戻る
【2010/11/01 けいおん!18禁SS『姉妹遊戯』】
微妙にだ(--)
新奈「は?(・・)」
特別美味くもないがかと言って別段不味くもなく、そこはかとなくわびしいくらいの物足りなさを感じるラーメンをこの前の夜に食ったわけだが。大盛りを食っても全然食った気がせずその夜は空腹に苛まれることになったわけだ(--)
新奈「それは残念でしたね(^^)」
そう。まさしく君の作った無個性料理を食っている気分であった(--)
平然と酷い事を言う館長だった。
新奈「悪かったですね(--;;;)」
どうしてくれる! せっかく久しぶりに娑婆に出られたっつーのに、ンな外れ飯を食ってしまった俺のがっかり感! 誠意をもって謝罪しやがれこん畜生!(--;;;)
新奈「どこのクレーマーですかあなたは。と、言いますか。それと今回のお話と一体どう関係があるんです? 後書き代わりのコーナーのはずなのに、何だか段々全く関係が無くなっていく気がするんですが。折角のPureMix2ndシリーズ最新作なのに(--;;;)」
ふっ。そんなことは無い。ラーメンの件は、もちろんこれから話す内容と大いに関係がある(--)
新奈「どのようにです?(・・;;;)」
つまり、あれだ。今回の美魚編は書いている途中そういった物足りなさが延々延々付きまとい、全然ボリューム感が上がらなかったっつーか、それはあたかもなかなか出力が予定どおり上がっていかないエゥーゴの試験機ゼータ・グスタフのような感じだったのだ(--)
新奈「そーなんですか。……ゼータグスタフって何でしょう? ガンダムですか?(--;;;)」
そんなことはどうでもよい。時に新奈くん。君は読書が趣味と聞いたが?(--)
新奈「はい。趣味と言いますか、まあ……お金もあんまりないので。本ならここは図書館ですし、いっぱいありますから(^^)」
そうか。で、好きなジャンルはハードなBLものって言っていたよね前に。それを聞いて俺もやっぱりか〜って感じがしたんだよ、うん(--)
新奈「そう言うものを否定はしませんが、私にそういう趣味はありません。何がやっぱり、ですか。勝手にさりげなく既成事実にしようとしないでください(--;;;)」
時に新奈くん。君は視力が弱く眼鏡をかけたいと前に言っていたよね。だから俺が改めて君にプレゼントするよ。これで君も読書大好きな文学少女に変身だね。絶対似合うって俺が保証するから大丈夫だよ、うん。……では、とあああああっ!(--)
ばっ!
眼鏡をもって新奈へと飛びかかる館長。
新奈「私は視力は全く悪くないです! あなたはただ単に私に眼鏡をかけさせたいだけでしょう!(--;;;)」
ええい抵抗するな! 抵抗するんじゃねぇ! さっさとこの一回かけたらなかなか外れない呪い付きの眼鏡をかけて今回の話みてーに図書館の片隅でぎしぎしあんあんするんじゃいおるぁ!(--;;;)
新奈「ああもう! いーかげんにしてください! 何を考えているんですかっ!(--;;;)」
このように、今日もこの図書館は平常営業なのだったとさ。
戻る