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【2011/05/05 OriginalLightNovels『番外編 -Colorful party Vol.5 編み物日和・前編-』】
畜生。なんだってんだよ。人がフルボッコされてるときに名も無きモブキャラ風情と呑気に飯なんざ食っていやがって、君という娘は(--#)
新奈「そう言われましても……(--;;;)」
そもそも勝手に出て言ったのは館長の方。
わかった。きっとこれは、こういう不測の事態も時折起こることがあるのだから、日々君のまずい飯を我慢して食わなければいけないということなのだな。やれやれ気が重いが、これ期に教訓にしてくれようか(--#)
八つ当たりをして憂さ晴らし。とても最悪。
新奈「まずいなら食べないでくださいよ。もう……(--;;;)」
ときに新奈くん。質問なのだが、まずい飯をなるべく我慢せず苦痛を感じないように食えるようにするにはどう言ったことを工夫すればいいと思う?(--)
絶対にわかっていてそういう事を聞いているのだろう。
新奈「知りませんよ(--;;;)」
いや、決して君が作る飯がまずいと言っている訳ではなくてだな(--)
とても嘘くさい。というよりも発言の矛盾に突っ込まれる。
新奈「言っていますよ。言ったそばから忘れないでください。『君のまずい飯を我慢して食わなければいけないということなのだな』と、はっきりと(--;;;)」
……ハコダテ一番のラーメンよりゃマシなくらいのまずさなわけで。決して大いにまずいと主張している訳ではないことを理解して欲しいところなのだが(--)
新奈「……もういいです。まずくてすみませんね。ちょっと、泣いてもいいですか?(--;;;)」
新奈の言葉は本気なのか脅しなのか、それは誰にもわからない。
いやまて。それだめ。目の前で泣かれて他人に目撃でもされた日にゃ、俺が悪者みたいになるからやめてほしい。切実に(--;;;)
みたいではなく完全に悪者じゃないかと誰もが認めるであろう館長だった。
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