RPG伝説FinalMastersQuest! 中編〜旅は道連れ世は情け〜


RPG伝説FinalMastersQuest! 中編〜旅は道連れ世は情け〜




















とある検問所にて。




















老人「あの扉を開ける前に、一つ使いをたのまれてくれんかのう(--)」
断る!(--###)

じゃきんっ!

きらりんと光る鋭利な剣なご主人様。
今の俺にはお使いクエストをしてる暇なんざねぇンだッ! 死にたくなきゃあとっととさっさと扉さ開けろやじじぃ!(--###)
老人「ひいいいいっ!(;;)」

ばたん!

老人は恐怖のあまり泣きながら扉を開けるのだった。
悠希「ちょっと!(;;#)」
アーフィ「なにやってんのよっ!(--#)」
何って。扉を開けてくださいと老い先短いご老人に礼儀正しくお願いしただけだ(--)
アーフィ「どこがよっ! もぉ。おじいさん、ごめんね(;;)」
悠希「ひどいなぁ、もう(xx)」
お。壺がいっぱいある。中は……(--)
悠希「……。何を、しているんですか?(--;;;)」
みりゃわかるだろ。冒険者の特権、建造物の中を物色物色(--)
悠希「ちょっと(--;;;)」

ごそごそ

お、何かあったぞ( ̄▽ ̄)
ご主人様は、ぬののふくを手に入れた!
ふ、ふっ……ふっふふふふふふふ。ま、まぁ。これは一種のジョークだろう? そうだろう? そぉに違いないよな? あぁコラ( ̄ー ̄#####)

ごそごそ

今度はタンスの中を漁るのであった。そして。
む。これは……(--;;;;)
ごしゅじんさまは、ステテコパンツを手に入れた。
んがーーーーーーーーっ! なめとんのかこんちくしょおおおおおおっ!(--##)

ずががががががががっ!

突然マシンガンを乱射するご主人。
銭ぃぃぃぃぃぃっ! おじぇじぇえええええっ! 金銀財宝おおおおおおおっ!!!!( ̄□ ̄##)
悠希「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(;;;;;;;)」
アーフィ「きゃああああああああああっ!!!!(xx)」
老人「ひいいいいっ!(;;;;;;;)」
老人の住む小さな詰所を穴だらけにしていったのだったとさ。










…………










アーフィ「まったく。何考えてんのよ……(--;;;)」
悠希「本当ですよ。もう……(;;)」
ふん。俺にお使い何ぞ頼むからじゃ!(--#)
悠希「そういう問題じゃないですよぉ……(xx)」
どうでもええわい。……で、城はまだなんかい? もう既に、ざっと五体はボスキャラ級をぬっ殺したぞ(--;;;)
こう見えて、結構長い旅路。
アーフィ「もうちょっとだよ。えっと、この街出て、山を越えれば見えてくるよ(・・)」
まァた山越えかよ。飽きたからぱーっと空飛んでいこーぜ。ショートカットって感じでよぉ(--;;;)
アーフィ「そんなことしたら、弓矢と長距離攻撃魔法で蜂の巣にされるわよ(--;;;)」
うへ。そりゃやだな(--;;;)
悠希「……(・・)」
ふと、何かを思い出したようにアーフィを見つめる悠希。
アーフィ「なぁに? あたしの顔に何かついてる?(^^)」
彼が見ていたのは、アーフィの細長い耳。
悠希「あ、ううん。……耳、長いんだって思って(・・;;;)」
アーフィ「ああ。これね。こっちの世界じゃ普通にいるわよ。珍しい?(^^)」
俺らの世界にゃいねーんだよ。っていうか、そうだったなー。おめー、エルフなんだな(--)

しゅるしゅる

忍刀なご主人様は、紐をスルスル延ばしてアーフィを拘束した。
アーフィ「なっ!?(--#;;;;;;)」
悠希「な、なにやってんですかっ!(;;;;;;)」
ちょうどいい。高く売る。あるいは見世物にして稼ぐ(--)
アーフィ「ちょっと! なにすんのよ! 離しなさいよ!(--#;;;;;;)」
るせぇわ! エルフは狩られるためにいるんだろがっ!(--#####)
アーフィ「何それっ!? どーいう理屈よっ!? わけわかんないわよっ!(--#####)」
逃亡につぐ逃亡によって傷つき、疲れ果てていたアーフィも、二人に接して元気な性格を取り戻していった。










こうして、一行はぎゃあぎゃあわめきながらも歩みを進めていき……










辺りは真っ暗になった。
夜だ(--)
アーフィ「云わなくてもわかるけど(--;;;)」
悠希「街についてよかったですね(^^)」
アーフィ「よかったことはよかったんだけど……(--;;;)」
宿代あるんか?(--)
悠希「財布ならあるけど、役に立つ訳、ないですよね(^^;;;)」
円が通用する世界とは思えねぇな。ドルを持ってくるべきであった(--)
悠希「ドルでも円でも同じですよ(--;;;;)」
じゃあユーロ(--)
悠希「……同じことです(--;;;;)」
そんなことをやっている場合では、ない。
んで。どうだ?(--)
アーフィ「あんまり、ない……(--;;;)」
小銭を袋から出す。
ちっ。しけてやがんな。王宮の財政っつーのはンなに困窮しとるんか?(--#)
アーフィ「違うわよ。いきなり反乱なんか起こったから、お金の持ち合わせなんて気にしてる余裕なかったのよ(--;;;)」
悠希「でも、どこかに泊まらないと……。野宿ですか?(・・;;;)」
どっかで降ろせよ。コンビニねーんかコンビニ。コンビニATMはどこじゃーーーー!(--#)
アーフィ「何それ?(--;;;)」
悠希「二四時間三六五日営業のお店(^^)」
アーフィ「どんなお店よ……(--;;;)」
彼女にはコンビニがどのようなものか、想像もつかないらしい。
悠希「あ、あんなところに安そうな宿がありますよ(・・)」
悠希が指さしたそれは。
アーフィ「あぁ、安いじゃない。あそこなら足りるわ(^^)」
料金表を見てみると、とってもリーズナブル。
おい、でもなんか変だぞ。ふつーの宿とちゃうんじゃないのか?(--;;;)
アーフィ「ああ。男女二人連れなら一人分の料金の宿よ(^^)」
悠希「そ、それって……もしかして(--;;;)」
ううむ。いつの時代もどの世界も考えることは一緒か(--;;;)
いわゆる、ラブホテルであった。ただ、この世界の住人は一般の宿として利用しているようであり、やらしさはあんまりなかった。
アーフィ「あたしとゆ〜君に剣一本。ばっちりじゃない。いくわよ、ゆ〜君♪(^^)」
悠希「ええええっ!? あ〜〜〜!(//-//);;;;」
抵抗感などなくあっけらからんとしているアーフィ。そして、抵抗感いっぱいでずるずると引きずられていくだけのゆ〜君。
女に引きずられてラブホテル入ンなよ(--;;;)










…………











…………

で、手際よくチェックインを済ませた。
アーフィ「私達の種族にはね、掟があるの。もし誰か男の人に命を助けられたら、なんでも望みをかなえてあげる、っていう決まり事がね(^^)」
悠希「……え(・・;;;)」
ほほう。そいつぁいいことを聞いた。では早速、お言葉に甘えていかがわしいことをば……( ̄ー ̄)
悠希「……何考えてんすか(--;;;)」
あほゥ! 何でもしてええっつーんなら何でもしちまうってのが礼儀だろが! いかがわしいことに決まっておろうが!( ̄□ ̄#)
悠希「花鈴さんのご主人様っ!(xx;;;)」
いかがわしいことをして何が悪い何が! 俺ァ健全なNIPPON男児として少子化問題に真剣に向き合って子孫を後生にだな……( ̄□ ̄#)
悠希「もぉ……。そんなこと大きな声で叫ばないでくださいよぉ(xx;;;)」
いかがわしいことをする気満々な邪ご主人様と、あきれ果ててため息をつく常識人なゆ〜君。
ええい、どーでもいーから俺にいかがわしいことをさせろおおおおおおおっ! ぱふぱふさせろおおおおおおおっ!!!!( ̄□ ̄#)
馬鹿が一名いるのであった。
アーフィ「助けてもらって悪いんだけど、あなたは例外(--)」
あんでじゃっ! Σ( ̄□ ̄;;;;;)
アーフィ「だってあなた、人じゃないじゃん。剣だし(^^)」
馬鹿者! 今はこうして剣の形をとっているが、実態かすればちゃんとした一般人なんだぞ!(--###)
悠希(というか、人なのかな? 花鈴さんのご主人様って(^^;;;;))
アーフィ「ま、そういうわけだから。何なりとお申しつけくださいな。ゆ〜君♪(^^)」
悠希「あぅっ! そ、その呼び方やめて!(//-//;;;;)」
無視かよ畜生!!(--;;;)
とか何とか云ってる間に、アーフィは白いローブを脱ぎ、薄い肌着と下着のみになった。スレンダーなからだがゆ〜君には眩しすぎて……。下ろした髪がなまめかしくて。
悠希「ななななななっ!? 何やってんのアーフィさんっ!?(//-//;;;)」
アーフィ「何って、水浴びするだけよ。っていうか、『さん』なんてつけちゃダメ。アーフィって呼んで、ね(^^)」
悠希「で、でも……(//-//;;;;)」
完全無視かよ畜生! ぐれちゃるからな!(--;;;)
いじいじするご主人様。
アーフィ「じゃ、一緒に水浴びしながら呼んでみてね。背中流してあげるから、いこ♪(^^)」
悠希「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!(//-//;;;;;)」
こうして悠希は、異国の地で出会ったばかりの女の子と一晩を過ごすことになったのであった。
ちえっ。置いてけぼりかよ。……しゃあねぇ、警戒でもしてるか(--;;;)
ぽつんと取り残され、文字どおり手も足も出ない剣なご主人様であった。










就寝時間。










が、眠れるはずがないゆ〜君。彼はベッドの片隅で縮こまっていた。
悠希「……(--;;;)」
それもそのはず。部屋に一つの小さいベッドには……。
アーフィ「……(-.-)」
同い年くらいの、可愛い女の子が一糸纏わぬ姿で寝息を立てているのだから。
悠希「ああああああああ……。何か、ものすごくいけないことをしているような気がする。花鈴さんごめんなさいごめんなさいごめんなさい〜!!!!(--;;;)」
彼女は少し横になって、すぐ眠ってしまった。が、寝る寸前に『何してもいいよ』とか云ったのであった。
悠希(何してもって、何!? やっぱりその……え、えっちなこと……!? わーーーーっ!(//-//;;;;;))

わしゃわしゃわしゃ!

悠希(ぼ、僕には花鈴さんという大切な人がいるんだ!!!! 変な気おこしたら嫌われちゃうぞ!(--;;;))
思考がやばくなって髪をかき乱す。
アーフィ「……ん(+_-)」
悠希「あ、ごめん。起こしちゃった?(・・;;;)」
アーフィ「ううん。ふあぁ……。あたし、寝ちゃっていたんだ(>_<)」
悠希「すごく疲れているんだよ。ゆっくり寝た方がいいよ(・・;;;)」
アーフィ「ん。……大丈夫。あれ?(・・)」
おしゃべりで緑色の変な剣がいないのに気付く。
悠希「ああ、あの人は見回りしてくるっていって出て行ったよ(^^)」
アーフィ「そなんだ(^^)」

ぴとっ♪

意味もなく嬉しそうに、ゆ〜君にくっつくアーフィ。
悠希「はうっ!!!!(//-//;;;;)」
アーフィ「ね、おしえて。ゆ〜君って好きな娘、いるのかなぁ?(^^)」
悠希「い、いるよっ!(//-//;;;;)」
アーフィ「そうなんだ〜。どんな娘〜? 教えて教えて〜(^^)」
悠希「えっと……。すっごく可愛くって……。黒髪が奇麗で……。み、三つ編みも可愛いけど、解くとウェーブかかってて可愛くて……(//-//)」
何故か何でもかんでもしゃべってしまうゆ〜君。
アーフィ「うんうん。ほかには〜?(^^)」
悠希「や、やさしくて……。おっとりしていて……。のんびり屋さんで……。家庭的で……。小柄で、ちっちゃくて……胸がち、ちょっぴり……ふくよかで(//-//)」
アーフィ「わお♪ その娘のこと、大好きなんだ?(^^)」
悠希「……う、うん。大好き……だよ(//-//)」
こくこくうなづくゆーくん。
アーフィ「いいなぁ。花鈴ちゃんって呼んでるの〜? 会ってみたいなぁ〜(^^)」
悠希「ち、違うよ。僕はあの人のこと……花鈴さん、って……(//-//)」
アーフィ「わお。……もうえっちしたの?(^^)」
悠希「ししし、してないしてないしてないっ!! するわけないでしょ! Σ(//-//;;;;)」
アーフィ「どぉして〜? 両思いなんだからしたっていいんじゃない?(^^)」
悠希「で、でもっ! だってその……うぅ(//-//;;;;)」
反論できないゆ〜君。ちなみに、両思いであることもさりげなくばれているのだった。
アーフィ「ふふ。じゃ、キスまでなんだね?(^^)」
悠希「うん……って、ななな、何言わせるのっ!?(//-//)」
さりげない誘導尋問にあっさりひっかかりまくるゆ〜君。
悠希「そ、そういうアーフィはどうなの!?(//-//)」
アーフィ「あたし? あたしは今は何にもないよ〜(^^)」
悠希「今は?(//-//)」
アーフィ「好きな人いたけどね。……フられちゃった〜(^^)」
悠希「あ、ごめん(・・;;;)」
突っ込んじゃいけないことだったかも、とゆ〜君は思った。
アーフィ「ううん。謝らなくていいよ。仕方ないことだもん……(^^)」
そういって、ペンダントにしている小さな鍵を手で弄ぶ。
悠希「王子様……?(・・;;;)」
アーフィ「そ。ご名答(^^)」
悠希「……(・・)」
アーフィ「あたしってさ。小さいころ捨てられて、お師匠様に拾われて育てられたんだ。そのおかげで、ウィザードになれちゃったんだけどね(^^)」
あっさりと明るく、辛い過去を打ち明ける。
アーフィ「で、王子様と同じくらいの歳だから、護衛役兼遊び相手にしてくれて。小さなころからずーっと一緒にいたんだ。王子様なのに、名前で呼びあってたし(^^)」
悠希「そう、なんだ……(・・;;;)」
アーフィ「でもね。何年か前に、言われたの。王子様……えっと、名前はアルス様、っていうんだけど、アルス様の誕生日に、お城の裏庭でプレゼント渡そうとしたときにね……。数年後に、隣国のお姫様と結婚することになった、って。王様の命令は絶対だ、って(^^)」
政略結婚、というものであった。
悠希「……え(・・;;;)」
淡々と、笑顔で語るアーフィ。
アーフィ「それ以来、アルス様と一緒にいることは、ほとんどなくなっちゃった。あははは(^^)」
悠希「……(・・;;;)」
アーフィ「まー。仕方ないんだけどね。あたしとアルス様とじゃ、身分が違い過ぎるし……。最初からわかっていたことなのにね。結婚式の御馳走、楽しみにしていたんだけどな〜。延期になっちゃったよ(^^)」
悠希「……(・・;;;)」
アーフィ「あ、ごめん。暗い話題だったね(^^)」
悠希「う、ううん。僕、なんて云っていいか……(・・;;;)」
アーフィ「気にしないで。もう、過ぎた事だから(^^)」
悠希「で、でも……あの。こ、こんなこと……聞いて、いいのかな(;;;;;)」
アーフィ「体重とスリーサイズ以外なら、なんでも聞いていいよ(^^)」
悠希「……。アーフィにとって、その……王子様って、今はどんな存在……なの?(・・;;;)」
アーフィ「あたしの命に代えてもお守りしたい人、かな。逆に、あの人にとってあたしは……ただの護衛役の魔法使い、かな?(^^)」
悠希「……え(・・;;;)」
アーフィ「でも。この反乱で完全に不意を突かれちゃって、必死に戦ったけど……守れなかった。……だから、これから助けに行くの(・・)」
悠希「……(・・;;;)」
アーフィ「あたし一人じゃ絶対無理。……だけど、あなたとあの剣の形した人のすごい力があれば……(・・)」
悠希「アーフィ……(・・;;;)」

にゅっ

そんなとき、ムードを考えずに窓から入ってくる剣。
あー。なーんかセンチメートルな話してやがんな。貴様ら(--)
悠希「それを云うならセンチメンタル、です(xx)」
アーフィ「あ、剣の形した変な人(^^)」
変な人いうなや。……まぁ、そろそろ寝ときや。警戒はしておくから安心しとけ。猫の子一匹どころかゴキ一匹通しやしねぇ(--)
悠希「あ、はい(・・;;;)」

ばたん

そしてご主人様はドアをあけて、出て行った。
悠希「アーフィ。少し、休もうか(^^)」
アーフィ「……(;;)」
悠希「アーフィ?(・・;;;)」
アーフィ「ねえ。ゆ〜君……(;;)」
アーフィは深刻な顔をして悠希に、『キスして』と、云った。
悠希「アーフィ!? Σ(・・;;;)」
『怖いの』と、一言だけ呟いて。細い体をカタカタと震わせて。
悠希「……(・・;;;)」
茶化しながらも悠希に迫って甘えた理由は、とてつもない程の不安を隠すためだった。
悠希(そう、だよね……(・・;;;))
もしかしたら、アーフィの云う『王子様』は既に殺されてるかもしれないのだから。それに、少し前まで死の寸前まで追い込まれたりもして、とてもまともな精神状態でいられるわけはないよな、とゆ〜君は思った。
アーフィ「お願い……(;;)」
実際、無理矢理にでも笑ってないと、恐怖に押しつぶされそうな、そんな状況だったのだった。
悠希「アーフィ……(・・)」

す……

ゆ〜君は、涙を溜めた瞳で不安そうなアーフィの体を引き寄せて。
悠希(花鈴さん。本当にごめんなさい(・・))
心の中で、好きな人に『ごめんね』といって……アーフィを優しく抱きしめてあげて。
アーフィ「……(;;)」

ふ……

アーフィ「あ……(・・;;;)」
アーフィの前髪を手でかき分けて、唇ではなく……おでこに軽くキスをした。ゆ〜君の不意打ちに、アーフィは少し呆然とした表情になって。
悠希「キスは……。本当に大好きな人とするものだよ(^^)」
と、くすっと笑って云った。その笑顔を見て、アーフィもつられて笑顔になって
アーフィ「……そう、だね。うん(^^)」
悠希「お休み。アーフィ(^^)」
アーフィ「お休みなさい。ゆ〜君。……ありがと(^^)」
アーフィはホっとしたように、眠りに落ちていった。










出会ったばかりの女の子と仲良くしてるゆーくんを見て。










あーあ。悠希ったらまぁ、最近プレイボーイ入ってんとちゃうか?(--;;;)










でも、それは杞憂であって。










アーフィ「う……ん……(-.-)」

ころん♪

寝返りを打つアーフィが、とても色っぽく見えて。
悠希「はぅっ!!!!Σ(//-//;;;;;;)」
案の定、目のやり場に困るのだった。
悠希「ね、眠れないよぉ……(//-//;;;;)」
異国の地で、花鈴とは雰囲気も性格もまるで違う娘とすごく近づいて、どきどきしまくりなゆーくん。










変なことしたら、ひぅ〜にちくったるからな(--)










あいつはぜってーしねーだろうけどさ、と心の中で思いながら










一人、取り残されたご主人様は悪態をついた。




















次回に続く



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