『女の子は、恋をすると綺麗になっていく』
誰が言い出したのかは知らないけれど、そんな言葉があることくらいは…私でも知っている。
だけど…ね
たとえ…事実であっても。そんなことはどうでもいいの。
祐一が私のことを、好きなままでいてくれれば…それで、ね。
でも
「祐一が望むなら…」
もっともっと綺麗になりたい…な。
エッチな私…だけど。
-ひとりえっち-
ふさっ……きゅっ……
「あ…ん…。はぁ……んん……」
ゆっくりと、両手で…服の上から二つのおっぱいを揉み、こね回す。壁一枚向こう側で眠る私の恋人…祐一の顔を思い浮かべながら。
「ゆうい…ち…。…あ、あ……んん…はぁっ……んっ…」
それからしばらくして…右手でおっぱいを揉み…左手であそこをパジャマの上から…弄ぶように擦り付ける。
ふさっふさっ…ふさっふさっ……きゅっ!
「ん…んんっ。…あ…はぁ…んっ…」
触っていくうちに段々と、自分の乳首が堅く、ピンと突起していくのがわかる…。その、起った乳首を抓るように折り曲げていく…。
「やっ…あっ……」
寝る前に、いつもしていること。…祐一の側に寄り添うかのように、壁際に寄りかかりながら。
「あんっ!……ああ、ん…あっあっ……。き、気持ちいい…よぉ…はぁっ」
心なしか、出てくる息も…熱い。
「はぁっあっ……や、やあっあっ!」
きゅ……きゅっ……くりっ!
指で乳首を掴んで折り曲げると、コリコリと弾力を感じる。指を放すと直ぐに素の形に戻って…。
「はぁ……ああんっ!」
私はとてもいやらしい女の子だ。祐一が思っているほど綺麗なんかじゃ、無い。だけど…身体が疼いて仕方がないから…私は、自分で自分を慰める…。
「だ、だめ…ぇ…。ゆうい…ちぃ。…あん…あんっ…」
部屋の明かりを全部消して、カーテンの隙間からこぼれる光だけを頼りに…自分の身体を弄び、自慰行為…オナニーを、する…。
むにゅ…ふさっ…
今度は直に…。上着のホックを一つだけあけて、左手で直接…おっぱいを揉み、乳首を転がす…。
「そんなところ触っちゃ…嫌…だよぉ…ああっん…」
くにっ
右手は、パンティーの中に入れて…少しだけ濃くなってきたあそこの毛をかき分けて、クリトリスを摘むようにして弄ぶ。
「祐一っ!…祐一っ!……あっ…ん……」
…私の目には祐一の姿が見えている。強く、激しく…強引に私を求めるような。勿論それは幻…。祐一は優しくて…そんなことは絶対にしない…。
ずりゅっ…
「あっ!な、舐めちゃ…ダメ…だよぉ…そんなとこ…。…あ、ああんっ!汚…い……よぉっ!あっあっあっ!」
だけど、求めてるのは私の方。本当は祐一に…めちゃくちゃにされたい…の。
するするっ!
お布団の上で…ズボンを脱ぎ、一連の行為でしっとりと湿っている…ううん、もはや『濡れている』パンティーも…膝まで下ろす。
ずっ
そうして、…大きな壁掛け鏡に見せ付けるかのように淫らに…股を開いてしまう。
「や…ぁ……」
開いて丸見えになった部分を、両手で…クリトリスのひらひらした部分を親指と人差し指で摘んで、開いてみる。
「…………んぅ」
真っ赤に充血した、イヤらしい私の…あそこ…。
つぷっ
「はぁぁんっ!し、舌を入れちゃいや……あっあっあっあっ!」
祐一の舌が私の敏感な部分をつついている…。奥の奥まで…ぴちゃぴちゃと、湿った音を立てながら…。そう思うと、自然に私の…指の動きも早くなる…。
づっ!
「ああっ!やっやっやっやっ!……だ、だめっだめええっ!…祐一っ!や、やめ…て…あーっ…あっ……ああああーーーー!」
祐一の人差し指が、私の奥まで入ってきている。その進入がある部分に達すると…急激に快感が強まって、私の視界をぼんやりと歪ませる。
ずずっずずっずずっずずっ!
ちゅくちゅくと、エッチなお汁をたらしながら、それを…奥まで差し込まれた私の指をくわえ込む私のあそこ…。
「あっあっああんっ!ああ〜んっ!……ここが、気持ちいい……よぉ…」
…私はとてもいやらしい女の子だ。
祐一はいつも優しくて、暖かくて……だけど。私は彼に頼ってばかり。
「…ひあっ…うぐっ!……は、激しすぎ……だよぉっ!あっあっあっ!」
お母さんが事故にあったときも…寒さと孤独に…。心細くて震えていたときも…ずっと、一緒にいてくれた人…。
「あっあっ…」
そんな優しい祐一に…こんな風に…いやらしい行為を求め…望んでいるなんて…。
すっ
「ゆうい…ちぃ…。そんな、見ちゃ、だめぇ…あっ……。こ、こんな格好……嫌…ぁっ…」
祐一は私の身体を裏返しにして、四つん這いにさせて…。
くちゅっくちゅっくちゅっくちゅっ…ずちゅっ!
「はぁぁぁぁんっ!そんなに激しく…入れないでぇぇっ!あっあっあっ!」
何度も何度も、私の中に入って、出て…入って、出て…。その度に、くちゅくちゅと粘膜のこすれる淫靡な音が響いて…。
ずっ!
私は、お尻を高く突き出すような格好にさせられ。あそこも、お尻の穴までもくっきりと…お尻の肉を指で開かれて、見られてしまい…。
「やぁぁ……はぅっ!」
顔を枕に押しつけられるような体勢に固定して…祐一は『そろそろ入れるよ』と、至極優しく…呟く…。
じゅぶっ!
だけどその前に。
「ん…む……ん」
大きくて長い…祐一のものが私の前に差し出されて、当然の如く…くわえさせられた。
ずずっ…じゅぶっ…ちゅぐっ……ぢゅるる…
「おうっおうっおうっ!おぐぅっ!んむむぅ〜っ…」
とても大きくて、奥までなんて入りきらないけれど…。祐一は両手で私の後頭部を掴んで、前後へと何度も何度も…動かしている。
「んぐんぐ…んくんく……んくっ…んにゅっ…」
息が出来ずに苦しいけれど。私は一生懸命、祐一のために奉仕する…。…あふれ出た唾液がぽたぽたとシーツに染みを作っていくけれど、そんなこと気にせずに…。
「…はぁっはぁっ」
『ぬちゃっ』というべと付いた音と共に、私の口から祐一のそれ…唾液でつらつらに濡れたもの…が引き抜かれて。彼は再度…『入れるよ』と、とても優しい口調で呟く。
「う、うん…」
不安な顔をして、それでも…頷いて同意して…祐一を受け入れる私。
…ずっ!…ずずっ…ずっずっずっずっず!
「ひあっ!ああっやっやああっ!…わ、私…私っ!…壊れ…ちゃ…あんっあんっ!ああんっ!」
祐一の大きなものが…。実際には、エッチなおもちゃが…私の中をかき混ぜ、じわじわと滑りながら…入ってくる…。
「はぁぁぁ〜〜〜〜〜っ!……お、おっきぃ……よぉっ!ああああ〜〜〜〜っ!」
友達と一緒に、興味本位で買ってみた…。お母さんにも、祐一にも…誰にも内緒の…えっちな道具…。ヴァイブレーター…。
ずっずっずっず…ずにゅずぬっずにゅっ!
そうしていくウチに、祐一は私の腰を固定して…強く…中へと入っていく…。
「あっあっああっ!きゃふっ!あっふぅっ!…祐一だめェっ!…そんなの…も、もぉ…入らな……あっ!」
そして。
ずんっ!
強引に奥まで、入った…。だから私は…カチッと、コードの先のスイッチを押して。
う゛ぅぅぅぅぅーーーーーーんっ!ヴゥゥゥ〜〜〜〜〜〜ンッ!
「っ!!!!」
鈍く、低い音と共に、私の中を縦横無尽にかき混ぜ始める祐一…。
「き、気持ちいい…。よぉ…あっあっあっあっ!」
私はそれに合わせ、悩ましげに腰をくねらせて…脊髄を駆けめぐる快感に酔いしれる…。
ヴッヴッヴッヴッヴッヴッヴッヴッ!ずっずっずっずっ!
リズムを変えて、自分自身の手で抜き差しして…。
「わ、私…っ!いっちゃうっ!いっちゃうっ!…もっとぉ!…もっともっと…強く…ぅ……突いて……ゆうい…ちっ!」
既にシーツがびしょびしょに濡れているけれど、そんなもの…お構いなしに…。
ぷるぷると、おっぱいが揺れているから…両手の平で、こね回して更に快感を貪る…。
「ああっ!お、お○○○がっ!私の…あ、あそこ…が!…熱くて…き、気持ちよくって……い、いっちゃ…うっ!ああっ!…い、いくっ!いくっいくっ!」
むにゅっ!むにゅっ!ヴッヴッヴッヴッヴッヴッヴッヴッ!ヴゥゥゥ〜〜〜〜〜〜ンッ!ヴゥゥゥ〜〜〜〜〜〜ンッ!
もう、限界…だった。
「い、い……いくぅっ!ああっ!」
その瞬間、視界が真っ白になって、…私は徐々に気を失い、深い眠りへと落ちていった…。
「名雪!起きろーーーーーーーっ!」
がばっ!
まどろみの中、冷たい感触と共に露出した肌が外気に触れる…。と、思ったら…一瞬で剥がされたもの…布団が元に戻される。
「あっ…」
ばさっ!
「ご、ごめんっ!」
真っ赤になって慌てている祐一…。
「…んにゅ?」
その理由は程なく判明した。布団を剥がした拍子に、何も遮るもののない…私のあそこを見てしまったから…。
「……きゃっ!ゆ、祐一っ!」
ばっ!
思わず布団の上から、剥き出しになった部分に手を当ててしまう。祐一を非難するように言ってしまったけれど、彼はまったく悪くない。
「…………」
あの後……。パジャマの下とパンティーを脱いだままで…眠りに落ちてしまっていたみたいで。
「ごめん名雪っ!そ、そのっ……もうやらないからっ!」
『こんな事』とは、朝…私を起こしに来てくれることだから。…祐一は、女の子の部屋にずかずかと入り込むことに罪悪感を感じたみたいで…。
「…ち、違う…の」
慌てて…私に謝る祐一。…同じように慌てて、ふるふると頭を振って…誤解を解消させようとする私。
私も慌てて否定しようと思ったのだけど。『違う…よ…』という、その言葉が弱々しくて説得力がなかった…。
「……」
「……」
気まずい雰囲気のまま…お互いの真っ赤になった顔をじっと見つめ合ってしまい、動けない…。
「…ぁ」
祐一の顔を見つめていると…。
『ど、どうして…』
布団の中に隠れた私のあそこが…じゅんという感じに…。
「な、名雪……その……えっと……。し、下で待ってるからっ!…じゃっ」
「嫌っ!」
ぐっ!
「…え?」
慌てて部屋を出ようとする祐一を、腕を掴んで引き留めて…。
「祐一。…待って」
「なゆ…き…」
困惑したままの祐一をベッドの上へと引きずり込んで…。
「お、おい…」
つーっ…
「私のここ。…濡れてるでしょ」
「ああ…」
祐一の手を掴んで…人差し指を、私のあそこへとあてさせる。
「祐一。あのね…」
「ん…?」
すっ!
抱きしめ合った拍子に…少し乱暴に、唇同士が触れ合った。私から…祐一を求めるために。
「お願いがあるの…」
それは。
エッチな私の、疼く身体を…。止めてください…と。
それから私は
自分で自分を慰めるのを…やめた。
「だって…」
朝も、夜も…
祐一が…愛してくれるから。
「好きだよ。祐一…」
おしまい♪
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(後書き)
ふー。……あーもう。こんなんばっか(--;;;;;)
何故かというと、いつもいつも『二人』や複数人でいちゃつく話ばかり書いているので〜。
たまには『一人』で…ということで(^^;)
…………なんじゃそらっ!っつーか、全然理由になってないっ!…こりゃもう笑うしか。あっはっはっは…(苦笑)
いい加減この路線もどうにかせねばなぁ…(--;;;;)
てなわけで、何かあったら感想くらさいィ〜(;;)