【ぷちこの野望!(そにょ壱)】
皆さんはじめまして、こんにちはorこんばんはorおはようございます!(^^)
Minardi改vbx(みなるでぃ)と申す者です。
今回、このHP・『ぱ〜てぃにゃいと』の管理人こと、私と同じ学校の良き学友・偉大なる『まりにゅく氏(=旧HN:まりぬく氏)』からデ・ジ・キャラット。通称でじこのSS(SideStory)を書いて欲しいとの依頼があったので、試しに一つ勢いで書いてみてしまいました♪
え?
SSとは何ぞや?ですと…?
それはとってもとってもとぉっても良いご質問でありますな。
わからない方に説明いたしましょう。SSとは『Side-Story』あるいは『Short-Story』の略で。ゲームやアニメなどの文章的二次創作。ぶっちゃけたはなし、要は小説とお考えくださいませ(^▽^)
まぁ、私の作品はどれもこれもやたらと長いので『SideStory』と定義していますが(^^;)
それは兎も角。今回でじこSSを書くきっかけになったのは。…思い起こせば今から数週間ほど前の夏のある日。私の愛機PCにまりにゅく氏から一通のメールが入ってきまして…。
まりにゅく氏「でじこSSって意外に少ないんだよね〜」
私「ほうほう。そうなん?(・・)」
まりにゅく氏「つーわけで、書け」
私「へ!?(^^;)」
まりにゅく氏「キミはそれでもいちおーSS書きっしょ?だから書けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇいっ!!!!」
私「で、で、でもでもでもでもっ!わたしゃこれから三週間の無償労働こと企業内研修でえれぇいそがしく……(;_;)」
まりにゅく氏「ええいやかましいだまれだまれだまれぇぇぇぇぇぇぇいっ!!!デモ版も通常版も初回限定版もアップグレード版もないわぁっ!書かないつーのなら目から……びーむにょーーーーーーーーーっ!!!(T_T#)」
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!
私「きょわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!(xx)」
バタッ!
まりにゅく氏「書くかい?(ニッコリ)」
私「う、うぐぅ……ハイ(xx)」
↑と、いうような友人同士のとっても心温まるほのぼのとした(?)やりとりがありまして、強制的に何か書かなきゃならないと言うことにあいなりました(爆)
うう。まりにゅくさんたら「〆切〆切〆切〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!(T_T#)」と、鬼編集の如く鞭で私をぴしぴしと(;;)
かきかきかきかき…
私「え〜と。日本企業が抱える構造改革の必要性に関して問題に詳しいN氏の意見を総合すると…(・_・)」
まりにゅく氏「ンな事やっとらんでSSかけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!(T_T#)」
ぴしぴしぴしぴしっ!
私「ひぃぃぃぃぃぃっ!(xx)」
↑その一例(嘘)
し、しかし…いつのまに奥義『目からビーム』をマスターしていたのか…。ううむ。恐るべしまりにゅく氏(爆)
………全部嘘です↑のお話は。まりにゅくさんごめんなさい〜。彼はこんな人じゃないです私の悪趣味な冗談です出来心ですお許しを〜!(汗)
え、ダメ?「許さん!」…あ、あはははは(^_^;;)
ま、それは兎も角として話題を強制終了させましょう!(コラ!)
SSというのは無料(タダ)という性格上『暇つぶしにちょっと読んでみる』くらいの感覚で書いております。
質は、まぁ…私の書くものなのでどうこう言えませんけど、ちょっとだけでもお楽しみいただけたら幸いです。
まだまだでじこに関しては設定とか世界観とか知らないことが多いので、今後もまりにゅく氏によって洗脳されること決定済であります(^^;)
サントラとかビデオとかアンソロ本とかいっぱい(笑)
さて。能書きはこのくらいにして、そろそろ本編をどうぞ〜。
後書きでまたお会いしましょうっ♪
ではっ!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
トコトコトコトコ
「ふんふふ〜ん♪あきはば〜ら♪あきはば〜ら♪店長さんのお使いにょ〜♪」
等と、どこかで聞いた歌を歌い、ジワジワと蒸し暑い灼熱のコンクリートを踏みしめながら、我らがねこみみメイドろりろり娘こと、デ・ジ・キャラット…通称・でじこが行く!
陽炎の中を行くかのように、ゆらゆらと揺らめく蜃気楼を超えて!
ここは秋葉原。極度の物欲と睡眠欲とエッチな欲望と、消費活動によって極めて軽くなった財布を持つ者の溢れる街である。即ちニッポンの…いや、世界のカオスこと超機動電脳都市・秋葉原(あきはばら)なのであるー!
交通は主に総武線・山手線・京浜東北線その他地下鉄。中央線はお茶の水駅での総武線乗り換えがとっても便利ですよ〜♪…って、ンな事どーでもいいわいっ!本編とは全く関係ねーわいっ!
「にょにょにょにょにょ〜ん♪今日も元気にヲの字連中から大金巻き上げにょ〜♪ぼったくりにょ〜♪ぼったくりにょ〜♪でじこは未来のビル・ゲ○ツにょ〜♪抱き合わせ販売世界展開にょ〜♪独占に物言わせてやりたい放題にょ〜♪経済で世界を牛耳るにょ〜♪にょにょにょにょにょ〜ん♪」
等と、実に犯罪じみた歌を歌いながら本拠地・ゲーマーズへと向かうでじこ。十歳でこれじゃあ、末恐ろしいぞ。うん(T−T;)
『ぴょっぴょっぴょっぴょ。おねーちゃんを倒せば主役はわたしのものだぴょ!』
あ、言い忘れてましたが。秋葉原は物欲と睡眠欲と空になった財布(もしくは逆)と、それと『目的の物を絶対に手に入れる!』という陰謀(マニア的な執念ともゆ〜ね♪)も溢れる街でありました!
そして少々風変わりだが、ここにも欲望に溢れほくそ笑む一人の腹黒い人物がいた。街の角でわざとらしいほど顔に黒い影のかかった謎の人物…それは…!
「先手必勝!口からバズーカぴょっ!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!
「にょっ!?」
絶叫と共にいきなり至近距離からバズーカ砲連射で強襲攻撃!
死角だ!この距離では絶対にかわせない、でじこいきなり危うし!?
だが、我らがアイドルでじこは全く動じない!
「ふっ。甘いにょっ!でじこシールドにょ〜っ!い出よ、使い魔ゲマ〜!」
0.05秒で背中から黄色い円形シールドを取り出したっ!これにはゼー○ガンダムもビックリだぜぃ!
ばっ!
「…なんだゲマ?…って!?」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!
「い、いきなりこれかゲマ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
人物紹介をする前に『生けるエアバッグ』こと、黄色くて丸い形のゲマ君は楯代わりにされて真っ黒焦げになってましたとさ♪
「にょ〜〜!よくもゲマを!出てくるにょ〜〜!悪者〜〜!」
ぶすぶすぶすぶす…
バズーカ砲で焼かれて全身黒こげになって煙をぶすぶす出してる哀れなゲマ君…。
「や、やられたのは……ぜんぶ…でじこの…せい…ゲマ…」
「何を言うにょ!ゲマはでじこの使い魔だにょ!マスターには逆らえないはずだにょ〜っ!主君に忠誠を誓うにょーっ!!!!」
げしげしげしげしっ!
「…い、痛いゲマ痛いゲマ痛いゲマ〜!でじこやめるゲマ〜〜〜!足で踏まないでゲマ〜〜〜!」
「おねえちゃん、やっぱり外道だぴょ…」
さすがに呆れたように、じと〜っとした細目ででじこを見つめる一人の少女。
げしげしげしげしっ!
「…ところで、お前は一体誰なんだにょ?」
げしげしげしげしっ!
ゲマ君を足蹴にしながらでじこは問うた。
どーでもいいが、ゲマ君を解放してやれよ。可哀想だから(TT;)
「ぴょー!この間も自己紹介したのにおねえちゃん物覚え悪いぴょ。わたしはアナローグ星から来た『ピョコラ・アナローグ・The3rd』通称『ぴよこ』だぴょ〜♪」
くるりんっ♪
自己紹介の後にくるっと一回りしてポーズを決めるぴよこ。腰のリボンが軽やかに揺れる。
「…ぴよこ…ってことは、お前はひよこ娘なのかにょ?」
いきなりお約束のボケをかますでじこ。
「違うぴょーーーーーっ!!!!わたしはこの世で一番可愛い動物『ぱんだ』娘ぴょーーーーーっ!!!!」
「にょっほっほ。そんなのどうでもいいにょ。最強のアイドルはでじこ一人で充分だにょ〜♪」
余裕綽々のでじこ。
「そうもいかないんだぴょ。今日こそおねえちゃんを倒してブラックゲマゲマ団の慢性的緊縮財政状況を立て直すんだぴょ!」
「…ぶらっくげまげま団?なんだにょ、それ?」
ばっ!
その瞬間、ぴよこの横にズラッと広がる黒っぽい連中!
「にょ!?」
「ブラックゲマゲマ団はおねえちゃんを倒すために結成されたエリート集団だぴょっ!」
わらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわら
「ゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバ〜♪」
こいつら、やかましくて暑苦しいことこの上ないぞ!うん(TT;)
「にょ〜。た、多勢に無勢にょ〜!(汗)」
「ぴょっぴょっぴょ。おねーちゃん、覚悟するぴょ〜っ!」
首領の号令一過一斉攻撃開始!でじこ二度危うし!
と、思われたのだが…。
ばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばた
これ又一斉に『暑いゲバ〜』と、うめき声を上げながら脱水症状でドミノのように倒れていくブラックゲマゲマ団一味…。
「…真夏の炎天下に黒服は暑くないかにょ?」
「こ、これは計算違いだったぴょ!おねえちゃん、さすがぴょ!(汗)」
いや、計算違いでも何でもないのだが…(汗)
「…秋葉原は極端に休む場所が少ないから、気を付けるにょ。あったとしてもみんなぼったくりの店だから高いにょ」
お、おい!あっさり誤解を与えそうなことをいうんじゃないよ。作者があの街をうろつけなくなるでしょうがぁぁぁぁっ!(TT;)
「そ、そうだったぴょ。今日は一日中おねえちゃんを探しに裏の方まで行ってたから…みんな歩き疲れてばてちゃったぴょ〜!」
…アホかいこいつは!(T−T;)
「ふっ。お前は路上でダンボールいっぱいに詰まったあやし〜ジャンクパーツでも漁っているがいいにょ…」
やれやれといった感じで両手を上げるでじこ。
分からない方に御説明しよう。
『秋葉原の裏町』
そこは…言わずと知れた全国各地からパソコンマニアの集う最も汗の匂いが濃いい場所なのだ!
どう見ても、8歳の女の子が彷徨く場所じゃねぇよなぁ…。
「ううっ。おかげで無理やり、動くかどうかもわからない汚れてお下品な変な基板いっぱい買わされたぴょ。…これで今月も赤字ぴょ…ごはん食べられないぴょ〜(涙)」
がっくりとうなだれて地面に『の』の字を書いていじけてるぴよこ。ジャンク品は動作保証がやばいからねぇ〜(^^;)
ま、それはともかく。
とことことことこ
「にょにょにょにょにょ〜ん♪今日も元気にヲタ連中から大金巻き上げにょ〜♪ぼったくりにょ〜♪ぼったくりにょ〜♪でじこは未来の孫正○にょ〜♪実体不明の不動産登記にょ〜♪ヲタ雑誌を大量に売って大儲けにょ〜♪都心の億ション買い占めにょ〜♪」
でじこはぴよこを無視して歩き始めた。どーでもいいがその歌やめいっ!犯罪の匂いがするぞ犯罪のっ!
「待つぴょ!おねえちゃんっ!」
「にょー?」
面倒くさいと言った体で、後ろを振り向くでじこ。
「おねえちゃんを倒せば今月はプラスマイナス零だぴょ!手形の決済に間に合わせるにょ!覚悟するぴょ〜!口からバズ…」
「あ、足下に百円玉が落ちてるにょ」
「ぴょ!?ど、どこだぴょどこだぴょどこだぴょ〜〜〜〜!」
悲しいかな、極度の貧乏性で思わず下を向いてしまったぴよこ。
そしてそのまま発射寸前となったバズーカ弾は…。
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!
「ぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!おねえちゃんにしてやられたぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
…ばずーかの暴発で自爆。ヒュ〜ンと言った感じで、ぴよこは何処に吹っ飛んでいきましたとさ♪
トコトコトコトコ
「ふんふふ〜ん♪あきはば〜ら♪あきはば〜ら♪店長さんのお使いにょ〜♪」
こうしてでじこのお使いは終わった。
…かに見えた(コラ)
夕焼けに染まりつつある、我らがねこみみアイドルでじこの本拠地・『ゲーマーズ秋葉原店』の入り口にて。
「ぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!わたしはまだやられてないぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
「なんだにょ。お前、まだしぶとく生き残ってたのかにょ?」
お使いを終えて悠々とゲーマーズへと帰還したでじこを、再びぴよこが捕捉していた。
だけど、爆発に巻き込まれたせいか服はぼろぼろになって、身体中黒いすすに汚れていた。まさに志村け○状態っ!
「ううっ。おねえちゃんのせいで変なお店まで飛ばされちゃったぴょ」
痛々しく杖を突き足を引きずりながら、ぴよこは涙ながらに語った。
「変なお店?…お前、一体どこまで飛んでいったんだにょ?」
「わたしにもよくわからないけど…。やたらと桃色〜な雰囲気のあるいかがわしいお店だったぴょ。…おねえちゃんやわたしのアラレもない姿が載った…薄めの高い本がうずたかく置いてあって…。目が血走ったお客さんに拉致されそうで追いかけ回されて…わたし、こわくて必死に逃げ出してきたんだぴょ〜…。ううっ」
…おい、そこってもしかして…(TT;)
「にょ!?も、もしかしてそのお店は…!?(汗)」
「…その通りだぴょ(涙)」
そう。察しの良い読者の方なら御存知だろう。ぴよこが吹っ飛ばされた先とは…18禁同人誌のいっぱい置いてあるお店だったんでしょうね〜。きっと(^^;)
「にょ!?にょ!?にょ!?な、なんてことだにょ〜〜!?いつのまにでじこのそんなとこ撮っていたんだにょ!?と、盗撮にょ〜!犯罪にょ〜!人権しんがいにょ〜!でじこの純潔を奪われちゃうにょ〜!肖像権のしんがいにょ〜!憲法に反するにょ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
じたばたじたばた!
「そうだぴょ〜!?きっとわたしもこのままコワイ人達に捕まって、暗くて汚くて狭いお下品なお部屋に連れて行かれて乱暴に押し倒されてあ〜んなことや、こ〜んなことされちゃうんだぴょ。うう…こ、こわいぴょ〜!誰か助けてぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!お願いぴょ〜〜〜〜〜〜〜っ!」
じたばたじたばた!
………(汗)
な〜んか変な入れ知恵されたんじゃないのか?ませガキ二人よ(TT;)
それにだ、誰が目からビームを発したり口からバズーカを出すような危険な奴をさらったりするもんかいっ!
「ああ。そ、それに…うさだならともかくでじこはブ■ッコリーのガイドラインに反するにょ〜!18禁でじこ同人誌反対にょ〜!児童ぽるの法に引っかかるにょ〜〜〜〜っ!」
をい!
「…というわけだぴょ。おねえちゃん、わたしの身代わりになってもらうぴょ!」
実に変わり身の早いぴよこ。
「にょーーーーーーーーーっ!ふざけるんじゃないにょっ!そんなこと店長さんが許してもみんなのアイドルでじこが許すと思ってるのかにょっ!」
「ぴょっぴょっぴょ。アナローグ星には『問答無用』という素敵な言葉があるんだぴょ♪」
「にょ!それならデジキャラット星には『徹底抗戦』という素敵な言葉があるんだにょっ!」
いや、どっちも地球の『日本』という国に存在しているのだが…。
ばっ!
「先手必勝ぴょっ!口から、ばず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜かっ!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!
「反撃にょっ!目から、びーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーむっ!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!
うおおっ!つ、遂に出たぞっ!
我らがアイドル、デジ・キャラットの十八禁…じゃ、なかった…十八番!(^^;)
一撃必殺の妙技『目からビーム』がっ!!!!
バババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババッ!!!!
だが、双方共一歩も譲らない!
ビームとバズーカの連射が大相撲のように絶え間なく押し問答を繰り返しているっ!
と、そのとき…。
ふわふわ…ふわふわ…
「やれやれ…。でじこも最近特に性格が横暴になってきたゲマ…。少し人気が出たくらいで…。戒めなきゃいずれ駄目になるゲマ…。バブル人気で終わっちゃうゲマ…。はぁ〜ゲマ…ゲームもまだまだ出そうにないし……(溜息)」
ゲームって、そいつぁ禁句だぜ(^^;)
まぁそれは兎も角、実に常識人(『人じゃない!』と言う突っ込みはすべて却下!)的な独り言を呟く丸い影が彼方より表れた…。
だが!この世界では常識的な人は常に悲劇に遭遇するものと相場が決まっているのだっ!勿論、彼もその例に異ならない!
「ええい往生際が悪いやつだにょっ!こうなったら『目からビーム』最高出力にょっ!『ハイ・メガ・目からビーム』にょっ!!!!」
…おい(汗)
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!
「あたし絶対負けないぴょっ!『口からバズーカ』出力最大ぴょっ!『口からメガ・バズーカ・ランチャー』ぴょっ!!!!」
…おいっ!(汗)
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!
で、でじこSSでガン○ムネタはやめえええいっ!(x_x)
しかし、そんな作者の悲痛の叫びにも関わらず力押しの闘いは続き…。
「な、なんだゲマ!?(汗)」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!
「ま、またこうなるのかゲマ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
お約束のように今度は爆発に巻き込まれ、再び黒い固まりになって煙をぶすぶす出してる可哀想なゲマ君…。
「ゲマ!ゲマ!大丈夫かにょっ!?」
げしげしげしげしっ!
「うう。痛いゲマ…痛いゲマ…痛いゲマ〜(涙)」
コラコラ蹴るんじゃないよでじこっ!ゲマ君ほんっとに可哀想でしょうが〜〜〜〜〜〜〜!(;_;)
「うう……。い、痛いゲマ…。もう国に帰りたいゲマ〜……(涙)」
ゲマ君は相変わらずでじこによって足蹴にされ続けている。
「よ、よくもまたゲマをこんな目にあわせてくれたにょっ!」
「ぜ〜ぜ〜はぁ〜はぁ〜…。お、おねえちゃんが全部悪いんだぴょっ!わたしのせいじゃないぴょっ!足蹴にしなきゃいいぴょっ!」
どっちもどっちじゃいっ!(TT;)
だが哀れな第三者の乱入によって戦況が一時沈静化したのも確かだ。
二人とも息も絶え絶え状態で、闘い続ける力は残っていない…!
その時!
わらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわら
遅ればせながら甘味処で涼んで体勢を立て直していた、ピョコラ・アナローグ三世の忠実(…と、言ってもいいのかどうかはわからんが)な下部(しもべ)達。ブラックゲマゲマ団一味が援軍として到着したっ!
その代わり、ぴよこ達の今月の生活は犠牲になったが、それはともかく援軍は援軍なのだっ!
「ぴょっぴょっぴょっぴょっ♪おねえちゃん、今度こそ覚悟するぴょ〜♪」
「うう〜。や、やばいにょ〜。いくらこいつがお馬鹿な性格でもこれだけの人数相手に一人じゃきついにょ〜。目からビームも出力が弱まってるし…でじこ万事休すにょ〜(汗)」
我らがアイドル、でじこ…またまた大ピンチっ!
…だけど、こーいっちゃなんだけど一つ失念してないかい?キミは今、どこにいるのかってことを。
そう!
ここは世界でも随一のカオスシティ(混沌とした都市)・超機動電脳都市こと秋葉原の駅前なのであるよっ!
つまりは天下のゲーマーズ秋は薔薇店の前なのでもあるのだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
「字が違うにょっ!」
げしっ!
ぐふうっ!
も、もとい…秋葉原店の前…。お馬鹿すぎるげいつのMS-IME98でそう変換されたんだよ〜!(x_x)
「アホにょっ!!!!」
「お馬鹿だぴょ〜!!!!」
そ、それはともかくとしてだ!
「なーにやってんのよ。あんたは!」
たっ!
「やっと帰って来たかにゅ」
ひょこっ!
「でじこちゃんお帰りなさい。お使いご苦労様」
ずいっ!
ビルの中から颯爽と現れた三つの影。それは…。
「世紀のアイドルRabi.en.Rose(ラビ・アン・ローズ)』よ♪」
くるりんっ♪
うさ耳娘のラビ・アン・ローズこと『うさだヒカル』通称『うさだ』だ!
「こらぁぁっ!ちょっとおっ!私の名は『うさだ』じゃなくてラビ・アン・ローズよっ!」
え?
い、いやぁ『うさだ』の方が呼びやすいし、SSの文字数削減にも役立つし、それに『うさだ』って鈍くさくてキミにぴったりだし…(^^;)
「きーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!ぬわんですってえええええええええええええええええええええええ!!!!」
ぶちぶちぶちぶちっ!
ひ、ひいいいいいいいっ!すんごい勢いで分厚いハンカチを口で引きちぎってるぅぅぅぅっっ!(;_;)
がしっ!
ぎゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううっ!!!!
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!いででででででででででででっ!!!!うさだやめろ!いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい〜!うさ耳でヘッドロックはやめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇいっ!!!!(xx)
「何度も何度も『うさだ』言うなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシベシッ!!!!!
「お前、うるさいにゅ」
そのとき、うっさいうさだを押しのけて一人の少女が前へ出てきてくれた。
「だーーーーかーーーーらーーーー!『うさだ』って言うなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
ええいうるさいやかましいだまれぇぇぇぇいっ!せいしゅくにせぇぇぇぇぇぇぇぇぇいっ!!!!埒があかんからうささだは無視して紹介するぞ!
「ひつこーーーーーーーーーーーーーーーいっ!『うさだ』言うなってのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!ラビ・アン空中三回転真空飛び膝蹴りぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」
ゴスウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!
ぐふおっ!?(xx)
い、いい飛び膝蹴り…してる…ぜ…。うさだよ…ガクッ(xx)
「はぁっ!はぁっ!…し、しぶといわねこの作者…!」
し、しかし…だな。お前は今……一つ……致命的なミスを犯したのを知らん………だろう?(xx)
「何よっ!」
き、今日は……白………だな(xx)
「…はっ!」
ばっ!
それと、お主はよい太股をしておるのう。良いものを堪能させていただいたぞよ……(;▽;)
「…………………コノ男・抹殺ス!」
ザシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!
ぎ、ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!(xx)
閑話休題(ま、それはそれとしてだっ!(汗))
こ、今度こそ自己紹介をば!彼女こそ我らが一番人気!虎ネコ娘のっ!
「ぷちこにゅ」
スッスッスッスッスッ!
にゃぁ〜〜ん♪
更にその相棒の超高速単座式直立移動三毛猫こと、『ほっけみりん』が頭上にぷちこを乗せて登場したっ!
そしてそしてそしてええええっ!!!!次にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!(>▽<#)
「店長ですよ〜」
いつもニコニコといつもスマイルいっぱいのゲーマーズ秋葉原店のボスこと、店長さん!
遂に一同が場に集った!
「うう…。一転してぴんち到来だぴょ…」
「にょっほほほ♪そんなわけで覚悟するにょ!アナログ少女!」
予期せぬ援軍により形勢逆転だっ!
ズンッ!
「あら、この娘。前にお店にきたことあるわよね?」
「そーだにょ〜。こいつはうさだのアイドル人生をメチャクチャにするためにわざわざアナローグ星からやってきたんだにょ〜。けっけっけっけ。にょ♪」
「な!?ぬわぁんですってえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええっ!!!!」
「ち、違うぴょ違うぴょ違うぴょ違うぴょ〜〜〜〜!わたしそんなことしないぴょ〜〜〜〜!」
ジタバタジタバタ!
うさだの反応に、『ひょっひょっひょっ』といった感じにほくそえむでじこ。うわぁ…策略家だ。人心を好きなように弄んでる弄んでる…(TT;)
「…でも、でじこちゃん。その娘はお店に来てくれたお客さんなわけですよね?」
まあまあと言った感じで、笑顔ででじこをなだめる店長さん。
しかぁし!
「にょ〜ん。ちがうにょ〜ん。こいつの貧乏度はうさだ以上にょ。…と、いうことはぼったくりのゲーマーズでお買い物なんて夢のまた夢だにょ。単なる営業妨害にょ♪」
おいおいおいおいおいっ!自分の職場を『ぼったくり』なんて言うなよっ!(TT;)
ぴくんっ!
「………ほぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜うっ!そおなんですか〜〜〜〜〜〜〜〜っ!うふふふふ〜〜〜〜…………!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!
「ち、違うぴょ違うぴょ違うぴょ違うぴょ違うぴょ〜〜〜〜!わたしそんなことしないぴょ〜〜〜〜!」
ジタバタジタバタジタバタジタバタ!
静かに淡々と呟くが、笑顔の裏に地鳴りが響くほど凄まじいばかりのオーラが漲っている店長さん!
何だかんだ言って、苦労人だからねぇ。この人(^^;)
「勝手にやってるにゅ…」
周囲の出来事に全く関心無さそうなぷちこ。
しかぁしっ!
「ほー。ぷちこはいいのかにょ〜ん?営業妨害されるとお客さん来なくなっちゃってお店つぶれちゃってお給料もらえなくなっちゃって、でじこたちお部屋を追い出されちゃって路頭に迷っちゃうにょ〜。それでもぷちこはいいのかにょ〜???」
ひくっ!
「…不安分子は、抹殺するにゅ」
じとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!
「ち、違うぴょ違うぴょ違うぴょ違うぴょ違うぴょ〜〜〜〜!だからわたしはそんなことしないぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜!」
ジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタジタバタッ!
じっとりと細い目でぴよこをにらむぷちこ…。
そのように、皆でじこの策略に陥っていった。まぁ、それほど外れてはいないのだけどね(^^;)
「あたしのアイドルへの輝かしい道を、誰にも邪魔はさせないわっ!」
ザッ!
「ふ、ふふふふふ〜……。未曾有の大不況の中、折角収益が上がってきているのに誰にも邪魔はさせませんよ〜〜〜〜〜〜!うふふふふのふ〜〜〜〜〜〜〜!」
ザッ!
「ぷちこ。今の楽しい生活を守るにゅ…!」
ザッ!
「ぴょ〜〜〜!ぴょ〜〜〜!違うって言ってるぴょ〜〜〜〜っ!誤解だぴょ〜〜〜〜っ!わたしは平和主義者だぴょ〜〜〜〜っ!戦いは嫌いだぴょ〜〜〜〜!」
じたばたじたばた!
必死に反論するぴよこ。だが、目の逝っちゃった人々は止められない!
「にょほほほほのほっ♪覚悟するにょ〜〜〜!」
ジリッジリッ!
すこ〜しずつ間を詰めていくでじこ&目の逝っちゃった人々達。
「こ、こわいぴょこわいぴょこわいぴょ〜〜〜〜!絶体絶命のぴんちぴょ〜〜〜〜!」
ぴよこと共にゲバゲバ叫びながら、おたおたと慌てふためくブラックゲマゲマ団一味。まぁ、雑魚が何人いようが主役級には対抗できないのだけどね。これ、世の中のお約束(笑)
「にょにょにょにょにょ〜ん♪目からび〜む出力最大・照準セット・発射準備いつでもOKにょ〜ん♪」
ジリッジリッジリッジリッ!
「ぴょ〜〜〜〜!ど、どうするぴょ!どうしようもないぴょ〜〜〜〜!どうにもならないぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜!(汗)」
そして遂に…!
どんっ!
ビル(ゲーマーズの)まで追いつめられてしまった。もう逃げられない!背水の陣状態っ!又の名をまな板の上の鯉状態っ!
「にょほほほほのほっ♪お前、何か後世に言い残すことはないかにょ〜?でじこは慈悲深いから墓碑銘に刻んで一緒に東京湾に沈めてやるにょ〜♪」
お、おいおい!お魚さんの餌かいっ!恐ろしすぎるぞこの十歳!(TT;)
「ぴょ、ぴょ〜!わたし、お魚さん食べるの好きだけど、食べられるのは嫌だぴょ〜〜〜!」
ま、そりゃそうだわな(^^;)
「ふむ。そろそろ良いようだにょ?それじゃ、ひと思いに介錯してやるにょ」
キュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッ!!!!
発射前の余波で、既に周りの空間がゆがんでいるっ!?
「いくにょっ!目からビー…」
ばっ!
「ぴょーーーーーーーーーーーーーーー!ま、待つぴょ待つぴょ待つぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜!その攻撃待ったぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
ぴたっ!
「何だにょ〜?お前もお姫様ならお姫様らしく総員退艦させて自分だけ潔く艦と運命を共にして爆死するにょ〜」
艦って何だ艦って大○か!?○蔵か!?三○か!?ヒュー○リオンか!?それともホワ○ト○ースかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!(TT;)
ちっちっち!
人差し指を立てて小馬鹿にしたように、でじこを一瞥するぴよこ。
「ぴょっぴょっぴょっぴょ♪おねえちゃんは一つ大きなミスを犯していることにまだ気付いていないようだぴょ〜♪」
突然何かに気付いたように、いきなり強気になるぴよこ。な、何だ何だ!一体何があったのだぁぁぁぁぁぁぁぁ!?(TT;)
「にょー?何のことだにょ〜?」
「わたしの後ろに何があるのか、おねえちゃんにはまだわからないのかぴょ〜?」
「お前の後ろかにょ?」
「そうだぴょ」
そう!
まさしくその通り!一見ぴよこは不利になったと見えて、実は背中にゲーマーズ秋葉原店のビルという・宿敵でじこの大切な本拠地を置いていたのだ!
本拠地を背にしている…即ち全く攻撃できないということなのだ!
どんなに強力なでじこの目からビームであれど、ぴよこに傷一つ与えることすらできない状況にでじこは追い込まれていたのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
「ぴょっぴょっぴょっぴょ♪全部わたしの計算通りぴょ〜♪おねえちゃん、見事に罠にかかってくれたぴょ〜♪アナローグ星の勝利は近いぴょ〜♪」
それはそれで、ぜってー嘘だと、思う。けど…(TT;)
歴史を振り返ってみるとわかることだが、戦いの基本は古来より大きく変わってはいないっ!例えばそれは数百年以上も前から兵法の重要性を唱えた偉大人物・中国の孫子であり、また我が国日本の勇将・武田信玄であり…。戦いにおいて常に敵と己。背後に何の客体を置くか。
更に、兵力の運用から指揮官の戦場における統率能力の重要性など…。
王女と言えどもアナローグ星にて軍師の思想的訓練を徹底して学んだぴよこにしてこそいえる、余裕……な、わけないよな。あっはっはっっはっは(^^;)
「…ぴょっぴょっぴょ。おねえちゃん、諦めて降伏するぴょ♪わたしは寛大ぴょ。他の者に危害は加えないぴょ。司令官だけ市中引き回しの上打ち首獄門でぎろちんでくびちょんぱぴょ〜♪」
これまたでじこに対し、ちょっと矛盾があるけど…負けず劣らず過激に降伏勧告を申し出たぴよこ。だがっ!ここでまたまた戦況に変化が起こっていたのをぴよこは知る由もなかったのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
キュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッ!!!!
「………目から!」
おいおいおいおいでじこぉぉぉぉっ!血迷ったかぁぁぁぁぁぁぁっ!?(TT;)
「ぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!お、おねえちゃん血迷ったかぴょ!?後ろ後ろ後ろ〜〜〜〜〜!ここを撃ったらやばいんじゃないのぴょ〜〜〜〜!?」
ばんばんばんばんっ!
慌てふためきながらも、ゲーマーズビルの壁を強調するぴよこ。
「うるさいにょっ!やかましいにょっ!だまるにょっ!ごせいしゅくになさいませにょっ!店内ではお静かにお願いしますにょっ!鬱陶しいからお前も一緒に吹っ飛ぶにょーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
「ぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
ぴよこの絶叫が、街中に轟いた!
「目から…びーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーむっ!!」
ずずずううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううんっ!!!!!!!!
哀れぴよこ。戦略的な狙いはよかったのだが、でじこには戦いのセオリーなど無意味でありました(^^;)
超高出力高濃度高速度のう゛ぇりぃふっといビーム砲はぴよこめがけて飛んでいき、そのままゲーマーズのビルもろとも……。
更に更に更にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!
「行きなさい!我がラビ・アン・ローズの忠実なる下部!まじんがっぱ!」
「ぴょ、ぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
うさだの忠実なる下部!何人いるか分からないほど大量の…秋葉原の街を埋め尽くすほどのまじんがっぱだぁぁぁぁっ!!!!
「ラビ・アン・ローズ必殺!まじんがっぱ大海嘯よぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」
でじこの目からビームでビルを後方もなくすっ飛ばし、さらに瓦礫すら…いや、ぺんぺん草すら残さぬほどの勢いで大地を突き進む、うさだの必殺・まじんがっぱ大海嘯だっ!!!!
どごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごっ!!!!!
「ああ。ああ。……また、私のお店がお星様になっていきます…。苦節三十年の形が〜……あはははは……ははは……はは〜〜」
店長さんの悲痛な呟きも爆音と共にかき消され…全て跡形もなく、吹っ飛ばしていましたとさ♪
秋葉原の夜空はバーミリオンに染まったという伝説がその日から語り継がれていくのであるーーーーーーーーーー!
そして。
ずるずる、ずるずる…
爆風によって吹き飛ばされ、ぼろぼろになった服を引きずりながら、文字通りすすで先程以上に真っ黒になったぴよこが杖を突きながら力無く歩いていた。
「うう…。お、おねえちゃんホントにホントの真性の外道だぴょ。これじゃ、どっちが悪役かわかんないぴょ〜!うう…」
首領以下も同じようにぼろぼろになっていたのは言うまでもない。今は、全員離ればなれになっていた。
「ああ。お風呂は入りたいぴょ〜。きっとわたし汗とすすでお下品なお顔してるぴょ〜。でも…もうそんなお金もないぴょ…」
がっくりとうなだれながら、あてもなく歩く。
と、そこに。
「…………………ゲ………………マ………………………」
「ぴょ?」
ぴよこはビルの谷間に、僅かに煙をぶすぶすと出している真っ黒な固まりを発見した。
「も、もしかして…謎ゲマかぴょ!?無事だったのかぴょっ!?」
謎ゲマとは、ぴよこのお目付役である。丁度でじこのお目付役・ゲマ君の真っ黒バージョンと思いねえ!
「……………………ち…………。ちがう………………ゲマ………」
ばっ!
「嬉しいぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!生存者一名発見ぴょっ♪」
「…だ、だから……ちがう………ゲマ…」
おいおいおい!ぴよこ、ゲマ君を謎ゲマと完全に勘違いしてるぞ!(TT;)
「ううう。二人だけになっちゃったけど、絶対おねーちゃんに復讐するぴょ!一緒にがんばるぴょー!」
キュウウウウッ♪
嬉しさのあまり、ぴよこはゲマ君を謎ゲマと勘違いして抱きしめた!
しかぁし!
そこにもでじこの邪悪で狡猾で卑怯で外道で実に手の込んだ罠が仕掛けてあったのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!
カチッ!
何かが押された音がする。
「ううっ………離れるゲマ。…お前はまだまだでじこの恐ろしさを知らないゲマ…」
ゴゴゴゴゴゴ……
「ぴょ?な、なんだぴょ?」
「…遅かった……ゲマ(涙)」
実は…なななな、ぬわぁんと!
でじこはこんなこともあろうかと(?)相棒・ゲマ君の体内に、敵だけに反応する爆弾を仕掛けていたのだっ!
ピカッ!
そして、一陣の閃光が轟いた後…。
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!
「ま、またこの展開かぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
ぴよこ、三度お星様になる!
「ううっ。ぐっすん……。ゲマ、もうほんとに故郷に帰りたいゲマ〜。退職金と生活保護で細々と暮らしていきたいゲマ〜。ううっ……(涙)」
更にそのころ、シム○ティのごとく整地されて更地になった(元)秋葉原・ゲーマーズのあった場所では…。
ぴしぴしっぴしぴしっ!
「キリキリ働くにょ!黒パンダの下僕ども〜!」
囚われて捕虜の身になったブラックゲマゲマ団一味の背に容赦無く強制労働の矛先が叩き付けられている…。そこらかしこででじこの圧政によって『痛いゲバ〜(涙)』という痛々しい悲鳴が聞こえてくる。
「黄色と黒は敗北の印〜♪36時間働けますかにょ〜♪ビジネスマ〜ンビジネスマ〜ンジャパニーィズぅビジネスま〜〜〜ん、にょ♪」
ぴしぴしっぴしぴしっ!
……う〜む。書いててナンだが。今時このネタわかる少年少女はいるのだろうか?(TT;)
世代間のギャップを感じるぜぃ。ううむ…(汗)
ぴしぴしっぴしぴしっ!
「ちょっとでじこ。いくら何でも鞭でぴしぴしひっぱたくのは可哀想じゃない?」
「にょんにょんにょ〜ん♪全然構わないにょ〜♪法でちゃぁんと決められているにょ♪」
「法って、アンタ…」
「にょー!デジ・キャラット星に『労働基準法』や『労働基準監督署』や『労働災害認定』の文字は無いんだにょ!一週間は月火水木金金!土曜日や日曜日も盆も暮れも正月も祝日の文字も無いんだにょ!さぁ、尊敬すべし王女様・でじこのためにキリキリは・た・ら・くにょぉぉ〜〜!」
ぴしぴしっぴしぴしっ!
やっぱり『痛いゲバ〜』と、絶望にすすり泣いてるブラックゲマゲマ団雑魚一味。
「捕虜は生かさず殺さず搾り徹底的に搾り取れというのがデジ・キャラット星の軍規だにょ〜♪」
「あんたの星って…(汗)」
ま、それはともかく。
キラーン☆
突如秋葉原の夜空に二つの流れ星が走った…。ぢつはそれ、先程吹っ飛ばされたぴよことゲマ君だったんだけどね(^^;)
「にょ!?流れ星だにょ〜。お願いにょお願いにょ。え〜と…『いつか全宇宙の愚民どもが一人残らずデ・ジ・キャラット帝国女帝:でじこ様の前にひれ伏す日が来ますように〜』にょ♪」
ゲシッ!
「なに言ってンのよアンタはっ!」
「にょー!うさだのくせに生意気にょ!でじこの素敵な野望にケチつけるとは万死に値するにょっ!そこになおれにょっ!無礼者は切り捨てごめんにょ〜〜〜っ!」
「うるさいうるさいうるさいっ!人々を無理矢理服従させるのがどこが素敵な夢なのよっ!」
「黙れ黙れ黙れぇぇぇぇぇにょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」
「そんな危険人物を放っておけるわけじゃないでしょうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
ぎゃーぎゃーといつもの如く言い争ううさだとでじこ。しかし、TPO…『時』と『場所』と『場合』っつうものが、この場合は極端すぎた。
「でじこちゃぁぁぁぁぁんっ!うさださぁぁぁぁぁんっ!ちゃぁぁぁぁぁぁんと復旧作業してくださいよ〜〜〜〜〜。うふふふふ〜〜〜〜〜〜〜!私のお店〜〜〜〜〜!」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!
ぴたっ!
「…ひ、ひいいいいいいっ!!!!!ご、ご、ごめんなさいにょ〜〜〜〜〜っ!(汗)」
「ご、ごめんなさいっ!店長!(汗)」
苦節三十年(…だと思う)の心の支えを失った店長さんは、笑顔ながらも恍惚としていてもぉのすんごいオーラを解き放っていた!
でじこもうさだもその迫力に押され、思わず後じさる…。
「ふふ。思い起こせば30年前…。若かりしころ、秋葉原の裏町で…薄汚れた古い屋台一つで商売をはじめた私は〜…(遠い瞳)」
る〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪
「て、店長さん。何かしみじみと語ってるにょ〜!?そ、それに…どこからともなく渋〜い演歌が聞こえてくるにょ〜!?(汗)」
男の哀愁を感じさせるこぶしの利いた歌声が聞こえるっ!(TT;)
「これでも人気商売ですから…よくパチもん商売とけーさつにご厄介になったものですよ〜。心なき人々の嫌がらせに…(遠い瞳)」
る〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪
「な、何だか店長…スゴイ迫力ね……(汗)」
「こ、こわいにょ〜!…で、でも…こぶしが入ってて思わず感動の涙がちょちょぎれちゃうにょ〜!」
更に店長さんの熱く・感動の語りは続く!
「ふふふふ。また…一からやり直しですね…。ふふ…人生とは、試練の連続なんですね〜。ふふふふ……田舎のお母さんに報告しなくちゃいけませんね〜。『お母さん。…また、苦労をおかけします』と…(遠い瞳)」
る〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪
「にょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!ご、ご、ご、ご、ごめんなさいにょごめんなさいにょごめんなさいにょ〜〜〜〜〜〜〜〜!(涙)」
「ご、ご、ご、ご、ごめんなさい店長〜〜〜〜〜!もう、絶対!お店を破壊しませんから許してくださ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!!!!(涙)」
ふるふる…
「うふ…ふふふ…。い〜え。だ〜れのせいでも無いですから、気にしないでくださ〜い。でじこちゃ〜ん、うさださぁ〜ん…。ふ、ふふふふ……ふふふ………ふふふふ〜。一緒に…一から…がんばりましょぉ。ふ、ふふふふ……ふふふ〜………♪」
き、『気にしないで』といって気にしないヤツがいるはずないぞ。このド迫力の目の逝っちゃったてんちょーさん!(TT;)
「にょ、にょぉぉぉぉぉっ!!!!とっととゲーマーズを再建するにょ!!!!お前ら働け働け働けにょ〜〜〜〜〜!黒い連中〜〜〜〜〜!(汗)」
誤魔化すためにますます鞭の勢いを強めるでじこ。
ぴしぴしぴしぴしっ!
「ゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバゲバ〜!(涙)」
秋葉原の夜空に角材や鉄骨のこすれ合う音と、ブラックゲマゲマ団一味の悲鳴がハーモニーを奏で、響いていった。
ずる…ずる…
「うう………おねえちゃん、絶対絶対ぜぇ〜〜〜〜ったい!ゆるすまじだぴょ……ぐっすん……」
この少女の野望も潰えるどころか、ますます巨大になっていった!
ぶすぶす、ぶすぶす……
「うう………。ゲマ………暖かいお家に帰りたいゲマ〜。………ぐっすん」
あ、ゲマ君もいたんだっけ(^^;)
つづく!(と、思う。 ^−^;)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(後書き)
私「まりにゅく鬼編集ちょー!苦労したけどやっと第壱話書き上がりましたぜ!(^▽^)」
まりにゅく氏「ウム。ご苦労さん。…では、早速休む間もなくさっさと次作へと取りかかってくれたまえ」
私「え…。で、でも…私には他の原稿が……(^^;)」
まりにゅく「ほ〜う。目から…」
私「きょわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!わ、わかりましたわかりましたわかりましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!書きます書きます書きます〜〜〜〜〜〜〜〜!だから目からビームは撃たないで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!(xx)」
↑と、いうような。私とまりにゅくさんとの間で、とっても心温まるシーン(?)が展開されたかどうかは兎も角として。
第壱話。苦労しながらも何とか仕上がりました。予定を一週間近くオーバーしたのは事実なんですが…(^^;)
でじこのSSは初めてということで、キャラクターの口癖や性格・世界観の表現など、まだまだ手探り状態だったのですが。いかがでしたでしょうか?
SSや小説などの文章系創作って、世間一般的には『なかなか日の目の当たらない』という、地味〜な感じがあるかと思います。まぁ、確かに美麗CGや動きのハッキリした漫画・絵などに比べ直接的なヴィジュアル・インパクトが小さいのは否めないのですが。
私は、文章系創作は読者の想像を如何に引き出すかが重要だと思っているので。お読みいただいた方から、もし…『今回のでじこ、めっちゃ極悪人やわ〜(^^;)』とか『タイトルがぷちこの野望!なのにぷちこ全然出てないやんっ!(^▽^)』とか、『すんごいハイテンションなお話っすね〜(^−^)』等々、ほんの少しでもツッコミを入れられるようだったら、私の狙いは的中したかな。なんて思ったりしています(笑)
最近よく『活字離れ』が叫ばれていますが(私も活字はとっても苦手ですにょ ^^;)今後とも『楽しく読める活字♪』を心がけて、書いていきたいと思います。
まりにゅく氏「で、次は何なの?」
うーん。そだねぇ……。今回は第一話ってこともあったし、徹底的にお馬鹿系のノリだったから。次はほのぼの純愛系で攻めてみますか(^^)
まりにゅく氏「ふ〜ん。メインは誰でいくの?」
うさだとミナタク君の純愛話なんてどうかな〜。なんて思ってますけど、まぁ…予定は未定ってことで(^^;)
まりにゅく氏「…ほぉう。『予定は未定』ですか。そういうことを言う人は…」
どごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごっ!!!!
どひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!(xx)
まりにゅく氏「目からビームで抹殺にょ♪(^^)」
ううっ!笑顔で言うな〜〜〜〜〜っ!ぐっすん………(;−;)
PS:私は主にKanonやONE等のSSを書いています。もし興味がございましたら、そちらもよろしくです〜♪(^▽^)