PureMix2nd
-能美クドリャフカ編- 少女はさっきからずっと体を宙に浮かされ、ゆさゆさと揺さぶられ続けている。同時に熱く、思いっきり杭を打ち込まれるかのように体の奥まで挿入されていく感触も、揺さぶりに連動したかのように続いていく。衣服は確かに全て身につけているはずなのに、何故だか裸にひん剥かれてしまったような気がしてしまう。亜麻色の長い髪と同じように、ただひたすらヒラヒラと揺れている短いスカートは完全に内部へと侵入されてしまい、衣服としては何の意味も機能も成し得ていない。ずらされたショーツも同じように、ただの飾りと化してしまっていた。 ――辺りには漆黒の闇が広がっている。人の吐息も温もりも気配すら感じられず、自分たち以外に誰も存在し得ない事がわかりきっている。例えるなら外部から隔絶された異空間のようだった。それなのに、小さな声すら出すことがはばかられる。けれどそんな思いとは裏腹にどんなに堪えようとしても熱い吐息が溢れてきて、次第に甘ったるい声も漏れてしまう。少女は小さな口を目一杯開け、犬のように舌を出し、はぁはぁと熱い吐息を小刻みに繰り返す。 「あ、あ、あふぅ」 少年と少女。それぞれ名を、直枝理樹と能美クドリャフカと云った。二人は今、真夜中の学校の廊下にて激しく交わっていた。所謂不純異性交遊の真っ只中。 「本当に、こんな体位がいいなんてクドのえっち。すけべ。淫乱。変態」 「はいぃぃ。リキの云う通り私はえっちな娘なのです。すけべなのです。淫乱なのです。変態なのです〜……あ、ああああっ! で、でもでも、きもちいーのですっ! いいのですぅっ! えきべんふぁっくさいこうなのです〜! あっ……か、感じ……ちゃうのです〜!」 それはいつか約束していた行為。仲がより親密になっていく度に、これまでよりも更にハードな行為にふけっていく。動物で云うところの『発情期』な二人は必然的に体を重ね合わせては合わせまくった。――ある時理樹は云った。そのうち行為がエスカレートした結果、クドと夜の廊下を駅弁ふぁっくしながらずんずん歩いたりしちゃうかも、と。そうしたらクドは顔を真っ赤にしながら云った。今も同じ事を口走っているけれど。 「わふ〜! あたまがふっと〜しそうなのです〜!」 その一言に理樹は更に力が入り、やる気になってしまう。あの時、クドは改めて理樹にお願いをしたのだった。今度是非、私と駅弁ふぁっくしてください、と。そうして今ここに至るのだ。 「じゃあ、クドももっと腰動かして。僕をいかせて」 「は、いぃぃ。あ、あ、あ、あ、あんっ! うごく、ですぅ。あふっ。はふっ。あっん! うごき……ま、す。あっあっあっ!」 クドはずり落ちないようと必死に理樹の背中に両腕でしがみつく。そして同時にクドの小さくも柔らかいお尻を両手で掴んで持ち上げる理樹。幼い容姿からは想像できないくらいに、とろんとした瞳で快感をむさぼるクドは更に激しく腰をくねらせ始める。理樹も負けじと腰をグラインドさせて応戦する。 衣服と同じく全く意味を成しておらず、挿入の邪魔とばかりにずらされたショーツが物悲しそうにちらちらと見える。下着も含め今の衣服はむしろ、羞恥を煽るための道具に過ぎなかった。むき出しにさせられ、理樹と交わり続ける度にクドの秘所はぐしょぐしょになっていき、理樹が廊下を大股で歩む度に、ぽたり、ぽたりといやらしく滴が落ちていく。こんな姿を誰かに見つかったりしたら、あるいは見られたりしたら、とかクドは想像し恥じらうも、もはやこの流れは止められない。 「あっあっ! ま、またいっちゃうのです! いっちゃいそうなのです! リキ、ごめんなさい! またいっちゃいます。もうとめられないです……っ! あっあっあっ!」 「いいよ。一緒にいこう」 「はいっ……あ、あ、あああぁぁぁっ! いっちゃい……まし、た……あ、あ……」 慌てふためくように目を潤ませ、背中をのけぞらせながらあえぐクドは程なくして達していた。同時に理樹もクドと一つになったまま絶頂を向かえていた。理樹はクドの背を廊下の壁に押しつけ、凍り付いたように硬直する。熱い、と二人は思った。今は精神も感覚も互いに共感しているようだった。 「僕も。……っく。出てる、よ」 「あ、あぁぁ……。で、出てます……です。中に……中、にぃ。熱い……のです……。んふぅ」 「クド」 濃厚なキスを何度も交わしながら余韻に浸る……間もなかった。キスで刺激されたのか、クドの物憂げな表情に奮い立ったのか、理樹のものはすぐにまた勢いを取り戻す。対症的にクドは息も絶え絶え状態。 「ま、また大きくなってきたのです。リキ……ぜつりん、なのです。はふっ! あふっ! あっあっあっ! す、少し休ませてなのです〜!」 「だめ」 「わ、わふぅ〜〜〜っ! 厳しいのです〜〜〜! あ、あ、あ〜〜〜!」 抜く間もなくそのままずんずんと廊下を進んで行く。小さなクドはただおもちゃのように揺さぶられるだけ。 勿論これだけでは終わらない。
暗闇に包まれたグラウンド脇にて、理樹は一匹の子犬を連れて真夜中のお散歩をしていた。『首輪に加えてロープ』と、これだけ聞けば誰もが犬の姿を想像することだろう。もし仮にそんな物を人に着けているなどと聞けば誰しもマニアックな趣味だとか、変態だとか云うことになるだろうがしかし、目の前の少女は今まさにそんな目にあわされているのだった。 「わふぅ」 演技したわけでもなく、ごく自然に子犬のように鳴く少女。可愛らしい笑顔に子供っぽい八重歯。その上子犬らしく四つん這いの格好。ほっそりとしていて肌も透き通るように白くてとてもきれい。つややかな亜麻色の髪に澄んだ青い瞳。誰がどう見ても美少女。けれども同時に子供っぽいと云うべきか、幼いという印象も与える。 「わふ?」 首をかしげて見上げてみると、そこには笑顔の美少年理樹がいた。最もクドとは違い理樹の笑顔は無邪気ではなく、とっても邪悪かもしれないけれど。 「クド。お座り」 「わふ!」 ご主人様の命令に元気よくちょこんと座る。体育座りなので、白いパンツが丸見えだった。 「よしよし」 わしゃわしゃと頭を撫でられると、クドはとても嬉しくてふるふると顔を震わせる。 「わふ〜」 ――廊下にて散々交わった後の続きは真夜中のお散歩。夜中にこっそりと寮を抜け出した二人は時折このようにして、いけないお散歩を楽しんでいるのだった。理樹はいつまでも飽きずにクドの体をおもちゃのように弄ぶ。クドは今、服は着ているものの犬耳の形をしたヘアバンドをつけられていた。しかしそれではまだまだ不十分だったようで、理樹はクドのスカートをまくり上げ、白いショーツを少しだけずらし、露になったお尻を目がけて尻尾の付いたバイブをねじ込んでいく。 「じゃ、お尻に入れるよ。もっと犬らしくなろうね」 「わ、ふ……うっ。あっあっ! そ、そこ……は、あっあっ!」 制止の声すら上げることができなかった。異物がずぶずぶと体の中にねじ込まれていき、圧迫感にクドは目を見開く。 「クド、力抜いて」 「は、い……。あ、あ。ああ、ああ……お、お尻に……入っちゃいました。変な感じです……」 そうして全て入り込むとクドは粗い息を吐きながら堪える。けれど、理樹はこれでもまだ少し不満そう。 「うーん。スカートが邪魔だね。折角の可愛い尻尾が見えないよ」 「あ……」 理樹はクドが止める間もなく、スカートをするすると降ろしてしまう。そのままごく自然な動作でショーツも取り去ってしまうと、クドの小さくもふっくらとしたお尻が露になる。そして、次の命令がクドに下される。 「クド。四つん這いになって」 「はい、です……」 制服の上着の上にマントを羽織っているけれど下半身は剥き出し。その上犬のように四つん這い。果ては尻尾の付いたアナルバイブを奥まで突っ込まれ、犬用の首輪とロープで繋がれている。あまりにも羞恥極まる格好に、クドは目を細め唇を噛み締める。初めてのことではないけれど、猛烈な恥ずかしさは変わらない。 「その格好。最高に可愛いよ、クド」 「わふぅぅ……。は、恥ずかしいのです〜」 「そう。でも、これからもっと恥ずかしいことをするんだよ?」 「ど、どんな……ですか?」 クドは背筋をぞく、と震わせる。それを知ってか理樹はくすくすと微笑む。とても妖しい笑みだった。それからすぐのこと。――ぱさ、と上着が落ちクドは全裸にされてた。……正確には違う。マントも上着もブラウスも脱がされたけれど、制服のリボンとソックスと靴だけは残された。 「わふぅ……。は、裸にされるより恥ずかしいのです……」 クドは見世物にでもされているかのように感じ、身を縮こまらせる。残されたリボンとソックスは、大事なところも含めて肌を露出しているという事実を改めて思い知らせる。 「リキ。これで、ど……どうするんですか」 「うん。えっとね。ここからは、クド次第なんだけど」 理樹が耳元でささやくように云う。更なる恥じらいにクドの頬が赤く染まって行く。 「……大丈夫、です。私は大丈夫です。だから、リキのしたいようにしてください」 大好きな人にめちゃくちゃにされたい。クドは強く思った。それ故に、大丈夫だと云うのだった。理樹も、クドがそう答えるのを分かっていて聞いたのだった。 まだまだ全てではないけれど、かつての傷もトラウマも吹き飛ばしてくれたのは理樹だった。もう既に染まっているかもしれないけれど、これから更に、全部理樹の色に染まっていくのだろう。クドはそれが嬉しくてたまらない。だから、どんなことでもされたいし、して欲しい。 「じゃ、いくよ」 「はい」 クドはクルリと背中を向ける。細く華奢な両腕を背中で組むと、理樹は手早くロープで結ぶ。クドはあっと言う間に両腕を拘束されてしまった。 「わふ……」 観念したようにクドは黙りこくる。理樹の両手がクドの全く膨らんでいない胸を撫でるように這う。人差し指で乳首をぷるぷると上下にこねられ、クドは目を細める。 「わ、ふ……。くすぐったいのです……」 「肌、綺麗だよね。今度パイズリしてみてよ」 からかうように理樹は云う。さすがにクドもばかにされてるとわかったのか、抗議する。 「リキ……いじわるなのですっ!」 「じゃあ、揉んだら少しは大きくなるかな?」 「なって欲しいのです〜。切実なのです〜。だからリキ、いっぱい揉んでくださいです」 いじけながらクドは云う。理樹の手がわさわさと、クドの平坦な胸をなで回す。 「でも、乳首は立派に起ってるよ」 きゅ、と強めに摘まんで引っ張る。 「あっ!」 クドが驚く間もなく、理樹は舌を這わせてきた。首筋を舐めてから胸元へ。ちゅば、と音を立てて乳首に吸い付き、舌先で転がす。あまりの恥ずかしさとこそばゆさに胸を隠したくても、両腕は背中で括られていた。クドはただ喘ぎ、弱々しく震えながら堪えるだけ。 「リ、キ……。何だか赤ちゃんみたいなのです。あふっ」 「んー。赤ちゃんと云うより、クドには園児の方が似合うかも? 幼稚園児の服着せてみたりとかいいかも?」 「く、つ、じょく……なのです〜!」 でも、今度はきっとそんな変態プレイに挑戦させられてしまい、クドは理樹に云われるがままに着てしまうのだろう。理樹はどこからかそんな服を入手してくるに違いない。何故かきっとそんな未来が規定路線な予感がした。 理樹のおしゃぶりは尚も続き、右、左と交互に吸い付かれ、クドの乳首は限界まで勃起し、とろとろに濡れてしまっていた。 「あれぇ。クド、こっちも濡れてるよ? 僕がなめていたのは乳首の方だったんだけどなぁ」 「……」 とてもわざとらしい云い方。こっちとは下半身の方。クドは恥ずかしい所をまじまじと見つめられ、何も答えられず更に恥ずかしく顔が熱くなっていく。理樹の手と舌で執拗に胸を愛撫されているうちに、下半身にも熱く込み上げてくるものを感じてしまって、いつしかじゅく、ととろけそうなくらいの湿りを帯びてしまっていた。 「……私。おっぱい嘗められて気持ちよくなって濡れちゃいました」 素直に認めるクドに、理樹はにっこりとほほ笑む。 「じゃ、今度はこっちだね」 「はふっ! あ、あ〜! 恥ずかしいのです〜! 見ちゃ嫌なのです! って、さ、触るのはもっと嫌なのです〜!」 当然、理樹はクドの哀願をガン無視。屈み込んだ理樹の舌がクドの秘所へと侵入してくる。ぺろぺろと舐められる度にクドは脱力し、両足が震える。けれど倒れることは許されなかった。両足がカクッと折れ曲がりそうになる度に、理樹によって支えられてしまう。 「リキ。……そんなとこ、だめなのです。本当に、だめなのです。あ、あ……」 「そんなとこってどこ? 何がだめなのかな?」 とことん意地悪な理樹の舌がクドの割れ目を這う度に、ざらっとした感触が熱い。クドの呼吸も同じように熱く火照っていく。けれど、理樹は更なる行為を始めようとしていた。クドが目を閉じて歯を食いしばり、必死に堪えているときのこと。……突如、ずぐぐと何かが突っ込まれた。 「ああうっ!? り、リキぃっ!?」 「全然変な物じゃないから大丈夫。ただの極太のイボイボ付きバイブだよ。クドの中に入るかな〜って思ったけど。案外すんなり全部入っちゃったね〜」 充分変な物だし大丈夫でもなさそうなのに、あっさりと入れられてしまう。その上理樹はバイブをうごめかせたりつついたりして意地悪だった。 「あ、あ、ああああっ! す、す、す、ごいので……すぅぅっ! はうぅぅっ! あ、あ、あ! 動かしちゃだめなのです! あひぃぃっ!」 クドは既に後ろの方にバイブを一つ突っ込まれている。というわけで、前も後ろも奥まで侵入されてしまったわけで、両目を大きく見開いてわなわなと震えている。 「ちなみに。二つともちゃんと動くんだ。優れ物でしょ」 「あ、あ、あーーーっ! だ、だめなのです〜〜〜! ひ、あ、あ〜〜〜!」 理樹が電動スイッチをオンにする。と、前も後ろもバイブが同時にうねうねとうごめき始めた。クドは倒れてしまうけれど、理樹がしっかりと胸を抱きとめて支えている。その際うーんと何かが思い浮かんだ模様。 「でも、今度は胸が寂しいよね。ああ、膨らみのことじゃなくって」 「な……ん、です……か」 さりげなく酷いことを云いつつ、理樹はあらかじめ用意していたのか、紐の付いた小さな鈴を取り出した。そして、クドの小さくも確実にぷっくらと膨らんでいる乳首に紐を巻き付け、軽く蝶々結びする。右も左も同時に。 「あ……」 クドが身じろぎするたびに、ちりんと微かに鈴の音が鳴る。完全におもちゃのように扱われ、背徳的な音にクドは赤面する。クドの精神はもう、飽和状態だった。ぱちぱちとスパークでも発しているかのように、壊れそうだった。 「は、はーど……なので……す。すごい……です……わふ……」 「何を云ってるの。まだまだこれからだよ?」 理樹は恐ろしい事を云い、クドはぶるると体を震わせる。 …………
「あ、あ、あふっ! あっあっあっ! わ、ふぅぅぅっ!」 イボイボの付いた極太バイブがクドの中をこれでもかとかき混ぜていく。 「クドにはちょっと大きすぎたかもだけど、これだけ濡れていれたから楽勝だったね」 必死に堪えるクドに対し、理樹はうれしそうに云う。どこでそんなものを手に入れたのか、クドに聞かれて笑顔で一言、秘密と答えた。 「前も後ろも奥までずっぽりくわえ込んじゃって。クドはえっちだね」 「そ、う……です。あ、あ……ああっ! う、あ、あああっ! あ、あっ!」 理樹が適当にバイブのスイッチを切ったり入れたりを繰り返すと、クドは振り回されるようにあえいでしまう。アナルバイブが震えたかと思ったら今度は秘所の方が止まり、両方同時に動いたり止まったり。 「クド。感じてばかりいないで、今度は僕も気持ちよくさせてよ」 「は、いぃぃ〜。で、でも。どうすれば……」 既に両腕は縛られて塞がっている。二つの穴も既にバイブを突っ込まれている。となるともう、一つしかなかった。 「おしゃぶりの時間だよ。ほら、くわえて」 「おしゃぶり、するのです……。あ、ぅ」 目の前には仁王立ちする理樹と、大きくそそり立つもの。クドは震えながらも膝を突き、小さな口を目一杯開けてくわえ込む。 「あぅ、はぅ、あぐ、あむ……」 すぐにじゅぽ、じゅぽ、と湿った音が聞こえてくる。クドの痴態を見続けて、理樹のものも既に先走り液でとろとろになっていたのだった。 「上手になったね。調教の成果かな?」 剥き出しになった下半身には、ヴィヴィヴィ、と鈍い音をたてながらうねうねとうごめく二本のバイブ。ぽたぽたとしたたり落ちる愛液と、口元からこぼれ落ちていく唾液。とてつもなくえっちな格好です、とクドは心の中で思う。 「もっと舌を使って」 「ふ、ふあぃぃ。んんんんー」 云い付け通りに舌をれろれろと左右に激しく動かす。それだけでもクドには刺激になるらしく、体を震わせる。その拍子に、乳首にくくり付けられた鈴も僅かにちりりと鳴る。クドの愛撫が段々と激しく、早くなっていく。 「いいよ。気持ちいいよクド。出すよ。……んっ!」 「あふっ!」 理樹は静かに絶頂を迎え、にゅるんとクドの口からものを離してしまう。射精の勢いは強く、びしゃ、びしゃ、と三度、四度と続きクドの顔から胸までどろどろに汚してしまった。クドはただ、恍惚とした表情で全てを受け止めた。 「あふ……わふぅぅ……。リキ……すごいのです。ぜつりんなのです。けほっ、えほっ」 理樹のものとクドの顔が糸を引く。理樹はしまった、と気まずい表情。 「クド。かけちゃってごめんね」 「けほっ。いいのです。大丈夫なのです。せーえきは、美容にいいと聞いたことがあるです」 「眉唾ものだなぁ」 理樹は苦笑。 「きっと本当だと思うのです。リキのですから」 クドはとっても健気だった。 「それよりもリキ。次は……」 「ああ」 理樹は少し考えて、そして続きを話し続ける。 ――クドの秘所とお尻にはうごめくバイブ。ここまでは変わらない。けれど、鈴のついた乳首に小さなローターをテープでくくりつけていた。その上……。 「わ、わふ。何も見えないのです……あ、あ」 両手を縛ったまま目隠しさせる。 「さ、行こうか」 こうして、目的地のない真夜中のお散歩が再開された。 「はぅ、あふ」 断続的に続く振動にクドは震え、時折足が崩れそうになるけれど必死に堪えながら歩みを続ける。突如、お腹の辺りに暖かい感触を感じる。 「あ……」 理樹の手がクドの体のあちこちに触れる。撫でたり、突いたり。 「や、あ……。く、くすぐったい、です。リキぃ。あ、あ、あ!」 「クドの体、柔らかいね」 「あ、あ、あ」 理樹はクド体を触りながら、耳元でささやくように云う。もしも許されるのならば、こういう事をしてみたいと。クドは赤面しながら聞き続ける。 もしできるものだったら――。理樹は妄想について語り始める。。 授業中の教室。教科書を手にした男性教師の声と、時折チョークが黒板をこする音だけが響く。ごく一部の例外を除き、生徒の殆どが授業に集中していた。ごく一部とは、真人のような脳内筋肉野郎だったりするのだけれど、とにかく教室内を静寂が支配していたのは確かだった。 ところが……。 『わふぅ』 どこからか、子犬のような声が聞こえる。耳をすまさなければ聞こえないようなとても小さな、寂しそうな声。何度かその声が教室内に響き、教室の片隅の方を見て男性教師が理樹を呼ぶ。 『直枝』 『はい』 理樹はいつものことと云わんばかりに立ち上がり、声が聞こえて来た方へと向かう。クラスメイト達も慣れ切っているのか、無視でもしているかのように誰も目を向けたりしない。あたかもそれが日常の一部分であるかのように。 『クド、静かに。授業中だよ』 『わふ〜。でも、欲しいのです。我慢できないのです』 一言で云うと、常識外れの信じられないような光景。教室の片隅には人が一人入れそうな程度の小さな檻が置かれていた。そしてその中には裸のクド。犬耳と尻尾を付けさせられ、ロープと首輪でつながれている様は正にペットそのものだった。この世界でクドは、理樹所有のクラスで飼われている可愛い子犬なのだ。 『我慢しなきゃだめでしょ』 『で、でもでも。……無理なのです。このままじゃお、オナニーしちゃいます』 クドに潤んだ目で見つめられて、理樹はため息をつく。 『しょうがないなあ。……先生、いいですか?』 理樹が申し訳無さそうに許可を求める。男性教師は云った。仕付けはきちんとしろよ、と。同時に、早めに済ませろよ、とも。 『よかったねクド。ほら』 『わふっ!』 理樹が檻を開ける。すると四つん這いのクドは嬉しそうに飛び出してきた。 『リキぃ〜』 『ほら、慌てないの。お座り』 『わふぅ』 クドは云われた通りに座り込む。そうして理樹がわしゃわしゃと髪を撫でると嬉しそうに顔をぷるぷると震わせて笑顔。 『はい、いいよ』 降ろされたチャックの中から、長くて太いものが飛び出してきてそそり立っていく。クドが待ち望んでいたもの。しゃぶりつきたくてたまらなかったもの。 『いただきます、なのです。あ〜ん。あむ、はむ、んぐ』 クドは嬉々として小さな口を目一杯開け、くわえ込みしゃぶり始めた。 『あぐ。ん、ん、ん。んぷ、んく、ちゅく……ん、ん。はふぅ、あむ、はふ……ん、ん』 舌を縦横無尽に動かし、溢れ出たものをちゅるちゅるとすすり、飲む。みんながいる前で堂々と。恥ずかしがることもなく当然とばかりに積極的。何度も続ける度にクド自身も興奮していき、股間を熱く湿らせてしまう。 (んんぅ。私は……リキの……えっちな犬なのです。わふぅ) 一分一秒がおしい。けれど、楽しくもえっちな時間はすぐに過ぎ去ってしまう。しゃぶり始めてから数分が経過した時のこと。理樹が口を開く。 『上手になったね。……そろそろ出すよ』 込み上げる快感を必死に堪えてきた理樹も限界を迎えていった。 『ん……っ!』 『あ、あ、あふっ!』 理樹がクドの口内にたっぷりと出して終わった。 『けほっ。いっぱい……なのです』 『続きは後でしてあげる。だから、静かにね』 『はい〜! 絶対してくださいなのです! いっぱい入れてぱんぱん音を立てて突いてほしいのです! わふぅ〜!』 そして元気良く犬小屋の方へと戻っていく。射精されたものは口内だけでは収まらず、顔中にかけられてクドはうっとりとした表情になりながら、手ですくいとりしゃぶり続けていた。 「とか、そんな感じに」 「か、考えるだけでも興奮しちゃいます。あ、あ、あ!」 「濡れちゃう?」 「はいぃ。もう、濡れ濡れのぐしょぐしょなのです。本当は私も皆さんの前で……リキに飼われてみたいのです。犯されて、えっちなことされたいのです。いっぱいいっちゃいたいのです」 「へえ。クドもそう思ってるんだ。……じゃあ例えば保健体育の授業でさ。僕とクドのえっちを題材にして、とか?」 「わふ……。すごいのです」 「クドが教卓の上で僕の上に重なってさ。僕は……そうだね、クドのお尻に入れたままで大股開きして。クドは皆に見られちゃうんだよ」 「おま○こを、ですか……」 淫語もすんなりと出てきてしまう。 「そ。で、僕がみんなに云うんだよ。クドのあそこをよく見ててよって。これから潮吹いちゃったりするからね、って」 「わふぅ〜! すごすぎるのです〜〜〜!」 その時の情景を想像してクドはたまらず喘ぐ。教卓の上で大股開きをさせられ、理樹の両手で完全に開かされた秘所から思い切り強烈に飛沫が飛び、弧を描いて教室の中に散っていく。興奮した男子生徒達の血走った目。恥じらいに口元を押さえながら見つめる女生徒達の視線。全てがクドの恥ずかしい部分に集中していた。 そんな想像をしながら脇腹を人差し指で突つかれて、クドはくすぐったさに震える。その度にお尻と秘所に入れられたものが絞められ、更なる快感を覚える。けれどクドはそれでも我慢できなくなっていた。 「り、リキ。入れて欲しいのです。リキのが欲しいです。リキの……熱いのが。早く……いっぱい。じゃないと、本当に授業中にいっちゃっておもらししちゃいそうです」 「自分の机の上に立って、スカートたくしあげたままとか?」 「は、い……! パンツはいたまましちゃいそうです……! あ、あ、あ」 目隠しされながら、涙がぽろぽろとこぼれ落ちる。 「バイブじゃ不満だった?」 「不満じゃ……ないですけど、でもやっぱりリキのが欲しいのです。リキのおちん○んがいいのです……」 「うん。そうだね。そろそろ、入れよっか」 「はい!」 そうして理樹はクドの目隠しを解き、秘所の奥深くまで差し込まれていた極太のバイブを引き抜いてやる。そしてクドの背後から、代わりに自分のものを挿入していった。バイブを突っ込まれて散々ほぐされたクドの秘所は、理樹のものをすんなりと受け入れた。 「あ、あ、あっ……んっ!」 理樹が強く突く度にクドの全てが揺れる。小さくも起ってしまった乳首もぷるぷると揺れ、紐でくくりつけられた鈴もちりちりと僅かな音を立てる。靴とソックス以外殆ど裸。唯一、クドの羞恥を煽るために残したように着けられた制服のリボンも揺れる。 「ほらクド、ちゃんと歩いて。今はお散歩中なんだから」 「は、いぃぃ。あ、あ、あっ! で、でも……あふぅっ!」 羽交い締めするかのようにクドの細い両腕を掴み、背後から突きまくりながらクドに歩くことを要求する。 「ほら、ほら」 「あっ! はふぅっ! あふっ! あっ! も、もう……あるけない、ですぅ……!」 理樹は促しながら、ズンと更に深く突く。とても意地悪だけど、クドは必死に歩みを進める。 「どうしたの? 感じちゃってる」 「感じちゃってます! もう、何度かいっちゃって……あっ! わふっ!」 月の光もない深い暗闇に包まれたグラウンドを、理樹とクドは交わりながらあてもなく歩み続ける。クドの押し殺した喘ぎと吐息が時折聞こえ、僅かだけどはっきりと二人の体が擦れ合う音が響く。クドのお尻と理樹の下腹部が辺り、ぱち、ぱち、と……。ぶつかり合う度にクドの柔らかなお尻はたゆんでいる。 「あーあ。たらしちゃって、ソックスもぐしょぐしょじゃない」 「だって、だって……。リキのおちん○んが気持ちいいんです……。熱くて太くて長くて、リキもリキのおちんち○も大好きなのです……っ! おま○こが濡れちゃうのです! 本当に私はえっちな娘なのです……」 我慢できずに腰を振りただひたすら快楽を貪るクド。結合部から溢れた露が太ももを伝わり、長いソックスを濡らしていく。 「嬉しいなあ。じゃあもう僕もいっちゃうよ。クドの中が締まって気持ちよすぎるから」 「あ、あ、あ、あ、あ! きて、ください……です。いっぱい、いっぱい出してください……! 中に、出してください」 「それじゃ……。っく!」 「あひっ! あひいいっ! あっあっあーーーーっ! 出て……ます。私の、中に。リキのがいっぱい……わふぅ」 理樹が射精し、クドが切ないような喘ぎ声を出していく。そうして二人は芝生の上に倒れ込み、果てた。 …………
激しい行為に二人はしばらくはぁはぁと息を吐いていた。やっとこさ落ち着いたところで、理樹がクドをグラウンド脇の木の元へと連れていく。そしてそこでとんでもないことをしろと命じるのだった。 「クドは可愛い雌犬なんだからさ」 「え……」 理樹はクドを四つん這いにさせ、片足を大きく上げさせる。 「縄張り作っておかなきゃいけないよね」 「……」 さすがのクドも躊躇する。けれど結局は押し切られ、ちょろちょろと滴が流れ落ちて行く。やがてその勢いは増していき、木の元を濡らしていく。 「今度さ、みんなに云ってあげなよ。ここは私の縄張りです。この前おしっこをかけておいたから間違いありません! ってさ」 リトルバスターズの練習中、木陰で休んだりみんなでお菓子を食べたりお茶会を開いたりしているところ。そんなところに……。クドは猛烈な背徳感を感じつつ、背筋がゾクゾクと震えてしまう。 「クド。気持ちいい?」 「は、い。おかしくなっちゃいそうです……」 精液まみれのクドはぶるぶると体を震わせて喘ぐのだった。 そうして夜空を見上げながら、クドはにここにしながら云った。とても無邪気な可愛らしい笑顔で。 「リキにしてあげられることはありませんか?」 クドはうきうきしながら聞く。理樹はうーんと考えてから云う。 「じゃあ、パイズリを」 とっても酷いリキのリクエストに、クドの笑顔がピキーンと音を立てて凍りつく。そしてすぐさま可愛い目をまん丸くして自分の剥き出しになった平坦な胸を眺め見る。三枝葉留佳いわく、ひんにゅーわんこの胸。悲しさと寂しさとやるせなさが込み上げてきて、わなわなと震える。 「リキ……リキ……。わかってて云ってますね? それはいじめなのですか〜! 嫌がらせなのですか〜! 私に対する挑戦なのですか〜!」 ご主人様ひどいのですと云わんばかりに、とっても可愛らしく噛み付こうとしそうなクドだった。 「あ、いや。つい。云う相手を間違えたというか」 「どなたに云うつもりだったのですか!?」 しかし、抗議をしつつもクドは健気だった。 「いいです! やってみせますとも! がんばってみせます! リキ、早速失礼するです! んしょ! よいしょ……! うんとこしょ! どっこいしょ! わふ〜!」 そうしてクドは思いっきり力を込め、胸の脂肪分を寄せ集めて理樹のものを挟もうと散々頑張る。だが、現実は余りにも残酷だった。 「はふ……。いつか来ヶ谷さんのようなボインさんになりたいのですぅ……」 結局理樹のものを挟むことはできなかった。唯一の突起……左右の乳首でだけはできたけれど。 そこで出た結論。 「こうなったらミルクをいっぱい飲むのです! 今はだめでも将来に備えるのです! れっつちゃれんじなのです! リキ、覚悟してもらいますよ!」 「わ、わあっ!」 そう云ってクドは理樹のものを口でくわえ込むのだった。 「んぐんぐんぐ! わふふふふ〜〜〜! れろれろれろ〜〜〜!」 無我夢中でしゃぶりつくし舌でなめ回しまくり、吸い付きまくる。そうしてそんなのが数分続き、やがて口の中に出される……はずだったのだけど。 「わっわっ! も、もう出る……! 出ちゃう……! うっ!」 ぴしゃ、ぴしゃ、と勢いよく射精は続く。 「わふっ! わっわっわっ! う、うぅ……リキ……。飲ませて欲しいと云ったのですよ。お顔に出しちゃだめなのですよ……。いじめなのですか……」 理樹はついついクドの口から引き抜いてしまった。クドはいじけて目を細めてしまう。……が、すぐにまた立ち直る。 「わかりました。そういうことなら……とことん私をいじめてくださいなのです!」 「端から見ればもう充分過ぎるほどいじめちゃってるような気がするんだけどなぁ」 理樹も何だか申し訳なくなってきたようだったが、クドはそんなことでは許してくれない。 「足りないのです! もっとなのです! 一回や二回おしっこさせられちゃうくらいではもう……。そうだ!」 クドは何かを思いついたようで、目を輝かせて理樹に云う。 「リキ! お願いなのです! 私に……私にその……。リキの……リキのおしっこを思いっきりいっぱいぶっかけてくださいなのです!」 「はあっ!?」 さすがの理樹も絶句。 「さあ! さあしてくださいなのです! ぶっかけは日本の伝統文化だと習ったのです! リキもブシでサムライならできないとは云わせないのです! さあ思いっきりしてくださいなのです!」 「く、クド……。それ違う。文化違うから。誰から習ったの!?」 多分、ウェブサイトの所謂有害情報あたりだろうか? と、理樹は思った。 「……。だめなのですか?」 芝生の上にちょこんと座るクド。寂しそうに悲しそうに切なそうに目を細めて、じんわりと涙を浮かべながら上目使いでリキを見る。澄んだ青空のような瞳に魅せられて、理樹はついに覚悟を決めた。決めざるを得なかった。 「う……。わ、わかったよ。……じゃあ、思いっきりいくよ!」 「は、い……。あ、あ……わふ……。ん、ん……」 ええいままよ! と、自棄っぱち状態になった理樹のものがクドの目前に押し当てられる。しゃあああ、と音がして、最初は小さかった滴はやがて大きな滝のように勢いよくなっていく。クドの精液でベトベトにされた顔も、亜麻色の長い髪も、ぺったんこな胸も起ってしまった乳首も、小さなおへそも、羞恥のために残されたリボンも全て濡らされていく。全てが理樹の色に染められて行く気がした。 「り、きぃぃ。ん、ん、んんーーーーっ! んんんーーーっ!」 時折舌を出してぺちゃぺちゃとなめ、飲み込む。うっとりとして、気持ち良さそうに滴に打たれていく。けれどやがて滴の勢いが衰えて行く。全身びしょびしょのクドは名残惜しそうにうずくまる。 「クド……」 「はふ……。リキ。まだなのです。最後に、お尻に入れてください。最後にあなるふぁっくで、いっぱい中出ししてください。まだ今日は、お尻に出してはいないですよ」 今日の最後にと、クドはおねだり。グラウンド脇の木に両手を付いて、お尻を理樹の方へと向ける。 お尻の穴が大きく開かれ、やがて理樹のものが入ってくる。ずずずず、とゆっくりだったのがずん、と一気に奥まで入り込む。 「わ……わ……わふぅ〜〜〜〜!」 それは誰の耳にも、遠くの方で夜鳴きする犬の声にしか聞こえないのだった。 夜も更けていくけれど、二人の交わりはまだまだ続く……。 ある日の退屈な授業中のこと。
(……想像しちゃいます) 指されることもなく、だらだらと続く授業。クドは想像してしまう。 (リキに、授業中の廊下を駅弁ふぁっくしてもらいながらお散歩したいのです) みんなの視線が瞬時に集中して学校中が大騒ぎになることだろう。考えるだけでも興奮してしまう。でも、そんな状況で理樹のものに貫かれながら淫らによがり、喘ぎ声を上げながら腰をくねらせたい。そんなことを考えた瞬間、クドはまた気づく。 (あ……。また、濡れてきちゃいました) ああ、またやってしまったとクドは思った。 (私は淫乱な雌犬なのです。……リキだけの) とりあえず。授業が終わったらトイレに行ってふき取らなければ。でも……きっとそこで我慢できずオナニーをしてしまうことだろう。今はまだ、何もできないのだから。けれど、夜になれば……。今日は理樹との約束の日。どんなことをしてくれるのか、楽しみで仕方がなかった。 (リキぃ……) クドはぺろりと舌で唇をなめ回した。クドの物憂げな瞳は発情した子犬そのものだった。 ----------後書き----------
PureMix2nd第二弾はクドでした。やはり子犬プレイしかないかなと思ったのです。いかがでしたでしょうか? お次をお楽しみに。
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