・・;;;;;)」
巨大な双頭の水龍(アクアツーヘッドドラゴン)……。
アクエスウェット様「これが!(--)」
ポカリアス様「我ら本来の姿!(--)」
アクエスウェット様「ポカエリスウェット!(--)」
ポカリアス様「マックス!(--)」
フンっ! ネオだかイオシスだかマックスだかクリアレモンだかしらねーが夕飯に丁度ええわいっ! てめーらのスペアリブを丸ごと食ってやらぁっ!!!!( ̄□ ̄####)
大きな剣を鞘から抜くご主人。

じゃっきいいいんっ!

龍殺しの剣をくらえ! ドラゴンスレイヤーあああああああああああっ!!!!!( ̄□ ̄#####)
巻き起こる大津波!
悠希「わあああああああああああああああっ!!!! れ、鈴那ちゃん掴まって!!!!!(;;;;;;;)」
鈴那「ふにゃにゃにゃにゃにゃにゃーーーーーーーーーーっ!!!!!(xx)」
流される可哀相な悠希と鈴那。
アクエスウェット「おおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!(--)」
ポカリアス様「はああああああああああああああっ!!!!(--)」
うおおおおおおっ! 飛翔!!!! のーーーてんげきいいいいいいいっ!!!!!( ̄□ ̄#####)

ずばっ!



















……。
















ふっふふふふふ! まさか自給自足のサバイバルで上等なスペアリブが手にはいるとはっ!( ̄ー ̄)
悠希「もお。あの神様達、泣いてましたよ(xx)」
ふん。スペアリブだけで勘弁してやったのだ。慈悲深いってもんだぜ( ̄ー ̄)
悠希「そうなのかなぁ(xx)」
二人の水神様は結局、ご主人の一刀両断によってお腹の肉だけそぎ落とされてしまい、泣きながら水の中に帰っていったという。
それよか、全然ひっかからんな(--)
悠希「そうですね(・・)」
二人は、お手製の吊り道具で魚を釣ろうとしていた。
さっきの馬鹿水神が邪魔してるんじゃねーだろな(--#)
悠希「あれだけされたら、邪魔する気なんて起きませんよ(xx)」
けっ(--)
鈴那「ふにゃにゃにゃにゃ♪ 冷たくて気持ちいいの〜(^^)」

ぱちゃぱちゃ

くらぁッ! 魚が逃げちまうだろがっ!(--#)
魚釣りをやっている側で、川遊びをしている鈴那。
悠希「あはは。まあまあ、もう食べ物はいっぱいとれたんですし。それに、鈴那ちゃん楽しそうですし……(^^)」
っとに。おめーもでかちちひぅー並に過保護やな(--#)
鈴那「ふにゃにゃ♪ 楽しいの♪ ゆ〜おに〜ちゃんも一緒に遊ぼなの(^^)」
悠希「うん。いいよ。……って、鈴那ちゃん(//-//)」
鈴那「ふにゃ?(^^)」
悠希「ふ、服……びしょびしょだよ……(//-//)」
がきんちょ相手に何を赤くなっておる?(--)
悠希「だ、だって……その。鈴那ちゃん服……透けて……るから……(//-//)」
鈴那「ふにゃにゃ? 変なゆ〜おに〜ちゃん(^^)」
こいつはこーいうやつなんだよ(--)
悠希(れ、鈴那ちゃんって……無防備な娘だなあ……(//-//))
鈴那「ふにゃにゃにゃにゃにゃ〜♪ 遊ぶの〜♪(^^)」

ぱちゃぱちゃ

悠希「わわっ! れ、鈴那ちゃん!(//-//)」
ふん。まあええ。やっとこさ落ちついたか(--)





そうして、とっぷりと日は暮れていき……





おしっ! 飯じゃ! 飯をつくるべ!( ̄□ ̄#)
悠希「お鍋にお湯、沸きましたよ(^^)」
よし。ならばふにゃぅ。貴様が作れ。何故か大猪だか大熊だかスポーツ飲料水だかと戦う羽目になったが、本来の目的に立ち返ろうではないか(--)
鈴那「はぁいなの(^^)」

ばちゃばちゃ……

鈴那「きのこきのこきのこなの〜♪ おいしいきのこのおなべなの〜♪(^^)」
……よし。危なそうなキノコは無いな。みんな食用だな(--;;;)
悠希「あは。大丈夫ですよ。僕もちゃんとチェックしましたし。花鈴さんのご主人様が持ってきた『毒キノコ探知機』でもチェックしましたし(^^)」
ならまぁ、大丈夫か。よし、飯を炊くぞ。手伝え悠希(--)
悠希「はい(^^)」
そうしてゆ〜君とご主人はお米をといだり水を汲んだりするために鈴那から目を離して。
鈴那「ふにゃにゃ。綺麗なきのこもいっぱい入れるの〜。きっとおいしいの♪(^^)」
とっても楽しそうに、残っていたキノコを。

ばちゃばちゃ……

とか、鈴那がやっていたのには二人とも気付かなかったのであった。





……





……どれ。では貴様の作った鍋を試食じゃ(--;;;;)

ぱく

悠希「じゃ、僕も……(^^;;;;)」

ぱく

鈴那「ふにゃ♪(^^)」
……お。お、お、お! なかなか、美味いじゃねーか( ̄▽ ̄;;;)
悠希「本当だ。美味しい。鈴那ちゃん、やったね(^^)」
鈴那「鈴那、嬉しいの〜(^▽^)」
……うっ! Σ( ̄▽ ̄;;;)
……はうっ! Σ(^^;;;;)
うわっはははっ! わっはははははっ! ううう、美味い美味い美味い……けどっ!( ̄▽ ̄;;;;)
悠希「あ、あはあははははあはあはあは……お、美味しいです……けど(^^;;;;)」
鈴那「ふにゃぅ?(^^)」
わははわはーっ! ななな、何かわははははっっはっはっは! ……あ、後から入れなかったかな? わはわはわはははははは( ̄▽ ̄;;;;)
悠希「れれれ、鈴那ちゃん……あはあはあは…あははははは……。あ、後からなにか……あははははは……入れた?(^^;;;;)」
鈴那「綺麗なキノコももいっぱい入れたの〜(^^)」
悠希「あああ……あはあはあは。や、やっぱり……入れちゃったんだね(^^;;;;)」
わっははははははははははっ!!!!! やっぱりこういうオチかいっ! わっははははははっ! 笑い事じゃねぇぞうわっはっはははははははははーーーーーっ!!!!( ̄▽ ̄;;;;;#)

がしっ!

鈴那「ふにゃっ!(;;)」
うわっはははははははははっ!!!! オシオキじゃこのろりぷにぐぁっ! うわっはははははははーーーーーーっ!!!!( ̄▽ ̄#####)

ぐりぐりぐりっ!

鈴那「ふにゃ〜〜〜ぅ〜〜〜〜っ! 痛いの痛いの痛いの〜〜〜っ! ごめんなさいなの〜〜〜っ!(xx)」
悠希「あははあはあはあはっ! ああああっ! わーーーーっ! あ、あははっ! か、花鈴さんのご主人様…あはあはあは……や、やめてくださいぃぃあはははははっ!!!! 鈴那ちゃんをいじめちゃだめです! あははあははあはっ!(^^;;;;)」
あッはははははッ! ふひゃッはははははははのはッ! 離せコラ! 離せ悠希! この馬鹿ふにゃぅにヤキいれてだなッ! わッはははははははッ! ( ̄▽ ̄;;;;#)
鈴那「ふにゃにゃにゃ〜っ!(xx)」
お約束のように、ワライタケ混入…。



















一方その頃。



















花鈴「ご主人様達、大丈夫かなぁ。心配だなぁ(・・;;;)」
沙羅「お言葉ですが。マスターのことですから、心配はご無用かと思います(--)」
花鈴「そう……なんですけど。でも(;;;;;)」
鞠音「あいつならどんなことがあっても絶対大丈夫だみゃ。花鈴は心配性だみゃ( ̄ω ̄)」
花鈴「そう、かな?(^^;;)」
鞠音「そんなことより、おなか減ったみゃ〜。ご飯まだかみゃ〜(;;)」
花鈴「あ、うん。お刺身いっぱい買ってきたんだけど、ご主人様も鈴那ちゃんも行っちゃったから……。鞠ちゃん、いっぱい食べる?(^^)」
鞠音「ふみゃっ! もちろん食べるみゃああっ! 嬉しいみゃーーーーっ!(;▽;)」
花鈴「あは。沙羅さんも一緒に食べましょうよ(^^)」
沙羅「よろしいのですか?(--)」
花鈴「もちろんです〜。一緒に食べた方が楽しいですよ(^^)」
そんな、楽しいディナー。そんなとき、つけっぱなしのテレビから……。



『今夜から朝にかけて超大型台風が上陸する恐れがあり、気象庁は警戒を呼びかけています。台風は急速な勢いで進んでおり……』



というニュースを一瞬、聞いたような感じがして。
花鈴「……え? Σ(^^;;;)」
鞠音「花鈴〜。おなかすいたみゃ〜。早くお魚食べさせてみゃ〜( ̄△ ̄;;;)」
花鈴「あ……う、うん。すぐ用意するね(^^;;;)」



















とっても楽しそうな花鈴たち。



















ぱちぱちと、たき火だけが明るい。
うー……。やっと治まった……(--;;;;)
悠希「わ、笑い疲れたです……(xx)」
鈴那「ふにゃぅ……(;;)」
しゃあない。缶詰開けようや(--;;;)
鈴那「ゆ〜おに〜ちゃん。ご主人様……ごめんなさいなの……(;;)
もう、ええわ……。怒る気力もねぇ。ひぅーのヤツに何度でもええから鍛えてもらえ(--)
鈴那「はぁい(;;)」
悠希「あは。鈴那ちゃん、くじけちゃだめだよ。きっと、上手になれるから(^^;;;)」
鈴那「うんっ♪(^^)」
はぅあっ! Σ( ̄□ ̄)
悠希「どうしたんですか?(・・)」
……缶切りがねぇ(--;;;;)
悠希「えっ! Σ(・・;;;)」
しかたねぇ……。こうなりゃこうじゃっ! ふんぬぅっ!( ̄□ ̄####)
ご主人は、側にあった大きな岩を持ち上げて。
悠希「わあっ! だ、だめですっ!(;;;;;)」
鈴那「ご主人様すごいの〜(・・)」
でやぁっ!( ̄□ ̄#)

ばごっ!

悠希「あぅ……。開いたけどグチャグチャですよぉ……(xx)」
うぐぐぐ……畜生。やれやれ、こうなりゃふて寝でもするかのぉ。残りの缶詰はくれたる(--|||)
悠希「あ、はい。おやすみなさい(・・)」
鈴那「おやすみなさいなの〜(^^)」
なんかあったら起こせや。んじゃなー(--)
そーしてテントに入って行くご主人。
悠希「ふぅ。……薪、足りるかな(^^)」
鈴那「……(・・)」
悠希「鈴那ちゃん? どしたの?(^^)」
鈴那「……あのね(・・)」
可愛らしく首を傾げて。
悠希「うん?(^^)」
鈴那「ゆ〜おに〜ちゃん。おねえちゃんのこと、好きなの?(・・)」
悠希「え?(^^;;)」
鈴那「鈴那、あんまりよくわかんないけど。おねえちゃんとゆ〜おに〜ちゃん。……つきあってる、の?(・・)」
悠希「……うん。そうだよ(^^)」
鈴那「やっぱり、そうなんだ(・・)」
悠希「それが、どうかしたの?(^^;;)」
鈴那「嬉しいの♪(^^)」
悠希「そう、なの?(^^)」
うんっと元気良く頷いて。
鈴那「あのね。おねえちゃんとゆ〜おに〜ちゃんが仲良しだと、鈴那も一緒にいられるから……楽しくて、嬉しいの(^^)」
悠希「……そっか(^^)」
なんとなく、鈴那らしいなと思うゆ〜君。
鈴那「だから……おねえちゃんと、ずっとずっと……ず〜っと仲良しでいてほしいの(・・)」
悠希「うん。僕も……花鈴さんとずっとずっと仲良しでいたい(^^)」
鈴那「嬉しいの〜(^^)」
それは恋でも無くて、憧れでもなくて……。
悠希「僕は鈴那ちゃんのこと、大好きだよ(^^)」
鈴那「ふにゃ〜ぅ〜♪ 鈴那も……。ゆ〜おに〜ちゃん。ホントのおに〜ちゃんみたいで……大好き〜(^^)」

すりすり

悠希「わわっ。鈴那ちゃん、子猫みたいだよ(^^;;;;)」
鈴那「えへへ〜(^^)」
子猫のようにすり寄ってくる、純粋過ぎる鈴那を見て素直に思う。
悠希(かわいいな……(^^))
と。
鈴那「あのね……。鈴那、お願いがあるの(・・)」
悠希「何かな?(^^)」
鈴那「ゆ〜おに〜ちゃん。……鈴那のおに〜ちゃんになって……なの(・・)」
悠希「え?(^^;;;)」
びっくりすることを、まっすぐな眼差しで云われて。
鈴那「鈴那……。おねえちゃんのこと大好きなの。優しくて、いっぱいお料理の作り方教えてくれて。……鈴那、失敗ばっかりなのに、怒ったりしないで教えてくれるの。……だから鈴那。おねえちゃんのこと、大好きなの(・・)」
悠希も全く同感といった感じに頷く。
鈴那「……でも、鈴那におにいちゃんはいないの。だから……(・・)」
悠希「鈴那ちゃん……(^^;;;;)」
鈴那「鈴那のおにいちゃんに、なって欲しいの……(・・)」
悠希「うん。僕でよければ……いいよ(^^)」
鈴那「ふにゃ〜♪ 嬉しいの……(^^)」

すりすり

悠希「あは(^^)」
心底嬉しそうに微笑むけれど。
鈴那「ふわ……うぅん……(・_x)」
眠たいのか、目を擦る鈴那。
悠希(妹がいるって……鈴那ちゃんみたいな娘と一緒にいるような感じなのかな?(^^))
恋じゃないけれど、愛がいっぱい……。
鈴那「ん〜〜ん〜〜。んにゃ〜ぅ〜……/(xx)\」
ふわふわと、睡魔に包まれていき。

ごしごし……

鈴那「んにゃにゃ……。鈴那、ねむくなっちゃったの……(xx)」
睡魔を堪えきれず、悠希に身を任せて……。悠希は自然に鈴那の頭をなでてあげた。サラサラとした髪が、姉の花鈴に負けず劣らず綺麗だった。
悠希「あは。寝ちゃっていいよ(^^)」
鈴那「う……ん。ゆ〜おに〜ちゃんおやすみなさい……なの……(xx)」
悠希「おやすみなさい。鈴那ちゃん(^^)」
一瞬の間をおいて、すーすーと寝息を立てて……。
鈴那「んにゃにゃ……(-.-)」
悠希(花鈴さんの妹。鈴那ちゃん……。本当に、可愛いな……(^^))



















そうして、静かな夜はふけていく



















……はずだった。



















ごおおおおおおおっ!!!!

ぬあっ! な、なんだなんだなんだぁっ!(--;;;;;;)
悠希「わあっ! か、花鈴さんのご主人様大変です! 大雨です! 台風ですっ!(;;;;;;)」
なんでいきなりこんな前触れもなく台風が直撃してくるんじゃコラっ! ……おのれ水神の野郎! 負けた腹いせに風神と雷神を使いやがったか!? あぁコラ!(--;;;;#)
などと、いわれのない八つ当たり。
悠希「そ、そんなこと云ってる場合じゃありませんっ! テントがとばされちゃうっ!(;;;;;;;)」
うーぬぬぬっ! 固定じゃ固定っ! ロープを木にぐるぐる巻きにしてとばされねーよーに固定するんじゃ! んでもってハーケンを打ち込みまくれっ! 早くしろっ!(--;;;;;#)
悠希「は、はいぃぃっ! わーーーーーっ!!!!(;;;;;;)」
掴まれっ! 気ぃ抜くんじゃねぇ馬鹿野郎っ!(--;;;;)

がしっ!

悠希「そそそ、そんなこと云われても……(xx)」
そんなこんなで男二人が苦闘している間、テントの中では……。
鈴那「ふにゃふにゃ……。おなかいっぱい……(-.-)」
大雨だろうと大風だろうと一切動じる事無く、天使のように無邪気に眠る鈴那。
うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!(--;;;;;;)
悠希「わああああああああーーーーーーーっ!!!!!(xx)」
必死な二人。
鈴那「にゃむ……く〜……(-.-)」
気持ちよさそ〜な鈴那。



















そして、朝が訪れ



















嵐は収まったけれど。
……(--;;;;)
悠希「……(xx)」
テントの中にはげっそりした二人と。
鈴那「く〜……(-.-)」
気持ちよさそうに眠り続ける鈴那。
……なぁ悠希(--;;;;)
悠希「……なんですか?(xx)」
腹、減らないか?(--;;;)
悠希「……はい。ぺこぺこです(xx)」
二人とも昨晩からロクに何も食べてない。
俺もだ。何か食おうぜ……(--;;;)
悠希「はい……(xx)」
そうしてテントから出ると。
ぬはっ! Σ(--;;;;;)
悠希「わぁっ! Σ(;;;;;;;)」

がるるるるるっ!!!!

悠希「あ、あぅぅ…………(;;;;;;;)」
……い、一体何なんだよこの山わっ!!!!(--;;;;)
ボス猪「ガーーっ!( ̄■ ̄#)」
ボス猿「ギーーっ!( ̄■ ̄#)」
ボス鹿「グーーっ!( ̄■ ̄#)」
ボス猿「ゴーーっ!( ̄■ ̄#)」
そこには、昨日死闘を繰り広げた巨大熊やら巨大猪やら巨大鹿やら巨大猿やら、仲間を引き連れた水神様……。その数は、数千を数えるであろう。
アクエスウェット様「今度こそ貴様を(--)」
ポカリアス様「倒してくれよう!(--)」
おい悠希。ふにゃぅのヤツをおんぶしてやれ(--;;;;)
彼らは徒党を組んで、ご主人打倒を誓っていたのであった。
鈴那「にゃふ……(-.-)」
悠希「ど、どうするんですかっ!?(;;;;;;;)」
どーするもこーするも。こーなっちまったら一つしかないだろが!(--;;;;;)
飛びかかってくる敵達。
俺が先陣を切ってくれる! 一挙に包囲網を突破するぞっ!!!!(--;;###)

じゃきんっ!!!!

銃と剣を構えるご主人。
悠希「わ、わ、わああああああああああっ!!!!!(xx)」

ずががががががっ!!!!

うるあああああああああああああっ! 来るんじゃねえええええええっ!!!!(--;;###)
悠希「わーーーーーわーーーーーーわーーーーーーっ!!!!(xx)」
走れ走れ走れえええええええっ!!!! 突っ走れええええええええええっ!!!!!(--;;;;;###)

ずががががががっ!!!!




















こうして、幾度と無く戦闘を重ね



















ボロボロになりながらも、遂に包囲網を突破し……脱出したのであった。



















鈴那「ふにゃ?(x_・)」
ぜーーぜーーぜーーぜーー! な、何とか突破できた(--;;;;)
悠希「も、もう……走れません……(xx)」
鈴那「ご主人様。ゆ〜おに〜ちゃん、おはようなの〜(^^)」
おはようじゃねぇバカヤロウ…(--;;;)
悠希「れ、鈴那ちゃん。あんな状況で、よく寝てられたね……(xx)」
鈴那「ふにゃぅ?(^^)」
将来大物になるんじゃねーか。っとに(--;;;;)
いかなる状況にも動じない娘と、ズタボロの二人……。



















そうして、数日の時が流れた……



















お昼時。
む、むぅ……(--;;;;)
鈴那「ラーメンできたの〜(^^)」
鞠音「みゃ、みゃああっ!(;;;;)」
花鈴「れ、鈴那ちゃん……(xx)」
……お前なぁ(--;;;;)
ドンブリの中には。
鈴那「ふにゃ?(^^)」
鞠音「す、スープが青いみゃっ! 毒々しいみゃあっ!(;;;;;;;;)」
あ、青色一号の鮮やかな色……(--;;;;)
花鈴「な、何を入れたの……?(xx)」
鈴那「えっとね。冷蔵庫の中にあった青い飲み物なの。とっても綺麗だからきっとおいしいの〜(^^)」
ああそうかいそーかい(--#)

がしっ!

鈴那「ふにゃっ!(;;;;;;)」
大馬鹿娘には(--#)

びろ〜〜ん

鈴那のぷにぷにしたほっぺたを掴み、左右に引っ張る……。
それ相当のオシオキをせねばな(--#)
鈴那「ふにゃにゃふにゃにゃにゃ〜〜〜っ! ごめんなはいはほ〜〜〜!(xx)」
花鈴「ご、ご主人様やめてください! 鈴那ちゃんをいじめないで(xx)」
鞠音「やめるみゃ! 鈴那いじめるんじゃないみゃ!(--;;;;#)」
やかましいっ! ラーメンのスープにペプシブルーなんぞ使ってんじゃねーやボケ! あの恐ろしい山でのサバイバルで貴様は一体何を学んだんじゃコラ!(--####)
鈴那「だって、綺麗だからきっとおいしいと思ったの〜〜〜!(;;;;;;)」



青色一号の鮮やかな輝き



黙れろりぷに! 味見せんかい味見っつーのをッ! こんなもんラーメンに使うなアホ!(--;;;;####)

びろ〜〜ん

鈴那「ふにゃ〜〜〜にゃ〜〜〜!(xx)」
花鈴「お、おねがいだからやめてくださいよぅ。鈴那ちゃんいじめちゃダメです〜〜〜!(xx)」
うるせぇこのでか乳! てめーの教育が悪いからこのろりっこねこみみふにゃぅはいつまでたってもゲテモノしか作れんのじゃ馬鹿野郎!(--####)
鞠音「やめるみゃ馬鹿みにゃるでぃ! 鈴那いじめるんじゃないみゃ!(--#)」
花鈴「れ、鈴那ちゃんはちゃんと……上手に作れますよ。ね?(^^;;;;)」
鈴那「そうなの! 鈴那、ちゃんと作れるの〜!(;;)」
早く独り立ちせんかいっ!!!!(--;;;;#)
鈴那「ふにゃ〜〜っ!(xx)」



















こうして、鈴那の不毛な努力と



















花鈴の尽力は、これからも続くのであった



















鈴那「不毛じゃないの〜〜っ!(xx)」
ぜってー不毛だっ!!!!(--;;;;#)
花鈴「不毛じゃないですよぉ。鈴那ちゃん、頑張ろ。ね♪(^^;;;;)」
鈴那「うん……(;;)」



















鈴那がちゃんとした料理を作れるのはいつになるのか



















それは、誰にもわからない



















次回に続く



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