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【布団が欲しいみゃ!】



鞠音「みゃー! みにゃるでぃのバカはいるかみゃ!(--#)」
花鈴「あ、鞠ちゃん(・・)」
あんじゃアホねこ! 人を馬鹿呼ばわりするんじゃねぇこの馬鹿猫!(--#)
花鈴小屋の飼い猫的存在。オッドアイの猫又娘、鞠音。
鞠音「なんだじゃないみゃーーー! あたしの布団どうにかするみゃッ!(--#)」
布団だぁ? 布団がどーしたってんだコラ。吹っ飛んだなんていったら蹴ったおすぞ(--#)
鞠音「あんたみたいなバカオヤジと一緒にするんじゃないみゃっ!(--#)」
ぬっ!? 貴様! 俺をオヤジ呼ばわりすっか!(--#)
花鈴「鞠ちゃんの布団が、どうかしたの?(・・;;;;)」
鞠音「ボロボロなんだみゃーーー! 寒いんだみゃ! どうにかするみゃ!(--####)」
花鈴「ボロボロって、どうしたの?(・・;;;;)」
鞠音「この前みにゃるでぃのバカがボロボロにしたんだみゃーーー!(--####)」



…………



いつものように、鞠音と喧嘩を始めるご主人様。
てめーーーこの野郎! アホ猫の分際でご主人である俺に逆らおうってのかコラ!(--#)
鞠音「ふみゃーーーーーっ! やんのかみゃっ!(;;#)」
上等だ! きやがれこのど畜生がッ!(--#)
鞠音「みゃーーーーーっ!!!! 引っ掻いてやるみゃーーーー!!!!(;;#)」
人の手から猫手に変化して爪を立て、飛びかかる鞠音。
何のぉっ! 布団しーるどおおおおおっ!!!!(--;;;;;)

ばりばりばりっ!

鞠音「みゃああっ!? あ、あたしの布団になにすんだみゃバカぁっ!!!!(;;;;;;;)」
馬鹿野郎! 引っ掻いたのはてめーだコラ!(--#)
鞠音「ふざけんじゃないみゃ! ぶっ殺すみゃーっ!(;;#)」



…………



と、いうことがあってな(--)
鞠音「このバカのせいであたしは今、毛布しか使えないんだみゃ! 寒いんだみゃ!(--#)」
花鈴「『と、いうことが』じゃないですよぉ〜。もう。ボロボロ……(xx)」
ため息をつきながら、ボロボロの布団を繕う花鈴。
鞠音「あんたが布団を盾に使わなきゃこんなことにはならなかったんだみゃ!(--#)」
あんだと。てめーが引っ掻いてこなかったらンなことにはなってねーんじゃボケ!(--#)
鞠音「やんのかみゃあああっ!!!(;;#)」
上等だ! くらえっ!!!! 真空波動拳!(--####)

ぼっ!

花鈴「ひぅぅぅっ! ふ、布団が!(;;;;;;)」
鞠音「みゃあああっ!? あたしの布団に何すんだみゃバカーーーー!(;;;;;;)」
花鈴「もぉ……なんてことするんですかぁ……(xx)」
知るかアホ!(--#)
もはや繕うどこではなく、燃えて灰になってしまったのであった。
花鈴「布団くらい、買ってあげてくださいよぉ(xx)」
知るかっつーとる。悠希の野郎でも駆り出せや(--#)
と、いうわけで。買い物に行くことになったのであった。



次回に続く!



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