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-「私、委員長じゃないよ」って言ってるのに〜! 後編-










夢を見ているかのような一時が過ぎていく。










「このことは、絶対に誰かに話したりしちゃだめよ?」

「……うん」

 全裸の紗有佳はかがみ込んで女の子と同じ目線になりながら、改めて念を押す。どうして誰にも話してはいけないのか? その理由も全て一から丁寧に説明した。とても大切なことで、疎かにはできないと思ったから。

「あなたが変態さんだって思われたりしたら、みんなからいじめられちゃうかもしれないから。絶対に、ね。誰にも内緒にしてね。仲良しなお友達にも、お母さんにも言っちゃダメ。わかった?」

「……うん」

 女の子がはっきりと頷いたのを見て、紗有佳は一安心。逆に女の子の方から指切りげんまんをしてと促され、快く応じてあげた。誰もこんな非常識な現実を信じる人はいないだろうけれど、むしろそれだからこそ、誰かに漏らしてしまい、妄言癖があると思われたりされたらどうなることか。容易に想像がついてしまう。そんなことが無いよう、一つ一つ教えてあげた。

 そうこうしているうちに、二人の歩みは進む更に。

「ここまでしか送ってあげられないけど」

「ううん。大丈夫。……お姉ちゃん、ありがとう」

 そうして、校門まで女の子を送ってあげた。紗有佳は今も裸のまま。何故だか女の子も紗有佳自身も違和感を抱かず、当たり前のように思えるようになっていた。

「お姉ちゃんは、どうするの?」

「んー。お姉ちゃんはもうちょっとだけ、エッチなお散歩の続きをするよ。風が涼しくて、気持ちがいいからね」

 いけないお散歩の続きを楽しみたい。しっとりと濡れた股間が熱く感じるようなスリルをもう少しだけ。

「そうなんだ」

 普段みんながいて、賑やかな学校。そんなところでぽつんと一人、裸のお姉ちゃんこと紗有佳。今更ながら、とても不思議だと女の子は思った。そして、紗有佳が綺麗だなとも。白い肌にむっちりとした胸と下半身。女の子にとってはそれがとても大人びて感じられた。

「お姉ちゃん、さよなら」

「さよなら。バイバイ」

 女の子は何度となく振り返りながら紗有佳に手を振り、去って行った。そうして紗有佳の孤独な散歩が再開される。さあ、はしたなく四つん這いになって、校舎の中を徘徊しよう。冷たい床を舐め、思うがままにオナニーを繰り返していこう。非常階段に登って放尿をしてみよう。紗有佳はそう思った。










こうして、真夜中の不思議な出会いは終わりを告げた。








 それからどれくらいの時間が過ぎた事だろう?

「んぐぅ」

 ヴヴヴヴ、うぃんうぃん、と、ひたすら機械音を奏でながらうごめく異物。紗有佳が持ってきた極太の電動バイブが、子宮に届かんばかりに秘所の奥深くにまで差し込まれている。さらにそれだけじゃなくて、アナルバイブも同様に後ろの穴にねじこまれていて、激しくうごめいている。無論二つとも、紗有佳自身の手によってねじ込まれたもの。

「あふぅ!」

 二つの穴を淫靡な器具で塞いで同時に刺激し、堪らずに紗有佳は喘いだ。

「あ、あひぃっ。これ、き、気持ちいいよぉ……。はあぁぁぁ……。お尻もあそこも、いぃぃぃ。いいのぉ」

 吐息が熱い。ふと、先程まで女の子と一緒にいた教室の前を通りかかっているのに気づく。小さな女の子の前で乱れた姿を晒し、盛大に潮を吹き、滴はそのままの状態で残されている。いずれは乾いてしまうだろうけれど、すさまじい背徳感に鼓動がどくんと高まる。

「あふ、あぅ……。もっと、もっと。い、いくいく。いっちゃう。あ、あ、はぁぁ〜っ!」

 バイブの振動レベルを一段と引き上げる。カチッとスイッチが入った途端、紗有佳は全身をのけ反らせる。歩むたびに体中を電流が駆け抜けていくかのようだ。

「んんっ! すごいぃぃ……。ああ。はぁぁ」

 いつしか紗有佳は四つん這いになって、犬のように歩み始めていた。

「あ、ん……。こんな……私みたいな変態が……知らない学校で……こんな、こと」

 これで敏くんがいたら、と紗有佳は思った。きっと猛烈に、激しく求めてしまうことだろう。それができないのが残念でたまらない。

「ん……。ここも、いいの。おっぱい気持ちいいのぉ」

 乳首を摘まんでこね回し、豊かな膨らみをぐにぐにと揉む。こんなに気持ちいいのなら、ローターも持ってくればよかったと後悔した。

「はう……あぁ。お尻もおま○こも気持ちいいぃぃぃ。しゅごいぃぃぃぃ。敏くんんんん……。お○んちんおしゃぶりさせてよぉ……」

 それが紗有佳の望み。大好きなものにありつけないのが残念で仕方がない。





…………





 そんなことがあったんだよと、紗有佳は敏也に伝える。あまりにもとんでもない内容で、真偽の程は全く定かではないけれど、時折本当そうな内容もあるから困ったもの。今回のお話については、妙にリアリティを感じさせる語り口調。もともと紗有佳はそういうお話が上手なのかもしれない。

「さゆちゃん。これからその学校に行ってみようか。僕と一緒に」

 けれど敏也は、あくまでもそのお話を本当だったと仮定している。

「え?」

「どうして僕も一緒に連れて行ってくれなかったのさ。そんな楽しそうな事をしておきながら」

「だ、だって。たまたま敏くんがいないときだったから。それで仕方なく……」

 あくまでも真偽は定かではないけれど、一応そう言っておく。その方が、物語にリアリティが出るから。

「あーあ。呼んで欲しかったな。……まあいいや。これからすればいいか」

「で、でも。だめだよ。あの時は……勢いであんなことしちゃったけど。さすがに、悪のりしすぎたって思ってるもん。もう、あんなことしちゃダメだって。誰かに見つかったりしたら、とんでもないことになっちゃうし」

「大丈夫だよ。ほら、でかけるよ!」

「あ、あぅ……。で、でもでもでも。あの時はたまたま中に入れたけど、今日もドアのカギが開いているとは限らないよ?」

「いいよ。入れなかったら入れなかったで、お外でいっぱいしてあげるから」

「で、でもぉ……」

「早く行くの! じゃないとさゆちゃんのお○んこに、冷蔵庫に入ってるぶっとい大根をぐりぐり突っ込むよ!」

 敏くんはぴしゃんと言い放った。さすがにそんなぶっといものを突っ込まれたら……。紗有佳はもはや笑い泣きの状態。実際のところ、以前に何度か突っ込まれかけたこともあったりする。あまりにも太すぎたので、途中で断念せざるを得なかったけれども。今度は本当に突っ込みかねない。実際、ナスやニンジンは突っ込まれたことがあったけれど、大根となると話は別なのだった。

「ひ、ひい〜〜〜ん!」

 こうして敏也の無茶な要求に紗有佳が押し切られるという、いつものパターンになってしまうのだった。





…………





「ん……」

 暗闇の中、敏也と紗有佳は抱きしめ合ってキスをしていた。敏也のリクエストに従い、紗有佳は制服姿。……制服姿の、一見清純な彼女を目茶苦茶にするのが楽しいとか、そんな理由で半ば強引に着させられたのだった。

 紗有佳が言うところの学校は確かに存在して、話の中で適当に選んだ感じではなかった。紗有佳が語った事が本当の事だったかどうかは永遠にわからない。けれど、敏也はもうそんなことはどうでもいいやと思った。とにかく今はこの一見生真面目そうな眼鏡委員長(っぽい娘)を滅茶苦茶にしてやりたい。思うのはただそれだけ。

「さゆちゃん」

「う、うん」

 残念なことに、校舎内へと続くドアは全て閉じられて、中に入ることはかなわなかった。けれども、それならそれで他の楽しみを見つければいいんだと二人はとてもポジティブに思考を改めた。そうしてどこかいい場所はないかと思って辿り着いたのが、暗い公園の片隅という人の目につかない場所。さあ、思う存分交わろう。アダルトビデオに負けないくらいの不純異性交遊を続けよう。敏也は気合を入れる。

「お待ちかねだよ。僕のおち○こ、しゃぶってよ。じゅるじゅるじゅぽじゅぽいやらしく音を立てながら、ね」

「う、うん。……やっぱり、するんだね?」

「当然でしょ。早くしてよ。ほら。咥えるの」

「う、うん。んんんっ!」

 その言葉に紗有佳は諦めたのか苦笑い。それから紗有佳は積極的に、口を目一杯開けてしゃぶり始める。愛おしそうに、柔らかな唇で包み込みながら。

「んぐ、んぐ」

「ああもう、お○んこをおしゃぶりしてるさゆちゃんは本当にえろ可愛いなぁ。お口もいいけど、同時にお○んこにも突っ込みたいよ」

「んぅぅ。後で、いっぱい入れてね。でも、敏くん……。一つ、言わせて欲しいんだけど……」

 敏也がまくり上げたチェック柄のスカートの下にはショーツ……ではなくて。

「女の子に、ね。わざとこういうのはかせて恥ずかしがらせるのって、いけないことなんだよ?」

 紗有佳の柔らかい尻の割れ目に食い込むようにはかされている褌が見える。それは敏也の悪ふざけ。

「え、そう? 真面目で清純そうな委員長だか図書委員みたいなのに、実は男のフル勃起したお○んちんをしゃぶるのが大好きなさゆちゃんにぴったりだと思うよ? 何だかお馬鹿っぽい感じだし」

「ひどいこと言ってる。それに私、委員長じゃないよぉ。あっ」

 制服の上からでもわかる大きな膨らみをもぎゅもぎゅと掴まれる紗有佳。背筋が痺れるような感覚に、声が出てしまう。

「その上、鞄いっぱいにえっちなもの入れちゃってさ。変態」

 紗有佳がいつも持ち歩いている鞄の中には、大きな電動バイブやローターに加え、穴のあいた卑猥なデザインの下着や、ローションが満載されていた。無論、敏也に無理矢理入れられたもの。……もしかすると本当に、自分はいつも学校にこんな物を持って行っているのかもしれない。いつの間にかそんな風に錯覚してしまう。

「真面目な顔して、いつもそういうえっちなことばっかり考えてるんだよね。さゆちゃんは」

 敏也はピタピタと肉棒を紗有佳の頬に押し当てる。いやらしい物を学校に持ち込んだことがばれてしまい、追求を受けているかのよう。

「意地悪……。って、敏くん。どうしてさりげなく眼鏡外すのかな?」

「いや、なんとなく」

 毎度の事ながら、答えになっていない。紗有佳は呆れてしまう。

「……」

「よっ。生徒会長!」

 ちょっとだけ、いつもと答えが違う。

「それも違うよ……」

「そうかなー。眼鏡外したら、真面目な生徒会長だよね」

「どーしてそーなるの?」

「まあまあ、いいじゃない。それじゃ、入れていくよー」

 あれ、お口でし続けるはずじゃなかったの? なんて疑問を抱く暇も与えられない。敏也は猫のように気紛れだった。






 ずぶり、とねじ込まれる感触に紗有佳は喘いだ。

「あ! あ! ああーーーー! い、いきなり……そっち!? んあああああああっ!」

 敏也ものが、紗有佳のアヌスへとずぶずぶ入り込んでいった。迷うことなく一気に、後ろの方を狙った。

「ああああっ! もうっ! さゆちゃんったら、お○んこもお尻も柔らかくて暖かいんだから。ついついばこばこ突きまくっちゃうよ」

「あ! あ! か、加減して……。ああぁっ! こ、壊れちゃう! ああああああっ!」

「加減? できるわけないじゃん。ほらほら、もっとえっちな声出してよ、マゾ牛さゆちゃん! ぐじゅぐじゅの淫乱お尻でもっともっと僕のちん○んを締め付けて! もっと感じさせてよ、僕専用のオナホさゆちゃん」

「あっあっあっあっあっ! お、お尻が! お尻があああああぁぁぁっ!」

 挑発的な、ひどい言われ方をされても紗有佳は否定できない。それらは全て事実なのだから。

「いいよ、いいよ! っと。そーいえばさ」

「あっあっあっ! こ、こんな時に! 何っ?」

「いつだっけ」

 と、敏君は言った。紗有佳のお尻に下腹部を叩き付けながら、のんきに世間話。

「んぅっ! な、何が?」

 聞いてみると、呆れた答え。

「僕達、初めてしたのって」

「お、覚えてないの?」

「忘れちゃった」

「もう……。女の子にとっては忘れられない経験なんだよ? あっはっ! うううっ! ぬ、抜いて。離すから抜いてよぉぉ〜〜〜っ!」

 こんな状況ですることでもないのかもしれないけれど、そうして紗有佳は説明し始める。あれは確か何年も前の事。こんな、ただれきった関係になった当初の事。










誰もいない、静かな森の中でのこと。










 紗有佳と敏也。小さな二人の姿。決して迷子になったわけで無く、秘密のお話中。

『ねえねえ、さゆちゃん』

『なあに?』

『せっくす、してみようよ』

『……え?』

 紗有佳は敏也が一瞬何を言っているのかよくわからなかった。話している言葉もよくわからない。けれど、よく聞いてみると……。

『僕ね。見たんだ。お父さんとお母さんがエッチなことしているの』

『どんな、こと?』

 無垢な紗有佳は首をかしげながら問い返す。少し怯えたように体を縮こまらせている。

 紗有佳の問いに、敏也はここじゃ言えないと答えた。そして紗有佳の手を取ってどこか人気のないところへと連れ込んでいった。何かいけないことをしたくてしたくて堪らないという面持ちで、焦ったように早足。これからどうされるんだろう? 体に何をされるんだろう? 不安な気持ちと、いけない事をするんだという、火遊びにも似た好奇心に胸を躍らせる気持ち。紗有佳の中で二つの気持ちが混ざり合い、敏也に合わせるように、足早に森の奥へと歩んで行く。

『と、敏君〜』

 随分と森の奥まで来たようだ。ここなら、誰にも見つかることはないだろう。

『僕が見たのは……とっても、恥ずかしいこと』

『え?』

 紗有佳は唐突に、信じられないような要求を突きつけられる。

『さゆちゃん。実際にしてあげるから、スカートの中、見せて』

『う、うん……』

 勢いに飲まれて、嫌とは言えなかった。紗有佳は敏也に言われるがままに、ピンク色をした柔らかい布地のスカートをたくしあげる。すると、白い綿の子供用下着が露になる。恥じらいに、紗有佳は顔中を赤らめる。

『僕が見たのは……セックスっていうやつ。僕のおち○ちんを、さゆちゃんのここに入れちゃうんだよ』

『そ……そう、なんだ』

『ねえ、さゆちゃんの中におち○ちん入れてもいい? 僕、セックスしてみたい。さゆちゃんの中に入れてみたい。いいよね?』

 顔の間近で迫るように言われて、やはり嫌だとは言えなかった。

『う、うん……』

 肯定の言葉を聞いた瞬間、敏也の手が伸び、紗有佳の下腹部に触れる。

『ま、待って。敏君』

『嫌なの?』

『嫌じゃ、ないよ。けど……でも』

『でも?』

『これって、きっと。ものすごくいけないこと、だよ? 悪いこと、だと思うの。……パパとママに、すごく怒られちゃう』

 恥じらいと共に、悪いことをしようとしているのだと紗有佳は言った。

『そんなの、さゆちゃんが誰にも言わなければいいんだよ。僕はさゆちゃんの中に入れたい。誰にも言わないから、だから、するよっ!』

『あ……。はぅぅ……。ん、ん、んんぅぅっ!』

 好奇心に満ちた少年の言葉は大胆だった。紗有佳はいきなり抱きしめられて、キスをされた。呆然としてしまう紗有佳。

『さゆちゃん。パンツ脱がしちゃうよ。片足上げて』

『う……。ん』

 敏也はぐい、と下着を掴んで降ろそうとしようとして。

『あ……。だ、め』

 紗有佳のささやかな抵抗。敏也の手を掴もうとするけれど。

『だめじゃないよ! 邪魔しないで!』

 敏也は半ば強引に、足元まで降ろしてしまった。紗有佳は恥じらいの余り、べそをかいていた。

『ううぅ……。み、見ちゃ嫌あ』

『もっと見せてよ! 手をどけて。見えないでしょ!

『あぅ……』

 しゃくりあげる紗有佳。

『わぁ、つるつるだぁ』

『ふぇぇぇ……、やだぁ。そんなの、見ないでえぇぇ』

 屈み込んだ敏也の目前には、毛一つ生えていない秘所に一本線のような割れ目。つるつるした肌が光に照らされ、とてもなまめかしく見える。

『本当に、お○んちんがついてないんだ〜。女の子って不思議』

『う、う、うぅ〜。やめてぇ……』

 きつく目を閉じて耐えている紗有佳にかまわず、敏也は指を這わせ、侵入させる。中は僅かに湿っている。けれど、指で触るだけじゃない。いつの間にか信じられないくらいに太くそそり立ったものを紗有佳は目撃する。

『すぐに入れちゃうからね。じっとしていて』

『あ……。な、何か入ってく。やぁぁぁ』

 もじもじしながらただひたすらスカートの裾を握り締めている紗有佳。

『へえ。大っきく開くんだ。柔らかいなあ』

『だ、めえぇ』

 指で割れ目を左右に大きく開かされる。

『も、も、もう……い、いやあぁぁ〜〜〜!』

 散々恥ずかしいところをいじくられ、紗有佳は泣きじゃくりながらしゃがみ込んでしまった。

『さゆちゃん』

『う、うぅ。敏君、もう許して……』

『だめだよさゆちゃん。ほら……触って』

『……あ』

 敏也はいつの間にかズボンの中から取り出した自分のものを紗有佳に触らせる。大きくてびくんと震えるものに触れ、紗有佳は息を飲む。

『さゆちゃんのおま○こ触ってたら、大きくなっちゃった』

『あ、ぅ……』

『ほら、立って。立つの!』

『はうぅ……』

 敏也はしゃがみこんだ紗有佳を無理やり立たせ、太い木にしがみつけさせてから。

『じゃ、ほぐれたみたいだし。僕のちん○んを、さゆちゃんの中に入れるよ?』

『あ、あ、あうっ。こ、怖いよおぉぉ! だめっ! やめてっ! あ、あ、あっ!』

『やだ。やめない。そらっ! 入れっ!』

『あ、あぐっ!』

 小さな敏也には、紗有佳の心を思いやる余裕などはなかった。ずぷりとした感触が一瞬あり、一気に奥まで侵入。紗有佳はこうして、処女を喪失していった。あまりにも早すぎる喪失。

 ――それからも、小さな二人はいけない遊びをし続けた。

『さゆちゃんのお尻、真ん丸だね』

『いやっ! 恥ずかしい!』

『お尻の穴が丸見えだよ』

『う、ぐす……。そんなの、見ちゃだめ……うぅ……。意地悪……。やめて……。だめ……。うぅぅ。触っちゃやぁぁ……』

 敏也は調子に乗って腰を降り続けた。

『セックスって気持ちいいなぁ。さゆちゃん、ほら。ずこばこして気持ちいいでしょ? ほらほら』

『あぅ! はぅ! あぐぅ! も、もう……だめだよぉぉ。あ、あう、あ、……あうぅっ! はぉ……ぅっ』

『ねえ。体の中にちん○ん入れられるのって、どんな気持ち?』

『い、いけないこと……だよぉ。う、うぅ……と、敏君のものになっちゃった。か、体に……入れられちゃって。ああぅ』

『もう僕のもの、だよ。さゆちゃんと一つに繋がっちゃったんだから。僕のお○んちん、入れちゃったんだから』

『う、う、うぅ〜』

『ああ、気持ちいいよ。ぱんぱん音がするよ〜。女の子って気持ちいいなぁ』

『うっうえぇ……。わ、私の体……おもちゃにしないでえぇ……あぅ、あぅ。か、体がぁ。体が熱いいぃぃ。ずこずこしないでぇぇぇ』

 涙をぽろぽろこぼしながら紗有佳は喘いだ。それでも尚、敏也のものが体の中を出入りしていく。紗有佳はいつしか、体をよじらせ、腰を前後に動かしていた。調教されていると実感する間もなく、紗有佳の体は敏也の手によって開発させられていった。










あまりにも過激な、決して誰にも言えない思い出。










「敏君、やっぱり意地悪だったよ」

「あれ、そうだった?」

「小さかったのに、無理やりあんなことしちゃって……。もう。変態。犯罪者」

「そういうけど、さゆちゃんだって大体いつものりのりだったじゃない」

「のりのりじゃないもん。敏君が何でもしてくるから……。いたいけな女の子に……。変態だよ……」

「ふーん。お外でこんなことしといてよくそんなことが言えるよね」

「それは……。その……。敏君が、いっぱい調教するから……」

「調教なんかしてないよ? どすけべなさゆちゃんが勝手にえっちなことしてるだけでしょ」

「……意地悪〜」

「それはそうと、もっと楽しもうよ。ほらほら。ケツの穴突かれるのが好きなんでしょ。ほら」

 交わりが加速する。今も昔も、まるで変わらない。

「あっあっあ〜〜〜っ! だ、だめだって、言ってるのに〜〜〜っ!」

 今日もまた、そんな感じに二人の営みは続いていくのだった。

「さゆちゃんはさ。お尻もお○んこも、パンパン突けば突くほど可愛く鳴いてくれるよね」

「あ、あんっ! はぁんっ! んああっ! だって……」

「さゆちゃんは、制服着たままするのも大好きだよね」

「そ、んなこと……。あっあっあっ!」

「大好きなくせに。ほらほら、いい声出しちゃって。それにしてもさ。スカートって、すぐセックスできるから便利でいいよね」

「ああんっ! そんなっ! 強く……っ!」

「相変わらず締まりがいいんだから。……そだ。顔に出しちゃおっかな」

「だ、だめだめだめっ!」

「もう、制服なんか着てても裸と同じだよね」

 違う、と思いたかった。けれど違わなかった。敏也の言う通り。服なんて何の意味も成していない。そう考えると、普通に街中を歩いているのでさえ恥ずかしく思えてしまう。

「は、恥ずかしい! 恥ずかしいよおぉっ!」

「いっぱい出してあげるからね。どぴゅどぴゅどぴゅって。どこに出そうかなー」

「あああんっ! だ、めぇぇぇ! ま、また制服にかけちゃうんだから。絶対そうでしょ! ダメえぇぇぇっ!」

「ご名答。……っく! 出るよ! あっ!」

 その瞬間、敏也は達した。予告通り、紗有佳の顔はおろか制服まで汚してしまった。冗談かと思うような量と勢いで、射精は続いた。






「ああああああーーーーんっ! あぷっ! あぅっ! し、染みになっちゃうよぉ!」

「いいじゃん。また洗えば」

「取れないよ……。って、そういうことじゃなくて。んんっ。あぶっ! んぐっ!」

 まだ、出続けている。紗有佳のメガネがドロドロに汚されていく。

「今度さ。顔にぶっかけたまま、登校してみてよ」

「そんな……」

「とかいいながら、そんなところを想像したでしょ。絶対に」

「う……」

「図星だから言い返せない。でしょ?」

 僅かに頷く紗有佳。顔中に思いっきりぶちまけられ、ぽたぽたと糸を引きながら白濁液が垂れていく中で、行ってきますといってドアを閉め、いつものように登校する。……すごく、ぞくぞくする。紗有佳はそう思った。たまらない。もう、普通の事では我慢ができない。誰かに気付かれるだろうか? 気付かれるに決まっている。けれど、構わない。誰かに見られながら、敏也と交わりたい。そんな風にすら思った。

「ねえ、敏くん」











紗有佳の新たなお願い。それは……。










「こういう風に、して……」






 全裸の紗有佳は敏也の体を椅子に見立て、腰掛けるようにして交わっていた。

「しちゃうしちゃう。よっ……ほっ」

「あっ! はぁっ!」

 紗有佳は言った。べとべとの制服を無造作に脱ぎ捨てていき『敏くん、ファックして。服なんていらないから、脱いじゃうね』と。

「僕の体の上で淫らに腰をくねらせてる真面目な委員長。最高にえろいよね」

「委員長じゃ、ない……よぉ。はっ。んぅっ」

「僕体動かしてないもーん」

「意地……悪。んんっ。敏也くんに、悪い人に調教されちゃったから……だから、こんな……えっちな娘になっちゃったんだもん。されちゃったんだもん」

「僕は小さい頃からさゆちゃんを言葉巧みに騙くらかして性的行為を要求しyr、今に至るまで両親や他人に見つかる事なく調教を続けている。……って、そう思ってる?」

「あっ。そう、だよ。だから……こんな風に、されちゃったんだよ」

「何かそれじゃ僕、犯罪者みたいじゃない」

「そうだよ〜。敏君は悪い人だよ〜。極悪人だよ〜」

「あ、そーいうこと言うんだ。じゃあ、極悪人らしくしちゃうからね」

 そうしてまた、敏也のお仕置きが始まる。ぱちんとお尻を平手打ちされる。

「えっ? えっ? はうっ! そ、そこは……」

 紗有佳は一瞬体を持ち上げられて、秘所から引き抜かれ……。

「はぅっ! だ、めぇぇ……! そっちはだめぇぇぇっ!」

 ずぼっとアヌスの方に再び入っていった。

「お尻の方で気持ち良くなっちゃうくせに。何清純ぶってるのさ、この淫乱委員長さん」

「あああああっ! だ、だ、だってえええ! あああああんっ! お、お尻、気持ちいいよぉぉぉぉっ!」

 禁断の場所を激しく犯されながら、紗有佳は思う。

 あの、校舎で出会った小さな女の子に……こんな姿、見せてあげたいな、と。










それは新たなIFのスタート。










『あっあっあっあっ! あぐっ! ふ、深いよおぉっ!』

『お姉ちゃんは、嫌じゃないの?』

 月明かりが照らす廊下にて。小さな女の子が心配そうに紗有佳と敏也の激しくも濃厚な交わりを見つめながら、そう聞いた。そうしたら、今度は敏也が優しい口調で説明する。

『うん。全然嫌じゃないんだよ。この娘はね、お尻の穴なんかに男のち○ちんを突っ込まれて気持ち良くなっちゃう淫乱娘なんだ』

『いん、らん……? お尻……で? そんなとこに、入れちゃうの?』

 息を呑み、戸惑う女の子をよそに、敏也の動きが早まっていく。見ててご覧と、言っているかのように。

『あっあっあっあっんあっ! ああんっ! はぁんっ!』

『ほら。こうやってね、僕の極太ずる剥けお○んちんを奥まで突っ込んでずこずこってされちゃうと、気持ち良くなっちゃう変態さんなんだよ、紗有佳ちゃんは。声で、嘘じゃないってことがわかるよね? 本当にいやらしいよね』

『……』

 女の子はもう、言葉が出ない。二人の交わる迫力に圧倒されている。

『エッチも色んな体位があるけど。この子はこうやって、よっと……。四つん這いになって犯してもらうのが大好きなんだって。動物みたいだよね。これが人の、男と女の交尾、だよ。今僕が入れてる穴は違うけどね』

『あっあっあっあぅっはぅっあふぅっああああああっ!』

『ぷるぷるのお尻を丸出しにして、大っきなおっぱいを思いっきりぷるんぷるんさせちゃってさ』

 このお兄ちゃんの……敏也の言う通りだと、女の子は思った。紗有佳の丸いお尻は丸出しで、割れ目がくっきりとわかる。交わる度に柔らかな肉がふにゅん、とたゆんでいく。ボリュームたっぷりの胸も、前後に揺さぶられてぷるんぷるんと形を変えていく。まるで体が喜んでいるみたいだ。

『こうやって、ずこずこばこばこする度にね。僕のお○んちんがこの子のお尻……じゃなくてお○んこの中のひだひだで絞り上げられて、すっごく気持ち良くなっていくんだ。二人揃って、ね』

『……気持ち良くなると、どうなるの?』

 かなり迷いながら、女の子が聞いてきた。

『気持ち良くなると……。男は精子が出ちゃうんだよ』

『せーし?』

『そう。白いミルクのようなの。赤ちゃんの素』

『……』

『それがこの子の中で交わっていくんだ』

『はぁっ! あっ! くあああっ! もうだめっ! 気持ちいいよぉっ! お尻でいっちゃうううううっ!』

『紗有佳ちゃん、またイッちゃうってさ。いいアヘ顔だよね。本当に、やらしいマゾ牛なんだから』

 暗い廊下の中に、熱い吐息と二人が交わる音、そして淫らによがりつづける紗有佳の喘ぎ声が響き渡る。汗や涙、涎や鼻汁までもが辺り一面に飛び散っていく。

『マゾ……牛……』

 ごくりと唾を飲み込む女の子。

『じゃあ、僕もいくよ。いくよ、いくよ……いくよっ!』

『はぅっ……んっ! あ、あぁぁ……ぁぁ……。お尻に……お尻にせーしが入ってくるぅ。くふっ……』

 静寂の時。どくん、どくん、と精液が注ぎ込まれていく音が聞こえてくるかのよう。

 意識が飛びかけながらも紗有佳は思う。そうだ、この子は……小さい頃の自分なんだ、と。どこか面影があって、雰囲気も覚えている。もしかしたら、自分達が子供の頃に大きくなった自分達に会っているかもしれない。

『はー。気持ちいい。……ほら。君達も、同じようにやってごらんよ』

 敏也が促す。

『んん……』

 女の子が、いつの間にか現れた小さな男の子の股間に顔を埋めて……おしゃぶりを始めた。

『歯を当てないように、丁寧になめなめするんだよ?』

『上手だよ〜。頑張って〜』

 間違いない。自分達同じだ、と紗有佳は思う。小さいころから快感を仕込まれて、それで今に至った自分達だ。紗有佳は尻穴からドロドロの精液をこぼしながら、小さな二人に向かって声をかける。

『お口にお○んぽミルクどぴゅどぴゅ出せるかな? そしたら今度はお待ちかねのファックだからね』

『ごくごくって、残さず全部飲むんだよ〜』

『ん、んぐ……』

 女の子は少し苦しそうにしてる。未知の行為に戸惑い、恥じらいに身を震わせながらも続けている。

『ゆっくりでいいからね。苦しくなったらお口を離して』

『う……。ん……。うん』

 紗有佳は女の子を優しく扱う。小さな二人は他でもない、紗有佳と敏也自身。男の子はやがて射精して、女の子の口内を精液で満たしていった。そのことが嬉しくてたまらない。

『あ、あ……。き、気持ちがいい……よぉ。か、体が……変……。熱いの……』

 困惑する女の子に、紗有佳は笑顔で説明する。

『大丈夫だよ。怖くないからね』

『そ、そう……なの?』

『うんっ。大好きな人にね、いっぱいセックスしてもらうと……。女の子は体が熱くなって気持ちよくなっちゃうものなんだよ〜。だから遠慮無く、いっぱいいきまくっちゃおうね』

『あ、あっ! おっぱい、だめ……』

 紗有佳に小さな乳首を摘ままれて、女の子は切なげな表情。

『ね。今度はお兄ちゃんのお○んぽ、なめなめしてみよっか』

『んぁっ!』

 男の子と交替で、敏也が女の子の口に一物を押し当てる。当然の如く、大きさは比較にならない。巨大な肉棒を必死に咥えこもうと、女の子は必死に口を開ける。

『噛まないように頑張って。……ね、僕。この子の初めて、もらってあげて』

『はじ……めて?』

 何のことかわからない。そんな表情の男の子に、紗有佳はやっぱり優しく説明する。

『うん。女の子の初めて。……男の子の、ビンビンに勃起したお○んぽで、女の子のあそこ。ピンク色の、ぐしょぬれの処女お○んこにずっぷりとぶち込んじゃうこと、だよ』

 生々しい説明に、男の子は困惑している。

『女の子の初めてはね、特別なことなの。大好きな人にもらって欲しいなって思うくらい。……ね。早く、この娘にぶちこんであげて。優しくずこばこファックしてあげて。いっぱいいかせてあげてぇ』

『あ……』

『や、あ……』

 小さいながらも尖った一物が、女の子のやはり小さな割れ目に宛てがわれていく。

『痛くないから。大丈夫だから。力抜いて』

『あ、ああぁぁぁぁ……は、入って……くる……』

『な、何だかすごい……』

 確実に二人の距離は縮んでいき、やがて完全に重なり合う。女の子が叫ぶ。半開きの目で。

『お、お○んちんが……熱いよぉぉっ』

『気持ちいいでしょ? 意識、真っ白になって飛んじゃいそうでしょ?』

『う、んっ。体……とろけちゃいそう』

『少しずつでいいから、前後に動いてね。ずこずこって、してあげて』

 小さな体が交わり合う。

『気持ちよくなってきたら、その思いを言葉にするんだよ。あん、とか。いっちゃう、とか、お○んこ気持ちいい、とか。そうしてくれると、男の方は嬉しいんだから』

『う、うん。あ……あああぁぁ……』

『ねえさゆちゃん。見てよ。この子、もうアヘ顔になってるよ』

『あ、本当だ〜。良かったね』

『淫乱なマゾ牛の才能があったんだね』

『うんっ。私とお揃いだね〜』

『あ、あ、あ、あ、あ!』

『あああっ! す、すごい。女の子の中、ぬめぬめして……気持ちいいよぉっ!』

 無我夢中で交わり合う二人を見ていて、紗有佳と敏也もまた、したくなってきて……。

『ねえさゆちゃん。僕たちも、しようか』

『うんっ。ずこばこって、激しくして』

 こうして二人もまた、交わり始める。四つん這いの女の子と、背後から挿入している少年。紗有佳と敏也。二組のカップルが隣り合いながら、揺れている。

『あ、あんっ。あん、はぁん、あぁんっ。き、気持ちいいよおぉぉ』

『う、ああぁぁ……。お姉ちゃんも……なんだ』

『うんっ。もう、堪らないよぉ。こうやって、お尻をはしたなく、くいくいってしちゃって、それでお○んちん突き立ててもらうのって、最高にエッチで気持ちいいよね』

『う、ん……。恥ずかしいのに、気持ちいい……』

 女の子はもう、完全に調教されてしまったようだった。紗有佳や敏也の影響で……。

『じゃあ、言うんだよ? お○んこ気持ちいいって。お○んちん大好き、って』

『うん……。お○んこがぐじゅぐじゅになって、熱くて気持ちいいの。男の人のお○んちんも、苦くて好き……』

『セックスって気持ちいいでしょ? 大好きになっちゃった?』

『大好き……。せっくす、好き……』

 紗有佳と女の子は、込み上げて来る熱いものを感じていた。敏也と少年が同時に射精した証拠。

『んあああっ! いっちゃうううううっ!』

『ああっ! ああああっ! んああっ! あ、あ……』

 四人揃って絶頂。妄想はどこまでも過激だった。





ああ、たまらない。紗有佳は誰にも説明できないような幸福感に包まれていった。





そういえばと、二人揃って思い出す。





「夏休みの宿題で、ふざけて書いたよね」

 敏也が言う。紗有佳も思い当たる節があるのか、頷いた。

「ああ。えっちな絵日記のことだね」

「そ。確か……。今日は、さゆちゃんと一緒に寝ちゃいました。スカートをめくって、ピンクのパンツをするすると脱がせてあげました。男の子と違って女の子の股間には、おち○ちんがついてなくて、つるつるのすべすべでした。女の子のお○んこはとっても綺麗で可愛いです。とか、そんなの」

「そう、だったよね」

「割れ目があったので、試しに指を突っ込んでみました。そうしたら、指がずぶずぶと埋まっていきました。さゆちゃんは目を閉じて、何だかぷるぷる震えています。きっと気持ち良くて堪らないんでしょう。僕の幼馴染みは、変態なマゾ牛だと思います、って」

「……」

「僕が暫く指でさゆちゃんのお○んこをぐちゅぐちゅかき混ぜてあげてたら、さゆちゃんはいいました。もう指だけじゃ嫌。お○んちんをください、って。真面目なさゆちゃんはこうして、立派な変態になっていました」

 全てが事実。

「敏くんのせい、だからね」

「そうやって、自分がエッチなのを僕のせいにしているさゆちゃんのお○んこの中に、お○んちんをぶち込んでずにゅずにゅと動いてあげたら、さゆちゃんは簡単にイっちゃって、言いました。私がエッチなのは、元からです。生まれつきの、どうしようもない淫乱女なんです。って、自分でね」

「……うん」

「で、僕が文章を書いたらさゆちゃんが、僕達がエッチしている絵を描いてくれたんだよね」

「そう……だったよね」

 それは、誰にも見せられない秘密の日記。

「日記自体も、さゆちゃんのマン汁と、僕のザーメンで、べとべとにさせちゃったんだよね」

「うん……」

 それからそれから……。色んな思い出が蘇っていく。どれもこれも、忘れがたき思い出。小さな二人しか知らない、秘密の時。これからも、ずっと同じように……続いていく時。

「もっと、して」

「うん。しよ」

 二人はキスをして、また交わり始めた。激しく熱く。

「あっ! あっあっあんっ! はぁんっ! ああんっ! お○んちん気持ちいいよおぉぉぉっ! いっちゃうよおぉぉぉっ! んあああああああっ!」

 アヘ顔になり、愛液を垂らしながら紗有佳はイきまくった。










夜が更けるにつれ、営みは激しくなっていく。











「ずっとくっついていたよ。さゆちゃんと」

「あっあっあっあっあっ!」

 言うまでもなく、くっついたままの二人。紗有佳は素っ裸……ではなくて、今度は白い体操着と紺色のブルマをはいていた。それも、尻の割れ目に沿って布地が切り取られたもの。ショーツもまた、ずらされていた。紗有佳の精液まみれの制服は全て、公園の男子トイレの個室内に置いてきたのだった。あえて見せびらかすように、目立つところに。

「本当にもう、お○んこの中柔らかくて暖かくて気持ちいいんだから。何度でもぶちこみたくなっちゃう」

「だ、めぇぇっ!」

「裸じゃないから恥ずかしくないでしょ? 夜にさ。運動好きな女の子が、体操着とブルマ着てちょっと外を走りたくなった。って感じかな」

「なにそれ。よくわかんな……。あっ!」

 どぷり、どぷり、と中出し。

「走ってる最中に見知らぬ男の人に捕まってぱこぱこされちゃって、中に出されちゃった。とかどう?」

「どうって。……あ」

 中に出したばかりの一物が、口元に押し当てられる。もっとしゃぶってとのこと。

「んっんっ」

「ケツ丸出し。お○んこからザーメンどぷどぷこぼして恥ずかしいよね?」

「んんんぅ」

「ああでも、もう感覚が麻痺しちゃったか。さゆちゃん変態だし」

「んんっ。変態じゃないもん! それに、恥ずかしいものは何度しても恥ずかしいよぉ」

「嘘でしょ。こんなんじゃ恥ずかしくない。全然感じないって、そう思ってる」

「思ってないいぃぃ〜〜〜! 敏くんの意地悪〜〜〜! あああああああんっ!」

 次は何をしてくれるんだろう。次はまだ? そんな声が、心の中から聞こえてくる。メリメリと、体操着の上着が破られていくのが聞こえる。穴の開いたブルマをはいているから、全然恥ずかしくないよねと、紗有佳はそう思って背筋を震わせた。自分は変態だ。まったくはしたない雌犬だと思う。これだけ背筋を震わせ、腰を揺らしているのがその証拠。










家の前。











「ねえさゆちゃん。自分ちの前でずこばこファックするのはどう?」

「あっあっあっあっあっ!」

 散々好き放題してきて、やっと戻ってきた家の前。仕上げとばかりに全裸で犯され続ける紗有佳。いけない遊戯の最終局面。紗有佳の残った最後の理性が、どうにか小声にとどめている。

「お○んこにち○ぽこ突き立てられて、気持ち良くて仕方ないよね」

「んひいいっ! あああああっ! お○んちん気持ちいいぃっ!」

「あー。もう何も聞こえてないか。本当に、だらしがない淫乱なメス豚なんだから。んー。さゆちゃんはおっぱいがでかいから、メス牛かな? それとも、メス犬?」

 紗有佳はもはや媚薬漬け。そして三つも膣内に入れられて、うごめきつづけるローター。

「まあ、どれも似たようなもんだね。もっともっと、感じさせてあげる」

 敏也の手により、ひたすら振り回される彼女。真面目そうな少女を長い時間かけて調教してきた。その事実が敏也の背筋を震わせる。むちむちの尻をむんずと掴んでこね回す。爪の跡が残るくらい強く。

「おっぱいもだけど、丸くていいケツしてるし。本当に、エロい娘だよね。いくらでもしたくなっちゃう」

「あんっあんっ! あぁんっ! はぁんっ! 敏くんもっと! もっとぉ! 奥まで突いてえええっ! お◯んぽ汁流し込んでえぇぇ!」

 ぱちんぱちんと音を立てながら、紗有佳の尻がたゆむ。……まだまだ、もっともっと。熱い交わりを続けて行こう。敏也はそう思った。この彼女は今まさに、発情期真っ最中。完全に敏也のペットと化し、どんな行為でも受け入れてくれる。真面目な、委員長のようなイメージの彼女は今もまた精液を全身に浴びている。中も外も。

「最高の生オナホだよ、さゆちゃん。たっぷり出してあげるからねっ!」

「あんっ! あっあっあっ! あひっあひっ! あひいいいいいいいっ!」

 お望み通りにどぷりとまた射精する敏也。紗有佳はまた、最高の瞬間を迎える。楽しかった夜の散歩は終わり、夜は更けていく。残念だけど、今日のところはこれで終わり。けれど、またして貰える。その時が待ち遠しくて堪らないのだった。




















おしまい













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