【美坂香里】
香里「…(--#)」
ばきっ!
………まだ何も云っていない(--;;;;;;)
香里「このシリーズにあたしが出ている時点で云っているわよ(T_T#)」
折角Kanon編のラストなのに(--;;;;)
香里「何が折角よ! こんな変態鬼畜ものシリーズ絶対出ないからねっ!(--#)」
ところがどっこい、既に作品は完成しているんだなー。これが(--)
香里「なんですって!(T_T;;;;;#)」
そんなわけでKanon編ラスト、気合入れて行ってみましょ〜( ̄▽ ̄)
香里「こらあっ! 待ちなさいよ!(--####)」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
放課後の夕焼け色に染まった教室にて、二人の男女が座りながら話をしていた。別に何か特定の目的があるわけでもなく、ただ何となく、のんびりと話しをするだけ。…だけど、二人にはそんな瞬間が何よりも楽しかった。
「香里。お前にこれをやろう」
「何これ?」
「俺からの心を込めたプレゼントだ」
唐突であるが、机に腰掛けた男・相沢祐一から恋人である少女・美坂香里へと紙袋が手渡されたのであった。
「…開けてもいいかしら?」
「もちろんだ。そのために買ったんだからな」
がさがさっ
そうして、香里が袋の中から取り出したものは。
「…」
「ふっふっふ♪ お前にぴったりだろう。苦労して手に入れた俺のとっておきのプレゼントだっ♪ すごいだろ!」
してやったりというように得意顔の祐一と、対照的に…。
「相沢君…」
わなわなと拳を握り震わせながら、喜怒哀楽の『怒』に相当する表情を見せる香里。
「おおっ♪喜んでくれたか。いやー、それでこそ苦労した甲斐があったってもんだぜ。はっはっはっは♪」
ばきっ!
当然の如く、香里の鉄拳制裁が祐一の顔面へとヒットしていた。
「ぐふっ! い、いきなり何てことするんだ!」
「『何て事するんだ』じゃないわよっ! 相沢君の変態っ!」
…わなわなと怒りに全身を震わせながら、香里が手に持っていたのは。
「何を言うっ!それは折角俺が香里のためを思って『おお。これいいなぁ。香里に似合いそうだな〜…。でも財布の中身がきついよなぁ…。ただでさえ金穴なのに…』な〜んて、恋する青少年よろしく少ない有り金はたいて買ってきたセクシーな紫色のガータベルトつきすけすけ下着なんだぞ!」
と、いかにも読者の皆様に状況がわかりやすくなるという、とても親切な力説をしてくれる祐一。
「…はぁ〜」
香里は脱力したように深く長い溜息をつく。祐一の一言を聞いただけで香里は悟っていた。祐一の言っていることは、恐らく真実なのだろうと。
「…もう。そんなことにばかり一生懸命なんだから」
「誉め言葉として受け取っておこう」
感心したのか呆れたのかは定かではないが、とにかくも祐一の無意味なまでの情熱には敵わない、と云った表情を見せる香里。
「…わかったわよ。着てあげる」
「おおっ♪」
その一言を聞き、狂喜乱舞する祐一。
「でも。見たりしちゃだめよ。…触ったりもダメ!」
「はいはいはいはいっ。わっかりましたッ! わっかりましたから今すぐ今ここでさぁっ!」
「もう…」
妙なこだわりに凶変する祐一をみて、その様子に呆れながらも着替えの為に別の部屋へと移ろうとする。…が。
がしっ!
↑とは、部屋を出て行きかけた香里の肩をつかむ音。
「待て。どこに行く」
「どこって。こんな所じゃ着られないでしょ?」
いかにも、お前は何を云っているんだ。ことの本質を『わかってないな〜』と、云いたいような表情で。
「ここで着ろ」
ばきっ!
当然のことながら、怒りの鉄拳が祐一の右頬をクリーンヒットしていた。
「痛い…」
「あのねっ! そんなことして、誰か来たりしたらどうするのよっ!」
「誰も来やしないだろ。この時間になれば」
確かにもう下校時間はとっくのとうに過ぎている。更に、試験明けという開放感に溢れた日であるが故に、校舎に残っている学生などは彼らくらいだろう。…教師ですら、殆ど帰宅の徒についているはずである。
「そういう問題じゃなくて…! 何考えてんのよ。アダルトビデオでもあるまいし…」
香里が云いたいのは行為自体に対する背徳性と道徳的な問題であろうが、祐一はそんなことおかまいなしだ。
「スカートを脱げと云っているわけじゃないんだし、問題ないだろ?」
「そ、そりゃ…そうだけど」
「ならオッケーだ。さあさあ、脱いだ脱いだ。着替えた着替えた♪」
「…もぉ。今回だけよ。こんなこと」
「はいはいっと♪」
楽しそうな表情に急変する祐一。対して香里は、夕焼け色に染まった顔を羞恥で更に真っ赤にしながら。
「ぬ、脱ぐわよ…」
「おう。どんとこい!」
(何がどんとこい、よ…)
すっ…
もじもじしながらスカートの中に手を伸ばし、ゆっくりと下着を下ろしていく。…やがて、白く清楚な下着が露わになってくる。
「む。今日は白か。しかもシルクのレースとは、結構洒落っ気のあるパンツはいてるんだな」
「…もうっ。何感心してんのよ」
真面目な性格故に、身だしなみには気を使っているのがわかる。祐一という恋人がいるのだから尚更だ。
するする…
「な〜んだ。シミとか付いてたりしないのか。残念」
「…あのね。やめるわよ。そういうこと云うとっ!」
下着を下ろしていた手をピタッと止める。
「冗談だ冗談。じょーだん。気を悪くしたか?」
「ものすごく」
「あーあー。悪かった悪かった俺が悪うござんした。謝ります謝ります。遺憾の意を表明いたします。土下座します。ささ、謝ったんだから続き続き」
全く誠意のこもっていない謝り方だが、された方としてはこれまた溜息が出るような気持ちになってしまったのである。
「もう…。デリカシーがないんだから…」
祐一の態度を批判する気にもなれず、渋々という表情の香里。
するする…
やがて、下着は足下まで下ろされて…。
「ぬ、脱いだ…わよ」
「ほいほい。ごくろーさんっ。さあさあ、次次! このきらびやかな紫色のすけすけせくしぃ下着を着た着た!」
「はぁ…」
香里は溜息と共に『少しくらい心の準備をさせてよ』と言う抗議の言葉を喉の奥から出そうとしたが、祐一が慌ててそれを止めた。
(静かに! 向こうに誰かいるぞ!)
(え…? 嘘っ)
かつん、かつんとリノリウムの床を叩く音が遠くの方にかすかにであるが聞こえ…。香里は慌てて平静さを装うとするため、椅子に腰掛けようとして。
がたっ!
「きゃっ!」
「危ないっ!」
香里は慌てて隠そうとして、脱いだ下着が足下に絡まり体勢を崩してしまった。祐一がそれを抱きかかえるように支え、結局祐一が香里を床に押し倒した形になった。
「香里」
「な、何よ…」
「はしたない格好だな」
「あっ…相沢君のせいでしょ!」
床に倒れた衝撃で、香里は股を大きく開き、脱いだ下着を片足の先に引っかけているという格好になっていた。
「まあなんだ。お前のお望み通り、可愛がってあげよう」
にやにやと笑いながら、素早く回り込み。
ぷちゅっ
「ちょっ! あ、相沢君…っ! やめてよ!」
「嫌だ」
香里の格好を見て、祐一は素早く香里のスカートの中に頭を入れ、剥き出しになった香里の秘部に舌を這わせた。甘い果実にむしゃぶりつくかのように。
ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ……
「や、やめて! やめなさ……はぅっ…あっ…ぅっ! いきなりそんなっ!」
慌てて祐一の顔を股間から引きはがそうとするも、がっしりと腰を捕まれてしまっていた。…力の差は歴然としており、やがて香里から抵抗の意思を奪っていき。
「きゃああっ! だめ、そんなっ…きたな……ぃっ! あっ…あぅっ」
ちゅるるるっ! ちゅぷっちゅぷっちゅぷっちゅぷっ……ちゅぷっちゅぷっちゅぷっちゅぷっ
「ん…ん………。香里のここ、綺麗だ」
「う…うれしくないわよっ! こんっ…なっ……ああっ!」
祐一はれろれろと舌を可能な限り長く出し、花弁のような香里の秘部を舌の先で弄ぶ。
(こんな……っ! やめ…っ! だ、誰かに見つかったら……退学になっちゃう…わ)
普段、三十人近くの生徒が授業を受けている教室。そんなところで二人、淫らな行為にふける。そんな背徳感に香里は打ちのめされていた。…が。
つつっ…
祐一が舌を離すと香里の秘部から、ねっとりべっとりした糸が引いた。
「香里のすけべ。嫌だ嫌だいいながら、こんなに濡らしてて何だよ」
「ち、違っ。そんなの…嘘……よぉ……。あぐっ!」
言葉とは裏腹に、香里の秘部からはとろりとした液体が分泌され始めていて、床に小さな雫を生み出している。
ちゅるっ…つっつっつっつっ……。つぷっ、つぷっつぷっ……つるるるっ!
香里の秘部をまんべんなく、円を描くように舌で舐め回し…。そうかと思えば急に奥へと舌を挿入させる。
「はふっ! あふぅっ! あっあ…んっ! だ、だめ。だめぇ……ああっ」
緩急を付けた愛撫に、香里は膝を震わせながら耐える。…が
つっ!
「ひゃうっ!」
強烈な刺激に思わず大きな声を上げてしまう。…祐一の舌が、芽のように小さなクリトリスを撫で回したのだ。
「香里。気持ちいい?」
「あふ…あふ………あぅ……ぅ…。こ、こんな…こと…されたら……っ! 誰だって……あふっ! やめ……あっあっ…あ…ん」
はあはあと大きく息を尽き、非難の眼差しを祐一に向ける。
「意地っ張りだな。気持ちいいなら素直になればいいのに」
「あっあっ! ……ど、どうして……こんなとこ…で、なのよぉ……くふっ」
ぴちゃぴちゃ、ぴちゃぴちゃ、ぴちゃぴちゃ、ぴちゃぴちゃ、ぴちゃぴちゃ、ぴちゃぴちゃ…
小さな豆のようなクリトリスを舌の上で転がせると、香里はぴくぴくと身体を振るわせた。
「どんなところでも香里と愛し合いたい。なーんてこと思ってんのにさ」
お茶らけているようでいて、案外本気で云っている感じの祐一は、ちょっと面白くなさそうな表情をして。
ぐっ!
「ああっ!」
「いいよ。それなら、ここでイってもらうから」
香里の両股が床に付くくらい大きく開き、開いた方の手で香里の花弁を大きく開き…。
つぷっじゅぷっつぷっじゅぷっつぷっじゅぷっつぷっじゅぷっつぷっじゅぷっつぷっじゅぷっ!
「ひああああああああああっ! あっあっあっあっ! あああーーーーーーーーーっ!!!!」
祐一は有無を云わさず、舌で香里の秘部を愛撫しまくった。
ぴちゃっぴちゃっ…ずじゅ…ずじゅ……ちゅくっちゅくっちゅくっちゅくっ……
熟した果実を貪るように…。両手で香里のふっくらしたお尻を撫で回しながら持ち上げ、口を目一杯開けてしゃぶりつく。
「も、もお……だ………めぇ。……ああっ………あっ……。い、ひぃぃっ………あひいっ! でちゃ……ぅっ!」
ちゅるるるっ! ちゅるるるっ! じゅるっじゅるっ! ちゅるるるっ! ちゅるるるっ! じゅるっじゅるっ!
「あっあっあっあっ! あああっ! あひっ!」
たくし上げられ何も意味を為さないスカートと、足の先に引っかかった下着が隠微に揺れる中、祐一の指が香里の恥ずかしい部分を愛撫していた。
ずじゅっ!
「ひあっあっあっあーーーーーーーーーっ! あああああああああっ! あーーーーああああーーーーっ!」
香里は絶叫しながら、絶頂を迎えた……。
ぴゅるるるっ! ぴしゅっぴしゅっぴしゅっ!
絶頂の瞬間、大量の愛液をまき散らしながら…
「床がえっちな液体でびしょびしょだな。香里」
「…」
絶頂を迎えた時のまま、小刻みに息をしながら仰向けに横たわっている香里。
「こういうところでするのって、背徳感がいいんじゃないか。すごく感じただろ?」
「もう…」
あなたには敵わないわと心の中で苦笑しながら、つい先程まで行われていた行為に対する恥ずかしさで、視線を逸らす。
「生真面目な美少女のクラス委員が教室の中であえぎながら潮ふきまくり。何てそそられるシチュエーションだろうな」
「あ、あなたのせいよ。…あたしがこんな風になっちゃったの」
少し拗ねたようなアクセントをこめて、香里が祐一の罪を追及した…が。
「それは違うな。香里は元からやらしいんだよ。じゃなきゃこんなに濡らさないものな」
「…」
言い返せないのは、絶頂を迎えた事実があるから…。
「相沢君が、上手いから…よ」
「…はは。嬉しいこと云ってくれるな」
「く…」
主導権を握られっぱなしというのは、香里の性格としてはあまり面白いものではないようで。
「それとな。言い忘れていたが、香里よ」
「何よ…?」
「いやなに。今日受けた歴史のテストなんだがな」
ぱらっ
制服のポケットから折りたたまれた一枚の用紙を取り出して広げる。
「……嘘」
「俺も最初はそう思った。…けど、そうじゃないっぽい。疑うならじっくりみてみろよ。選択問題だからミスってことはないしな」
赤いサインペンで書かれた丸印が、紙を埋め尽くしていた。…回収されない問題用紙に、答えである数字が書かれていて。
「もぉ…。こういうことになるとホント、すごいんだから…」
「同感だな。本人が一番そう思う」
香里の様子からもわかるように、二人にはテストの前に約束したことがあった。……それは。
「一教科でも満点だったら、何でも云うこと聞いてくれるって云ったよな?」
…約束は、守らなければならない。
…授業中の静まりかえった教室。
「この問題は、この公式に当てはめると簡単に解ける。エックスをここでこうして、こう……」
ず…
(…ん……ぅ)
数学の教師がチョークで黒板を叩く音だけが響く。この教師はとても熱心で生徒に人気があり、私語は殆ど無いのが特徴な授業なのだが。
(……っく。こんな時に限って数学の授業だなんて。あ、相沢君の変態っ!)
クラス委員としては嬉しいのだけれど、このときばかりは多少の私語があって欲しいと思う香里であった。何故なら…。
ず………ず……
「ん……ふ」
ずっと同じ体勢をしていてしびれるくらい疲れてしまい、僅かにお尻を動かすのだが。…それだけで秘部に埋め込まれた物が敏感な神経を刺激する。
(どうしてあたしがこんな……。授業中もずっと入れてろだなんて……)
香里の下半身…。スカートの中。祐一が手渡した、いやらしい下着の下に埋め込まれた人工物…電動バイブレーター。
「は……ふ……ぅ」
身じろぎするたびにこみ上げてくる声を必死に堪える香里。…と、その時。
ぽんっ!
(い゛ッ!?)
背中から、軽い刺激と共に心配そうな声が聞こえた。
(香里。苦しそうだけど、大丈夫?)
(ぐっ。……だ、大丈夫よ。少しだけ熱っぽいだけ)
ず…
(うぅぅ……。もぉ〜……っ! こんな時に〜!)
ビクッと身体が跳ねた拍子に膣が収縮し、埋め込まれた物が過敏になった神経を刺激する。
(それならいいけど…)
(もうっ! 授業中なんだから話しかけて来ないでよっ!)
険悪な調子でドスのきいた声を親友に浴びせる。
(う、うん。ごめん)
親友の水瀬名雪が香里の異変に気付いて、声をかけてくれたのだが。…状況が状況だけに今の香里にとっては余計なお節介以外の何者でもない。
(名雪…。ごめん。で、でも…今は仕方ないのよ……)
罪悪感に苛まれながら何とか名雪をやり過ごしたものの、時間はまだ30分以上も残っている。
(ぬ、抜きたい。こんなものっ……っくぅ)
必死に呼吸を整え、動かないように精神を保とうとするものの。
「……それで、さっき説明したこの公式を応用した問題を誰かに解いてもらおう。…そうだな。今日は28日だから」
(う…。嫌な予感がするわ…)
そして、その予感は的中する。
「お。出席番号28番は美坂か。美坂なら、こんな問題楽勝だろう」
(やっぱり…)
確かにそれは嘘ではない。問題自体は、学年でもトップクラスの成績を誇る香里にとっては至極簡単な代物であるが。
がたっ!
「は、はい…」
香里は僅かによろめきながらも必死に体勢を立て直して黒板の前へと向かう。制服の短いスカートの下には、およそこの場にはふさわしくない淫靡な代物が埋め込まれているが、クラスの誰もがそんなこと知らずに香里に視線を合わす。
ず……
皆真剣な眼差しで、優等生の香里を見つめる。
(う……みんなが見てる)
三十人近くの視線が香里に注がれる。…刺激に、下着を濡らしながら必死に堪えている香里へと。
(ど…どうしてこんな時に当たるのよ…。いや……っ。み、みんな……見ないで…)
ず…
(ああぁ……。そんなに見られたら……あたし……っ。……か、感じちゃ…う)
ほんの僅か…。ほんの少し、ではあるが。…右の内股を一滴の雫が伝い始めていた。
つつ……
(こんな…こんなところで濡れ……る、なんて………)
「じゃあ、他の問題は…。よ〜し、北川に斎藤に……」
「えーっ! 俺出席番号全然関係無いっすよぉ〜!」
「そんなのありかよ〜!」
「はいはいっ。 いーからいーから、文句云わないでやれ〜」
僅かながらの救いは教師の一声。…不平を言う男子生徒の声と、くすくす微笑むクラスメイト達の声が、何気なく香里に合わせていただけのクラスメイト達の視線を逸らしてくれた。
(た、助かった…)
早々に問題を解いて席に戻ろう…。呼吸を整えてチョークを黒板に当て、問題を書き始めたそのとき。
ヴッ!
カチッという音を聞いた者は、恐らくいないであろうが。
「い゛ッ!」
突然、香里の秘部に埋め込まれたバイブレーターが振動を始めた。音はほんの僅かなものだとしても、気付かれたら……。
(り、リモコンで……。相沢く……んぅっ!)
がぎぎっ!
突然の刺激にチョークを半分に折り曲げてしまい、パキッという音が床に落ちて砕けたことを示している。
(あ゛ッ…い゛………ッ!)
「ったく。ついてねーな。うん? …美坂、どうした?」
クラスメイトの北川が不平を垂らしながらも、香里の異変に気付いたようである。
「な、何でもない…わよ」
砕けたチョークを拾おうと、腰を屈めようとした。…が。
ヴヴヴヴヴヴッ!
体勢が変わった影響で、刺激も加わり…香里は悶えた。
(あひっ! も、もう…だめっ! ああああっ! だめっだめっだめえええっ! こんなっ! こんなところでなんてっ!)
ペタンと座り込んでしまいそうになりながらも、必死に堪え立ち上がる。
「ほい。チョーク落とすなんて、調子でも悪いのか?」
「う、うん。少し…」
北川が落ちたチョークを拾ってくれたのは、かけがえのない救いであった。感謝するも、刺激は終わったわけではなく。
(ぐ……ぅ。ああぁっ…あっ………ああ〜……い、嫌ぁ! 気づかれちゃうっ! みんなに見られちゃうっ!)
誰にも見えないけれど。スカートの薄い布地一つ隔てたところでは、淫靡な行為が密かに行われている。
カツカツッ……
普段の彼女としては乱暴すぎるような文字を必死に書き、すぐに席へと戻ろうとする。
(ふ…ぅっ。……早く、席に……んうっ!)
ヴヴヴヴヴヴッ! ウィンウィンウィィィッン…!
突然、バイブレーターのパターンが震えるだけから芋虫が這うような動きに変わった。
(も……もお…やめ……て。……あぅっ……。ゆるし……て……)
…その弾みで香里はよろめき、教卓に手をついて何とか堪えた。
ウィィ〜〜〜ン…ウィンウィンウィィィッン…! ウィィ〜〜〜ン…ウィンウィンウィィィッン…! ヴヴヴヴヴッ
(あ…たし。も、もお……だめぇっ! このままじゃおかしくなっちゃう!)
このままではクラスメイトの目の前で淫らに喘ぎ声を上げてしまう。…香里は最後の力を振り絞り。
「せ、先生っ」
「ん? 何だ?」
ウィィ〜〜〜ン…ウィンウィンウィィィッン…! ウィィ〜〜〜ン…ウィンウィンウィィィッン…! ヴヴヴヴヴッ
フルフルと震える手で教卓を掴み、よろけそうになる身体を支える。
「す、すみません。…ちょっと、気分が悪くて。保健室行ってもいいですか?」
「ああいいよ。行って来い。一人でも大丈夫か?」
大丈夫…です。かすれた一言を残し、酔っぱらいが歩くようにふらつきながら教室を出ていった。
ばんっ!
その様子を見て、一人の男がクスッと笑ったが。誰も気付く者はいない。
ヴヴヴヴヴヴッ! ウィンウィンウィィィッン…!
「あぐっ! ぅ…うぅぅぅっ! うっ!」
教室を出てからも、香里を責めるバイブレーターの動きは止まってはいなかった。うねるように香里の膣内を刺激したかと思うと、急に震わせたりと。イレギュラーな動きに、香里は耐えられなかった。
ウィィィッン…!
「く……う、ぅぅっ! あふぅ……っ」
授業中の教室に聞こえてしまわないように必死に出てくる声を抑えながら、よろめく足を奮い立たせて歩く。人が少ないとは云え、こんなところで引き抜く訳にはいかない。
(ど…どうしてあたしがこん……な目に…。…うぅっ)
ヴヴヴヴヴヴッ!
「ぐっ! うぐっ!」
度重なる刺激に下着がぐしょぐしょに濡れているのがわかるが、そんなことを気にしている余裕は無かった。
(急がないと…っ!)
ぽたっぽたっ……
バイブレーターが蠢き続ける、大きなシミのできた下着…。
「うーーーーーーーーーーっ! で、出ちゃ…う……ッ」
堪え続ける香里を嘲笑うかのように、愛液はぽたぽたと下着からあふれ出し…両の股を伝い、ストッキングを濡らし。
ぽたっぽたっ……
(こんな姿…っ。誰かに見られたら……! 相沢君の変態っ! くぅぅっ!)
香里が歩くたびに、ぽたぽたと雫が床に落ちていく……。淫靡な快楽の雫が…。
……
香里が必死になって駆け込んだ先は保健室等ではなく、隔離された空間…女子トイレの中であった。
「はぁっはぁっ! あっ……あああああああああああああっ! あはあああーーーーーーーーっ!!!!」
びしゃっ…じょろろろろ……っ!
流れ落ちる液体は…。堪えきれない快感を叫ぶのと同時…。
「………はふぅ」
バイブを引き抜く間もなく下着を脱ぐ間も便座に腰掛ける間もなく快楽のあまり香里は失禁していた。ストッキングも靴も床もびしょびしょに濡らしながら…。
「あっあ……ぅ。あぁう………ぅ…。はぅ……」
蓋の閉じた洋式トイレに倒れ込むようにうずくまる。
「あ…あと数分遅かったら」
数十人の前で失禁し、バイブも見つかっていたことだろう。…そう思い、青ざめる香里。と、そんなとき…。
がちゃっ!
「きゃああっ!」
「いけないな。クラス委員がサボったりしちゃ。それに、トイレは鍵をかけような」
余裕綽々という感じの祐一が、女子トイレの中に入ってきていた。
「だ、誰のせいでっ!」
「ま〜待ちなさい。そろそろ…」
き〜んこ〜ん……
「あ…」
チャイムが授業が終わったことを示す。
(すぐ人が来るぞ。今は出るわけには行かないな)
(なっ!)
ばたんっ!
云うが早いか、すぐに女生徒達がトイレの中へと入ってきた。
(だ、大体何で相沢君がここにいるのよっ! ここ、女子トイレよ!)
(いや〜、偶然俺も調子が悪くなっちゃってさ。てなわけで、俺も香里とご一緒させてもらおうということだ。はっはっは♪)
脳天気な祐一の答えに呆れ果てる香里。
(もぉ…。信じられない…)
(壁一つ向こうには人がいっぱい。そんなところでするのってスリルあるだろう。ほら、舐めて)
(い゛っ!?)
じゅぶっじゅぶっ!
(んっぐ! んうううっ!!!! げほっげほっ! ………い、いきなり入れてこないでよっ!)
バイブを抜く間もなく、仁王立ちの祐一の剥き出しになった肉棒をいきなりくわえさせられ、涙目で抗議する香里…。
(悪い悪い。じゃあ、優しくな)
(うぅ……)
差し出された肉棒を、渋々くわえ込む。
『でもさー。美坂さんって、ほんとすごいよね〜』
じゅぷっじゅぷっじゅぷっ!
(っ!)
(おやおや。誰かが噂してるぞ)
『だよね〜。頭いいし、スタイルいいし美人だし』
『あたしも美坂さんみたいになりたいな〜』
『あははっ。無理無理』
姿の見えぬ女生徒が自分のことを噂している。……そのすぐ側で自分は。
くちゅっくちゅっくちゅっくちゅっ!
(…)
(香里は人気者だな)
女生徒達の憧れの自分は……口を目一杯開けて祐一の肉棒をくわえ、電動バイブレーターの刺激に感じている。
(い、嫌あっ! も、もう…やめてよ。こんなの…)
(ん…。でも、香里のここは嫌がって無いみたいだけど。……あ、そうだ)
祐一はふと、何かを思いついたようで。
(香里)
(な、何よ…)
(服、脱いじゃえよ)
(そんなことっ!)
出来るわけない。…けれど。
(何でも云うこと聞くんだろ?)
(…っ)
(ドアは閉まってるし鍵はかかってる。音さえたてなければ誰にもばれたりなんてしないって。大丈夫大丈夫)
(わ……わかった…わよ)
渋々と返事を返す香里。そうして、赤紫色のケープをはずし………。
しゅるっ……
(…)
あまりの恥ずかしさに顔を真っ赤に染め、目をそらしたまま、ワンピースタイプの制服のボタンを一つ一つ、ゆっくりとはずしていく。
ぷつ…ぷつ……
そして…最後に残った下着を脱ぎ去っていき……。最後には、霰もない姿にされていた。
(香里の体は綺麗だな)
(うぅ……ぅ…ぅ。だめ……。恥ずかしい……)
ヴヴヴヴヴヴッ!
(しゃぶって)
奥まで差し込まれたバイブが激しくうねり、膣内を刺激する中…。
(ん…んん……んぐ…ん……)
ずず…ずじゅ……じゅっじゅっじゅっじゅ………ずじゅっ
ソックスと上履き以外全て脱ぎ、全裸になった香里が仁王立ちの祐一にひざまずくようにして肉棒を愛撫し始めた。薄いドアの向こうには賑やかに話しをする女子生徒が何人もいる。そんな場所で…。
(スリル満点だろ?)
(あむ……ん、んん、ん……んっ)
からかう祐一のささやきを怒ったように無視して、愛撫を続けていく。
ウィンウィンウィン……ウィンウィンウィン……ウィンウィンウィン……
(ぐくっ……ん、ぐ……んんっ! んっんっんっんっ!)
とろりとした液体が、震えるバイブを伝ってトイレの床へと落ちていく。
(ん…。香里、上手い…。もっと激しく…)
香里は自棄になったように、賢明に顎を動かし舌を使い、手も使い…祐一に奉仕する。
じゅ…じゅ………じゅぷ……じゅぷ……
ドアの板一枚向こうには女性と達がいる。僅かな隙間から外を見て香里は背徳感と快楽の混じり合った感情に混乱しながら。
(そろそろ出すよ…)
(ん…ん、ん……んぐ、ん……んむ…ん)
じゅぷっ!
大量の、濃厚な精液が香里の口内へと注がれていき…。
ごくっ……
「んっ…ぐ」
むせかえりながらも、喉を鳴らしながら飲み干した…。
「げほっ…げほっ………」
ぽた…ぽた…
むせかえった拍子に飛び出した精液が、綺麗に磨かれたトイレの床へとこぼれ落ちていく。
(ダメだろう香里。ちゃんと全部飲まなきゃ)
(……)
べっとりとした肉棒が香里の顔になすりつけられ、綺麗な顔を汚していく。
(だから。もう一回、な…)
* * * *
放課後の、誰もいなくなった教室にて。
「香里。…もっと気持ちいいことしたくないか?」
「今度はなによ…」
先ほどのトイレでの、背徳感と快楽の混ざり合ったゾクゾクするような感覚に香里は溺れはじめて。あきらめのため息をこぼす。
「じゃあさ。…これ、飲んで」
「…?」
祐一が香里に差し出したのは、小さな瓶に入った透明の液体。
「飲むとえっちな気分になる液体だ。香里が今着てる下着と一緒に買った。結構高かったんだぜ、これ」
「…」
「媚薬とも云うな」
(それ以外に、なんて云うのよ…)
香里は祐一の執拗ぶりには呆れるが、それ以上に快楽を求める自分自身に呆れていた。
「…」
「飲みづらいなら水に薄めてとかでもいいけど」
「…」
終始無言の香里は、見るからに嫌そうで……。
「…何でも云うこと聞くんだろ?」
「くっ…。わ、わかった……わよ……」
ごくっ!
多少(?)脅迫じみたところもあったけれど。香里は半ば自棄になりながら、全て飲み干した。
………
「香里」
「…」
媚薬を飲み、ぽーっと赤みの差していく顔の香里。
「どんな気分だ?」
「身体が…熱いの」
吐く息は小刻みに荒く、熱い…。
「ここでする?」
「うん…。して」
云う間にも、香里は自らの秘部にバイブを挿入していき…。
ずっずっず…!
「くぅぅっ……。あ、ああああっ! あっ! ……ぜ、全部……入った」
「いい格好だよ。香里」
笑いながら、祐一は香里の中に挿入されたバイブを抜いたり出したりして刺激する。
ぶぶぶぶ
「…っぁ…はっ…ぅ!」
「床に手を付いたらお仕置きだ」
屈み込んだままの状態で…。
「そんっ…はぅっ!」
がくっ!
「ひ…ひはっ!」
「ありゃ。言ってる側から身体ついちゃった。それじゃあ早速、お仕置きだな」
ずにゅっ!
「う、ふぐぅっ!」
祐一は容赦なく香里の口内へと肉棒を突っ込み、自らの欲望をぶつける。
ズブ……ズブブブッ……ブブッ
「やっ………やぁぁぁっ! はふっ! ぐっ!」
断続的にうねりを帯び、香里の秘部を刺激し続けるバイブ。
「おいおい。『や』じゃないだろー。ちゃんと銜えてくれよな」
そう呟き、香里の口から放れかけた肉棒を改めて銜え直させる祐一。
ずにゅっ!
「ふぐぅぅっ!」
「折角だから、もう一本入れてやるよ。香里の中に」
「んぐふっ?」
ポケットから取り出した細長いものを香里のお尻を抱くようにしてあてがって…。
ズ…ズズッ…ず…ぶ
「ぐっ…ああっ……あっ……ああああっ!」
空いているもう一つの穴に、細いアナルバイブが挿入されていく…。
「あ、ああっ…あひいっ! や、やめてっ! そんなところ…無理…よぉっ! そんなっ…とこっ! あああぁっ!」
「大丈夫。いける。…えっちな香里なら」
ズブッ…ブッ………ズンッ!
「それよりさ。離すなって言ったろ。もっと俺を感じさせてくれよ」
「おぶぅっ! ぐっぐっぐぅっ!」
ぐちゅっ…ぐじゅっ…ぶぢゅっ…ぐぢゅっ…ぐちゅっ…ぐじゅっ…ぶぢゅっ…ぐぢゅっ…
またも放れかけたアレを口に突っ込み直し、後頭部を掴んで強引に前後へと揺さぶり、愛撫を続けさせる。
「香里の口。すごく気持ちいいよ」
ねっとりとからみつくような香里の愛撫に、すぐにも達してしまいそうになる祐一。背筋を振るわせながらも快楽を押しとどめる。
「んんっ。…んふぅ。んん…んっ。あふ………んっ! あああぅっぅーーーーーーっ! きもち…い……ぃ」
もう、分別等何処かに置き去りにしてしまったように、放課後の夕焼け色に染まった教室の中で…香里は祐一を求めた。
ヴヴヴヴッ……くちゅ、くちゅ、くちゅ…ヴヴヴヴッ……くちゅ、くちゅ、くちゅ…
突っ込まれたままのバイブを自分で出し入れして、両手で自分の胸を愛撫して自慰を始めた。
「はふ…はふ……。き、気持ちいい……。熱い……ぃっ!」
「なんだかんだ云っていながら香里のおま○こ、ぐしょぐしょに濡れてるよ」
「だ…って…ぇ。……あうふぅぅ〜……」
快感の涙をぽろぽろとこぼしながら、ひたすら自慰行為を続ける。
「もっと気持ちよくなりたい?」
「う…ンっ。なりた…い! もっともっと、気持ちよくして」
目尻に涙を浮かべながら、さらなる快感を求めた。
「じゃあ、ちょっと後ろ向いて」
「…んっ! んっ!」
うねるように香里の中で蠢くバイブに感じながら、香里は後ろを向いた。
ぐっ!
「……あふ?」
「こうすると、もっと感じるって云うけど。どう?」
「ああああっ! あうっ! 何か……すご…いッ! あふぅっ! すごいぃぃっ!」
香里の顔に目隠しとして巻かれた布地…。視覚を閉ざされ、敏感になった感覚が更に快感を呼び寄せる。
「でも、まだまだこれだけじゃないんだな」
「はふぅっ…もっと、もっと。もっとォ……」
その答えを聞いて嬉しそうに微笑を返し、祐一は香里の制服のボタンを外し…ブラジャーも外し…。
ぶるるっ…ぷるるるるっ……
「あっあっあっあっ!? あっ! ああああっ! あっあっあっ! あああああーーーーーーーーーっ!!!!」
ピンと起ってしまったサーモンピンクの乳首…。その先端にふるふると震えるものがテープで固定され、香里の神経を更に刺激していく。
「乳首責めのピンクローターだよ。…高かったんだぜ。どうだい?」
「きっ、気持ち…いいッ! すごっ…い!」
ずっずっずっずっず!
教卓の上に四つんばいになった香里の後ろに回り込み、バイブを抜き差しして刺激をくわえる祐一。
「はぁぁぁぁ〜っ! いッ、いっちゃ……ぅッ! ああああぅっ!」
「どこが気持ちいい?」
「おま○こと、乳首っ!」
もはや、恥も外見も無く…。
「香里。入れるよ」
「うッん! 入れてぇっ!」
祐一は、香里の秘部に突き刺さるように挿入されていたバイブを引き抜き。…香里の唾液に濡れながらも大きくそそり立った肉棒を、一気に挿入した。
ずっ…ずにゅっ!
「くはあっ! あ、あふぅぅっ! 相沢くっ…ん! もっと! もっとぉッ! もっと気持ちいいことしてぇぇ!」
教卓の上に四つんばいになった香里は、後ろから激しく突かれていた。その度に、露わになった胸がゆさゆさと揺れる。
ぱんぱんぱんぱんっ! ぱんぱんぱんぱんっ! ぱんぱんぱんぱんっ! ぱんぱんぱんぱんっ! ぱんぱんぱんぱんっ!
「あっ! ああああっ! あっあっあっ! ああーーーーーー! あーーーーーーーーーッ!!!!」
目隠しされ視覚を閉ざされて、ただでさえ敏感になった香里の身体に…祐一は容赦なく刺激を与える。
「はっふぅ! あふっ! あっあっあっあっあっ! ああぅっ! お、奥にぃっ! 奥にあたるぅッ!」
突かれるだけでなく、香里自身も激しく腰を動かして…。
ずっ! ずんっ! ずっ! ずんっ! ずっ! ずんっ! ずっ! ずんっ!
祐一は香里の肩を掴んで引き寄せては奥深くまで香里を貫く。激しいリズムに香里は荒い息を付きながら、あえぎ声を上げる。
「い、いくぅっ! いくっ! いっちゃぅぅぅうッ! 気持ちいいいいいいいいいいッ!!!!」
目隠しされ、バイブとピンクローターで有りとあらゆる所を刺激され、更に…祐一自身の激しい責めに…香里の理性は既に吹っ飛んで…。
「いっくうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううっ!!!!!」
絶頂という言葉を繰り返し、香里は淫らに達していた……。
「…そうだ」
祐一はふと、何かに気づき。
くちゅ…くちゅ…
「あ……。そ、そこ…は…」
「十分ほぐしたし、後ろの方も大丈夫だな」
祐一は香里のアナルに人差し指を差し込んで、クニクニと中をかき混ぜるように指先を振るわせる。
「だ…め…。そんな……とこ」
「大丈夫」
ヒクヒクと震えるアナルに、亀頭をあてがって…。
ず……ず……
「ふああっ! ああっ! あっ! だ、だめぇっ! そんなとこ入れちゃだめっ! はあぅっ!」
祐一の肉棒が香里のアナルにゆっくりと挿入されていく。
「えっちな香里なら、お尻にだってちゃんと入るさ」
ずっ!
「い、痛っ! ああああっ! あっ! あっ!」
ヴヴヴヴヴ…
「あひいいいっ!」
秘部に電動バイブを突っ込んだまま、同時にアナルを責められる。
「く…っ。香里のアナル、きつい……。締め付けてくる」
「くはああああああっ! ああああああっ! あっあっあっあっあーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
ぱちゅっぱちゅっ! くちゅっくちゅっ! ぱちゅっぱちゅっ! くちゅっくちゅっ!
ふさふさと揺れる白い乳房の先端には、ピンク色の丸い器具がフルフルと乳首を刺激して。
「……あぅ……はぅ……。お尻が……熱いぃぃ〜〜〜っ! お尻が! お尻があああーーーーーっ!!!!」
最初はきつそうにしながらも、徐々に…ピストン運動のペースを上げていき。
ぱちゅっぱちゅっ! ぱちゅっぱちゅっ! ぱちゅっぱちゅっ! ぱちゅっぱちゅっ! ぱちゅっぱちゅっ!
「そ、そろそろ出そうだ!」
「出してっ! 中に出してぇっ! あああああっ!!!!!」
ずちゅっずちゅっ! ずちゅっずちゅっ! ずちゅっずちゅっ! ずちゅっずちゅっ! ずちゅっずちゅっ!
夕焼け色に染まった、放課後の教室で……。
「で、出るっ! くっ!!!!」
「ッ!」
その瞬間、大量の精液が香里のアナルへと注がれていった。
* * * *
「あ。お姉ちゃんに、祐一さん」
「よう」
学校帰りの遊歩道にて。祐一は香里の妹の栞に会った。
「一緒に帰りましょ」
「うんっ」
白い雪に覆われた遊歩道も、夕暮れ時の紅色に染まっていく。
「寒いですね。息が真っ白です」
「そりゃ、そんな薄着だからよ」
何気ない日常会話に続き。
「栞。寒いなら、ミルクココア飲むか?」
「わっ。うれしいです〜」
気を利かせて、つい先ほど買ったと思われるペットボトルのココアを差し出した。
「栞…」
多少の迷いと、それを上回る欲求とが交差しながら、香里は呟いた。
「お姉ちゃん、何?」
「………ゆ、ゆっくり。飲みなさい」
逃れられない快楽と、せめてもの慰め。
「うん。わかってるよ」
栞はペットボトルの蓋を開け、お節介な姉に微笑みながら…。
こくっ……
少しずつ、飲んでいった……。
…お楽しみは、これから。
おしまい
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(あとがき)
ごすっ!
まだ何も云って無いのに…(--;;;;;)
香里「云わなくてもいいわよ。…最後、栞も巻き込もうとするなんて。最ッ低!(--#)」
い、いや、後書きというのは何かしら作者的なことをほざく場所なわけで(-▽-;;;;)
香里「云わなくてもいいわよ(--#)」
ま、まぁ。とりあえずこのシリーズ。Kanon編完結ってことで( ̄▽ ̄;;;;;)
香里「よくもまあ、こんなものをいっぱい…(--#)」
ではでは、今度はAir編をお楽しみに♪( ̄▽ ̄)
香里「いい加減終わらせなさいっ!(TT#)」