Sisterhood




















それは、二つの出来事がきっかけでした。




















美穂「と、いうわけでっ!(--)」
花鈴(…どんなわけなんだろ。なんて事云っちゃダメなんだよね? こういうとき(^^;))
美穂「花鈴ちゃんっ! 一緒に来てっ!(--;;;;;)」
花鈴「私はいいけど。ご主人様〜(^^;)」
あ? 何か用?(--)
美穂「全ッ然話聞いてないわね!(T_T#)」
ふはっはっはっは。俺は人の話を聞くのが苦手でな( ̄▽ ̄)
美穂「威張らないでっ! ちゃんと説明したのにっ!(>_<#)」
花鈴「ま、まぁまぁ。美穂ちゃん落ち着いて〜(^^;)」
てゆーかさ。それよりも何よりも、重大な問題があるぞ(--)
美穂「何よ。問題って(T_T;;;;)」
うむ。はっきり云おう。………あんた誰?(--)

ばきっ!

痛ぇ…。グーで殴るなよ(--;;;;;)
美穂「自分で作ったキャラなのに忘れたのっ!?(--#)」
あったりめーよっ! 名前しか存在しないたま〜に出るだけの便利なちょい役サブキャラクター何ぞきれーさっぱり忘れるさっ♪( ̄▽ ̄)
美穂「威張るなああああああああああっ! あたしは新沼美穂っ! ちゃんと覚えてよっ!(>_<#)」
花鈴「もう…。ご主人様。美穂ちゃんは私のクラスメイトでお友達ですよ〜。何度か登場してますよ(^^;)」
うむ。こんな話とかあんな話とかな。さりげなさ過ぎるから読者の皆さんは覚えておられない人が多数かと思われるな(--)
美穂「ちゃんと覚えてるじゃない!(T_T#)」
ふはっはっはっは♪ こう見えても結構執念深い性格でな。キチッと覚えてる方なのさ( ̄▽ ̄)
花鈴「ご主人様…。さっきと云ってることが全く違いますよぅ(^^;)」
美穂「つ…疲れる。この人と話してると(--;;;;;)」
んで、何の話だっけか? もったいぶっておらんでさっさと話せよ。一応長身ショートヘアの活発少女という設定がなきにしもあらずな脇役キャラ美穂ちん( ̄x ̄)
美穂「あんたねぇっ! 誰のせいでこんな回りくどいことになってると思ってんのっ!(>_<####)」
花鈴「ま、まあまあ。美穂ちゃん落ち着いて〜(^^;)」
そうそう。落ち着け落ち着け。怒ってばかりいるとはげるぞ(--)
美穂「ぐぐぐぐっ! む、むかつくわねっ!(--#)」
花鈴「あはは。美穂ちゃんは陸上部で、今度の休みに泊まりがけで合宿に行くんだよね(^^;)」
美穂「そう。大会に向けた強化合宿なの(^^)」
花鈴「でも、陸上部にはマネージャーがいなくて…(・・)」
美穂「あたしが兼任してるのよ…。でも、あたしも大会に向けて練習に集中したいし、かといってマネージャーがいないといろいろ大変だし(--;;;;;)」
ほーほー。…で?(--)
美穂「そこでっ! 臨時のマネージャーを一人募集ってことでっ!(^^)」
それでうちのひぅ〜を借りたいっ…てか(--)
美穂「その通りっ!(^^)」
花鈴「ひぅぅ…。わ、私でいいのかなぁ(^^;)」
美穂「いいもなにも。花鈴ちゃんじゃないとダメ(--)」
花鈴「ど、どうして?(・・;;;;)」
美穂「全然大丈夫っ! 料理、洗濯は抜群に上手だし裁縫も文句なし。マネージャーの仕事は完璧におまかせ出来るわ。でも、それ以外にも理由があるの(^^)」
どんな?(--)
美穂「花鈴ちゃんって実は、ウチの男子部員達にすっごく人気あるのよ。おっとりした優しい性格だから(^^)」
ほー。まァ、でかちちひぅ〜は今時貴重な純情癒し系娘やしね(--)
花鈴「…そ、そうなんだ(//-//)」
なるほど。何となくわかったぞ。男子部員のモチベーションを上げたいってんだろ?(--)
美穂「御名答! …花鈴ちゃんが側にいて応援してくれれば、あんまりやる気の無い部員でも気合入れて練習に励むわ!(^^)」
花鈴「ひぅぅ……(//-//)」
美穂「というわけで。花鈴ちゃんを数日間貸してもらえないかな?(^^)」
まーいいけどよ。…ああ、一応云っておくが、こいつには恋人がおるでな。そこら辺のことは任せるぞ(--)
美穂「悠希君のことね(^^)」
花鈴「こ、恋人じゃないですぅぅ………(//-//)」
美穂「大丈夫。花鈴ちゃんに手を出そうなんてこと考えてるヤツがいたらあたしがただじゃおかないからっ! それに、ウチの男子はみんな純情な連中だから、そういう気を起こすことはまずないわよ(^^)」
そーか。大丈夫そやね。…ま、行って来いや(--)
花鈴「はい〜(^^;)」
美穂「ありがとっ。これで大会はいただきよっ!(>▽<)」




















そして、もう一つ。




















うぉい野良。どっか行くんかー?(--)
鞠音「みゃ? 珠鈴の所に遊びに行ってくる〜(^^)」
ほー。ねこがみ氏ンとこか。やっぱ猫同士、仲が良いのか?(--)
鞠音「よくわかんないけど、珠鈴と一緒に遊ぶと楽しいのっ!(^^)」
ふーん。…で、いつ帰ってくるんだ?(--)
鞠音「お泊まりするから明日になるみゃ(^^)」
そーか。んじゃ、メシはいらんか(--)
鞠音「うんっ(^^)」
あ、そうそう。…ちゃんと地図を持っていけよな(--)
鞠音「大丈夫みゃ!(^^)」
そんならいいけどよ。……そうそう。それともう一つ、珠鈴君とこに行くならこれを持って行けや(--)

ずっしり

鞠音「…何これ?(・・)」
魔法強化専用の超小型電磁レールガン(ハイパー・ヴェロシティ・アームガン)だ。珠鈴君に渡しておいてくれや(--)
鞠音「超小型電磁レールガン(ハイパー・ヴェロシティ・アームガン)って何だみゃ?(・・)」
5cm厚くらいの鉄鋼板なら一発で一気に数枚を貫通出来るという最強の実弾兵器(ハイ・ヴェロ・アームガン)である。…ま、珠鈴君を漢にするためにちょっとした協力をしようと思ってな(--)
鞠音「ふーん。わかったみゃ。渡しておくみゃー♪(^^)」
んじゃ、気ぃつけて行ってこいや(--)
鞠音「いってくる〜(^^)」




















そういうわけで。留守番は私ともう一人ということになったのですが。





















ふわ〜あ( ̄□ ̄;;;)

ばさっ

新聞も隅から隅まで読み終わっちまったし。……暇だなー(--)
あまりこういうことは無いので、退屈な気分。
ふん。…今日は一日ひぅ〜も野良もいねぇのか。夕飯、どーすっかな(--)
さて、どうするか。等と考えていると。
…っ! Σ(--;;;)
鈴那「ふにゃっ♪(^^)」

かちゃっ♪

おい(--;;;)
鈴那「なぁに?(^^)」
その、両手に持った物騒な物は何だ(--)
鈴那「フライパンとおたまなの〜(^^)」
ほおほお。……で、キミはフライパンとおたまで何をしようというのかね? 沖野鈴那ちゃん(--)
鈴那「鈴那が夕ご飯作るの〜♪(^▽^)」

げしっ!

鈴那「ふにゃっ!(xx)」
貴様ッ! 俺の前で二度とそのような恐ろしいことを口走るんじゃねぇっ!( ̄□ ̄#)
鈴那「恐ろしくないの〜! 鈴那、ちゃんとお料理作れるもんっ!(>_<#)」
大馬鹿野郎ッ! 誰がそのような言葉信じるかッ! さっさとその恐ろしい物体を生成することになる調理器具を片付けぃやっ!( ̄□ ̄#)
鈴那「そんなことないの〜! おねえちゃんに教わってちゃんと作れるようになったの〜!(;;)」
何を云っていやがる! 安全装置(ひぅ〜のヤツ)がいねぇと無邪気に恐ろしい毒劇物作りやがるくせに身の程を知れ! このろりぷにがっ!( ̄□ ̄#)
鈴那「ふにゃっ! おねえちゃんが一緒じゃなくてもちゃんと作れるの〜! いっぱい練習したの〜!(;;)」
んなもん誰が信じるかああああああああああああっ!!!!( ̄□ ̄#)
鈴那「ご主人様のいじわる〜〜〜〜っ!(;;)」




















我が身に危険を感じた私は必死に鈴那を止めたのですが





















彼女の決心は固く、私は仕方なく妥協してしまいました。





















それが未曾有の恐怖の始まりであると、気付いていながら…





















作ってもよい。が、俺が完全に監視してるからな。下手なことしたら容赦なくどつくから覚悟しろよ(--;;;)
鈴那「大丈夫なの♪ 鈴那、がんばるの〜♪(^^)」

きゅっ♪
↑腕まくり♪

鈴那「ねこさんのエプロンなの〜♪(^^)」
ふん。格好だけは一丁前だな。…で、何を作る気なんだ?(--)
鈴那「えっとね。焼きそばを作るの♪(^^)」
ほう。…まあ、簡単な方だから大丈夫かな(--)
鈴那「野菜切るの〜。えいっ!(^^)」

だんっ!

ぬあっ! Σ( ̄□ ̄;;;;;)
鈴那「ふにゃぅ〜♪(^▽^)」

だんっ! だんっ!

…り、両手持ちで乱れ打ちっ!( ̄□ ̄;;;;;)
鈴那「みじん切りなの〜♪(^▽^)」

だんっ! だんっ! だんっ!

やめんか馬鹿者っ!(--;;;;;;)

げしっ!

鈴那「ふにゃっ!(xx)」
蹴られた弾みで鈴那の手から包丁がぽろっと落ちて…。
ぐおっ!!!!(--;;;;;;;;)

とすっ!

ご主人様の足下数センチのフローリングの床に突き刺さっていました。
………あ、あぶねぇ( ̄△ ̄;;;;;;;)
鈴那「ご主人様っ! 危ないことしちゃだめなの!(;;)」
貴様自身が一番危ねぇんやっ!(--;;;;;;)
鈴那「危なく何てないの〜! ちゃんと野菜切れていたの〜!(>_<)」
ンな大根切り殺方みたいな切り方していて何云いやがる馬鹿ふにゃぅっ! そもそもだなっ! 包丁はああいう使い方しちゃいかんのじゃこのろりっこねこみみふにゃぅがっ! 小学校の家庭科の時間に習わなかったか大馬鹿! 姉から何を教わっていたんじゃーっ! 見ろっ! あんな切り方するからまな板が数秒でメチャメチャになっちゃってるじゃねえかっ!(--;;;;;;#)
鈴那「ふにゃっ! 鈴那、この切り方が一番切りやすいの〜っ!(;;)」
切りやすけりゃええってもんじゃないわああああああああっ!!!!( ̄□ ̄#)



…気を取り直して、リトライ。



やれやれ。……んで、とりあえず一難ありながらも野菜は切り終えたと。で、次は?(--;;;;;)
鈴那「フライパンで炒めて作るの〜(^^)」
うむ。…失敗するなよ(--)
鈴那「火をつけるの(^^)」

かちっ☆

鈴那「…ふにゃ?(・・)」

かちっ☆ かちっ☆

鈴那「火がつかないの〜。仕方ないから、マッチで付けてみるの〜(;;)」
…なっ!!!! が、ガスの線がっ!? Σ( ̄□ ̄;;;;;;)

ぼっ♪

やっやめええええええええええええええええええええいっ!!!!!(--;;;;;;)
鈴那「ふにゃ?(・・)」

ズンッ!
で、電磁反応装甲(EM・リアクティヴ・アーマー)おおおおおおおっ!!!!!(--;;;;;;)
鈴那「ふにゃぅ〜!(xx)」



…さ、再度気を取り直して、リトライ。




さすさす

鈴那「ふにゃ〜。おでこ痛いの…/(;_;)\」
↑頭ぶたれた。
ったく。…貴様と一緒にメシ作ると命がいくつあっても足らんわ。間一髪、生き残れた…(--;;;;;)
鈴那「今度こそ大丈夫なの(xx)」
本当かよ…(--;;;;;)
鈴那「ガスの線、ちゃんとついてるの。火をつけるの〜(^^)」
う、うむ(--;;;;;)

かちっ☆

鈴那「ちゃんとついたの♪(^^)」
ま、まぁ。今度は大丈夫っぽいな(--;;;;;)
鈴那「炒めるの〜(^^)」

じゅ〜♪ じゅ〜♪

…(--)
鈴那「ふにゃ!? あれれ…(・・;;;;)」

ぶすぶす…

うぉい(--;;;)
鈴那「こげてきちゃったの〜!(;;;;;;)」
貴様。なーんか一つ忘れておらんか(--;;;;;)
鈴那「ふにゃにゃ!?(;;)」
油しかんか馬鹿たれっ!(--#)
鈴那「そうだったの! 忘れてたの〜!(>_<;;;;;;)」

どぼどぼどぼっ!

だからってそんなに一気に大量に入れるなっ! しかも熱したフライパンにっ!(--;;;;;;;)

ぼおおおおっ!

鈴那「ふにゃっ!!!! 火がついちゃったの!(;;;;;;;;)」
ほ、ほら。いわんこっちゃない! ………って! 今度は何を持ってる!?(--;;;;;;)
鈴那「水をかけて火を消すの〜!(>_<)」
や、やめっ!!!!! 加熱した油に水ぶっかけたら…!!!!( ̄□ ̄;;;;;;;;;;)

ざばっ!

お、遅かっ…た……か(--;;;;;;;)

しゅびびびびびびびっ!!!!
びしびしびしびしびしっ!!!!

鈴那「ふにゃにゃにゃにゃーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!(xx)」
ぎゃああああーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!(--;;;;;;;)




…さ、再再度気を取り直して、リトライ。




さすさす

鈴那「ふにゃ〜。お尻痛いの…(;_;)」
↑お尻ひっぱたかれた。
………今度失敗したらこんなんじゃ済まぬぞ。百叩きの刑に処すからな!(-□-#)
鈴那「大丈夫なの。信じて欲しいの〜(;;)」
非常に残念なことに、材料はもう残っていない。生き残った材料だけで食えるもんを作れコラ(--)
鈴那「はぁい。…味付けするの(;;)」

とぽとぽとぽ

……貴様。何を入れておる(--;;)
鈴那「ふにゃ? 赤くてきれいなソースなのっ♪(^^)」
ふぅん。それわよかったね、鈴那ちゃん。…で、そのソースは何て云う名前のソースなのかな?( ̄ー ̄;;;)
鈴那「えっとね。……タバスコって書いてあるの〜♪(^▽^)」
ほうほう。タバスコね。美味しそうだね〜( ̄▽ ̄;;;;;)
鈴那「いっぱい入れるの〜♪ きっとおいしくなるの〜♪(^^)」

ぱらぱらぱら

今度は何だい?( ̄ー ̄;;;;;;)
鈴那「白くて綺麗な粉なの(^^)」
ふぅん。それわよかったね、鈴那ちゃん。…で、その白くて綺麗な粉は何て云う粉なのかな?( ̄ー ̄;;;#)
鈴那「えっとね。…パルメザンチーズって書いてあるの♪(^^)」
ほうほう。パルメザンチーズね。美味しそうだね〜( ̄▽ ̄;;;;;;;#)
鈴那「うんっ♪ 他にもいっぱいソース入れるの♪(^^)」

どぼどぼどぼどぼ

くらあッ!!!!!( ̄□ ̄#)

すぱぁんッ!
↑怒りのハリセン攻撃!

鈴那「ふにゃあっ!!!!(xx)」
いい加減にしろ大馬鹿ねこみみろりがきゃあっ!!!! それわスパゲッティに使うもんじゃああああああああああああああああああああああああああっ!!!!! わけわからんもん見境無く入れるンじゃないわ腐れボケええええええええええええっ!!!!( ̄□ ̄######)
鈴那「ご主人様、痛いの〜!/(xx)\」
貴様ワザとやってるだろッ! 違いない! 絶対にワザとだ! そうに決まっている! 俺を苦しませて困らせて焦らせてそんなに嬉しいかっ! 楽しいか! ええこのっ!? 俺はてめぇの実験台じゃねえんだぞコラ! 偉大なるマスターをなめんじゃねぇぞつるぺた貧乳○歳児っ!(--#)
鈴那「そんなことないの! 鈴那一生懸命やってるの〜!(;;)」
一生懸命やりゃあなんでもええってもんじゃないわっ! てめぇの料理には味見っていう微調整暴走防止機能が存在せんのかっ! 歯止めってものを知らんのかこのお子様がっ!( ̄□ ̄#)
鈴那「ふにゃっ! テレビでお料理作ってる人はいっぱいいろんなものを入れていたの〜! 鈴那もあんな風に作ればきっとおいしくなるって思ったの〜!(;;)」
あれわプロが絶妙な味を引き出すために研究に研究を重ねながら作ってるものなんやっ! 貴様みてぇな危険な天然災厄娘が見よう見まねで真似するんじゃないわああああっ!!!!( ̄□ ̄#######)





















…このように、ぎゃあぎゃあやりながらも。





















結局の所、食材は尽きてしまい…。





















どよ〜ん

う…。す、凄まじい臭い(--;;;;;;;)
鈴那「鈴那の焼きそばできたの〜(^^)」
……………………油ギトギト。麺は原型とどめないまでにこげまくりのくっつきまくりの……。それに何故か焼きそばにパルメザンチーズとタバスコどっぷりで、さらに和風ワサビソースが大量にかかっていて、その上にトッピングとしてホイップクリームらしき白い物体が麺にからみあっていて、かの喫茶マウ○テンのイチ○スパすらも凌駕するような甘みが。……他にも得体の知れない多数の調味料を見境無く調合し熟成したオリジナルソースの匂いが…(--;;;;;;;;;;;;;;)
鈴那「いただきますなの〜♪(^○^)」
食うんじゃねえよっ! 捨ててこいっ!(--;;;;;;;)
鈴那「ふにゃっ! ご主人様ひどいの! 食べ物を粗末にしちゃいけないの〜!(;;)」
いいやっ! 俺の云っていることは正しい! 俺は今絶対的な真理を口にしている! なぜならば、俺と貴様の目の前にあるその物体は『食い物』に非ずだからだっ!(--;;;;;;;)
鈴那「そんなことないの〜! 鈴那が作った焼きそばなの〜!(;;)」
誰がどう見ても俺の云ってる事の方が正しいっ! そうだろ読者っ!!!! 貴様にも今ディスプレイの前でうんうんと俺に同意してくれた人がいっぱいるのぐれえわかるだろっ!(--#)
鈴那「そんなことないのっ! きっと美味しくできてるの〜!(;;)」
…あーそーかいっ! ならば責任とっててめぇが全部平らげやがれ!(--#)
鈴那「大丈夫なの〜。いただきま〜す♪(^▽^)」

ぱくっ♪

うわっ! 口に入れてしまった!(--;;;;;)
鈴那「…♪(^-^)」

もぐもぐ、もぐもぐ

…(--;;;;;)
鈴那「…〜〜〜〜〜〜〜〜っ!(;;;;;;;)」

おろおろ

…(--;;;;;;;)

鈴那「ーーーーーーーっ! ーーーーーーっ!(xx;;;;;)」

はうあう〜!

鈴那「☆■!♪×□△〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!(;;)」
水っ! 口すすげっ!!!!(--;;;;;;;)

どんっ! こくこく…

鈴那「けほけほっ! ふにゃぅ〜〜〜!(xx)」
貴様。自分がいかに危険な代物を生成したか理解しておらんな。…っていうかそれ、どこでどう混入したんだかしらんが工業用アルコールが入ってるだろ? 食ったら失明すっぞ(--;;;;)
鈴那「どうしてなの〜! ちゃんとおねえちゃんに教えてもらったとおりに作ったのに〜(;;)」
…基本的に。料理の手順は良いと思われる。手順は良いと思われる……が、ただ単にてめぇが勝手に危険なアレンジかましすぎなんじゃっ!(--#)

げしげしっ!

鈴那「ふにゃぁっ! ごめんなさいなの〜〜〜!(xx)」
謝る暇があったらさっさとその危険な代物を始末してこいっ!!!!(--#)
鈴那「ふええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!(xx)」





















このようにして…。





















私たちは自炊を諦めざるを得ない状況に追い込まれたのでした。





















ぐきゅるるる………

あぅあぅ………腹減った(--;;;;;;)

く〜〜〜………

鈴那「お腹ぺこぺこなの〜(;;)」
誰のせいだと思っとるんじゃ! ………って、でかい声出すのやめよう。余計腹が減る(--;;;;;;)
鈴那「ふにゃ〜(xx)」
人間…二、三日は水だけで生きていけると云われてはいるが……。このままの状態では一夜を越えることすらかないそうにないわ(--;;;;;)
鈴那「おねえちゃんと一緒になら上手に作れるのに〜。どうして鈴那一人じゃ作れないの〜?……(xx)」
だからそれは姉が貴様の暴走防止の安全装置こと、リミッター代わりになっているから……お?(--)

ぷるるるるっ♪ かちゃっ

ふぁい。どなたー?(--)
花鈴『もしもし。花鈴です〜(^^)』
おう。ひぅ〜か。そっちはどーだ?(--)
花鈴『はい〜。今、夕飯の用意が出来たところなんですが(^^)』
うっ………うおおおおおおおおおおっ! ひぅ〜よ早くウチに帰ってこいっ!!!! いや、帰ってきてください花鈴様っ!!!! 帰ってきて俺に美味い飯を作ってくれえええええええええええっ!!!!(--;;;;;;)
花鈴『…え? ご、ご主人様。どうしたんですか?(^^;;;;;;)』
いやなに。今日、貴様の偉大さを身に染みて実感する機会に恵まれてな。それはあたかも貴様の間延びしたほのぼのおっとり声が慈愛のこもった女神様の声に聞こえるのだよ(--;;;;)
花鈴『何かあったんですか?(^^;;;;;)』
うむ。実は……かくかくしかじかでな(--;;;;;;)
花鈴『あははは……。れ、鈴那ちゃんたら。やっちゃいましたか(^^;)』
どーやってあの暴走天然娘を制御できているのか、今度ご教授願うよ。…しっかりと厳戒態勢で作らせたつもりだったんだがなぁ(--;;;;;)
花鈴『暴走って…(^^;;;;;)』
鈴那「鈴那暴走なんてしてないの〜!(;;)」

ぽかぽかっ!

はいはいっ。電話中なんだから静かにしたした(--)

がしっ!

鈴那「ふぎゅっ!(xx)」
…まー。それはそうと、そっちはどうだ? いぢめられたりしてないか?(--)
花鈴『そんなこと全然ないです。みんな、優しく接してくれますよ(^^)』
そうかー(--)
男子1『うっわー! 今日の夕食、すごい豪華!!!(;▽;)』
男子2『美味しそう!!!! すぐにでも食べたい〜!(>▽<)』
男子3『沖野さんすごい! これだけの御馳走を一人で作ったの!?(・▽・)』
女子1『手作りのデザートまであるんだっ! すごーいっ!(・▽・;;;;)』
花鈴『あ。みんなお風呂から出てきたみたいです。…そろそろ夕飯にしますので(^^)』
あいよー。んじゃ、またなー(--)
花鈴『はい〜。おやすみなさいです〜(^^)』

かちゃっ

………………くそぉ。飢えに苦しむ我々に対し、向こうは料理の名手・沖野ひぅーの豪華な晩飯かよ。同じ姉妹でどうしてこうも腕の差が着くのだ?(--;;;;;;)
鈴那「鈴那、暴走なんてしてないの〜!(xx)」





















ここで少し視線を変えてみよう。





















花鈴「おかわりいっぱいありますから。遠慮なく食べてくださいね(^^)」
男子達「はーいっ!(^^)」
女子達「は〜いっ!(^^)」
男子1「沖野さんっ! おかわりくださいっ!(>▽<)」
花鈴「ええっ。もうですか!? 早いですぅ〜(^^;;;;;;)」
男子1「だって、美味しいんだもんっ!(^^)」
男子2「あっ! ずるいぞお前っ! 俺も沖野さんにおかわりもらうんだっ!(T_T#)」
男子3「俺もおかわりくださいっ! 山盛りでっ!(^^)」
花鈴「ひぅっ! は、はぃぃ〜。順番にお願いしますぅぅ〜!(・・;;;;;;)」
男子4「美味い美味いっ! こんな美味しいご飯、もぉのすっごい久しぶりに食べたよ!(^^)」

がつがつがつがつっ!

美穂「あーもうっ。でれでれしちゃって鼻の下伸ばしてさ。あんたたち、前の合宿であたしがご飯作ったときはな〜んにも反応しなかったくせに。なによっ!(--#)」
男子達「だって沖野さんの手料理だもんっ!(^▽^)」
女子達「だってご飯もデザートも最高に美味しいんだもんっ!(^▽^)」

ばきっ!

花鈴「は、箸折っちゃダメ〜(^^;)」
美穂「う、うぅ。男子だけならまだしも、女子まで。…ぐっ。ど、どーせあたしは武骨な体育会系女ですよ。巨乳で優しくておしとやかな花鈴ちゃんとは根本的に違いますよ〜だ。ふんっ!(--#)」
花鈴「み、美穂ちゃん〜。落ち着いて〜(^^;)」
男子達「沖野さんっ! 僕達と一緒にご飯食べよ〜っ!!!!(^^)」
花鈴「は、はいぃ〜。いいですよ〜(^^;;;;;;)」
美穂「こらぁっ! あんたたち花鈴ちゃんになれなれしく接するんじゃないわよっ!(--#)」





















一方その頃。





















ぐふ……。楽しそうな向こうに対し、俺らは完全な兵糧責め状態か……(--;;;;;)
鈴那「おなかすいたの〜!(xx)」

ぐきゅるるる……

く、くそおおおおおおおおおっ! 何が悲しゅうて花鈴小屋マスター(ごしゅじんさま)である俺が下僕のひぅ〜より貧しい食生活を送らなあかんっ! ふざけんじゃねぇやってられっか馬鹿野郎っ!!!! こーなったら最後の手段! 食いに行くぞっ!(--####)
鈴那「嬉しいの〜♪ ごはんなの〜♪(^^)」
…それはそうと、食いに行くとしても何を食うか。………んーむ(--)
鈴那「う〜んとね(・・)」
うーむ。うーむ(--)
鈴那「ハンバーグ食べたいの〜(^^)」
ふん。やはりおこちゃまにはおこちゃまの味覚しかねぇようだな(--)
鈴那「そんなことないの! ハンバーグ美味しいの〜! ご主人様、ハンバーグ嫌いなの?(;;)」
馬鹿野郎っ! 大人の俺があの素晴らしい味を嫌いなわけなかろうがっ!(--#)
鈴那「じゃあ、ハンバーグ食べに行くの〜(^^)」
いーや。今日は中華食いてぇ。俺の第七感に目覚めた味覚神経が今日は中華料理を食す日であると伝えている(--)
鈴那「ハンバーグ食べたいの〜(^^)」
中華(--)
鈴那「ハンバーグ〜(^^)」
中華料理っ!(--#)
鈴那「ハンバーグ食べたいの〜っ!(^^)」
俺は中華料理を食いたいんやっ!(--#)
鈴那「鈴那、ハンバーグ食べたいの〜っ!(;;)」
マスターである俺が中華を食いたいっつーたら中華に決定なんじゃっ!(--#)
鈴那「ハンバーグがいいの〜!(;;)」
中華中華中華中華っ!!!!(-□-#)
鈴那「ハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグっ!(>_<#)」
中華っつったら中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華あああああああああああッ!!!!(-□-#)
鈴那「鈴那、ハンバーグ食べたいの〜っ! ハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグっ!(>_<#)」
中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華中華あああああああああああッ!!!!(-□-#)
鈴那「ハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグハンバーグっ!(>_<#)」

ぐきゅるるる……

ぐふっ。……メシのことで言い争うのはよそう。更に腹がすく……(--;;;;;)
鈴那「にゃぅぅ……。おなかぺこぺこなの〜……(xx)」
このままじゃ埒があかん。よぉし。それならこうしようじゃねぇか!( ̄ー ̄)

ばんっ!

鈴那「トランプ?(・・)」
いつもいつもいっっっっっっっっつも、貴様に負けてばかりやからな。今度こそ神経衰弱で貴様を完膚無きまでにたたきのめしてとっちめてやるっ!( ̄□ ̄#)
鈴那「負けないの〜!(^^)」
しかし。ただメシを食いに行くだけってのもつまらんしな。……よし。明日の朝まで、勝った方が負けた方に何でも命令出来るということにしようっ!(--)
鈴那「ふにゃぅ〜♪ 鈴那、頑張るの〜!(^▽^)」
三戦勝負でいくぞっ! 覚悟しろろりっこ!(-□-#)





















…それから十数分後。





















近所のファミリーレストランにて。
ウェイトレス「お待たせしました。グリル焼きハンバーグステーキでございます(^^)」
鈴那「わぁ〜い♪(^^)」
………ちっ。何故にこいつがこんなに勝負強いんだか。見事なまでに零封の完全敗北とはなァ。……ほらほら、お前の好きなもの何でも頼んでいいからがっつくなよ。ゆっくりと噛みながら食え(--;;;;;)
鈴那「はぁい♪(^^)」

ぱくぱく

鈴那「おいしいの〜♪(^▽^)」
ああっ! こらこら。ほっぺにご飯粒ついてる!(--;;)

ぴとっ

鈴那「ふにゃ?(^-^)」
お前…やっぱり正真正銘の1○歳やな(--;;;;)
鈴那「ご主人様も一緒に食べるの〜♪(^^)」
はいはい。わーったわーった。食う食う。だからゆっくり食え(--)
鈴那「あ〜ん、するの(^-^)」
んなっ! 公衆の面前でろりこんと誤解されそうな真似が出来るかっ!(--;;;;;;)
鈴那「ご主人様、さっきいったの〜! 鈴那のいうこと何でも聞いてくれるっていったの!(;;)」
……ぐっ。むむむ……。わ、わかったわい! 男に二言はあんまりないっ! ほれ! あ〜〜〜!( ̄□ ̄;;;;)
鈴那「はい〜なのっ♪(^^)」

ぱくっ♪

むぐむぐ。……んむ。確かに美味いな。はっ!?(--;;;;;;)
何気なく辺りを見回すと…。ひそひそと、若い女性客の一団が…。
げ…(--;;;;;;)



女性1「ねえねえ。あの人みて。あんな小さな女の子に食べさせてもらってるわよ( ̄▽ ̄;)」
女性2「もしかして、誘拐犯かな?(^^;)」
女性3「嫌ね〜。完璧にロリコンよ〜。この時間にあんな娘つれてるなんて、絶対不自然よ!(^^;)」
女性4「兄妹って感じでもないしね〜。通報してみる?(^^)」



うぅぅ。違う…違う。俺はろりこんではないのに……。誤解だ。誤解しないでくれえええ〜〜〜! 頼むからまりに○く氏と俺を一緒にしないでくれ〜〜〜!(--;;;;;;)
鈴那「ご主人様〜。一緒に飲むの〜(^^)」
ぐはっ! ツインのストローつきジュースかよっ!!!!(--;;;;;;)
鈴那「甘くて美味しいの♪ ご主人様も〜(^▽^)」
わかったわかったわかった! 飲みゃあええんやろ! 飲めばっ! こうなりゃ自棄じゃっ!(--;;;;;;)

ちゅ〜〜〜っ♪



女性1「あの人。あの娘にご主人様なんて呼ばせてるわよ!( ̄▽ ̄;)」
女性2「や〜ね〜。変態よ。ロリコンよ( ̄▽ ̄;)」
女性3「でも、あの娘すっごくかわいいね(^^)」
女性4「うんっ! 抱っこしてあげたくなっちゃうね(^^)」



えぅえぅえぅ……。俺は変態じゃねぇ〜。ロリコンでもねぇ〜……。ぐっすん(--;;;;;;)
鈴那「パフェ〜♪ 甘くて冷たくて美味しいの〜♪ ご主人様にも食べさせてあげるの〜♪(^▽^)」
ああ、はいはいはいはい。食いますったら食いますよぅ鈴那様(--;;;;;)

ぱくっ♪






















こうして、私にとっては拷問のような…彼女にとっては楽しい時間は過ぎてゆき。





















つ、つかれた……(--;;;;;;)
鈴那「お腹いっぱいなの♪ ハンバーグ美味しかったの〜♪(^^)」
あーあ。暫くの間あの店には行けんなァ……。常連客にも注目の的で散々誤解されたっぽいからなァ。近くの店なのに……(--;;;;;)
鈴那「ふにゃ?(^^)」
あー。何でもないから気にするな。…ほれほれ、さっさと風呂入ってこい。沸かしてあるから(--)
鈴那「ご主人様も一緒に入るの〜(^▽^)」
……………………は? 貴方様ハ今何トオッシャイマシタカ?(--;;)
鈴那「ご主人様云ったの。『何でも云うこと聞く』って。だから鈴那と一緒にお風呂はいるの〜(^^)」
お、お前何考えておるのじゃっ!!!! いくら何でもそれはやばいだろおいっ!!!!(--;;;;;;)
鈴那「どうしてなの?(・・)」
どうしてって、お前な。戸籍のミスにより名目上は14ということになっているが貴様は実は1○歳というオフィシャル設定だしな。それと風呂に入ったとしたら俺はかの有名なまりにゅ○君と同等の烙印を押されてしまい、非常にやばいことに………(--;;;;)
鈴那「早く入るの♪(^^)」

ばっ!

云ってる側から脱ぐなあっ!!!!(--;;;;;;;)
鈴那「てへ♪ ご主人様、恥ずかしがってるの〜(^^)」
恥ずかしがっておらんわっ!!!!(--#;;;;;)
鈴那「でもね。鈴那もちょっぴり恥ずかしいの。てへへ♪(^-^)」
む、無防備なろりっこ……(--;;;;)




「鈴那と一緒にお風呂入るの♪」



鈴那「早くお風呂〜♪(^▽^)」
あぅあぅあぅ……。ひ、引っ張られてゆく………。地獄の一丁目に……(--;;;;;;)

………

鈴那「ご主人様〜。背中洗ってあげるの〜(^^)」
や、やめてくれええええええええええっ! この後のオチが見えたわっ!(--;;;;;;;)

つるっ♪

鈴那「ふにゃっ!(;;)」
ほ、ほら………。お約束だ…。お約束すぎる…(--;;;;;;;)

ばきっ!

がふっ! お、桶あたっく……。お約束としてこの後コンボが来るんだろ? ええっおいっ!?(--;;;;;)

ざばあああっ!

ぎゃーーーーーーーーーーーーっ!!!!! 熱湯ーーーーーーーーーーーーっ!!!!!(xx)
鈴那「ごめんなさいなのごめんなさいなのごめんなさいなのぉ〜〜〜〜〜〜!(;;;;;;;;)」
い、いや……。悪気はないのはわかる……が。………あまり……はしゃがないで…………くれ(--;;;;;)

がくっ!

鈴那「ご主人様〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!(;;)」






















閑話休題(それはさておき)





















ごしごし

あいててて……(--;;;;;)
鈴那「ごめんなさい……(;;)」
ああ、怒ってないから気にするな。謝らないでいい(--)
鈴那「でもぉ……(;;)」
ふん。俺は貴様のマスターだ。これくれぇのことお見通しよ! ………でも、予測していながらコンボを全く防げなかったけどね。とっても格好悪いことに( ̄ー ̄;;;)
鈴那「鈴那……。おねえちゃんみたいに器用じゃないの…。悲しいの……(;;)」
まぁ、人にはそれぞれの悩みってのがあるもんさ。不器用なことくらい気にするでない(--)
鈴那「それだけじゃないの! 鈴那…。牛乳いっぱい飲んでるのに、全然おっぱい大きくならないの……。ぺったんこのままなの…(;;)」

ふにふに

そこはそれ。ひぅ〜のやつはひぅ〜のやつで、でかいことを気にしていたぞ。でかくてもいい事なんてなにもないってな(--)
鈴那「でも、鈴那はおねえちゃんみたいにおっきな胸になりたいの〜(;;)」
ま、上手くいかないものだけど。…お前にはお前のいいところがあるさ(--)
鈴那「どんなとこ?(・・)」
そうだな。……例えば(--)
鈴那「たとえば?(・・)」
…………(--)
鈴那「…………(・・)」
………………………すごい料理を作ることができるとか(--;;)
鈴那「ぜんぜんよくないの〜!(xx)」
ま、そいつぁ冗談だが。貴様には人の心を和ませる魅力があるのは確かだと思うぞ(--)
鈴那「よくわかんないの(;;)」
世の中荒んでるからな。貴様のよーな元気なろりっこを見てると心が和むろりこんが多数いるってことだ(--)
鈴那「そうなの…(・・)」
そらそーだ。そうやろ? ディスプレイの前でハァハァしていそーな人達よ(--)
鈴那「ふにゃ?(・・)」
ほら。この瞬間、心の中で同意した連中が多数いるさ( ̄ー ̄)
鈴那「ふにゃにゃ?(・・)」
…さて、そろそろあがるとするか(--)
鈴那「はぁい(^^)」
腰に手ぇあてて、風呂上がりに牛乳飲むぞっ!( ̄□ ̄#)
鈴那「うんっ♪(^^)」











































………で(--;;;)
鈴那「なぁに?(^^)」
なーんで俺がねこみみパジャマを着なきゃあかんかな…(--;;;;)
鈴那「鈴那とお揃いのパジャマ着て一緒に寝るの〜♪(^^)」
はいはい。わーったわーった。着りゃあええんやろ。着りゃあよ……。っとに。勝てば官軍負ければ賊軍…。勝負は厳しいのぅ(--;;;;)
鈴那「ぺんぎんさんパジャマもあるの〜(^^)」
……ねこさんパジャマでいいです(--;;;;)
鈴那「鈴那も着るの〜♪ …ふにゃっ!(;;)」

ばふっ!

…(--)
鈴那「ふにゃぅぅぅ〜〜〜〜っ!(;;)」

じたばたじたばた

鈴那「ふにゃにゃにゃにゃーーーっ!(xx)」
………なにやってんの? お前(--;;)
鈴那「パジャマが足にひっかかっちゃったの〜〜〜〜〜!!!!(xx)」




「ふにゃにゃにゃにゃーーっ!!!」



しゃあないのぅ。ほれ(--)

するするっ

鈴那「ご主人様、ありがとうなの(;;)」
………はっ! こ、この光景はやばい! これではまるで俺がろりっこのパジャマを無理矢理剥いでるシーンではないかっ! それでは誰がどう見ても単なる変態野郎ではないか!(--;;;;;)
鈴那「ふにゃ?(・・)」
いーから早く服着ろっ!!!!(--;;;;;)
鈴那「うん。……んしょ、んしょ。よいしょ(・・;;;;)」

ごそごそ

……ふー。っとに、手ぇかかるおこちゃまやな。お前は(--;;;;)
鈴那「てへへ(^-^)」
さーさー。疲れたから、そろそろ寝るぞ(--;;)
鈴那「うん。……えへへ。ご主人様〜♪(^^)」

きゅ〜っ♪

あんだよ甘えて。引っ付くなって(--;;;;)
鈴那「暖かいの〜(^^)」
ああもう。…電気消すぞ(--)

かちっ☆

鈴那「ふにゃ……。ご主人様ぁ(;;)」
あんだよ(--)
鈴那「お話してほしいの(;;)」
……暗いのが怖いのか?(--)
鈴那「…うん(;;)」
ふぅ……。やれやれ。急に話せといわれてもな。そうだな…お前の姉もそろそろ眠りにつくころやな(--)
鈴那「うん。……あのね、ご主人様(・・)」
あいあい。あんだよ(--)
鈴那「鈴那とおねえちゃんって、にてるのかなぁ?(・・)」
……似てるといえば似てるし。似てないといえば似てないな。何とも云えない(--)
鈴那「鈴那ね…。おねえちゃんみたいになりたいの。おねえちゃんみたいにお料理上手になって、おっぱい大きくなってみたいの…(;;)」
……ふん。さっきも云ったろ? あいつにはあいつの。お前にはお前のいいところがあり、互いに互いの異なった悩みってものがあるってさ。お前はいつも一生懸命やってるじゃないか。そんならそれでいいじゃないか。姉のことを特別羨むような必要はないだろう?(--)
鈴那「うん…(;;)」
よしよし。不安なんやな、お前は(--)

ぐしぐし

鈴那「にゃ?(//-//)」
今はともかく、いつか努力が報われるときが来るさ。そう信じろよ(--)

ぐしぐし

鈴那「ふにゃ〜♪(^▽^)」
よく似てるよ。花鈴とお前はよ…(--)
鈴那「どんなところがにてるの?(^^)」
健気で努力家で天然入っているところとか、な(--)
鈴那「そうなんだ〜。嬉しいの〜(^^)」
…さ。話はお終いだ。そろそろ寝るぞ。子供は良い夢を見る時間だ(--)
鈴那「うんっ♪ ……あのね、ご主人様〜♪(^▽^)」
…あ?(--)

ちゅ♪

………ぬはっ!(-△-;;;;)
鈴那「お話ありがとなの。おやすみなさいなの〜(^^)」
あ、ああ。おやすみ(--;;)
鈴那「ふにゃふにゃ…………す〜……Zzz(-.-)」

きゅ〜〜〜♪

……あらら。もう寝ちまった。……俺を抱き枕にして(--)
鈴那「す〜す〜〜〜………(-.-)」
俺も寝るとするか。…楽しい夢を見ろよな(--)

ぐしぐし

鈴那「ふにゃ♪(-▽-)」






















こうして





















無邪気で元気な





















妹みたいな女の子との一日が過ぎていきました。





















が…






















花鈴「ひぅっ!!!! き、キッチンが………(;;;;;;;;)」
なはははは。悪ぃ。俺ではふにゃぅを御し得なかったわ/( ̄▽ ̄;)
鈴那「おねえちゃん、ごめんなさいなの〜(xx)」





















数日間分の激闘により、汚れに汚れまくってしまったキッチンを見て





















一人、呆然とする少女がいたのもまた事実なのでした♪






















ごしごし、ごしごし

嗚呼…。拭いても拭いてもキリがないわな(--;;;;;)
花鈴「あ、あはは。…鈴那ちゃん。めげないで、一緒にがんばろ♪(^^;)」
鈴那「鈴那、負けないの〜!(;;)」





















彼女の、今後の挑戦に期待するとしましょー( ̄▽ ̄;)






















おしまい






















次回に続く



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