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【Red Spirit(四)】





火星の上空。……衛生軌道上。





ご立腹な華恋小屋マスター・あろうず改。彼らはみなるでぃ改の艦に同乗することになったのであった。
まったく。どうして貴様らは俺らと同じこと考えんじゃい(--#)
やっぱりご立腹な花鈴小屋マスター・みなるでぃ改。
知るかボケ! 火星は俺のもんじゃ! 邪魔すんじゃねぇ!(--#)
外見以外にも、思考回路が似ているらしい。
華恋「まぁまぁ、いいじゃねーの。済んだことだし( ̄ー ̄)」
玲美「そうですわそうですわ。おかげで花鈴様のおいしいご飯にありつけるのですから( ̄ー ̄)」
毬奈「お水に流すわふよ〜( ̄ω ̄)」
鈴那「おねえちゃんのご飯、おいしいの♪(^^)」
鞠音「んみゃんみゃ( ̄ω ̄)」
花鈴「あは(^^;;;;)」
ふん! ……てめぇらのんきに飯なんぞ食ってねぇでとっとと降下すっぞコラ! 高度計から目ェ離すなよ!(--#)
沙羅「マスター。大気圏内に突入を開始いたします(--)」
おう! 全員シートベルトを着用しろ!(--#)





そして、火星の地表に落ちていくのだったが……。





沙羅「高度50、40、30……。まもなく地表です(--)」
おおし! 速度ゼロ合わせ! 降下地点確認! ランディングギアー・オープン!( ̄□ ̄#)
そして着陸するのだったが。

ぐしゃっ!

あれ? 何か踏んだぞ?(--;;;;)
もしかして、前に米国が飛ばしてた探査機じゃねーの?(--;;;;;)
沙羅「……は。でーたべーすで調べたところ、火星探査車『すぴりっと』かと思われます(--)」
あちゃ……。壊しちゃったみてーだけど。……いくらくらいするものなんだろ?(--;;;;)
そりゃお前。すんごい額すんだろ?(--;;;;)
沙羅「少なくとも、数億から数十億ドルという単位かと思われますが(--)」
……。俺しーらね(--;;;;)
……。俺もしーらね(--;;;;)
無責任な面々だった。





それはさておき。





ふぅっ! やっと着いたぜ。 コレが火星か! ひたすら赤いぜ! 深紅だぜ!( ̄ー ̄)
記念撮影を兼ねて、一丁火星の空気を吸ってくるかなっ!( ̄ー ̄)
俺はコンビニに行きたいぞっ!( ̄ー ̄)
うむ。俺もだ。喉が渇いたから何か飲みたいなっ!( ̄ー ̄)

ばたん!

そして、至極ふつーにエアロックの外に出ていく二人。
花鈴「ひぅぅぅっ! ご、ご、ご主人様ぁっ!(;;;;;;;;)」
この面々の中で、その行為の危険性を認識している数少ない人物が悲鳴を上げる。

ばたん!

すぐにドアが開く。
ぬぐおおおおおおおおっ!!!! ししし、死ぬかと思ったぞ!!!!( ̄□ ̄;;;;;)
げほげほげほげほ! くくく、苦しいぞおおおおおっ!!!! 空気薄すぎっ!!!!( ̄□ ̄;;;;;)
花鈴「当たり前ですっ!(xx)」
どこにコンビニがあんだよ!(--;;;;;)
花鈴「ありませんよぉ!(xx)」
なにぃっ!? じゃ、これからどーやって生活していくんだよっ!(--;;;;)
花鈴「もう……。知りません……(xx)」





前途多難な面々ではあったが





数日の時を経て、ついに火星へとたどり着いたのだった!





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