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【ふ・と・こ・ろ】





夏のある日。





暑い(--#)
沙羅「はい(--)」
暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い!(--####;;;;;)
沙羅「はい(--)」
はいじゃない。何とかしろ! てめー、雪女だろが!(--####)
沙羅「では、いちごみるく味のかき氷でもいかがですか?(--)」

すっ

極めて自然にさりげな〜く、イチゴミルクシロップのかかったかき氷を出す守護式神・沙羅。
……。おい。今、どこから出した?(--;;;;;)
沙羅「懐ですが?(--)」
……この前は蕎麦を出してたよな?(--;;;;;)
沙羅「そうですが(--)」
平然とぬかすな四次元装束な女ドラ●もん! どーなってんじゃ貴様の懐わ!(--;;;;;)
沙羅「ですが……(--)」
ですがもデスラー総督もヤマトも波動砲もコスモタイガーもない! 調べてやる!(--;;;;;)

ばっ!

そしてご主人様は、沙羅の戦闘装束の胸の所……懐をあけて顔を埋めて……。
沙羅「マスター(--)」
どこに何がしまってあるんじゃーーーーーー! どこにカクゴール器(かき氷を作る機械)がしまってあるんじゃーーーーー! サラシしか見えねーぞコラーーーーー!(--;;;;;;)

ごそごそごそごそ

沙羅「おやめください(--)」
うおーーーーーー!(--;;;;;)

ふにゅふにゅ

む。何か柔らか……。って、ちがーーーーーうっ!(--;;;;;)





それは、端から見ればとってもアヤシイ風景。





っていうか単なる変態野郎。





ふぬぉーーーーーーーー! ど畜生! 何もみつかんねぇぇぇぇーーーーーー!(--;;;;;)

がさごそがさごそ

沙羅「花鈴様。鞠音様。鈴那様……(--)」
花鈴「ご主人様〜……。ひぅっ! Σ(;;;;;;;;)」
鞠音「なにやってんだみゃ変態!(--;;;;;;;)」
鈴那「ふにゃにゃ〜? ご主人様、沙羅おねえちゃんのおっぱい触ってるの〜?(・・)」
げ! 違う違う違う違うっ! ご、誤解だぞ! 誤解してるぞ貴様ら! これは、俺の手足たる式神の不思議を解明するためにだなッ!(--;;;;;)
それは、あまりにも説得力のない言葉だった。





…………





それから数分後。
沙羅「……かくかくしかじか、ということなのです(--)」
うむうむ。そうだそうだ(--)
沙羅の冷静な説明により、誤解はとりあえず一応晴れた。
花鈴「もう。何てことするんですかぁ……(xx)」
鞠音「変態には変わりないみゃバカ!(--#)」
うるせぃ! みてろよ沙羅公! 今度絶対貴様の四次元懐の実態を科学的に解明してやっからな!!!!(--;;;;;)
鞠音「いい加減にするにゃ! 変態!(--#)」

ばきっ!

ぐおっ! あにしやがるこのアホ猫!(--####)
沙羅「マスター(--)」
鞠音「やるかみゃ!(--####)」
沙羅「鞠音様(--)」
花鈴「ご主人様も鞠ちゃんも、やめてくださいよぅ〜(xx)」
沙羅「おやめください(--)」





相変わらず騒がしいリビング。





でもやっぱり、全く動じない娘が一人。





鈴那「かき氷、冷たくてとってもおいしいの〜♪(^^)」





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