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背徳のGarden










「あぅ、あぅ、はぅんっ」

 ――夜。一ノ瀬家の庭。街灯の明かりが辺りを僅かに照らしているだけという、そんな場所から、ぱちん、ぱちん、という音と共に、女の子の悩まし気な喘ぎが聞こえる。芝生の上に、犬のように四つん這いにされていることみと、ことみの腰をしっかり掴んで引き寄せて犯している朋也。

「ことみ。気持ちいい?」

「……」

 あまりにも恥ずかしいので涙目で、だけど事実なのでこくこくと頷くことみ。……精一杯のお洒落ということで、とっておきの白いドレスを着て、一生懸命練習したバイオリンを朋也の前で披露した後で、彼は言ったものだ。

『ことみとHしたいな』

 と。それもお外でと、一言付け加えて。それこそがことみが強く望むご褒美だから、恥じらいに顔を真っ赤にしながらも、はっきりと頷くのだった。

「は、ぅ……。あ、ふ……。あふっ」

 そうして今に至るのだった。

 ドレスのスカートは腰の方までまくり上げられていて、ことみの白くて丸いお尻がぺろんと露になっている。割れ目も、すぼんだ穴すらも形がくっきりとわかるくらいになっている。

「恥ずかしい……の」

「うん。そうだよな。知ってる」

 ことみが恥じらっている姿は、朋也にはたまらなく可愛く見える。

「意地悪……なの」

「その割りには、俺のをきゅうきゅう締め付けてくるよな。気をつけないとすぐにでもイっちまいそうだ」

「あ、あっ、あっ、あっ!」

 ぱんぱんぱんぱん、と、朋也はことみの中へと突き込む速度を上げる。朋也は完全に面白がって、ことみを羞恥責めにしていた。

「気持ちいいのはわかるけど、そんなに声出すと誰かに見つかっちまうぞ?」

「そん、な。……あっ」

 それもそのはず。ここは一ノ瀬家の、朋也の手によってよく整備された庭なのだから。緑の芝生も花壇の花々も、全てがことみを引き立てる為の装飾に見える。

「あふ、はふ、あん」

 朋也が動くたびにことみも反応している。

「本当に、ことみはえろいよな」

「だって。あっ」

「もう一度言ってご覧? バイオリンが上手になったら、そのご褒美に俺に何を欲しいって言ったんだったっけ?」

「……」

 ことみはとっさに答えられなかった。二人だけのバイオリンリサイタルの後で朋也が耳元で呟いたのを思い出す。その呟きに対してことみは恥じらいながらも完全同意だった。

「お庭で……の、濃厚ファック、して……欲しいの。ぱんぱんって、いっぱいえっちな音……たてて。動物みたいに……交尾……して、欲しいの」

 はしたない言葉だって出てきてしまう。それも全て、ことみが望んだ行為。

「そうだったよな。望みがかなってよかったな」

「あ、あ、あ……」

「みんなにお披露目したいな。ことみのファックシーンを」

 最後の言葉はあえて強調してことみの羞恥心を煽る。

「は、恥ずかしい、の……。そんな、の」

「ことみはお尻が真ん丸で柔らかいから、強く突くとぱんぱんっていい音がするよ。ほらほら」

「あっあっ。だっめっ……なの。あっあっ」

 朋也はますます面白がって腰を前後に揺さぶる。ことみのもちもちとした肌がふにゃりとつぶれ、ふるえる。

「いい具合にたゆむし、可愛いよ。つきたての餅みたいだ」

「あっあっあっあっあっ! あああ〜っ!」

「ほら、もっとお尻高くつきだして」

 言いながら朋也は、ことみの腰を再度両手で掴み直し、ぐい、と引き寄せる。ことみの芝生についていた膝が持ち上がる。

「やっあっ!? 恥ずかしいの。あっんああっあっ!」

「野性的だよな」

 朋也は笑顔のままことみを突きまくる。

「締まるし気持ちいいし可愛いし。ことみは最高」

「あっあっあっあっあっあっあっあっ! んあっあっあっあっ! あっあんっ! あふっはふっあっあっあっ!」

 朋也が突く度にぴくぴくと震えることみ。喘ぎ声はか細くて眼差しは切なげで、とても儚く見える。

「ことみ。ハイハイ歩きしてみようか。勿論繋がったまま」

「あっ。ああぁ……?」

 朋也がことみを促す。ことみは一瞬何を言われたのかわからずに戸惑っていると。

「ひうんっ!」

 二人の体がぱちんっと音をたて、強くぶつかる。その拍子にことみは芝生を掴んでいた手を離してしまう。

「そうそう。いい感じ」

「はふぅっ! あふっ! あうんっ! あっ! はっ! んっ! と、朋也くん……」

「ことみは腰の振りがいいなあ」

「だ、め……なの。あふっ。あっ」

「それにしても」

 ぱんぱんぱん、と音をたてながら三連続で突き込んで、動きを止める。

「あっあっあっ!」

「一突きする度に喘いでくれるんだな」

 一気に大きく引き抜いて、奥まで再度挿入。

「あひっ!」

 それは決して演技などではなくて、無意識のうちに出てきてしまっている声。

「面白いな」

「あ、あ。朋也、くん。……わたしの体、おもちゃじゃないの」

「そうだよな。ごめんごめん」

 そういいつつ、連続で突き上げると。

「あ、あ、あっ」

 ことみはか細い声で切なく喘ぐ。

「お尻、ふにふに」

「あ、ん……」

 ことみのお尻をぐにぐにと揉みしだく朋也。

「前言撤回、かな。やっぱりことみはおもちゃだ。とびきり可愛くてえっちな」

「そん、な。あっ!」

 ぱんぱんぱんぱん、と交わる音がしばらくの間響いた。朋也はそんな淫靡な音をたてるのが楽しいと思っているようだ。

「ちょっと強く突くぞ。っせーの、一、二、三……」

「あふっ! ああっ! んふっ!」

 花咲く庭を、一つになりながらあっちこっちにうごめく二人。

「ずっとこのまま繋がっていたいな」

「あ、あ。ドレス……汚れちゃうの」

「大丈夫だよ。ちゃんとまくり上げてるし」

「あ、あ、あ、あ、あ、んっ!」

 庭の敷地内だからどんなことをしても大丈夫。……誰かにばれない限りは。と、そんな間違った認識を持っていそうな朋也。

「でも、もっとことみをめちゃくちゃにしてあげたくなるね」





そして……。





 ことみはドレスをはだけさせ、たわわに実ったバストを露にさせていた。無論、ブラジャーやショーツといった野暮なものは脱がされている。ことみはそんな格好で、芝生に両膝をついて屈み込んでいる。これから始まるのは、朋也の射精。

「あ、あっ」

 飛び散る精液がことみの顔中に降りかかり、汚し尽くす。

「ことみがお○んこで締め付けて、絞り出してくれたものだよ」

「んんっ!」

 二度、三度と射精は繰り返される。顔はおろか、ことみの長い髪やドレスにすらぶちまけられて行く。だめだと言われていたのにもかかわらずに完全無視。

「あ、あ、あ……」

「いっぱい出たけど、もっと出したくなってきた」

 朋也はそういい、惚けたようにぽーっとしていることみの頭を掴み、依然として屹立したままの肉棒を押し付け、口内へとねじ込み始めた。

「今度は口でして」

「もごっ」

 前後への動作は規則的。強く押し込んでは引き抜いてを繰り返す。ことみはただ舌を絡め合わせ、湿った唇で包み込んでは吸いつく。

「上手だよ、ことみ」

「んんんう、んんん……」

 真夜中の遊戯はひたすら楽しいと、二人は揃って思う。どんなときでも気が向いた時にことみを連れ出して、好き放題できると朋也は思う。ことみも、いっぱいエッチなことをして貰えるんだと胸をときめかせる。

「ことみの可愛い顔に、俺のちん毛が絡まっていくのが、すごくえろく感じるよ」

「んんぅ、んんぅ」

 ことみの口内は嫌らしい体液に満たされ、ぐちゅぐちゅとかきまぜられていく。

「出すよ」

「んっ。ふ」

 朋也の予告どおり、引き抜かれた肉棒が更なる射精を行う。ことみは口を大きく開けて舌を出し、ぶちまけられたものを受け止めていく。

「ああ、出た出た。……ことみ。折角だからさ、お散歩でもしようか」

「……」

 ――朋也の提案にことみは頷いた。はだけたドレスも、べとべとに汚された顔もそのままにしながら、庭を出てお散歩を始める。

「変態、なの」

「俺が? それともことみが?」

「わたし……。朋也くんも、だけど」

 人の気配など微塵も感じないけれど、暗い道を照らす街灯が不自然に明るく感じる。ことみはスカートの裾をたくしあげ、つい先程まで朋也のものがねじ込まれていた秘所と、白く丸い尻の割れ目をさらけ出す。

「朋也くん……。えっち。えっち、して……なの」

「こんなところで?」

「おっぱいも、あそこも、お尻も……見せて、お顔にいっぱい、かけてもらって……でも、もっとしてほしいの」

「ことみはえっちだな。わかったよ」

「あっ」

 立ったまま、ことみの背中に密着して、尻に股間を押し付けていく朋也。住宅街の道で一つになったまま、歩んで行く二人。

「あ、あ……」

「ことみ。ちゃんと歩いて」

「う、ん……。あ、あ」

 漏れてきてしまう喘ぎを堪えながら、ゆっくりと歩んで行くことみ。やがて脇道へと右折して、小さな歩道へと入り、ガードレールに手をつきながら交わる。

「気持ちいいの……」

「なんだかもう、着衣っていうか、単なる布切れみたいだよな。ことみのドレス」

「うん。そうなの」

 もはや裸と変わらない。それどころか、添え物のように身につけているだけでいやらしく感じる。

「んっ。はあ、はあ」

 意識すればするほどに、朋也のものが熱く感じられる。たん、たん、と、庭でしていた時よりは控えめだけど、規則正しく体がぶつかる音が響く。

「まるで痴女だよ、ことみは」

「あふ。あふ。……そう、なの」

 ことみはガードレールから手を離し、交わったまま歩みを再開する。小道を抜けると、向こうに小さなバス停が見える。ベンチと雨よけの屋根と時刻表があるけれど、幹線道路ではないからか、車が通る気配など微塵も感じられない。深夜なので、当然の如く営業時間ではない。

「ことみ。あそこでちょっと休憩しよう」

「あ、あ。ん、あ……んあ」

 ことみの体を押していく朋也。やがて二人は小さなバス停へとたどり着く。朋也は一旦ことみの中から肉棒を引き抜いて、屋根の下……木製のベンチに腰掛ける。引き抜かれてしまったことが、ことみにはとても残念に感じる。けれど、その代わりのご褒美が与えられる。

「パイズリ、して欲しいな」

「……」

 朋也のリクエストにことみが答えないわけがない。ふっくらとした膨らみを両手で掴み、朋也の肉棒を包み込みにかかる。

「ん、ん」

 ずりゅずりゅ、じゅ、じゅ……と、こすれる音が響く。ことみの膣内から引き抜かれて間もなく、拭いてもいないのだから当然。朋也の陰毛も濡れてことみの白い胸にぺったりと貼り付いていく。

「真夜中の散歩は楽しいな」

「楽しいの」

 一心不乱に胸をこね回して朋也のものを愛撫し続けることみ。朋也はことみの頭を撫でて、行為に報いている。

「今度はどこに出そうか」

「思い切り、かけてほしいの」

「ドレスが汚れちゃうとか言っていなかったか? ……今更だけどさ」

「もう、いいの。……もっと汚してほしいの」

 完全にふっ切れていたようだった。

「そっか。じゃ、遠慮なく」

 言うが早いか、朋也は込み上げてくるものを感じていた。飛び散る精液はことみの体へと上塗りされていく。顔も、胸も、ドレスも全て糸を引くように粘っこい液体がぶちまけられていく。

「んんぅっ!」

「ことみ」

「あ……」

 射精は尚も続いているけれど、朋也は間髪いれずにことみの体をひっくりかえす。その拍子にことみの背中にまで精液が吹きかかる。

「ここでさ。おしっこしてみてよ」

「え?」

「立って」

「あ、あ……」

 ベンチの上に立たせて道路側を向かせる。そうしてスカートの裾をたくしあげさせ、両足を開かせる。

「ほら。ことみがいっぱい溜め込んでるの、知ってるよ」

「あ、あぁ……」

 朋也に言われるがまま。なすがまま。……最初はちょろちょろと小さな流れだったのにやがて勢いを増し、じょろろろと音も本格的になっていき、飛沫もあげていく。

「あっあっあっあっあ!」

「左右に動いて」

「ああぁぁぁ……」

 ゆっくりと、足を左右に動かすことみ。ぴちゃぴちゃとこぼれ落ちる滴がベンチをくまなく濡らしていく。足も、靴も、ソックスも同じように湿っていく。

「まだ出るんだ。余程溜め込んでいたんだな」

「ああ、あああ……。恥ずかしいの……」

 十数秒が経過して、ようやく流れは止まる。ことみにとって、耐えがたい程長く感じた時間だったと同時に、ずっと続いて欲しくもあった。

「朋也……くん」

 もう数時間後。朝になれば、いつものように生活の足として多くの人が利用するであろう所にて、とんでもないくらいはしたないことをしてしまった。背徳感が背筋を震わせる。

「また見せてくれよな。ことみのおしっこ」

「……。うん。また、見て欲しいの」

 今度はまた別の場所で、いけないことをしたい。夜の散歩に出る度にまた、とことみは思った。その思いは様々な形でかなうことになっていく。

「朋也くん……。お○んちん入れて、なの」

「ああ」

「今度は途中でやめないで……。いっぱい、出して」

 指で開かれた秘所はじんわりと湿り、朋也のものを再度欲しいと物語っていた。




……





 小さな通りにて。暗く、車も通っておらず誰もいない横断歩道。ただひたすら青信号と赤信号の切り替わりが続いている場所。

「あっあっあっ」

 青信号になったのを見計らって、立ちバックのまま交わりながら横断歩道を歩む二人。相も変わらずぱんぱん、ぱちぱちと音を立てていて、ことみのふくよかな胸がふにふにと揺れている。当然の如く、朋也によって時折むんずと掴まれては形を変えている。

「ことみ」

「あ……」

 朋也はことみの体をミラーのポールに押し付けて、そして言った。

「ポールにパイズリして」

「あ、あ……」

 太いポールを二つの膨らみが覆い尽くし、ことみの手によってぐにぐにとこね回されて行く。

「んっ」

「あああっ!」

 何の前触れもなくいきなり、朋也はことみの中へ射精した。熱いものが体の中に込み上げていき、ことみの心は弾け飛ぶように一瞬真っ白になった。どぷどぷと注ぎ込まれる精液は継ぎ足されていき、栓が抜けるのを待つまでもなく溢れて逆流する。

「朋也くん……。乱暴に、して……なの」

「え?」

 はあはあと、鼓動と同じように荒くなった呼吸をしながら、ことみは懇願した。けれど朋也も、アブノーマルな行為をしてはいるものの、決してことみを痛め付けたり傷つけたりはしていないしするつもりもなく、戸惑う。

「もっと……激しくして欲しいの。……えっと、ドレス……びりびりに、して。お尻も……いじって……。入れて……。犯して……」

「もっともっと、メチャクチャにされたいの?」

「うん。そう……なの」

 そうと決まれば、朋也は更なる過激な行為に走る。ことみのリクエストどおりに、白いドレスのスカートを掴み、力を込める。と……。鈍い音をたてて柔らかな布地が避けていく。

「あ、あ、あっ!」

 あたかも雑草を無造作にむしるように千切るとドレスに小さな穴が空く。そんなことが繰り返される度に、ドレスはもはや繕いようもないくらいの布着れと化していく。アスファルトに散乱する布地が、傍から見ると良からぬことがあったのではないかと想像させる。

「ドレス、ボロボロになったな」

「ボロボロに、なっちゃったの。朋也くんに、犯されて」

 残された布地がことみの腰周りを僅かに覆っているだけ。殆ど丸裸にされてしまったことみは、更に朋也の責めを乞う。

「お尻……いじって。ん……」

 精液まみれの割れ目とは別のところ。まだ今日は手をつけていないところ。

「ずぼずぼ……。ずこずこ……。ずんずんって、して欲しいの。あ、ん……」

 恥じらいに頬を赤らめ、潤んだ眼差しを朋也に向ける。朋也もことみの思いを完全に受け入れる。

「ことみ。おいで」

「あ……」

 朋也はことみの腕を握って導き、どこの誰のものとも知れぬ家の玄関のドアに両手を付かせる。煌々と照らす明かりの元、差し出されたアヌスへと一物をねじ込んで行く。

「あ、あ、ああぁあぁ」

 ずぶぶ、ずぶぶ、ずぶ、と、三段階に分けて十数ミリずつ侵入していき、ことみは眉間にしわをよせながら、猛烈な圧迫感に堪える。

「お、尻……。いいの。気持ち、いいの……。あ、ぐ……あぐ……」

 ごりごりとこすれるような感触は、決して苦痛ではなかった。込み上げてくる喘ぎを無理やり飲み込み、揺さぶられる振動も必死に抑える。そうしなければばれてしまうから。

「あ……。ああ。あ、あ……。あ……っ」

 ずぶずぶずぶ、と、何度となくその営みは続いていき、やがて朋也が限界を向かえ、大量に射精していった。




…………





 夜の散歩は楽しい。二人にとってそれは同じ意見。そして、始まりはいつも庭の芝生から。

「あ、ああ、ああぁ」

「ことみはお尻で感じちゃういけない娘なんだね」

「そ、そう……なの……」

 網タイツに黒いハイレグ。そして白いウサギの耳と尻尾。バニーガール姿にさせられて、お尻を突き出すように四つん這いのことみ。朋也の指がハイレグの布地を引っ張ってずらし、小さなアヌスの中へと侵入しては、ずぷずぷとうごめいている。

「あ、あぁぁ……っ。んっ……ふっ。く、う……。あ、ああぁ」

「気持ち良さそうな声出しちゃって」

「だっ……て。ん、ん」

 胸元を覆うはずの所に布地はなくて、膨よかな膨らみが丸出しのまま、ふるるんと揺れている。心なしか乳首は起っていて、ほのかに赤く火照っている。

「んひっ!」

 突如、尻に違和感を覚えることみ。

「そろそろお散歩に行こうか」

「あっ! あっ!?」

 ピンポン玉くらいの大きさの柔らかな合成樹脂が二つ、三つ、四つととねじ込まれていく。

「もう一つくらい入るかな」

「あああああっ! む、り……なの……。あ、あああ、あぁ……っ」

「大丈夫大丈夫。ことみは淫乱だから……。ほら、入った」

「く、うううう……。お、お尻が……お尻が……。あ、あ……」

「後で、一気に引き抜いてあげるよ」

「ああ……。そ、そんな……」

 考えるだけでもそれは、ものすごい刺激だろう。

「ほら立って。淫乱うさぎさん」

 朋也はことみを立たせ、更なる羞恥の渦に連れて行く。

 さて、今度はどこでどうしようか? 朋也が考えれば考える程に欲望があふれ出して行く。それはことみもまるで同じ。

 例えば……。

「ことみ。出して」

「あ……。うう……」

 暗く、誰もいない横断歩道を渡らせながらことみに放尿を促す朋也。バニーガールコスチュームの、レオタードの股間に当たる部分がずらされ、ぴしゃぴしゃと滴が流れ落ちていく。見ているだけで興奮してきてしまうような背徳感。

 それが終わったら、今度は……。

「ことみ。おしゃぶりして」

「もごぁ……」

 色とりどりの花々が目に優しい植え込みの脇にて、朋也はことみを腰掛けさせて、フェラを要求。ことみは丹念にしゃぶり続ける。ゆっくりとした前後の動きはやがて早まっていき、射精を迎える。ことみの顔はおろか、花々にまで飛び散っていく。

 そして極めつけ。道の真ん中にて。

「ことみ。一気に引っこ抜くよ」

「う、あ。んひっ! んひいいいいいいいっ!」

 アヌスに突っ込まれたビーズを一気に引っこ抜く。二つ、三つ、四つと立て続けに飛び出してくる球形の異物。

「あふっ! はふっ! はひっ!」

 ことみの感度は極限にまで高まっていく。目を見開き、だらし無く涎を垂らしながらあえいでいく。

「ことみ。また、一つになろっか」

「あ、あ……。はぐっ!」

「ことみの中は柔らかくて、締め付けてきて、最高だよ」

 電柱にしがみつくよう促され、ずん、と叩きつけるように入ってくる感覚。朋也のものがねじこまれ、うごめいていく。ぬちょ、ぬちょ、とぬめりを帯びながら子宮へと突き上げる。

「ああっ! 朋也くんに……犯されて、幸せ……なの」

「犯されて幸せって、変態だな。ことみは」

「そう、なの。……奥まで……入れてもらって、ゆさゆさされると。んっ!」

 突き上げると同時に、朋也の手がことみのバストをむんずと掴み、こね回す。

「いっいく……の。いっちゃう……の。あっあっあっあっあっ。お、お○んこも……お尻も……熱いの」

 ぱんぱんぱん、と漆黒の闇に二人が交わる音が響き続ける。この夜がずっと続いて欲しいと、ことみはそう思った。そうして、その望み通り、果てることもないくらいに交わりは続いていく。膣内に出され、アヌスの中も満たされて……。

「あ、あ……ぁ……。いい、の……。きもち、いぃ……の。あ、ひ……あふ……あ、あぁ……あぁ、ふ……」

 ちょぼちょぼと、水音。ことみは自ら犬のように片足を上げて、電柱に向かって放尿していた。朋也に見てもらいたくて、ただ痴態を晒し続ける。むっちりとした太ももを、滴が伝っていく。

「あ、ん……。んふ……ん……」

 やがて辿り着くのは、ことみの家。戻って来たというのに、ことみはまだ物足りなさそうで。門を開ける前におねだりをする。

「朋也、くぅん……」

「どうした?」

「朋也くんも……おしっこ、して……なの」

「それはまた」

 普通にするだけでは許してくれるはずがない。大股開きで腰掛けることみは、体中にかけてと言っているのだった。

「仕方ないな、ことみは。じゃあ、するよ」

「うん。……あ、あ、あぁぁ」

 恍惚とした表情になりながら、ぶちまけられる雫を舐め、吸い、時に飲んでいくことみ。

 二人揃って、この瞬間がまだ終わらないでと、そう願い続けるのだった。










----------後書き----------

 ひらがなみっつでことみちゃんのお話でした。

 体調崩したりなんだりでいろいろあって随分間隔開いてしまいましたが、公開です。

 ことみのお話でここまでハードなのはそんなに無いような。



よろしければご意見ご感想をくださいな。



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