【Dog Fight!(弐)】
どもども〜♪
このSSは第二話です〜(^▽^)
初めての方は第一話から読めば、もっと解りやすくなるですよ〜。
よろしければそちらからどうぞ。
香里「ちゃんと読んでくださる方がいればね(^^;)」
ぐはっ!(x_x)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
人類の歴史は戦いの歴史である。
…互いを常に意識し、その優劣を決する。
それは古来も現代も何ら変わることは無い。
何故なら!
それこそが、新たなる時代(トキ)の創造だから…。
そして、またここに…
新たな戦いが……はじまる…………!
DogFight!
…その日、体育館は人で溢れ返っていた
「う〜む。さすがに俺もこんなに入るとは思わなかったな。男は入場料三万円もするってのに」
「金取ってたんかい!」
「女性は無料だよ。俺もお前も無料だろ?もっとふんだくっとけばよかったかな?」
俺は相棒の北川にそう答えた
「しかしなぁ。……客層を見ろよ」
観客の大部分はむさ苦しい男だった。鬱陶しいったらありゃしない!
……試合が終わったら秋子さんお手製のマイクロミサイルランチャーで爆破しておこう(T_T#)
「ん。…あと少しで試合が始まるみたいだ。俺は控え室まで激励しに行って来るよ。じゃな…」
「あ、おい…。相沢…」
−−−月宮あゆ・控室−−−
「おうあゆっ。調子はどうだ?(^▽^)」
「うぐぅ……最悪だよぉ。ボク、こわくてこわくて全然眠れなかったよ〜(;_;)」
「ま、これも運命だと思って諦めるんだな」
「全部祐一君のせいだよっ!」
「しかし、かわいい髪型してるなぁ(^▽^)」
「うぐぅ〜、誤魔化さないで〜」
あゆは髪を後ろでまとめて、水色の大きなリボンでとめていた。
要するにポニーテールというやつだが、髪の長さが足りないせいか、短いしっぽになっている。
「あゆ……。いっとくが、ここは『少年柔道教室』じゃないぞ…」
「うぐぅ!ボクは女の子だよっ!」
ただでさえあゆは童顔なのに、ポニーテールとは。
ますます子供っぽく見える…。
世の中のろりぃ好みな方々が喜びそうな感じだな。
「じゃぁ、死なない程度に頑張ってくれ……はっはっはっはっは(^▽^)」
バタン…
「うぐぅ。………祐一君の鬼畜〜〜〜!(x_x)」
−−−沢渡真琴・控室−−−
「あう〜、なんで真琴がこんなことしなくちゃいけないのよぅー!(;_;)」
「まあそんなこというなよ。優勝したら肉まん500万円分食べられるんだからさ」
「あう〜………そうだけど。…真琴、コワイよう……」
「それなら心配ない!何しろ初戦の相手はあの『あゆ』だ!」
「えっ!?そうなの?」
「おお!何にもないところでこけるようなやつだから、お前なら楽勝だよ!」
「あう〜、真琴…がんばる!」
あゆと違い、こっちは俄然やる気だった。
ROUND1 −−−月宮あゆ VS 沢渡真琴−−−
「赤コ〜ナ〜!**(自主規制)ポンド!つ〜き〜み〜や〜あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ゆ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!(>▽<#)」
バキッ!
「ぐはッ!」
「うぐぅ!これは柔道だもんっ!それにボクそんなに体重重くないもん!(T_T#)」
…司会者はあゆによって始末された。
…ちっ、面白かったのに(T_T)
「しあいはじめ!!」
「あ…あ、あう〜〜!…………真琴……コワイよう〜〜!(;_;)」
「ボ………ボクもコワイよ〜〜(;_;)」
二人とも、相手の出方を見ていて動かない……というわけではなく、おびえて動けない。
「真琴!身体を低くして右からまわりこみなさい!……そして相手の袖をつかみなさい!!」
「あう〜!?みしお?………うんっ!真琴、わかった」
真琴のセコンド天野美汐が、冷静で的確なアドバイスを送る。
ダッ………タッタッタッ!
「うぐっ!うぐっ!うぐぅっ!!……どっどっ……………どうしよ〜〜(;_;)」
動き始めた真琴に、あたふたと慌てるあゆ。
あゆがあまりにも頼りないので、見かねた俺はアドバイスを送る。
「おいぽにあゆっ!!真琴の袖を掴んで応戦しろっ!!」
「うぐぅ。……ボクぽにあゆじゃないもんっ!!」
「いーからさっさとやれっ!!」
「うぐ〜、わかったよ〜(;_;)」
ダッ………タッタッタッ!
俺達のアドバイスによりようやく、両者共に互いの懐めがけて飛び込んだ!
が………。
ゴチーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!
「……………………あう〜!(x_x)」
……パタッ!
「……………………うぐぅ〜!(x_x)」
……ポテッ!
二人とも頭から衝突………………そのまま畳の上にのびていた……………。
「こりゃ試合続行……」
「不可能ですね。…………相沢さん」
真琴を抱えながら天野が答えた。
その瞬間、商店街のたいやき屋と肉まんを売っている店は、爆音と共に跡形も無く吹っ飛んだという(^_^#)
「うぐぅ〜〜っ!!ボクのたいやき〜(x_x)」
「あう〜〜!!私の肉まん〜(x_x)」
Go To The Next Battle!
「…………気を取りなおして次の試合だっ!(T_T;)」
−−−水瀬名雪・控室−−−
「名雪、今日の調子はどうだ?」
「ゆういち〜、私………コワクてもう笑えないよ〜!(;_;)」
「まぁそう心配するな!何しろお前の相手は優勝候補筆頭の香里だ!きっと楽にいかせてくれるだろう♪(^▽^)」
背負い投げの一発くらいで楽に永遠の世界に連れて行ってくれるだろうさ。
「他人事みたいにいわないでよ〜!!(;_;)」
「じゃ!生きていたらまた会おう♪(^▽^)」
「『じゃ』じゃないよ〜!」
「じゅ」
「『じゅ』でもないよ!(;;)」
バタン…
「ううう〜、ゆういちのばかぁ〜〜〜!………………って、あれ?………目覚し時計!?」
スイッチを押す名雪。
『……名雪。俺は……奇跡は起こせないけれど。……………………お前の屍を拾ってやることはできる!』
「………………………ゆ、ゆういち〜〜〜〜〜!!やっぱり極悪人だよ〜〜〜〜〜!!(>_<)」
−−−美坂香里・控室−−−
「………何よ!」
「いや、激励に来たんだが」
香里は試合前に集中力を高めているようだ。
「集中の邪魔だから出ていって!」
「…どうやら本気みたいだな(^^;)」
「こうなったらとことんやってやるわよっ!!(T_T)」
香里の背中から強力なオーラを感じる…。
戦士だ!
……香里は今、強力な戦士なんだ!
「…頑張ってくれ」
俺は邪魔をしてはいけないと思い、部屋を出た
Round2 −−−水瀬名雪 VS 美坂香里−−−
「名雪。………たとえ親友のあなたでも、手加減はしないわよ」
あくまで冷静に言う香里。
だが……まるで、某不可侵の力を手に入れたような瞳をしていた。
「あわわわっ!…………………香里、コワイよ〜〜〜〜(;_;)」
ヘビに睨まれたけろぴーのような名雪。
「試合、はじめぃっ!」
ダッ!!
試合開始と同時に、香里は動き出していた
……は、はやい!
はやすぎる……。
まるでシャ○専用ザ○のようだ。
残像が見えるぜ!
ガシッ!
一瞬のうちに名雪の懐に入り込み、投げの姿勢に入る。
「きゃ〜〜〜〜!香里〜〜〜〜〜そんなことしたら香里の秘密、いろいろばらしちゃうよ〜〜〜〜〜!!!!(>_<)」
ピタッ!
「な、名雪。そ、それは…(T_T;)」
「え〜とね、え〜とね!………この前なんか『栞の胸って小さくてとってもかわいいわっ!思わず触りたくなっちゃう(^▽^)』とかいってたし、それにね、それにねっ!この前なんか『あゆちゃんの唇って小さくてとってもかわいいわ!思わずキスしたくなっちゃう(^▽^)』とかいってたし…………(;_;)」
動揺して一気にまくし立てる名雪。
ほぉほぉ、そりはおもしろい。
そ〜かそ〜か、香里はちょっとレ○っ気があるのかぁ(^▽^)
「それにね、それにね!この前なんかね………………(;_;)」
「名雪…………………もう絶交よォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!(T_T#)」
ドシュッ!
「はにゃぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!(x_x)」
ズダァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!
「い、一本っ!」
で、出た!
必殺……恐怖の一本背負い!
「はにゃぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜なるとがいっぱいだお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(@_@)」
予想通りとはいえ、香里の完勝だ…。恐るべし……。
名雪の敗北により、その瞬間『イチゴサンデー』の百花屋は、爆音と共に跡形も無く吹き飛んでいたという(^_^#)
「わたしのイチゴサンデ〜(x_x)」
そして戦いは続いていくのだ!
次回予告!
「祐一お兄ちゃん、お姉ちゃん!私、頑張りますっ!」
妖精の如く可憐だけど貧乳な美少女、美坂栞がついに登場!!
「そんなこと言う人大っ嫌いですっ!!!!(T_T#)」
げしっ!
ぐふっ!(x_x)
む、迎え撃つは……。
「柔道服に身を固めて気合を入れる!…………真の乙女にしか成せない業よっ!(T▽T)」
転校生にして無骨な猫かぶり体育会系女、七瀬留美だっ!
「誰が『無骨な猫かぶり体育会系女』よっ!(T_T#)」
ごすっ!
ぐ、ぐふっ!(x_x)
あ、圧倒的な力の差をどう乗り越えるか?
どうする!
どうする!
どうする?……美坂栞!!
次回。世紀末巨大対決が遂に始まるっ!!!
『DogFight!』 美坂栞 VS 七瀬留美
乞う御期待!!!!
(続く!)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(後書き)
ふっふっふ。いよいよ面白くなってきたぜぃ(^▽^)
名雪「私のイチゴサンデー………」
あゆ「ボクのたいやき………」
真琴「私の肉まん………」
おわっ!(>_<)
な、なんなんだ?このどんよりとした雰囲気は……(;_;)
香里「そりゃ、爆破されればそうなるわよ…(TT;)」
名雪「あ。香里……あんなこと言ってごめんね〜(;_;)」
香里「……いいのよ。すべてこの作者が悪いのだしね(T_T)」
まぁみんな、そんなに心配するなよ。
香里「するわよっ!(T_T#)」
これはパラレルワールドだからさ。この回が終われば全部元通りになってるさっ♪(^▽^)
全員「じゃあさっさと終わりにせぇやァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!」
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガンッ!
ぐはぁうっ!!!!(x_x)
香里「栞に変なことしたらタダじゃすまないわよっ!フンッ!!(#T_T#)」
ぐはぁぁ……み、みなさん………………つぎを…………おたの……………しみに…………………ガクッ(x_x)