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【2010/03/22 リトバス一般SS『春先の河原にて』】
新奈くん新奈くん。ちょっといいかな?(--)
新奈「何ですか、その布切りばさみは(--;;;)」
いや、なに。今回の話、春先の河原にてうつ伏せひざ枕していただろう? だからそれ用の準備をだね(--)
新奈「何の準備ですかっ! スカートの丈を短くしろと言うんでしょう!? 嫌ですよ。絶対嫌ですからね?(--;;;)」
大丈夫大丈夫。ちょっとばかり膝上三十センチ程度布地を削るだけだから。やっぱりひざ枕はうつ伏せに限るよね。顔を太ももと絶対領域付近にすりすりすりすりしたりして、時折寝ぼけながら舌でじゅるりとな。された方はされた方でひゃああああっとか言いながら耐えると。なかなかにそそるシチュエーションじゃねぇかってんだぐふふ(--)
新奈「貴方は一体何を考えてるんですか! 全然ちょっとじゃないです! 三十センチも削ったらパンツが見えちゃいますよ!(--;;;)」
まあまあ、大丈夫だから信用したまへ(--)
新奈「……それ以上近づいたら関節技使いますからね!(--;;;)」
まあまあそう警戒せんと。大丈夫だって。ちょっとスカートを剥ぎ取ってミシンとハサミで加工するだけだから。俺の家庭科の腕を信頼したまえ。中学高校と家庭科で飯を作った記憶ぐれぇしかない家庭科の腕を(--)
新奈「信頼できません! 全然大丈夫じゃありません! ああもう、またこの展開!(--;;;)」
そこぉっ!( ̄□ ̄)
新奈「はっ! Σ(--;;;)」
飛びかかる館長。瞬時に反応し館長の腕を取ろうとする新奈。しかし……。
新奈「くっ!(--;;;)」
ふふふ。そうそう毎回腕ひしぎ十字固めはさせんよ?( ̄ー ̄)
びし、と新奈の腕を押さえ込み、関節技を封じる。研究した成果が試合で発揮された感じだった。そして……。
さぁ、そんな長ったらしいスカートから、今風の、せくすぃなミニスカへと、変化するのだよ……つぉっ!?(--;;;)
新奈「い、や、で、すっ! はああっ!(--;;;)」
腕がだめなら足とばかりに強烈な足払いをかけて館長を転ばせて……。
ぐっ! うおおおおおおっ! 痛い痛い痛いぎぶぎぶぎぶ!(--;;;)
そのまま倒れた館長の上に乗っかって押さえ込み、片腕をひねり上げる関節技が炸裂。ぎりぎり、みしみしと音が聞こえてきそう。
新奈「ギブじゃないです! もうこういうセクハラな展開はたくさんです! いーかげんにしてください!(--;;;)」
あーーーーっあーーーーーっあーーーーーーっ! いででででで! しししし、しかししかししかし、新奈くんきみはけっこーいい尻してんじゃねえかああああ! って、んっぎゃああああああごめんなさいごめんなさいごめんなさいいいいっ!(--;;;)
館長の無駄に根性溢れる執念も炸裂。拘束されていない方の手で新奈のお尻をスカートの上から思う存分なでなでしたところ、新奈の逆鱗に触れたようだった。
新奈「ああもうっ! 館長おおおおおおおっ!(--;;;#)」
春先だろうが真冬だろうが真夏だろうが、一年中同じよーなことをやってる二人だった。
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