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とある極秘任務の遂行中に










 ――秘書艦高雄は今、提督の命を受けて、とある任務を遂行中。

「提督、よろしいですか?」

「ああ、どうした?」

「至急、ボーキサイトの補充をお願いします。赤城さんからの要請です」

「またかよ。後だ後」

 仕事は優先順位が極めて大事。

「それと鳳翔さんから。突然食堂の水が出にくくなり、補給に重大な支障をきたす恐れありとの緊急報告が上がっています」

「そいつは一大事! 最優先事項! すぐに手配しよう」

「はい」

 鎮守府内のオフィスでは、ひっきりなしに艦娘がやってきては、書類の裁可だの、トラブルの相談だのをもちかけてくる。深刻そうな内容から、どうでもいいようなものまで、多種多様。

「高雄、この書類のチェックを頼む」

「……」

「高雄っ」

「ひゃいっ!」

 提督の後ろに直立している高雄は、何かと忙しい提督を補佐し続ける。その姿はやり手のキャリアウーマンそのもの。が……その時だけは反応が鈍く、何故だか上ずったような声をあげてしまうのだった。

「どうした?」

「い、いえっ! 失礼致しました! 何でもありません!」

「そうか」

 それきり会話は途絶えた。……そうしてどれくらいの時が経ったのだろうか? やっとの事で業務も一段落したのか、気が付くとオフィスには提督と高雄の二人きりという状況になっていた。

「さて。そろそろ成果を見せてもらうとしようか」

「んぅっ!?」

 椅子に座ったままの提督はふう、と一息付き、ぐぐっと両腕を大きく伸ばしながら背後に目を向ける。高雄は突然話題を振られ、準備ができていなかった模様。

「何回イった?」

「……よ、四回。です」

「少ないな」

「そ……れは。だって、人がいっぱいだったから……。それに、すごく忙しかったですし……」

 それは言い訳にはならないのだ。何故ならば。

「だから、隠密行動の訓練だと言っただろう? もっと真剣にやらなきゃいかんだろ」

「そうです、けど」

「だったらもっと大胆にやってみせろよ」

「は、い……」

 ――高雄が課せられた任務。それは、秘書艦として提督の執務を補佐しながら、同時に自慰行為を行えというとんでもないもの。無論、着衣のままでこっそりと行えとの注釈つき。

「それだけでかい乳と尻をしているんだ。皆の目を盗んでこっそりまさぐることくらいできるだろう? 指だの腕だの使ってさ」

「で、でも。何だかばれそうで……。怖くて……」

 弱腰な高雄に対し、ばん、と机を平手で叩く音。

「そんなことで、強行偵察任務が真っ当できるかーーーーっ!」

「ご、ごめんなさい!」

「許さん! お仕置きだ!」

「ひいっ!」

 ぐい、と高雄がはいているスリットの入ったミニスカートの後ろを一気に背中の方までたくしあげる提督。その中には、とろとろに濡れた秘所があった。彼女なりに頑張ってはきたのだが、提督の要求水準を満たすことはできなかったようだ。

「あああああっ! て、提督、落ち着いてください! こんなっ! 誰かに見られたら一大スキャンダルですっ! 特にそのっ! 青葉さんが見たりしたら非常にまずいです! フライデーされます! 憲兵さん呼ばれます! しょっぴかれます!」

「やかましい。青葉は今、ドック内に隠しカメラ仕掛けていたことがばれて独房でお仕置き中だから大丈夫だ。というか、いいからそのでかいケツをこっちに差し出せ!」

 青葉さん、何をやっているんですか! などと突っこみをいれる暇などは勿論なく、高雄はデスクの上に突っ伏すように上体を押し付けられる。そして提督の手によって手早くぐいと、高雄のショーツが思い切りずらされる。

「だ、だめです! はうっ!?」

 ずぷりっ、と提督の人差し指が高雄の狭い膣へと入り込む。実に手慣れたものだった。

「あっ!」

 指先を入れられた瞬間、高雄は全身に震えが走ったように感じた。その感覚を提督は見抜いていた。

「おい。少し指を入れられただけで何締め付けてるんだ? なかなかイけなかったから、この時を待っていたんだろ? イけなくてもいいや。提督がしてくれるから、とかな」

「ああ……。そんなことは……」

「そーいう、他者への一方的な期待というものは事故の元だ。絶対にやってはいけないと、前にも言っただろう?」

「……はい」

 全くの図星で否定できない高雄。つい先程まで、胸を腕でこすこすとこすり合わせてみたり、尻を指先で撫で回したりと様々な努力をしたものの、今されている強力な刺激にはまるで及ぶはずもない。そして提督ならばこういう風にしてくれると、高雄は確かに思っていた。

「くぁっ! あっ!」

 この提督は知っている。自分の体のどの部位が特に弱いかを知り尽くしている。また今日も、たっぷりと責められてしまうのだろう。指使いが、上手すぎる。

「ひふっ! やっ! だめっ! ひぃんっ! 指……が! あっ!」

「そんなか細い声で散々喘いでおいて、今更だめだめ言っても説得力がねえな」

 くちゅくちゅと音がして、細かくかき混ぜられる。

「はひゅ!?」

「濡れ濡れだ」

 ちゅぷん、という感覚。提督の指が引き抜かれ、高雄のボリュームたっぷりの尻に愛液をたっぷりとなすりつける。

「それにしても、相変わらずでかい尻だな。それでもダイエットしてるのか? 前に、するとか何とか言ってたよな」

「ダイエットは……これでもして、ます。本当に、しているんです。……でも、なかなかお尻は小さくなってくれません」

 高雄の嘆きに対し、提督は答える。

「そいつは結構なことだ。俺はお前のでかい尻が好きなのでな。小さくなってもらっては困る」

 突然、お褒めの言葉。しかし、そんな事を言われても複雑な気持ちになる。

「あ、ありがとう……ございます。でも、やっぱりお尻はもう少し小さい方がいいです……」

 ぐにぐにと尻を揉まれるたびに、くすぐったさに腰をよじる高雄。

「いいや、でかい方がいい。尻がでかいとな。後ろからま○こをガンガン突くときに、ぱんぱんって派手に音が鳴って面白いんだよ。それに、触ってると柔らかくて冷たくて気持ちいいしな」

「私……。なんだかおもちゃみたいですね」

「そうだな。最高に楽しいおもちゃだ。何せ、入れられる箇所が三つもあるからな」

「三つって……。あっ!」

 突然、もう一つの穴を触れられる。

「そこ、はっ!」

「尻穴も丸見えだ。んで、触られて感じてるのか?」

「違います……っ。んっ! はぁっ! あっ! 感じて、なんて……。あふっ!」

 小さくすぼんだ穴を人差し指でくにゅくにゅと円を描くようになぞる提督。高雄は堪えるように小刻みに粗い息をつく。これではまるで説得力がない。

「ひぅっ!? ど、どこを……っ! あひっ! 舐めてるんですかぁっ! あっ!」

 提督は相変わらず高雄のパン生地のような柔らかい尻を揉みしだきながら、割れ目を左右に大きく開いた。そうして上から下へと舌先を這わしていく。

「だめですそんなとこっ! あああああああっ! くぅぅぅぅっ!」

 割れ目の中、すぼんだ尻の穴、そして濡れ濡れになった秘所。上から下へ、下から上へ。提督は高雄の尻に顔を埋め、思う存分舐め尽くして楽しむ。舌先のざらっとした感触と、唾液のぬめりが合わさり、高雄に絶妙な刺激を与える。

「高雄。お前、何度かイったろ?」

「ひはっ! そ、そんな……こと」

 ありません、とは言えなかった。イきました。指で、軽くいじくられただけで……と、心の中で白状した。

「俺にはわかるぞ」

 提督の声は落ちついていて、高雄の心を見透かしているかのようだ。

「はい……」

「ち○こをぶち込む前の下準備程度でイくとは、ちょろい艦娘だなお前は」

「だ、だって。ああぅ……。き、気持ちいいんです……。どうしようもないくらい。あんっ! はぁんっ! て、提督の舌……がっ! くぅっ! あぁんっ! はぅっ! だめぇぇぇっ!」

 じゅるり、ぴちゃ、じゅるり、ぴちゃ、と淫靡な音が断続的に響く。今度は舌でイかされる。間違いない。

「本当にエロい重巡だな」

 けれど一つだけ、高雄はまだ秘密にしていることがあった。尻の穴を舐められると特に気持ちいいんですとは、口が裂けても言えない。例え事実であっても、そんな事を口にしたら自分の中で何かが壊れてしまいそうだった。

「高雄」

「ひゃぃぃっ!」

「尻の穴が一番感じるんだろ? 隠しても無駄だ」

「っ!」

 この提督は全てお見通しだ。まるでかなわない。

「言えよ。尻穴舐められて気持ちいいって」

 壊れてしまう。けれどこれで、言わないわけにはいかなくなった。何より、理性とは別に、快楽にずぶずぶとはまっていきたいと思うもう一人の自分がそう望んでいた。

「私……は。提督に、お尻の穴を舐められて……気持ちよくなっています。はうぅぅっ!」

 自分は変態だ。まるで救いようがないと、高雄は思った。

「そうか。でだ。……そろそろお前の中に入れたくなってきたんだが、いいか?」

「はい! 私はいつでも……大丈夫です!」

「じゃあ、入れさせてもらうとするか」

 どきどきと鼓動が更に高まっていく。それは、高雄にとってもお待ちかねの瞬間だった。机に突っ伏したままの体勢で、提督が高雄の後ろに立つ。

「あっ!」

 ぬちゅり、と湿った先端が押し当てられる。そして数秒間のゆっくりした前進。ずにゅりと、きつい抵抗を押しのけ、硬くて太い棒状のものが埋没していく感触。

「んっ!」

 尻の肉をむんずと掴まれ、下半身同士が密着していく。ぎちゅぅぅ……ぎゅ、ぎゅ、と高雄の膣内が提督のものを締め上げていくが、やがて抵抗も虚しく押し広げられ、侵入されていく。

「あっ! 奥……まで。くぅっ!」

 膣内の奥深くまで入り込んだのが、高雄には何となくわかった。

「ふう。まったくいい尻だな。大福みたいにもちもちしていて柔らかくて、ひんやりしていていつまでも触っていたくなる」

「そう、ですか」

 尻を撫で回され、こそばゆさに高雄は背筋を震わせる。

「何というか、うどんでも打っているみたいだな。お前の尻は」

「手打ちですか……」

「うん。ただ柔らかいだけじゃなくて、いい具合に硬くてコシがあるぞ」

「褒められているんでしょうか、それ……」

「さてな。それにしても……このまま、ち○こを突っ込んだまま執務をしたいくらいだ」

「それは……。でも、それだと私の体、邪魔じゃないですか?」

「背中に板でも置いて、デスク代わりにさせてもらえば大丈夫じゃないか?」

「何だか、ものすごく仕事しづらそうなんですが」

「できると思うぞ。……そうだな。お前が感じて震えたりしないように、おっぱいをデスクに押しつけてぴったりと固定するんだ。貼り付いて滑り止めになるだろ?」

「おっぱいは吸盤じゃないと思います……」

「面白そうだな。よし。今度実際にやってみよう。糊でもつければいいのか?」

「本気でするんですか……」

 ああ、この提督は本気だ。要らぬことを言ってしまったと高雄は思うのだった。どんな馬鹿な事であっても、一度はしてみなければ気が済まないというタイプの男だ。

「う、あ……あふっ! あっ! はぅっ! 動か……ないでください……」

 体勢を整えるため、提督が少しだけ体をよじらせる。それだけで高雄の体はぴくんと震え、快感を覚える。けれども提督は決して急がず慌てず、ピストン運動を始めたりはしなかった。

「お前の中に、俺以外の誰も入れられないようにロックをしたいものだな」

「貞操帯……ですか?」

 ギシ、ギシ、とデスクがゆっくりときしむ。じっくりと味わうように、僅かな動き。あくまでも高雄の中を楽しむ提督。ゆっくりと、お茶を嗜むように。

「お前を他の誰にも取られたくない」

「大丈夫ですよ。私は、提督だけ……。ですから」

 心配性な人だなと保護浴をかきたてられる高雄。これだけ翻弄されながら、この提督はどこか憎めない。自然と表情を綻ばせる。

「それにしても提督の……。相変わらず、大きいですね。んっ!」

「ああ。お陰でお前の奥の方まで堪能できる。ありがたい事だ。親に感謝だな」

 ぐむ、ずぷ、とゆっくりうごめく提督。時々動きを止めては高雄の艶やかな尻を撫で回す。

「提督。あの……。くすぐったくて、恥ずかしいんですけど。お尻ばかり……そんな」

「そうか」

 高雄に言われて返事をするが、やめる気配はまるでない。

「うっ。くぅ……っ!」

「今、奥に当たってるだろ」

「は、いぃ。なんだかぐりぐりって、されてます」

 ものすごい圧迫感に高雄は眉を歪ませるが、提督はそのまま静止。今度はまたむんずと高雄の尻の肉を掴み、こね回し始めた。

「提督っ。あのっ」

 そろそろ、イかせてもらえないでしょうかと、そう思ったところ。

「じっくりやらせろよ」

「はい……。あふ……」

「本当に、ぱんぱかぱーんな尻だな。見事な安産型だ」

「愛宕じゃないんですから」

「なあ高雄。マン汁たれてるぞ」

「し、仕方がないじゃないですか! こんな……。大きいの、奥まで入れられて、焦らされていたら……」

「感じちゃいます、か。まあ確かに、みちみちと締め付けてきてるな」

 結合部からとろりとたれていく愛液。それは高雄のストッキングを濡らし、時折足元の床にぽたりと落ちる。と、そんな時。

「んひっ!?」

 静止状態から一転。提督は高雄の膣内からにゅるりと一気に引き抜いて、また奥までずぶりと差し込んだ。

「て、提督! いきなりそんな動かないでください! びっくりするじゃないですか!」

「敵の奇襲に備えんでどうする。迂闊だぞ、高雄」

「そんなこと……言われても……。んひっ! ゆ、指、入れちゃだめです! あぁぁぁぁっ!」

「え? だって、入れて欲しそうだったからさ。ひくひくして」

 今度はすぼんだ尻の穴に、提督の指が侵入してきたのだった。

「あああっ! 広げないでくださいいぃぃぃっ!」

 恥じらう高雄が可愛らしいなと提督は思った。

「まったく、お前と一緒にいると、ち○こが一本じゃ足りないな」

「……どういう意味ですか?」

「やりまくりたくなってくる」

「今更。……実際、日々やりまくりじゃないですか」

「もっとしたい」

「どれだけ溜め込んでいるんですか」

「同時に、だな。お前のま○こに入れて、尻にも入れてみたい」

「二カ所同時ですか……」

 それはまた、ハードなプレイになることでしょうと高雄は思った。

「その上で、お前の腹に跨がってパイズリをして、そんで口にもぶちこんでみたい」

「四ヶ所同時ですか!?」

 そんなことされたら一体どうなってしまうのだろう。

「その上で、両手でしごいてもらいたい」

「……。できなくはないと思いますが、ものすごく疲れそうですね。それ」

「流石に分身はできないからな。ああ、分身してみたいな」

「同時にする意味って、何かあるんですか?」

「ある。いいじゃないか。何というか、徹底的にぐっちょぐちょにできそうでさ」

「はぁ……」

 相変わらずくっついたままそんなやりとりをする二人。

「提督。その……。もうそろそろ」

「やだ。もうしばらくこのままがいい」

「そう、ですか。生殺しですね……」

 二人共そのまま動かない。提督のものが勢いを失う事も無く、高雄が絶頂を迎えることもない。ただ、程良く安定した圧迫感が二人の意識を共有させる。

「ふぅ……。は。ふ。……はぁぁ、ふぅぅ」

「痛かったりするのか?」

「いいえ。自分の体に、自分じゃないものが入り込んでるのって、何だか変な感じだなって思います。んっ」

 特に、提督のようにぶっとくて長いものだから尚更ですと、高雄は思った。

「このままさ。ずこずこ激しく動いていきゃ、そのうちあっさりとイっちまうからさ。そしたらお前の中から抜かなきゃいけないだろ?」

 一瞬で終わってしまう。実際には、提督の性欲は無尽蔵だからそんな事は無いのだけど、一時的とはいえ中断してしまう。それが嫌なのだった。

「それは、そうですけど。どうしたんです?」

「ずっとお前の中に入れていたい。そう思っただけさ」

「そうですか。ふふ。……なんだか私も、しばらくこのままでいて欲しいなって、思ってきちゃいました」

 激しく求め合うような普段とは違い、不思議な時間が過ぎていく。

「っく。あぁ。高雄のま○この締まりは最高だ。極上だな」

「……っ。提督のおち○ちんも、すごいです。奥まで入ってきてて……。んっ」

「名器だな。ぬめぬめっとしてて、でもぎゅっとしてきて」

「あ、あぁ……。褒めてもらえて、嬉しいです」

 一つになれて楽しい。嬉しい。そんな気持ちになってきた。

「ふふ。ふふふ」

「いいじゃないか。こういうのもたまには」

「はい」















それからしばらくして……。















「提督。あの……」

「触るなという指摘は却下」

「お尻は、その……。って、お見通しですか」

「こっちの穴をいじくってると締め付けがすごく良くなるんだ。これがいじくらずにはいられるか」

「うぅ……」

 提督の人差し指が高雄の尻穴を執拗にいじくり回す。入り口をぐにぐにと捏ねたかと思えば、ずぷりと入り込む。その度に高雄は深く息をつく。

「う……ぁ……く……ぁ……。むずむずして、変な感じ……」

 やがて、提督は少しずつ動き始めた。

「尻穴いじくられて感じている淫乱娘」

「だ、だって。しょうがないじゃないですか」

「何がしょうがないんだ。この淫乱。好き者。真面目ぶったむっつりスケベ」

「こ、言葉責めは……はうっ!?」

 突如としてずぷりとめりこまれる太いもの。後ろの穴専用のバイブ。提督が隠し持っていた模様。

「あ、ああぁぁぁぁぁっ!?」

 入れられてすぐに、うねうねと蠢く。同時に提督のものも動き始め、堪らずに高雄は悶絶する。静から動へ。行動が変化した瞬間だった。

「大体お前はスカートが短すぎるくせにスリットまで入れやがって。『皆さん、私のでか尻とぐしょ濡れま○こをどうぞご鑑賞ください』とか言ってるようなものだろう。この痴女が」

「あっあっ。そんなこと……はっ。あっ。あっ!」

 ぱんぱんと激しく交わる音が響く。提督の体が打ち付けられる度に高雄の豊かな尻がたゆんで形を変えていく。

「あ、あ、あ、あ、あ! き、気持ちいいです! あああああああああっ! この瞬間、ずっと待ち望んでいました! んあああああっ!」

「やっと素直になったか。いくぞ」

 愛液がこぼれて飛び散り、デスクに押しつけられた大きな胸が歪む。散々揺さぶられて、被っていたベレー帽も床へと落ちていった。

「あっあっあっあっあっ! はぅっ! あぅっ! こ、壊れ、ちゃう……! あああああああっ! で、出て……る! いっぱい……」

 提督は無言のまま絶頂を迎え、びゅくびゅくと膣内奥深くに射精を繰り返した。ものすごい量が入り込んでいくのが高雄にもわかる。

「はふっ!?」

 射精が済み、やっとこれで終わるのかと思ったが、まるで甘かった。ずるり、と尻穴にねじ込まれていたバイブが引き抜かれ、代わりに射精したばかりなのにまるで勢いを失っていない提督のものがねじ込まれていく。

「一回で終わると思うなよ。今度は尻穴でイキまくれ」

「そ、そんな! ああああああああああっ! ふ、深い……っ! も、もうだめ! あ、あああああああああああっ! あひいいいいいいいいいっ!」

 一瞬意識を失いそうになるくらいの激しい責め。高雄は一気に絶頂を迎えさせられていく。ずぶりと突き込まれて、ぶぎゅ、と引き抜かれる。一突き、一抜きされる度に高雄は目を見開いて悶絶していった。















…………















「高雄」

「……」

「高雄っ」

「は、はいっ!? な、何でございますかっ!?」

 執務中、呆然としていた高雄に声をかける提督。

「マン汁、たれてるぞ。気をつけろ」

「え? ……あっ」

 タイトスカートの下に一筋の雫。幸い、周りには提督と自分以外に誰もいない。

「後でたっぷりとしてやるから、もう少し待ってろ」

「は……い……」

 提督の指令。今日は一切秘書艦の仕事をしないでいいから、ひたすら妄想しながらま○こを濡らしておけ、とのこと。提督曰く、イメージトレーニングの一環だとかなんとか。そして、その努力の甲斐あってか、溢れるくらい濡らせたようだ。……というよりも、濡らし過ぎたようだ。

「バンバンぶっ込んでやるからな」

「はいっ!」

 堪らない。早くして欲しい。高雄は体中が火照っていくような気がした。

(ああ……。早く、執務中にいかがわしいことを考えてはあそこを濡らしている私を……犯してください……。この、優等生を装った……真面目ぶった淫乱娘に……おっきいのを、ください……)

 どんなことをしてもらおうかと、楽しみが尽きない。時計の針を眺めながら、高雄は背中で組んだ手をほどき、自分の尻を撫で回す。

(私はきっと、アヘ顔で……腰をくねらせたり、提督の極太おち○ちんをあーんって、大きく口を開けておしゃぶりしたり……自分でおっぱいとか乳首をぐにぐにいじってオナりながら、ずっこんばっこんされるんです……。あぁ……あぁぁ……堪りません……。早く……して欲しいです)

 じゅん、と股間からしみ出していくような感覚。執務が終わるのはもう少し。待ちきれない。待ち遠しい。

(あぁん。早くぅ)

 高雄は誰にも見つからないようにこっそりと、自分のショーツを背中で掴んで尻の割れ目に食い込ませていくのだった。




















----------後書き----------

 おっぱいは愛宕、お尻は高雄。……という助言を頂いたので、お尻重視な高雄のお話を書いてみました。

 傍から見ているとセフレのような関係っぽいですが、これでも二人は結婚かっこ仮な仲ということで。仲睦まじく変態な本性をぶつけ合っていくのでしょう。とても幸せな関係だと思うのでした。


ご感想を頂けると嬉しいです。




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