雨の日は、部屋の中で
「ああ畜生」 軽く舌打ちをしながら、提督は悪態をついた。忌々しげに、どんよりと曇っている窓の外を一瞥する。全てはこの天気の馬鹿野郎がいけないのだ。 「たまの休みだってのに、降水確率九十パーセントときやがった」 ざあざあと間断なく聞こえてくる雨音は、決して気分を高揚させたりはしない。無駄に濡れるのも嫌なので自室の中に引きこもらざるを得ず、ただ無為に過ごし続ける。畳の上に横になり、不貞寝でもするしかない状況に提督はいい加減苛立ちを感じている。 「提督。お茶でも飲みませんか?」 そんな時、和室の向こうから優しげな声が聞こえてくる。 「ええ。頂きます」 お盆の上にて湯気を立てている湯呑みは二つ。提督のものと、鳳翔のもの。 「そんなにいらいらして、何かあったのですか?」 もしかして仕事のことだろうか? 聞き分けのない上官や、無茶な要求や圧力をかけてくる上層部。そんな姿を鳳翔は思い浮かべるが、提督は即座に否定する。そんなのじゃないですよ、と。 「ずっと今日は、鳳翔さんと出かけたいなって、そう思っていたんです。それなのに、この天気ですよ。せっかくの休みだってのにね」 意外な答えに鳳翔は提督に微笑みかける。心の底から嬉しいと思うから。 「まあ、そうでしたか。ありがとうございます」 「食事とか買い物とか、どうかなって。そう思っていたんですけどね」 休日は大抵、二人で一緒に行動している。外出することも勿論ある。わざわざ約束を交わすこともないのだけれど、定番となった時間が過ごせないのは楽しいものではなかった。 「提督。お外に行けないのは確かに残念ですけれど、私はとても楽しく過ごさせていただいていますよ?」 「へえ。退屈じゃないのですか?」 「退屈だなんて思いません。だって……」 鳳翔は提督に寄り添い、素直な気持ちを伝えた。 「こうして提督と、二人だけでいられるのですから」 「……」 少し恥らい、頬を微かに赤らめている鳳翔。母性豊かで、皆のお母さん……なんて呼ばれ、多くの人から慕われている彼女は今、初な恋する少女のように可憐に見えた。可愛いな、と提督は思った。 「ふふ。提督を独り占めしちゃってます」 「そう、ですね。鳳翔さんと二人きりでいられるのなら、雨も悪いものではないか」 鳳翔は僅かに頷いた。とても貴重な、かけがえのない時間だと提督は思う。二人一緒。何も考えずにただ、お茶でも飲んで過ごす。雨は鬱陶しいけれども、誰にも邪魔されない一時には違いなかった。 「のんびり過ごせばいいと思います。提督も、お疲れでしょうし」 「まあ、それなりに疲れてはいるけど」 提督はずず、とお茶をすすりながら、ふと鳳翔の方を眺め見た。 「茶柱、立ってますね」 「あら。これは、何かいいことがありそうですね」 嬉しそうな笑顔の鳳翔。既にいいことは一つありましたよと、提督は思う。 「提督。お昼寝でも、されてはいかがですか?」 「ああ。じゃあ、そうしようかな」 静かな一時。激務に翻弄される慌ただしい毎日が嘘のよう。そうして提督が改めて畳の上にごろんと横になろうとすると。 「提督。もしよろしければ、膝枕はいかがですか?」 「……お願いします」 「ふふ。どうぞ」 提督はお言葉に甘えて鳳翔の太ももに頭を乗せる。柔らかくも暖かい感触が、提督を心地よくさせてくれる。そして見上げてみれば、愛しい人の慈愛に満ちた表情。 「鳳翔さん」 「はい。何ですか?」 「その……」 特に何かを言おうとしたわけじゃない。ただ何となく、大好きな人の名前を呼んでみたくなっただけ。見つめられると恥ずかしくなってしまい、結果的に提督は……。 「鳳翔さんは、綺麗です」 「え? あ、ありがとうございます」 いきなり何ですかと、驚く鳳翔。言った方も言われた方も、照れくささを感じてしまった。 「どうしたんですか? いきなり」 いきなりそんな言葉を口走った理由を説明しなければならない。 「えっと。意味は、ないです。……素直に、そう思ったから」 「そうなんですか」 「ええ。そうなんです」 鳳翔も、それ以上追求したりはしない。穏やかな物腰の大人びた美人だけど、あどけない少女のように可愛らしい。本当に魅力的な人だと提督は思う。 「……。提督。その」 「はい」 「耳かきとか、いかがですか?」 とても魅力的な提案に、断る理由などどこにもあるはずがない。 「お願いします」 「はい」 ゆっくりと丁寧に、耳かき棒を使う鳳翔。優しさが伝わってくる一時。 「提督」 「何ですか?」 「ふふ。呼んでみただけです」 「そうですか」 彼女もまた、提督を呼んでみたかっただけみたい。何だか同じような事を考えていたみたいで、提督の心を和ませる。こういうやりとりをしている二人は、他の人達からはバカップルとでも言われるものだろうか? 耳元に触れる鳳翔の指は柔らかく、ふわふわした感触が伝わるたびに、提督はふう、とゆっくりため息をつく。 「提督。終わりました。少し、お休みになってはいかがですか?」 「そうしよう、かな」 言っているうちに、何だかぼんやりとしてきた。 「提督」 「うん」 呼びかけられるだけで、特に何も続かない。何だか変な感じ。 「お疲れ様でした」 「ほうしょ……さん……」 「おやすみなさい」 とろとろと、視界がとろけていくかのよう。愛しい人が側にいて、微笑みながら見守ってくれているのはわかる。大好きな人。ずっと、このまま側にいてほしい。離れないで。意識が混濁していく……。 …………
ふと意識が覚醒する。寝起きのぼんやりした気分はそのままに、未だに夢でも見ているのではないかと思う。 「鳳翔さん。俺、寝てました?」 「はい。気持ち良さそうにお休みでした」 確か膝枕をしてもらって、耳かきをお願いして……。それからいつの間にか眠りに落ちてしまっていたのか、畳の上に敷かれた布団に横になっていた。時間にして、小一時間といったところだろうか。壁掛け時計がそれを物語る。 「ずっと、そこにいたんですか?」 「はい。……提督が、側にいてほしいって、言っていましたから」 「……そうですか」 自分はなんて恥ずかしい寝言を抜かしていたのかと、提督は目を伏せる。いつもどうしても、この人には甘えたくなってしまう。提督はそれが堪らなく申し訳なくて仕方がない。鳳翔はくす、と笑ってから言った。 「提督。遠慮無く、私に甘えていいんですよ? ……提督に頼って頂くと、私は嬉しいのですから」 「鳳翔さん」 引き寄せるとすぐにわかる華奢な体。愛しさの余り、提督は鳳翔にぴたりと寄り添う。じゃあ、とは言いにくいけれど結局提督は……。 「いっぱい甘えさせて、ください」 今日もまた、たっぷりと甘えさせてもらうことにした。 「はい。……ん」 軽く、触れ合うだけのキス。互いに目を閉じて、ちょっとひんやりとした唇の感触を楽しむ。 「提督」 にこ、と笑う鳳翔。 「何ですか?」 「好きです」 嘘偽りの無い素直な思いを打ち明ける。 「俺も」 こんな素敵な人に愛してもらえて、幸せだと提督は思う。鳳翔もまた、まったく同じ気持ちだった。 「雨、止みませんね」 「ええ。……でも、ちょうどいいかもしれません」 「そうですね」 相変わらず、ざあざあと聞こえてくる雨音。これから始まる二人の熱くて激しい営みも、全てかき消されてしまうことだろう。お陰で誰に気兼ねする必要もない。 「雨なんて鬱陶しいだなんて言ってましたけど。今は、天気に謝りたいです」 「ふふ。そうですね」 肌寒いくらいの空気は、密着し続けるに連れて自然と気にならなくなってくる。それどころか、火照りを冷ますには不足かもしれない。 「んっ」 提督は、鳳翔の薄紅色の和服を上半分だけはだけさせ、さらしで巻かれた胸へと手を伸ばし、触れる。特別大きいわけではないけれど、触り心地の良い肌。白くて瑞々しくて、手に吸い付くかのよう。 「ふ……」 「あ……。鳳翔さん。洗濯、終わっちゃいました? シーツが……」 「ああ。そんなこと、気にしなくていいですよ」 このままだときっと、白いシーツが汗まみれになって汚れてしまう。無神経だったかと提督が気にしていると、鳳翔は優しく答えてくれた。律儀で真面目な人ですね、と思っているかもしれない。 「今はそれより、私の体で気持ち良くなってくださいね」 「……はい」 やがて布団の上に座り、抱きしめ合う二人。密着した体はいつしかしっとりと汗ばんでいた。雨による湿気だけじゃないと互いにわかる。 「ほうしょうさ……んっ!」 提督からだけじゃなくて、鳳翔からもキス。突然のことに呆気に取られる提督。 「んん……。遠慮されているのなら、こちらからしちゃいますよ? こんな風に」 「これは不意をつかれました」 「いけませんよ。油断禁物です」 楽しい。二人は心の底からそう思った。人前では決してできないようないちゃいちゃぶり。付き合い始めたばかりの恋人同士みたい。 「鳳翔さん」 「あっ」 首筋にキスされて、押し倒される鳳翔。そして提督は鳳翔の胸元に顔を埋める。 「私……そんなに、大きくないですよ?」 「そんなの、気にしないです」 ふさ、ふさ、とゆっくり左右の膨らみを同時にもみ回す。 「あ……。ふ……」 何度か揉み回した後に、今度は乳首に吸い付いていく。 「ん、ふ。ん……」 鳳翔は両手で布団をぎゅ、と掴み、込み上げて来るものを堪える。胸を刺激されると、堪らない。 「提督。あ……。赤ちゃん、みたいですね」 「そうですか? でも、鳳翔さんのおっぱい、おいしいです」 「んぁっ! あっ!」 唇で乳首を摘ままれて引っ張られ、鳳翔は背筋を震わせる。 「鳳翔さんは、その……全然小さくないと思いますよ?」 「そう、ですか? ぁっ!」 「ええ。普段、さらしで思いっきり締め付けてるでしょう?」 「そんなことは。んっ!」 もにゅもにゅと揉みしだかれながら、乳首を吸われ、舐められる。いつの間にか乳首はぷっくりと起っていて、いいようにこね回されて弄ばれる。 「はっ! くぅっ! 提督……。あっ!」 「鳳翔さん。おっぱいで感じてるんですね」 鳳翔は口元をわなわなさせ呼吸も粗い。その様子を見て提督は、更に続ける。このままこの愛しい人を快楽責めにしたいから。 「あっ! ふっ! だ、め……。も、う……! んっ! あっ!」 提督は鳳翔の乳首をしゃぶり、舌先でなめ回し、更に空いた方の指でもこね回し続けた。強烈な刺激に鳳翔はしなやかな体をしならせ、頭を仰け反らせる。とろんとした半開きの眼差しは、あらぬ方向を向いていて、夢見心地のよう。 「あっ! あっ! あ……っ!」 結局鳳翔は、全身をびくつかせてから、絶頂を迎えさせられてしまった。 「鳳翔さん。気持ちよかった?」 「はい……。物凄く……」 何だかばつが悪そうな鳳翔。 「提督に、気持ちよくなって頂きたいのに、自分の方がこんな……。はしたないです」 甘えていいんですよとか言っておいて、逆に甘えさせられてしまった。不覚だと思った。 「俺は、気持ち良くてよがってる鳳翔さんを見たかったから、嬉しいですよ?」 「え……」 「もっと見せてください。鳳翔さんの可愛いイき顔を」 提督は気づいていなかったけれど、とても楽しそうな笑顔をしていましたよとは、後で鳳翔から聞いた話。 「そんな……。もう。提督は、優しい顔して意地悪なこと言うんですね」 「え。そうですか?」 「はい。もう、子供みたいです」 例えるなら、教育実習で学校に来たような若いお姉さん先生に構ってほしくて色々いたずらしてしまうような、そんな感じ。鳳翔も困り顔。 「それじゃあ、こうしましょう」 提督は少し考えてから提案した。 …………
「提督……。これは」 「ええ。しっくすないんってやつです」 仰向けに寝そべる提督の上に、交互に重なる裸の鳳翔。 「鳳翔さん。嫌ですか? これなら恥ずかしい思いも半々だと思ったのですが……」 流石に悪ノリしすぎたかなと心配になる提督。けれど、そんな心配は杞憂に終わる。 「いいえ。……そう。これは演習ではなく、実戦ということですね。望むところです、提督」 提督と同じように、子供みたいな笑顔を見せる鳳翔。そしてすぐに、目の前にそそり立っているものへと手を伸ばす。 「やるときはやるのです。負けませんよ」 美人で母性的で、茶目っ気が可愛いなと提督は思う。きっとこの人は、自分がお願いすればどんな恥ずかしい事もしてくれるだろう。 「ん……ん……」 細い指。鳳翔の人差し指と親指が輪になって、提督のものをしごいている。 「提督。気持ちいいですか?」 「とても」 しゅ、しゅ、更にせわしなく動いては、提督のものを上下にしごく。提督も負けじと、鳳翔のむき出しになった所に口をつけ、指先でもいじくりまわす。 「あっ! くぅっ!」 一進一退の攻防が続く。鳳翔は指だけでなく口をつけ、更なる刺激を与えている。 「んぁっ! あっ!」 全裸の二人が重なり合っている。雨音は更に強まっていき、世界から隔離されているかのよう。恥ずかしい喘ぎも、ぷちゅぷちゅと泡立つような水音も、全て雨と風の音がかき消してくれる。 「てい、とく……。あ、あ、あ!」 二度も先に達するわけにはいかない。鳳翔はそう思うものの、提督の舌先と指使いは強烈な刺激だった。ぐちゅ、ぐちゅ、と指が出入りを繰り返し、とろりと愛液がこぼれ落ちていく。 「だ、め。また……。あ……あ! あ……っ! あ……ん……っ!」 不覚。二度目の大破……といったところか。脱力し、提督の上に横たわり、形の良いお尻を震わせる鳳翔だった。 …………
「鳳翔さん、いきますよ」 「……あ」 二度目の絶頂を迎えさせられたばかりだというのに、提督は仰向けに寝そべる鳳翔の上へと覆い被さってくる。絶頂の余波で少しぼーっとしていたからか、鳳翔はあっさりと体をひっくり返された。 「二回も先にイっちゃって不覚。とか思っているでしょう?」 はしたなく、両足を左右に大きく開かされ、遮るもの一つない秘部の割れ目へと提督のものの先端が宛がわれる。 「嬉しいんですよ。大好きな人がいっぱい感じてくれて、うっとりとするくらい気持ち良くなってくれるのって」 「あ!」 既にしっとりと濡れている割れ目は、提督のものをいとも簡単に受け入れる。 「だから、もっとイっちゃってください」 ずんっ! と、太い杭が打ち込まれたかのよう。その瞬間、鳳翔は目を大きく見開いて喘いだ。 「あぁんっ!」 指とはまるで違う。ものすごい圧迫感と共に、体が震えるくらいの快感が込み上げる。ずっぷずっぷとテンポ良く、大きく前後にうごめかれ、鳳翔は悶絶する。 「だ、め! あんっ! はぁんっ! こんなっ! 私、ばっかり……!」 「大丈夫。俺も、気持ちいいんです。ものすごく」 「あっあっ!」 「もっと気持ち良くなってください」 「は、い……。あっ! あっ! でも……提督も、一緒に……。あ、あ、ああぁっ!」 提督からのお願いを聞けないはずがない。背筋に震えが走り、やがてそれらは堪えきれない快感へと変わっていく。 「はぅっ! あぅっ! あんっ!」 嬉し涙が弾けて飛び散る。 「提督……っ! 提督……っ!」 下腹部の奥深くまで、提督のものがねじ込まれている。大きく引き抜かれては、一気に挿入され、その度に鳳翔は喘いだ。 「あっあっ! 奥に……奥に当たってます……。あぁぁっ!」 大好きな人の体に、自分の一部が入り込んでいる。いつだってそうだ、何度交わってみても、初めてした時と同じようなドキドキ感が止まらない。激しい営みの中、ああ、今自分は愛しい人とエッチな事をしているんだと、何故か冷静に思っている瞬間があった。とても貴重な一時だと、互いに思う。 「はっ! あっ! はふっ! あっ! だめ……! あっ!」 ぷにゅぷにゅとした形の良い膨らみと共に、さくらんぼのような可愛らしい乳首が小刻みに揺れている。提督は思わず両手を伸ばして揉みしだいた。 「はふっ! 胸は……もう……! さっき……はふっ! んっ!」 一度イかされて、あまりにも敏感になりすぎた部分を刺激され、鳳翔は一瞬華奢な体をくの字にしならせる。 「鳳翔さん。今、すごく締まりました」 「え……」 左右の乳首を同時にこね回される鳳翔。同時に、奥まで何度も突き込まれる。ずにゅずにゅと、柔らかくもテンポの良い感覚。 「ああんっ! だ、め! だめぇぇぇっ! ま、また私……! あ、あ、ああああああああああんっ!」 鳳翔は大きく顔を仰け反らせ、またも絶頂を迎えさせられた。 (やった。鳳翔さんのイき顔、可愛いな) 提督もまた限界を迎えており、膣内奥深くに何度となく射精を繰り返した。 「あ……。で、出て……ますね。中に……」 鳳翔もそれに気付いたようだ。 「ええ。俺も、イっちゃいました」 「はい。ふふ。やっと、イっちゃいましたね」 「はい」 「よかった」 大切な人の温もりに包まれて、二人揃って幸せを感じるのだった。 …………
「雨の日も、悪くないですね」 提督がそう言うと、鳳翔は頷いた。 「はい」 今もまだ、先程と変わらずに密着したまま。もぞもぞと体を震わせ、肌を擦れ合わせる。胸と胸同士がふれあう中、舌を絡ませ合う。 「ん、ふっ。えっちな、キス……ですね。んんぅ」 「嫌ですか?」 「嫌なわけ、ないです。んん……。もっとしてください。んっ」 思う存分じゃれあう二人。 「鳳翔さん、可愛い」 「提督ぅ。んんっ。あっ」 入ったままのものがまたむくむくと、勢いを取り戻していく。鳳翔もそれに気付いていた。そしてそのまま次の交わりが始まっていく。 雨はまだまだやみそうになかった。
お楽しみの時は、まだまだ続く。
----------後書き----------
おかぁちゃんのファンになったので、そういうのを一つ書いてみた次第です。 きっと、何でもしてくれることでしょう。
ご感想を頂けると嬉しいです。
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