−最強のご主人様!− 『俺がマスターみなるでぃ改だっ!(--#)』 Webサイトなどのオリジナル企画において、作者自身が登場する例は数あれど 癒し系創作姉妹物語花鈴小屋において、花鈴たちのマスターことご主人様は とにかく色んな意味において他にはあんまりいないキャラかもしれない。 その外見からして緑色の丸いヘンな物体であり、装甲材質は液体金属とも 念体であるとも云われているが真相の程は全く持って定かではない…。形状もワケわからんし。そもそも人間? ヒロインである花鈴や鈴那達を遠慮なくどつきまわしたり、罵詈雑言 名誉毀損発言。そして我が儘放題にかなりの助平野郎と、年がら年中やりたい放題やっているわけである。 まさに天上天下唯我独尊という言葉がピッタリである。…少なくとも、強烈なインパクトはあると思う。 まぁ、とっつかまって裁判の被告席にでも立たされたらまず間違いなく敗訴確定であろうけど。 けれど、逆にその強さも存在感も随一だと、好き放題やってる本人ながら思ったりする。 常に多くの敵に狙われ、生命の危機も一度や二度では済まないのであるが その境遇を最強(あるいは最凶?)故に、楽しんでいるようにも見えてしまうのである。 そんなわけで少しだけ、花鈴小屋でもっとも暑苦しい漢の過去の発言を追いかけてみよう。 『あまり』ってぇことは、多少の事なら大丈夫なのだな?(--) 『第20話・初陣』より。 あまり、があまりで済んだ試しの方が少ないよーな気が。 この男と関わるとたいていロクでもねぇ目に遭うよね。花鈴たちは。 大体だなっ! 貴様の教育が悪ィからこういう災厄をもたらすんじゃボケぇっ!!!!(--#########) 『第33話・花鈴小屋に猫三匹』より。 鞠音を拾ってきた鈴那と花鈴をどつきまわし中。 なんつーか、てめぇ勝手で度量の狭さがよーくわかる発言でありますな。 おぢちゃんゆーなッ!(--#) 『第37話・未来飛行』より。 無邪気故に残酷なことを花鈴の将来の娘、悠花にいわれてはぁとが痛く傷ついたご主人様。 でも、こういわれると2、30代の男性となれば誰だって傷つくでしょう。 年齢というのは遅かれ早かれ誰しもとっていくのです。 ……ふん。さっきも云ったろ? あいつにはあいつの。お前にはお前のいいところがあり、互いに互いの異なった悩みってものがあるってさ。お前はいつも一生懸命やってるじゃないか。そんならそれでいいじゃないか。姉のことを特別羨むような必要はないだろう?(--) 『第40話・Sisterhood』より。 姉と自分との違いを気にする鈴那に対して云ったこと。 普段滅茶苦茶な割りに、たまーにこういう良いことを云うときもあるんですね。 なんつーか、お子さまの相談にのっているし。たまに訪れるシリアスモードというやつですな。 ば〜か。貴様はひぅ〜に完ッ全ッにふられたんだよ。あの二人を見て貴様の入る余地などどこにある? 男ならせめて潔く身を引けや(--) 『第44話・愛の逃亡記録』より。 三条院和馬より花鈴を救出してから云った台詞。 かなり卑劣で卑怯者なようにみえてこういう潔いことをぬかしたりもしている。 矛盾してるー。でも、誰もが云いたいことをずばっと云っているわけでもあるから。 美味しいとこ取りなのである。 緑色にこだわる熱き漢・花鈴小屋ご主人から目が離せない! 今後の活躍も乞うご期待! |