書感・その4:ももいろ愛かっぷる
ほのぼの度(4):★★★★☆ 巨乳度(4):★★★★☆ 制服度(3):★★★☆☆ ――ほのぼのは荒んだ心を癒す一服の清涼剤。と、個人的には思う。 かつてヤングアニマル誌にて連載していたももいろシスターズの、人気キャラのピックアップ版。まあその、リアルタイムで読んでいて気に入ったキャラクターだった。 絵的には古い。かなり古い。序盤は特にそうかなと思えるところもあるけれど、それは好みの問題ではあるかもしれず。 さて、カップリングである。作品に限らずジャンルに限らず誰にしも、これだけは譲れないよと言いたくなるようなこだわりのカップリングというものはあるのだろう。で、そんな風に思うカップリングこそが土川君とゆかり嬢というほのぼのな組み合わせだった。今もって個人的にベストカップルであると思う程に。勿論他のキャラについても普通に可愛いし。まあ、その割に下ネタが満載で、そのギャップが微笑ましくもあり、今のゆるゆる四コマの走りっぽいのかもなぁと思わないでもなかったりして。 大谷ゆかり嬢は爆乳でおっとりした性格で家庭的。ど真ん中のストライクとでも言うべき最高さだった。先輩のさくらさんに胸揉まれたりおもちゃにされるところとかが微笑ましい。ゆかりの彼氏となる土川君も鈍臭くて小学生かっつー程のメンタリティで、二人が組み合わさってほのぼのしたカップリングとかもやはり好きなのだった。 つまるところ本作は個人的に青春の四コマ作品なのだった。オリジナル作品とか二次創作なお話とか書く上で、雰囲気とかキャラクターとか大分影響を受けているなぁと思う程に。 了
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