わふふのふ♪



















にっくきあんにゃろうの顔をサンドバックに浮かべ。
華恋「おらぁっ!(--#)」
毬奈「わふ〜( ̄ω ̄)」

びしぃっ!

渾身の力を込めてスピードラッシュを放ちまくる華恋さん。
華恋「おらおらおらおらおらァァァっ!(--####)」
毬奈「わふふ〜( ̄ω ̄)」

びしびしびしびしびしぃっ!

華恋「せりゃあああああああああっ!!!!(--######)」
毬奈「わふわふぅ〜( ̄ω ̄)」

ずばぁっ!

鋭い蹴りによって、サンドバックが引き裂かれた。
ふふふ。なかなか、調子が良さそうではないか( ̄ー ̄)
毬奈「わぅ?( ̄ω ̄)」
そこにあらわれたオレンジ色のご主人様こと、華恋小屋マスター・あろうず改。
華恋「おうよ! 武道大会の優勝はあたいのものだぜ( ̄ー ̄)」
頼もしいことだ。……俺は同時刻に別の場所で行われる『最大級トーナメント』に出場するから観には行けぬが、勝ってこいよ( ̄ー ̄)
華恋「へっ。まかせとけ。そっちも負けるんじゃねーぞ( ̄ー ̄)」
ふふふ。俺が華恋小屋マスターあろうず改である。……今度の最大級トーナメントは、景品がすばらしいからな。死んでも負けるわけにはいかぬのだよ( ̄ー ̄)
華恋「へぇ。何が出るってんだ?(・・)」
毬奈「ビーフジャーキーがいいわふ〜( ̄ω ̄)」
ふっ。聞いて驚け。『カロリィーメート』が、なななんと一年分っ!( ̄▽ ̄#)
華恋「なにィっ!? Σ( ̄□ ̄;;;)」
毬奈「わふわふ〜( ̄ω ̄)」
すごいだろう! しかも副賞としてミネラルウォーター『でびあん』が半年分!( ̄ー ̄)
華恋「うおおっ!! そりゃすげえぜっ! すごすぎるぜっ!( ̄□ ̄;;;;;)」
毬奈「わふわふ〜( ̄ω ̄)」
貴様もそう思うだろう。それだけあれば、少なくともしばらくは飢え死にすることはない。だから、絶対に勝つ!( ̄ー ̄)

ずばぁんっ!

ぶったたかれるパンチングボール。
華恋「へっ。あたいも燃えてきちまったじゃねーか( ̄ー ̄)」
と、そこへ。
玲美「素敵ですわ! いつ見ても最高に素敵でございますわ。お姉さまの攻撃は( ̄▽ ̄)」
華恋「ありがとよ玲美。照れるぜ( ̄ー ̄)」
毬奈「わふぅ〜( ̄ω ̄)」
おう、玲美か。……そうだ。貴様に頼みがある(--)
玲美「なんでございますことですの?( ̄ー ̄)」
俺も華恋もこれから数日間ちょいと留守にするから。その間、毬奈を頼みたいのだ(--)
毬奈「わふ〜( ̄ω ̄)」
玲美「ええっ。それは困りましたですわ。……実は私も、これから二、三日間、帰ってこられないのですますですわ( ̄□ ̄;;;)」
なにぃ……(--;;;)
玲美「文化祭の実行委員をやっているので、とてつもなくすごく忙しいのでありますですのよ(--;;;;)」
うむむ。どうしたものか(--;;;)
華恋「そんなら、花鈴のとこに預かってもらえばいいじゃねーか( ̄ー ̄)」
お。それもそうだな。そんなわけで毬奈。あいつらンちの飯を好きなだけかっ食らってこいや( ̄▽ ̄)
毬奈「わかったわふわふ〜( ̄ω ̄)」



















とかいうよーなことがあった。



















その日の夜。

がっきいいいいんっ!

花鈴小屋の夕飯は、焼き肉のよーで。
……(--;;;;;)
鞠音「……(--;;;;;)」
おい猫(--#)
鞠音「なんだみゃっ!(--#)」
てめー、ご主人である俺に快く肉を譲ってやろうという殊勝な心がけは微塵もねーのか?(--#)
鞠音「そんなのあるわけないみゃっ! あたしが先に触ったんだからあたしのものだみゃっ!(--#)」
ぬかせこの馬鹿猫っ! てめーなんぞに高級和牛なんぞもったいねーんじゃこのぼけがっ!(--#)
鞠音「うるさいみゃっ! 食べたいものは食べたいんだみゃっ! 箸離すみゃっ!(;;#)」
ほォう。いい度胸してんじゃねーかコラ(--#)
鞠音「やるかみゃっ!(;;#)」
望むところじゃっ! おるぁっ!( ̄□ ̄#)

ばきっ!

強引に箸で引っ張ると、その拍子に鞠音の箸が折れてしまい。
鞠音「ふみゃぁぁっ! 箸折るんじゃないみゃーーーー!(;;###)」
ふっ。いただきだ( ̄ー ̄)
鞠音「む……むかつくみゃあああーーーーーーーっ!!!!(;;####)」

がっきいいいいんっ!

素人めっ! 間合いが甘いわっ! ……ぐふぉっ!(--;;;;;;)

ずびしっ!

……鞠音の投げたおたまが、ご主人の鼻を直撃。
ぬおおおおーーーーーーーっ!!!! のおおおーーーーーーっ!!!!/(--;;;;)\
鞠音「ふんっ!(>_<#)」
て……てめぇこの野郎!!!! よぉもやりやがったな! 表に出ろィ! てめーなんざ裸にひんむいて獣娘系同人即売会のやたら熱い参加者の群れに放り込んでくれるわっ!(--####)

ぎゅうううっ!

鞠音「みゃみゃみゃあああ〜〜〜っ! 尻尾つかむんじゃないみゃーーーーっ! 離すみゃあああーーーーっ!!!!(;;;;;;;)」
そんなこんなでギャーギャーやってるとき。
花鈴「もう。ご主人様も鞠ちゃんも、喧嘩はやめてください。……お肉ならいっぱいありますから(xx)」
ちっ(--#)
鞠音「みゃぅぅ……。尻尾がひりひりするみゃ……(;;;;;;)」
鈴那「美味しいの〜♪(^^)」
ぱくぱく

ああっ!? おいこらふにゃぅっ! そんなに食うんじゃないっ!(--;;;;;)
鈴那「ふにゃ?(^^)」
花鈴「やめてくださいよぉ。お肉、もっともってきますから(xx)」
とっとともってこいやコラ!(--#)
花鈴「もう……(xx)」



















いっぽうそのころ。



















毬奈「わふわふ〜( ̄ω ̄)」
ちょこんと一人、取り残された子犬娘毬奈。
毬奈「……おなかすいたわふ( ̄△ ̄)」
く〜っとおなかがなって。
毬奈「……わふ? Σ( ̄ω ̄)」
そんなとき、何かに気づいて。

くんくん、くんくん

毬奈「おいしそうな匂いわふ〜♪( ̄ω ̄)」
そして、匂いのする方へトコトコとかけていき。

とことこ

毬奈「わふふ〜わふわふ〜♪ わふふふ〜♪( ̄ω ̄)」

…………

鞠音「みにゃるでぃの大馬鹿。いつか絶対にやっつけてやるんだみゃ(--#)」
トイレから出てきたのは、相も変わらずご主人とやり合って、ご立腹の鞠音。

がさっ

鞠音「……みゃ?(・・;;;)」
外の茂みががさがさいっているような気になって。
鞠音「……気のせいかみゃ?(--;;;;)」

がさがさっ……がさがさっ……

鞠音「な、何か……いるのかみゃ!?(--;;;;;)」
そっと、近づいてみると。
鞠音「……(--;;;;)」

どんっ!

何かにぶつかる。
鞠音「みゃあっ!? Σ(;;;;;;)」
毬奈「わふぅ!? Σ( ̄△ ̄;;;)」
暗い茂みから現れたのは、匂いにつられてやってきた毬奈。
鞠音「ふ、ふみゃーーーーーーーーっ!!!!!(;;;;;;;;; )」
毬奈「わふ〜〜〜〜〜!( ̄△ ̄;;;;)」
鞠音「な、な、なんだみゃああああああっ!? 来るんじゃないみゃあああっ!!! ねこぱんちねこぱんちねこぱんちにゃあああああああっ!!!!!(;;;;;;;;;)」

ぽむぽむぽむぽむっ!!

毬奈「わふわふわふぅ〜! わふわふがーどわふ〜!( ̄△ ̄;;;;)」

ぺちぺちぺちぺちっ!!

鞠音「……な、なんだ。あたしの偽物かみゃ(--;;;;)」
毬奈「偽物じゃないわふ。毬奈だわふ( ̄ω ̄)」
鞠音「紛らわしいんだみゃ! 名前変えるみゃ!(--;;;;)」
毬奈「いやわふよ〜( ̄△ ̄)」
何をしておるか(--)
声を聞いて現れたご主人様。
鞠音「あたしの偽物がいたんだみゃ(--;;;;)」
毬奈「わたしは偽物じゃないわふわふ〜( ̄△ ̄)」
ほう(--)
鞠音「変なやつだみゃ……(--;;;;)」
いや。おめーにだけはいわれたくねぇと思うぞ(--)
鞠音「うるさいみゃっ!(--#)」
んで、パチんとこの珍獣。そんなところで何をしておるのじゃ?(--)
毬奈「美味しそうな匂いがするからきてみたんだわふ( ̄ω ̄)」

くんくん、くんくん

くんくんするな! っていうか匂いにつられてやってくるな!(--;;;)
鞠音「やっぱり変なやつだみゃ……(--;;;;)」
毬奈「おなかぺこぺこなんだわふぅ〜( ̄△ ̄;;;)」
ああ、しらんしらんしらんしらん。腹が減ったらとっととけぇって飯にでもしやがれや(--)
毬奈「みんないないんだわふ〜( ̄ω ̄)」
ほう。体よく捨てられたか?(--)
毬奈「違うわふ〜。華恋も玲美もご主人様も、みんなお留守なんだわふ〜( ̄ω ̄)」
ふーん。……で?(--)
毬奈「おなかがすいたらここにくるようにいわれたんだわふ( ̄ω ̄)」
……あん畜生共。いっとくが、飯など出さんからな(--#)
花鈴「ご主人様、鞠ちゃん。そんなとこで何やっているんですか?(・・)」
ああ、こいつがな(--)
毬奈「わふ?( ̄ω ̄)」
花鈴「あれ? ……華恋さんのところの、毬奈ちゃん?(^^)」
毬奈「わふわふぅ〜( ̄ω ̄)」
こんにゃろう、腹が減ったからってんでアポなしで勝手にやってきやがってな。とっとと追い返そうとしていたところじゃ(--)
花鈴「え?(^^;;)」
毬奈「お腹すいたんだわふぅ〜。華恋も玲美もご主人様もみんなお留守なんだわふ〜( ̄△ ̄;;;)」

ぐきゅるるる

空腹でお腹がなった。
花鈴「そうなんだ。……よかったら、ご飯食べていく? 一緒に食べた方が楽しいし(^^;;)」
毬奈「食べるわふぅ〜( ̄▽ ̄)」
鞠音「花鈴。お人好しだみゃ〜……(--;;;;)」
おいまてコラ。勝手に決めンな(--;;)
花鈴「だ、だってご主人様。毬奈ちゃん、可哀想じゃないですか。お腹ぺこぺこって(;;;;;)」
ったく。まあええがよ。……おまえはそうやっていつも誰に対してもお人好しなんだから。気ぃつけてねーとそのうちだまされっぞ(--;;;)
花鈴「そ、そんなことはないですよぉ……。ご飯、いっぱいあるから。ゆっくりしていってね(^^)」
毬奈「わふん♪( ̄ω ̄)」



















…………




















ぱくぱくぱくぱく

毬奈「わふわふ、はふはふ。美味しいわふ〜( ̄ω ̄)」
よぉ食うわ(--;;;)
花鈴「あは。おかわりいっぱいしてね(^^)」
鈴那「わふわふ、可愛いの〜(^^)」
毬奈「わふ〜( ̄ω ̄)」
しかし……。貴様は犬なのだよな(--)
毬奈「そうわふ〜。わたしは子犬娘わふよ〜( ̄ω ̄)」
ほォう。……では、お手っ!(--)
毬奈「わふ〜っ!( ̄ω ̄)」

しゅたっ!

瞬時に手を差し出す毬奈。
おお。よしよし( ̄▽ ̄)
花鈴「ご主人様。何をやっているんですか〜(^^;;;;)」
では……。お回りっ!(--)
毬奈「わっふっふ〜っ!( ̄ω ̄)」

したたたたたっ!

瞬時にご主人様の周りをトコトコ駆け回る毬奈。
おお、おお( ̄▽ ̄;;)
鈴那「すごいの〜(・▽・)」
鞠音「……すごいのかみゃ?(--;;;)」
では、伏せっ!(--)
毬奈「わっふん( ̄ω ̄)」

しゅっ!

瞬時に床に伏せる毬奈。
うわっはっはっはっはっ! おもしれぇっ! こいつ面白すぎじゃっ! 気に入った!( ̄▽ ̄)
花鈴「ご主人様。毬奈ちゃんで遊んじゃだめですよ(^^;;;;)」
だって、面白いんだもん。では次! ちん……( ̄ー ̄)
身構える毬奈。
毬奈「わふふぅ〜( ̄ω ̄)」
鞠音「やめるみゃっ! 放送禁止用語みゃー!(;;#)」

ばきっ!

ぐへっ! ちん……すこう( ̄△ ̄;;;)
毬奈「わぅっ!( ̄△ ̄;;;)」
ずっこける毬奈。
鞠音「なんだみゃそれっ!(;;#)」
この野郎いてぇじゃねぇかコラ! ち○ち○だって犬の立派な芸だぞ!文句あっかあァ!?(--#)
花鈴「ご、ご主人様。大きな声で云わないでください……(xx)」
鞠音「何考えてんだみゃ変態!(;;#)」
うるせぇ馬鹿野郎! まあよい。続きじゃ続き。邪魔が入ったが改めて。ちん……( ̄ー ̄)
身構える毬奈。
毬奈「わふふぅ〜( ̄ω ̄)」
……じゃおろーす( ̄ー ̄)
毬奈「わぅっ!( ̄△ ̄;;;)」
またまたずっこける毬奈。
ちん……( ̄ー ̄)
身構える毬奈。
毬奈「わふふぅ〜( ̄ω ̄)」
……でんち( ̄ー ̄)
毬奈「わぅっ!( ̄△ ̄;;;)」
またまたまたずっこける毬奈。
ちん……( ̄ー ̄)
身構える毬奈。
毬奈「わふふぅ〜( ̄ω ̄)」
……パンジー( ̄ー ̄)
毬奈「わぅっ!( ̄△ ̄;;;)」
またまたずっこける毬奈。
花鈴「何をやっているんですかぁ〜……(xx)」
鞠音「いい加減にするみゃ!(--#)」

ばきっ!

ぐへっ! ってぇなこの馬鹿猫! ち○ち○が放送禁止用語ならち○だけでもだめじゃねーかぼけ! ち○が二つついてち○ち○なんだから貴様の主張を額面通り受け取ればち○がつく言葉はほとんどアウトじゃねーかこのアホっ! ど畜生の分際で生意気に言葉狩りなんぞやってんじゃねーやこのどアホッ! アホアホどアホ猫ッ!(--#)
鞠音「ふみゃああっ! ち○ち○ばっか云うんじゃないみゃーーーーー! 変態っ!(;;#)」
やかましい黙れこのぼけ猫がっ! 貴様だっていまち○ち○云ったじゃねーか! じゃあレンジでち○するのもダメだしち○でんちもち○じゃおろおすもち○パンジーも全部ピーが入らなきゃいけねぇってかッ!? あァコラ!?(--#)
花鈴「もぉ〜。ご主人様。やめてくださいよぅ……(xx)」
あきれ果ててふか〜いため息をつく花鈴。
鈴那「ふにゃにゃ〜♪ わふわふ〜♪(^^)」

ふにふに、ふにふに

毬奈「わふふぅ( ̄ω ̄)」
鈴那「可愛いの〜(^^)」
よくわかんないから毬奈と遊んでいる鈴那。
ふ。まあよい。……おい猫( ̄ー ̄)
鞠音「なんだみゃ(--)」
お手( ̄ー ̄)
鞠音「……(--#)」

ぶんっ!

……( ̄△ ̄;;;)
無言で殴る鞠音。避けるご主人。
……おかわり(--;;;)
鞠音「……(--###)」

ばしっ!

再び無言で殴る。ご主人。手のひらで受け止める。
貴様。……ナメとんのかくぉら( ̄□ ̄#)
怒りながら鞠音の拳を強く握る。
鞠音「うるさいみゃっ! 云われたとおりにしたまでみゃ。文句云われる筋合いは無いみゃ! 馬鹿にすんじゃないみゃっ!(--#)」
なにぃ! 貴様、お手の一つもできんっつーのか!(--#)
鞠音「あたしは猫だみゃっ! 犬と一緒にするんじゃないみゃっ!(--#)」
ち。つまんねーやつめ(--)
鞠音「つまってたまるかみゃっ!(--#)」
毬奈「わふわふ、わふわふ( ̄ω ̄)」

ぱたぱた、ぱたぱた

ぱたぱた揺れる尻尾。
毬奈「明日、お散歩につれてってほしいわふ( ̄ω ̄)」
花鈴「お散歩に?(^^)」
毬奈「わふわふ( ̄ω ̄)」

こくん

何か見せてくれるというのか?(--)
毬奈「わたしの得意技を見せてあげるわふよ〜( ̄ω ̄)」
ほう。そいつは楽しみだ( ̄▽ ̄)
鈴那「わふわふ〜♪ わふわふ〜♪(^^)」
毬奈「わふわふ( ̄ω ̄)」

ふにふに、ふにふに

……同化しやすいやつめ(--;;;;)



















次の日。




















近くの河原に散歩。
毬奈「わふふ〜わふふ〜わっふわふ〜♪ お散歩大好きわふ〜♪( ̄ω ̄)」

とてとてとて

ふ。犬娘め(--)
鈴那「わふわふ〜、待ってなの〜(^^)」
花鈴「あは。毬奈ちゃん、楽しそう(^^)」
で。散歩に連れてきてやったが、得意技とやらを見せてくれるのだろうな?(--)
毬奈「もちろんわふ〜( ̄ω ̄)」

すっ

む?(--)
毬奈から渡されたのは……。
毬奈「投げてほしいわふ( ̄ω ̄)」
フリスビーじゃねぇか。……投げてどうするんだ?(--)
毬奈「どんなとこに投げても取ってみせるわふ( ̄ω ̄)」
ほう。では早速。……おりゃ!(--)

しゅぱっ!

軽めに投げてみせると、瞬時に毬奈はかけだして。
毬奈「わふふふふふ〜〜〜っ!( ̄ω ̄;;;;)」
鞠音「……(--;;;;)」

しゅたたたたたっ!

毬奈「わぅんっ!( ̄ω ̄)」

ぱしっ!

見事両手でキャッチ。
おお(--;;;;)
花鈴「……(^▽^;;)」
鈴那「すごいの〜(・▽・)」
毬奈「どうわふ?( ̄ω ̄)」
ふ、ふふふ。なかなかやるじゃねぇか。……貴様、さっき『どんなとこに投げても取ってみせる』とかいったよな?( ̄ー ̄)
毬奈「いったわふ( ̄ー ̄)」
では、今度はもっと強く。おりゃっ!(--;;;)

しゅぱっ!

先ほどよりも強めに投げる。
毬奈「わふわふわふふふふふっ!!!!( ̄ω ̄;;;;;)」

しゅたたたたっ!

毬奈「わふんっ!( ̄□ ̄)」

かぷっ!

おおっ! 口でキャッチとは……! やるなっ!( ̄□ ̄;;;)
毬奈「えっへんだわふ〜( ̄ω ̄)」
鈴那「すごいのすごいの〜! わふわふすごいの〜(^^)」
花鈴「あ、あの。ご主人様……毬奈ちゃん……(^^;;;;;)」
どうした?(--)
毬奈「わふ?( ̄ω ̄)」
花鈴「その……。周りの人が見て……ますよ(^^;;;;)」
ふん。別にどーでもいいではねぇか(--)
花鈴「……いいのかなぁ(^^;;;;)」
毬奈は子犬ではあるけれど女の子なわけで、端から見るととってもアヤシイ。
ふふふ。なかなか面白い妙技を見せてもらった。……だが、今度の一投はさすがの貴様でも取ることはできないであろう( ̄ー ̄)
毬奈「そんなことないわふ〜。どんなとこに投げても取ってみせるわふよ〜( ̄ω ̄)」
云いきったな。では、言葉通り取ってもらおうではないかっ! おおおおおおおおおっ!!!!(--#)

ぐるぐるぐるぐるっ! ……ばしゅっ!

砲丸投げのようにご主人様渾身の力を込めた一投により、遙か川向まで飛んでいった。
毬奈「わふぅ( ̄△ ̄;;)」
花鈴「ひぅっ! そんな力入れて投げちゃだめです!(;;;;;;)」
ふっ。見たか。日本の室伏と呼ばれた男の一投を( ̄ー ̄)
花鈴「室伏さん、日本の人ですよぅ(xx)」
どーだ。さすがの貴様もこの一投は取れまい!( ̄ー ̄)
毬奈「そんなことないわふ。……いくわふよ〜!( ̄ω ̄;;;;)」

……ヒュンッ!

なにっ!?( ̄□ ̄;;;;)
毬奈「わふわふわふわふわふ〜〜〜〜〜〜っ!( ̄ω ̄;;;;)」
一瞬にして走り去り、水の上を泳ぐと云うより飛び跳ねるように進み……。
毬奈「きゃっちわふ〜〜〜〜〜〜っ!( ̄ω ̄;;;;)」

ぱしっ!

地面に落ちる寸前で追いついて、見事ダイビングキャッチ。
……と、取りやがった( ̄□ ̄;;;;;)

……しゅたたたッ!

そして、あっという間に戻ってくる。
毬奈「わっふっふ〜( ̄ω ̄)」
鈴那「すごーいすごーいすごーいの〜(^▽^)」
ふ、ふ、ふふふふ……ふふふ。す、少しはやるじゃねぇか( ̄ー ̄;;;;)
鞠音「顔が引きつってるみゃ(--)」
るせぇわっ! ……今度こそ貴様にはとれんところに投げてやるからなッ!(--#)
花鈴「ご主人様。何をムキになっているんですか(xx)」
毬奈「どんなとこに投げても取ってみるわふよ〜( ̄▽ ̄)」
おるァッ!!!!( ̄□ ̄####)

しゅぱッ!

毬奈「わふわふわふふふふふ〜〜〜!( ̄ω ̄;;;;)」
即座にかけだして追いついて、飛びかかってキャッチ……。
甘いっ! こうじゃあっ!(--#)
毬奈「わふぅっ!( ̄◇ ̄;;)」

ひゅんッ!

キャッチする寸前で、フリスビーがいきなり後ろに進路を変えた。
フフフ。こんなこともあろうかと、ロープ付きフリスビーを用意しておいたのだ( ̄ー ̄)
鞠音「そんなもんどこから出したんだみゃ……(--;;;;)」
花鈴「どうしてそういう意地悪なことするんですかぁ(xx)」
けっ。勝負事に情けは無用じゃ。さすがの貴様もこの動きには対応できるわけが……( ̄ー ̄)
毬奈「あるわふよ( ̄ω ̄)」
なにぃぃぃっ!?(--;;;;;)

くいッ!

勢いを全く殺さずにクイックターン。
毬奈「キャッチわふ〜〜〜!( ̄ω ̄;;;)」

ぱしっ!

地面に落ちる寸前で追いついて、見事ダイビングキャッチ。
……ま、また取りやがった( ̄□ ̄;;;;;)
鈴那「すごーいすごーいすごーいの〜(^^)」
毬奈「わっふっふ〜♪( ̄ω ̄)」
ふ、ふふふ……ふ。な、ならば……ならば……ならばこれでどうじゃあああああああっ!!!!( ̄□ ̄;;;;;#)
毬奈「どんどんくるわふよ〜( ̄ω ̄)」
花鈴「ご主人様。ムキにならないでくださいよぅ(xx)」
鞠音「馬鹿だみゃ。真性の馬鹿だみゃ(--)」
やかましいッ!はああああああああああああああッ!!!!!(--####)

ぐるぐるぐるぐるっ!

竜巻が起こるくらい渾身の力を込めて身体を回転させて。
花鈴「ひぅぅっ!(;;;;;;)」
鞠音「な、なんて回転みゃ!(--;;;;;)」
でりゃああああああああああああああああああッ!(--####)

ぐるぐるぐるぐるぐるぐるッ!

毬奈「わふぅ〜( ̄△ ̄;;;)」
だーーーーーーーッ!(--####)

ばしゅっ!

投げた次の瞬間……。








巨大な爆発音があたりに響いた。
ッしゃあああーーッ!(--####)
花鈴「きゃああああっ!!!!(xx)」
鈴那「ふにゃ〜〜〜っ!!!!(xx)」
鞠音「な、な、なんだみゃなんだみゃなんだみゃあああっ!?(;;;;;;)」
衝撃で吹っ飛ばされる面々。
ふ。ふふふ……ふふ。……音速に達してしまったぜ( ̄ー ̄;;;;)
鞠音「さわやかにいうんじゃないみゃっ! フリスビーで音速に達するんじゃないみゃッ!(;;#;;;;)」
花鈴「もう……(xx)」
音速を超えたときに発生する爆発音。ソニックブームであった。
毬奈「わふぅ〜……( ̄△ ̄;;;)」
さすがにあっけにとられる毬奈。
ふはっはっは。さすがの貴様もこれは取れまいっ! この一投なれば相手がドーピングしようが何だろうが俺が金メダルじゃっ! 文句なしの間違いなしじゃっ!( ̄ー ̄;;;;)
毬奈「そんなことないわふ( ̄ω ̄)」
ほぉう。だが、どうするというのかね? 俺が放ったフリスビーは既に遙か彼方へと飛んでおる。しかも、上空の高速な風にのっていることだろうッ!( ̄ー ̄)
毬奈「大丈夫わふ〜。みせてあげるわふ〜。……わふわふ忍法わふ〜( ̄ω ̄)」
(……忍者なのか?(--;;;;))
毬奈「わふふ〜わふふ〜わふふのふ〜♪ わふふ〜わふふ〜わふふのふ〜♪( ̄ω ̄)」

ぴょこぴょこ、ぴょこぴょこ

毬奈「わふわふ忍法〜音速〜雲の上歩きわふ〜♪( ̄ω ̄)」

ばしゅっ!

どわっ!(--;;;;)
毬奈「わっふっふ〜〜〜っ!!!!( ̄ω ̄;;;;)」
その瞬間、毬奈は弾丸のように吹っ飛んでいった。
う、嘘っ!? ……もしかしてあいつ、とてつもなくすごいやつなのかっ!?(--;;;;;)
鞠音「変なところですごいやつだみゃ(--;;;;)」
花鈴「毬奈ちゃん……(^^;;;)」
鈴那「わふわふすごいの〜(^^)」

…………

それから数分後。
毬奈「取ってきたわふよ( ̄ω ̄)」
フリスビーを口にくわえて毬菜が帰還。
のおおおおおおおおおおおおおっ!!!! なんでじゃっ! どうしてアレを平然と取ってこられるんじゃ貴様ァッ!(--;;;;;;;)
毬奈「海は広くておっきかったわふよ〜( ̄ω ̄)」
鞠音「いったいどこまで飛ばしたんだみゃ……(--;;;;)」
うきーーーーーーッ! キれたぞこん畜生!!!! こうなったらこうなったらこうなったら……見せてくれよう! はああああああああああああああっ!!!!!( ̄□ ̄#####)

ピカッ!

花鈴「ひぅぅっ! ご、ご主人様の体が……(;;;;;;)」
鞠音「金色になっていくみゃあっ!(--;;;;)」
鈴那「すごいの〜(・・)」
ふうううううっ!!!! ふっふふふふふふ。ご主人様・スーパーモードだっ!( ̄ー ̄###)

ばしばしばしッ!

体中をあふれきったエネルギー・プラズマが覆っている。
行くぞオオオオオオオオオオッ!!!! 最大出力でぶん投げちゃる!!!!( ̄□ ̄#####)
毬奈「わふわふ( ̄ω ̄)」
フルパワモードだぁぁぁぁぁぁーーーーーッ!!!!( ̄□ ̄####)
衝撃に耐えるために体中のオプションバーニアを全開にして。
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!( ̄□ ̄#####)
咆吼にも似た叫び。

ぐるぐるぐるぐるっ!

花鈴「ひぅぅぅぅぅっ!!!! す、す、すごい風ですぅぅぅぅっ!!!!(xx)」
鈴那「飛ばされちゃうの〜〜〜っ!(xx)」
鞠音「ふみゃあああっ! ばかァっ! こんなことにムキになってんじゃないみゃああああっ!!!!(;;;;;;;)」
ツァァァァァァァァァァァァッ!!!!!( ̄□ ̄#####)

ばしゅっ!

だらああああああああああああああああああああああああァッ!!!!( ̄□ ̄#####)
一瞬の静寂。











真上に投げた。
花鈴「きゃあああああああっ!!!!(xx)」
鈴那「ふにゃにゃにゃにゃにゃ〜〜〜〜〜っ!!!!(xx)」
鞠音「みゃーーーーーーーーーーっ!!!!(;;;;;;;)」

きらっ!

特大のソニックブームの後、フリスビーは一瞬にして上空へと上がっていった……。
ぐッ……ぐおおおおおっ! ぎ、逆噴射ああああああああっ!!!!(--;;;;;;)
あまりの超高出力に、周囲の地盤を沈ませながらも耐える。
毬奈「わぅ〜( ̄△ ̄;;;)」
ふっ。我ながら何というパワーだ。……だが、今度こそどうだ! 音速どころではなく、光速ならば貴様といえど追いつくことは不可能であろうっ! 大気圏離脱後、ますます高速化していくのだからなっ!( ̄ー ̄;;;;)
鞠音「フリスビー投げで大気圏離脱するんじゃないみゃ……(--;;;;)」
毬奈「取ってみせるわふ〜! わふわふ忍法・亜光速空間移動わふっ!( ̄ω ̄;;;;)」
(また、忍法なのか(--;;;;))
毬奈「わ〜ふ〜わ〜ふわふふのふ〜♪ わ〜ふわ〜ふ〜わっふっふ〜♪( ̄ω ̄)」

ぴょこぴょこ、ぴょこぴょこ

(……変な踊り(--;;;;;))
毬奈「わふぅっ!( ̄ω ̄)」

しゅばっ!

なにっ!? 消えた……!(--;;;;;)
花鈴「もう、何がなんだかよくわかんないですよぅ(xx)」

…………

毬奈「わふぅ〜……( ̄△ ̄;;;)」

しゅたっ!

それから数分が経過して、毬菜が戻ってきた。……手ぶらで。
おう、どうした。手ぶらじゃねーか。さすがの貴様にも取れなかったようであるな( ̄ー ̄;;;)
毬奈「違うわふ。もう少しで追いつけたのに、人工衛星とかいうのに当たって粉々になっちゃったからとれなかったわふ( ̄△ ̄;;;)」
あんですとぉっ!?(--;;;;;)
毬奈「人工衛星を貫通したところでフリスビーも一緒に爆発しちゃったわふ。気をつけて投げなきゃだめわふよ〜( ̄ω ̄;;;;)」
む、むぅぅ。わかった。……今度から人工衛星は避けて投げるようにする(--;;;;)
毬奈「そうするわふ〜( ̄ω ̄)」
鞠音「そういう問題じゃないみゃ……。何か間違ってるみゃ(--;;;;)」
負けだ……。俺の、完敗だ……。負けを認めよう(--;;;;)
鞠音「何の勝負をしてるみゃっ!(--;;;)」
毬奈「ちなみに。よくわかんないけど、軍事衛星というものらしいわふよ( ̄ω ̄)」
鞠音「フリスビーで人工衛星破壊するんじゃないみゃ……(--;;;;#)」
ていうかお前。平然と云ってるけど、宇宙空間に達しても何ともなかったんかいっ! 大気圏突入で燃え尽きなかったんかいっ!(--;;;;;)
毬奈「わふぅ〜。……そういえばそうわふね〜。大丈夫みたいわふ( ̄▽ ̄)」
鈴那「わふわふすごいの〜♪ かわいいの〜♪(^^)」
毬奈「わふふぅ〜( ̄ω ̄)」
なんつーやつだよ……(--;;;;;)
鞠音「壮絶に変なやつだみゃ……(--;;;;;)」
花鈴「もう……(xx)」



















その日。某国の軍事衛星が、地上からの攻撃により完全破壊され




















ペン○ゴンとかで緊張が走った事実は、公にはされていない。




















毬奈「わふふ〜( ̄ω ̄)」
鈴那「わふふ〜(^^)」
毬奈「わふわふ〜( ̄ω ̄)」
鈴那「わふわふ〜(^^)」
花鈴「あはは(^^)」
まったく。たいしたやつだぜ。フリスビーに命をかけておるとはな(--;;;)
鞠音「命とかそういうんじゃないと思うみゃ〜(--;;;;)」
みなるでぃ改。久方ぶりに敗北の気分を味わったぜ(--;;;)
鞠音「何の勝負だみゃっ!(--#;;;)」
鈴那「わふわふ〜♪(^^)」

なでなで

毬奈「わふふ〜♪ わふふ〜♪ わふわふぅ〜♪ お腹なでられると気持ちいいわふ〜♪( ̄▽ ̄)」

ころん、ころん

ところで(--)
鞠音「なんだみゃ(--)」
どうしてこいつ、メイド服なんだ?(--;;;)
鞠音「知らないみゃ。オレンジ色したあんたの趣味じゃないのかみゃ?(--;;;)」
あんなオレンジ色の気色悪い野郎と一緒にすなっ!(--#)
毬奈「ちがうわふよ〜。これ着てると落ち着くんだわふ。……わふっ!Σ( ̄ω ̄)」
……どうした?(--;;;)
鈴那「わふわふ、どうしたの〜?(^^)」
毬奈「わっふっふ〜( ̄ω ̄)」

くんくん、くんくん

毬奈「わふふ〜ん( ̄ω ̄)」
何かを見つけたらしく、走っていって。

とてとてとて……

毬奈「ここほれわふわふだわふ〜( ̄ω ̄)」
足下を指さして。
何かいいもんでも埋まってるってのか?(--;;)
毬奈「そうわふよ〜。きっとお宝ざっくざくわふ〜( ̄ω ̄)」
ふ、ふふふ。そいつぁ面白いっ! ……おーーーしっ!( ̄ー ̄#)

じゃきんっ!

大きめのシャベルを手に。
掘るぞ掘るぞ掘るぞオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!( ̄□ ̄###)
鞠音「そんなに気合い入れて掘ることないと思うみゃ(--;;;;)」

ざっざっざっざっざっ!

気合いを入れて掘り出した。

がきっ!

むっ!?(--;;;;)
しばらくして、何か固いものを掘り当て。
鞠音「なんだみゃ〜? お宝かみゃ?(^^)」
花鈴「何でしょうか?(・・;;;)」
鈴那「楽しみなの〜(^^)」
どうやらビニール袋のようだな。開けるべ(--;;;)

がさがさ……

だあァッ!(--;;;;)
花鈴「ひぅぅっ!(//-//)」
鈴那「ふにゃ〜(・・)」
鞠音「みゃぁぁ……(//-//)」
花鈴「れ、鈴那ちゃん、鞠ちゃん。見ちゃだめ〜(xx)」
入っていたものは。
誰かが隠すために埋めたのであろう無修正のえろ本……。しかもふやけてるし……。これのどこがお宝じゃいっ!(--;;;;)
毬奈「わふふ〜。失敗しちゃったわふよ( ̄▽ ̄)」
っとに。捨てろ捨てろ! しょーもねぇもん掘らせおって!(--;;;)
毬奈「わふふっ!Σ( ̄ω ̄)」
鞠音「あ。また何か見つけたみたいだみゃ(--;;;;)」
今度は大丈夫だろうな(--;;;;)
また何かを見つけたらしく、走っていって。

とてとてとて……

毬奈「大丈夫わふ〜。ここほれわふわふだわふ( ̄ω ̄)」
……おおおおしっ!( ̄□ ̄#)

じゃきんっ!

大きめのシャベルを手に。
掘るぞ掘るぞ掘るぞオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!( ̄□ ̄###)

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

がきんっ!

むっ!? 今度はさっきより固い!? なんだ?(--;;;;)

がきんっ! がきんっ! がきんっ!

掘り出すために何度かたたいてみると。
むふっふっふっふ。固いじゃねーか! なんか高そうなものかっ!? 金属製の宝箱かぁっ!?( ̄▽ ̄;;;;)
等と、調子に乗ってたたいていると。

どごおおおおおおおおおおんッ!

突然大爆発!
うぎゃーーーーーーーっ!!!!(--;;;;;)
鈴那「ふにゃにゃにゃにゃーーーーーっ!(xx)」
鞠音「みゃーーーーーーーーっ!!!!(;;;;;;;)」
花鈴「きゃああああ〜〜〜〜〜っ!!!!(xx)」
毬奈「わふふ〜〜〜〜〜っ!( ̄△ ̄;;;;)」
沙羅「特殊複合装甲!(--)」

ばっ!





















いうまでもなく、不発弾だったようで。




















こるぁーーーーーっ! まてやこのワン公ッ!!!!(--####)
シャベル片手に毬奈を追い回すご主人様と。

ばたばたばた!

毬奈「わふわふわふ〜〜。ちょっと失敗しちゃったわふよ〜( ̄▽ ̄;;;)」
とてとて逃げる毬奈。

とてとてとて

『ちょっと』で済むかコラァァァッ!!!(--####)

ばたばたばた!

毬奈「わふわふわっふっふ〜〜〜。いつものことわふよ〜( ̄▽ ̄;;;)」

とてててて

ゴキブリ並の生命力を持つ貴様らンとこと乙女の心のよーにデリケートなウチと一緒にすんじゃねええええッ!!! まてやコラァアアアアッ!!!!(--####)

ばたばたばた!

毬奈「わふわふわふ〜( ̄ω ̄;;;)」

とてててて

花鈴「……もう(xx)」
鞠音「よりにもよって何で不発弾なんて危ないもの掘り出すかみゃ(--;;;;)」
鈴那「沙羅おねえちゃん、すごいの〜(^^)」
沙羅「ご無事で何よりでございます(--)」
危険を察した沙羅の防御により、かすり傷一つおわずに済んだのであった。





















気を取り直して、三度目の正直を狙う。




















おい。今度こそ大丈夫だろうな(--#)
毬奈「大丈夫わふ。でも、今度のはかなり深いわふよ( ̄ω ̄)」
沙羅「マスター。また何か危険なものを掘り出したときに備えて、私もご同行させて頂きたいのですが(--)」
やかましい黙れコラ! 差し出たまねをするんでないわっ! 俺が花鈴小屋マスターみなるでぃ改であるっ!( ̄□ ̄#)
沙羅「……は(--)」
……おおおおしっ! 大物の予感っ! なれば、三度目の正直を信じてやろうっ! うおおおおおおおおおおっ!!!!( ̄□ ̄#)

じゃきんっ!

掘るぞ掘るぞ掘るぞオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!( ̄□ ̄###)

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

かなり掘った。
……まだかぁっ!?(--;;;;;)
毬奈「まだわふよ( ̄ω ̄)」

おっしゃぁ! もっと掘るぞ掘るぞ掘るぞオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!( ̄□ ̄###)

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

また、かなり掘った。
お宝はまだかぁっ!?(--;;;;)
毬奈「まだまだわふよ( ̄ω ̄)」

おらおらおらああああああっ! まだまだ掘るぞ掘るぞ掘るぞオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!( ̄□ ̄###)

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

またまた、相当掘った。
ま、まだなのかぁっ!?(--;;;;)
毬奈「もうちょっとわふ( ̄ω ̄)」

もうちょっととなっ!? なれば、ラストすぱぁとおおおおおお!!! 掘るぞ掘るぞ掘るぞオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!! めっさ掘って掘って掘りまくったるわあああああああああああああっ!!!!( ̄□ ̄###)

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

ざっざっざっざっざっ!

もはや、下が見えない位深く掘った。
花鈴「ご、ご主人様ぁ。大丈夫ですかぁ?(;;;;;;)」
返事はない。……すぐには。
あ゛ーーーーーッ!(--;;;;;;)
いきなり急上昇してきたご主人。
花鈴「あ、ごしゅじんさ……ひぅっ!!!!(;;;;;;)」

ぶしゅーーーーっ!

あぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃーーーーーっ!(--;;;;;)
とっても熱いお湯に、吹き飛ばされて。
鞠音「お、温泉掘り当ててるんじゃないみゃーーーっ!!!!(;;;;;;;;)」

ぶしゅーーーーっ!

ぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃーッ!(--;;;;;)
沙羅「マスターっ!(--)」
全身やけどじゃ……。ぐふぅ(--;;;;)
花鈴「ご、ご主人様。大丈夫ですか?(;;;;;;;)」
大丈夫じゃねぇやい……。死ぬ……(--;;;;;)
沙羅「……マスターの治療をしてまいります(--)」
花鈴「もう……(xx)」
毬奈「わふふ( ̄ω ̄;;;)」




















…………




















毬奈「わふふ。わふわふ。わっふっふ〜( ̄ω ̄)」
鈴那「わふわふ〜(^^)」

ころころ、ころころ

花鈴「ご主人様、大丈夫かなぁ(・・;;;;)」
鞠音「あいつに心配なんていらないみゃ。お湯程度で死ぬやつじゃないみゃ(--)」
花鈴「そ、そうかもしれないけれど。でも……(;;;;;;)」
鞠音「花鈴は心配性だみゃ〜。それじゃいつか綺麗な黒髪が白くなっちゃうみゃ(^^)」
花鈴「そ、それは嫌だよぉ(xx)」
鞠音「それにしても。やっぱりあいつは壮絶に変なやつだみゃ……。温泉なんて掘り当てるんじゃないみゃ……( ̄ω ̄;;;;;)」
花鈴「あはは(^^;;;;)」
鞠音「……みゃっ!(--;;;;)」
花鈴「鞠ちゃん、どうしたの?(・・)」
鞠音「た、大変だみゃーーーっ! あそこ見るみゃっ!(;;;;;;)」
花鈴「え?(・・;;;)」
鈴那「鞠にゃんどうしたの〜?(・・)」
毬奈「わふふ?( ̄ω ̄)」
鞠音が指さした先には、ちょうど河の深いところ。


女の子「……っ! ……っ!(;;;;;;)」

ばしゃばしゃ、ばしゃばしゃ


そしてそこに流されたのであろう、小さな女の子がばしゃばしゃともがいていた。
花鈴「ひぅっ!(;;;;;;)」
鈴那「ふにゃっ! 大変なの〜!(;;;;;;)」
鞠音「た、助けないとおぼれちゃうみゃっ!(;;;;;;)」
花鈴「で、でも。どうすれば……。ご主人様も沙羅さんも、向こうに行っちゃってるし(;;;;;;)」
鞠音「あいつにやらせるみゃ! おいあたしの偽物っ! 早く助けにいくみゃっ!(;;#)」
毬奈「わふぅ〜。偽物じゃないわふ。毬奈わふぅ( ̄△ ̄;;)」
鞠音「そんなのどうだっていいみゃっ! 行けったら行けみゃああっ!(;;#)」
毬奈「無理わふよ〜( ̄△ ̄;;;)」
鞠音「無理なわけあるわけないみゃっ! 嘘付くんじゃないみゃ! フリスビー取るために宇宙空間まで行っておいてできないわけないみゃあっ! いいからさっさとさっきのわけわかんない忍法使って助けにいくみゃーーーっ!(;;#)」
毬奈「できないわふよ〜。あれはフリスビーキャッチ専用の技わふわふ〜。他の目的には使えないんだわふよ〜( ̄△ ̄;;;)」
鞠音「何だみゃそれっ! わけわかんないみゃっ! ふざけんじゃないみゃっ! いいからさっさと行くみゃーーーっ!(;;####)」
毬奈「無理わふ〜。おぼれちゃうわふよ〜( ̄△ ̄;;;;)」
そんなことをしているとき。

こつん

鞠音「みゃ!?(;;;;;;)」
鞠音の足下に、何かが当たった。
鞠音(……これは、さっきみにゃるでぃの馬鹿があいつに投げてた、ロープ付きのフリスビーにゃっ!(--;;;;))
花鈴「ど、どうしよう……。どうすれば……。ひぅぅっ!(;;:;;;;)」
鞠音「おい、あたしの偽物っ!(;;#)」
毬奈「偽物じゃないわふ。毬奈わふ( ̄△ ̄;;)」
鞠音「どうだっていいみゃ! 見てるみゃっ!(;;#)」
花鈴「鞠ちゃん?(・・;;;;)」
鈴那「鞠にゃん、どうするの?(;;;;;;)」
鞠音「こうするみゃっ!(--####)」
毬奈「わふふ( ̄△ ̄;;;)」
鞠音「ふみゃあああっ!(--;;;;)」
花鈴「ま、鞠ちゃん……(・・;;;;)」
鞠音「鞠にゃんねこねこマジックっ!(--####)」

ぶわっ!

大きく振りかぶり。
鞠音「さんだーばきゅーむぼーるみゃああああーーーーーーーーーーーーッ!(--######)」

ばしゅっ!

女の子のいるあたりをめがけて、ロープ付きフリスビーを思いっきり投げて。
毬奈「わふっ! Σ( ̄△ ̄;;;)」
鞠音「取ってくるみゃあああーーーーーっ!!!!(>_<#)」
毬奈「わかったわっふわふわふわふわふふーーーーーーっ!!!!!( ̄ω ̄;;;;;;;)」
とたんに、驚くべき勢いで駆け出す毬奈。

ばしゃばしゃばしゃっ!

あっという間にフリスビーのところまでたどり着き。
毬奈「わぅ?( ̄ω ̄;;;;)」
女の子「……?(;;;;;;)」
鞠音「そのまま離すんじゃないみゃっ!(;;;;;;;)」
毬奈「わかったわふ〜。しっかり捕まるわふよ( ̄ω ̄)」
女の子「……うん(;;)」
しっかりと毬奈の背中に捕まる女の子
鞠音「花鈴! 鈴那! ロープ引っ張るの手伝ってみゃっ!(--;;;;;)」
花鈴「う、うん!(;;;;;;;)」
鈴那「わかったの!(>_<)」




















…………




















こうして、女の子は無事救助された。
鞠音「よかったみゃー!(^^)」
鈴那「鞠にゃん、わふわふすごいの〜(^^)」
花鈴「本当によかった。……大丈夫? 寒くない?(^^)」
女の子「……うん(;;)」
毬奈「わふ〜( ̄ω ̄)」
女の子「……わんわん?(;;)」
毬奈「そうわふよ〜( ̄ω ̄)」
女の子「……にゃんにゃん?(;;)」
鞠音「そうだみゃ〜(^^)」

ぎゅ……

毬奈「わふ〜ん( ̄ω ̄)」
鞠音「みゃ〜(^^)」
女の子「えへへ(^^)」
子猫な鞠音と子犬な毬奈をみて、女の子は安心したのか、笑顔を見せていた……。




















…………




















またまた、夕飯の席にて。
花鈴「と、云うことがあったんです(^^)」
ふーん(--)
鈴那「鞠にゃんもわふわふもすごかったの〜(^^)」
花鈴「あの子のお母さんに、お礼いっぱいいわれちゃいました(^^)」
そんなことがあったのか(--)
鞠音「そだみゃー。少し見直したかみゃ?( ̄ー ̄)」
まぁ。貴様もたまには人様の役に立つこともするんだな(--)
鞠音「たまに、は余計だみゃ!(--#)」
ところで犬(--)
毬奈「わふ?( ̄ω ̄)」
ふと、思い出したのだがな。おめーんとこの俺らもどき達が留守だから来たと云うけどな。幽霊がいただろ? やつはどうした?(--)
毬奈「誰のことわふか?( ̄ω ̄)」
おめーんとこのいっつもクスクス笑ってる薄気味悪い幽霊だっ!(--;;;;)



螺鎖『クスクスクス。……ひどいですわ〜( ̄ー ̄)』



云われて思い出して。
毬奈「ああ、螺鎖のことわふね。……すっかり忘れてたわふ〜( ̄▽ ̄)」
ひでぇ(--;;;;)
毬奈「存在感ないから忘れてたわふよ〜( ̄ω ̄)」
はっきり云い切るなよ! はっきりと!(--;;;;)
毬奈「みんな、もうちょっとしたら戻ってくるわふよ( ̄ω ̄)」
鈴那「わふわふ、また遊ぼなの(^^)」
毬奈「いいわふよ〜( ̄ω ̄)」




















そのころ、毬奈のご主人様ことあろうず改は




















必殺技バーンナックルを使いまくり、圧倒的な強さで勝ち進む。だが……




















火薬を仕込んでいたのがばれて、優勝したものの失格扱いに。




















てめぇらああああああああああっ!!!! 火薬仕込みのバーンナックルがなんで反則なんじゃぼけええええええええええっ!!!!(--#####)




















でも、それを不服として会場を破壊しまくって。




















ふん。まあよい。もはや勝利などどうでもよい。『カロリィーメート』一年分とミネラルウォーター『でびあん』半年分はもらっていくからな( ̄ー ̄#)




















お目当ての品物を強奪して、去っていったという。




















鈴那「わふわふ、ばいばいなの〜(^^)」
毬奈「また来るわふ〜( ̄ω ̄)」
来ないでええっ! 来るな来るな!(--#)
花鈴「ご飯、いつでも食べに来てね(^^)」
お前も誘うんじゃねぇわ! このお人好し!(--#)
花鈴「だって。一緒に食べた方が楽しいじゃないですか(^^;;;;)」
鞠音「花鈴はホントにお人よしだみゃ〜( ̄ー ̄;;;)」
毬奈「それじゃ、今晩はみんなで食べにくるわふよ〜( ̄ω ̄)」
おいまてコラ!(--#)




















とってもマイペースな子犬娘毬奈。




















彼女の明日はどっちだ!








































続くッ!



戻る