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【2009/09/27 幸せって】
なあ新奈君(--)
新奈「何ですか?(^^)」
幸せって、何だと思う?(--)
新奈「何でしょうねぇ。どうしたんですかいきなり?(^^;;;)」
一言にはなかなか云えないことだろうとは思うのだが、とりあえず一つだけ確かに云えることは、お手手のしわとしわを合わせても残念ながらそいつは『しわあわせ』であって『幸せ』にはなんねぇんだよお嬢ちゃんよぉ、とそういうことだわさ(--)
新奈「お仏壇のCMに対する突っ込みですか?(^^;;;)」
いやなに。私が幸せだという突っ込みを頂いてな。果たしてそうなのかなと考えたわけなのだよ(--)
新奈「なるほど。……館長自身が幸せだと思えるのなら、幸せなんじゃないですか?(^^)」
ふむ。……ちなみに君は?(--)
新奈「幸せだと思いますよ。風雨を凌げる屋根の下で生活できて、とりあえず食べる事にも不自由してないですしお仕事もさせてもらっていますし、過労で死にそうという事もないですし(^^)」
突如この世に生み出され、とーちゃんもかーちゃんもいない天涯孤独な境遇で幸せと云い切れるとは。君はとてもポジティブで強い娘だね(--)
新奈「いえ、まあ。あんまり考えても仕方ないことですし(^^;;;)」
ところで、幸せとはずっと考えていられなくても、小さな幸せを感じることは時折あるよね。ハンバーグに付け合わせのポテトの味を噛みしめながら楽しんだり、魚を自分の手できれいにさばいて下処理したり(--)
新奈「ありますね〜。……例えが妙に具体的ですね(^^)」
例えば、私にとってはね。こういう時かな。……おりゃ!(--)
ばふ!
突如新奈のスカートを盛大にまくり上げる館長。完全に意表をつかれてしまい反応できなかった。
新奈「はうっ! Σ(--;;;)」
ちっ。折角タイミングはうまくいって盗塁成功って感じだったのに。君のスカートは長すぎだぞ。ぱんちらの色まで見えなかったぜ。小さな幸せも半減だな。もう少しこう、下からすくい上げるモーションをもっとダイナミックかつ大きくすれば良かったぜ。そしたら新奈君のぱんちら略して新奈パンを拝めると思ったのにな(--;;;)
新奈「な、なにするんですかああああっ!(--;;;)」
ふ。パイタッチだけだと思ったかね。まだまだ甘いな君も。私が小さな幸せを感じる瞬間。それは、今のように新奈君やうちの花鈴とスキンシップを取っているときだなうむ。キャッキャウフフしながらスカートめくりしたり、パイタッチしたりと。いやぁ実に楽しい。まさに子供の頃、楽しい遊園地で遊びまくる休日の一日のようなどきどきわくわく感を五臓六腑に感じているよ(--)
新奈「スキンシップじゃありませんそれ! 単なるセクハラです!(--;;;)」
違うな。君たちに対し気を抜かないようにとするための抜き打ちチェックのようなものだよこれは。いわば親心、愛情の裏返し。父は子を千尋の谷へと突き落とし這い上がってきた者のみを育てると良く云うじゃないかね(--)
新奈「屁理屈ですそれ!(--;;;;)」
屁理屈ではぬぁい! 大体だな。俺に触られたりめくられたり鑑賞されたりするのが嫌なら君も俺に対してそういう行為を行えばいいのだ! さぁ触れ! 俺の乳でも股間でもさぁさぁさぁ! さぁめくれるように俺に要請を出すのだ。『スカートはいてください』とな! さすれば、君からの要請であるのなら私は快く従うであろう!( ̄□ ̄#)
新奈「そんなことできるわけないでしょう! 私は男性に触る趣味なんて無ければ女装した男性を眺める趣味もありません!(--;;;;)」
だったら黙って俺に触られたりめくられたり鑑賞させられたりしても文句を言うべきではぬぁい! そこぉっ! てぇい!( ̄□ ̄#)
びし!
館長の人差し指が新奈に向かって突き出される。目指すはスカート……ではなく意表をついて胸。
新奈「はっ! させません! Σ(--;;;)」
がし!
新奈はとっさに持っていた分厚い辞典でガード。
ぐげ! ぐおお! ぐおおおおっ! のおおおおおっ! ゆゆゆ、指があああああ! 指があああああっ! 痛えぇぇぇぇぇっ!(--;;;)
見事に突き指した館長はのたうち回る。
新奈「か、館長がセクハラしようとするからです! ああもうっ! こういうのはもうやめてください! ああもうったらああもうっ!(--;;;;;)」
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