Back



おめかし吹雪と絶倫司令官










「あっ! し、司令官! だめですよ! もう本当にだめです!」

「ダメと言われても俺は急には止まれないのだ」

「そんなっ! あ、あぁーーーっ!」

 ここはとある大きな公園の片隅。一生懸命におめかしをして、お出掛けモードな駆逐艦娘吹雪。そんな彼女の細腕を掴んでぐいぐいと引っ張り、人目につかない茂みの中へと連れ込んで、はぁはぁと発情した野性動物のように盛って交わっているのは、彼女の上官たる提督だった。

 吹雪が艦娘仲間から聞いた話だと、真偽は不明だが、この提督は過去に深海棲艦を素手で撲殺したことがあるとかなんとか、すごい噂がある人なのだった。そして、とんでもないほど絶倫でもあるのだ。もしかすると深海棲艦をやっつけたという話も、本当なのかもしれないと、そんな風に思わせるような、豪傑なのだった。

 変人であり変態であったとしても、吹雪にとっては一番気になる人なのだった。だから、強引なことをされても結局は拒めずに流されてしまうのだ。

 思えば、事が始まったのは僅か数分程前の事だった。

『なぁ吹雪』

『はい。何ですか? 司令官』

 今日の吹雪は張り切っておめかしをしていた。濃い青に白い水玉柄が入ったワンピース。時々錨の模様と共に、さりげなく小さな瑞雲らしき機体という粋なデザイン。白いパーカーを上に着て、リュックサックを背負っている。見る物全てが目新しいような、キラキラした瞳。まさに、田舎から出てきたばかりのおのぼりさんかこの娘はと思いながらも、提督はとある感情を抑えられなくなっていった。今まさに、楽しいデートの途中だというのに。

『したくなった』

『え?』

 髪を後ろで縛っただけ。飾り気が無く、とても地味だけどそれが可愛らしい。少し長い袖を指先で握りしめている様がまさに、年頃の未発達な少女だ。純朴な少女が精一杯背伸びしてお洒落をしている。それも、自分のために。

 提督は思う。何だかこう段々と、このいたいけな少女にべたべたと触ってみたり、服の中に手を突っ込んだり、性的ないたずらしてみたりしたくなってきたのだった。

 背後に回り、青くて長いスカートをくるくるっと手際よくたくし上げて、そして猛る男のそそり立った象徴をずっぷしと深々とねじこんでやって何度もイかせてやって、それから、あんあん言わせて涎が垂れるのも忘れるくらいにだらしのないアヘ顔にさせてやりたい……。

 というような妄想に、提督はいつしか浸ってしまっていた。こうなったらもう、止まれない。自分でもわかっているが、深く妄想に浸ってしまったらもう、どうしようもないのだ。よし。やろう。善は急ぐべきなのだ。やるしかない。目標は吹雪。既に捕捉済みだ。

『な、何を言っているんですか?』

『したくなっちまったんだから仕方がないだろ』

『し、仕方なくないです!』

『お? おあつらえ向きに公園があるな。行くぞ』

『何がおあつらえ向きなんですか!? 何をするつもりなんですか!?』

『したくなったからするだけだ』

『だから、何を!?』

『決まってんだろ。セックスだよセックス。お前とセックス。青姦。ま○こにずっぽし入れてずぷずぷずこずこぱんぱんとか、そんな感じの楽しいこと』

 堂々とそんな事を言われ、くらくらしてしまう吹雪。今日もまたそんな、とんでもないことを言いだした……。そう思ってしまう。

『そ、そんなぁっ! こんな、お外ですよっ!? お外で変な事したら変態さんですよっ!?』

『変態さん上等だ。そー言われると、ますますしたくなってきたぞ。っつーかな。今日のお前は可愛すぎて、めちゃくちゃそそられるんだよ。思わずこう、背後からずっぷしとぶち込みたくなるくらい』

『か、可愛いって。……嬉しいですけど、でも、どうしてそうなるんですか〜っ!』

 ――そこは海に面した大きな公園だった。緑も豊富なようで、隠れてする場所もたんまりありそうだ。まさに願ったり叶ったりの状況が、提督を待っていた。吹雪にとってはまったく災難ではあったが。

『よーし。じゃあ早速、あっちの方に行くぞ』

『し、司令官〜。せめて……せめて、その、建物の中で……』

 提督によってずるずると引きずられていく吹雪。その様はとても哀れで同情を誘う。だが、提督は折れるつもりはないようだ。

『ホテルか? いいぞ。後でしような。それはそれ、これはこれ。今日は爽やか青姦気分なんだ』

『し、司令官〜!』

『お、いい具合に茂みがあるぞ』

『誰かに見られちゃいますよ! 見つかっちゃいますよ! しょっぴかれちゃいますよ!』

『大丈夫大丈夫。ここら辺、人の気配も無さそうだし、見えないし。ちゃんとポータブルな虫除けもってきてるし、そんなわけで行くぞ』

『そんなぁ!』

 何で虫除けまで持っているのだろうと、吹雪が疑問に思う余裕はなかった。提督はあまり手入れのされていない茂みを見つけ、ガサガサと無造作に分け入っていく。そして提督はおもむろに片手で吹雪のスカートに手をかけながら、もう片方の手でズボンのチャックを下ろし、もっこりした部分を取り出した。

『ほ、本当にするんですか!? こんな、お外でしちゃうんですか!?』

『しちゃうしちゃう。当たり前だ。その方が燃えるだろうが。ほれ、こっちに来い』

 しゅこしゅこと自分の手で何度か一物をしごき上げると、むくむくと更に勢いを増す。準備は整った。もう我慢などできるわけがない。提督はそれを吹雪のスカートの中へと忍び込ませる。互いに立ったまま、重なり合う二人。

『あ……』

 提督は、杭を打ち込む準備を整える。

『いくぞ』

『くぅっ!』

 提督はそそり立つものの先端でくい、と吹雪の代名詞とも言える白いショーツを引っかけるようにしてずらす。よし。射線は確保された。提督は腰を落とし、もはや遮るもの一つ無い吹雪の割れ目へと宛がう。

『力抜け!』

『は、はいぃぃ!』

 提督は本気だ。もうこうなったら止める事など出来はしないと、吹雪もわかっている。覚悟を決めざるを得なくなり、歯を食いしばる。衝撃が、来る……!

『う……』

 リュックサックを背負ったまま、おしゃれなお洋服も着たまま、普段と何も変わらない姿なのに。提督のものが入り口に当たり、やがてずぶぎゅと強い力で押し込まれていくのが見ているかのようにわかる。

『うぅぅ……っ! くぅ……っ!』

 提督は余程興奮していたのか、既に亀頭がぬめりを帯びてとろとろになっていた。そのせいか挿入はスムーズに行われていき、さしたる抵抗もなくずぶずぶと奥へと入り込んでいく。

(あ、あ……。こ、こんなぁ……こんなぁ……。お外で……。服も着たまま……あ、あ……)

 声が漏れないように必死に口を閉じ、余った袖を掴む吹雪。

(あっあっあっ! 入ってくる……! 入ってきちゃうよおっ……! 司令官のが、私の中に……! いっぱい)

 提督のものは大きくて長く、なかなか全てが入り込むには至らない。ただひたすら強引に、ずぎゅ、ずじゅ、とかきわけるように進んで行く。

『くひぃっ!』

『おう、もっと力抜けって言ってるだろ? お前のま●こがきつきつで、なかなか入っていかんぞ』

『うぅぅっ! そん、な。う、うぅ……。は、いぃぃ。わかり、ました……』

 理不尽な事を言われながらも素直に頷く吹雪。一旦両足を軽く開いて立ち、深呼吸してみせる。吹雪の健気な努力は提督にも伝わったようだ。

『そうだ、その調子だ。いい子だ。いくぞ』

『うぅっ……!』

 密着が再び強まる。もの凄い圧迫感に吹雪は歯を食いしばりながらも、下腹部からは力を抜くという無理難題をこなしてみせた。

『おし。いいぞ。もう少しで全部入るぞ』

『ふぅぅ!』

 尚も挿入は続く。ゆっくりと、ミリ単位で。

『お、おぉ……』

『ん! ん……! ん……ふっ!』

『おぉぉ……。っし。全部入ったぞ』

『ふぅぅぅぅっ!』

『ふぅ。吹雪の子宮、頂いたぞ』

 ずにゅりと奥に当たっている感覚は、確かに間違いない。深いところにまで、入ってきているのだ。

『吹雪。お前の体は最高だ』

『う、うぅ。そ、そう、ですか。嬉しい、です……。はぁぁ……ぁぁ……ひゃっ!? そ、そこは……っ! 今はだめですっ!』

 突然ぎゅっと、締まりが強くなった。吹雪は提督に胸をいじくられたのだ。

『おっぱい揉まれて締め付けが良くなるとはな。いいぞ、吹雪』

 笑顔が可愛らしい純朴な少女。精一杯お洒落をしてデート。そんないたいけな彼女を人気の無い公園に連れ込んで犯すように交わっている。背徳感が最高だ。提督はひたすら興奮する。

『入れただけで終わりだと思うなよ?』

『あ、ぁぁぁぁ……ひゃぅっ!』

 ズブズブと一気に抜かれていき、そのままずきゅんっと奥まで押し込まれる。切羽詰まったような、裏返った声が漏れてしまう。

『も、もぉだめです司令官! そんなにされたら、変な声が、出ちゃいます……!』

『そうか。誰かに気付かれちまうかもな? なんだ〜ってな』

『そんなっ! あひっ! んぁっ!』

『吹雪が我慢すればいいんだ。そうすりゃ誰にもばれないさ』

『むり……です。あっ! ひぁ! ひゃふっ! だ、ダメです! そこはっ! あぁぁっ! おっぱいだめぇぇぇっ!』

 挿入されながら、更に敏感な所まで指でいじくられてしまい、吹雪は喘いだ。

『何がダメなんだ? お前がおっ立てた乳首を服の上から摘まんでるだけだぞ?』

『だ、だって……。そんなこと、されたら……』

『気持ち良くていっちまいそうだろ? 素直になれよ』

『んんっ! あっ! はいぃ! いっちゃい、ます!』

『いい絞まりだ。ほらほら、もっと動け。腰を振れ』

『あっあっあっあっ!』

 交わり、揺れる二人。ぱんぱんと乾いた音が響いている。太くて長いものが頻繁に出入りを繰り返す。

『も、もう、だめ……です。あ、あぁぁ……』

『はえぇぞ。まぁいい。イけよ』

『あああああああああっ!』

 ぱちんぱちんと尻の肉をたゆませながら、交わりは続く。こうして吹雪は無理矢理、絶頂を迎えさせられていった。吹雪がびくんびくんと震えていると、突如、熱いものを体の中に注がれているのを感じる。

『う……。お。出てる』

『あひ……。で、出てます。私の中に、司令官のが……。あ、あぁぁ……あぁ……』

 気付けばスカートの中は、べとべとになっていた。










…………










「はっ! あっ!」

 相変わらず、盛った男女が青姦をする音が微かに響く。男の象徴に膣内を蹂躙され、敏感な吹雪が幾度となく絶頂を迎えさせられ、か細い喘ぎを漏らしている。

「ふぅ。はぁ。っとにもう、最高だ」

「し、司令官〜。……あふっ!」

「何だ。気持ち良くないのか?」

「違います。良すぎるんですよぉ〜。あ、あ、あ! ま、またいっちゃ……うっ!」

「お前のま○こが俺のを締め付けて放さないからいけないんだぞ?」

「そんな……」

「そんなだから、抜かずの三発目ってわけだ」

 言っている側から、吹雪は異変に気付く。消火用のポンプが全開になっているような、びゅくびゅくと唸る音。また、アホみたいな量の射精が始まる!

「あぁぁぁっ! ま、また出てます! すごい量が!」

「ふぅ。すっきりした〜」

「と、止まりません! 溢れちゃいます!」

「自慢じゃねえが射精の量には自信があってな」

「う、うぅ。何だかこれじゃ、おしっこしているみたいですよ……。この量は明らかにおかしいですよ……」

 長時間溜め込んでいて決壊寸前だったものを、全部吹雪の中に注ぎ込んだようなもの。けれど提督は、そんな恨みがしい吹雪の指摘に耳を貸すことはなかった。

「なあ吹雪。お口でちんシャブするのと、尻に入れるのとどっちがいい?」

「え? えぇぇ!?」

「選んでくれよ」

 あっさりと提示されたのは、あんまりな選択肢だった。

「じ、じゃあ……お口の方で」

「わかった。……それが終わったらお尻の方な」

 結局そっちでもするんですかと吹雪は呆れた。

「どこまで絶倫なんですか〜!? ひゃうっ!」

 きゅぽん、と提督のものが久しぶりに吹雪の中から抜かれた。その瞬間、どばばばっと音を立てて精液の洪水が起きた。吹雪もどん引きするような噴射だった。

「うひゃああああああああっ!」

 数秒間にわたり、どばどばびちゃびちゃと精液が吹き出す。明らかに異常な量だった。この提督は、本当に普通の人間なのかなと吹雪が疑うくらいに。

「自慢じゃねえが射精の量には自信が……」

「それさっき聞きました! おかしいですよこの量はっ! 絶対間違ってます! 異常です!」

 吹雪がどんなに力説してみても、提督は次の目標である吹雪の口内ご奉仕にしか今は興味が無いようだ。

「そうかそうか。じゃあ今度は口で頼むな。ほい。あ〜んして」

「え……。むぐっ!」

 もしかしてこのまま、口にもすごい量を出されてしまうのか? 吹雪がそう思ったとき、提督はすでに行動に移っていた。これまた、目にも止まらぬ早業で。

 しゃがみこむ吹雪の前に立ち、流れるような動作でそそり立つものを口元に当て、押し込んだ。トイレで用を足すかのような気軽さだった。

「もごっ! うんんっ!」

 きっと、これからまた色んな意味で悲惨な目にあうのだろう。吹雪にはそれがよくわかった。

「口でしたら、今度は尻な」

「んうぅぅぅっ!」

 この期に及んでまだ続くのか。どうなってしまうのだろうか。とりあえずは口に出されるであろうものを、全部飲み干せというのだろうか? できるはずがない。あの量を。でも、やらなきゃいけない。淫魔にでもならなければいけないような量を、ごくごくごっくんと飲み干さなければいけない。

「うぐぐ! んんんっ!」

 ごちゅっ、ごちゅっ、どちゅっと叩きつけるかのように、精液まみれのものが吹雪の口内を縦横無尽に犯す。

 提督は吹雪の頭を両手で掴んで押さえ、腰を前後に揺さぶった。

「おお。あぁ、いい。やっぱ吹雪のお口は最高だ。気持ち良すぎだ。ま○こみたいだ」

「んんぅ! んぅぅっ!」

 思いっきり口を開けていないと歯が当たってしまう。吹雪は必死だった。たとえこんな形であっても、司令官にはいっぱい気持ち良くなって欲しい。痛い思いなんてさせたくない。吹雪の優しさだ。

「出すぞー」

「んっ!? んひっ!」

 あ、始まる。そう思った。口内で爆発が起きたかのように、吹雪は感じた。どちゅどちゅと、精液がぶちまけられる。

(ああああああ! お、溺れる……!)

 ごぽり、ごぽり、とポンプが作動しているかのよう。ものすごい量だ。とても飲み干せない! 直撃弾を受け、船体に大穴でも空けられてしまったかのよう。吹雪はむせかえりそうになるのを堪え、懸命に飲み込もうとする。

「お……ご……。ん、んん、んぐ! ぐっ! んぐぅぅっ!」

 ごくり、ごくり、と喉が鳴る。上手くいった、と思ったけれど射精の勢いと量は吹雪の予想を遥かに上回っていた。

「ごぶっ! けほっ! うぅっ!」

 口の中が埋め尽くされ、まず口と提督のものの間から溢れ出た。行き場を失った精液は口内の奥を目指していき、吹雪はむせかえり、遂に咥えるこんでいたものを吐き出してしまった。びちゃりと音がして、精液と唾液の混合物が地面にぶちまけられる。

 けれど提督はそんな状況も予想済み。吹雪の頭をがっちりと掴んで離脱を許さず、笑顔が可愛らしい顔に、どぴゅどぴゅどぴゅっとこれでもかとぶちまけてしまった。吹雪の顔は白濁液によって、あっというまにどろどろのべとべとにされていく。

「あっ! あっ! うぁぁっ! ど、どれだけ、溜め込んでいるん、ですか。うぁぁ」

「うむ。増槽をたんまり積んでいてな」

 吹雪の膣内からは、精液が未だにこぼれ落ちている。それに加えて口内にも注入が完了し、溢れ出たものが顔や衣類をも汚した。

「さて吹雪。今度はお尻に入れようか」

「も、もう、勘弁してください」

 吹雪はすでに限界だった。足も顎もがくがくしていた。ただ立っているのもしんどい状況だ。

「そうか。しゃあないな」

 やっと、これで終わりかな? と、吹雪は思った。けれど、甘かった。

「よいしょっと」

「え!?」

 俗に言うお姫様抱っこをされ、吹雪は提督に抱えられて、何処かへと運ばれていった。口と顔、スカートの中にぶちまけられたものを拭いもせずに。

「し、司令官! 誰かに見られ……」

「こっちに夜空がきれいなところがあるんだ。尻でしながら見ようや」

 提督は話を聞いてくれなかった。誰かに見られても構わない。むしろ、積極的に見せつけそうなくらいの勢いだ。提督は愛しの彼女をプラネタリウムに誘うかのような感覚で、運んで行くのだった。










…………










「見事な星空だな」

「そう、ですね。ん……っ! はっ! お尻……が……!」

 緑に覆われた斜面に寝そべる提督。明かりもなく、星空が輝いて見える。

「ああっ! あ……っ! はぅっ!」

 提督の上に重なっている吹雪。服は着たままで、提督の体はあたかもビーチソファーのよう。

「尻の穴に入れられながら見る夜空は格別だろう?」

 どうしてそうなるんですかと呆れ顔の吹雪。……かと思いきや、その表情はうっとりとしていた。もう、何度イったか覚えていないくらいだから。何だかんだでもう、完全に調教されちゃったなと、吹雪はあきらめ顔。

「あっ……。はぅっ。んっ! そ、そう、ですね」

「ロマンチックだろ?」

「はぃ……。んっ!」

 実のところ、吹雪に夜空を見上げている余裕はなかった。極太の一物が、吹雪の尻穴に深々とねじ込まれているのだから。

 けれど、痛みはまるでなかった。そして、提督は吹雪の中とお尻の感触を楽しんでいた。開き直ったわけではないけれど、楽しんでくれているのなら、もういいやと吹雪は思えるようになっていた。

 くるくると捲り上げられたスカートと、背負ったままのリュックが、お外でしているんだという実感を嫌でも覚えさせる。吹雪の簡単に結ばれた髪が揺れている。ぷるぷるのつやつやで、しっとりとした尻が提督の下腹部に当たってひんやりとしているのがたまらない。

(私っ! こんな……お尻なんかで……っ!)

 吹雪は嫌などころか、快感を覚えている。現に今、ゆさゆさと上下に体を動かしているのは吹雪だ。提督はぴたりと静止している。

「吹雪。気持ちいいんだろ? 素直になれよ」

「は、い。……でもこんな。お尻なんかで気持ち良くなっちゃって。私……。ふしだらで、恥ずかしいです」

「いいじゃねえか。気持ちいいんならなんでもよ」

「そう、ですね。……でも。変態すぎて司令官に、嫌われちゃいそうで」

「嫌わねえよ。逆に好きになる。俺のち○こを尻穴にぶちこまれて、気持ちよさの余り腰をくねらせながらアへ顔晒してくれるなんて、最高の女だぜ」

「そう、ですか? それなら……嬉しい、です」

「また、尻の中にたっぷり出してやっからよ。気の済むまで感じてくれや」

「はい! 頑張ります! お尻の中に、たっぷり出しちゃってください!」

 いつもの元気いっぱいな吹雪。その望みはすぐに実現する。

「あぁぁ。気持ちいいよぉ。司令官の、おっきくて、長くて、ぶっといおち○ちんが……私のお尻の中、ずぐずぐってしてる……」

 穴は大きく開かされて、物凄い圧迫感だけど、痛みはない。

「あ、あ……あひっ!? え……あ……っ!」

「おっぱいもちゃんと可愛がってやらんとな」

 提督は吹雪の背後から手を回す。膨らみかけの小振りな胸。固く感じる部分はブラのワイヤーだろうか? もみゅもみゅと指先で掴み、揉み回す。

「ああああぁ! だめですぅっ! あっ! ああぁっ! お尻が! お尻があぁぁっ! 気持ちいいよおぉっ!」

 星空の中に吸い込まれる。そんな気がした。吹雪はびくんと大きく震え、意識を飛ばした。

「あ、あ……。あぁ……」

 ごぽり、と尻穴にも容赦なく射精されていくのを、吹雪はぼんやりと感じていた。










…………










「しれい、かん……」

 芝生の上に寝そべる二人。激しかったセックスの余韻に浸るように、穏やかな一時を過ごしていた。

「んー?」

「最初から、するつもりでいましたか?」

「さあ、どうだかな」

 吹雪の質問に、すっとぼける提督。

「それにしても、いいイきっぷりだったぞ」

「司令官が、激しくするから……」

 結局、何度絶頂を迎えさせられたかわからない。

「ついつい、気合いが入っちまってな」

「……」

 口もお尻もあそこにもたっぷりと出され、未だにむずむずする。そして、体力を使い果たしたかのように、体が動かない。

「司令官。その……足がすくんじゃって……」

「動けないか。そんじゃ……。持ち上げてやっかな」

「あ……」

 提督は、吹雪の体をひょいっと軽々と持ち上げた。そして、抱え込みながらまたも挿入。あれだけたっぷりと出したというのに、未だ勢いを失っていない。驚異的な絶倫だった。

「はぅっ!」

 また、奥まで一気に入ってきた。ずちゅんっと一瞬で。

「運んでやろう。駅弁でヤりながらな」

「あっやっあっあっあっ! し、しれい、かん! こんな! こんなあぁっ!」

「ふぅ。吹雪とヤりながら散歩するのは楽しいな」

 広々とした公園を、ぐっちゅぐっちゅずっちゅずっちゅと下品な音をたてて交わりながら歩んでいく。

「あああっ! ま、また、い……っちゃう! だめっ!  あ、あ、あっ!」

「おらおらおら、いけいけいけ。何ならこのまま公園一周マラソンと洒落込むか?」

 言うが早いか、提督の歩みは小走りになっていった。交わるリズムが一気に早まる。

「そ、んなっ! あっ! はっ! はふっ! だ、めぇぇっ! あんっ! はぁんっ! あぁぁんっ! おま○こがっ! おま○こが熱くて気持ちいいよおぉぉっ! いっちゃううぅぅぅっ! あひぃぃぃぃっ!」

 本当にもう、一体全体どれだけ増槽を積んでいるんですか!? とか思いながら、吹雪はゆっさゆっさと揺さぶられながら運ばれていくのだった。










----------後書き----------



 おめかししてちょっとあか抜けたブッキーは、めちゃくちゃに中だししたり、顔中にぶっけたり、ごっくんと飲ませたり、アヘ顔晒すまでイかせてやりたくなりますね。






Back