【Cat Fight! Millenium-One Edition】
蘇った伝説のSS『CatFight!』…(--)
………等では決して無く、単なる作者の趣味丸出し作品でありまする♪
瑞佳に名雪…。私、この二人大好きなんですよ(//▽//)
互いにかなりの天然ボケ少女であり主人公の幼なじみであり、猫好きであり(名雪はアレルギーだけど)。
共通する点も多いのですが。仮にこの二人が友達同士だったら…きっと仲が良いかなぁと思いまして。
掛け合わせたお話を考えてみました(^^;)
以前に書いたCatFight!とは、全く関連の無い話ですので。短編として楽しんでいただけたら幸いであります♪(^^)
それでは、どうぞ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
…それはいつもの朝だった
変わることのない日常だと。
幼い頃から思っていた。
だけど現実は…
容赦なく…私を戦いへと誘う。
Cat Fight! Millenium One Edition
新たなる闘いの時…
私は長森瑞佳。今日もいつものように朝の弱い幼なじみ、折原浩平を起こしに来ています。
「ほぉらぁ〜。おきなさ〜いっ!」
ガバッ!
と、両手で布団を掴んで思いきり剥ぎ取る。強引かと思われるかもしれないけれど、こうでもしない限り彼はなかなか起きてくれないから仕方がないのです。
そうして、普段ならこの後…。
・
・
・
『ほぉらぁっ!おきなさ〜〜〜いっ!』
がばっ!
『うーん。あと5MTTRまってくれ〜』
『なんだよMTTRって?』
『MeanTimeToRepairの略だ』
『そんなのわかんないよ〜』
『ふっ。そんなこともわからんとは未熟者め!二種試験に合格できんぞ。ちなみにMTTRはシステム故障時の平均修理時間を……』
『わけのわかんない事言ってないで早くしてよ〜!』
『ああっ!主人公の台詞を最後までいわせんとはけしからんぞっ!よって10MTTR追加っ!』
『もう〜!遅刻しちゃうよ〜〜っ!』
・
・
・
…なんて風にいつも粘って遅刻寸前…という事になるんだけど。
「あ、あれっ?」
でも、布団を剥ぐとそこには。
「く〜」
浩平はいなくて、その代り(?)にネコの肉球模様が入ったピンク色のパジャマを着た女の子が眠っていた。おっきなカエルのぬいぐるみを抱いて、気持ちよさそうに寝息を立ててる女の子が…。
「あれ…あれ…?あれれ???」
こ、浩平はどこに行っちゃったの〜?それに…この女の子はどこから来たの〜?
「こ、浩平〜!どこ〜?」
そうして私があたふたと慌てていると…。
ぱらっ。
「?」
天井から、一枚の紙が落ちてきた。
「あれ…。これって浩平からの手紙?…えっと、なになに?」
そこには大きく『挑戦状!』と、書かれていて…。
『挑戦状!バカなだよもん星人の長森へ。いつもの仕返しだ!お前の為にわざわざ強力な刺客を連れてきてやったぞ。この少女を起こさぬ限り、オレは絶対学校には行かないからな!』
「『ばい、絶世の美男子星人こと、折原浩平』…。ふーん。そうなんだ〜……って!?」
な、なんなんだよ〜〜〜っ!!!!
「うにゅぅ…」
こ、これはやっぱり…私がこの女の子を起こさなくちゃいけないの〜?
「く〜〜」
気持ちよさそうに寝返りを打つ女の子。どうやら手紙に書いてあった通りのようで…。
「う〜。わ、わかったよ〜。起こせばいいんでしょ起こせば。お、おきて〜」
ユサユサ
「うにゅ。じしんだおー」
『だおー』って何だよ〜。だおーって〜?
「お、おきて〜。おきて〜!お願い〜!」
はう〜。お願いだよ〜!起きてよ〜!私は必死になって女の子の身体を揺すりました。
ユサユサ、ユサユサ
「うにゅぅ…。けろぴー…、あばれちゃだめだおー」
バフッ!
「きゃっ!」
わー。布団の中に引きずり込まれたよ〜!
ぎゅむっ!
「く〜。きょうのけろぴー。あったかいおー」
「はう〜。わたし『けろぴー』じゃないよ〜!」
きっと私をかえるのぬいぐるみと勘違いしてるんだよ〜!
「く〜〜〜〜」
うう…お、起きてくれない…。浩平より手ごわいよ〜〜〜!
「こ、こうなったら…えいっ!」
ぼふっ!
枕を寝ている女の子の顔に押しつける。これならさしもの浩平も苦しくなって起き出したけど…。
「お、おきて……」
「く〜」
「……おき……て?」
「く〜」
わ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!息止めたまま眠ってるよ〜〜〜っ!さすがに恐くなったので枕を外して…うう。作戦失敗だよ…。
「はぅ〜!…お、おきてよう…」
「く〜。いちごじゃむ、おいしい…」
ころんっ♪
「はう〜〜〜。夢の中でおいしそうに食べてるよ〜〜!」
「うにゅ。わたし、しあわせ…」
ぎゅっ!
「はぅぅ〜〜〜!は、放してよ〜〜〜!」
「く〜」
「ふえ〜〜ん」
「うにゅ。けろぴ〜。ぎゅうにゅうのにおいがするおー」
ちゅっ♪
「はう〜ん!」
いきなり唇を塞がれて息ができないよ〜!
「ふにゅ…。きょうのけろぴー。あったかいおー…」
「むーむーっ!むぐ〜〜〜〜っ!」
ちゅううう〜〜〜♪♪
だ、だめだよ…意識が遠のいてきたよ〜…。
だんだん声が聞こえてきたよ。
『ちゅううう〜〜〜♪♪』
『…………は、あ………る………よ』
あれ…リボンを付けたちっちゃな女の子が見えるよ…?
『……えいえ……は、ある…よ…』
…へ?
な、なになになに〜!?い、今の一体何なんだよ〜!?
『えいえんは、あるよ』
「!?………は、はううーーーーーーーーーーーっ!!!!」
がばっ!
「はぁっはぁっはぁ〜!はう〜ん!び、びっくりしたよ〜!」
呼吸困難で危うくえいえんに連れて行れるところだったよ〜!
「ふにゅ〜ん……」
そんなことがあっても一向に目を覚まさない女の子。
「うーーーー!わ、私だって負けないもんっ!」
バタンッ!
タタタタッ!
私は一階に下りて、ある物を探した。浩平を起こすのに使ったことがある道具を…。
「見つけたっ♪これならきっと起きてくれる…よね?」
それでもまだ、不安だったけれど。今はやるしかないよ〜。
そして。
バタンッ!
「くーー。いちごじゃむ…おいしい…」
「すー、はー…」
ざっ!
ベッドの横に立って、大きく息を吸って…。持ってきた道具…フライパンをゴマ擦り用の棒で太鼓のように思いっきり打ち鳴らす!
ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン〜〜ッ!!!!
「おーーーーーーーーーきーーーーーーーーーーてーーーーーーーーーッ!」
「うにゅ〜ん…」
ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン〜〜ッ!!!!
「あーーーーーさーーーーーーだーーーーーーよーーーーーーッ!」
「くー」
ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン〜〜ッ!!!!
「おーーーーーねーーーーーがーーーーーーいーーーーーーッ!」
「すー」
ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン〜〜ッ!!!!
「はぁっはぁっはぁ…。はぅ〜…も、もう〜。こんなにやっても起きてくれないなんて〜。…この娘、浩平の比じゃないよ…」
うう…手が痛いよぉ…。このとき私は悟りました。『世界はとっても広い』んだなぁって…。でも…。
「で、でも…。まだ負けたわけじゃないもんっ!」
バタンッ!
タタタタッ!
「こうなったら最後の手段だよっ!」
私は部屋を出て玄関を出て…起こすための最終手段を使うために、来た道を駆け足で戻ります。
…………
そうして…しばらく準備をしてから…。
「はぅぅ…。こ、この手段だけは使いたくなかったけど…最後の手だよっ!絶対に起きてもらうもんっ!」
「く〜」
そうしないと絶対浩平は戻ってこないと思うし…戻ってきても勝ち誇ったような目で私を見るんだよ…きっと。私は再び女の子の眠るベッドに近づき…。連れてきた『みんな』に号令をくだす。
「みんなっ!お願いだよっ!この娘を起こして〜!」
にゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!
みんな…(つまり、私が飼っている八匹のネコ達なんだけど)は、私の声に反応してくれたのか。片手を上げて一斉に声を上げてくれる。それから…尚も眠り続ける女の子の身体に飛びかかって…。
「みんな、絶対にひっかいちゃだめだよ〜!」
それだけは、厳重に注意する。相手が浩平だったらみんな言うことをあまり聞いてくれないのだけど。女の子相手だから。
にゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!
わらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわららわらわらわらわらわらわらわららわらわらわらわらッ!
「…うにゅ?」
ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろッ!
一斉に女の子の身体をぺろぺろと舐め始める八匹の猫たち。服をずらしたり、服の中に入り込んだり…うう。雄猫はえっちだよ…。
「お、起きて…」
こ、これでも、ダメなのかなぁ…。少し反応はしたみたいだけど…。
でも。
「ね、ねこ……!」
「…?」
ばっ!
急に目を開いたかと思うとスッと立ち上がって…。
「ね、ね、ね、ね…ねこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーおっ!?」
「…!?」
い、一体…どうしたんだろう???
「びええええええええええええええええええええええええんっ!ね、ねこねこねこねこねこーねこーねこーねこーねこーねこーねこーねこぉぉぉ〜〜〜〜っ!!!!」
「はぅ〜んっ!い、一体…何なの〜〜〜!?」
どばどばどばどばどばどばどばどばどばどばどばどばどばどばどばどばどばどばどばどばどば〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!
滝のように涙を流しながら『ねこーねこー』と何度も叫び始めたよ〜〜〜!?
「ねこーねこーねこーねこーねこーねこーねこーねこーねこーねこーねこーねこーねこぉぉぉ〜〜〜〜っ!!!!」
「はぅぅぅっ!ど、ど、どうしたの〜???」
さすがに私は心配になって女の子に近寄って聞いてみる。ところが。
「…うにゅぅ。ねこさんっ?」
ばっ!
「はぅっ!?」
「ねこさぁ〜〜んっ!柔らかいよ〜〜〜〜っ!!ねこーねこーねこーねこーねこーねこーねこーねこぉぉぉ〜〜〜〜っ!」
ふにゅふにゅふにゅふにゅっ♪
「ちょ、ちょ、ちょ、ちょ…ちょっと〜。はぅぅぅっ、わ…私ねこさんじゃないよ〜〜!ふにゅ〜〜んっ!」
ぎゅむうううううう〜〜〜っ♪
「ねこねこねこねこねこねこねこねこーーーーーーーーーーーーーーー!ミルクの味がするよ〜〜〜〜〜〜〜っ!」
「はぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!」
ちゅううう〜〜〜♪♪
それからしばらく…さっきみたいに唇を塞がれてしまってました。でも…女の子は起きたわけではなくて、ただ単に寝ぼけていたみたいで、結局振り出しに戻っちゃいました。もぅ…。
「うう……も、もう。ホントにホントにこれが最後の手段だよ…」
…………
ネコたちを退散させて、改めて作戦を始める…。
「…うにゅー」
相変わらずお布団の中で眠り続ける女の子の口に、キッチンの冷蔵庫から持ってきた瓶入りの牛乳を少しずつゆっくりと注いでいく。
とくとくとくとく…
「うにゅうにゅうにゅ…」
「朝起きたら…冷たい牛乳だよ」
この作戦は一度浩平に試したことがあるんだけど。起きたのはいいけど、むせかえっちゃって…。で、それが原因でその後しばらくいじめられて…。だから本当はやりたくないんだけど、もうこれ以外に浮かばないから…。
でも。
とっくとくとくとく…
「うにゅうにゅうにゅ…」
「はぅぅ…。ね、寝たまま飲んじゃってるし…」
………あっさりと、奥の手もダメだとわかってしまった。こ、これでもダメなんて…。私…どうすればいいんだよ〜!
「うう…。服脱がせば寒さで起きる…かな?」
私はもう、やけっぱちになっていました。
「ご、ごめんね…。でも…起きてくれないから…」
「くー」
するっするっ…
「うにゅ…」
猫の肉球模様が付いたピンク色のパジャマを、上着…だけゆっくりと脱がせていくと。
「はぅ…。綺麗な身体だよ…。羨ましいよ…」
女の子の身体は白くてとっても綺麗で…スタイルも抜群だった。でも…それでも尚起きてくれないから。
ぺたっ
「お、起きて…。お願いだよぉ…」
心の中でごめんねを呟きながら、冷たい牛乳瓶を剥き出しの肌にくっつける。
「うにゅぅぅ……くしゅんっ」
それでも起きてはくれないけれど…冷たい感覚に、フルフルと小刻みに震える女の子。同時に…大きくて形のいい胸もフルフルと揺れて。それを見ていると…。
「でも…。本当に綺麗な身体だなぁ…」
その、何というか…えっちな気持ちは全然ないんだけど…。本当に、その娘の綺麗な身体が羨ましくて…。
「ちょっとだけなら…触っても、いい…よね?」
つっ……ふにゅっ…
「うわぁ…。柔らかくて暖かい…」
この娘、すごく引き締まっていてスタイルいいし肌も綺麗だし…。運動部なのか、無駄な肉なんて全然ないし…。
「はぅ…。羨ましいよぉ…」
溜息が出ちゃうくらい。
ふにゅ、ふにゅ…ふにゅ、ふにゅ…
「ん…にゅふ…ぅ…。ゆう…いちぃ…」
「わっ。ご、ごめんなさい〜」
調子に乗って触り過ぎちゃった…。寝ぼけ眼で口にした『ゆういち』と、いうのは。この娘の彼氏さんなのかな…。はぅぅ…そんな人の身体に…悪戯しちゃたよ〜…。
「んにゅぅ…。いい…よ…」
ずっ!
「…!?」
何度目かわからないけど、またもベッドの中に引きずり込まれる私…。
「うにゅぅ……。私の身体、触っても…いいよ…。くー…」
「え?え?えええ〜〜〜?」
そ、そりゃ…もうちょっとだけ…ううんっ。ほんとにちょっとだけ…触りたいなぁなんて思ってたけど。でも、でもっ!わ、わわわ…悪いよ〜!
「だ、だ、だめだめだめだめっ!さ、触りたいけど…でも、でもっ!そんなことしたら…そのっ『ゆういち』さん、って人に…悪いよ〜!…って!?」
ふにゅんっ!
「うにゅぅ…。ゆういちぃ……くー」
「むぐぐぐぐ〜〜〜!はふ〜〜〜〜〜んっ!」
わーーーーーーーーー!胸に顔を押しつけられたよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
「く、くふひいほ(くるしいよ)〜〜〜っ!」
で、で、でもでもでもっ!柔らかくて暖かくていい香りがして…とっても気持ちいいけど…。
「もっといっぱい、キスしようおー…」
「ふへ?」
ちゅううううう〜〜〜〜♪
「ふにゅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
とても深くて…長いキス…。見知らぬ女の子とこんな…。
「わ、私……」
拒否の声を出すけれど…それ以上に、気持ちよくて…。もっともっと…。嫌…私。えっちな女の子だよ…。浩平がいるのに…。
「くー…」
そうして、唇が離れて…。
「う、う……。私…私…」
目の前に…フルフルと揺れる大きなおっぱい…。とても綺麗で…羨ましくて。だから…私…。
ちゅ…
私…身体が熱くて…。どうしても、我慢できなくて…。
「う…にゅぅ…」
「…」
ゆっくりと、優しく…。両手で女の子の胸を寄せ上げて、先っぽの…綺麗な、桜色をしたところに、赤ちゃんみたいにしゃぶり付いた。
ちゅ…ちゅるっん…
「ん、ん…」
「くー…ぅぅ…ん」
口の中で軽く転がすと、柔らかな感触と甘い香りが溢れてきた…。
「んく…んく…んく…」
「うにゅ……ふ…ぅ」
ちゅる…ぴちゃっぴちゃっ…ぷにゅんっ…
右も、左も…丁寧に…優しく。未だ目覚めはしないけれど…微かに、反応してくれる女の子。何故だかそれがとても嬉しくて…。
「私。……もう…ダメ…だよ」
だんだん体が…熱がある時みたいに…熱くなっていって、自制が効かなくなってしまって。胸だけじゃなくて…下の方も、ううん。この娘の綺麗な身体をもっともっと…いっぱい、全部触りたくなってきちゃって…。
「…」
すっ
パジャマのズボンと白い下着を、女の子の腰を浮かせてゆっくりと下ろしていくと。
「うわぁ…。綺麗だよぉ…」
すらっと長くて…白い足。マシュマロみたいに柔らかそうで…でも、キュッと締まったお尻…。
「…」
ぺろっ
「うにゅぅ……。くすぐったいおー…」
私はベッドに上がって…。女の子の綺麗な足に軽くキスをしました。
「くー……わたしも……」
ぽさっ……ふにゅっ
「あ…」
私の身体もベッドに横たわるように…ううん、女の子の身体の上に乗っかるようにうつ伏せに倒されて…。私が女の子の足の方に身体を向けていて…
「はう〜!こ、ここ……これってこれって…そ、その…し、しっくすないん…?」
ぺろっ…
「きゃうっ!?」
し、下着の…パンティの上から…そ、その…。私の…えっと、あそこ…をぺろって…はぅぅぅ〜〜〜!
「くー…。ゆういちぃ……どうした…の〜…。うにゅ…」
ぺろぺろ…ぺろぺろ…
「あ、あ……。そ、そんなところ…な、舐め……ちゃ。や…だよ…はぅっ」
「ふにゅぅ〜…」
ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…
「は、はぅっ…はぅぅぅ〜〜〜〜っ!」
がくっ
私は力尽きて…女の子の身体の上に倒れ込んでしまいました。でも。
ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…
それでも女の子は、私を放してくれなくて…。
「う、う………。こんな…へ、変…だよぉ…」
私もこの娘も…どこかヘンだよ。ううん…違う、その…変なくらい…身体が熱くて…火照ってしまって…『何かがおかしい』と、そう思ったとき…。
ぱらっ。
「…?」
牛乳瓶のラベルがパラっとはがれて落ちて、そこに…。
『ふっふっふ。こんなこともあろうかとあの牛乳にはあるものを入れておいたのだ♪じっくり堪能してくれたまぇ、長森だよもん君♪』
ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…
「はうっ!あっ……あるものって…なんだよぉ…っく。こ、こうへ……い…ぁぁんっ」
女の子に身体の動きを封じられながら愛撫され続け…息を切らしながらもそう思ったら…。紙には続きが書いてあって…。
『ふははははのはっ♪そんなの決まっているじゃないか♪もっちろん身体がとってもえっちにえっちになっちゃう薬…さっ♪』
「はぅぅ……そ、そ、そんなぁ…。わ、私も飲んじゃったよ。牛乳………はうっ!」
言ってる側から…更に身体が熱く、火照ってきて…。もう…何も考えられないくらいに…。
ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…
「やっ…ぁっ……あっあっあっあっ……だ、だめ…だよ………はぅぅっ!…いや…ああっ…」
も、もう……何も考えられなくなっちゃって…。
ちゅっ…くちゅ…にゅずずっ……ぺろっ…
無意識のうちに私も、女の子の剥き出しになった…あそこを指で優しく開いて…舌を入れたり舐め初めたりして…。
「ふにゅぅ…んっ」
「はふぅっ!」
ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…
ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろぺろ…
「はふんっ…あっあっああああっ……だ、だめ…え…っ。い、………いっちゃう……よぉ…私っ……はぅっ」
トロトロと透明の雫を出している女の子のあそこ。私も…それ以上に…。
…くちゅぅ…にゅずずっ……ずずっ…
「はふぅぅぅぅっ!やっやっ…だ、だ、だめだよぉぉ………い、いれちゃ……いやぁぁぁっ」
舌で愛撫されながら、更に同時に湿ったあそこに指を入れられ…くちゅくちゅとエッチな音が部屋中に響き渡って…。対抗するわけじゃないけど私も女の子に同じ事をする。
「も、も……う………っ…………はふぅぅんっ!…」
「うにゅぅ……ゆういちぃ……ひぅ…っ」
ずずず……ずちゅぅぅぅっ………ずっ!
「………………っぁ!」
びゅくっ!びゅくびゅくびゅくっ!ぴゅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!
その瞬間…。私のあそこから…いっぱい…その、えっちな…汁が…。吹き出し、シーツを汚していた…。女の子のあそこからも…同時に…。
「う……っく……。はぁ…はぁ……はふぅ…」
「ふにゅぅん…」
ちゅううう〜〜〜♪♪
どちらからともなくキスをして…。それでも私たちは我慢出来ずに…。
ずりゅっ…ん
「はううんっ!」
「ふにゅぅぅ〜」
私は…下着を脱いで…剥き出しの足を大きく開いてお互いの…えっちな蜜に溢れたあそこを擦り合わせ始め…。
ずりゅっずちゅっずりゅっずちゅっ……
「はっ。…ふっ……はっ……ふううんっ!」
何度も何度も…。頭が真っ白になるくらい何度も。足が…裂けそうなくらいに…。
ずりゅっ……ずちゅっ…くちゅっ…んちゅっ…ぐぢゅっ……ちゅっ…
「はぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」
「ふにゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」
二人揃って大きくのけぞり…。何度目か…分からないくらいいっぱいの…絶頂を迎えた。
・
・
・
「……うにゅぅ。…うーん…」
がばっ
「……あ、あれ?あれれっ?」
未だ、荒い息を付きながらベッドに横たわっている私たち。ようやく…と言っていいのか、女の子も目を覚まして。
「ここ……どこ?」
それは当然の質問なんだけど。
「あ、あのね…」
「くしゅんっ…え?」
続いて自分の格好と、私の格好……一紙纏わぬ姿に気付き。
「わっわっ。…あの、あの…」
「そ、その…えっと……」
お互い、気の利いた言葉が見つからない…。
「ご…」
「ご…」
だけど…顔を真っ赤にした女の子、多分私もそうなんだけど。
「ご、ごめんなさいっ」
「ご、ごめんなさいっ」
シンクロするように、丁度同時に同じ言葉が出てしまった…。
「その…わたし…。…酷いことしちゃった……ごめんなさい…」
「ううん、私の方こそ…。寝ぼけて変なことしちゃって…。夢を見ていたと思ったのに…本当に…」
お互い…何が起こっていたのか、大方理解しているようだった。
「あ、あの…私、長森瑞佳…だよ」
「…私は、水瀬名雪…だよ」
…………
ぎこちない、自己紹介と…。それに続き…相互の事情聴取(?)みたいなものが始まって…大体何が起こっていたのか見当がついた。
気付かぬ内に…寝ている間にここに連れてこられたみたいで。浩平ったら…もう。仕方ないんだから…。帰ってきたら拗ねてやるもん。
「ごめんね。その…水瀬さんて『ゆういち』さん…て、彼氏さんがいるんでしょ?…それなのに」
「ううん。そんなこと無いよ。だって…長森さんも『こうへい』さん…って、彼氏さんがいるんでしょ…?それなのに私…」
お互いに、同じようなことを言い続ける。何故か、裸のままで。
「ん。『瑞佳』で、いいよ」
「私も『名雪』で、いいよ」
何だか、おかしいね。
「くすっ…」
「あはは…」
自然に笑みがこぼれてしまう。私たち、似たもの同士…なんだね。
「…ね、名雪ちゃん。その…もう一回だけ、しない?」
「…いいよ。私も…その、気持ちよかったし。…あ、呼び方は『なゆちゃん』でいいよ」
「じゃあ、私は『みずちゃん』だね」
えっちな気持ちは全然なく…ごく自然に、微笑み合いながら。
ちゅっ♪
女の子同士、キスをする。…浩平が何か言ったって…知らないもん。今回は、全部浩平が悪いんだからね。
「なゆちゃん、スタイルいいなぁ…」
「そんなこと無いよ。みずちゃんだって可愛いと思うよ。胸、大きくて羨ましいもん」
ふにゅん♪
でも…。逆に、浩平に感謝しなきゃいけないかな。だって…。
「ぁっ…ふぅ…」
「ぅく…んんっ…」
くちゅんっ♪
とっても気が合いそうなお友達ができたから…ね。
そのころ。
「ぐー」
「…………」
先程の二人と場所は違うが、ベッドで眠りこける一人の男と…。
「くぉのやろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」
ごすぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!
「ぐふぅっ!い、痛いぞ…ぐー」
「起きやがれこのやろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
「うーん、あと4500メセタ払えば起きてやる…。ぐー」
「何わけのわからんこと言っていやがる!この馬鹿野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!名雪を!名雪を!俺の名雪をどこにやりやがったぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
叫ぶ男・相沢祐一が相対していた。
げしげしげしげしっ!
「…ぐ、ぐー」
「起きろ、このやろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
ごすぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!
「ぐふぅっ!ま、まだまだ。俺はまだまだ…やられんぞっ!…ぐー」
と、二人のどつき漫才が続いていったという。
「くすっ。お友達ができて良かったわね。名雪♪」
全く意に介してない強者もいたという。
おしまい♪
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(後書き)
ふははははのはっ。書いてしまいました(^^)
徹底的に自分好みに、暴走して♪
いやはや。最初はもっともっとライトなえっちSSにしよーかと思ったんですが、いつの間にやらエらいことに(笑)
嗚呼。ダメ人間化が進んでいく(--;;;)
そんなわけで、次作もお楽しみにぃ♪(^^)
挿し絵提供、ki84疾風さん。多謝多謝〜m(__)m