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かまってほしい響










 提督の私室。その机の上には何故か響が仰向けに横たわっていた。

「今の私はまさにまな板の鯉、だね」

「そうだな」

 自分の様子を評してとぼけたように言う響。

「司令官。これでも、私と遊ぶ気にはならないかい?」

 提督と遊びたい。かまって欲しい。ただそれだけの為に、響はこんな事をしているのだった。当の提督はというと、響の華奢な体に半ばのし掛かるようにしながら、書類に向かって万年筆を走らせている。

「もう少しで終わるから、それまで待ってくれ」

「そうかい。じゃあ、引き続き待っているよ。このまま」

 ――提督は今、私室にて持ち帰りの書類仕事中。ワーカホリックなのも程々にした方がいいよと響は言うけれど、どうしても残った仕事が気になってしまうのだった。そしてかなりの量を溜め込んでしまっていたので、もう少し頑張らねば終わりが見えないと思ってしまった。

『私も手伝おうか?』

 響はそう言ってくれるけれど、殆どが専門的な仕事ゆえに、甘えるわけにもいかなかった。提督は頑張って終わらせようと励むも……。

『司令官』

 特に用事があるわけでもないのに、響は猫のように擦り寄ってきたのだった。

『まだ、終わらないのかい?』

『まだだ。もう少し待ってくれ』

『わかった』

 何となく、提督の背中にぴたりと密着。しばらくしたら足元に寄り添ってみたりして。今度はデスクの前からじーっと眺め見てみたり。要は、退屈になってしまったのだった。
 
『すまない。……邪魔だよね。流石に、子供みたいだ』

『気にしていない。そのままでいいぞ』

 提督のそんな優しさに甘えるわけにはいかない。響はそう思ってはみたものの、待ちくたびれてしまったものはどうしようもない……。

(うん?)

 提督が資料を取りに席を立った。その隙に響は何となくデスクに上がり、仰向けに横たわってみた。さすがにこれは怒られるかなと思ったけれど、下らない悪戯をしてみたくなったのだった。どけと言われたら素直にどこうと思いつつ、どんなリアクションがあるのかちょっと楽しみだった。

『……』

 資料を持って戻って来た提督は、響の予想に反して何を言うわけでもなく仕事を続けた。我関せずというように万年筆を手にし、書類との格闘を再開した。そして、今に至るのだった。

「司令官。疲れていないかい?」

 時計の針は一回りも二回りもしていった。

「大丈夫だ」

 提督はそう言っているけれど、この所就寝時間が遅くなってばかりだ。その証拠に提督の顔色は優れず、目の下にはくまができている。秘書艦の響はただ提督の体が心配だった。それなのに、忙しい提督に構って欲しいと我が侭な行動に出ている自分が恥ずかしい。まったく、何がしたいのだろうと小さくため息をつく。

「もう、終わらせようよ」

「ああ。わかった」

(あれ?)

 生真面目な提督の事だから、聞いてはくれないだろうと諦めていたけれど、拍子抜けするくらいあっさりと聞いてくれた。意外だった。デスクに登って何も言われなかったのと同じくらいに、予想外だった。

「よし。じゃあ、遊ぶか」

 おもちゃで遊ぶかのように提督は言った。そのおもちゃとは、提督の目の前にいる人物。

「司令官?」

 もぞ、と体に触れる何か。響の白いセーラー服の中に忍び込むのは提督の手。呆気にとられる響をよそに、申し訳程度に膨らんだ膨らみをあっという間に探し当て、二度、三度と軽く揉む。

「い、いきなりだね」

「響が構って欲しそうだったからさ」

「そ、そうだけど。……あっ」

 提督は、響の着用する必要すらないと思われる(大変失礼ながら、提督は正直そう思っている)薄い装甲板のようなブラを僅かにたくし上げ、右の乳首を摘まんだ。セーラー服の上着の中で、手の甲がもぞもぞと蠢いている。

「ひぁっ! くすぐったいよ……」

「そうか? でも、じっとしてろよ」

「あ……」

 今度は左右同時に、きゅっと少し強めに摘ままれる。びり、と微弱な電流が走るかのように、僅かな痛みを感じるが決して嫌なものではない。

「あ……あぁぁぁ……ぁぁ……」

 心の準備をする間もなく、明るい場所でそんな事をされ、響は小刻みに震える。

「うくっ。……司令官はこんな、私の小さいのを触っていて、楽しいかい?」

 響も貧相な体だと自覚している。胸の膨らみも、背丈等もそうだ。

「ああ。楽しくなければしない」

「そ、そうなのか。……大きくなくてすまない」

「大きければいいってもんじゃない」

 提督はそう言いながら、響の乳首を更に執拗にいじくり回す。ぷにぷに、くにゅくにゅと何度も。小ぶりな乳輪ごと撫で回され、胸全体が火照っていくかのよう。

「くひっ! あ……っ! そ、そこばかり、だめ……だ。むね、ばかり……」

「そうか。それは悪かった」

 またも聞き分けの良すぎる提督。しかし、今度はスカートの方に手を伸ばす。……手だけでなく、顔も埋める。

「え?」

 紺色のスカートが手早く捲り上げられ、一気に足まで左右に開かされる。黒いストッキングの上部分に提督は顔を埋め、舌で舐め始めた。

「なっ! そんなっ! いきなりすぎるよ、司令官! くぅっ!」

「誘ってきたのは響だろ?」

「あああああっ! こ、こういうのじゃ……。い、嫌じゃないけど。でも、ちょっと違って。くぅぅっ!」

「ちょっとならいいじゃないか」

 極めてさりげなく、響の白いショーツがずらされ、割れ目に舌が侵入してくる。ざらりとした感触が、響の極めて敏感な場所を刺激する。

「し、司令官! 舌が……っ! あっ! あっ!」

 小さな割れ目が左右に押し広げられ、柔らかくもしっとりと湿った部分を執拗になめ回されてしまう。予想もできなかった奇襲を受けて防戦一方で、響は抵抗する間もなく翻弄される。

「そんなにっ! されたら……っ! あ、あ、あ、あ、あ!」

 じゅく、じゅる、ぶちゅ、と下品な音が響く。デスクの上にも湿りが拡散していく。提督は、響の小さな尻を両手でぐにゅりと掴み潰しながら、熟れた果実にむしゃぶりつくかのように、舌先での愛撫を繰り返す。

「響のマン汁はおいしいな」

「なっ! 何を、言って……ああっ! そんなの、飲んじゃだめ! くぅっ!」

 とろりとこぼれ落ちる汁をすすり、あえて響の目の前で飲んでみせる提督。響は恥ずかしくて堪らない。

「響。イっていいぞ? ああそうだ。イく時は、ハラショーって元気に叫ぶんだぞ?」

「ひあっ!」

 舌で愛撫されつつ、指でクリトリスをいじくられて響は悶絶してしまった。もう、絶頂の時は間近に迫っていた。響は極限状態にもかかわらず、提督の言いつけ通りにしながら絶頂を迎えた。

「あああああああああっ! い、く……! は、ハラショー……ああああああっ!」

 響は小さな体をびくびくと一際大きく震わせた。仰け反った拍子に帽子が脱げて落ちていった。

「ああ……」

 脱力し、呆けたような表情の響を見下ろし、提督は満足げに口元を歪ませた。一丁あがりとばかりに、いたいけな少女を快感責めにして得意気になっているのだった。

「響のイき顔は可愛いな」

「……司令官。意地悪、だよ」

 はぁはぁと息も絶え絶えな響は、こんな恥ずかしい顔を見ないでと、拗ねてみるのだった。










勿論、これだけでは終わらない。










「司令官! ……さすがにこれは、恥ずかしいよ!」

「そうか」

 デスクの上に四つん這いになっている響。スカートは捲りあげられて、ショーツも膝辺りまで降ろされていた。

「いい眺めだな。絶景だ」

 提督の目の前には、響の尻。白くて丸くて小さくて、形の良いそれを提督はまじまじと眺め見る。

「うぅぅ……。そんなところ、あんまり見ないで」

「それは出来ない相談だな」

 響の尻をいじくりまわして羞恥責めにする。それが提督の目的なのだから、途中でやめることなどできるわけがない。提督は両手で響のきめの細かい肌に触れ、ぷにゅ、と尻の割れ目を左右に押し広げる。先程まで提督に舐め回されていた秘部と共に、小さくすぼんだ尻穴が見える。

「あぁぁ……。は、恥ずかしい……」

 提督の手の平で股間や尻をまさぐられ、羞恥に頬を赤らめながらも、響は四つん這いの格好を解こうとはしない。提督の願いを叶えたいから。どんな格好も行為も、耐えるつもりだった。

「響」

 提督は右手の人差し指と親指で、響の尻穴を軽く押し広げる。

「うぅ! ど、どこ触っているんだい!」

「響の尻の穴だ」

 平然と応える提督は一旦指を離し、尻の穴のしわの数まで数えるように凝視した後、顔を近づけて、舌で舐めた。

「……あっ!」

 電気ショックでも受けたかのように、ブルリと震える響。なぞるだけだった感触はやがて、つぷりと中に侵入を開始する。

「くぁ……っ! な、舐めちゃ……。んあっ……」

「可愛い声だな。ぺろぺろしたくなる」

「……くぅぅっ!」

 声が漏れてしまった。そんなところを舐められて、舌まで入れられて、気持ちいいと思ってしまった。

「あっ! ゆ、指……も!」

 今度は人差し指二本でぐい、と強くこじ開けられてしまう。

「響は尻の穴も綺麗な色をしてるな。中までおま○こと同じような、サーモンピンクだ」

「そんなとこ、褒められても……嬉しくないよ……」

「そうか? 自慢していいと思うがな。尻穴が綺麗だって」

「そんなこと言うのは変態……だよ。んひぃっ!」

 指が離れ、再びすぼんだ尻穴に新たな刺激。つぷつぷ、れろれろ。提督の舌先がひたすら響の尻穴を刺激する。

「でもな、響。お前は気づいていないかもしれないけどさ」

「え?」

「お前のお○んこからまん汁が、たらーって糸引いて落ちていくぞ?」

 尻穴調教による快感が、愛液の分泌を促した。響は無意識のうちに禁断の領域に目覚めてしまったようだ。

「そんな……。あっ!」

 ぐちゅんと、前の穴に提督の指が入り込み、後ろの穴には相変わらず舌先がねじ込まれる。どちらも共に、激しくうごめいては響の敏感な部分を刺激して、更に羞恥心を煽る。

「ひああっ! な、な、何かが……出る! こみ上げて……くる! 止められない……! だめっ! あああああああぁっ!」

 ぶしゅーっと漏れる音が響く。二つの穴を執拗に攻められた結果、響は盛大に潮を吹いてしまった。提督のデスクはたちまちのうちに、びしゃびしゃに濡らされていく。響の黒いストッキングも、白いショーツも巻き込んで濡らしていった。

「いい吹きっぷりだな」

「あ……あ……」

 今までされてきた事を振り返り、呆然とする響。

「……私は、尻の穴をいじられて……んくっ! ぜ、絶頂を迎えてしまった。潮まで吹いて……。あっ。……くぁっ。ま、また……! んひっ! んああっ!」

 響はぼそぼそと、静かに呟く。その間にも提督は、響の尻の割れ目に舌を這わせ続けた。じゅるり、じゅるり、と貪るようにしたかと思えば、ずずず、と音を立ててすするように吸い付いた。

「響のお尻、おいしいな」

「くひっ! 司令官……! だ、だめ! おかしく、なる……! そんなにお尻ばかり、だめぇっ! あ、ああんっ! はぁぁっ!」

 そんな事を言いながらも、響は自ら尻をくねらせながら提督の顔へと押しつけ、更なる刺激を欲していくのだった。










愛撫が終わって柔らかくほぐれたら、お次にすることは決まっている。










 響は立ったまま、デスクに突っ伏していた。背後からは提督の鋭い突き込み。ずぶり、ずぶりと突き込まれ、揺さぶられる響と共に、胸元の赤いスカーフがゆらゆらと揺れている。

「あひっ! あひっ! あっ! ふっ! あ、んっ! 激しっ……んぁぁっ!」

 ばちん、ばちん、ぐちゅん、ぐちゅん、ぱん、ぱん。規則正しい間隔で、響の尻穴は提督のごつい肉棒によって蹂躙されていた。太さも長さも人並み以上の砲身が、深々と入り込んでいる。たっぷりとほぐしたから大丈夫と、提督は気休めにもならない事を言ったものだ。

「お、お尻が! お尻が! お尻がぁぁぁぁ! くぁぁぁぁぁっ!」

 響は今、スカートとショーツだけ脱がされ、下半身が剥き出しの格好。提督が言うには『セーラー服は半脱ぎがエロいよな』とのことで。響は疑う事も無く従うのだった。剥き出しにされた尻だけが、提督の下腹部とパンパン音を立てながらぶち当たり、ふにふにとたゆんでいる。

「き、気持ちいいぃぃぃ! あああああああああっ!」

「尻穴にち○こねじ込まれて気持ちいいだなんて、響は変態だな」

「だ、だって! 気持ちいいんだから、仕方がないじゃないか! ああああああっ! ま、また、いきそうだ……!」

 尻穴と同じように扱われて射精され、精液がこぼれ落ちてきている割れ目。更にまた新たな射精が尻穴にもされていくが、提督は抜くそぶりすら見せない。

「こんな風に、ばこばこされるといいのか? 響の尻穴、ものすごい締め付けだぞ」

「あああああああっ! ば、ばこばこされるの、いい! ずこばこされるの、たまらない!」

 振動でデスクがギシギシと震える。これが、この振動こそが、自分が今提督に愛してもらっている証拠だと思い、響は嬉しくなってしまう。もっとして欲しい。壊れるまで激しくしてと思う。

「あっぐ! あっあっあっあっあ!」

 長く、艶やかな髪を振り乱しながら響はあえいだ。淫らに、口を大きく開けながら。

「い、いく…! また、いく……! お尻の穴掘られて、いく……っ! 提督の……で、いくぅ!」

「聞こえないな。俺のナニでイくって?」

「て、提督の……極太お○んちんで! お尻をお○んこみたいにされて! くああああああっ! ま、またいくぅぅぅっ!」

 いっぱいかまってもらえて幸せ。響は心底思いながら、背筋を震わせていった。ごぽっごぽっごぽっと音を立て、接続されたホースから燃料が補給されるかのような、浣腸のような大量の尻穴射精が続く。やがて注入しすぎて溢れ、響の背中や尻周りをべとべとにしながら精液がこぼれていった。

「お尻が! お尻が……! 気持ちいいぃぃぃぃっ!」

 提督の零距離攻撃で大破しそうだと、響は思うのだった。もっとも、大破したらしたで、ゆっくりと入渠させてもらおう。……そうしたら多分、いやきっと、提督がまたやってきてはしつこく続きをしてくれることだろう。ハラショー! たまらないね。響は眠るかのように一瞬意識を飛ばしながら、すぐ先の未来を思うのだった。









----------後書き----------

 響は何と言うのかこう、とても後ろを攻めてみたくなる娘だなと思いました。

 無論、後ろの方も大変に信頼できることでしょう!


ご感想を頂けると嬉しいです。





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