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【なんでやねん!】
ぬほっ! こ、これわまさかッ! Σ( ̄□ ̄;;;;;;)
リビングにて、何かを食っていていきなりビクッと跳ね上がって驚くご主人様。
のーーーーのーーーーのぉぉぉーーっ!( ̄□ ̄;;;;;;;)
そして、一気に赤く火照って熱くなっていき……。
じたばたじたばた
辺りをごろんごろん転がってのたうち回るのだった。
うきょーーーーうきょきょーーーーーー! うきょおおおおあーーーーーっ! かたやまうきょおおおおっ! こまつさきょおおおおっ! のひょおおおーーーーっ! あばばあばばばあばうばばばばばぐぼぁああああーーーー!( ̄□ ̄;;;;;)
花鈴「ご主人様。大きな声出してどうしたんですか?(・・;;;;)」
そんなとき、ドアが開き花鈴が現れる。
ひひひ、ひぅーーーーっ! たたた、助けてくれぇぇぇぇぇぇっ!!!!(--;;;;;;;)
花鈴「え? え?(;;;;;;;)」
がばっ!
花鈴「ひぅっ!?(;;;;;;;)」
かかか、身体がああああああっ!!!!(--;;;;;;)
そして、花鈴に襲いかかるように押し倒すのだった。
花鈴「ご、ご、ご主人様ぁぁっ! な、何をするんですかぁぁ〜〜〜!!!! や、やめてください〜〜〜!(;;;;;;;)」
すすす、すまんんんっ! わわわ、わかっちゃいるけどか……身体が勝手に動いてしまって全く制御できないんじゃあああああああっ!!!! やばやばやばすぎなんじゃあああああっ!!!! まじやばいんじゃ! 助けてくれぇぇぇっぇえぇえええっっえ! 俺の身体を静めてくれぇぇぇぇっっぇっっぇ!(--;;;;;;)
花鈴「そそそ、そんなこといわれても! だ、だだだ、だめですぅぅぅ〜〜〜〜! ふぇぇ〜〜〜〜ん!(xx)」
と。そんなとき。
すっ
沙羅「マスター。失礼(--)」
音もなく現れる沙羅。そして、素早く片手をあげ……。
沙羅「なんでやねん(--)」
びしィっ!
あびるゆゥっ! Σ( ̄□ ̄;;;;)
ご主人様の後頭部に強烈な手刀……空手チョップがクリーンヒットし、一撃でダウンさせていたのだった。
花鈴「さ、沙羅さん……(;;)」
沙羅「花鈴様。ご無事で(--)」
きゅう……(--;;;;;)
…………
花鈴「……エネルギー強化薬ですかぁ?(xx)」
う、うむ。ちと未来デパートのカタログを見ていてな。面白そうだなと思って買ってみたのだが……(--;;;;;;)
沙羅「実は精力増強剤だったのですね(--)」
うん。未来デパートだと思っていたのだが、よくみてみたら怪しげな通販業者だったよ(--;;;;;;)
花鈴「もう……。何やってるんですかぁ(xx)」
冷静に考えてみりゃ『ベイアグラMK-4』という名前で察するべきだったな。どーいう薬か(--;;;;)
きわめてアホである。元々ご主人様のパワーが高いのに、あまりのパワー増強によりある種バーサク化……欲情を抑えきれず花鈴に襲いかかってしまったのだった。
花鈴「もうやめてくださいよぉ。こういうこと……(xx)」
うむ。気をつける。にしても沙羅公(--;;;;)
沙羅「は(--)」
おめー、随分とノリのいいチョップするんだな(--;;;;)
クールなキャラクターの沙羅が『なんでやねん』チョップをするとは意外だったが。それには理由があって……。
沙羅「マスターから教わったのですが?(--)」
そだっけ?(--;;;;)
沙羅「はい(--)」
数ヶ月前のこと。
フフフ。沙羅公。貴様に奥義を伝授してやろう( ̄ー ̄)
沙羅「は(--)」
よぉぉぉく見てろよ。……はあああっ! って、なんでやねんッ!!( ̄□ ̄#)
びしィっ!
ちょっと写りの悪くなった古いテレビめがけて空手チョップを食らわせるご主人。
沙羅「……(--)」
今のが超奥義。『なんでやねんチョップ』だ( ̄ー ̄)
沙羅「はい(--)」
斜め四十五度の角度から思いっきりどつきまわす最強の奥義なのだ!( ̄ー ̄)
沙羅「マスター(--)」
あんだよ? すごすぎて感激したんか?( ̄ー ̄)
沙羅「……。『てれびじょん』から、煙が出ておりますが(--)」
……え?( ̄▽ ̄;;;;)
ぼっ!
ぼひょぼひょと煙が出ていたかと思ったら、いきなり発火……そして爆発!
ぎょわーーーーーーーーーーーっ!!!!! Σ( ̄□ ̄;;;;;)
沙羅「ということが(--)」
あったなぁ。うむ。あの後俺の身体に火が燃え移って慌てて風呂に飛び込んだら熱湯だったんだよな(--;;;;)
沙羅「はい(--)」
花鈴「……。ご主人様。沙羅さんに何を教えてるんですかぁ。……それに、テレビ本当に壊しちゃったんですかぁ?(xx)」
沙羅「その『なんでやねんチョップ』は、家電製品にも有効ということでしたが……(--)」
た、たまたまよたまたま! 今度はきっと上手くリカバリーさせてみせるさ!( ̄ー ̄;;;;)
花鈴「お願いだからやめてくださいよぉ……(xx)」
おーし沙羅公! 練習だ練習! なんでやねんチョップレベル2!( ̄□ ̄#)
沙羅「はい(--)」
花鈴「もう。知らないですよぅ……(xx)」
花鈴の悩みは尽きないのだったとさ。
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