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【2009/07/05 OriginalNovels18禁『Vol.2 -ナナサク- AfterStory』】


新奈「さくらちゃん。すごい食べっぷりですね(^^;;;)」

ありゃどう見ても食い過ぎだな。罵声と罵倒。罵り合いに手加減なしのどつき合いといえば彼らだね。もはや定番と化してきた。ま、本人達もきっとやってて楽しいんだろう(--)

新奈「下着くらい買いましょうよ。いくらなんでも(^^;;;)」

同感だね。でも、全てを投げ打って物欲と食欲に投資する潔さは買おう。でも、人は誰しもそういう一点集中砲火な無茶ぶりをすることはあるよね。例えるならばそれはアル中による酒であったり、オンラインゲーにおける廃人であったり、マルチ商売にはまる人であったり、アヤシイカルト宗教にはまる人であったりと(--)

新奈「それと。どうしてセーラー服なんでしょうか? さくらちゃんはどこでそういうものを入手したんでしょう(^^;;;)」

それはきっとあれだ。そこにセーラー服があったから……。ということだろうきっと。誰しも魅力的な服があれば着てみたくなるのが人というサガなのさ(--)

新奈「それはまあ、そうなのかもしれませんけど(^^;;;)」

そういう訳なので今度、胸のところだけ何故か布地がなくて開いてるえろ服とかえろ水着とか、股間だけが布地が無くて丸見えなスカートとか君のクロゼットの中に入れておくからね(--)

新奈「絶対に着ませんから(--;;;)」

そうか。残念だ。では、君が所有している全ての服をそのように改造してみようかのう(--)

新奈「絶対やめてください!(--;;;)」

つれないのう。どうして嫌なのかね?(--)

新奈「館長は……そういった服をご自分で着て。着た上で、外に出られます?(--;;;;)」

そんな羞恥プレイできるわけがなかろうが!( ̄□ ̄;;;;)

新奈「私も同じ答えです。ご自分で嫌なことを人に押しつけるのはやめましょうよ(--;;;;)」

わかった。今度こっそりやっておく(--)

新奈「こっそりでもダメです! ……それはそうと館長。あの、お話はまったく変わるんですが。給与明細について質問があるんですが……(・・)」

何かね新奈君(--)

新奈「Z$って書いてあるんですが。これって何ですか?(・・)」

そりゃあ君。決まっているじゃないかね。君の給料は¥(円)ではなく$(ドル)で支払われているのだよ(--)

新奈「はぁ。円にして欲しいんですが……(--;;;;;;)」

しかも$は$でもナウなヤングに馬鹿うけなジンバブエ$という最高にイかした通貨なのさ(--)

新奈「……。嫌がらせですか?(--;;;)」

はい。嫌がらせです(--)

新奈「はっきり言い切らないでください。どうしてそういう意味の無……いいえ。むしろ、そんな危なすぎる通貨にするのやめてください(--;;;;)」

いやいや、意味が無くはないのさ。それに嫌がらせというのも私のかわいいジョークなのさ。君の給与があんまりにもなけなしなものであることは私も良く知っている。であるならば、せめて数字の上だけでもリッチな感覚を味わって欲しいという私の真心なのさ(--)

新奈「……真心、なんですか?(--;;;)」

絶対嘘だ、と新奈は思った。

ならばそうだな。現金での支給にしてあげよう。札束がいっぱいでとってもゴージャスな気分だよ? 為替レートさえ気にしなければだけど(--)

新奈「ふつーでいいですってば(--;;;)」




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