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【好敵手伝説!(六)】
ふふふ。五、六回にわたって俺ら華恋小屋の面々を紹介をしてきたが。どうだったかな?( ̄ー ̄)
華恋「あたいらのこと、よくわかっただろ?( ̄ー ̄)」
今後もみなるでぃの野郎に負けずにいろいろやっていきたいと思うのでな( ̄ー ̄)
華恋「いつか花鈴小屋を全部華恋小屋にしてやらあ! ま、今後ともよろしく頼むわ( ̄ー ̄)」
それでは貴様ら。またどこかでな!( ̄ー ̄)
熱きパチ連中の
今後の活躍に、期待大だ!
と、締めようとしたら背後から声がした。
螺鎖「あ〜の〜( ̄ー ̄)」
ぬっ!
透けた姿の幽霊が。
華恋「だあッ!?(--;;;)」
どわっ! びっくりしたぞコラっ!(--;;;)
現れたのは、華恋小屋の守護幽霊・螺鎖。
螺鎖「皆さん、私のこと完全に忘れていませんか〜?( ̄ー ̄)」
華恋「忘れてるも何も(--;;;)」
お前、誰だっけ?(--;;;)
螺鎖「ひどいですわ〜。くすくすくす( ̄ー ̄)」
ふよふよふよ
華恋小屋ご主人様・あろうず君の肩に取り付く螺鎖。
うぉら! 取り憑くなァーーーーッ!(--;;;)
華恋「っていうか思い出した! お前螺鎖だろ?(--;;;)」
螺鎖「はい〜。くすくすくす。華恋小屋の守護自縛霊。螺鎖でございますわ( ̄ー ̄)」
俺も今思い出した。あまりにも存在感ないから完全に忘れ去ってた。それに、守護幽霊って何だよおい(--;;;)
華恋「てゆーかさぁ、存在感がないのが螺鎖の個性ってもんだろ?(--;;;)」
まあ、そうなのだが。いつもどこで何やってんだかわからん奴だしなぁ(--;;;)
螺鎖「失礼ですわ〜。私はいつも、マスターの近くにいて守護をしておりますわ( ̄ー ̄)」
こいつに守ってもらった記憶はないぞ(--;;;)
華恋「っていうか、取り憑いてマスターの養分吸い取ってんじゃねーのか!?(--;;;)」
螺鎖「そんなことはあんまりないですわ。少しだけ、マスターのエネルギーをいただいてるだけですわ。くすくす( ̄ー ̄)」
ちゅうううう……
密かにパチご主人様の生命エネルギーを吸い取っていたのであった。
のおおおおっ!!! この野郎! どーりで最近肩が重いと思った!(--;;;)
華恋「お祓いしてもらえお祓い!(--;;;)」
夜
みんな寝静まった深夜。
螺鎖「眠れませんわ。くすくすくす( ̄ー ̄)」
幽霊は、眠るものなのだろうか。
螺鎖「……。少しだけ、弾かせてもらいますわ( ̄ー ̄)」
螺鎖は、冥界で買ったお気に入りのギターを取り出して。
螺鎖「実は私。ハードロックが好きなのでございます( ̄ー ̄)」
きゅっきゅっ……
チューニングも手慣れたものだ。
螺鎖「それでは少しだけ、皆様を起こさないように静かに弾きますわ。曲名は『地獄の子守歌』でございます( ̄ー ̄)」
ぎゅっ……きゅいいいいーーーーーんっ!
キュッキゅっきゅ! ぎゅいいいーーーーーんっ!
螺鎖「くすくすくす。やっぱりロックはいいですわ〜。魂を震わせますわ〜。生きてる気がしてきますわ〜( ̄ー ̄)」
と、幽霊が生き生きと説得力のないことを云う。
ぎゅいいいーーーーーんっ!
うるせえバカヤローーーーーーーーーーーっ!!!(--;;;)
華恋「誰だこんな真夜中にギター鳴らすんわ!(--;;;)」
玲美「すっかり目がさめてしまったですのよ!(--;;;)」
螺鎖「あらあら、皆さんおそろいで。起こしてしまったようで申し訳ございませんわ( ̄ー ̄)」
んなでかい音だしゃだれでもおきるわ!(--#####)
螺鎖「ですが、毬奈様は眠っておりますわ( ̄ー ̄)」
毬奈「わふ……Zzz( ̄ω ̄)」
大音響に動じる事なく眠り続ける毬奈。
こいつは別ッ!(--;;;)
華恋「てゆーかよ。あたいは思うんだが(--;;;)」
うむ。俺も多分同じ事を思っている!(--;;;)
玲美「私もですわ(--;;;)」
毬奈「私もわふ( ̄ω ̄)」
いつの間にか起きてる毬奈。
螺鎖「あらあら、なんでございますか? くすくすくす( ̄ー ̄)」
皆、口をそろえて云いきった。
華恋「おめぇ誰だ?(--;;;)」
貴様誰だ?(--;;;)
玲美「どちら様でございますですの?(--;;;)」
毬奈「誰わふか?( ̄ω ̄)」
螺鎖「あらあらあらあら。皆さんおそろいでひどいですわ〜。くすくすくす( ̄ー ̄)」
やっぱり名前を覚えてもらえない螺鎖なのだった。
彼女の逆襲やいかに?
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