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僕の好きな悪いこと










 くちゅ、くちゅと泡立つように小さな、二人だけにしか聞こえない湿った音。クドの狭い膣内に理樹の指が入り込み、ゆっくりとうごめいている証拠。

「リ、キ」

 クドの顔は赤らみ、とろんとした表情に変わっていく。毎度のようにこんな風にされるたびに、クドは思うのだった。

(私はもう、調教されてしまいました……)

 理樹は度々言う。クドは体が小さくて細いから、入れちゃうのも簡単だよね、と。取り扱いの容易な玩具を褒めるかのように。

「わふぅっ!」

 そして決まって、膣内奥深くまで突き立てる。それは時として指だけではなくて、器具や野菜、鉛筆といった異物も含まれる。指だけで事が足りるはずがない。

「リ、キぃ。こ、こんなところで……」

 立ちバックスタイルで重なり合う二人。校舎の片隅という今は誰もいないけれど、誰かに見つかるかもしれない危険性を妊んだ、そんな場所。

「僕もクドも服着たままだから大丈夫だよ」

「そ、そういう、問題じゃ……。あふっ! ない、ですぅっ。あっあっ」

 スカートの布地に隠された中で、ずぶずぶとねじ込まれていく感触がクドの背筋を震わせる。理樹のものがしっかりと、杭を打ち込むように埋没していく。

「ああ! ああぁっ! わふぅぅっ!」

「全部入っちゃった」

 クドとの身長差を考慮して、腰を屈めていた理樹がぐぐっと背筋を伸ばす。すると、クドは理樹のものを受け入れたまま、小さな体を完全に持ち上げられてしまった。

「だ、め……ですぅ! あっあっあっ!」

「とかいいながら、自分で動いちゃってるじゃない」

「そ、それは……」

 理樹の指摘は紛れもない事実。クドはもぞもぞと、くすぐったそうにお尻をくねらせていた。無意識のうちに。

「じゃ、行こうか」

「えっ!? だ、だめっ! あっ!」

 クドの体を抱きかかえたまま、理樹は校舎の片隅から出て行った。理樹にとってクドの反応は予想通り。思いきり驚いてくれるだけで、たまらなく可愛いと思うのだった。

「普通にしていれば大丈夫だよ。クドが何もしなければ、ね」

「あっあっ!」

 景色が開けていく。遠くには人の姿。見馴れた建物が目に入る。そんな中、膣内には理樹のものが埋没している。

「クド。静かに。こんな姿、誰かに見つかりたいの?」

「う……。あふ」

 悪い事をして、磔にでもされているかのような感覚。理樹が歩みを進める度に、膣内のものがぐにぐにとねじれ、クドの敏感になった感覚を刺激する。

「ぁ……。ぁぁ、ぅ」

 クドは、はあはあと、小刻みな吐息を繰り返す。少しでも気を抜いたら、絶頂を迎えてしまいそうだ。

「すごい締め付けだよ、クドのお○んこ。ぬめぬめして、暖かいよ」

「だ、って。あ、あああっ! だ、だめ! 理樹! 止まっちゃ! あっ!」

 何も遮るもののないところで理樹は歩みを止め、クドは慌てふためく。理樹はいつもこんな風に突然、クドの予想とかけ離れたことをして、慌てさせるのだった。

「クド。ダメだよ、いくら気持ちいいからって、そんなアヘ顔してちゃ。不審に思われて、気付かれちゃうよ?」

 理樹はそう言いつつクドの中に、一段と強く突き上げる。抜ける寸前まで引いてから、一気に子宮に届くまで突き上げる。その度にクドの体はびくんびくんと震えてしまう。

「あっ! あっ! だめっ! だめですぅっ! わふっ! あふっ!」

「イっちゃいそうなんでしょ? 正直に言おうね」

「は、いっ! い、いっちゃい……ま……す。あ、あ、あっ!」

 クドの膣が急激に収縮し、理樹のものを絞り上げる。その瞬間理樹は射精を始め、クドも絶頂を迎えた。

「こんな、とこ……で……。あ、あぁぁぁ」

 白濁した雫がぽたぽたとアスファルトに落ちていく。理樹の精液と、クドの愛液が混じり合ったものがたっぷりと。けれど、それは序章にすぎなかった。

「ふう」

 ずにゅりと音をたて、理樹のものが引き抜かれる。その瞬間栓が抜け、びちゃ、ぶちゃ、とクドの膣内を逆流した湿りが辺りにぶちまけられていった。










…………










 木々が光を遮って暗く、鬱蒼と茂る雑木林の中。理樹の性的な悪巧みは尚も続く。

「リキ……。私の体はおもちゃじゃないのです」

「何言ってんのさ。おもちゃだよ? それも、すっごく可愛い、ね」

 クドの反論にはっきりと言いきる理樹。

「あ、あ。こんな。こんな、の」

 ピンクのスカートに水色の上着。クドは今子供のような、パステルカラーの私服を着させられていた。そして特に目を引くのは、真っ赤なランドセル。ご丁寧にも、リコーダーまでサイドに入れてあるようなもの。クドはわざわざそんな恰好にさせられて、暫く街中を一緒に歩かされたのだった。手を繋ぎ、不審に思われないように『リキ』ではなく『お兄ちゃん』と呼ぶようにさせて、歳の離れた兄弟を装った。

「子供扱い、しないでください」

「完全に子供じゃない」

 理樹はそういって、クドのショーツをするすると足元まで下ろしてしまう。ショーツも、どこか子供っぽいコットンパンツで、理樹の徹底ぶりが窺える。

「小っちゃいし。おっぱいもぺったんこだし、わふ〜なんて、子犬っぽいし」

「リキは本当に、はっきり言いますね。もう少しこう、オブラートというものに包んで欲しいのです」

「はっきり言わなきゃ伝わらない事だってあると思うよ」

「そうですが。……あ」

 理樹の手が、クドのスカートを捲り上げる。白い肌と、小ぶりなお尻の割れ目が外気に晒される。

「何だか悪い事してるみたい。小さな子に悪戯してるような」

「みたい、じゃなくて……悪い事なのです。わふぅ……」

「そう? だったら徹底的にしてあげるよ。……ほら、しゃがんで」

「え? あ、はい」

 理樹に言われるがままにしゃがみ込むクド。すると、つい、と差し出されるものに気付く。

「ほら。クドの好きなものだよ」

「も、もご」

 どうすればいいかわかるよね? と、理樹はにこやかに視線を投げかけ、クドはそれに応える。口いっぱいに頬張って、気持ち良くさせてあげるのだった。

「んん。んぐ、ん、ん」

 しゃがみ込んだままだから、毛一つ生えていない股間の割れ目がくっきりと見える。

「上手だよ、クド。いっぱい練習した甲斐があったね」

「んんぅ、んくぅ」

 理樹の言う通り、何度も咥えさせられ、しゃぶらされた。そのせいか、大きさも形もはっきりとわかり、どこをどう刺激すれば気持ち良くなってくれるか、熟知していた。

「そうそう。舌でぺろぺろってして。上手上手」

 段々と水音が激しくなっていく。じゅぷじゅぷ、ちゅぷちゅぷとリズムを奏でるようになっていく。いつでもどこでもどんなときでも、理樹の要請があれば拒まない。理樹は気軽に、お茶でも飲むかのように『舐めて』とお願いをしてくるのだった。

「んっんっ」

 クドの口元から溢れ出た雫がダラダラとこぼれていく。幼い外見と淫靡な姿。大きなギャップに、理樹は嬉しくなってしまう。亜麻色の髪に白い肌。透き通るような青い瞳。小さな、妖精のような女の子にいけないことをさせて汚していく様が堪らない。

「ほら、もっと早く頑張って。しっかり。じゃないとイけないよ」

 あえて厳しく、意地悪な口調で理樹は言う。クドはちょっと苦しそうにしながらも、理樹の期待に必死に応えようと顔を前後にうごめかせる。かぷかぷと音を立て、口元を泡立たせながら愛撫が続く。クドの可憐な唇や可愛らしい頬を、理樹の陰毛がずりゅずりゅと汚していく。

「お口の中にどっぷりとザーメン出したら、今度は何をしようかな?」

 必死のクドと違って、好きな事を言っている理樹。

「素っ裸で、ランドセルだけ背負ってお散歩とかどう?」

「んんぅっ! ふぉん、な……」

 ものすごく恥ずかしい事を言っていると、クドも気付いている。

「じゃあ。スカートだけ脱いで半脱ぎとか」

 それはそれで、晒し者もいいところ。

「もごぉっ」

 それらはきっと、実際にさせられることになるのだろう。クドはそう思った。理樹の期待に応えて全身を晒して恥じらってみよう、とも。

「まあいいや。イっちゃお」

「んごっ!」

 ごぽごぽと、パイプを伝って噴射されていくように、理樹はクドの口内に思いっきり射精した。その勢いは強く量も多くて、クドが堪らずに溢れ出た精液を吐き出していった。










…………










「わ、ふぅぅ……」

 結局、クドは服を脱がされることはなかった。……既に足元までずり降ろされたショーツを除いて。

「ほら、しっかり締め付けるんだよ?」

 スカートの中。クドの割れ目には、バイブがずっぽりとねじ込まれていた。それだけならまだしも、バイブの先には水がたっぷりと入ったペットボトルが紐でくくりつけられていた。つまり……。

「クドのお○んこは締まりがいいから、このくらいの重さで抜けたりなんてしないよね」

 ということ。

「ほら、あっちの方まで行って戻ってきな。早く」

「む、り……ですぅ。わふ……」

「無理なわけないでしょ? ずっぽり奥まで咥え込んじゃってさ」

「だって。リ、リキが……奥までねじ込むから……」

「いいから行ってきな。きつマンっぷりを見せつけてよね」

 言い訳をしながら、クドは歩みを進めていく。誰もいない公園の真ん中へと、よろめきながらも出て行く。

「あっ! あ……ぁ。わふ……。だ、め……」

 遠目からも明らかに異質な姿とわかる。不自然に尻の下に吊り下げられたペットボトルを揺らしながら、小走りでどうにか駆けていく。そうして公園の端までどうにか辿り着き、踵を返す。バイブは抜けてはいない。理樹の言う通りクドの締め付けは強烈のようだ。

「わふ……。わふぅっ。あ、あ、あっ! だめ、です。こんな……の……。わふぅぅぅっ」

 けれど、締まりはそのままに湿りは増してきて抵抗を弱めてしまう、ずるりと抜け落ちそうなところをどうにか堪えるクド。屈み込み、お腹に力を入れて再度締め付け直す。

「リキの……リキの意地悪。えっち。変態……。性犯罪者なのです!」

 そんな事を言いながら、一番感じてしまっているのは自分だと、クドは恥じらう。

「も、もう、もう……。あ、あひっ!」

 愛液が、びしゃびしゃとこぼれ落ちていく。ようやくのところで理樹の側まで戻ってこられたけれど、もう息も絶え絶えだった。

「戻って、来ま……し。……あ、あ、わふぅぅぅっ!」

 気が抜けたわけではないけれど、安心してしまったのかもしれない。ずるり、とバイブが抜け落ちた瞬間、クドは絶頂を迎え、そしてびしゃあああ、と豪快に潮を吹いてしまった。










ランドセルの中には、エッチな道具がいっぱい。










 うねうねとうごめくバイブと鈍い音を立てて振動するローター。そんなものがランドセルの中にいっぱい入れられたまま蓋を閉じられる。もちろんそれだけでなくて、クドの上着をまくり上げられて露わにされた、殆ど膨らんでいない胸にもテープで固定されたローターが二つ、小ぶりな乳首を刺激している。

「もご、もご」

「いい恰好だよ、クド」

「はふぅ」

 バイブを咥えさせられ、くぐもった声を上げることしかできないクド。そのお尻には、理樹のものがピタピタと当てられていた。

「今ぶち込んであげるからね。クドのお尻に」

「もごぉ!」

 理樹の予告通り、クドの小さなお尻に理樹のものが深々とねじ込まれていった。

「クドはお尻の中まで気持ちいいんだから」

「ふぐぅ!」

 ずぶずぶ、ずぶずぶ、と小刻みに前後へうごめいてクドのアヌスを犯す理樹。

「本当に何だか、小さな子に悪戯してるみたいな。悪い事してるような気分だよ」

「ものすごく、悪いこと……です。あっ! んっ!」

 もっと悪いこと、してみたいなと理樹は強く思った。この、子犬のような可愛らしい少女をどうやっていじめてやろうかと、新たな悪巧みを考え始めた。










例えば、このままの格好で、場所を変えてみたとしたら……?










「わふぅぅっ! こんなっ! こんなっ!」

 視界の効かない夜であるならばまだしも、真っ昼間。それも、外から丸見えな廊下の窓に、クドは両手を付かされていた。立ちバックというスタイルは手軽でいいなとか無意識のうちに考えていて、クドは赤面したものだ。

「気持ちいいでしょ」

 そこは休みの学校。クドはこの前と同じくランドセルを背負わされ、剥き出しのお尻を激しく責め立てられていた。二人共、着衣のままで交わっている。

「見つかったら間違いなく変態扱いだよね」

「リキが、です」

「え、僕じゃないよ? クドが、僕の反対を押し切って変態コスプレをやりだしたんだよ」

 きっと、そういうシナリオになるのだろう。ゲームマスターは理樹だから、クドが何を言っても力はない。

「昼間の学校で、子供の恰好で犯されたいって」

「あぅっ! わふぅっ! はうぅぅっ!」

「お望み通りずこばこされて、嬉しいでしょ?」

「あっあっあっあっあっ!」

 手を回した理樹が、クドの上着をするするとまくり上げ、殆ど掴むところのない胸を撫で回している。唯一ぷっくらと膨らんだ乳首を摘まんではこね回し、引っ張る。

「あはは。乳首摘まむと締まりがよくなったよ? 感じちゃってるんだね」

「んひぃっ! リ、キ……!」

 快感が込み上げてきて、止まらない。結合部の湿りが増し、ぱちゅぱちゅと音を立てる。両手を付いた窓ガラスがギシギシと揺れ、クドの熱い吐息が曇らせていく。

「あ、あ、あ! い、く……。リ、キ……。も、もう……」

「イっちゃいな。アヘ顔晒して」

「はぐぅっ! あっあっあっ!」

 窓の外は雲一つない爽やかな青空。クドはだらしなく口を開け舌を出しながらぴくぴくと震え、絶頂を迎えた。本当にもう、自分達の行為は空の爽やかさとは対照的な、どろどろとした濃厚さ加減だった。

 ごそごそと、理樹が何かをしているようだ。膣内に出されたクドは呆然としながら虚空を見上げていた。気が付いた時、クドはスカートを脱がされ、ピンク色のビニール縄飛びを体に巻き付けられていた。ランドセルの中には相変わらずうごめくローターやバイブやらが満載されて、鈍い音を立てている。

「ほら、しゃぶりな」

「わふ?」

 渡されたのは、二本のバイブ。それを交互に咥えてしゃぶるよう促される。

「リキのが……いいです」

 けれどそれはクドには不満なようで。

「後でしてあげるよ。今はこれで我慢しな」

「ふぁい。あむ、あむ、はむ、あむぅ」

 辺りを気にすることもなく、二本のバイブを取っ替え引っ替え咥え込み、ちゅばちゅばと音を立ててしゃぶり続けるクド。唾液がこぼれ、糸を引いて落ちていく。そんな事をさせながら、理樹はクドを連れてどこかへと向かう。

「んぅんぅ。んぐ、んぐ。リキぃぃ。早く、早くお○んちんが欲しいのですぅ」

「わかってるよ。……あ、あそこがいいかな」

 廊下を抜けた先の階段。その踊り場で、してもらうことにした。クドは嬉しそうに、ずじゅずじゅとバイブを咥える。

「ほら。クドの中に入れたばっかりのお○んちんだよ」

「わふ〜!」

 仁王立ち状態の理樹と、その一物を咥えるクド。生の感触が、つんとした酸っぱい味が堪らない。舌で裏筋をつつ、となめ回しつつ、口いっぱいに頬張る。

「お○んちんおいしいでしょう?」

「ふぁい〜。んん〜」

「バイブよりいいの?」

「もひろん、れす。んん〜。バイブより、お○んちんの方がおしゃぶりのしがいがあるのです〜」

 じゅぽじゅぽと、体の交わりがテンポ良く奏でられる。やがて理樹は絶頂を迎え、クドの顔中を精液まみれにしていく。

「クド。もっと色んな事、しようね」

「はい〜。してほしいのです〜」

 ――理樹はクドをそのままの格好で外へと連れ出して、鉄棒をやらせてみたりした。バイブを突っこみ、うごめかせたまま。

「逆上がり、してみて?」

「あ、あ、あ! わふぅぅぅっ!」

 無理やりやろうとするも、吹きかかる潮が自分自身にかかる。

 ――理樹はどこからか、作業用の一輪車を持ってきて、その上にクドを座らせた。大股開きはもちろんの事、自分の指で秘部を開かせながら。

「あ、あ、ああぁぁぁ」

「クドのお尻とお○んこ、大公開だね」

「だ、誰かに……誰かに、見られ……てるかも、ですぅ」

「ほら。おしっこするんだよ」

「は、いぃぃ。するですぅぅぅ……」

 じょぼじょぼと音を立て、勢いよく飛び散る雫。誰かに見つからないのが不思議なくらい、過激な姿を晒し続けた。










また、してと。クドは理樹にねだった。










「はぅ! あぅ! あぅぅっ!」

 いつもみんなで野球をしているグラウンドの外野。そんなところにレジャーシートを敷いて、クドを組み伏せながら理樹が腰を進めている。

「本当にもう、これだけしてるのに。クドったら締め付けちゃって」

「だって、だって。気持ちいいのですっ! わふぅぅぅっ!」

 辺りにぶちまけられたローターやバイブがうごめいて、鈍い音を立て続けている。

「お○んちんでぐりぐりってされる度に……意識が飛んじゃいそうなのです〜っ!」

 クドは今、盛りの付いた雌犬。何度してもらっても、更にしてほしくなってしまう困った娘。わかってはいるけれど、やめられない。理樹もやめる気はない。いけない遊びはどこまでも続く。















----------後書き----------

 久々の、クドのハード物でした。

 たまにはクドに逆襲させろという意見もありますが、やっぱりクドは攻められるほうがいいなと個人的に思うのでありました。


ご感想を頂けると嬉しいです。





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