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【2010/09/26 花鈴小屋もばいる『第百話』】
いやまったく、百回目はひでぇ目にあったぜ。あのまったり女め、全部台なしにしおって。そう思うだろう新奈くん?(--;;;)
新奈「……(--)」
椅子に腰掛けながら眠っている新奈。静かな寝息をたてていた。
って、おい新奈くん!? ま、まさか……!(--;;;)
俣子「ふふふふ。新奈ちゃん、ね。金髪と青い目がとても素敵。本当に可愛い司書さんね。……でもやっぱり、少し疲れているみたいなのでまったりと眠らせてあげたわ(--)」
何のつもりじゃい貴様! っていうかこんなところまで出張って来てんじゃねーよ! っつーかここの初ゲストがよりにもよって貴様かよ!(--;;;)
俣子「つれないこと言わないで、一緒にまたーりとしましょうよみなるでぃ君。いいえ、ここでは館長さんかしら?(--)」
どっちでもいい。早く新奈君を起こしやがれってんだこん畜生(--;;;)
俣子「ふふ。焦らないの。気分もまったりすれば幸せになれるわよ(--)」
どんな宗教じゃい! っていうか貴様、また時の流れを緩めてんだろコラ! 時計の秒針の進みがえらく遅いぞ!(--;;;)
俣子「ふふふ。またーりしましょ(--)」
じゃかしいわ! ぬう……! ま、また意識が……(--;;;)
俣子「それじゃ、またーりとおやすみなさい、みなるでぃ君(--)」
ちくしょおおおおお! 負けてたまる……か。ぐぅぅ……。むうぅぅぅ……。い、意識が……ぐう(--;;;)
こうして館長はまた眠らされてしまった。
翌朝。
新奈「……館長ごめんなさい。どうして寝ちゃったのか、全然覚えていないんです(--;;;)」
仕事中に眠ってしまっていた事について、凹んだ表情の新奈に平謝りされた館長だったけれど。
ああ、いい。俺も眠っていたみたいだし、気にするな(--;;;)
理由を知っているから、責める気などまるでなかったのだったとさ。
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