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【2009/09/06 OriginalNovels『Vol.6 -Copied tears その後-』】
このままだとあの姉さん。そのうち義妹に手ぇ出してしまうんじゃないか?(--;;;)
新奈「大丈夫ですよ。さつきさんもその辺はちゃんとわきまえているみたいですし。雪乃ちゃんのこと、大切に思ってますよ(^^;;;)」
そうかな?(--;;;)
新奈「そうですよ〜(^^;;;)」
本当かねぇ。それにしても、雪乃も何というブラコン妹。危うい方向に走りかねんぞ(--;;;)
新奈「雪乃ちゃん。とってもお兄さん思いですね(^^)」
何が彼女をあのようにした?(--)
新奈「あは(^^)」
そして何という子犬娘(--)
新奈「可愛いですよね(^^)」
ああいうのが子犬系だとすると。では君は……狐だな。この牝狐め(--)
新奈「牝狐って。そりゃ、女の子ですけど。でも、私って狐っぽいですか?(--;;;)」
うむ。とても狐っぽいぞ。あらゆる意味で(--)
新奈「どんなところがです?(--;;;;)」
そうだな。……高い木に生えているブドウを取ろうとして取れなくて。『なによ! あんな酸っぱそうなブドウ欲しいわけないんだからね! 食べたいだなんて全然思っていないから勘違いしないでよっ!』とでも云いそうなくらいに狐しているぞ(--)
新奈「何ですかそのツンデレ(--;;;)」
それにだ。雪乃は活発になりたいからという理由で髪型をぽにてにしているが。そうすると君は……そう。ツンデレに憧れているのだ!(--)
新奈「憧れていません(--;;;;)」
強情な娘だね君は。わかったよ。そこまで云うのならツンデレ化は諦めよう。その変わりにヤンデレ化だ!(--)
新奈「ヤンデレって何ですか?(--;;;)」
相手を愛するあまり逆にブッ殺しそうになってる状態のヒロインのことだ。ダーク化というやつだなうむ。こう、瞳から光が消えて虚ろで黒くなっていて貸すかに笑って口元からくすくすとかうふふとか声が漏れて、んでもって包丁でもハサミでもカッターでもナイフでもドスでもキリでも、あるいはバールのようなものでも鋸でも片手に持って臨戦態勢というような(--)
新奈「そんなことして何になるんですか?(--;;;)」
さぁてな。というわけで、雪乃も兄ちゃんを愛するがあまりに、手に入れられない苛立ちが高じてヤンデレな方向に……(--)
新奈「絶対行きません! っていうか、行かせないでくださいね絶対(--;;;;)」
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