【abnormal learning】
好きだから。 どんなことでもしてあげたくなる。 水瀬名雪と相沢祐一……。彼氏と彼女の関係。 二人の想いは一緒。 それは期末テスト終了後。精神的にも肉体的にも、とても解放感溢れる時間のこと。 「祐一」 『ようやく』やってきた名雪に対し、遅かったな、と軽く声をかける祐一。 「さ。名雪」 「う、ん……」 そこは校舎の隅にある倉庫の裏。早速とばかりに祐一は名雪を自分の側に招いた。 「ほら。どういうふうにしたいんだ? 云ってみろよ」 普段から人がほとんど来ないような所。放課後、そこで二人は待ち合わせをしていたのだった。 「ん、と……」 この後、どういう事をするか想像したのか、真っ赤になる名雪。 「ひょっとして。する前からもう、濡れちゃったりしてるのか?」 「そ……そんなこと。ない……もん」 「ふーん」 名雪はぷいと顔をそらして否定するけれど、図星なのだった。 「じゃあ、スカートたくしあげてみな」 「……」 ピクッと震えながらも従順に、短い丈のスカートを両手で少しずつたくし上げていく。それでもさすがに恥ずかしいのか、ぷいと視線を逸らしてしまう。 「名雪は嘘つきだな」 スカートをたくし上げたら、そこには剥き出しの肌。名雪は下着をはいていなかった。祐一に没収されて、その日は朝からずっと……。 「あっ。だめ!」 そして裕一はいきなり名雪の股間に顔を埋めて、舌で愛撫をはじめた。 「ん。……こんなに濡らして。しかもノーパンだなんて、名雪は変態だな」 「だっ……め、だよぉ……。あっ……あっ……やっ……。くすぐった……い」 ちゅぷ、ちゅぷ……と、舌で名雪の秘部をなぞって、つついて、中へと侵入して、かきまぜて……。好き放題攻める。 「う、う、くぅ……ん、ん……」 堪えていても、甘い声を漏らしてしまう名雪。やがて、ず……と祐一の指が、中へと入ってくる。 「あ……あ……はぅぅ。こんなとこで、こんな……の」 口に手を当てて、出てきてしまう声をこらえながら羞恥に耐える。 「じゃあ、やめる?」 「……」 そう云って愛撫を止めると、名雪は表情を曇らせ。 「……意地悪」 と、云った。望んでいるのはむしろ、彼女の方だった。
ほんの数分前。
教室の中はシンと静まり返っていた。 四時間目。今日最後のテスト。 (ああ……) 誰にも見えるわけはない。けれど……。 (だ、めだよ。こんな) 辺りに響くのは生徒たちがカリカリと、答案用紙に書き込むかすかな音。ただそれだけ。 (祐一の意地悪) みんな黙々と集中していて忙しい。 (んん) 名雪はとっくに答案を書き終えていた。 (そんなことしちゃ、だめだよぉ……) テストが始まる前。祐一は云った。 して欲しいのなら、事前に準備してきな。 と。 (お願い……。お願いだよぉ。祐一……) 火照った顔に、潤んだ瞳。彼女の視線の先には、祐一の姿。 (祐一の。私の中に……入れて……焦らさないで……) エッチな想像だけで濡してきな、と。祐一は冗談を云ったのだけど、名雪は本気だった。 (あ……。お、くまで……。奥まで入ってくるよぉ……) 想像の中で、一糸まとわぬ姿の名雪が祐一と唇を重ねながら、交わり続けていた。 (あっあっあっ。もっと、もっと……。もっと、して……) お尻を高く突き出して、引き寄せられて奥まで一気に挿入されて。 (気持ちいいか?) (うんっ! 気持ちいいよ。熱いの……) 想像しながら、少しだけ股間にとろりとしたような……やがてもっとはっきりした、にちゃっとした感覚が生じてきた。 (あ……) さすがにそんな想像をしていて恥ずかしくて、顔が熱くなる。 (わたし。えっちだ……。こんなに……濡れちゃった) ブラもパンティも祐一の言いつけどおり着けずに、クラスメイトたちが周りにいる中、一人淫らな空想にふける。 (あ……。ち、くび……。起っちゃった……) ずれたケープを直す振りをして、さりげなく胸を掴んで揉んだ。ぷっくらと勃起し、硬くなった乳首の部分が微かに布地を膨らませて、折り曲げて感じる。 (……い、いっちゃうよ。わたし……いっちゃう) 激しく突かれながら、自ら腰を振る。 (ああっ……ああっ……ああっ……) 服を着ているのに、全裸のようなそんな背徳感が名雪を支配していき……。 (祐一……。好き……)
やがて名雪は、空想の中で絶頂を迎えた。
もし、これが静かな教室の中でなければ…… 思いっきり、欲情のままに自慰行為をしていたかも、と 名雪は思った。 「ひあっ」 秘部を舌で愛撫されて悶絶する名雪。じゅるじゅると、果実を貪るような音が響く。 「あ、あああ……っ! あ……っ! そ、そこはだめぇぇぇっ! 指入れないでぇっ」 人差し指の第一関節をお尻の穴に入れられて、ねじ込むようにグリグリとされてしまう。 「とか云っておきながら、お尻の穴でも感じてるんだな」 その証拠に、名雪は背筋をビクビク震わせて感じている。 「そんな……。あぅっ! あっ……ひっ」 ぐりぐりするたびに、名雪はのけぞってあえぐ。 「気持ち悪い? やめる?」 「う……」 やめて欲しくないけれど、恥ずかしすぎる行為に絶句してしまった。 「いくぞ」 そんな名雪の思いを察して、祐一は云った。 「う、ん」 そそり立った祐一のものに、腰掛けるようにして。 「う、ぐ……」 入り口にあてがって。 「ゆっくり入れて」 ず、ず、と、名雪の中にめり込んで云った。脱力して、椅子の背もたれのように、祐一にもたれかかる名雪……。 「う……。ゆ、祐一だって……えっち、だよ……」 「何で?」 「だって……」 きつく、奥まで挿入されていく感覚に熱い息を吐きながら、名雪は云った。 「わたしのえっちな姿見て……こんなに、大きく……なっちゃってるもん……」 「そりゃ」 ず、ず……。ゆっくりと上から押し込まれていく……。 「名雪。可愛いからな。……誰よりも」 「あ……。う……う……」 祐一はおかしそうに笑って云った。 「思わず押し倒したくなるような。そんな感じなんだよ」 「え〜。なに……それ〜」 やがて……全部、名雪の中に入っていった。 「ん、ぐ……。ぜ、全部……入っちゃったよ……」 名雪の中に、完全に入っていった。 「わたしたち。一つになったね」 「そんなこと。面と向かって云われると、恥ずかしいな」
暖かい陽気の中、二人はしばらくそのまま
一つになったまま…… ひなたぼっこ 「髪の長い娘はえっちだって云うけど。名雪を見ていると、正しい気がするな」 さらさらして艶のあるロングヘア。名雪の髪を気持ち良さそうに弄ぶ。 「……。祐一は、えっちな女の子、嫌い?」 「そうでもないけど。……名雪は好きだぞ」 先ほどの反撃とばかりに、面と向かって云う。 「面と向かって云われると、恥ずかしいよ……。それにわたし、えっちじゃないもん」 「ふーん。それじゃ、教えろよ。授業中、どんなことを考えていた?」 どんなことを考えれば、あんなに濡れてしまえるのか。と、そう思って祐一は聞いてみた。にやにやと笑っていて、名雪が『えっちじゃない』のを全く信じていない。 「……。えっちで意地悪な祐一が、わたしをおもちゃにするようなこと、だよ」 授業中の妄想を、一言で要約すると、そんな感じ。 「へぇ。面白そうだな」 「でもね。わたしわかるよ。祐一が意地悪なのは、わたしの事を好きでいてくれるから、だよね……」 小学生みたいなメンタリティ。好きだから故に、つい意地悪になってしまう。名雪にもそれはわかっていた。 「面と向かって云われると、恥ずかしいな……」 反撃の反撃の、更に反撃といったところ。 「ふふ。……いいよ。わたしにどんなことしても」 もう、何だってしてあげちゃう。名雪はそんな気持ちになっていた。 「本当かよ」 「本当だよ〜」 「信じられないな」 祐一の反応を見ていて、名雪はさらなる反撃に転じた。 「あ。祐一、もしかして照れてるの?」 「そんなことない」 「ふ〜ん」 クスクス微笑む名雪に、祐一はムキになった。 「じ、じゃあ。服脱げ! 今ここで」 恥ずかし紛れに、そんなことを云うけれど。 「……。いいよ」 名雪は余裕で意を決し、制服のボタンを一つずつ外していった。 「学校で。しかも野外で素っ裸になるって、どんな気分だ? えっちな名雪」 「恥ずかしくて死にそうだよ……」 「もしかして。誰か来るかもな」 ボタンを外す手がぴたっと止まる。 「……やっ。そんなの嫌っ」 本気で嫌がる名雪。 「冗談だよ」 「……。いいもん。えっちでも、変態でも。わたし……祐一のこと……大好きだから。どんなことでもしてあげたくなっちゃうだけだもん」 そういって、シュルっと赤いケープを解いて……一体型の制服の袖から腕を引き抜いた。 「ぬ、脱いだよ。……これだけで、いいの?」 パラッと落ちる制服。名雪はもう、ソックスと靴以外何も身につけていない状態。 「じゃあ次は。……そのままの姿でグラウンドをランニング」 「祐一……」 さすがに名雪も呆れ果てた。 「冗談に決まってるだろ」 ごまかしのような、照れ隠しのようなキス。 「……ん」 「名雪の裸を見ていい男は、俺だけなんだから」 「だったら最初から、こんな意地悪しないでよ」 名雪は拗ねた口調でそう云った。 「そういう意地悪も、祐一らしいけど、さ」 一つになって、互いの温もりを感じ合う…… 「……」 「……」 さあああ、と、少し涼しくなった風が木々を揺らすだけ。 「静かだね……」 「ああ」 二人は、一つに繋がったまま。 「わたし。なんだか眠くなってきちゃった……」 「このまま寝るのか?」 「だって……。眠くなってきちゃったんだもん……」 「素っ裸のまま寝るのか?」 彼らの脇には、脱ぎ捨てられた名雪の制服がたたんで置いてあった。 「……」 ストッキングと靴のみ、という自分の格好を見て、改めて恥ずかしさがこみ上げてくる名雪。それだけじゃない。 「繋がったまま寝るのか?」 「……」 決定的な状況説明。 「よっと」 「あ……っ」 祐一は、名雪の両足を掴んで高く持ち上げて。 「名雪は身体柔らかいな。さすが運動部」 肩に膝がつくまで折り曲げさせる。 「は、恥ずかしいよぉぉ」 そして。 「あっ……あ、あ、あ……んっ」 ぐりぐりと、左右に揺さぶり……。 「っく。締まりがいいな。なゆきのおま○こは」 「ゆ、祐一ぃ。そんなこと云わないで。それに……」 「何だ」 「こんな格好、恥ずかしいよ……あぐっ!」 言葉を遮るように、ずんっと下から強く突いた。 「聞こえなかったぞ」 「だから……。こんなとこでこんなこと。はずかし……あっ!」 今更ながら、恥ずかしい事をしてると再認識。 「聞こえない」 「……。意地悪……ぅっ。あっあっあっあっあっ!」 そして一気に、ずっずっずっずっ……と、立て続けに下から突き上げ始める。 「あああっ! 祐一っ! そんな、いきなり……あぅっ!」 突き上げながら、背後から胸を握り潰すように掴み、乳首を摘まんで転がして、引っ張り……。 「だ、めぇぇ。感じちゃうよぉっ」 さらに。 「ひゃうっ!」 名雪の右耳を舌で愛撫。 「ほら名雪。もっと気持ちよくなりたければ、自分でも動かなくちゃ」 「だって……」 ガクガクと揺さぶられ、完全に主導権を握られてしまった名雪。 「立って」 「あっ!」 祐一は名雪に挿入したまま立たせてて。 「名雪ってさ」 「んっ! あっあっあっあっあっ!」 「実はバックでされるの、好きだろ?」 「う、うん。そう……かも」 図星だけど、誤魔化す気も起きずに素直になれた。 「奥まで入るから?」 「……う、ん」 恥ずかしそうにうなずく。 「え、えっちな格好だから……。祐一とえっちしてるんだ、って……。そう、思えるから。だから」 云いながら、小刻みに動く。そのたびに、パンパンと体同士がぶつかる音が響く。 「ふうん。じゃあ、そのまま歩いてみな。後ろからずこずこ突いてやるよ」 「え。そんな……。できな……あっ……んっ!」 裸の名雪を立ったまま後ろから攻め続けて歩かせる。 「あっあっあっ! や、あ……んっ!」 勿論、まともに歩けるわけもない。ずるずると引きずられるようにしてうごめかされる 「も、もお……だめぇぇ。祐一ぃ。もう……意地悪しないで」 それは、絶頂が近い証拠。 「ああ、ああ……あ、ああ……」 「名雪の中。熱くて気持ちいいな……。突かれて気持ちいいのか?」 「う、うん。ずこずこされて、気持ちいいよぉ……。もっとして……」 ぱちゅぱちゅと数度小刻みに振り回してから、今度はぱんぱんと大きく二度、三度突いて……。 「でも。あまり声、出すなよ」 「だって……だって」 それは無理だよ、と名雪は思うけれど、どうしようもない。 「誰かに気付かれるぞ」 「ん、んっ!」 我慢しようとしても、どうしても漏れてくる声。 「仕方がないな」 「ん、ぐっ!」 祐一は、名雪の口に……。 「悪い。ハンカチ持ってくるの忘れてた。……しばらくそれで我慢してくれ」 名雪から没収した下着を突っ込んで、くわえさせて。 「もごごっ。んぐっんぐっ!」 困ったような表情の名雪。 「もう、一気に行くぞ」 建物の壁に手を付かせて、挿入を早めて……。 「んぐっ! んっんっんっんっ! んひぃっ!」 ぱんぱんという音がはっきり聞こえる中、祐一は人差し指を名雪のお尻にずぶぶと入れて。 (あっ……あぁっ! だ、めぇぇ! そんなのだめぇぇ! そこに入れちゃだめぇぇぇ! そこにそんなにされたら……!) 「くっ。一気に締まる、な。やっぱりお尻の穴でも、感じてるんだな」 くちゅくちゅと、二つの穴から隠微な音がして……。きゅうっと締まる感覚に、背筋を震わせる祐一。 (わたし……わたし……もう、だめ! こんなに激しくされたら……) 「名雪、まだだめ。もう少し……」 「ん、んっ……! んんぅっ! んっくぅぅぅっ! んぐんんんーーーっ!」 達する寸前で、こらえて……。再度達しかけてこらえて、何度となく同じ事を繰り返して。 やがて。いつの間にか二人共、達して……果てた。 暗くなるまで一緒にいて、帰るところ。 「祐一〜」 「何だ」 祐一の腕を掴みながら、とても楽しそうに歩く名雪。 「今日の夜。一緒に……寝よ」 そんなことも大胆に云える。遠足の前夜みたいな、楽しい気分。 「一緒に寝たいの」 「いいけど」 祐一のぬくもりがもっと欲しくて、そんなことを云う。 「うれしいよ〜」 「何が楽しいんだか」 「えへへ〜」 祐一はふぅっとため息をついて、いきなり。 「きゃっ!」 ぐっと、名雪のスカートをまくり上げた。 「……。名雪のえっち」 「い、いいもん。えっちでも」 相変わらずむき出しのままのそこは、しっとりと湿っていた。 「ゆ、祐一。広げないで……」 人差し指と中指で、名雪の秘部を左右に広げて……。 「もうこんなに濡れてるし」 微かにとろりと粘っこい愛液を手につけて、見せつけて。 「……。いいもん。どんなことだってしてあげちゃうもん。云ってみてよ」 余裕をもってそう云われると、祐一も反撃したくなってくる。 「じゃあさ……」 「え……」
既に漆黒の闇に包まれて、誰もいない学校。
そのグラウンドのど真ん中で 「は、恥ずかしいよ……」 「な、何でもするんだろ」 やらせている方も、名雪以上に恥ずかしくてドキドキしている。 「そ、うだけど……」 立ったまま、スカートをまくり上げて……。 「ほら」 「……」 むき出しの秘部から、最初はちょろちょろと、やがて勢いよくしゃあああ、と……透明の液体が止めどなくこぼれ落ちていく。 「じょぼじょぼ出てるぞ」 「あ、あんまり見ちゃ、嫌だよ……」 それはぽたぽたとこぼれ落ち、太股を伝わり、長く黒いストッキングを少し濡らして……。 「グラウンドの真ん中で堂々と立ちションしてるって、どんな気分?」 「……。祐一のえっち。意地悪」
でも
「……。もう、いいの?」 「え?」 「わたし。何でもするって、云ったよ」
どんなことでも
「じゃあ」 「うん……」 主導権を握っているのは祐一でも名雪でもなくて。
今度は……。
「う……」 グラウンドのど真ん中で、ソックスと靴以外全部脱ぎ捨てて、裸になって……。 「いくぞ」 暗く、シンと静まりかえった校内へと向かう。 「祐一。やっぱり、恥ずかしいよ……こんな……」 火照った顔に、潤んだ瞳。白い肌に華奢な身体は少し震えていた。 「じゃあやめるか?」 その問いに、名雪は微かに頭を振る。 「わたし。何でもするって、云ったもん」 名雪の意地も強かった。歩くたびにふるふると揺れる胸も、気にせずに。 「そうか。……名雪。あのな」 「ん」 「ただ歩いてるだけじゃ面白くないから。指でしながら、な」 「……」 祐一は名雪に、歩きながら指で愛撫し続けろと云った。 「ん、ん……あ……」 薄い毛をかき分けて、微かに湿り気を帯びた秘部を指でいじくりながら歩く。 「あ、あ……あ……」 後ろからむにゅむにゅと、名雪の胸をもむ祐一。 そうこうしているうちに、既に閉鎖されて数時間が経過している校内へと入り……。いつも生徒や教師、多くの人が通る廊下。そんな場所を全裸になって歩いている。背徳感と、可能性は少ないにしても、誰かに見られるかもしれないというスリルが名雪の身体を熱く包み込む。 「名雪。行こう」 「う、ん……」 そのまま校内散歩。 「寒い?」 「ううん。……暑い、よ」 裸なのに、もの凄い羞恥に身体が火照っていく。 「胸隠すなよ」 「だって」 あかりの消えた廊下。非常口を示す緑色の光だけがともっている。 「またしたくなってきただろ?」 「……」 名雪の秘部はトロトロに濡れていた。
そうして……。
「帰るか」 「……うん」 裸の名雪を連れ回した後で。 「服……。返して」 我慢も限界にきていた。 「まだ」 「え?」
もう一回、と祐一は云って。
「ゆ、祐一……。も、もうダメ……だよ」 既に閉まっているけれど、校門の壁に両手を付かせて。 「あぅ……ん、ん、ん……」 少し無理に振り向かせて、濃厚なキスをして。 「入れるぞ」 「あ……っぐ!」 ぐちゅぐちゅと、激しく突く。 「こ、こんな……とこで。誰かに見られちゃう……!」 「見られる方が興奮するんじゃないのか?」 「ち、がうよぉ……。そんなこと、ない……。あっ……あっ……」 両胸を強めにもまれて……。 「誰も来ないよ」 それより、もっと腰を使え。と、祐一は云った。 「んっんっんっんっ! あっ……ぅんっ!」 名雪も腰を振り始め、ぱんぱんという音を立てて……。やがて、二人は達していった。
過激で
でも、一途な やっと服を返してもらって……。 「ん、んぐ……。ん、ん……」 「名雪。上手くなったな」 達した後で跪いて、祐一のものを口で愛撫して……。 「出すぞ」 「ん……ぷぁっ」 名雪の顔に、大量に射精。 「ゆ、祐一ぃ。べとべとだよ……」 「さて、帰るか」 「誤魔化さないでよ〜」 抗議しながら顔を拭こうとする名雪。 「そのままで帰るぞ」 「……え?」 そのまま、顔にこびりつかせたまま。 「……祐一の……変態」 「じゃ、やめる?」 「わたし、負けないもん〜」 「名雪も同類だな」 「違う……もん……」 やっぱり負けず嫌いな名雪。 「じゃ、行くぞ」 そして、校門を乗り越えて……。 「うぅ。誰かに見られちゃうよぉ……。恥ずかしいよぉ」 顔中を精液で白く染めて、顎を伝ってたらたらと落ちていく。 「暗いから見えないって。それに、誰もいないだろうし」 「……」 「何だよ?」 「夜は……ね。やさしくして、よ……」 こういうのもいいけど、意地悪ばかりしないで、と。名雪は『もう、仕方ないなぁ』と云う気持ちを込めて云った。 「ああ」 わかったわかった、と少し投げやり気味に頷く祐一。
それを聞いて
笑顔。 二人とも、全力。 そんな、意地の張り合いは続いていく。
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さて、もはや定番と化した感じもあるけど恒例の名雪18禁ものです。とってもえっちく書いてみたつもりです。最近野外ものが増えてきた気がします。色々とやばいかも知れないと思う今日この頃であります。でもまぁ、そういうのもいいじゃないかなと。とってもえろげ的なノリで書いてみました。 Kanonは、元のえろしーんが薄味すぎるゆえに不満足でこーいうのを書いてるのだけど、そうなると智代アフターのような濃いものがあると二次創作は手をちょっと出しにくいかもしれないなぁと思ったりしてます。 それはさておき、また気が向いたら名雪えっちもの書きまーす。 もしよろしければ、BBSかWeb拍手にでも、ご意見ご感想などをお寄せください。頂けるとみなるでぃ改のテンション、そこそこ上がります。 誤字脱字なども見つけたら是非是非遠慮無く報告お願いいたします。匿名でも構いませんので。念入りにチェックしてはいるのですが、どうしても見落としてしまうこともあるのでして。 そんなわけで。次回をお楽しみに。 |