目次
次の話
前の話



【ご主人様・絵描き歌♪】





それは、相変わらずの思いつきからはじまった。





突然であるが。ご主人様・絵描き歌。というものを考えてだな。まあ、よくありがちな絵描き歌だ。……っていうか『うただ』って変換してなんで『歌だ』じゃなくて『宇多田』ってでんのやATOK!(--;;;;)
花鈴「はあ……。そうなんですか(^^;;)」
まあいい。一丁歌ってやるからよぉ聞け。……ちなみに、絵描き歌には珍しいラップ調だ。N○Kのみん○の歌に出てきそうな、ほのぼのしてとってもハートウォーニングな曲だぞ。子供に寝る前聞かせてやるもよし、家族みんなで楽しく歌うもよしの大ヒット間違い無しだ!( ̄ー ̄)
花鈴「そうなんだ。……って、ハートウォーミングじゃないんですかぁ?(^^;;;;)」
んではいくぞぉー。ご主人様・絵描き歌〜♪ わんつーわんつー……( ̄ー ̄#)
花鈴「……(^^;;;)」
いいか貴様ら耳の穴かっぽじってよぉきけボケ共! 高貴な俺を描くからには貴様ら全員命をかける覚悟でいきやがれ! まずは剣より攻撃力の高いペンをとっととさっさと可及的速やかに出しやがれ! デパートで売ってるよーな高級な万年筆とか高価なボールペン以外は不許可だ不許可! 百円のボールペンなんか使いやがるようないい度胸したやつがいやがったらてめぇの机ン中に牛乳拭いた雑巾いれてやっからな! そしたらとっととフリーハンドで丸を描け! 円を描け! 分度器を使ったようになめらかかつ正確に描けなかった奴には死だ! 極めて3Dライクに奥行きを表しリアルにだ! わかったか! わかったら『サー! イエス・サー!』とでかい声張り上げて返事をしろやコラ!( ̄□ ̄#)
花鈴「ひぅっ!(;;;;;;)」
そして次に☆だ! ☆を描け! 巨人の星なんぞより遙かにでかくて輝いててきらびやかな一等星のお星様を華麗にかつ芸術的に描くのだ! ただ一つちゃうのは上の部分だけはけしやがれコラ! つまりはボディだボディ! チタン合金セラミック複合材の輝きを入念に再現せぃボケ! 上手く描けなかった野郎は俺がこの手で穴掘って直に埋めてやる!( ̄□ ̄#)
花鈴「もう……(xx)」
次いくぞ次ィ! ぼさぼさしてっやろうは蹴ったおすぞアホ! 俺の森林浴な目に優しい緑色でつるつるしていてコラーゲンとかビタミンとかが隅々まで行き渡っていて健康的でふぁんでーしょんなんぞ絶対不要なぴかぴかまんまるお顔に▽を描くのだ! 俺の愛嬌のある可憐な口を描くのだ! 一筆で一気に描けコラ! 描けなかった野郎は俺がこの手で水攻めに合わせてくれる! 超高出力水鉄砲でてめぇら全員ぶらうすだろーがYシャツだろーがぶらじゃーだろがすけすけにしてくれる!( ̄□ ̄#)
花鈴「メチャクチャですよぅ(xx)」
そいでもって次じゃあああああああっ! 俺の眉間に『#』のような血管ひくひくマークを描け! 熱き血潮がほとばしり吹き出るような漢を肖像画のように表現しゃがれコラ! 上手くできなかった野郎は俺がこの手で全員びしばしびしばし修正してくれる!( ̄□ ̄#)
花鈴「どうしてこんな……(xx)」
仕上げだ仕上げ! 『改』の字を俺のボディ右側に達筆に描けやコラ! 描道を究めた野郎じゃなきゃかけねぇくらい究極にかつ可憐にかつ力強くかつ繊細に、わんぱくでもいいたくましく育てというような感じにだッ! わかったな! わかったら『サー! イエス・サー!』とでかい声張り上げて返事をしろやコラ!( ̄□ ̄#)
花鈴「うぅ……(xx)」
んでだ! あっちゅーまに花鈴小屋マスターみなるでぃ改ことご主人様〜♪( ̄ー ̄#)
花鈴「何があっという間に、ですかぁ〜(xx)」
るせぇ! 上手く描けなかった野郎は全員しばき倒したるわあああああああっ!!!!( ̄□ ̄#)





というわけで。





みんなもご主人様を描いてみよう!





前の話
次の話
目次