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【2011/10/10 ましろ色シンフォニー18禁SS『WhiteCanvas乾紗凪編』】



……さて、この様にしてましろ色シンフォニーえろSSシリーズWhiteCanvasもめでたく完結とな相なったわけであるが(--)

しーんとしている。

次は何を書けばいいと思うね? っていうか一つ確かな事があるのだが、今回ましろ色シリーズでは野外なシチュエーションが殆どなかったりするんだぜ。これっておれにしては結構すごいことだと思わね?(--)

やっぱり反応はなく、しーんとしている。

新奈くん? 隠れていないで出てきたまえ? 寂しいじゃないかよぅ!(--;;;)

返事はない。

新奈くん? 新奈くん? もう出番ですぜ。オンエア中ですぜ。何寝過ごしておるん?(--;;;)

たまりかねた館長、新奈の私室へと向かう。コンコンとドアをノック。

新奈「……ノックしてもしもーし?(--;;;)」

ベッドにはパジャマ姿の新奈。完全に寝起き状態。

起きたまえ新奈くん。仕事ですぜ(--)

新奈「更新無し状態が一カ月超過です……(--;;;)」

む? それがどうかしたのかね?(--)

新奈「更新間隔が空くと私の生命活動が著しく衰弱するって設定、忘れてますね? ……確かに死にはしませんけれども、猛烈につらいです(--;;;)」

お、お、おおお! そういえばそんなもんあったっけな! いや、すまん。このところちょっち忙しくてのう(--;;;)

新奈「もう……。この数日なんて、目覚ましかけていてもまともに起きられなかったです。でも、起きていてもすぐ疲れちゃって。本当にどうしようもないです……。こういう意地悪な設定、なくしてくださいよ……(--;;;)」

ふむ。しかし、パジャマ姿で寝起きな君もなかなかに色っぽいな(--)

新奈「うぅ。……あんまり見ないでください。髪もぼさぼさですし、顔も洗ってないですし、恥ずかしいんです(--;;;)」

そこであれだ。あぁ!? ジロジロ見てんじゃねーよこのクズムシ! と、ツンモード全開なのさっちゃんさんばりに罵倒するのだよ!(--)

新奈「言う気力もないです(--;;;)」

じゃあ、りぴーとあふたーみーだ。く、ず、む、し! さんはい!(--)

新奈「……(--;;;)」

どうして言わんのかね? ほら、蔑むような目付きで、館長はどうしようもないクズムシですね! と。ここでポイントなのは、クズムシのクの辺りにアクセントをだね(--)

新奈「そんなこと、言えません……(;;)」

新奈はとても弱々しく震えながらそう言った。ぽろりと涙が一粒こぼれて落ちた。

え、何!? マジ泣きですと!? 嘘っ!? もしかしておれめっちゃいじめっこ!? Σ(--;;;)

新奈「そんなこと言わせないでください……。うぅ……(xx)」

堰を切ったように、ぽろぽろぽろと立て続けに落ちていく。

わ、わあああっ! 何だ何だどうした一体! 何体調不良でナーバスになっとんねん! わ、悪かった取り消す! だからマジ泣きはやめようぜOK?(--;;;;;;)

新奈「う……ぐす……(;;)」

……。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。調子に乗り過ぎました。クズムシでお馬鹿で空気読めてなくて相手の気持ちもわかってなさすぎな不甲斐ない館長を許しておくれ。私はいつもおいしいお昼ごはんを作ってくれる健気でいたいけな女の子を泣かしてるそれはもう救いようのないアホですはい認めますから(--;;;;;;)

新奈「……(;;)」

新奈はこくこくと頷くも、ぽろぽろと落ちる涙は止まらない。普段はしっかりもので落ち着いた娘なのに、子供にでも戻ってしまったかのような反応に館長は戸惑いまくった。

あ、ああああ……。ご、ごめんなさいごめんなさいごめなさいごめんなさい。いい子いい子いい子いい子。よしよしよしよし(--;;;;;;)

この日はもう終日臨時休業。館長はひたすら懺悔して新奈の頭をなでなでしてあげて、ご飯を作ってレンゲで食べさせてあげて一日中御機嫌をとることになるのだった。

ついでに無駄に意地悪な設定は今日を限りにやめにします。君にセルフリジェネイションなパッシブスキルも付与します。全体的にもう少しいたわりますからだから許しておくれ? ふーふーふーふー! はい、あーん(--;;;;;;)

新奈「……(;;)」

こくこくと頷きながら、館長がふーふーしてくれたお粥を迷いながらもぱくりと食べる新奈。

つ、つまりあれだ。今回のまとめとしては、さっちゃんさんや愛理と同様、どんなに強気でいても女の子ということなのだよね。うむ(--;;;;;;)

新奈「私……。そんなに強気な娘じゃないです……(;;)」

あ、ああうん。そうだね。君はそんなに強気な娘じゃないよねうん。よしよしよしよし(--;;;;;;)

本当に、子供をあやしているような気持ちになる館長だった。



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