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【2009/06/28 OriginalNovels一般『Vol.5 -勇気、みんなに!- その後のその後』】


新奈「みな美ちゃん可愛いです(^^)」

うむ。死神には鎌だよな。だったら……司書には本だな?(--)

新奈「そうですね(^^)」

よって。今日より君は辞典を使い相手をどつき倒し、敵を撃破するのだ。あんだすたん?(--)

新奈「本は大事に扱いましょうよ(--;;;)」

何を云うかね。本は武器なんだぜ? ペンは剣より強しと云うが、本はペンや剣より強くてなおかつ場合によっては銃にすら勝るのだよ。今時振り回して敵を倒すには当たり前だ(--)

新奈「どこのRPGですか一体(--;;;)」

ま、それはともかく。例のごとくあまあまな展開なわけだが(--)

新奈「幸せいっぱいですね(^^)」

そして、キスの際口移しで相手を昇天させような展開とか。とにかくなんか超展開などんでん返しとかはないのか?(--)

新奈「絶対ないです。全くありません。誰がどう考えてもありえません。みな美ちゃん、本当に純粋な娘ですよ?(--;;;)」

スカルちゃんとかいう骸骨が好きなのに?(--)

新奈「趣味は人それぞれですよ(^^)」

そう云うのならば明かそう。俺の密かな趣味。それは……新奈たんをこっそり背後から付け狙い、盗撮することでな。今日は白、昨日は縞パン。その前は紐パンと……。なかなかにヴァリエーションが豊富なのだね君のぱんちらは(--)

新奈「ああっ!? 何撮ってるんですかぁっ!? Σ(--;;;;;;)」

趣味は人それぞれと君は云っただろう?(--)

新奈「……。私、そろそろ泣いてもいいですか?(--;;;)」

は? 泣く? 何で? まじわけわかんね(--)

新奈「何でって……。私も普通の女の子なんですけど? えっちなことされたら嫌ですし恥ずかしいですし泣いたりもするんですよ?(--;;;)」

泣かぬなら、泣かせてみよう、新奈たん。じゃああれか。君も死神みな美ちんのよーに、突然キスされたりしたら感激のあまり泣くのかそうかそうかそうなのか(--)

じりじりと近づいてくる館長。

新奈「相手によりますっ! ……それ以上近づいたら本当に泣いちゃいますよ?(--;;;)」

ふふん。おもしろい。そうでなくてはなっ……! いざっ! チャーーーーージ(=突撃)!( ̄□ ̄#)

がばっ!

新奈「い……いやあああああっ! あ、ああ……も、もうっ! えいっ!!!!(--;;;;;;)」

ばきっ!

ぐふぉっ! や、やるね……なかなか。ぐふっ!(--;;;;;;)

抱き着いてきた館長の脳天をとっさに分厚い辞典でどついて防衛するのだった。

新奈「あ、ああもう。はぁ〜。みな美ちゃんいいなぁ。花鈴ちゃんもいいなぁ。みんな優しい彼氏さんがいていいなぁ……。私はどうしてこう、館長にいじられる日々を送っているんでしょう……(--;;;;;;)」

心底羨ましそうにため息をつく新奈だった。果たして、新奈がいつか優しい彼氏さんに出会える日は来るのだろうか?




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