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Hot White










「ゆ、祐一ぃ〜」

 制服姿の名雪が情けない声で、何やら祐一に抗議をしている模様。

 ――それもそのはずだった。お昼時ということで、せっかく晴れたのだからと屋上に出てみたところ、誰もいないまさに貸し切り状態。そんなわけで名雪と祐一は二人きりの楽しいお昼休みを過ごしていた。……はずだった。

 そうして食事も終わり、もうすぐチャイムが鳴りそうな時間になったので、教室へと戻ることにしたところで異変は起こった。

『よいしょ』

 畳んだ敷物と弁当箱の入った袋を持ちながら、のんびり娘の名雪が立ち上がった。その瞬間、短いスカートが僅かな風によって揺らされ、すらっとした健康的な足がより眩しく見えた。名雪の様子は余りにも無防備で、それでいて白い肌がとても艶めかしい。

 何となく、スカートの中まで見えるかなと期待した祐一だったが、風のいたずらは僅かに及ばず、ショーツの色が分かるまでには至らなかった。もしかすると、それが逆に祐一の執念に火を灯してしまったのかもしれない。

『ううーん』

 空は雲一つない青空。南国の、透き通るように青い海が逆さまになってしまったような感覚に、名雪は両腕を伸ばして深呼吸する。空だけじゃなく、空気も爽やかに感じる。まさにそんな時の事だった。

『え?』

 ずるりと何かが体から離れる感覚があった。……名雪は一瞬自分の身に何が起きたのか理解できなかった。振り返って見ると、自分の背後にしゃがみこんでいる祐一がいた。そして、足元には柔らかな感覚。

『え? え? え?』

 祐一は『隙あり』とばかりに、名雪がはいていたショーツを一気に足首のところまでずりおろしてしまったのだった。そんなわけで、突然のことに混乱しまくる名雪が祐一の非常識な行為に対して抗議するのは当然のことだった。

「な、な、何するの〜!?」

「いや、何となく。お前のパンツを脱がしてみたくなったんだ」

「何となくで女の子のパンツ脱がさないで〜! しかも、学校で〜!」

 しかし祐一は名雪の抗議をさらりと無視して次なる行動に打って出る。名雪の、ショーツが引っかかったままの左足をごくさりげない調子に掴んでひょい、と上げさせる。名雪も名雪で流されるまま律義に合わせてしまい、結果的に上履きからショーツの片側が外れてしまう。

「ちょ……っ。あっ! だ、だめだよ祐一!」

「いいから」

「あっ」

 今度は右足を上げさせられ、するりと縄脱けでもするかのように、あっさりとショーツが足首から離れていってしまった。

「あ〜んっ! もう!」

「ふーん。今日は白だったんだな」

 奪い取ったショーツを左右に引っ張っていじくり、おもちゃにして、恥じらう名雪に見せつける。

「か、返してよぉ。祐一のえっち〜!」

「お、もうチャイムが鳴るぞ」

 極めてさりげなく名雪のショーツを丸めて、ポケットにねじ込む祐一。返す気はさらさらないようだ。

「う〜! 誤魔化さないでよ〜!」

 脱がされてしまった時点で勝負は決まっていた模様。このようにして、名雪は午後の授業をノーパンで過ごす羽目になってしまった。





…………





 名雪にとっては幸いなことに、授業は特に何も滞ることなく、予想外の事が起こることも無く終わった。……とはいえ、一度教師に差されて、黒板の前へと出て行かなければならなくなったりしたが、誰にも気付かれてはいないようだった。その時の鼓動の高まりが、今もおさまりきらない。

「ああぁ……」

「どうした?」

「どうした、じゃないよぉ。返してって言ってるのに……」

 クラスメイト達と別れ、自分と祐一以外誰もいない屋上へと再びやってきて、やっとこさ抗議を再開できるようになった名雪。さすがに教室でそんなことを言うわけにはいかなかった。

「たまにはいいだろ」

「よくないよぉ。うぅ……。お尻がすーすーするよ……」

「今の名雪は、スカートをまくればいつでも突っ込める状態ってわけだ」

「な、何考えてるの〜! 祐一のえっち!」

 祐一のからかうような、意地悪な言葉責めは続く。

「名雪。スカートたくし上げてみろよ」

「え?」

 冗談でしょ、と名雪は一瞬思った。

「早く」

 祐一の眼差しはあくまで真剣。気圧されるようにして、名雪は従わざるを得なくなってしまう。

「う、うぅ……。は、恥ずかしいよ……」

「早くしろよ」

「意地悪〜」

 ちょっと強い口調で言われて逆らえず、渋々従う。両手でただでさえ短いスカートの裾を掴み、少しずつ上げていく。ものすごく恥ずかしくて、名雪は頬を赤く染め、祐一から視線を逸らす。

「これじゃわたし、変態さんだよ……」

「今更だろ」

「違うもん」

「そんなにえろい汁を垂らしておいてか?」

「……え」

 名雪は本気で気付いていなかった。健康的な太ももの内側に、汗をかいたような雫がたら〜りと筋となって流れていたことに。今し方出てきたものなのだから、気付いていないのも無理からぬ事だった。

「あ……。やだ……。何これ」

「本気で気付いていなかったのか? 冗談抜きで、ここに来るまで?」

「そんなの、わかんないよ。だ、だって……だって。出てきちゃったんだもん。……うぅ」

 たくし上げられたスカートの中には、僅かな毛に覆われたデルタ。その割れ目から、とろりとした愛液が次々に分泌され、左右の足へと伝っていっている。雫の先端はソックスを濡らし、膝辺りまで到達しかけていった。

「だって。祐一がこんな、えっちなこと……するから」

「ただパンツはいてないってだけで、こんなに濡れるものかよ」

「う……」

 問い詰められて絶句してしまう名雪に、祐一の手が伸びる。……スカートの中、露わになった秘所に祐一が顔を埋め舌先での愛撫をはじめた。じゅる、とすするような音が聞こえる。

「あっ。だめだよそんなっ」

「本当に名雪はいやらしいんだな」

「違う……もん」

 祐一は舌を使うだけでなく、指先で名雪の柔らかな秘所を押し広げたりもしている。

「こんなにぐっしょりさせて、何が違うんだか」

「んっ!」

 祐一の一つ一つの行為が名雪の体をびくびくと震わせていく。

「祐一のせいだもん……。いつもえっちなことして、わたしをいじめるから……。あっん!」

 祐一は無言のまま愛撫を続ける。祐一の頭を抑えていた名雪の手がほどけ、スカートの布地が祐一の頭をすっぽりと覆う。名雪は拒まず、ただされるがまま。全身を悩ましげによじらせながら、祐一の頭を挟み込む。

「あ! あ! だ、めえぇ! 祐一っ! あっ!」

 祐一の両手が名雪のお尻を掴んでいく。柔らかな二つの膨らみに指がめり込むくらいに強く。そうして秘所の割れ目に顔を押しつける力を更に強めていく。祐一が果実にしゃぶりつくような音が更に強く聞こえる。じゅるり、じゅるり、と……。

「あっひっあっあっあっ! ああああんっ! だ、めぇぇぇっ! 祐一だめぇっ! もう本当にだめえぇぇっ! んひいいいいっ! あひいいいいっ!」

 名雪は口を大きく開いて首を仰け反らせ、焦点の合わない瞳を空へと彷徨わせながら絶頂を迎えさせられてしまった。

「あ、ひ……」

 脱力した名雪は膝から力が抜けてしまい、祐一に支えられながらコンクリートの床へとへたり込む。

「あ、あ……」

「気持ちよかっただろ」

「……」

 全くの図星。

「名雪、感じすぎ。パンツ一枚はいてないだけで、裸みたいだ」

「う、ん……」

「でも、一回いったくらいじゃ物足りないだろ?」

「……」

 名雪はこくん、と僅かに頷く。祐一にはかなわないと思っているから。次の事をして、と求める。





…………





「はひぃっ! あああぅっ! あ……っ! は……っ!」

 がしゃがしゃと金属が擦れる音が響く。屋上のフェンスに体を押しつけられながら、先程と同じように今度は尻の穴へと顔を埋められている名雪がいる。

「そんな……とこっ。あっ! 舐めちゃ……ああっ! は、恥ずか……しっ。ひぅっ!」

 祐一の指と舌で尻の穴を同時にいじくられ、名雪は悶絶している。それでも決して拒んだりはしない。

「あ、あああぁぁ! うっ! ひっ!」

 スカートをまくり上げられ、尻を突き出す格好にさせられている名雪。あまりの恥ずかしさにただフェンスを掴んで体を支えている。祐一にいじられる程に、名雪の秘所周辺の湿りは更に増していく。

「名雪は本当に敏感だよな。お尻いじくられて感じてるんだから」

「だ、って……。あ、ふっ」

「いやらしい汁がぽたぽた落ちていくぞ」

「やあっ! そんなこと、言わないで」

 ひく、ひく、と名雪は細い体を震わせる。……眼下に人の姿が見える。どこかの運動部が活動しているであろう景色。屋上で今まさに行われている淫靡な行為に気付く者はいないだろうけれど、名雪は唇を噛み締めて、込み上げてくる甘ったるい声を押さえようとする。しかし……。

「あひっ!」

 尻穴を攻められながら、突如前の方にも祐一の指がめり込んでいた。まさに奇襲攻撃といったところで、効果はてきめんだった。

「あ……あ……あああああああんっ!」

 突然訪れた絶頂。名雪は目を見開きながら呆然としてしまった。けれど、更なる欲求がすぐにわき上がってくる。もう、指や舌だけでは嫌だと。





…………





「祐一ぃ」

 下校時間をとっくに過ぎているからか、校門の辺りには誰もいない。それを知ってか、名雪は祐一を求める。

「えっち、して」

「はしたないなあ」

「だって。もう、我慢できないよ……」

「そんなに良かった?」

 名雪ははっきりと頷く。祐一がしてくれたのはただの愛撫じゃなく、テンションの上がるスイッチを押してしまった。既に名雪は体だけじゃなくて、心まで火照ってしまった。

「今もわたしのお股、ぐしょぐしょになっちゃってるんだよ?」

 名雪は無論、ショーツははいていないまま。それどころか、ブラジャーまで脱ぐよう言われて、結局素直に従った。その上更なる無理難題が突きつけられていく。

「じゃ。少しずつさ、漏らしながら歩けよ」

「……」

 ちょろり、と水音が聞こえてきそう。祐一に言われるがまま、ほんの少しずつお漏らしをしながら歩いて行く名雪。ぽつぽつと暖かな滴が落ちては白い雪が微かに溶ける。お漏らしをしている事が他の人にわからないようにと、鞄で覆って隠しながら歩みを進める。

「あ。あぁ。恥ずかしいよぉ。……もう、だめ。して。……えっちなこと」

「いいけど。ここでするのか? 俺は構わないけどな」

「うぅ……」

 いくら何でもそれはできないと名雪は思う。かといって家に変えればお母さんがいる。どうすればいいのだろう。

「どうする?」

 困り果てていっぱいいっぱいな名雪と違って祐一は余裕たっぷり。

「俺は外でも構わないぞ」

「お外……。で、でも。でも……」

「じゃあやめるか?」

「そんなっ」

 途端に名雪の表情が曇る。ここまできて、とそんな気持ち。

「祐一とえっち、したいよぉ」

 うっすらと潤んでいる瞳で祐一を見つめる。眼差しはどこまでも切なげ。

「いつから男のものを欲しがる淫乱娘になったんだ?」

「祐一のせいだよ……。いきなりパンツ脱がして、わたしの恥ずかしいとこ……いっぱいいじくってぐちゃぐちゃにして、こんなにしちゃって……」

「舌と指でいきまくったよな」

「そうだよ。だから責任とって、最後までしてよ」

 祐一は無言のまま名雪の腕を掴んで何処かへと向かう。こっちにいい場所があるんだと、言いたそうなまま。滴る滴はますます量を増していくけれど、名雪の関心はもう次の事へと向けられていた。





…………





 雑木林の中。名雪の望みはまだお預けされたまま。

「ん。んぐ」

 ぐちゅり、ぐちゅり、と音。膝を付いて屈み込む名雪の口内に、祐一のものがねじ込まれている。祐一はそうして名雪の頭を掴み、前後に揺さぶっている。

「名雪……。お前の体、本当に柔らかいな」

「ん、ぐぅ」

 それは口内だけじゃない。白くて瑞々しい肌は触れるだけで気持ちいい。胸も、尻も、足も、肩や腕も。しなやかで、吸い付くような感覚。好きな人……祐一のものを傷つけないようにと、丁寧に包み込んでいる唇も桜色。名雪の優しさは全てふんわりとした柔らかくて暖かい感触。

「いい咥えっぷりだよ。お股をあれだけぐちょぐちょにして、よくやるよ」

「んんぅ」

 言葉責めすら気持ち良く感じて、名雪は上目遣いの眼差しを向けながら可愛らしい笑顔。儚げで可憐で……。そんな美少女を好き放題犯しているという事実は祐一の背徳感を増幅させ、腰すら動かして更に名雪の口内を犯し尽くす。ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、と暗い森の中に淫靡な水音が響き渡る。

「出すぞ」

「んぷっ!」

 どぷ、どぷ、と射精。口内だけじゃなく、名雪の顔中を祐一の精液が汚し尽くしていく。

「けほっけほっ。ん、んんっ……。わ、わ……」

 射精は数秒間にわたって続いた。感極まった名雪は涙をこぼしながら受け止める。

「祐一……。わたしも……おしっこ出ちゃうよ……。見て。んんっ」

 体育座り状態の名雪の股間から、雫がぴゅーぴゅーとと音を立てて噴出されていく。それが終わったらすぐに……。

「祐一……。入れて。して。もう、意地悪しないで……。焦らさないで」

 名雪は自ら進んでスカートの裾を掴んで思いきりたくし上げ、ぐしょ濡れになった股間を押し広げながら要求する。

「お○んちん入れてぇ……。入れてぇ……。早くぅ……。そうしてくれないとわたし、おかしくなっちゃう」

「もうなってるんじゃないか?」

「も、もっとおかしくなっちゃうよぉ」

 祐一は名雪のリクエストに応え、限界まで屹立したものを右手で掴んで名雪の方へと突き出させる。おねだりするだけではだめで、自分から入れろとの意思表示。

「ほら。お前の欲しがってるものだ」

「あ、あぁ」

 名雪は祐一に近づいて向かい合い、両手で左右に押し広げた秘所へと肉棒を差し込んでいく。

「あ、あふ。わたしのお○んこに、祐一のお○んちんが入っていくよおぉ」

 最初に祐一の腰を掴み、蔓が絡み合うかのように両足で挟み込む。

「入れただけで満足か?」

「ううん……。んっんっ」

 祐一の問いに軽く頭を振ってから一瞬動きを止め、呼吸を整えてから始める。

「あ、あ、ああぁぁぁ」

 自ら腰をくねらせる名雪。快感に身をよじらせ、喘ぐ。

「あ、あ、あん。気持ちいいよおぉ」

 一心不乱。まさにその一言。

「あ、あふ。はふ……あ、あん……。んんっ。す、すぐに……い、いっちゃうよおぉ」

 ずちゅ、ずちゅ、と交わり合う音が聞こえる。達しそうな状態が数分か、十数分か続き、名雪はやがて本格的に達していく。

「あ、あ、あ、あ、あ……も、もう……だ、め……。んあああああっ!」

 祐一は名雪に少し遅れて絶頂を向かえ、大量の射精を繰り返した。けれどそれだけじゃ終わらない。

「脱いじゃえよ」

「あ、あ……」

 祐一は名雪の制服を軽々と脱がしていく。ソックスとケープだけ残して。

「いい格好だな。裸よりやらしいぞ」

 そう言いながら、射精の終わったものを引き抜く。そして名雪の体を引っ繰り返して背後を向かせ、手近な木にしがみつかせる。

「え……? や、あ……」

「こっちの方にもいっぱい出してやるよ」

「んひっ!」

 徹底的に柔らかくほぐされたアヌスに、祐一のものがぬるりととめり込んでいった。

「あっ! あぅっ! はうぅっ! ゆ、いち……」

「指でいじくっておいたから、あっさり奥まで入るもんだな」

「ああああっ! んあっ! あああっ! 激しいよおぉっ!」

「すごい。尻穴をずこずこ突くたびに、ま○こに中出ししたものが出てくるぞ」

「だ、だって。……あぁぁっ!」

 祐一が言う通り、名雪の膣内からは白濁液が逆流して、糸を垂らしながら落ちていく。

「あ! ああんっ! あっ! あっ! あっ!」

「こっちの方でも感じてるのか」

「う、うん。気持ちいいよぉっ。お尻……ごりごりされて、熱くて……。んあああっ!」

 もう、隠すこともない。

「あ、あ、あ、あ、あ。んあああっ! も、もういっちゃう……。祐一、すごい。すごい、よ」

 名雪は大きく口を開け、舌を出しながら喘ぎ続けた。予告も無く、祐一が射精を始める。

「あ……。ああ……。入ってくる、よ……。あ……」

 祐一の射精が続く。腰の動きを止め、代わりとばかりに名雪の胸を強く揉みしだく。程良い大きさの、丸い胸。手に吸い付くように瑞々しく、柔らかい。

「んっ! だ、め……。あっ」

 名雪はふと、我に返ったように辺りを眺め見る。ひたすら交わるのに夢中になっていたせいか、辺りは既に薄暗くなっている。

「遅くなっちまったな」

「んんぅっ。ゆ、祐一のせいだよ」

「これだけいきまくっておいて、よく言うよ」

 祐一の指先に、二つの乳首と乳輪の感触。ふにふにとした柔らかくも少し固い感触のそれを握りつぶし、転がす。射精は尚も続いている。底なしのように大量に出ている。

「あ、あんっ!」

 引き抜かれるのもまた予告無し。ずぴゅ、と音を立てたようにして抵抗が抜ける。と、同時に出されたものが逆流していく。名雪の下半身は更にどろどろに汚されていく。それが余りにも恥ずかしくて、名雪は脱力してしゃがみ込み、はあはあと小刻みに息を付く。

「えろい恰好だな」

「だ……って」

 体からするりと抜ける感覚。……気がつくと祐一は名雪のケープを手にしていた。いつの間にか名雪はソックスと靴以外全て脱がされてしまっていた。それでも、寒さは微塵も感じない。

「あ……。何、してるの?」

「名雪の二穴をいじくってる」

「あ、あ……」

「もう一回くらい、できるだろ? 入れる前にもうちょっとほぐしておこうかなと」

「う、う、ううぅ〜……。もう、指じゃなくていいよぉ〜」

「お前はいつからそんな、男のち○こを欲しがる淫乱娘になったんだ」

「ゆ、祐一のせいだもん。祐一に調教されちゃったからだよ〜! あ、あ、あ〜〜〜っ!」

 痴話喧嘩のようなやりとりが続く中、名雪は更に二つの穴をぐちゅぐちゅとかき混ぜられ、やがて潮まで吹かされてしまうことになるのだった。





…………





 放課後の事。試験期間中だから今日は部活もない。そんな日。

「なあ、名雪」

「うん」

 祐一が名雪の耳元でささやく。名雪は頬をほのかに赤らめながら頷き、つぶやく。

「……いいよ」

 祐一の願い。それは……。

『また、ち○こを……しゃぶってくれよ』

 というもの。更に……。

『名雪の中に、入れたくてたまらないんだ』

 祐一はそうも言ってくれて、名雪は無言のまま頷く。今すぐにでもしたいと思うから。……絞り出すように、消え入りそうな声で応える。

『ずこずこ、ぱんぱんって……して』

 と。

「素直だな」

「だって……」

 祐一の手が伸びてきて、制服の上からもわかる名雪の胸の膨らみに触れる。ああ、堪らないと名雪は思う。早く、して欲しい。待ち遠しい。そう思って、二人は揃って教室から出て行くのだった。

「祐一」

 名雪もまた、祐一に呟く。

『わたしのお○んこ。もう、ぐしょぐしょだよ?』

「……淫乱」

「うん」

「いつから濡れていた?」

「授業中から、だよ。……終わるまで我慢してたんだけど。最後の方で、できなくなっちゃった」

「そっか」

 祐一は名雪の頭を軽くぽんぽんと撫でる。

「行こ」

「ああ」

 二人の吐息は白く、熱い。きっとこれから、ますますそうなっていくに違いない。










----------後書き----------

 久方ぶりの名雪ものでありました。

 彼らにとってえっちなのは、こんな風に日常風景なのでしょう、きっと。


ご感想を頂けると嬉しいです。





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