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【猫に小判だ!】
鞠音「みゃ? ふみゃみゃみゃみゃ?(・・;;;)」
テーブルの上に何か光る物が置いてあった。
鞠音「……なんだみゃ〜? これ(・・;;;)」
丸みを帯びて細長く、金色に光り輝くそれは。
鞠音「よくわかんないけど、変な物だみゃ〜……(--;;;)」
つんつん
鞠音「そだみゃ〜! 花鈴に聞いてみるみゃ!(・▽・)」
わからないので、一番頼りにしているお姉さんみたいな人・花鈴に聞くことにした。
……
そして花鈴をみつけて『これなんだみゃ?』と聞いてみた。
花鈴「あ、それはね(^^)」
それは小判とゆーものだ。俺が庭掘ってて偶然めっけたのだ(--)
鞠音「小判?(・・)」
花鈴「うん(^^)」
おめーがもってても役に立たない物の代表例だ(--)
鞠音「何かむかつくみゃ(--#)」
諺で、『猫に小判』というてな。貴様みてーな小判の価値をわかるはずのねーアホ面した中身もアホなアホ猫に与えても役にたちゃしねぇ、ということを云うのだ。まさに無用の投資、資源の無駄遣い、極上の料理に蜂蜜ぶっかけるくらい無駄でもったいないお化け(=ghost of mottainai)が出そうなことである、とな(--)
鞠音「ふみゃーーーーーーー! 馬鹿にすんじゃないみゃーーーーーー!(;;###)」
花鈴「そんなこといっちゃダメです。鞠ちゃんいじめちゃだめですよぉ(xx)」
鞠音「ふんっ。あんたなんかに聞かないみゃ! ……それで花鈴。小判って、何みゃ? 何に使うものなんだみゃ?(・・)」
花鈴「大昔のお金だよ(^^)」
鞠音「そうだったのかみゃっ!!!!! Σ( ̄□ ̄;;;;;)」
うむ。ちなみに、お店での両替もできるしATMで下ろすこともできるんだぞ。そして意外な事に自販機でも使えるんだぞ! 試しに何か買ってこいや( ̄ー ̄)
花鈴「できません! ……もぉ、鞠ちゃんに嘘教えないでください!(xx)」
鞠音「ねえねえ、みにゃるでぃ〜♪( ̄ー ̄#)」
あんじゃい(--)
ばきっ!
ぐふっ!(--;;;)
ご主人様の顔面に思いっきり猫手の強パンチ『ねこすまっしゅ』がクリティカルヒットしていた。
鞠音「馬鹿にするんじゃないみゃーーーっ!(--#####)」
ってええええ!(--;;;)
鞠音「あんたなんて大っ嫌いみゃ!(--#)」
花鈴「もぉ……。鞠ちゃん怒っちゃった。ご主人様が悪いですよぉ(xx)」
怒った鞠音はご主人様をどついて、どこかに行ってしまった。
でも。
鞠音「でも。きれいだからお部屋に飾っておくみゃ♪(^^)」
実は、その小判は貴重な小判で、お値打ち品で
現代のお金に換算するとすごい額になる……
鈴那「ふにゃっ! きらきらして綺麗なの〜♪(^^)」
鞠音「鈴那もそう思うみゃ? ぴかぴかしてるみゃ〜♪ 大切にするみゃ♪(^^)」
なーんて事は、純粋な二人は知らないのであった。
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