小悪魔娘に魅入られて
制服の短いスカートだけを脱いだ美鳥は、信じられないことに褌姿。それも、祭りに参加しているわけでもない状況。全ては理樹を誘惑させるための要素。美鳥がさりげなく用意した、悪戯という名のサプライズ ――美鳥は真っ昼間から、理樹の手を引いて普通にデートをしていた。そうして人の気配が無いけれど、明るい住宅地に入ったところで、突然宣言したものだ。さあ理樹くん。いけない時間の始まりだよ、と。 「ねえ理樹くん。スリル味わってみたくない?」 いつものように、理樹の返事も聞かずに美鳥はスカートを留めるホックをあっさりと外していた。白と黒とグレーに加え、さりげなく赤いラインが入ったスカートは、空気の抵抗を受けてふわりとしながらやがてアスファルトの上に落ちていった。次の瞬間、美鳥の下着姿が露になるかと理樹は思ったけれど、現れた光景は理樹の予想に反したものだった。 「ちょっと……」 「大丈夫だって。理樹くんは心配性だなぁ」 駅や繁華街から離れた距離にある閑静な住宅地。そんなところで、ゲリラ的な猥褻行為にふける美鳥に、理樹はいつものパターンの如く付き合わされていた。 「女の人だってお祭りの時とか、こんな格好してる人いるじゃない? 中にはさ」 「今はお祭りじゃないし。……って、ちょっと」 「はい、あたしのスカート。理樹くんが持っててね。あ、びりびりに破ったり、ぽいっと捨てたりしてもいいよ?」 そんなことできるわけがない。けれど美鳥は挑発したように言った。できるものならしてみな? その場合、どうなるかわかってるよね、と。じとっとした半開きの目で、口元を僅かに歪めながら。 「デート、楽しいね」 そのままごく普通に、理樹の腕に抱き着いて甘える美鳥。理樹には、こんな状態が普通の日常に思えるわけがない。 「もし今、誰かに見られたらさ。あたし、彼氏に調教されてますって、そう言うよ?」 そんなところだろうと思ったと、理樹は嘆息。この状況は全部自分が悪いことにされるのだ。免罪もいいところだ。 「どんな調教さ」 「こんなお外を褌姿でガニ股歩きさせて、思いっきり恥ずかしさを感じさせて、ますますマゾに磨きをかけていく調教、かな?」 「……」 理樹はもはや呆れて何も言えない。それでも、そうこうしているうちに住宅地を抜け、国道へと差しかかろうとしていた。この付近でも特に交通量の多い幹線道路に。 「美鳥。スカートはいて。お願いだから」 「はかないよ? 理樹くんがはかせてくれるなら別だけど。あ、でも。そしたらあたし、抵抗しちゃうかもしれないけどね」 美鳥はそういいながら、右手で褌の布地を掴んで引っ張り、尻の割れ目にわざと食い込ませてみせる。多分、服を無理やり着せようとしたら、もがくように拒否して……逆に、男に服を剥がれている哀れな少女を演ずるのだろう。美鳥の頭に見える、赤く可愛らしいカチューシャが、無垢な少女を思わせる。 「ちょっと。あ……」 「でも。このままでいいのなら、いいけど?」 理樹の戸惑いを見透かした挑発的な笑み。 「もうすぐ、国道に出ちゃうよ? お尻丸出しで、褌なんか食い込ませたまま徘徊していっちゃうよ?」 いいのかなーと、他人事のように言いながらも美鳥の歩みは続く。国道までもう、数メートルもない。全く迷いを見せない歩みに、理樹はまたも折れざるを得なかった。 「……わかった。美鳥の言う通りにするから、だから……スカートをはいて。お願いだから」 美鳥はその言葉を待っていた。いつも最初から、この時を狙って悪巧みをしているのだ。理樹を折れさせたら勝ち。そんないけないチキンレース。 「何でも言うこと聞いてくれるのかな?」 「……聞けることなら」 しょうがないなーと言いたそうな、恩着せがましい態度で美鳥は言った。 「じゃあさ。ここで、理樹くんのお○んちんをなめなめさせてよ」 「……ここで?」 「そ。ここで。ほらほら、そうと決まったら善は急げだよー」 この娘は絶対に譲歩しないだろう。理樹は遂に断ることが出来なかった。それでも戸惑いに硬直していると、美鳥は理樹のものを手早く取り出すと共に、いきなり口内奥深くまで咥え込み、本気モードのおしゃぶりを開始した。時間稼ぎすら許してはくれない。 「いただきまーす。ん、んぐ、んぐ、ん、ん、ん」 「ああっ!」 美鳥は理樹の股間に小さな可愛らしい顔を埋め、肉棒の先端で柔らかい頬を内側から突いて膨らみを作ってみせながら、舌でも裏筋を丁寧になめ回す。可憐な桜色の唇が、理樹の一物をすっぽりと覆い、上下に擦れては唾液に濡れ、てかりを帯びていく。 「んんぅ。んく。んぐ。う、ん。おいしいなあ。理樹くんのお○んちん。太くて、長くて、ひくひくしちゃって、可愛い」 「美鳥……。早く」 「もう、急かさないの。理樹くん、乙女心わかってない。折角のおしゃぶりタイムを心の底から楽しんでるところなんだから。邪魔しちゃダメだよ」 「……」 純真な乙女はそもそも最初からこんなことやりません、と理樹は心の中で思った。それにしても、褌姿のままで国道に出られてしまうよりはマシだけど、今も状況は変わっていない。……スカートは一連のフェラチオが終わるまではテコでもはかないという約束のようだから、状況はむしろ悪化しているのかもしれない。 「んふ。すっぱくて、ツンとした味で、べとべとしてきてるね。ありがたくお汁も飲んじゃうからね。ごっくん、って」 予告通りじゅる、ずずず、ごく、と音を立てて飲み干す美鳥。 「お毛毛もタマタマもれろれろれろ〜」 まるでアイスキャンディーをなめるように、舌を万遍なく這わせる。透明な唾液が泡と一緒に絡まり、抜けた陰毛が美鳥の瑞々しい頬に引っ付いて、尚更淫靡に感じる。 「ちゅるちゅるちゅるって吸っちゃうよ。んん〜っ」 短い髪を片手で押さえながら、美鳥は理樹の一物をしゃぶり続けた。 数分後の事。国道脇を歩む二人。
「楽しかったねー」 美鳥はようやくのことでスカートをはいてくれた。そうして全てが一旦は正常化した……ように思えた。 「……」 「楽しくなかった?」 「そうじゃなくて」 「もー。煮え切らないなー理樹くんは。そんなんじゃ人生楽しめないよー?」 「そう思うなら、頼むから顔を拭いてくれないかな?」 ねちっこいフェラチオを続けた結果、理樹は吸い取られるように射精を強要されてしまった。そうして絶頂を迎えさせられ、射精する寸前になって美鳥はあえて口を離し、顔全体にぶちまけさせた。その結果、美鳥の顔は白くべとべとに塗りたくられていた。……更に、射精の後で理樹の一物を掴んで顔に押し当ててぐりぐりと擦れ合わせ、まんべんなくかき混ぜた。 「そもそも悪いのは、理樹くんがこんなにいっぱい出しちゃうからだよ? 誰かに見られたら、彼氏に無理やり顔射されちゃいましたって言ってやるから」 きっと、泣きじゃくり小刻みに震えながら主張することだろう。被害者みたいに。そして誰もが皆、この小悪魔に騙されることになるのだろう。男の方は完全に悪者扱いだ。 「どうすれば拭いてくれるのさ」 「そうだねー。お○んぽおしゃぶりときたから、今度は……。うーん。……じゃあ、軽ーく指マンとかしてもらえる? 指でずっぷずっぷにゅぷにゅぷってさ」 恥ずかし気も無く、そんな言葉をはっきりと口にする。二人の前や後ろに、ごく普通に通行人がいるのにも構わずに。 「い、いいよ。じゃあ、どこでする?」 またどこか、具体的な場所が推挙されると理樹は予想した。が――。 「歩きながら決める」 美鳥がそう言ったところで、横断歩道の信号が青に変わった。街路樹や植え込みの脇を歩み、ちょっとした坂を越え、何人かが立っているバス亭を通り過ぎる。その間、美鳥と理樹の二人は何事もなく普通に散歩を楽しんでいる――わけでもなかった。美鳥の顔が相変わらず精液でべとべとに汚れているのに加えて。 「ふふ」 人目がなくなると、その度に美鳥は理樹の股間を撫で回しているのだった。ストーカーと痴漢が合わさったような、そんな風にしつこく付きまとう。 「あーあ。お外なのにぽ○ちんこんなにおっ立てちゃって、だらしないなあホント。理樹くんのスケベ。恥ずかしくないの?」 こんなになっちゃったのは、誰のせいだと思ってるの? 恥ずかしくないの、だなんて言われたくないよ。とは言えない。もう、この娘と付き合っている以上、それは仕方のないことなのだから。 「でも、隠しちゃダメだからね?」 もし、手で膨らみを覆い隠そうとしたらどうなるか。美鳥は笑顔で答えを説明する。 「隠したら、またスカート脱いで半脱ぎの褌姿で練り歩いちゃうから。……あ、そだ。そしたら今度は出血大サービスってことで、お尻の穴でも晒しちゃおうかな? 四つん這いになってさ。お尻、ふりふりしながらとか」 通りの激しい国道で、スカートを脱いで、下着代わりの褌をずらして尻穴を晒す……。そんな事、絶対にさせられない。理樹の真っ当な神経が、美鳥に反抗する気を削いでいる。 「ホント。もっこりだね」 美鳥は理樹のズボンの上からでも棒の部分を探し当て、にぎにぎと掴んでは扱いている。それ程までに理樹のものは勢いを増し、くっきりと堅いものを形作っていた。 「こうやって、手でシコシコされて、実は結構気持ちいいんでしょ? 嫌そうにしてるけどさ」 「う……」 「ちょっとぉ。人の質問にはちゃんと答えてよ」 急に美鳥の手の動きが早まる。そして、理樹の局部を握り潰さんばかりに力が込められていく。 「あ……。う……」 「気持ちいいんでしょ? ちゃんと答えないと、このまま最後までシコっちゃうよ?」 理樹は答えられない。美鳥が脅迫するまでもなく、絶頂に近い状態にまで追い込まれているのだから。 「ズボンはいたままどぴゅどぴゅってしちゃったら、大惨事になっちゃうよ? ……それも面白そうだけどね」 「あ、あ、あ……。き、気持ちいいよ」 やっと言えた。これで、止めてくれる。……そう思ったのは、大間違いだった。 「よく言えました。けど、ちょっと遅かったかな」 素直に反応出来なかった罰だと、美鳥は言っているようだ。 「ああああっ! そんなっ!」 美鳥の華奢な手が、理樹の股間の膨らみをこれまで以上に強くしごく。このままだと美鳥の言う通り、ズボンの中で爆発したように射精してしまう。そう思うのに美鳥の責めは一向に止まらない。 「シコシコ、シコシコ。なんてね。理樹くんったら、えっちな声出しちゃって、カワイイ」 「だ、め……。あ……」 もう、だめだ。体から力が抜ける。股間が大惨事になってしまう……。理樹がそう思った瞬間、突如ジーッという聞き覚えのある音が聞こえた。 「……えっ?」 美鳥が理樹のズボンのチャックを下ろし、開け放たれた所に無造作に手を突っ込んで、はち切れんばかりにいきり立った一物を強引に引きずり出していた。ズボンに続く第二の障壁とも言えるトランクスの前を閉じるボタンは、美鳥の手であっさりと引きちぎられていた。 「さ、出しなよ。どぴゅどぴゅどぴゅぴゅぴゅって。立ちションでもするみたいにさ」 「だ、だめっ! あっあっあっ! で、るっ!」 「あははっ。ほら、出せ出せ出せ〜。出しちゃえ出しちゃえ〜。は〜や〜く〜っ!」 「うあっあっああああああっ! だ、だめっ! 今出したら……あっあっあっあっあああああああああああーーーーっ!」 美鳥は消火用のホースを掴むように、理樹の一物をしっかりと握りしめ、道路の方に向けさせる。……コンマ数秒程度遅れて勢いよく射精は始まった。びゅく、ぴゅく、どぴゅ、と強弱織り交ぜながら濃厚な白濁液が噴出されていく。それらは幾筋もの孤を描いて飛び散った。道路と歩道の間にあった植え込みなど何の障壁にもならず、それどころか計四車線はある道路の向こう側にまで吹き飛んでいった。当然の如く、猛スピードで走り行く車のボディにもかかってしまっていることだろう。 「理樹くんったら、本当に底なしの変態さんなんだから」 射精の途中であっても美鳥の手は尚も動き、理樹の一物ををしごいていた。それが影響して射精量も勢いも更に強まり、一時は向かいの歩道にまで到達していた。そっちの方に通行人がいたかどうか、そんな事を確認する余裕は、理樹にはなかった。 「わ〜。ホントに飛びすぎだよ〜。理樹くんの変態。ド変態。こんな大きな通りでち○ぽ勃起させて、どぴゅどぴゅザーメンぶちまけてる大変態。これじゃ、消防車になれちゃうよね」 何度となく続いた射精がようやく治まり、指先にこびり付いた精液を舌でなめ回しながら、美鳥は理樹の心を言葉の槍で貫き続けた。 「そろそろあたしのおま○こにぶち込みたくなってきたでしょ?」 「あ、あぁぁ……。はぁ、はぁ……」 「何とか言いなさいよ。このおち○ぽ丸出しの変態」 「あっ!」 美鳥は理樹の背後に回り込み、そしていつの間にか手にしていたロープを使って、理樹の手首を手際よく縛ってしまった。 「えっ。ち、ちょっと。美鳥……。そんなっ」 理樹は盛大に射精したばかりの一物をしまうことすら出来ず、次なる恥辱に晒される。 「さ、行こうよ。楽しいお散歩の続きだよ?」 美鳥の笑顔はどこまでも小悪魔じみていた。 「あ、ああっ。こんなっ。こんなのっ」 「あれ。気に入らない? ……あ、そっか。バカップルみたいに手をつないで欲しいって言うんだね? しょうがないなーもー」 恋人同士。手をつないだり組んだりして歩く。そんなニュアンスで美鳥は言った。……美鳥が掴んだものは手でも腕でもなくて、太くて長い一物だった。そこじゃないよと、理樹は突っこむべきだろうけれど、言葉が出てこない。 「ほーらー。行こうよ。早くー」 美鳥は理樹を引っ張るように、足早に行こうとする。もちろんわざと。理樹の羞恥を煽るが為に、その華奢な手を精液まみれにさせていく。 「ひ、引っ張らないで! う、うあああああああああっ! も、もう! もう、許してよ!」 理樹は堪らずに叫んだ。美鳥の返答は……。 「ダーメ。許してあげない」 完全に男を甘く見て、手玉にとっている美鳥。さて、次はどうしようかなーと、お気に入りの人形に服を着せ替えようとしている少女のようだった。 …………
「う、う……」 「うーん」 理樹の股間からそそり立っている、未だ勢いを失っていない……というよりも、萎えそうになる度に美鳥によってしごき尽くされて屹立させられている。その先端の亀頭部分には、ピンク色のリボンがさりげなく巻きつけられていた。それは、美鳥が着ている制服の胸元を飾っていたもので、自由を奪われた理樹は今、美鳥によって恥部を可愛らしくデコレートされているのだった。 「お○んちん可愛いね」 国道から脇道に反れ、人の気配は減った。けれども、依然として街中であることに変わりはない。そんな中で、理樹は恥辱に身を震わせている。 「あーちょっと。何ち○ぽの先から汚いの垂らしてんのよ。人の大切なリボンを汚さないでくれる?」 「そんな事言われても……」 「あれだけ出しておいて、それでもまだぬるぬるの先走り液なんて出しちゃって。どれだけ絶倫なのよ」 美鳥が言う通り、理樹の亀頭の割れ目からは、とろりとした透明な液体が糸を引きながら垂れていった。 「も、もう。隠させてっ!」 「え? 隠してるじゃない。人がいるなーって思ったら、あたしが鞄をひょいっとやって、隠してあげてるでしょ?」 毎回極めてさりげない動作で、見えないようにカモフラージュする美鳥だった。けらけら笑いながら美鳥は言うけれど、理樹にとっては気が気ではなかった。――二人の歩みはゆったりとしつつ住宅が密集した地区を抜けていき、小さな水路の脇へと差し掛かる。 「試しにここで釣りでもしてみよっか? 理樹くんのお○んちんに釣り糸引っかけてさ−。何が釣れるかな」 「やめて……」 冗談めいた言葉は、実は本気である可能性が高い。この小悪魔は、小悪魔どころか淫魔かもしれないと、理樹はそう思う。 「人っ気がなくなってよかったって、そう思ってるでしょ?」 「……」 理樹は背筋を震わせる。完全に図星だった。美鳥は理樹の心を見透かしたようにいい、そして……。 「甘いよ、理樹くん」 「ひゃっ! な、何するの!?」 「ふふ」 美鳥は理樹のズボン……お尻の方に手を入れてきた。そして、尻の割れ目をいじくりながら、細い指先で尻穴を捜し当て、指先で撫で回す。 「うああああああっ! ちょっ! そんっ! あああっ!」 ずぷり、と美鳥の人差し指が埋まり込む。第一関節がずっぽりと入り込んだ途端、理樹は上ずった声を上げてしまった。 「気持ちいいでしょ? 今ち○こがぴくんって震えて、大きくなったよ?」 それはもう、誤魔化しようのない事実。 「あ、そだった。さっき、指マンして欲しいーってあたし、自分で言っておきながら忘れちゃってた。……ま、その代わりに理樹くんのお尻をずこずこしてあげちゃってるけど」 美鳥の手の動きは、なかなか容赦無い。手加減をするということを知らないかのように、何度も出入りを繰り返す。 「あっ! うああああああっ! あ! あーーーーーーっ!」 「理樹くんうるさい。こんなとこ、誰かに見られちゃったらどうするの? 大変な事になるじゃない」 それは本気で叱っているわけではなく、理樹をからかうように指摘。君にだけは言われたくないよと、理樹は思った。 「だ、だって。あぁぁ。こんな……。くぅっ」 「いつも男の子にずこばこ掘られちゃう女の子の気持ち、ちょっとはわかった?」 「う、うぁ……。そんな……。ひぁぁっ!」 理樹はもはや応える余裕もない。……すると、いきなりズボンがずり降ろされて。 「綺麗なお尻だなあ。女の子みたい」 「ちょっ! 今度は何っ!?」 「今度はお口でもなめなめしてあげる。……ん、んん。嬉しいでしょ? 女の子にお尻の穴、なめなめされて」 美鳥は理樹の剥き出しになった尻に顔を埋め、割れ目を左右に押し広げて、剥き出しの穴を舌先でなめ回した。 「ん、んく。ん、ん、ん。理樹くんはお尻の穴も、綺麗だね」 「ああっ! そんなっ! そんな、とこ! あああっ! くあああああああああっ!」 あまりの羞恥責めに、理樹は辺りを憚らずに裏返った声で絶叫を上げてしまった。 「教室とかで、みんなに言いふらしちゃっていいよ? この女に、無理やりケツの穴舐めさせたんだよーって。この女、どうしようもないくらい淫乱な変態なんだよ、って」 そんな事を言ったらまた、悪者にされる。理樹はもう、何も反論できなかった。 …………
理樹の拘束がとけて恥部を隠すことを許され、事態はようやく正常化。美鳥はくすくす笑っている。つい先程行われた尻穴責めがとても楽しかった模様。 「理樹くん可愛かった。お尻の穴で感じちゃってたね」 「……言わないで」 理樹はあまりの恥ずかしさにしょぼくれてしまっているけれど、美鳥は何度となく思い出しては、理樹の反応に言及するのだった。 「ねえ理樹くん。そろそろ本番したくない?」 「もう、何が何だかよくわからないよ」 そんな答えでは、美鳥は納得してくれない。 「ちゃんと答えてよ。あたしのぐしょ濡れおま○こに、理樹くんのぶっといち○こをずっぷりと突き立てて、ずこずこぱんぱんって音たてながら交尾したくない? って聞いてるの」 「……したい、よ」 「奇遇だねー。あたしもそういう気持ちなんだ」 無理やり言わせておきながら、そんな反応。 「理樹くんとセックスしたいなー」 大きな声で、近所に聞こえるように言う。そして美鳥は理樹の手を引いて、何処かへと連れていく。 「しようよ。ここで」 ――たどり着いたのは、どこかはわからないけれど幼稚園の正門、のようだ。まるで、最初から探していたかのようにその場にたどり着いた。実際には、たまたま歩いていて見つけただけなのだろうけれども。 「え……?」 「ここでするの」 理樹が止める間もなく、美鳥は邪魔な衣服を排除し始めていた。 「ちょっ! こ、こんなところでそんなに脱がないでっ!」 「こんなところだから脱ぐんだよ。ほら、さっさとあたしの中に入れて、猿みたいに夢中で動いて終わらせないと、今度こそ誰か来ちゃうよ? 幼稚園児達がぞろぞろと出てきちゃうかもしれないよぉー?」 美鳥は一糸まとわぬ姿。スカートに上着、ブラウスと小さめの白いブラも、既に足元のアスファルト上。今もはいている褌だけ何故かそのままで、少しずらして秘所を晒している。流石に、服を一部だけ脱ぐのならまだしも、全裸はまずすぎると理樹は思う。 「こ、こ、この変態娘っ!」 「よくわかってるじゃない。その全裸の変態娘を、理樹くん自慢のずる剥け極太お○んちんであへあへあんあん言わせてイかせまくらないと、ずっとこのままだよ?」 こうなればもう、この娘はテコでも動く訳が無い。理屈抜きで理樹はもはや、するしかないのだ。 「あ、ああもうっ!」 なるようになれとばかり、理樹は美鳥の体に密着する。正門の壁に手を着いて体を支える美鳥と、その後ろから一物をねじ込む理樹。 「んひっ! い、きなり奥まで。……はぁんっ! あ、ああぁ……や、やっぱり指よりずっとすごいぃぃぃ。んっんっ。きつ、い……」 「早く! 早くイって!」 入れ始めたばかりだけど、そうせかす理樹。 「んああっ! あっあっあっあっあっ。理樹くんすごい。熱くて大きくて、激しいよぉ」 理樹の気持ちなど我関せずとばかりに、美鳥はこの状況を楽しんでいた。恐らく、すぐに絶頂を迎える気は毛頭ない。 「早くって言ってるの!」 「あ、ああっ! あたし、彼氏にいじめられちゃってる。こんな……幼稚園の真ん前で素っ裸にひん剥かれて、ずこばこされてあんあんいわされて、調教されちゃってるぅ。あ、あたしの彼氏は、人でなしの変態で……レイプ魔です。そのうち、どこかに売り飛ばされちゃいそうだよぉ……」 美鳥はとことん理樹を挑発する。理樹の動きはますます速くなっていき、亀頭が膣内のひだひだを刺激し続ける。 「あっあんっ。すごいよ。ち○ぽの先っぽがお○んこの奥まで届いてる。もっと、もっと突いて! んあああっ! お、お尻叩いて。お猿さんみたいに赤くなるくらい、ぱんぱんってして!」 「あ、ああああああっ! すればいいんでしょすればっ!」 ぱちん、ぱちん、と乾いた音が響く。理樹は美鳥に言われるがまま、丸くてむっちりとした尻を平手打ちしている。 「はぅんっ! あぅんっ! ああああんっ! 痛いよ痛いよおおぉぉっ! ごめんなさいぃぃっ! お願い許してえええええええっ! ママぁぁぁっ!」 あくまで虐げられる哀れな少女を演じる美鳥。理樹を極限まで挑発していく。こんな状況であっても我関せずと、楽しみ抜いている。 「ああああっ! もうっ! 早くっ! 人がっ! 人が来ちゃうよ! 早くイってよお願いだからっ!」 理樹は無意識のうちに、美鳥のお尻を強く掴んでいた。スレンダーな体は見た目以上に柔らかくて、指が食い込む。膣内もそれに合わせてきゅううっと締め付ける。射精感が込み上げて、背筋が震える。 「早くっ! うあああああああっ! も、もう出しちゃうからっ! もうダメ! うああああああああっ!」 「あ……っ」 「くぅっ!」 まだ大丈夫だろうと思っていた美鳥の予想は珍しく外れた。理樹が全身を突っ張らせて、そして射精を始めたのだ。 「……中に。中に、出てる」 どぷどぷと、熱いものが奥の方まで注入されていく。 「あ、ああ……。そんな……」 脱力し、尻を丸出しにしたままずるずると座り込んでいく美鳥。 「美鳥が悪いんだから。こんなこと、しちゃって」 とんでもない事をしてしまったけれど、これで美鳥も少しは堪えるんじゃないだろうかと理樹は思った。けれど、その予想もまた、外れることになる。 「理樹くん」 ようやくのことで交わりが解かれて、美鳥は神妙な面持ちで言いきったものだ。秘所に出された精液を手ですくい取り、正門になすり付けながら……。 「中出し。最高に気持ち良かったよ」 ――最後は満面の笑みに変わっていた。全然懲りてはいなかったようだ。 「ねえ理樹くん」 ようやくのことで制服を着てくれた美鳥。理樹はもういても立ってもいられないとばかりに美鳥の手を引いて、あの場から逃れてきた。誰かに見られていたかもしれないし、それになにより美鳥が今度は何を言い出すことやら、知れたものではなかったから。 「あたし、おしっこしたくなってきちゃった」 「そう? じゃあ、どこか近くに……」 「そうじゃなくってさ」 わかってないなと美鳥は言っている。 「ただするだけじゃ、つまらないでしょ?」 「……」 そうだった。この娘はただすれば許してくれるような、理解のある天使ではなかった。頑固で一度決めたら主張を曲げない、好奇心旺盛な小悪魔だと、理樹は再度実感するのだった。 「今度はどこでするのさ」 「そうだねー」 また、とんでもないところですることになるんだろうかと、理樹が戦々恐々としていると。 「トイレにいこ? おしっこはトイレでするものだよ? 常識だよね」 案外普通の答えだったので、少々拍子抜けしてしまった。色々あったし散々振り回されたけれど、もしかするとこれで今日はお開きかな、と理樹は思った。……が、それが大間違いだと気づくことになるのは、そんなに時間がかからなかった。 ――それから十数分程度後のこと。 「……入らないの?」 「うん」 「……?」 男子用と女子用の二つに分かれている入り口付近。公園のそこそこきれいな公衆トイレを見つけたのはよかったけれど、美鳥はその入り口で立ち止まっていた。そうして何度かきょろきょろと辺りを伺った後に、おもむろに両足を大きめに開き、スカートをたくし上げて剥き出しの股間を晒しながら、そのまま放尿を開始した。 「あ……。ち、ちょっと!」 近くには人もいる。それなのに美鳥は、恥ずかし気もなく淫靡な行為にふける。白いタイルの上に、びちゃびちゃとこぼれ落ちる雫は勢いを増していく。 「何やってんのっ! こ、ここでしないでよっ!」 「ここだからいいんじゃない。……ああん。おしっこ、気持ちいいな」 うっとりとした表情で、吐息も熱い。 「ねえ理樹くん。折角だから、記念写真撮ってよ」 「……なんの、記念なのさ」 「トイレの真ん前でおしっこお漏らし記念? 一生懸命走ってトイレに来たけど、間に合わなかった彼女がえぐえぐしながらお漏らししてるところ、かな」 理樹は雰囲気に圧倒され、ただ言われるがままに携帯を取り出し、構える。 「ほらほら、急いで。まだ、じょぼぼぼって出続けてるうちがチャンスだよ? 早く、早く」 「……」 放尿の勢いは未だ衰えない。ずっと我慢していたかのように、流れは続く。理樹は震える手で、夢中で写真を撮り続けた。 「彼氏におしっこしろと命令されて、写真まで撮られちゃってるよ……。恥ずかしい写真、ばらまかれちゃうかもしれない。そしたらもう、あたしの人生おしまいだよぉ。学校も、辞めさせられちゃう。近所の人からも、変態って思われちゃう……もう、どうしようもないよぉ」 この娘は誰かが来たら、そんな態度に豹変するのだろう。漏らすのを楽しんでいる。心の底から……。 「ん。出ちゃったね……。はい、理樹くん。……これで拭いて」 可愛らしい花柄のハンカチを理樹に差し出す。びしょびしょに濡れた股間も両足も、理樹に拭かせる美鳥。 「お○んこ、きれいに拭いてね。……あ、ねえ理樹くん。拭いてもらってるうちに、あたし。またずこずこぱんぱんしてもらいたくなってきちゃった」 「さっき、あれだけしたのに?」 小さなハンカチでは拭き取れない程の濡れに理樹は戸惑う。先程理樹が中に出したものまでとろみを帯びてあふれ出していく。次から次へと……。 「えっち、大好きだから。そういうのって、別腹って言うじゃない」 「言うのかな……」 もはや美鳥の言葉は免罪符にもならないけれど、何故か全て許されてしまっていた。この場を支配する、淫魔の魔法かもしれない。 「だから、さ。肉便器みたいに、犯してよ。このトイレなんかに負けないくらい」 美鳥はあえて、自分が出した尿で水たまりのようになってしまったタイルの上に座り、大きく股を開いて見せた。 …………
「んあっ! あっ! あふっ! あぅんっ!」 美鳥の要望(という名の脅迫)に応える為、どこか人のいないところに行こうとした理樹に、美鳥は言ったものだ。 『今度は人に見られながらしたいな』 と。いつものような笑顔で、とんでもない事をさらっと。 「す、ごい。あああっ! んああああっ! あっあっあっあっ!」 感じ方も通常とは違う。公園のベンチをベッド代わりにして、二人は交わっていた。ベンチに腰掛ける理樹の上に、美鳥が重なって、そうしてガクガクと下半身を動かしている。 「んっ。向こうにいる人、あたし達に気付いてるかな?」 かなり離れてはいるけれど、人の姿は確かにあった。 「さあ、ね」 「気付かれていないと悲しいなあ。おーい、見てよー、って。そう言いたくなるよね。んっあっ」 「ならないって。……変態。本当に、救いようがないくらい」 「あは。そんな娘と付き合ってる理樹くんも同罪だよ? あたしの我が侭、いっぱい聞いてくれてるし。現に今も、一つになってるし」 「わかってるよ。そんなこと」 「ああんっ。気持ちいいっ。太くて長くて、おっきくて。もっと奥まで。んっ。ずぐずぐって、突いて……」 美鳥の腰が激しく上下に揺さぶられていく。時折ぐりぐりと体をよじるようにしたと思えば、グラインドさせて馬のように理樹の体を扱う。 「い、いっちゃうよ。あんっ。はぁんっ。ああんっ。い、いいっ。いくぅっ!」 ずっちゅずっちゅと、熟れた果実が潰れるような音と感覚。 「理樹くん……。出そうでしょ?」 「よく、わかるね」 「わかるよぉ。何度も見てるもん。理樹くんがいきそうな時の姿」 既に息づかいや表情で、わかるようになっていたようだ。 「はぁんっあんっあっあっあっあんっ! い、く……。んあああああっ! あ、あ……出てる、よ。あああ……。いっちゃったあたしのお○んこに、理樹くんの濃厚ザーメンいっぱい注ぎ込まれちゃってるよ」 それでも理樹の一物は、勢いを失わない。理樹もそれに付いては何にも言えないでいた。交われば交わる程、興奮が高まっていく気がする。 「あはっ」 美鳥は理樹と繋がったまま、体をぐりんと反転させて、理樹の背中に両腕を回してしがみついて……。 「ねえ理樹くん。このままあたしを持ち上げて、駅弁ファックして。……それで、そのままあっちまで歩いて行こうよ。ほら、あっち。見えるでしょ?」 美鳥が指を差した方には砂場があって、丁度幼稚園くらいの小さな子供達が遊んでいた。幸か不幸かはさておき、大人の姿は近くには見えない。チャンスだと、美鳥は判断したようだ。 「ほら行くよっ! あたしの体、重いかもだけど、頑張って持ち上げて! ん、あ、あ、あ!」 美鳥はもはや理樹に有無を言わせない。分泌された愛液と度重なる射精によってたっぷりとたまった精液をこぼしながら、美鳥の体は持ち上げられ、揺さぶられながらも人がいる方に突き進んでいく。スカートをまくれ上げさせ、尻の割れ目を惜しげも無く晒しながら。 「あっあっあっあっあっあっあっあっはぁんっああんっひああんっ! んあああああんっ! いくいくいっくううううっ! お○んこきもちいいいいいっ!」 達したばかりで更に敏感になっていく美鳥。喘ぎも淫語も更に過激になっていく。小さな子供達が二人に気付き、唖然としながら眺め見ている。小さな子供達にとっては、とてつもなく異質な行為なのだから。それこそ、怖いくらいに異様な……だけど、何故か自分達もしてみたいと、そう思わせてしまうような。 「んあああああっ! ねえ君たち! 見て! 見てえええっ! お姉ちゃん達の駅弁ファック、いっぱい見てえっ! んあっ! あひっ! これが、セックス、だよ! こーやって赤ちゃん、作るんだよ−! んあっ! らめええっ! せっくすきもちいいいいいいっ! お○んぽいいいいいいいっ! お○んこのひだひだに絡みついて、いいいいいっ! 頭ん中真っ白になちゃうぅぅっ! 意識飛んじゃううううっ!」 狂ったように卑猥な言葉を吐きまくる美鳥。犬のように舌を出し、はぁはぁと粗く熱い息を吐きながら。 「交尾だよ交尾! 雄のち○ぽを雌のま○こに入れちゃってずっこずこずぽずぽさせてザーメン中にどぷどぷ出して赤ちゃん作っちゃうの! 君たちもやってみようよぉ! お父さんとお母さんもこーいうことしてたんだよー! ん、あっ! うあっ! あひっ! ひぅっ! はぁんっ! あんっ! あんっ! はああんっ! んああああああああっ! セックス気持ちいいよおおおっ! 大好きいいいいいいっ! いくいくいくいくいくぅーーーーっ!」 ……子供達が何も言えないでいるまま、二人は砂場を大きく一周して、そのまま離れていった。超巨大な台風が突然発生して、一気に通り抜けていったような雰囲気が辺りに漂っていた。 …………
「あー気持ち良かった」 「あ、ああもう……。最低……。何て事を……」 もう、終わりだよね? と、理樹は聞くこともない。子供達が親に言い付けたりして大きな騒ぎになる前に公園からさっさと退散し、やってきたのは線路脇。夕暮れ時の、茜色に染まる世界。 「理樹くんは目を隠しておいたほうがいいかな? あたしは見られまくっちゃっても平気だけど」 こういう場にいるってことはもう、するのは決定事項なんだねと理樹は思った。 「来たよ。いくよー!」 理樹達の左から右側へと向かう電車がやってくる。一体どうするんだろうと理樹が思っていると。 「あ……っ」 「んんっ!」 一瞬の早業だった。理樹の一物をぐい、と探り出して握りしめ、フェラチオを始める。じゅる、じゅるり、と音を立てながら咥え込み、目線は通り過ぎるのはシルバーを基調にクリーム色と群青色のラインが入った電車の方。フェンス一つ挟んで何も遮るものはない。多くの人達の、一瞬何が起こったのかわからない……非常識な行為に信じられないという視線に晒されて、美鳥の全身は火照っていく。 「んっんっんっんんっんぅっんんんぐっ!」 美鳥は長大な、十両以上はある編成の車両が見えなくなるまでたっぷりと、痴態を晒し続けた。理樹もこの状況に興奮してしまったのか、あるいは美鳥の極められたフェラチオのテクニックに翻弄されたのか、ついつい射精をしてしまった。我慢する気すら、起きなかった。 「ぷはっ。あー、おいしかった」 またも口内に出されたものを、むせ返ることもなく飲み込んでいる。でも、まだそれは始まりに過ぎない。 「でも、また来るよ!」 今度は右から左側。さっきよりも近い。そして美鳥は素早い手さばきで制服を全て脱ぎ捨てた。そしてフェンスに両手をついて……。 「公開セックス、いくよ! 思いっきりぶちこんでっ!」 理樹は突き出されたお尻に一物を宛がい、一気に加速を始める。 「んああああああああああっ! あ、そだ。忘れ、てた。んぅ!」 美鳥は口内にたっぷりと溜めておいた精液を手の平に出して、顔になすり付ける。 「あああああっ! んあああああああああああっ! す、ごいいいいいっ! 見られてる! みんなに見られてるよおぉっ! いっちゃうううううううううううううっ!」 いくら電車が高速で通り過ぎていても、はっきりとわかる。全裸の少女が男と交わっていることくらい、誰にでも。理樹はねじ込んだものが締め付ける強さに、美鳥がいかに興奮しているのかわかる。小さな胸の膨らみがぷるぷると小刻みに揺れている。理樹は手加減することなく揉みしだき、握りつぶしていた。 「あああああああーーーーーーーーっ! んあああああああああああああっ! 突いて! 突いて突いて突いてええええええええっ! もっとおおおおおおおっ! ずっこんばっこんってしてええええええっ!」 がしゃがしゃと、フェンスが激しく揺れる。理樹の突きも、今までで最大と言えるくらいに早く、激しくなっていた。美鳥の華奢な体が壊れてしまいそうに感じるくらい、強く激しく。 「くぅっ! いっくううううううううっ! 気持ちいいいいいいいっ! 気持ちいい気持ちいい気持ちよすぎるよおおおおおっ!」 美鳥の股間から、失禁したようにぶしゃあああ、と雫が飛び散った。それと同時に理樹も達していた。美鳥はその瞬間を逃さずに、理樹に言った。 「あっ! ねえ理樹くん、あたしを持ち上げて! あたしの両足持ち上げて、ぐしょぐしょのどろどろに濡れまくったスケベ女のま○こをみんなに晒して……!」 理樹は言われるがままに、相変わらず繋がったまま美鳥の両足を持ち上げる。ぐしょぐしょに濡れた割れ目も、ずっぽりと根本までねじ込まれている理樹の一物も、きゅっとすぼんだ美鳥の尻穴も、全てが晒されている。そうして尚も愛液と精液がだらだらとこぼれ落ちていく。 「あああっ! 見てええええええっ! ち○ぽとま○こ見てええええええっ! ま○この中、ずぽずぽぬちょぬちょしてるよおおおっ! あ、も、もうだめっ! またいくっ! いっていっていきまくっちゃうよおおおおおおっ! あひいいいいいいいいいっ! 見られながらずこばこするの最高おおおおっ!」 小さな胸の膨らみの中央にほのかに赤らんだ乳首を勃起させながら、美鳥はまた絶頂を迎えていった。白目を剥き、顔中精液と抜けた陰毛にまみれ、だらし無く涎を垂らしながら。そして同時に理樹も射精し、結合部からは精液と共に飛び出した潮が、フェンスを越えて電車の方にまでふりかかっていった。 「あ、あはっ! あはぁ! あははっ……。電車……行っちゃったぁ。もっと見て欲しかったのにぃ……」 呆けたような表情で、名残惜しそうに美鳥は呟いた。 帰り道。
「楽しかったねー」 「……。うん……」 満員のバス内で、つり革や手すりに掴まっている二人。何処とも知れぬ場所……つまりは二人にとっての遊び場から帰る途中。 「ふふ。理樹くん、すごかった。あんなとこで、彼女にあんなことまでさせちゃうんだもん」 耳元でささやくように言われ、理樹は顔を赤らめる。 「あ、ん」 バスがブレーキをかけて止まる。その反動で二人の体が密着した拍子に、美鳥が理樹の首筋に舌を絡ませた。隙あらばこれだ。理樹が、もう一回しようとでも言ったりしたら間違いなく答えはイエス、だろう。 「んん。……んー。何だか喉が乾いたな」 揺れがおさまった所で、美鳥は持っていた鞄の中から500ml程度のサイズのペットボトルに入ったお茶を取り出し、蓋を開けてごくごくと飲み干しいく。 「ん、ん、んぐ……ん」 美鳥の唇が艶めかしく見える。まるで、理樹のものを咥え込んでいる時のような、やらしい目線。ただ飲むだけじゃなくて、時々容器を前後に動かしている。 「ん。お茶、おいしいよ。理樹くんも飲む?」 一度口から容器を離し、ぺろりと舌先で唇周りを湿らせる。 「……いや、いい」 「そう?」 美鳥は再びペットボトルを咥え、そして飲み干していく。ごく、ごく、と喉を鳴らしながら、泡立った薄い黄緑色の液体を……。 「……」 理樹は知っていた。美鳥が飲んでいるそれは、ただのお茶じゃないということを。……ちょっと前。トイレの入り口で散々猥褻行為に耽った後に、美鳥はおもむろに空のペットボトルを取り出して、そして……。 『理樹くんもおしっこ出して。ここに』 どこまでも変態行為を追求する気なのだろう。理樹は覚悟を決めてはいたけれど、改めて言いなりになるしかなくて、人が来る前に実行していった。理樹も尿意をそれなりに堪えていたので、じょぼじょぼと注ぎ込まれる液体は、容器の半分を軽く超えていた。 「んぐ、んぐ」 バスのエンジン音だけが響き渡る車内にて、美鳥が液体を飲み干す音は何故か妙に大きく感じた。 「んぅ、んぅ」 こんなに人が大勢いるのに、誰一人、美鳥の背信的な行為に気付いてはいない。本当にもう、何という事をするのだろう、この娘は。 「ぷふぅ」 最後の方はもう、こくん、こくん、という生易しい者ではなくごきゅごきゅとわざと音をたててるようにすら聞こえる。飲み終えた美鳥は満足げに息をつく。そして、悪戯っ子のようにぺろりと舌を出してから、理樹の耳元でささやいた。 『最高においしかったよ。……理樹くんの、ザーメン混じりのおしっこ』 また、下半身が盛り上がっていくのがわかる。もう、限界だ……。途中下車して、どこかでこの小悪魔を懲らしめてやらなければ気が済まない。もしかするとそれは全てこの娘の計画通りで、手の平で踊らされているだけなのかもしれないけれど……。 『……いいや』 罠にはまってしまったのかもしれないけれど、構わないと理樹は思った。指であそこをぐしゅぐしゅとかき混ぜてやって、制服をひん剥いて……。ううん、それどころじゃない。衣服なんか邪魔だから乱暴に全て切り刻んで細切れにしてやって、散々犯してザーメンまみれにして……そして、一晩くらい茂みの中にでも放置してやろうか。見知らぬ街の片隅に……。それくらいすれば、懲りる……かもしれない? いいや、多分無理だろう。 『理樹くん。今、えっちなこと考えてるでしょ?』 いけないんだーと、ふざけて注意するような感じ。 『……』 美鳥はさりげなく、手の甲を理樹の股間に当てていた。 『理樹くんが思ってること、いっぱいして欲しいな』 そしてそれらは、実行に移される。……美鳥が停車ボタンに手をかけて、理樹も頷いた。 『いっぱい犯してね』 きっとかなわない。どこまでも、要求はエスカレートする。……それでもいいやと、小悪魔に魅入られた理樹は心の底から思った。 「さ。いこ?」 バスが止まり、二人はICカードをかざしてからステップを降りていく。 「まだお尻の穴とか、何もしてもらってないしー。ほら」 バスが発進しようとする側から、美鳥はスカートを捲り上げ、尻の割れ目を両手で左右に押し広げ、穴まで衆目に晒していた。見知らぬ街の夜の闇は、二人には堪らなく魅力的に感じるのだった。 ----------後書き----------
今回はちょっと趣向を変えて、美鳥さん盛大に痴女るの巻でした。 以前、PureMix2ndというシリーズで書いた美鳥さんのお話が、ごく一部の方に好評で、こーいう話を書けぃという指令があって。んじゃまー試しにちょっと書いたろかなと思って適当にぺちぺち文字を打っていったら、いつの間にかこんな形になっておりましたとさ。 そういうわけなので、何かこーいうのよこせーとかご意見があったら、気紛れで書いてみることもなきにしもあらずでありますよ。
ご感想を頂けると嬉しいです。
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