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放課後・わふたー










 ――放課後の誰もいない教室にて、理樹とクドは二人揃って不純異性交遊の真っ最中。

 ちゅぷ、ちゅぷ、と規則的に響く湿った音と共に、少しばかり苦しそうな粗い息遣いと、時折無意識に漏れてしまう切なげな声。

「ん、ん、ん」

 裸のクドは今、椅子に腰掛ける理樹の股間に顔を埋め、限界までそそり立ったものを口でくわえてしゃぶり続けていた。軽く目を閉じ、一心不乱に顔を前後に動かして、理樹の大きなものを口一杯に頬張る様はとても健気。歯を当てないように唇で包み込み、舌を左右に動かして愛撫。好きな人に少しでも気持ちよくなって欲しいから、優しい気配りをしながらも夢中で頑張る。

「上手だよ、クド」

 理樹は一生懸命頑張るクドの頭を優しく撫で回しながら、亜麻色の長い髪を指先にくるくると絡めながら弄んでいた。艶やかな髪はとてもきれいで、いつまでも触っていたくなる。

「本当に子犬みたいだよね。クドって」

「んんんぅ、んんぅ、んふぅ」

 クドはしゃぶり続けながら理樹の言葉を聞き、ぶるると体を震わせる。好きな人に飼い犬のように扱われるのがたまらなく嬉しいのだった。

「お利口だよ、クド」

 理樹は机に頬杖を付きながら笑顔で言う。それに対して『はい。リキに調教されちゃいました』と、クドは心の中で言いながら、数分前の事を思い出していた。

 あれはいつだったか、理樹に教えられた言いつけ。今回もまたそれを行為の前に再確認される。

『クド、いい? よく聞いてね。僕が一回指を鳴らしたら……?』

『はい。理樹のおち○ちんをお口でおしゃぶりして、気持ち良くなってもらいます』

 理樹はよくできました、と頷く。そして次の質問。

『じゃ、二回続けて指を鳴らしたら?』

『服を……リキがいいと言うまで脱ぎます』

 クドは少し頬を赤らめる。裸を見せるのは言うまでもなく恥ずかしい事なのだから。理樹はそんなクドの様子を見て心底楽しんでいるのだった。

『じゃ、最後ね。僕が指を三回続けて鳴らしたら?』

『リキが……私の中に入れられるように、パンツを脱いで……四つん這いになったりして、お尻を高く突き出したり、足を思いっきりいっぱい開いたりして、入れてくださいって、言います』

 そして唐突に、理樹は指を二回鳴らす。

 え……。と、クドは表情を固めてしまう。

『り、リキ。ここで……ですか?』

 放課後とはいえ教室。誰もいないけれど、誰も来ないとは限らない場所。みんながいつも授業を受けたり、他愛のないおしゃべりを楽しんだりしている場所。ただでさえ恥ずかしいことを、そんなところでするなんて……。クドは鼓動が急速に高まって行くのを感じた。

『場所は関係ないよ』

『は、い……』

 理樹の言葉はクドにとっては絶対だった。もじもじとし、何度も躊躇しながらも、クドは制服を脱ぎ始めた。

 ――そして、それから。今。

「んぷ、んぐ、んん」

 教室の片隅で全裸にさせられて、お口で一生懸命奉仕するクドがいた。クドの努力の甲斐あってか、理樹は絶頂を向かえることになった。

「くっ。出すよ」

「んんっ!!」

 理樹の言葉を聞き、口内で全てを受け止めるつもりだった。だけどクドの考えは少しばかり甘かった。あまりにも大量の精液を叩き付けられ、口内ではおさまり切れなかったのだった。更に、理樹はクドの口内から引き抜くけれど、射精は尚も続いていた。ぶぴゅ、ぶぴゅ、と飛び出したものがクドの顔中を汚していく。

「う、うああ。す、ごいです……。ん……。で、でも、一回じゃ……足りない、ですよね。けほっけほっ」

 再度手で理樹のものを握ろうとするクドだったが、理樹は少し考えてから言った。

「クド。ちょっと、いいかな」

「はい」

 理樹はクドを見つめる。小さな体。透き通るように白い柔肌。そして、細い腕。

「リキ?」

 理樹は相変わらずそそりたったままのものを、何を考えたのかクドの脇へと挟み込む。

「あ、あぁぁう。り、リキ……。な、何をするんですか……。あっ!」

 クドが問う間もなかった。リキはクドの脇を利用してしごきはじめたのだ。

「クドの肌ってきれいで柔らかいよね。こういうのがもち肌って言うんだよね、きっと」

「わふ……。く、くすぐったいのです……。り、リキ……。何だか私の体、おもちゃみたいなのです〜。あ、あ、あ」

 最初はずりゅ、ずりゅ、と乾いた音を立てて擦れ合っていたけれど、理樹の先端から溢れ出た先走り液が混ざり合い、ぐちゅぐちゅと湿った音へと変わっていく。

「クドの体はどこも気持ちいいね」

「あ、あ、あ……」

 やがてまた理樹は達していくけれど、それだけでは我慢できなかった。もう片方の脇でも思う存分しごいて、やがてクドの胸に、お腹に、顔に、腕に。あらゆるところへと射精していく。その量は半端なものではなく、クドの小さな体中を覆いつくさんばかりに汚していく。

「わ、ふ、ぅ……う、うぅぅ。おぼれそう、なの、です……けほっ」

 呼吸すら苦しくなるくらい顔に射精され、クドはむせかえる。

「クド」

「え……。あっ!?」

 理樹は間髪入れずにクドの腕を引っ張り、立たせる。そうして理樹は改めて椅子に深く腰掛け、その上にクドの体を持ち上げて重ねる。

「今度は足だよ」

「わ、わ……」

 理樹はクドの背後から、太ももの間に挿入。クドの股間から理樹の長く太いものが顔を出す。

「これって、素股って言うんだよ。それにしてもクド、まるで男の子になっちゃったみたいだよね」

「り、リキぃ……」

 クドは理樹の言葉の意味を理解し、頬を赤らめる。股の間から、理樹のものが顔を出しているのだから。本当に、小さな男の子みたいになっちゃってます、とクドは心の中で思い、恥じらいの余り顔を両手で覆う。

「ほら、動いて僕をいかせてよ」

「わ、ふ……。あっ!」

 理樹は背後から、クドのほとんど膨らんでいない胸を揉み、乳首をこね回した。起ってしまっている事がクド自身にもわかり、恥ずかしさが更に増していく。

「り、リキぃ。あぅ、あぅ」

 クドはぎこちなく上下に動き続けた。クドの太ももはあっという間に汚され、ぐちゅ、ぐちゅ、と音を立てていく。ぬるぬるした感触に、クドはくすぐったくて仕方がなかった。

「気持ちいいよクド。上手上手」

「ひゃうっ! あ、あ、あ!」

 制限された体勢ながらもクドは一心不乱に動き、理樹のものをしごき続けた。その結果……。

「あ、あ、あっ! リ、キぃ……。んぶっ!」

 勢いは衰える兆しすら見せなかった。クドの股間から、顎を目がけて強烈な勢いで射精がされた。





…………





「クド。女子寮まで帰れる?」

「……」

 それからまた何度か口でしゃぶらされて、床に横たわり小刻みな呼吸を繰り返しているクド。頬も額も顎も、長く艶やかな髪も、乳首以外まるで突起のない胸もお腹もおへそもあそこも足も、あらゆるところに射精され、どろどろのべとべとに汚されていた。

「は、い……。です」

 クド自身も何度か達し火照り、うっとりとした目。

「裸で、体中ザーメンまみれで、それで女子寮なんか歩いたらとんでもないことになっちゃうよね」

「……はい」

 思わずそんなところを想像してしまう。誰もいない、静けさに満ちた女子寮の廊下。ぶちまけられた精液をたらしながら、全裸で歩く……。誰かに見つかったら……。そう思うとクドは股間に熱いものが込み上げてくるのを感じた。

「想像した?」

「はい」

 そんなえっちな娘にはお仕置きだよ、と理樹は言った。

「クドって、実はいじめられて喜んでるでしょ?」

「……はい。リキに、もっといじめてほしいのです」

 クドは何かを悟ったかのように言うのだった。





…………





「ふぐぅぅ! ううぅぅ!」

 仰向けに寝そべる理樹の上にクドがうつ伏せになり、交互に重なる。いわゆるシックスナインと呼ばれる体位。

 理樹のお仕置きはそれだけではなかった。必死に理樹のものをしゃぶり、愛撫を続けるクドだったが、理樹はそのままクドの体を抱えたまま立ち上がり、椅子に腰掛けた。

「んんんんんぅっ!」

 逆立ちするような格好で理樹のものを愛撫しているクド。亜麻色の長い髪は床に垂れ、両足がガクガクと揺れる。

「クドのここ、ぐしょぐしょだよ」

 クドの体を押さえつつ、人差し指、中指、薬指の三本の指でクドの秘所を撫で回し、かきまぜる。勿論撫で回すだけじゃなく、時折ずぷりと指を挿入。その度にクドは悲鳴のような声をあげてしまう。

「んんーーーーーっ!」

 クドの口元からはぐちゅぐちゅと、秘所からも同じように湿った淫靡な音が響いている。

(リキ、だめなのです。私……いっちゃいます)

「あは。クド、いきそうだね」

 理樹は全てお見通しのようだった。全身をひくつかせているクドを見て、理樹はうれしそうにほほ笑んだ。そして更に……。

「クドはお尻も可愛いよね」

 理樹がそう言った直後にクドは達してしまった。ずぷりとした感触と共に、お尻の穴を刺激されたからたまらずに……。

「んひぃっ! ん、ん、んんーーーっ!」

 クドの口内に射精。量が多すぎるために逆流し、溢れ出てしまった。

「こっちからもいっぱい吹き出してきてるよ」

「んんぅ……」

 理樹に散々弄ばれ続けた秘所からは、ぴゅ、ぴゅ、と滴が勢いよく飛び出ていた。





…………





「わふぅ……。わふ〜……」

 裸にベレー帽。そして首輪。四つん這いの格好でクドは言った。

「リキぃ。ほ、ほしいのです。私の中に、入れてほしいのです。してほしいのです!」

 自分のいやらしいところを両手で広げてみせる。

「ふうん。クドはおま○こに入れてもらってずこずこ突いて欲しいんだ?」

「はいです!」

 しょうがないなあとか言いながら、理樹が近付いてきた。ぴたりと秘所に理樹の先端が押し当てられる。クドは目をきつく閉じて入ってくる衝撃に備える。

「じゃ、いっぱい腰振るんだよ。クドは僕のえっちな子犬なんだから、ね」

 ずん、と杭を打ち込まれるような衝撃に、クドは上ずった声を上げてしまう。

「は、いぃぃ! あ、あああぁぁ! は、入ってくるですぅ!」

「こっちで出したら、その次はお尻に突っ込むからね。覚悟するんだよ?」

「お、お尻にも……! ゾクゾクしちゃいます! あ、あ、あああああっ! は、げしいのです……あっあっあっあっ!」

 クドは待ちかねていたとばかりに腰を振り始め、理樹もその動きに合わせて突きまくった。そうしてひたすら激しく交わり合う二人。辺りが闇に包まれてからもしばらく続くようだった。









----------後書き----------

 わふたーが待ちきれず、えっちなお話を一丁書いてしまいました。クドが両腕を高く上げている絵を見て柔らかそうだなと思い、脇で……などと考えたのが発端です。

 どうでもいいことですが、クドは軽そうなのでアクロバティックな体位もいけそうとかも思ったり。



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