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【果て無きどつき漫才】





洗濯物を干している花鈴。
花鈴「あれ?(・・)」
何かに気付く。
どぉした(--)
花鈴「ご主人様。これ、何ですか?(・・;;;)」
んなもん見りゃわかるだろがーーー(--)
花鈴「そうですけど。ご主人様のものですよね?(・・;;;)」
ちゃうぞ。わいはトランクス派じゃ(--)
花鈴「え、じゃあ?(・・)」
あのアホ猫のだ(--)
花鈴「もう……。また鞠ちゃんに嘘教えたんですかぁ?(xx)」
信じるバカが悪いのだ(--)





数日前のことだ。





鞠音「みゃ〜。花鈴いるかみゃ〜?(・・)」
あんにゃろうは今買い物中だ。あんじゃボケ(--)
鞠音「なんだあんたかみゃ。あんたに話しても仕方ないことだみゃ(--;;;)」
ふ。どーせ、高度でハイレベルでセレブにモテモテな俺には話すまでもない程度の低い低レベルな貴様らしい低次元な話なんだろう?(--)
鞠音「みゃーー! バカにすんじゃないみゃっ!(;;#)」
じゃあもったいぶってねーで話してみんかいコラ!(--#)
鞠音「あたしのパンツがないんだみゃ! だから花鈴に洗ったものどこに置いてあるのか聞きたかっただけみゃ!(--#)」
はァ? パンツがねーだぁ? どーせあれだろ。ガキな貴様だから漏らしたんだろ? そいでもって替えが尽きちまったってんだろ?(--)
鞠音「んなわけないみゃバカ! あんたが取ったんじゃないのかみゃ!?(--#)」
馬鹿野郎! 下着等盗まぬ! ましてやてめーのようなガキんちょのパンツを盗んで何が楽しい! あァ?(--#)
鞠音「ガキ云うんじゃないみゃ! ……でも、とにかくなくなっちゃったんだみゃ!(;;)」
俺のはくか?(--)

ばきっ!

おぷすっ!(--;;;;)
鞠音「きもいこというんじゃないみゃ!(--#)」
痛いぞコラ。トランクスはいいのになぁ……(--;;;;)
見事なまでに、猫手鞠音のねこぼでぃぶろーがご主人の腹に決まっていた。
じゃあ、これでどうだ?(--)
そして、白い布のようなものを差し出す。
鞠音「なんだみゃそれ?(・・)」
昔ながらの下着だ。今においてもこのような形態の下着は生き続けておってな。貴様もきっと気に入ると思うぞなもし(--)
鞠音「ほんとかみゃー?(--;;)」
本当だぞ。古来中国において、浮雲萄師(ふうんどうし)という武術の達人がおってな。武道において最も動きやすくかつ蒸れなく衛生面の優れた究極の下着として愛用してだ。それゆえに今日、『浮雲萄師』の名をとって、フンドシと呼ばれているのだ!(--#)
鞠音「……ホントにそうなのかみゃ〜?(--;;;)」
そうだそうだ! 是非はいてみぃ! 貴様もきっと気に入るはずだ!(--#)
鞠音「みゃぁぁ……。はきづらそうみゃぁ〜。でも、しかたないみゃ〜(--;;;;)」





…………





と、いうわけだ(--)
花鈴「と、いうわけだ……じゃないです。もぉ……(xx)」
ま、あいつらしくて良いではないか( ̄ー ̄)
花鈴「ひどいですよぉ(xx)」
はっはっはっは。まぁ、フンドシにも女性用があるのだからあながち間違いではないぞ。入浴用の腰巻き、らしいけど( ̄ー ̄)
花鈴「だからって。……これ、男の人用じゃないですか(xx)」
ま、フンドシも紐パンも似たようなもんだから細かいことはキニスルナ。ばれなきゃいいのさばれなきゃ♪( ̄ー ̄)
鞠音「そうなのかみゃ(^^#)」
物陰からひょこっと現れる鞠音。
花鈴「あ、鞠ちゃん(・・;;)」
おー。猫。今日はいい天気だなー。はっはっは( ̄ー ̄;;;)
鞠音「……ねえねえみにゃるでぃ〜(^^#)」
ナニカネ?( ̄ー ̄;;;)
鞠音「ちょっと歯〜食いしばるみゃ♪(^^#)」
は?( ̄ー ̄;;;)
シャレにもなっていないシャレをかましたあとで。

ばきっ!

だおっ!(--;;;;)
鞠音「ねこ掌底みゃっ! バカにすんじゃないみゃーーーーーーー!(--#)」
いってぇぇぇぇぇ!(--;;;;;)
鞠音「あんたなんて大ッ嫌いみゃ!(--#)」
鞠音は怒って行ってしまった。
花鈴「もう。ご主人様が悪いんですよぉ……(xx)」





そんなことがあった





だが……。





この前は嘘をついてすまなかったな。最近の女性下着のトレンドはな。こいつだ!(--)
鞠音「何だみゃ、この穴のあいた変なパンツ(--;;;;)」
ふふふ。えっちだろぉ。これをはけばさぞかしえっちにみえるだろ! ……だが、それがいいのだよ!( ̄ー ̄)
鞠音「よくわかんないけど、そうなのかみゃ〜……(--;;;;)」
本当だとも! 是非一回はいてみるがよいぞ!( ̄ー ̄)





そしてまた





ENDLESS……。





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